2006年1月1日(日)【謹んで新春のお慶びを申し上げます】
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謹んで新春のお慶びを申し上げます。
なにか良いことがありそうなここ何年来の素晴らしい初春らしい快晴の朝となりました。
岡山県政のさらなる発展のために全力を尽くして参ります。どうか本年も御指導・御鞭撻賜りますよう心よりお願い申し上げます。
平成18年元旦
岡山県議会議員 佐藤 真治
=共生の時代へ=
昨夜の紅白歌合戦等々を観ていると一部ですが、なにかバブル前夜のような不誠実で軽佻浮薄な世相も反映しているようでもありました。ただ、あの頃と違うのは、周囲の環境が24時間戦える状況にもなければ、100年後には日本の人口が半分になる人口減少社会に突入していること、そして何よりも、急速な改革、競争原理の中で、勝ち組負け組の二分化が進み、社会に大きなひずみができていることです。一方で、地球レベルでは、環境は破壊を伴いながら人口大爆発が進む飽和状態の中で、様々な意味で限界が近づいているように思います。
今必要なのは、限られた地上の資源や食料を分かち合い、相和して共生を図る姿勢です。自由と民主を高らかに掲げながらも、愛と夢を公正に分かち合う、そんな政治の役割が益々重要になっています。
政治の世界も、断固たる改革を推し進めながらも、少し修正を図る、そんな一年になりそうです。
ありふれた言葉ですが、最も大切な思いやりや優しさを社会に取り戻す助け合い共に生きていくことの大切さを改めて確認したい、そんな一年にしたいものです。
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2006年1月2日(月)【いつか来た道】
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正月の呑気ネタのようで恐縮ですが、最近昭和30年代がマイブームで、家族で、福山の「三世代テーマパークみろくの里」の「いつか来た道」を訪ねました。遊具にも乗らんと近場で間に合わせました。
ttp://www.mirokunosato.com/ituka/ituka2.html
フィルムコミッションというよりセットで、この地では、多くの日本映画(時代劇)が撮影されていますが、いわば昭和30年代の有楽町や横丁の街並みをそのまま再現した映画セットのようなつくりで、昭和39年生まれの私には、懐かしいというよりも、あぁそうだったんだろうなぁ、というのが分かります。特に駄菓子屋では、富田町のやまやの婆さんの顔が、ついでに風車や、わらび餅や、竹笛のおっさんの顔も浮かんで来ました。
しかし、平成12年生まれの子どもには、ダイヤル式の電話からして、ぴんと来ないようです。思い出の駄菓子屋が、コンビニではなぁ・・・・。
昭和には、大正ロマンに憧れたでしょうし、その時代にバイタリティーがあり、しかも余裕や寛容さがあるように思えるのは、今だからかもしれませんが、こうも羨ましく思えるのはなぜなのでしょうか。
一方で、コペンハーゲンのチボリ公園で感じたのは、むしろそれが、彼の地の「いつか来た道」で、三世代全てに思い出になる懐かしい場所なんだろうなということを妙に思い出しました。
今が、「いつか来た道」と懐かしんで貰える時代なのか、あるいは、「いつか行く道」になっているのか、分かりませんが、連綿と繋がるのは、結局は、人間の繋がりしかないような気がします。あぁ、あの頃、あの人がいたよなぁ、という。
それが、たとえありふれた何げないものでも、意味がないものはない、それはいつか分かる時が来るのでしょう。
切ないことですが、目を閉じる現世の最期は、思い出しかないし、逆に、誰かの思い出にしか残りません。
だから、「いつか来た道」こそ大切にすべきではないかしら。
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2005年1月3日(火)【敢えて石井十次】
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多くの年賀状を頂戴致しまして誠にありがとうございます。公職選挙法で、議員の書状による時候の挨拶が禁止されている関係で、たいへんな失礼がありますことを心からお詫び申し上げます。
お屠蘇気分もないままに、今日からほぼ通常営業。年末年始と昨年に比して幾分個人消費が悪くないようです。
役所も明日から事務始めですが、さっそく段取りが必要なのが、『石井のおとうさんありがとう 岡山孤児院ー石井十次の生涯』の上映会の支援。
山田火砂子監督をお招きしたトークと映画上映が、2月12日(日)午後1時30分から岡山市民会館で、26日(日)同に、津山文化センターで予定されています。
昨秋、委員長である私の意向(わがまま?)で、次世代育成・男女共同参画特別委員会の県外調査で、丸一日かけて、高鍋町の静養館、石井十次資料館、茶臼原茶畑、石井十次墓地、石井記念ひかり保育園、石井十次生家、高鍋町歴史資料館等を訪ねたこともあり、私も、県サイドからの支援の要請に動いています。
岡山県で、宮崎県並みに、岡山県の偉人・石井十次の確かな顕彰をするというのが、この委員会に所属した目的の一つでもあり、大人も子供も、「精神の孤児」になりそうな時代への警鐘を鳴らしたいものです。
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2005年1月4日(水)【事務始め】
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まだ正月休みの会社も、チラホラありますが、県庁用語的には本日は事務始め。挨拶まわりをしているうちに、どんどん厳しい冬のどんよりとした寒空に変わっていきました。
途中、年末に風邪で寝込んで、毎年行く消防夜警にお邪魔できなかったため、一部に重病説があるのを知り、驚きました。まだ全開バリバリではありませんが、私は、いたって元気です。おちおち休めんなぁ・・。
今日は、故門木県議の一回忌で、足守の道すがら、人伝に聞いた「佐藤君は、少し時間はかかるかもしれないが、前には進んでいる」という先生の評を思い出しておりました。思いの他に時代の移ろいは激しく、期待から実現への時間はそう残っていません。
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2006年1月5日(木)【初せり】
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今朝は、毎年恒例ですが、朝4時前から中央卸売市場の「初せり」にお邪魔しました。新年最初に多くの市議の先生方とご挨拶ができる場でもあります。最後の花きの初せりが午前7時30分で、その後、協議会の新年互礼会。
私も、20才代後半の1年8ヶ月ですが、朝3時40分起きの新聞配達をしていましたが、市民の台所を守るために、普通に朝2時起きをされる市場の方々の仕事には、本当に頭が下がる思いです。様々な夜勤の仕事を思うにつけ、日中選挙カーで走り回っているのは、安眠妨害じゃないかしら、と申し訳なく思います。
特に、夜明け前が一番寒いと言うように、昨年の初せりほどではないにせよ、今日も冷え込みました。これが毎日・・・・本当に感謝です。
さきほどまで逢沢自民党幹事長代理の年始会。日本を動かす重要ポストに益々期待が高まり、本当に圧倒されるほどの熱気のたいへんな数のご参加でした。私への地域のご要望も多くあり、なにかもう、もの凄い会でした。
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2006年1月6日(金)【選挙区・定数問題について】
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今日から子どもは幼稚園。でも明日からいきなり三連休です。本日も挨拶回りやパンフの打ち合わせ等々。来年のこの時期は、臨戦態勢に入り、選挙事務所開きの段取りをしていることでしょう。
が、問題は、この時期にいまだ選挙区の範囲が定まらないこと。5年後には、岡山市が政令市になっているはずなので、区制が敷かれることになり、選挙区も区単位になり、いわば最初で最後の選挙区になります。ただ、政令市静岡市は、葵、駿河、清水の3区ですから、岡山市が、以前大もめにもめた6分割案のように細分化するのかは、分かりません。
少なくとも、旧御津町である岡山市は、間違いなく選挙区になりますが、建部町や吉備中央町には不確定要素があります。
来週から本格的な議論に入りますが、どうあれ、岡山市第2選挙区や他の選挙区が呼応するかどうか分かりませんが、岡山市第1選挙区については、現在11の定数を増やさず、実質定数減を図ることを主張します。
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2006年1月7日(土)【衆議院解散から5ヶ月】
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記録的な寒さもあってか、私の周辺にも、インフルエンザではないんだけれども体調を崩されている方が多く、皆様くれぐれもご自愛下さいませ。
本日は、お見舞いや夜には地域の新年会。日中は、自民党第三選挙区支部長あべ俊子代議士の新年会出席のため津山へ。83人の新人議員の中でも、ひときわ元気があり、看護の現場に精通され、社会保障制度のプロであられます。特に、子育て支援がらみでも、連携を強く取らせて頂きたいものです。
それにしても、雪花が舞い散る津山市は、少し混乱しています。JR津山駅前からアルネにかけて、描きたい繁華街のイメージは非常に分かるのですが、やや距離が長過ぎるのかなぁ・・・。
明日で、先の衆議院解散から5ヶ月です。例えば、今年の梅雨までにここまで事態が激変するとは思えず、歴史的な激動でした。
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2005年1月8日(日)【国体後】
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数えでの成人式の日は、雪が舞い落ちる中、共通一次試験を受けており、なんの良い思い出もありません。あぁ楽しそう・・・・。
本日は今年最初の京橋朝市から、岡山ドームでの消防出初め式、夕刻までの間に、友人の結婚披露宴に、石井知事の新年会、その前後に新年会と、基本的に無理がある日程で、結果的に多方面に失礼になってしまったような気がしております。誠に申し訳ありません。
ある新年会での話題は、国体後の競技団体の目標について。もちろん、今年の兵庫国体もありますが、天皇杯・皇后杯という最高を極めて、ある種の燃え尽き症候群に陥りそうだという話。
せっかくスポーツの裾野が広がり、気運が高まっている中、良い思い出になりました、はい次は、国民文化祭ですよ、とはなかなかなり難いものもありますし、少なくとも現状維持は図らなくてはいけません。かといって無理も言えず・・・。
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2005年1月9日(月・祝・成人の日)
【大衆郷土芸能としての備中神楽】
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本日は町内会の新年会から三丁目劇場で備中神楽鑑賞会。備中神楽は、国指定重要無形民俗文化財ですが、三丁目劇場では定期公演もなされていて、いわば大衆郷土芸能として定着しつつあります。かなり笑いの要素もあります。
特に、備中神楽を生涯学習の一環として習われる方も多く、加えて神楽面彫刻を趣味として、公民館で受講されている方も、意外に多くおられたりで、実はかなり裾野が広いのです。
ちくわ笛の住宅さんも、熱い思いを持っておられますが、徳島市の「阿波おどり会館」のように、せっかく岡山に来たんだからと、観光客が、備中神楽を観て体験できるような場に、三丁目劇場がなることは、あながち無茶な話ではありません。
少なくとも、19年の生涯学習フェスティバル、22年の国民文化祭では、岡山の郷土芸術文化の華の一つに間違いありません。
その後、自由民主党岡山市第二選挙区支部長萩原代議士の新年互例会に。次回は選挙区で勝ち上がるということが、自民党としては至上命題になります。
この後、「わたしたちの街からJリーグを!」という夢をもってフットボール・フォーラムへ。
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2006年1月10日(火)【日の本は・・】
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新年会は続きますが、さすがに、お屠蘇気分はなくなり、週末の第一次予算発表の方が気になり始めました。懸案の乳幼児医療費については動きがありそうですが、ちょっとややこしく後日。
本日昼には岡山市連合婦人会新年互礼会。岡山市選出県議は、来賓としてご案内が頂けるのは、本当にありがたいことです。地域のみならず、市全般の行事についても、婦人会の存在なくしては実施不可能なものが多く、成人式や敬老会への全面協力はもちろん、なんといっても、昨年の国体や障スポの大成功の影には、花いっぱい運動や民泊のお世話をはじめ、優しさや思いやりに溢れた「岡山のお母さん」の素晴らしい働きがありました。
原始女性は太陽だったと言いますが、婦人会の存在は、まさに地域の太陽のように、ぽかぽかと暖かいものがあります。男女共同参画以前に、天照大神も女性、元来、「日の本は、女ならでは夜の明けぬ国」なのであります。
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2006年1月11日(水)【昨日の記述について】
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昨日の志ん生あたりが使う落語の枕の常套句を引用した「日の本は、女ならでは夜の明けぬ国」という記述と、天照大神について、たいへんに貴重なご指摘を頂きました。
この記述は、婦人会の活動が素晴らしいということが申し上げたかったのであり、昨今の女系天皇議論を全く意識したものでありませんでした。なるほどそういう見方があるのか、と思いました。
私は、女系天皇、女性天皇を今日の男女共同参画社会の推進ということをもって、「積極」的に容認して行こうという立場にありません。現実的対応が必要ですが、次元が違う話と思っています。
加えて、天照大神については、男神説が有力説としてあり、さらに、男神(ヒルゴ)と女神(ヒルメ)を合わせた太陽、生命の根源の神であるのが本当だとも言われ、非常に安易に、女性と書いたことをお詫び申し上げます。昨年伊勢神宮で、赤福を食べた時、もう少し考えていればと、己の不勉強を心から恥じています。
このあたり、逃げを打つようですが、桂文楽ではありませんが、「申し訳ありません。勉強し直してまいります。」
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2005年1月12日(木)【議員定数・選挙区議論始まる】
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今朝の新聞に大きく出ているように、市町村合併に伴う県議会の定数・選挙区に関する議論が始まりました。今日から議論を開始するという、その当日に、記者の主観を入れたミスリードの内容であり、非常に時機を逸した記事で、議員も皆怒り、私も誠に遺憾です。
自民党性悪説に立つ割には、旧御津町を加えた岡山市第1選挙区に基数を当てはめて、定数12と公表されては、現状の11で実質上の定数減を図ろうという出鼻をくじかれた感も否めません。
あくまで地域住民から選挙で選ばれている議員が、自己保身のためだけに動くという前提に立つとするならば、そういう議員を選んだ地域への冒涜でもあります。そういうレベルで、選挙という人生の博打を打つような、せこい議員はいません。
なによりも、人間関係や地域への愛情は、基数で割り切れるものではありません。
また、少なくとも、政令市になる岡山市選出の県議会議員の役割は、郡部とは違い、何の役にたつんなら?という、せつなさもありますが、同時に、世論を受けて流れを作って行く責務もあり、ここがまず定数減しないと議会改革ができません。
そういう意味では、岡山市第1選挙区が前回のような30%台の投票率では、本当に信託されたとは言えなくなります。
それにしても、明日公表の「単県医療費公費負担制度の見直し」ですが、早くも市長会から疑問の声が強く上がっています。
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2006年1月13日(金)【当初予算発表=攻防開始!】
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先ほどまで新年会のはしご。岡山青年会議所の新年合同懇親会で、知事は、おりしも今年は、ASPAC高松大会(アジア大会)の年でもあり、中四国州の夢を熱く語られました。2月には、道州制に関する国の方向が示されます。
一方、本日は、生活環境保健福祉委員会。各常任委員会で、当初予算要求内容の説明がありました。一般会計では、昨年比で、6.4%ダウンの6945億4200万円。税収入が好調に推移しているものの、これが再来年の交付税措置の基準になる(増収分下げられる)ため、再来年度予算は早くも厳しいという声があります。
まずは、執行部からのサーブで、全国的にも珍しい事前審査制というスタイルでの予算審議の攻防が始まりました。
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2005年1月14日(土)【連立与党】
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久方ぶりの暖かい雨も県北の雪に与える影響が心配です。本日は、この4月に行われる新生・浅口市の市長選挙候補予定者の事務所開き。文字通り振り込みの雨となることを祈ります。
午後からは、連立政権を組んで早7年になる友党である公明党の新春のつどい。昨年の市長選挙の絡みもあって、今回初めて出席させて頂きました。神崎代表の来岡もあり、大盛会。各種団体の長も勢揃いで、正直なところ、かなり驚きました。
わが党は、国民政党という表現ですが、「大衆とともに」という立党精神の公明党との連立の中から、例えば、児童手当の拡充などの施策も生まれており、政党として切磋琢磨しながら、国民に資する日本国の政治の安定のために良い関係が続けばと祈ります。
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2006年1月15日(日)【県の品格】
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今日もそうですが、このところ、様々な勉強会で、父の世代以上の方々から、御指導を頂くことが多く、なにか、TV文化、マークシート、マニュアル世代で、「新人類」と言われた者として、己に欠けるものがある気がして仕方ありません。
仕事柄、幼少時代、青春時代に戦争を体験され、今も社会の第一線で活躍される先輩方にお会いすることが多いのですが、そういった先輩方に対して、私は、違法建築のように、何本も鉄筋が入っていないような気もします。
同時に、先輩方の話が、三十代よりも、なるほどなぁと、さらに分かるような気もしてきます。同世代との会話より刺激的な部分も、かなりあります。でも、やはり、なにか感心してるだけでもつまらないです。
それにしても、先輩方のスケールや人品といったものは、何から生まれてくるものなのでしょう???
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人口減少突入元年の今年、ここから体感できる30年をかけて、我々は、日本において、数千万人の人間が減る未知の経験をすることになります。
中国バブルの崩壊説もありますが、少なくとも、インドは台頭し、日本が30年後、世界第2位の経済大国であり続ける可能性がいかほどにあるのか分かりません。
県でいえば、1兆2000億円の借金を抱えたまま、岡山県の財政規模は、バブル崩壊時の15年前の規模に戻りました。
借金(多重債務者のように利息のみで元本が減らない)を払いながら行革を進め、道州制に向かうにつけ、職員・議員の大量解雇、戦争や、徳政令や、革命や、一揆が起きるほどの大増税等々がない限り、財政問題は解決しないのではないかと誰もが実は気がついています。その中で、経済縮小に入ります。
マネーゲームが続いたとしても、人口減は、落語的に言えば、「立って半畳、寝て一畳、天下とっても2合半」の人間が確実に減るという、経済活動縮小の如何ともし難い決定打です。
少子高齢化の波は、拡大したインフラの維持についても、いかに持続するかという命題を生み出します。
長期的には、農村を再生し、食料自給率を再び上げていくことも当然考えていかなくてはいけません。下手をすれば、栄えているのは、東京と大都市圏だけで、地方は、ガタガタになっている可能性すらあります。特に、地方の地方は、どうなっていくか。
一度縮小した経済の再拡大は、これからの子育て支援策が奏効し、出生率が上がり、あるいはむしろ、少子高齢化に一段落ついて国が若返った孫の世代からで、ここから2〜30年の話ではないかもしれません。
どうあれ、この時代を生き抜いていかないといけません。
ある意味、2007年問題は、団塊の世代の方々の第二の人生のスタートかもしれませんが、41歳で、ここから20年、最も責任を負うべき世代である私にとっては、幼少時に高度成長期の恩恵を受けた反動として、あるいは、その恩返しとして、苦しい時代になっていくのだろうと覚悟はしています。頑張ろうじゃないですか。
(レジスターでチーンとなったら、トータルは、皆、ゼロかしら。)
が、しかし、その中でも、進んでいくべき一点の光明は見出したいものです。明らかなのは、資源のない我が国において、最後は、「人」に尽きるということです。我々一人一人の市民、県民、国民が最高の資源なのです。
ここからの2〜30年は、日本再起のために、「人」の力を高めていく、跳躍前に一度しゃがむような覚悟もいるのだと思います。人口が減るというのは、そういうことです。ただしかし、いろんなことに気がつくために、悪いことばかりでもないかもしれません。
50年後の日本人が、きっと我々を称えることがあるでしょう。戦争ではないですが、我々も後生のために、我々の戦いをするのですから。
失われた10年の間に、我々が本当に失ったものはなんだったのか。着飾ることも覚え、金さえ出せば、欲しいものには、なんでも手が届きそうですが、いつのまにやら、お金があっても尊敬もされない国になりました。
少なくとも、我々が取り戻すべきものは、「品格」と言ったものではないかと思います。それが、武士道精神であるか、自然と共生する日本人独特の死生観であるか、道徳・倫理であるか、時には、「粗にして野だが卑ではない」と言うか、言葉は様々でしょうが、少なくとも金銭至上主義ではない、どういう事態になろうとも、絶対に揺らがない、「品格」というものはあるのではないか。
日本が美しいのは、自然と人間が美しいから、岡山県もしかり。
たとえいつか、愛する日本が、世界第2位の経済大国でなくなる時代が来たとしても、それはそれ、世界に貢献する多くの人材を排出し、アジアの良識として世界の平和と安定を守り、国際社会で真に名誉ある、威厳ある国であり続けることはできるはずです。
日本における岡山県もそうです。
抽象的な表現ですが、かくしゃくとされた人生の大先輩達と弾けるような笑顔の子供達の真ん中で、私心や野心を排し、「期待から実現へ」、「品格」のある県政を推し進めます。
そのためにも、今伺わなくてはいけないのは、むしろ、高齢者と言われる方々のお話であったり、頼るべきは、古典とも言うべき書籍なのかもしれません。未知の未来のヒントは、本来は既知であるべきはずの過去にあるように思います。
知識があっても智慧がなければ、未来は拓けないのですから。
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2006年1月16日(月)【春めいて】
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少し春めいたような陽気に、本日は、来年の今頃を思いつつ、少しじっくりと話をさせて頂きながら、あちこちと。明日から1週間インドへ行かない分、できるだけ地域や業界の話を伺って回ります。それにしても、己の足らずが実によく分かります。
よく分からないといえば日本酒。かねてから、四十路になり、質より量のドカ食いをやめ、良い物を少しずつ頂く方が、大人じゃないのかと考えていましたが、まさに日本酒というのは、そういうものではないか。お猪口って格好良いな。
少なからず、良い日本酒に出会っているのですが、コーラに走っていた思えば幼い日々よ。あれこれ蘊蓄をたれながら、「俺って、本当に良い日本酒しか飲めないんだよねぇ・・・」とか言ってみたいのです。新しい研究会発足にあたり、今日からちびっと日本酒を飲むことにします。大人になろう。
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2005年1月17日(火)【あれから11年 『時代』】
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阪神淡路大震災から11年。午前中は県庁で、自民党控え室から見る旭川は、なぜか穏かな春の風情。こんな日には、ホリエモンも、ヒューザーも、興醒めです。おめーら、なにやっとんなら?と。
保護司会の研修会や新年会の途中に、司法試験をおそらく受け続けている神戸の友人を思いました。大隈奨学金を貰うほど極めて優秀な男が、東京から心機一転で故郷に帰ったその翌年、あの地震が家族や全ての書物類を奪いました。月日が経つのは早いな、と書く彼の年賀状に、彼の時代が動いているのか気になります。とっくの昔に、分厚い基本書から逃げた自分を申し訳なく思いながらも、きっと彼なら大丈夫と信じつつ。
「今日は倒れた旅人達も 生まれ変わって歩き出すよ・・・。」と、中島みゆきは歌います。
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2006年1月18日(水)【まぜまぜ???】
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今年は自民党大会に参加することなく、御依頼事への対応などに追われた一日でした。なにかすっきりしない話も多かったのですが、単県医療費公費負担制度については、予想通り、市議会からも意見書が県に出されるようです。かなりもめると思われます。
町内の郵便局から出てきたところで、若い女性が、「今度そこに店出すんです〜。」と、ビラをくれたので、「あ、町内会長にきちんと挨拶して、町内会費も払ってね。特に、ゴミ出しは注意してね。」と言うと、非常に感じ良く、「はい、店長に言っときます〜」。
ビラを見たら、・・・メイドカフェ・・・。オーマイ、仏陀!!アキバ?『電車男』?メイドカフェは、既に商店街にあると聞きましたが、普通の喫茶店と値段もそう変わらず、『ご主人様のお食事をメイドがワゴンでお運び致します。』とのこと。ところで、無料の「メイドまぜまぜ」って、なんじゃ?????
男女共同参画社会を推進する立場としては、調査に行かなくてはいけません!・・みんな疲れてるのかも?ピーナッツバターなら、スヌーピーが、ウッドストックと、「・・・・・・sigh(タメイキ)」。
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2006年1月19日(木)【国道180号について】
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最近、また俄かに落書きが増えてきました。最高裁で、落書きは、5年以下の懲役の「建造物損壊罪」が成立するという初の判断が出ました。これは、じわじわ効いてきそうです。
今日は故あって、国道180号、とりわけ、矢坂大橋付近について、国道工事事務所や岡山市を訪ねてお話を伺いました。国道180号に関しては、かなり総合的な交通体系のシュミレーションが必要で、しかも、現在は、国、県、市が同時並行で動いているので、これらをかなりうまく連携させて議論を進める必要があると思います。
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2006年1月20日(金)【金なら、ない、が】
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本日も幾つかの業界団体や地域の新年会。どの業界も景気回復には遠く、おまけに再来年度からの改訂第三次行財政改革大綱を踏まえると景気の良い挨拶は、まずできません。
昨年の国体・障スポは良かったですね、平成22年の国民文化祭も頑張りましょうと言っても、正直なところ迫力は、まだまだ。ともあれ、お金が動くようなビジョンが必要です。あるいは、それは、州都という夢かもしれませんが。
一方、県立美術館に絡んで、バブル時から取得した美術品購入のための基金をここで会計的に整理します(苦肉の策で、一部を国民文化祭開催の費用に当てます。)が、基金で金利が金利を生んだ時代は、さぞかし美術品購入も楽しかったことだと推察します。ちなみに、平成9年以降、県立美術館は、絵画の購入ができていません。もちろん、地元作家の養成に、シフトすべきですが、それでも錬金術が欲しいところです。
先ほどまで、今日発足した「出石あんぜんパトロール隊」と地域のパトロール。毎月第3金曜日とのこと。出石小学校の取り壊しが進み、山陽新聞の本社ビルが雄々しく建っていきますが、地域のコミュニティは、しっかりと生きています。
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2006年1月21日(土)【構造化という名の優しさ】
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本日は、昼前後にも新年会が多く、今年初めて『あの鐘を鳴らすのはあなた』を絶唱したりして、はしごをし、これから地元の新年会にお邪魔して、来週末まで、新年会は、とりあえず一段落します。課題を頂戴する事も多く、新年会は、ハードです。
今朝は、幼稚園に凧づくりが始まる前にお邪魔して、子供達が駆け回る姿を見たのですが、就学前の児童が3分の1を占める育成園の理事会では、「親がいながら子供を預る」状況について、そういう親を生んだのは誰なのか?という話も。この連鎖をどこかで断ちきらないといけません。
先ほどまで、川崎医療福祉大学の特別公開講座で、自閉症に関する講演を拝聴しました。理念法である発達障害者自立支援法を具体化する一つの方策として、視覚的構造化をキーワードとする「TEACCH」というプログラムが有効であるということです。
『障害とは障害者と非障害者の「間」にある障害であり、努力して取り除くのがバリアフリーである』という前提に立つ時、自閉症に関しては、治療ではなく、優れた機能を引き出すことが支援であり、我々が、自閉症の世界に入らないといけない、とのことです。一歩踏み込めるかどうか。
高齢者に対して、物理的、聴覚的構造化で支援するように、自閉症に対する正しい理解に正しい対応が、求められるということですが、「間」の障害は、日常生活でも多々あり、そのために、構造化するというのは、突き詰めれば、互いの違いを認めた上で、思いやりや優しさを持つということのなのでしょう。
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2006年1月22日(日)【備中神楽振興について】
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先ほどまで、備中神楽保存振興会総会とその後のシアター。備中神楽は、昭和54年に重要無形民族文化財に指定されていますが、奉納の神楽もありますが、なにか、構えて鑑賞するような仰々しい物ではなく、要は、大衆郷土芸能です。しかし、その様式美は、芸術です。
まさに、国民文化祭では、岡山のエースです。
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2006年1月23日(月)【カキオコの季節】
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この頃、今年はもう、昨年に大きく振れた物は、やはり大きく揺り返すこともあるぞという、実に覚悟のいる年だなぁ、と思います。たとえ勢いでしたことにも、様々な反動があり、それに乗じた責任が強く問われます。ちょっと頭が痛いです。
ホリエモン逮捕・・・。それにしても、考えようによれば、30歳代前半の若者に、ひっかきまわされる日本経済も政治も、意外に脆弱なようにも思えますし、同時に、考え様によれば、混迷期におけるひとつの可能性も示したかもしれません。
それでも、最後の最後に、寄って立つべきは、道義です。天は見ています。
話がらり変わり、日生のカキオコ(牡蠣入りお好み焼き)の季節です。昨日、今シーズン初、家族で行きましたが、今年は牡蠣も大ぶりで、プリプリで、例年以上に「まいう〜」。
お馴染みA店では、お客が県外からも多く来るので、昨日は、やむなく朝8時から開店、午後3時過ぎ現在までに、なんと200人前以上!!ひたすら焼き続ける「おねえさん」も、汗だくでした。あれがさらに夜まで、は〜凄いなぁ。土・日も、午後3時過ぎなら、「おまけして!」に応える余裕あり?
無料化した県道ブルーラインを通り、日生でカキオコ、備前経由で、和気の日帰り温泉(最近、龍徳温泉という凄いのができました)のお手軽半日コースは、東備振興のためにも、お勧めです。
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2006年1月24日(火)【覇道は覇道】
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今日は、道路も、制度も、地域も、あちこちでなにか難しい話が多い日で、おまけに、ライブドアショックで、国会の論争もややこしく、なにかもうがっくりもし、昨年の春頃の「こころ」の再掲で、しのがさせて頂きます。
読み返すと、1年で、事態はあれからさらに悪化したのだなぁ、やはり政治が、大いに反省すべきであると思います。本当に申し訳ありません。
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2006年1月25日(水)【医療費公費負担制度見直し案の見直しを】
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本日は、生活環境保健福祉委員会。TVカメラも入り、大半を問題の「医療費公費負担制度見直し案」の審議に費やし、その他の予算の議論が殆どできませんでした。与野党問わず、疑問が呈されました。
この問題は、このまま素案のまま、議会で議決するわけにはいかないだろうと思います。私も反対します。
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2006年1月27日(木)
【がらがらぽん】※《タイゾー&ゆかりたん来岡決定!!》
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本日は、次世代育成男女共同参画特別委員会。2月定例会で議決されれば、7月に施行予定の「岡山県青少年健全育成条例」、ならびに、男女共同参画社会づくりを目指す県の基本計画の「新おかやまウィズプラン」の2つに、委員会の意見をいかに反映させるかが、今年度の大きなテーマです。
一方、自民党内では、市町村と県のあり方について、良い意味で、一度「がらがらぽん」すべきだという流れができつつあります。78市町村が、15市14町村になる今、問題になっている単県医療費助成制度のみならず、都市計画事業に係る県建設事業費負担金等も加えて、真の地方分権に見合う公正な仕組みにすべきであるということです。
上方落語の『口入屋』の「どがじゃかどがじゃか」ぐらい「がらがらぽん」は、味のある言葉ですが、なにか政治関係者が使うと、妙に一か八かの感もあります。
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《タイゾー&ゆかりたん来岡決定!!》
地方議員が、国会議員を妙な愛称で書いて、本当に失礼なことですが、なんと下記日程で、「タイゾー」こと、杉村太蔵衆議院議員と「ゆかりたん」こと、佐藤ゆかり衆議院議員の来岡が決定致しました!!これは、おもしろそうです!!
どうでも良いのですが、そうじゃないかなと思っていましたが、どちらの議員も、私と同じ獅子座。これは、本当にどうでも良いです。
そして、正直に書いて、私、実は、「タイゾー先生」よりも、「ゆかりたん」に、「萌え〜」に近い、非常に強い関心がある事は、正直に告白せねばなりますまい。是非並んで写真を撮りたいっ!!
しかし、フリーター、ニート対策をはじめ雇用・景気対策のプロの議員ですから、人材豊富な自民党の底力が発揮される事は間違いなし!!是非とも御来場を御予定下さい!!
記
自由民主党岡山県支部連合会 青年部・青年局主催
《第3回日本の未来創造セミナー》
講演 佐藤ゆかり衆議院議員
演題『未定』
パネルディスカッション
杉村太蔵 衆議院議員
詳細未定
※ 入場無料
日時 平成18年2月25日(土)
午後1時〜3時
場所 倉敷アイビースクエア
(倉敷美観地区隣り)
お問合せ
自由民主党岡山県支部連合会
TEL 086−225−0878
お申込み ご住所、TEL、ご芳名、ご所属を記入され
FAX086−231−5547
あるいは、
satoshin@optic.or.jp(このメールにご返信下さい)
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2006年1月27日(金)【行政の協働とは】
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本日午前中は、決算特別委員会の県内調査に合流。平成16年4月に、自治研修センターを改装した「岡山光量子科学研究所」を訪ねました。遠い未来の夢を買っていると言えそうです。
一方、午後から「行政・NPO研修フォーラム」。行政職員研修でしたが、また風邪がぶり返して、体調不良も重なり、非常に感じるものがありました。
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2006年1月28日(土)【寒中お見舞い申し上げます】
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鼻水ダラダラで、本日は少し遅めのスタートで、片山参議院幹事長の新年会へ。人気がありすぎて、2001人収容の岡山シンフォニーホールで開催も、満杯!!会費のうちから近隣の店で食べられる食事券が配られました。経済波及効果あり!でも、もう、空調と駐車場があるのは、桃太郎アリーナかコンベックス岡山しかないのでは?絶大なる人気!・・・もの凄いです。
地域婦人会の新年会のお邪魔してから、次世代育成男女共同参画特別委員会委員長として、まずは、男女共同で、総社の「第1回中四国DV被害者支援民間団体交流会」に。14団体80名の方が集われ、副知事も座談会に、ご参加。
取って返して、次世代育成で、県立美術館ホールで、青少年問題シンポジウム。いわゆる100人委員会の主催で、香山リカさんや青少年達等と知事がパネルディスカッション。
ちなみに、阿部俊子衆議院議員の御尽力もあって、3月5日には、津山市に、猪口邦子少子化・男女共同参画担当大臣が来られる予定です。詳細後日。
これから新年会のはしご・・・。個々に思うところがあるのですが、本日はこれにて失礼。
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2006年1月29日(日)【介護保険見直し現場】
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午前中は、川崎医療福祉大学で、「第3回地域リハビリテーション推進事業岡山県支援センター講演会」で、県内9つの広域支援センターの活動報告と、「今後の介護予防について」と題して、厚生労働省で直接立案されている方の講演を拝聴しました。
地域リハについては、その重要性に鑑み、今年度まで国の補助事業でしたが、三位一体改革で一般財源に移っても、来年度、単県で行う予定です。
介護保険見直しについては、実に難解です。しかし、議員の立場でも、たとえ雑駁でも理解は必要です。特に自民系は、かなり意識しないと、かえって情報が少なく、障害者自立支援法と並んで追います。
おそらく理想は高いのですが、現場がなかなか追いついていけないのが実際です。いわば政治的に財務省が予算を決める中で、最前線の現場は、儲かるような仕組みには程遠く、「思い」で頑張られている私のまわりの業界関係者の方々を思うにつけ、なんとか、少しでも早く、分かりやすい説明をして頂きたいものです。
もちろん大切なのは、高齢者の方々ですが、霞ヶ関と永田町では、制度論の議論が、現場では、文字通り、日々の生活がかかっている大変革に振り回されているようです。
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2006年1月30日(月)【津山市長リコール】
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津山市長のリコール成立で、50日以内の選挙ということで、議会も解散するべきだとの声もあります。今後どうなるのか?たいへんな事態で、多いに気になるところです。
議会で議決された公費投入によるアルネの再建策が、市民の皆様に、NOを突きつけられた形ですが、対案をしっかりと示す必要があります。中心市街地に対する考え方も関係します。
早晩、倉敷チボリ公園にも答を出さなくてはいけませんが、財政破綻状態の中、必ずしも、自分の代の施策でない課題を引き継いだ首長が行った苦渋の政治的判断が、結果的に批判を受けるということは、今後も多いように思います。きついところです。
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2006年1月31日(火)【電車男は誰かいな】
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ここ数日、調子が悪いなりに、ホームページ開設準備作業、特に、「こころ」を短縮し、一挙にブログ化して公開するための地味な作業をしていますが、あまりに不特定多数への公開に馴染まず、「略」が連発。あくまで攻撃対象は行政で、実にリアルですが、今となっては、やばいかもなぁ・・というものも多々あります。しかし、「覆水盆に帰らず」で、もはや開き直るしかありません。文責は私です。いずれにせよ、膨大な量になります。
それにしても、思わず、ネットサーフィンをして数年前のとある掲示板に行ったのが行けませんでした。先の選挙の際、私にも、あることないこと、なんじゃそりゃ?これって人権侵害じゃねーか?という言葉が浴びせられており、もうがっくりきました。
どこのアホが書いているのでしょうか?良い死に方せんぞ!その他、私の知る団体への激しい誹謗中傷が溢れており、これはもう怒りに震えました。聞いてはいたけれど・・・。
名も名乗らずに、浅はかな知識と思いつきで、相手の顔に泥を投げつける、これは街の落書きと同じレベルで、実に卑怯だと思います。堂々と言って来られりゃ、議論もでき、生産性もありますが・・・・。要は、暇なのかな。相手にしてもしゃーないな。
ただ、私は、多分、公人ですし、ネットの世界のことはネットでということで、「いやそれは違うよ。ホームページ見てご覧。」という防御策の構築を急ぎます。
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