2005年5月1日(日)【デイ・アフター・トゥモロウ】
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 京橋朝市に、今年も「旭川源流の碑」が登場、流域ネットワークの皆さんが、源流から切り出した木で作った碑を数ヶ月かけて、なんとリヤカーで再び源流まで運ぶというものすごいものです。140の源流のうち「川守」がいる9本目の碑で、あと130年以上かかる長期計画です。

 昨年の台風による倒木は、緑のダムとしての森の保水性を失わせ、昨年並みの台風や集中豪雨が来れば、今年は、さらに激しい土砂崩れや洪水が発生するかもしれません。
 しかし、先立つものがないだけでなく、技術的にも倒木の処理は多くの困難を伴います。最終的には、自然の混合林の状態に戻す有効な方策を考えないといけません。


 家族で、後楽園の能の会を少し覗き、栄町商店街で、20mの巨大鯉のぼりをくぐり、午後から、瀬戸内海国立公園金甲山・貝殻山・高島指定50周年記念プレイベントの船上シンポジウムに参加しました。NPOの主催で、生憎の雨模様でしたが、高島、犬島、豊島、直島を御座船から眺めながら、船内で、瀬戸内海の環境、歴史、景観を語るという好企画でした。

 日本初の国立公園指定の瀬戸内海の白砂青松の景観は、まず人間の手が加わっており、瀬戸内的里山と言えるもの。「欲望と文明」が、確かに世界有数の景観美の瀬戸内海を破壊してきましたが、原生景観を守ることもさることながら、生活も環境も、共に豊かになることを目指すのが日本的であるという論調は首肯できるものでした。同時に、川と海の繋がりも十分意識したいものです。

 また、瀬戸内海全体を統一的に見る仕組みが必要なところですが、熊代代議士のご尽力もあり、全国7ヶ所の環境省の出先である地域環境事務所が、岡山市に設置されるとのことです。
 中四国州を叫ぶなら、特に環境施策は、単県で進めては行けないものです。
 そして、考えるべきは、今日のことではなく、デイ・アフター・トゥモロウです。


 ちなみに、京都議定書発効に伴い、日本のCO2削減目標は、6%ですが、平成14年に立てた岡山県独自の目標は、6.5%。企業誘致と矛盾しないか?という説もありますが、粛々と進めていきたいものです。
 ただ、具体策は、イマイチかも・・・。
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2005年5月2日(月)【行政の事業というものは・・・2】
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 大型連休の中日、行政サイドは、カレンダー通りということもあり、朝からややこしい話を相談し、「GW明けで結構ですから」と、何かしまらない感じです。夕刻には、6日の文教委員会に備えて委員長レク。

 ※本日報道解禁のありがたいお知らせですじゃ〜。

 5月9日(月)より、岡山県備前県民局様が、なんと賞品として、最優秀賞には、5万円の図書券をつけて、管内で、「官民(民官じゃろうが!)」協働で取り組む事業のアイデアを募集なされるという、ありがたいお達しですじゃぁ〜。

 賞品総額は、なんと、わしらの税金より、図書券30万円分!あ〜ありがたや、ありがたや。局長が委嘱しなすった、ほんにありがたい会議で、「お上」に、評価・選定して頂き、適当とされた提案や企画は、なんと「お上」が、下々の者と協働実施の検討をなさって下さいますのじゃ〜。「言いだしっぺのリーダーシップ」で、提案だけでなく、自分で、汗もかけますぞえ。
 下々の声を「お上」が取上げて下さるという、めったにない機会ですのじゃ。こころして応募させて頂かにゃぁおえませんぞな。

 特に、1年以上活動をされておられる団体の皆さんは、提案事業について助成を受けていない新規の事業をどしどし提案させて頂けるのじゃ。「お上」のお墨付きで、税金で、本来行政がやるべきような事業もできますぞえ。ありがたいことじゃがな。

 「お上」が、金を下さるんじゃから、下々の者が、知恵を出し、汗をかくのは当然じゃがなもし。


 落書き消去承諾に、一件1500円と同じように、これからは、下々の自発的な活動にも、「お上」は、値段をつけて下さいますのじゃ。忙しい最中、思いを持ってやったら、値段がつきますのじゃ。行政がして下さらんから、誰かがしても、それは、ボランティアというのですじゃ。「お上」の不作為を下々がしているのに「お上」が乗っかって「協働」するのじゃな〜。

 つまりは、金を払えば、「協働」というのですのじゃ。わしゃ、ようわかったですら。冒涜されたようで、がっかりですら。「お上」の尻拭いじゃなぁ・・。
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2005年5月3日(祝・火)【北北西に進路を取れ】
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 本日は、憲法記念日ですが、思いは明日に。GWということで、人並みに、家族で、「岡山再発見」のレジャーを楽しむつもりが、視察みたいになってしまいました。
 これも職業病だと思います。
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まずは、混雑の180号を上り、30年ぶりに岡山県指定天然記念物井倉洞へ。結構な人出で、1.2kmをショートカット。洞窟ですから阿里佐橋からしてバリアフリー化できないのは仕方ないですが、高齢者が行けないのはもったいない気もします。
 恥ずかしながら、満奇洞は、まだ行ったことがありません。


 新見をぬけて旧大佐町に向かい山田方谷先生の終焉の地となった小阪部の山田方谷記念館へ。非常にコンパクトな資料館ですが、古い家を改装した洒落た作りです。

 高速が通り、全体的に黒瓦の大きな家が多いの大佐ですが、現在社会実験で、大佐には降りることができ、岡山からのアクセスは悪くありません。

 そこから、大佐山の風のサンクチチュアリに。オートキャンプ場周辺は、雲一つない青空に、岡山県随一の360度の大パノラマで、子供が走りまわるには、最高のロケーション。超お勧めです。ちなみに、大佐山は、フライングディスク(フリスビーでゴルフをするようなイメージ)のメッカでもあります。


 余談ですが、友人の事務所で建築設計された大佐山・大日高原のB&Gセンター隣の「風の湯温泉」が4月29日オープン。
 すかさず家族で入浴。

 最近、佐藤家は、日帰り温泉やスパに凝っていて、県北のどこかに行くと公共の温泉に立ち寄り、時間が空くと「近場の」建部町の八幡温泉に行ったりします。

 岡山県には、これでもかというぐらい日帰り温泉があり、せいぜい大人800円までで、幼児は無料ですから、親子で安く半日旅行ができます。母親なんぞ連れて行くのも安直にできます。

 「風の湯温泉」は、清潔感のある打ちっぱなしと桧のマッチングがおもしろく、4つの人口温泉が週替わりで楽しめます。スカイスポーツを楽しむ方はもちろん、夏場などは、オートキャンプの家族連れで賑いそうです。


 ところで、同施設には、リハビリにも効くという素晴らしい(気泡が出ない)流水バスがありましたが、いわゆる気泡が出るタイプのジェットバスや打たせ湯については、フィルター等の配慮が十分になされないと好気性のレジオネラ菌の繁殖の恐れが強くなります。

 とりわけ、ピロリ菌も加えて、病院はもちろん、老健施設など抵抗力の弱い高齢者の方が入浴される風呂の衛生環境については、県庁内の所管もバラバラで、徹底していく必要があるのではないかと感じています。

 温泉の性質については、健康づくり財団のチェックも入っているようですが、不特定多数の人間が出入りするスパ等の衛生管理は、今後課題が出てくるのではないかという気がします。
 あるいは、予防介護としての温泉というのはあるののかなぁ・・・。
 温泉に浸かりながらも、いろいろ考えるのでした。


 そこから県道を新庄村に抜けました。その山道には、言葉もありませんでした。昨年の台風の被害が、ここまで、山を虫食んでいるとは・・・。混合林は、もっているのですが、いかに植樹された針葉樹の群れが脆弱であったか。

 おそらくやっとこさで復旧した県道でしょうが、交通量からして限界もあるのでしょう、補修には程遠く、落石も多く、おそらく雪の影響か、山肌は、薙ぎ倒された杉がずり落ちていると言うよりも、全てがずるむけているという感じです。
 涙が出そうな惨状です。

 帰りの米子道もそうでしたが、倒木の無残な状況に、暗澹たる気持ちになりました。台風から、雪解け、梅雨、台風・・・・正直に書いて、これは、昨年以上の被害が出るのではないか・・・。
 あれだけ山肌が露出していれば、山の雨は、泥を含んで、まさに濁流となって麓を町を襲います。

 かといって、速やかな倒木の撤去ができるのかと言えば、財政的にはもちろん、処理には危険が伴い、物理的にも難しい状況です。倒木が資源になればとも思うのですが、焼く以外に何ができるでしょう?

 そして、山をどうするのか、再び植樹するのか、混合林にするのか、財源はどうするのか・・・。

 これは・・・数十年は、かかるのではないかしら・・・。


 やっとこさで新庄村。道の駅は賑っていましたが、がいせん桜は、すっかり終わり、GWというのに大通りは人影まばら。100坪二百数十万円の分譲地は、宝くじが当たったら購入したいものです。まず、宝くじ購入資金を貯めます。

 そこから蒜山に抜けましたが、野土路トンネルが完成すれば、蒜山と新庄村は、まさに直結。蒜山から観光客を引っ張ってくる一手が欲しいです。温泉が、出ないかなぁ・・・。


 それにしても、改めて交通標識や道路地図には困りました。例えば、標識に、「真庭」と書いてあっても、9町村合併したどこのことやらわかりません。真庭という場所があるわけではないですし、蒜山の旧川上村も、旧北房町も、真庭といえば真庭ですから。

 市町村合併直後のこのGW、こういった標識からのトラブルが、続発しているのじゃないかしら?
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2005年5月4日(休・水)【瀬戸内中年】
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 昨日に引き続き「岡山再発見」と称し、家族で、真鍋島に渡りました。昨年台風で中止になった走り御輿がGWに復活し、昨日はたいへんな人だったようですが、今日はそれほどでもありませんでした。
 観光船ではなく、定期船で、白石島や北木島といった笠岡諸島に寄りながらの1時間あまりの快晴の瀬戸内海クルージングは快適でした。このあたりの瀬戸内海は、幾分広く感じられますが、文教委員会の県内調査で訪ねた真鍋島での2時間というのは、少しゆったりと時間が流れました。
 それにしても、昨日の新庄村に、今日の真鍋島。山あり海ありの岡山は、実に広く、歴史・文化に裏打ちされた見所も本当に多くあり、なにより美しく雄大な自然をもっています。
 半日で、ふらりと山にも海にも温泉にも行くことができる岡山は、本当に豊かな県であり、この地に生まれ暮らすことができる我々は、それだけでも幸せなことです。
 子ども達に、物を買い与えることよりも、しっかりと岡山の素晴らしさを伝えたいものです。
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2005年5月5日(祝・木)【明日を拓く】
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 本日は、午前中、例年通り岡山県護国神社春季慰霊祭で、護国神社を参拝しました。
 まさに、五月晴れで、例年より幾分ご参拝のご遺族の方が多かったようにも思いますが、あと20年後を想像すると来賓まで含めて、おそらく半数以上の方はいらっしゃらないだろうな、60歳の私は、果たして、きちんと後生にバトンを渡すことができるのだろうかと考えると、恐く、また、淋しくなりました。

 本来の遺族の願いは、総理大臣の靖国神社公式参拝ではなく、天皇陛下のご参拝です。そして、国際法違反の東京裁判によるとはいえ、戦場でなくなったわけではない、いわゆるA級戦犯の合祀がどうであったかということです。そこは、あるいは、ご遺族の思いとずれているかもしれません。

 いろんなお考えがあろうかと思いますが、いつも申し上げますことは、ともかく、靖国神社、護国神社、自衛隊の駐屯地に、行かれて、感じるものがありませんか?ということです。理屈は、行かれてからでも遅くはないと思います。

 薫風の中、護国神社に参れば、誰が一番戦争を憎み、世界平和を祈っているか、肌で感じることでしょう。せめて、ご英霊が、岡山の山河を岡山の人々を愛し、守られたことに、その上に、我々があることに感謝の思いを捧げ、世界平和を誓うことはできませんか?たとえ、護国神社という慰霊塔で、キリスト教の十字を切っても、ご英霊は怒られないでしょう。

 ともあれ、うやむやにして後生に委ねることはできません。

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 午後からは、「岡山再発見」で、吉備高原都市を訪ねました。「岡山再発見」と称し、この3日間、山に、海に、高原に、家族で非常に安く遊びまわっている感もありますが、良い調査でもありました。

 それにしても、吉備高原都市には、やはり頭が痛くなりました。特に、吉備中央町が、岡山市となると、これはかなりきついものも感じました。どうあれ、我々は、そこに暮らす方々のためにも、このインフラを絶対に負の遺産にするわけにはいきません。


 特に、今日は、「吉備高原ニューサイエンス館」の20周年特別展www.optic.or.jp/zaidan/nskanということで、世界に類のない2足歩行ロボットのHONDAの「ASIMO」さんが来岡されている(8日まで)ため、同館は、結構な賑わいでした。

 そういえば、高校時代に、伊島町の児童会館の中に、科学技術の紹介・体験コーナーがあり、壊しそうになるぐらい遊んだものですが、ライフパーク倉敷とこちらに、似たようなものができたわけです。子供が、ちょっと遊びに来られる立地ではありませんが。
 25年前は、おもちゃのようでしたが、たいへんな科学の進歩を実感します。

 エレクトロニクス、新素材、新エネルギー、バイオテクノロジーなどに関する先端技術がたくさん紹介され、実際に見て触れて体験する中で様々な発見や技術の裏にひそむ人間の「科学する心」を呼び起こすということで、意外に大人がはまります。子供向けだけに、非常に分かり易く、ほほぉ〜と思う展示です。
 私も、習字ロボットさんに、「明日を拓く」と書いて頂きました。

 「愛・地球博」は遠く、お金もかかります。吉備高原ニューサイエンス館も、それなりに遠く、平日の状況が実に気にはなりますが、なにしろ無料ですし、待ち時間は、ASIMOショーだけです。

 これから子供に万博に行こう!と、せがまれて難しかったら、吉備高原で勘弁してもらいましょう。ドライブコースとしても非常に美しいですし、鳴滝などは景勝地でもあります。


 ところで、同施設は、産業振興財団すなわち産業労働部の所管ですが、ユビキタス体験というあたりは、もう少し膨らませないかなと感じました。
 なにしろ、某元キャリアのご労苦(自信作?)による表町のユビキタスクエアについては、私は、かなり思うところがあるゆえに。

 もともと、吉備高原都市をIPv6のテストベットにというのが、私の提案だったのですから。あぁ、あの時に、即断即決してくれていたらなぁ・・・・・。
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2005年5月6日(金)【文教委員長退任】
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 本日、文教委員長として最後の委員会。少し早いですが、退任の挨拶。次回、16日の常任委員会では、配属先が変わります。
 前年の委員会メンバーが各党の重鎮ばかりの行政改革国体等特別委員会委員長に比して、運営に窮することはありませんでしたが、初めての常任委員会委員長は、回数も多かった分、ある意味、有意義に1年間泳ぐことができました。ただ、県民の皆様への還元は、教育長への一般質問が解禁になるこれからです。
 先日のオカニチにあったように、来週から党役員人事、議会人事に突入します。県民の皆様からすると、コップの中の争いではありますが、ポストがないと仕事にならないのも事実。役職を活かすことで、得難い経験となり、それが大きな力になります。
 私自身密かに照準は定めましたが、全ての体制が決まるのは、12日(木)にずれ込むかもしれません。
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 文教委員会がらみでのこの1年間の大きな動きと言えば、県立図書館開館、第2次生涯学習推進基本計画の策定、教育事務所の再編、教員評価システム構築等ありましたが、一番印象に残るのは、教職員の不祥事の多発です。
 私自身も、いまだに自分の判断が正しかったのかと考える事案もありました。これは、おそらく議員を続ける限り悩み続けます。

 体育協会理事としての任期は残ってもいますが、国体選手の壮行会での気合いを込めたガンバローコールは、いくらか、大会成功に弾みをつけたものと思います。最近は、選手もやり始めたようで、それはそれで良かったです。


 委員会所属メンバーは知られませんが、時には、委員会そのものよりも長い、委員会前日の午前9時からの委員長レクも、ずっと続けました。各課長さんと何らかのエピソードがあります。

 さらに、自民党からは、好まれませんでしたが、委員からの資料請求等には、あらん限り応え、発言も、ほとんど遮りませんでした。しかし、委員会自体は、冗長でも散漫でもなかったと自負しています。これもひとつには、議会事務局の優秀なスタッフに支えて頂いたからです。このことは本当に感謝です。


 もちろん、義務教育国庫負担制度見直し問題、35人学級導入、安全対策、教科書採択問題、教育基本法改正等課題は目白押しです。また、本日報告を求めた自己推薦入試制度についても、改善が必要です。

 私は、ここで文教委員会を離れますが、1年ごときで、教育行政や現場が分かるはずはないのですし、目に見えた成果が出るわけもないのですが、むしろ、本会議での教育長への質問は解禁ということで、これからさらに、県民の皆様に還元するという意味を帯びてきます。


 今日は、委員会後、残念なことに結果として、自民党を除く有志で、市立中央小学校を訪ねました。ユニバーサルデザインや環境面にも十分配慮したいわゆるオープン教室や、室内温水プール、さらには、校舎内の放課後児童クラブに、未来の学校の姿を見ながら、一方で、真鍋島の小学校の子ども達を思いました。

 今日から、我が子の幼稚園でも、お弁当が始まり、妻が朝からなにやら頑張っておりますが、全ての子供達が、安心してすくすくと育つよう、議員として、親として、引き続き教育問題は、最大のテーマとして取り組んで参ります。
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2005年5月7日(土)【自民党若手県議と江戸に行きませう!!】
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 GW最終盤いかがお過ごしでございましょうか。
 さて、自由民主党岡山県連合会青年局・青年部では、下記研修会を企画致しました。今回の企画担当は、倉敷(児島)の蓮岡県議と私の「まいう〜」コンビです。
 本企画では、我々はもちろん、自民党青年部・局(45歳以下)の県議と、研修会中は、終日ご一緒という特典(?)があります。
 基本的には、自民党員、あるいは、ここで新規ご入党頂ける45歳以下の方なら、どなたでも、ご参加頂けます。党費は、原則年4000円です。
 申込み期日が迫っております。参加ご参加希望の方がおられましたら、ご一報下さいませ。
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 (再掲)      平成17年3月30日

                 自由民主党岡山県支部連合会
                   青年局長 小 田 圭 一
                   青年部長 久 徳 大 輔

 青年部・青年局 中央研修会のお知らせ

 謹啓 春寒の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 本年は、自由民主党立党50年を迎えます。今後、めまぐるしく変化する社会環境や時代の要請に応えるため、また青年組織が持続的発展を遂げるためには、様々な機会を通じて、活動の中心となる幹事の意識を高め、さらに新たな青年党員を発掘しなければなりません。
  そのために、岡山県連青年部・青年局としましては、セミナーや幹事会、各種交流会を開催し、活発な活動を展開しているところでありますが、このたび党本部において、下記のとおり中央研修会を開催することになりました。
 中央研修会では、「政治は国民のもの」と宣言した立党時と変わらぬ想いを感じて頂くため、毎朝行なわれている部会勉強会や国会議員による講演を拝聴し、さらに、総裁・幹事長室を訪ね、安倍晋三幹事長代理にお会いする予定です。
  皆様におかれましては、地域の中核となる活動を担っていただくためにも、是非ご参加いただきますようご案内申し上げます。
 なお、募集人員に限りがございますので、ご了承ください。

                            謹白

              記

期  日 平成17年6月2日(木)〜3日(金) 1泊2日
     (6月2日 9時30分 岡山空港全日空カウンター前集合)
日  程 別紙参照
参 加 費 39,800円(往復の航空運賃・宿泊費・食費含む)
      ※ 航空券・宿泊先は確保しておりますが、指定便以外
   にご搭乗される場合は、申込書備考欄にご記入くだ
   さい。
対  象  45歳以下の党員(幹事はこれに限らず)
募集人員 25名
応募締切 5月10日(火)但し、定員になり次第終了。
参加申込 ご希望の方は、とりあえず、佐藤真治までご一報下さい。



《自民党岡山県連青年部・青年局中央研修会日程(予定)》

6月2日(木)

 9:30  集合 岡山空港全日空カウンター前
10:10  出発 ANA654便
11:20  到着 羽田空港
12:30  昼食 浅草(浅草散策)
15:30  靖国神社参拝
       遊就館
17:30  ホテル着 都市センターホテル
18:00  懇親会
  (ご希望の方には、楽しい二次会も予定しております。
  二次会企画担当は、佐藤真治でございます。)


6月3日(金)

 7:30  集合 ホテルロビー
         出発 徒歩移動
 8:00  党本部 各部会勉強会オブザーバー出席
 9:00  研修会 党本部会議室
            (講演45分・質疑応答15分)
        ※現在、小渕優子、荻原健司、大仁田厚、馳浩、
         橋本聖子各先生へ講演依頼をしておりますが、
         どなたにお越し頂けるか未定です。
 10:00  安倍晋三幹事長代理 表敬訪問
 10:30  国会議事堂見学
        片山虎之助参議院自由民主党幹事長 表敬訪問
 12:00  昼食 議員会館食堂
 13:30  首相官邸見学
 14:30  村田吉ヘ国家公安委員長 表敬訪問
 15:00  散会(以後、自由行動可能です。)
 16:00  羽田空港着
 17:40  出発 ANA657便
 19:00  岡山空港着

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2005年5月8日(日)【ぐわんばれ!ファジアーノ!!】
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 本日の総会で、岡山県トライアスロン協会の参与に就任させて頂きました。大きな大会は、主催の「わんぱくトライアスロン大会」、主管の「デュアスロンin神郷」、そして、「第7回ファッションタウン児島・国際トライアスロン大会」です。
 昨日は、敢えて、私も半分血が流れている児島の自転車コースとなる旧鷲羽山スカイラインを通ってみましたが、日本でも有数の美しいコースの大会の次年度以降の継続を後押しさせて頂きます。
 それは良いのですが、幾つもスポーツ関係の役員になるのなら、太ってる場合じゃないだろう、という声が聞こえてきます。
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2005年5月9日(月)【下石井岩井線開通】
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 本日、半世紀以上前に都市計画されていた待望の市道・下石井岩井線が開通しました。何度か通ってみましたが、私は、便利さよりも、不安を強く感じました。
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 JR岡山駅東西を貫き、新幹線よりは下、在来線よりは上を通るラクダのコブのような形状の陸橋ですが、これで、国道53号や島田の地下道経由で、西口に回る手間が省けたなぁ、という感じにどうもなりそうにありません。むしろ、駅前で、交通渋滞する箇所が増えたような気もします。私は、ママカリフォーラムに行く時以外は、敢えて、この橋は、使わないかもしれません。そういった分散が、むしろ大事でしょう。

 特に、西口側は、危険であるとすら言え、ママカリフォーラム前で、事故が多発し、仮に、石井小学校の前の西東の一方通行の道が、通学時間以外は、そのうちに幹線道路に使われるようになるとしたら、住宅が多いこの周囲の環境は激変します。
 私が、一番恐れるのは、暴走車輌が、東西を行き来することで、西口周辺住民が、今まで経験したことがない夜間の騒音に悩まされるのではないかと危惧します。

 現在のところ、橋上で片道一車線になり、自転車通行が不能でもあり、本当に今後の問題を信号機をいじる交差点改良だけで処理するには無理がありそうに思います。
 JR西口周辺にからんでは、様々な遅れや見込み違いもありますが、どうあれ、岡山駅東西と表町の発展があっての岡山市の未来です。
 特に、交通安全施策については、県も多いに関係します。状況を調査したく思います。


 今日、後楽園の鶴鳴館で、表具美術展を拝見致しました。書画の作品に裏打ちし表装する職人芸の凄さに感嘆しました。
 紙や布の伸縮を考慮に入れ、書画を活かすことで、己も生きる、どちらが欠けても成り立たないコンビネーションの技。普段なにげなく見ていましたが、表装の世界は、実に、深いです。
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 2005年5月10日(火)【禁足(きんそく)】
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 本日より、党人事、議会人事に突入。朝から夕刻まで、議会に軟禁状態に。定義は曖昧ですが、本会議等に15分ないしは20分以内に戻れる位置にいることを「禁足(きんそく)」と言いますが、本日は、まさに、マスコミがおもしろがる禁足。
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2005年5月11日(水)【徒然なるままに日暮らし・・・・】
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 午前中、人事を巡る議論再開。依然膠着したまんま、夜8時前になり解散。チボリ公園での会合に車を走らせました。そこでの有意義な話とチボリ公園の夜景の美しさと、昼の様々な電話連絡とありがたい来訪者がなければ、今日という一日は、まさに、ただの軟禁・拘束状態でした。
 議論は、明日正午に再開。ことと次第と成り行きによっては、私も、決断せねばなりません。「いつか」は明日かもしれません。
 明日午後も、電話や議会への急な来訪を大歓迎致しま〜す。
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2005年5月12日(木)【杉並にお知りあいはおられませんか?】
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 本日は、正午から人事の議論再開予定です。個人的には、混乱の最中、思うところが募り、歴史的な日になるかもしれないし、あるいは、ならないかもしれないし・・・しかし、覚悟は致しました。
 「その1884」は、我ながら楽しみです。
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 さて、この度の東京都議選挙に、私の友人である早坂よしひろ氏(36歳)が立候補することになりました。
 県議会議員当選したての99年の7月に、2週間、日米青年政治指導者交流プログラムに、ともに参加したメンバーの一人で、私の結婚式にも、一昨年の選挙の出陣式にも、東京から駆けつけてくれた義理堅く熱い男です。

 ちなみに、このプログラムは、逢沢代議士のご紹介で参加できたもので、35歳までの日米の政治関係者が、非常にきっちりした研修をするもので、今までのあらゆる研修の中で最も刺激的で勉強になった夢のような最高の2週間でした。


 数年前、アメリカの青年政治指導者を岡山に迎えて、皆様と「焼き鳥で世界を語ろう」という企画等々で、3日間にわたりカラオケ三昧をしたのも、私が、アメリカでお世話になった返礼でした。あの時も、かなりおもしろかったですね。

 田中りか名古屋市市議会副議長(民主党)、筒井信雄兵庫県議会議員(当時、西宮市議会議員・自民党)、福田紀彦神奈川県議会議員(当時、松沢成文衆議院議員秘書・民主党)、公明新聞記者、辻元清美氏秘書(弟さん)、そして、自民党党職員の方々が参加され、早坂さんは、自民党都連に、務めておられましたが、気配りができるリーダー、ムードメーカーとして、輝いておりました。
 そういえば、私は、氏のお宅で、朝食を食べたこともあります。


 この度の、立候補に当たり、早坂氏を皆様にご推薦申し上げますが、なにぶん、立候補は、杉並区。お知りあいの方がおられましたら、どうか、早坂氏をご紹介頂ければと存じます。

 以下、早坂氏のお願いの転送でございます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
皆さま ご無沙汰をいたしております。

さて、突然で、かつ一方的な報告で大変失礼いたします。私こと、自民党杉並支部(石原のぶてる支部長)が行った、都議選の自民党公認候補者公募に合格し、7月3日の投票に向け、精一杯の準備を進めております。www.tokyo-hayasaka.com


そこで不躾ですが、お願いが3点、ございます。

1、東京都杉並区に在住のご親戚・ご友人をご紹介賜りたく、是非ともよろしくお願い申し上げます。メールにてご返信下さるのが、一番確実です。
hello@tokyo-hayasaka.com
ご紹介くださった方に対しては私が直接ご挨拶に伺うか、お手紙を送らせていただきたいと思います。なにとぞよろしくお願いいたします。

2、JR荻窪駅北口より徒歩1分のところに事務所を構えました。但し、とても古く、とても狭い事務所です。トイレがなく、水道も使えないのです・・・。
その、わが事務所のお披露目(事務所開き)を、5月15日(今週の日曜)午前10時30分より開催いたしますので、よろしければ荻窪までいらして下さいませんか?

3、5月15日以降、投票日まで事務所を開けておくようにいたしますので是非とも激励にお越しください!
杉並区上荻1−6−11 
電話 03−3220−0411
荻窪駅北口ロータリーの報恩商店(金物屋さん)の隣です。


毎日、必死で活動をしております。お助け下さいますよう、なにとぞよろしくお願いいたします!
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2005年5月13日(木)【次世代対策・男女共同参画特別委員会委員長に】
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 党人事・議会人事が終わりました。もちろん、16日(月)の臨時議会での承認を経て、正式に発表されるのですが、実は、私としては、狙っていたポストを結果として外してしまいました。これは、来年度捲土重来を目指します。一部のご期待の向きに背いてしまい本当に申し訳ありません。
 実に思うところのある今回の人事でした。

 もっとも、神様の計らいと言おうか、自民党の中では、最適任者であろうと自負できる私らしい役職、今年度新設の「次世代対策・男女共同参画特別委員会」の委員長に、内定致しました。
 次世代対策というのは、少子化対策や子育て支援ということになります。今年度の専門は、これです。

 常任委員会は、最も守備範囲が多岐に及ぶ通算3回目になる生活環境・保健福祉委員会(これは、環境対策、NPOや文化芸術等々を含みます)の所属になり、フランチャイズは、産業労働関係だと思っているのですが、なかなかその委員会所属にならず、結局こうした分野が、得意分野ということになって行く天命なのでしょう。
 こうした分野以外は本会議一般質問で勝負です。

 幸い、学童保育やDV被害者支援、障害児支援といったところも、どんどん委員会のテーマに取上げられる立場になりました。成長し続ける4歳の我が子がいるのも、リアルで、非常に心強いです。
 未来の子ども達のためにも、皆様のご意見・ご提言をどんどんお寄せ下さい。
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2005年5月13日(金)【希望の学園】
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 よく見ていなかったのですが、委員会人事には、これはもう大爆笑でした。
 本日は、学校法人吉備高原のびのび小学校・吉備高原希望中学校にお邪魔し、生徒達と給食を共に頂きました。「入学を希望する子どもの入学は原則として拒まない」ということで、全寮制で、多くの不登校を経験した生徒が、豊かな自然環境の中、のびのびと暮らしています。本日は、青空の下、田植えの授業も行われていました
 公立・私立通して、日本唯一の小・中一貫の全寮制の学園で、この度、文部科学省より、「研究開発推進校」の指定を受けました。特に、不登校対策に、文科省も活路を見出そうとしている意図が伺えます。
 教育センターもできる吉備高原ですが、吉備高原学園高等学校も隣接しており、不登校を経験した生徒に対する学校の一つのあり方を小・中・高の連携で模索できるのではないかと思います。そこで、大きな提言を考えたく思います。
 複雑な家庭事情の生徒や軽度発達障害を持つ生徒もいるようですが、「この学校は、生徒の成長に合わせて、先生も親も成長するんです。」という校長先生の言葉が重かったです。
 午後からは、インターナショナルスクールについて打合わせ。6月には、トルコ駐日大使が来岡予定です。
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2005年5月14日(土)【犯罪としての交通「事故」】
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 本日は、婦人会移動総会の見送りなどさせて頂いて、午後からは、わりと真面目に受講しているVSCO(被害者サポートセンターおかやま)の「犯罪被害者支援ボランティア養成講座」で、交通事故被害者のサポートについて。
 平成13年には、刑法第208条の2、危険運転致死傷罪も施行されていますが、業務上過失とはいえ、交通「事故」も、れっきとした犯罪であるという認識が必要です。しかし、加害者と被害者の境が非常に微妙で、事故に遭った誰もが、神様を恨むしかないような運のようなものもあります。ゆえに、誰にとっても、本当に辛いものです。
 特に本日は、県警の方も来られ、特に重大事件の被害者支援に関して、各県警で導入されている「指定被害者支援員制度」の解説もありました。要するに、警察→検察→裁判所という流れの中で、「捜査」を担当する警察が、一番被害者に近いということです。
 こうした時に、犯罪被害者等早期援助団体に、VSCOが指定されていれば、民間からも支援が可能になります。それを目指した活動でもあります。
 なお、9月23日には、「第2回犯罪被害者支援フォーラム」が、シンフォニーホールイベントホールで開催される予定です。
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2005年5月15日(日)【水の惑星にて】
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 郷土の偉人犬養木堂が、海軍青年将校に暗殺された5.15事件の本日、軍の暴走を止められず、満州国建設、国際連盟脱退から先の大戦に突入して行った日本で、国民やマスコミは、例えば果たして、中国をいかに見ていたのか、また我々は、中国をどう見るべきなのか、に思いを馳せます。
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2005年5月16日(月)【臨時県議会開催】
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 本日は臨時県議会が開催されました。議題は、議長以下の人事と市町の廃置分合についての承認。
 78市町村が、34市町村のなりましたが、本年8月1日には、浅口郡船穂町と吉備郡真備町が廃され、倉敷市に編入。来年3月1日には、和気郡佐伯町、和気町を廃し、和気町に。来年の3月21日には、浅口郡金光町、鴨方町、寄島町を廃し、浅口市に、という流れです。
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2005年5月17日(火)【「競争と協調」】
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 総会シーズンのこの時期は、挨拶の内容に頭を悩ませます。
 今年の幾つかの地域の連合町内会総会には、夏の大規模な一斉落書き消去に備えて、地元コンセンサスを頂戴するため、県・市の担当の方に説明に行って頂くという段取りもあります。
 一方、各種団体や業界の総会では、その会の抱える課題に対する言及、あるいは、意見開陳は不可欠ですから、行政等との確認作業というのもあります。
 本日は顧問を務めさせて頂いているある業界の総会で、厳しい時代に、「競争と協調」で行こうという話がありました。さらに、「量と質」の話になり、「安売り」というのは、「量」の話であるが、「儲け」が、「質」の部分である。質を保ちながら、競争・協調しよう、とのことでした。
 業界としては、一人勝ちは勝ちではない、ということですが、地域の会合でも、大が小を呑んだり、騙したり、黙殺したりするような冷たい話への苦情が多いです。
 己が良ければ他人の事などどうでも良いという、せちがらい世の中ですが、「競争と協調」に共存共栄の道があると思います。
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2005年5月18日(水)【新年度常任委員会スタート】
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 今日は委員会の申し合わせ事項等の確認をした委員長会議から、生活環境保健福祉委員会。
 生活環境部と保健福祉部の2部にわたるもので、フロアで3回目の所属。さすがに馴染みがある気もして、積極的に発言もできました。
 NPO・ボランティア、文化、交通施策、青少年施策、環境対策、廃棄物対策、さらに、長寿社会対策(介護保険、国民健康保険)、健康対策、地域保健福祉、生活衛生、食品衛生、医薬安全(臓器移植、薬物対策)、障害福祉、子育て支援(児童福祉、少子化対策)等々は、専門委員会となりますので、こういったジャンルで、何かございましたら、お知らせ下さい。
 逆に言えば、所属委員会のため、本会議では、かように質問できない分野が多くあり、その分、平素の委員会での発言が勝負になります。
 さらに、これに、次世代育成・男女共同参画特別委員会委員長という立場が輪をかけることになります。
 こうなると、本会議で何を聞くのか?ということで、逆に、産業労働警察、農林水産、あるいは、学校教育、スポーツ振興、情報政策といったところの勉強をいかに深めるかが、個人的課題の一年になります。
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↓詳しくは

 生活環境行政では、この9月に、旧総合文化センターが、天神山文化プラザとしてオープンし、平成22年の国民文化祭の開催も視野に入れて、県文化連盟の創設と活動支援といった文化施策が目玉になります。

 また、総合福祉ボランティアNPO会館2Fの「岡山県ボランティア・NPO活動支援センター」も、9月オープンで、この度、指定管理者として、県社協と岡山NPOセンターが選定され、6月議会で議決される運びです。

 私は、土・日午後6時までという開所時間の延長、さらに、入居NPOの基準の早急な明示、会館全体のコーディネートの充実を求めました。

 さらに、国体前の「落書き一斉消去大作戦」(おそらく、各県民局長が実行委員長になるのでは?)というのが、部の目玉施策になり、この頃目立つ落書きも、岡山県からの「落書き非常事態宣言発令」の呼び水となることでしょう。



 保健福祉行政では、なんと言っても「全国障害者スポーツ大会」の成功をという大目標がありますが、多くの施策が、国の動向に左右もされ、また、大きな動きは、良い状態でないことへの対応であることも多いため、むしろ粛々と行政自体は進んでいくべき分野の一つではあります。

 総合福祉ボランティアNPO会館4Fの「岡山県聴覚障害者センター」は、やはり9月オープンで、この度、指定管理者として、「社団法人岡山県聴覚障害者福祉協会」が選定され、6月議会で議決される運びです。

 全国にも稀有な「視聴覚障害者センター」という、聴覚障害と視覚障害の複合施設は解消されますが、岡山大学や、かなりあ学園から遠くなるのは、気になります。

 私は、関係団体の協働体制への期待とセンターまでの導線の整備の要請と、残る「視覚障害者センター」の今後について問いました。


 ところで、来年度からは、原則として、指定管理者制度導入ということですが、国際交流センターも、その運びです。

 ただ、行政側が、指定管理者の選定にあたって、選定委員会を開催し、審査基準に基づく厳正な審査をするというのは分かるのですが、基準も細かく行政が決めるなら、市民・県民にしてみれば、管理者が変わったものの、市民サービスという観点では、何の変化も無いという事態も生まれかねない手法ではあります。
 また、外郭団体が、堂々と応募するなら、行革の趣旨に沿うとは言い難いとも思います。
 図書館のような直轄との峻別の基準は、今後いかように誰が決めていくのか。

 このあたり、6月定例会で問おうと思います。

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2005年5月19日(木)【地域包括支援センター】
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 本日は、市役所・県庁内を徘徊。生活環境保健福祉がらみの話がやはり入って来ます。夜には、ある地域の福祉勉強会。講師につき、介護保険制度改革に絡み、『小規模多機能型施設と介護予防』という硬派な演題で段取りさせて頂いたので、仲間内で参加。我らが異業種交流会・勉強会にも活かしたいところ。
 新予防給付の創設で、介護予防が介護給付に優るような状況になって行く中で、特に、市町村の設置ではありますが、岡山県モデルを作ろうとする「地域包括支援センターモデル事業」については、その意気込みや良しです。
 しかし、介護保険制度改革の方向性については、概ね理解できるものの、やはり、制度が複雑に過ぎ、高齢者当人はもちろん、家族にとっても理解し易い説明書がいるように思います。
 保健福祉分野は、やはり、じっくり説明を受けないと分からないことも多く、次回は、障害者福祉というテーマで、地域のまちづくりに資する福祉ネットワーク作りに繋げていきたいものです。
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2005年5月20日(金)【新年度特別委員会スタート】
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 本日は、いよいよ委員長として次世代育成男女共同参画特別委員会スタート。一昨日の事務局サイドとの打合わせで、1年間の委員会の流れ、俯瞰図を示し、委員会はあくまで委員が作るという前提のもと、まずいかに委員会を運営するかという合意形成から始めました。特別委員会の意義も含めて。
 ややもすると、執行部提出の議題を追認するのが委員会のようなところがありますが、縦割り行政を横に切る特別委員会だからからこそ、議題を何にするかから論じなくてはいけませんし、議題に応じた答弁者に来てもらう必要があります。
 委員長会議でした委員会中の女性職員によるお茶・牛乳出し禁止の提言は、昨年度から今年度も引き継がれましたが、委員長だからできることというのは、非常に多いです。
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2005年5月21日(土)【議員厚遇問題】
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 本日は、南野育成園こどもまつり。園長先生みずから、厨房でラーメンを作られ陣頭指揮。多くのボランティアに地域の子ども達もたくさん集っていました。夏には、聖園こどもの家でも夏祭りがありますが、やはり、児童養護施設あるいは児童福祉施設は、子ども達の健やかな成長を祈る心ある多くの方の手で支えられています。
 午後からは、名古屋市に飛びとんぼ返り。議会改革に関する非常に刺激的なシンポジウムに出席して参りました。
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2005年5月22日(日)【地方政府は誕生するか?】
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 本日は、午前9時前から、国体の後11月に開催される「輝いて!おかやま大会(第5回全国障害者スポーツ大会)」開会式のリハーサル。生憎の小雨模様で、雨天仕様の短縮版でした。
 情報保障席も備えられ、手話や要約筆記が、大きくスクリーンに映し出されましたが、ある意味で、国体よりも、マンパワーがいる大会であり、むしろ、おもてなしの度合いが試されます。
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2005年5月23日(月)【吉備高原のロマン】
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 本日は、朝一で、1991年開校の吉備高原学園高等学校に、お邪魔しました。学校法人ですが、理事長は、石井正弘岡山県知事が就かれており、全国にも類の無い「公設民営(正確には、第三セクター運営)」の1学年が100名という少人数教育の全寮制・普通科の共学校です。 tp://www.kibikogengakuen.ed.jp/
 不登校傾向のあった生徒、高校を中途で退学した生徒も、積極的に受け入れているため、県内的には、不登校生徒が集うというイメージが走っていますが、同校の掲げる「全人教育」の理想に沿い、社会に対応する教育を行っています。
 恵まれた自然環境(逆に言うと、街には非常に遠い)と教育環境(これまた、バブルの時期だからこそできた物凄く立派な校舎や設備で驚きました)の中で、生徒と先生が、まさに「生活」を共にしておられます。おそらく、先生方は、一日の全ての時間を教育に注いでおられ、通常の学校の3倍はハードと言うのも、むべなるかなです。
 極端な話、先生も生徒も、まさに、吉備高原の中に暮らしています。それゆえ、同校の卒業式は、 シンプルながら、まさに感動のるつぼだそうです。
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2005年5月24日(水)【生涯学習センターについて】
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 本日は、生涯学習センターで、岡山県視聴覚ライブラリー連絡協議会理事会の打ち合わせ。生涯学習センターと県立図書館の機能分担や、県議会議員が、会長であることの意味も含めて、協議しました。
 今日のオリックスとの交流戦があるため、昨日今日と首位を走る阪神の選手をチラホラと見ましたが、マスカット・スタジアムのブルペンを改良増設したのは、まさにタイガースの秋季キャンプがあったからなのに、中止ってひどいじゃな〜い!と言いたくなります。少なからず、県民の税金を突っ込んでます。
 ただ、岡山市内からですと、練習前後に、交通渋滞にまともにかかるというのも、中止の一因のようにも思います。
 ともあれ、頑張れ!ベイスターズ!!(←横浜ファンのため)
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2005年5月25日(水)【県民局の協働とは】
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 本日は、「備前県民局管内主要事業に係る懇談会」ということで、要するに、9地方振興局から3県民局になって初めての地元議員への事業概要説明会。事実上、岡山振興局と東備振興局と高梁振興局の一部(吉備中央町の賀陽町分)が合体したため、関係議員が、ざっと20人。多いな〜。
 目玉は、協働推進室の設置ですが、アダプト事業ひとつとっても、欠けているのは、行政間の協働の視点。例えば、中核市岡山と県民局の「現場」は同じで、岡山市民は、岡山県民でもあります。考えようによれば、行政の所管の違いで、事業や事業主体が区分されること自体、不経済です。まずは、基礎的自治体との協働をし、時には、中央県庁本庁にも反旗を翻すのが、出先機関の役目だと思います。特に、「防災」については、中央より自治体との協働が重要です。
 寒暖差が激しく久しぶりの風邪の諸症状。咽喉は痛いは、しょぼしょぼするは。休めない会合が・・・・。皆様どうかご自愛下さい。
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2005年5月26日(木)【『流れ蛸』】
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 本日は、明日の特別委員会委員長レクの後、議員総会を経て、生活環境保健福祉委員会。
 指定管理者制度の導入を見越して、既存の外郭団体である財団法人につき、行政の直轄で一本化すべきは一本化し、民間との競争に曝すべきは曝すべきだと申しました。特に、抜群のロケーションにある伊島町の児童会館などは、現状の管理体制のままでは、宝の持ち腐れ状態であると言えます。
 午後から、会長を務める岡山県視聴覚ライブラリー連絡協議会理事会。時代の流れの中で、視聴覚ライブラリーの存在意義、また、連絡協議会をいかにして継続していくべきか、私自身が会長職を辞することをかけて、問題提議しました。
 そもそも論から、議論が活発に出て、私自身の立場がどうなろうとも、新しい段階に入ることでしょう。「得るは捨つるにあり」。捨身が一番強いです。
 夕刻からは、自民党青年局の青年議員交流会。さらに、途中、桃太郎少年合唱団理事会。なかなか風邪が治りません。
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2005年5月27日(金)【子育て親育て支援】
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 本日は、次世代育成男女共同参画特別委員会。青少年健全育成に関して。教育長のおっしゃられるように、情報の多様化の中で、青少年も、さらには、大人も、ストレスに耐える力が弱くなっているのだと思います。
 また、多くの情報の中で、青少年には、一見青天井のように可能性が広がっているように見える時代ですが、むしろ、未知なる可能性への萌芽を阻み、挑戦する意欲を失わせるような時代でもあります。小利口になるには、容易い時代です。全ては、「たかが人生」かもしれません。
 しかし、「されど人生」なんだということを示すのは、彼らが最初に出会う大人である親であり、教師であると思います。目標を見失っているのは、青少年ではなく、大人です。
 引退する大鵬親方かく語りき。「お相撲さんは無口で良い。態度で示せ。」。ある時期からは、特に父親はそういうものかもしれません。
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2005年5月28日(土)【おかげさまで1900号】
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 早朝から、「トラさんモーニングサロン・イン岡山」ということで、「滅公奉私」の日本から「奉私奉公」の日本へ、片山虎之助参議院自民党幹事長の講演をたっぷりと拝聴致しました。
 郵政民営化というものはやはり分かり難いです。

 片山先生は、もはや、日本を動かす大政治家であられながら、分かり易さ、親しみ易さ、おもしろさも抜群で、憧憬の目で見ております。おそらく今、最も日本で勢いのある政治家だと思います。
 そして、真の地方主権の時代の到来のためには、どうしても、なくてはならない政治家であると断言できます。

 私は、揺るぎない確信を持って、全面的に片山虎之助先生を支持させて頂きます。


 その後、岡山ユネスコ協会の総会前にお邪魔しました。気になるのは、国際交流センターの指定管理者制度に関して。
 現在の管理体制が必ずしも県民サービスさらには、NGOのニーズに十分応えているとは言い難く、より大胆な開かれた交流施設であっても良いのではないでしょうか。


 取って返して、中学・大学・JCの大先輩の会葬に。身が裂けるならば、最後までお送りさせて頂きたかったのですが。
 最初から「こころ」を読んで、いろいろと声をかけて下さっていた本当に温厚な大企業の経営者で、紳士というのは、こういう方を言うのだろうなと、いつも思っていました。
 暖かい笑顔で、いつも「頑張りなさいよ〜」と言って下さった、そのお言葉が、どれだけ励みになっていたか分かりません。合掌。



 そこから、自民党県連の最高の意思決定機関である合同会議。先日来のゴタゴタの末の役員人事が、粛々と承認されました。いわば毎年の儀式であり、これから後は、自民党は一枚岩です。

 私の県連での役職は、政務調査会委員、青年局次長、遊説局次長、党紀委員会委員で、おもしろそうなのは、言うまでもなく、新規就任の遊説局次長です。広報車「あさかぜ」の更新の話があり、既に血が疼いています。

 青年部局は、局長、部長に交替がありましたが、地道に活動を続けて参ります。


 そこから、被害者サポートセンターおかやま(VSCO)の犯罪被害者支援ボランティア養成講座。
 本日は、性暴力被害者のサポート、DV・ストーカー被害者のサポートについて、県警や女性相談所、民間支援団体の方の話を伺いました。
 いずれも、特別委員会の勉強会のテーマになるもので、暴力の連鎖をいかに断ちきるかが、やはり課題です。


 夕刻から、地域の連合町内会の総会。テーマは、中央南小学校跡地問題。
 現在、旧小学校の校舎の外壁に落書きが目立ち始めました。その一点を持っても、議論をしていかないといけません。 

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2005年5月29日(日)【津波浸水予測図】
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 6月が近づき、気になるのは入梅、さらには、台風と続く中での防災対策です。また、地震による津波の被害はいつ起きてもおかしくありません。
 笹が瀬川を含めて、岡山県水防計画が大改定される一方で、中央防災会議が、東南海・南海地震の発生とそれに伴う津波を想定した浸水予測をもとに、地形データ等による修正を加えてシュミレーションを行い、浸水範囲を予測し図面化したものが、県のホームページに公表されます。
 岡山市・倉敷市など沿岸6市2町で浸水が発生し、干拓地では、最大4〜5mの浸水深となります。
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2005年5月30日(月)【南野育成園理事に就任しました】
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 本日の議会運営委員会で、夏季(6月1日〜9月30日)の間、本会議及び特別な場合を除き、議員は、委員会・県内調査において、原則ノーネクタイ、ノー上着とし、各自の事情等に委ねられることになりました。私は、いやしくも委員会において、ノー上着は良いですが、ノーネクタイは、嫌です。沖縄や指宿で、議員や職員が、アロハを着るのとわけが違います。
 確かに、夏の調査は暑いですが、県外調査は、違うようですし、委員会と本会議の何が違うというのでしょうか?カッターに、議員バッヂや、ももっちバッヂを付けることもないと思われ、また私の服装が、一段とだらしなくなりそうです。
 脱ぎたい人が脱ぎたい時に脱げば良いとも思うのですが、執行部職員も議会事務局職員も、一斉にというのも、気持ち悪いです。
 多分、我々肥満議員が、夏場に、暑苦しく見苦しいのが原因でしょう。トホホ・・・。
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2005年5月31日(火)【国体まで、あと102日!!】
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 ここのところ、6月6日(月)開会の6月定例会の25回目の一般質問に備えて資料収集中ですが、午後には、(財)岡山県体育協会第一回理事会。
 文教委員長としてのあて職の同会理事の任期は、実は今日までで、いわば今日が最後の文教委員長としてのお勤めでした。多くの方にお目にかかれて、また本当に良い経験をさせて頂きました。
 悲しいかな肝心の夏季・秋季の岡山国体の時には、理事を外れますが、気合いを入れまくった選手壮行式の「ガンバローコール」を惜しんで下さる方もおられて、異例の体協理事会での「ガンバローコール」をさせて頂き、任務終了。
 これからは、自転車競技連盟会長、相撲連盟理事として、選手を激励したいですし、フェンシングはじめ選手や監督・コーチに知り合いの方も多く、どこぞやで、「ガンバローコール」をして回ろうと思います。誰か呼んでくれないかしら?
 なにより、表町商店街も、奉還町商店街も、国体用飾り付けの話もありますし、各種全国大会でもアピールが必要ですし、何といっても、落書き一斉消去大作戦も待っています。暴走族も気になります。
 いつのまにやら国体まで、あと102日です!!
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