2005年3月1日(火)【「恥を知る」校風】
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 今朝は、まず53号経由で、県道玉柏御津線を南下し、午前7時過ぎに、JR牧山駅に。12人の子ども達が、駅前に集合して、鉄の浮き橋を渡り、対岸の大久保に。そこからチャーターバスで、これまた信じられないほど狭隘な川沿いの道を下り、大原橋を渡って牧石小学校に通っています。その見送りに。
 早春の旭川は、なんとも美しく、橋も風情があり、子ども達は、ちょっとした遠足モードですが、最低1ヶ月以上これが続くとなると、保護者はかないません。
 一日も早い復旧が望まれますが、3ヶ月かかるという説も。JR金川駅前に行くと、代替えバスが、何台も待機。53号を代替えバスが行き交っています。JRの被害も甚大です。これはもう誰もが被害者です。
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2005年3月2日(水)【日帰り上京】
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 5時からの朝起き会に集い、この後、岡山一宮高校の卒業式に出席後、正午の便で上京。自由民主党青年局中央常任委員会に、県連青年部次長として出席し、懇親会に出て、今夜中に、帰岡します。
 明日から、議会再開。代表質問戦に入りますが、一般質問原稿も書かねばならず、正直、勘弁してちょんまげ、という気分。
  ただ、倉敷市・都窪郡選出の小田圭一県議が、青年局中央常任委員会議長を務められており、これは、全国のトップ、たいへんに重いポストであり、岡山県青年部・局としては、絶対に行かねばなりませぬのじゃ。岡山から日本を動かそう!!
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2005年3月3日(木)
         【一般質問初日(8日・火)トップ行きまーす!!】
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 本日は、代表質問。自民党と民主党が各50分、県政全般について。再質問がないだけに、ひょうひょうと。本日から、職員全員が、国体用「ももっち」バッヂ着用。我々も。
 私にとっては、初議会以来24回連続の24回目の一般質問の日程が決まりました。初の一般質問日初日のトップということですが、特に何がどう変わるわけではございません。
 午前10時30分に、議場にお越し頂けましたら確実に傍聴して頂けます。お時間のご都合がよろしければ、是非、ご来場下さいませ。定期テストのような感もあります。
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↓※ 予定質問項目及び答弁者は、下記の通りです。
    一般質問は、いわば自由演技。今回は、23人登壇です。

    例によって、答弁者がもめている模様。特に、総合的な
   大学との行政側の連携室がないゆえにですが、それを聞
   くと、質問者としては、少し嬉しくなるわけです。
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 一般質問     自 民 党     佐藤議員

1 「ももっち」について         (総務)[ 知  事 ]

2 落石事故について
 (1)県道復旧の見通し         (土木)[土木部長]
 (2)牧山地区等の県道整備       (土木)[土木部長]
 (3)JRの安全点検          (生環)[生活環境部長]
 (4)落石危険箇所の見直し       (土木)[土木部長]

3 規制緩和に対応した公共交通の支援策について
                     (生環)[ 知  事 ]
4 サッカーについて
 (1)所感               (教育)[ 知  事 ]
 (2)競技場等の整備      土木協力(教育)[ 知  事 ]
 (3)Jリーグ入りを目指すチームの支援
                     (教育)[ 知  事 ]

5 攻めの農業について
 (1)国内での販路拡大         (農水)[ 知  事 ]
 (2)ピオーネ             (農水)[農林水産部長]
     ア 高値安定の担保
     イ 逆輸入の危険
 (3)マスカット            (農水)[ 知  事 ]
 (4)輸出体制整備と産地支援      (農水)[農林水産部長]
 (5)国際協力による影響    企振協力(農水)[農林水産部長]

6 産学官連携について
 (1)地方の時代の地域における大学の役割
                 企振協力(総務)[ 知  事 ]
 (2)岡山TLO            (産労)[ 知  事 ]
 (3)人文・社会科学系での連携 教育協力(総務)[ 知  事 ]
 (4)総合的な大学との連携室      (総務)[ 知  事 ]

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 そういえば、昨夜羽田空港で、デブやで、「まいう〜」というホンジャマカの石塚氏を見ました。オレンジのつなぎで、上は、腰に垂らし、寒いのに黒いランニングシャツ。
 思いの他、デブには見えなかったですが、これはいたって相対的なものでしょう。

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2005年3月4日(金)【いかに使うか3000m岡山空港】
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 本日は、代表質問2日目。公明党。提案説明からそうですが、今議会から知事答弁の時間が短くなったという感じがします。
 本会議中に寝る議員よりも、寝させる質問をする議員の方が悪いと私は思うのですが、答弁が長いからといって内容があるとも限らず、フロアが盛り上がったからどうなるとも限らず、欲しいのは、新規答弁に尽きます。
 本日は3000m岡山空港の問題が印象に残りました。北米等への長距離チャーター便は、多分、行って来いで、今までに38。旅客機よりも、貨物機に重点があっても、単県300億円の値打ちがあるのかという話には、なりがちです。
 必ずしも、新規航路開拓と3000mは、連関がなかったりもしますが、日韓首脳会談を誘致するためにも、交通の結節点のアピールの強力な武器です。
 中部国際空港、滑走路が増える関空に成田、さらには、神戸、はもちろん、広島、高松も強力なライバル。こちらから出掛けることもさることながら、いかに岡山に来させるか、知恵の勝負になります。
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2005年3月5日(土)【私事・一回忌】
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 本日は、父の一回忌で法事。昨年、曲解と悪意に満ちた最悪の包囲網に加えて、父の危篤状態に、「こころ」の休刊をしたのが、11日。父は、15日に亡くなりましたが、本会議場を1時間だけ抜けて、病状を聞きに行っていたような非常に厳しい時期でした。様々なことが、少し落ち着き始めましたが、忘れることはできません。
 今日は、そういうこともあり、夕刻から、珍しく弟と、いよいよ最終盤の日生のカキオコ(今シーズン3回目。大サービスで、美味いぞ、老舗 A!)を食し、雪の中、湯郷鷺温泉館で、温泉に浸かりました(大人600円也)。
 父は生きてはいませんが、かといって、何かと覚えているので、はっきりと死んでもいません。
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2005年3月6日(日)【春うらら】
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 春うららの日曜日。
 今朝、JR津山線の復旧の見通しについて、地域への説明会があり、お邪魔させて頂きました。牧山クラインガルデンに行くのにも、53号経由ですから、非常に大回りです。現在崩落箇所の横にも不安があるということで、場合によっては、少し長引くかもしれません。
 明後日の一般質問では、平素は、地域の個別的な問題は基本的に取上げないのですが、緊急を要する重大事のため、タイムリーに、地域の声をぶつけていきます。
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 平素より、私の政治活動に対しまして一方ならぬご理解とご協力を賜わりまして誠にありがとうございます。私の方は、厄年などおかまいなしに、なにか日々大きくなる責任を痛感しながら、バタバタしている今日この頃でございます。
 さて、「晴れの国おかやま国体、輝いて!おかやま大会」は、冬季大会で快調に滑り出しました。195万岡山県民の大スクラムで、天皇杯・皇后杯獲得はもちろん、おもてなし日本一を目指したいところです。
 岡山県もまさに勝負の年ですが、戦後60年、自民党結党50年の今年は、なにか歴史的転換期に立つ年のように思います。いよいよ人口減が始まる我が国において、しかし、未来を見据えた「国のかたち、地方のかたち」また「心のかたち」をここでしっかりと構築、創造し、愛する祖国日本を 愛する郷土岡山を 持続可能なものにするため、全力を尽くして参ります。
 さて、メール配信による県政報告も、継続こそ力なりと、通算1810号を越えましたが、本日は、初当選後の初議会以来、24回連続になる24回目の一般質問の日程が決まりましたので、お知らせをさせて頂きます。
 今回は、一般質問初日、3月8日(火)トップです。午前10時30分に、議場にお越し頂ければ、確実に傍聴頂けます。この3ヶ月の活動を20分に凝縮して、真剣勝負で望んで参ります。
 今回は、JR津山線と並行する県道の早期復旧の要望、規制緩和に対応した公共交通の支援策についての質問、また、「攻めの農業」の中で、マスカット農家への支援が必要である、さらに、「大学コンソーシアム」のような人文・社会科学系の大学との産学官連携、さらには、行政内に大学との協働窓口設置をすべきである、「ファジアーノ岡山」を支援し、岡山にJリーグを!!…といった様々な提言をして参ります。
 お時間のご都合がつくようでしたら、是非とも、県議会に、ご来場下さいませ。心からお待ち申し上げております。(なお、CATV生中継もございます。)

 最後になりましたが、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

佐藤真治事務所
    〒700−0827  岡山市平和町4−11
TEL086−225−8000 FAX086−225−8806
  satoshin@optic.or.jp
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2005年3月8日(火)【生きていく「ももっち」】
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 本日は一般質問初日のトップに多くの方に傍聴にお越し頂きまして誠にありがとうございました。なにしろ、人の倍は質問するので、早口で申し訳ありませんでした。
 心配された(?)「ももっち」ですが、「デザインがスポーツ色が濃いものではあるが、多くの方々に愛されていることから、今後、国体関係者、県民の方々の意見などを参考にしながら、活用分野、方法等について検討する」とのことで、存命は確実です。
 これは、先日あるJCの理事長さんが、LOMの記念式典に、「ももっち」で登場されたのに、知事が感動されたことが影響している模様です。
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↓詳しくは

 本日は、一般質問初日にもかかわらず、新規答弁が少なかった印象があります。

 私への答弁も、「総合的な大学との連携室の設置については、新たな室の設置は考えていないが、県の総合窓口を企画振興部とし、担当部局間の連携を密にすることにより適切に対応して参りたい」というのは、はっずれ〜という感じです。

 ただ、「TLO活動の広域化を進めることが重要であると考えている。このため、香川・岡山ブリッジシティ構想」による四国TLOとの連携など、近隣TLOとの技術シーズの共有化等との連携策について協議を進めており、さらに、全国展開も図りながら、県内企業への活発な技術移転につなげてまいりたい。」というのは、当たりに近いかも。


 いずれにせよ、今回、牧石地区の現状や地域の要望、ピオーネの高値安定の担保、マスカットオブアレキサンドリアの生産農家支援、岡山にJリーグを!という夢・・・など、今まで、あまり議場に出ていなかったことをお伝えできたことは、何はともあれ良かったです。
 このあたりの答弁は、関係ご各位にお伝えさせて頂きます。


 なかなかに本会議の質問で一挙に動きはしませんが、ジャブのように、じわじわ効いてくる委員会質問等を絡めながら、早くも、気持ちは、6月定例会へ。
 学童保育や岡山空港・空路利用については、既に気持ちは動き始めております。

 ここから3ヶ月、また、本会議を待ち、たんたんと「こころ」を綴っていきます。

 おっと、一般質問戦は、あと3日あります。長いな〜。
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2005年3月9日(水)【一般質問:2日目】
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 本日は、一般質問の2日目。教育問題で、教育長狙い撃ちの質問が目立ちました。道徳と家庭教育の重要性の主張は理解できます。
 また、笠岡干拓地への産廃投棄と児島湖の浄化について印象に残りました。
 ところで、議員は、半代表でもあり、誰の声の代弁なのかな?という気がすることがあります。
 一般質問時間は、僅か20分。そこに、数ヶ月の声や思いを集約させるのですから、実質的な答弁が、3分なら、明らかな負け。
 総論の代表質問ならまだしも、議場から、質問の答弁を誰に伝えるのか?執行部に、何をどうさせたいのか?たとえ半歩でも進めたいのだ、という強い意識、すなわち、己の主張を通すのも良いが、代弁しているという意識がないと、一般質問の意味はありません。
 机上の空論を抽象的に言うてみただけになります。
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2005年3月10日(木)【国民保護法について】
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 一般質問3日目。3人の自民党議員から、公立高校入試のいわゆる自己推薦について疑問の声が上がりました。
 以前の学校推薦というのも、校長の裁量があまりに強く、非常に問題があったように思いますが、自己推薦も、定員の半数をそれで採るとなれば、一般入試と、要は受験科目が違うだけではないのか?という話にもなります。
 特に、例えば、面接と小論文の自己推薦で落ちるというショックは、計り知れず、私も、これは問題だな、と感じた事案がありました。自己推薦合格の友人を横目に、自信喪失のまま一般入試に向かうのは、非常に酷な15の春です。
 おりしも、今日が、公立高校の一般入試。敢えて試験前に文教委員会での議論は避けていた感もありますが、制度の変更で、中学生が動揺するようなことがあってはなりません。かなり議論が必要です
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2005年3月11日(金)【登場!!モテナスンジャー】
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 4日間の一般質問戦が終わりました。予算審議議会ですが、我が県は事前審査制を採り、各常任委員会で、議論はされているので、2月定例会だからと内容が大きく変わらない傾向があります。
 国の三位一体改革に翻弄されながら、財政健全化努力も空しく、赤字予算を組み続けるしかない状況に、なにがしか空虚感も漂います。結局は、国か・・・。
 一方で、問題の「緑化フェア」について、先日の岡山市における期日等の具体的答弁については、共催の県との相談がなかったらしく、「預り知るところではありません」というのは、気持ち良い答弁ではありません。
 さらに、今朝の山陽新聞朝刊にも掲載の「モテナスンジャー」(↓是非ともご覧ください!!)
tp://www.pref.okayama.jp/chiji/kocho/top/news/20050228_01.htm
のポーズを知事は壇上で決められたのですが、知事は、本当に良い方ですし、私も大好きで、尊敬も申し上げていますが、残念ながら、私とは、笑いのツボが、微妙にずれていることを今日、確信致しました。ま、仕方ないです。
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2005年3月12日(土)【県主催行事は、ネット放映を!】
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 雪が舞う本日より、「晴れの国おかやま春の観光キャンぺーン2005(略して、春キャン)」がスタート。5月12日までですが、今年の瀬戸内海クルージングは、兵庫県の協力もあり、魅力倍増!!
 JR駅前のオープニングセレモニーで、知事が、予想通り、「モテナスンジャー」のポーズを決められたので、来賓紹介で、せっかくなので、私も、ポーズを決めました。ややウケ。大切なのは、ノリです。チボリのスタッフの踊りが元気があって、◎。
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2005年3月13日(日)【季節の変わり目につき】
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 本日は、朝一で、岡山市消防南方面隊操法訓練大会の激励に。私自身が、不良分団員の立場で、誠に申し訳ないような気も致しました。来年からは、北では御津、南では灘崎が合流。熱い戦いになりそうです。
 そこから、地域の依頼を受けて、他にも、妙にややこしい話がたくさんあったりで、学区の文化祭で、血圧を測り、桑野のふれあいセンターの健康フェスタで、健康について考えるうち、だんだん病気になって行く気がして、あぁ健康診断受けなくっちゃ、議員共済もあることだしと、しみじみと思いました。そう言えば、金歯が取れたのに、歯医者にも行っていません。
 今日も、よもやの悲しい訃報があったり、季節の変わり目でしょうか、最近、実にお悔やみ事が多くございます。
 寒暖の差が激しく体調を崩し易くなっております。どうか皆様くれぐれもご自愛下さいまし。
 心地良い春は、もうすぐでございまする。
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2005年3月14日(月)【胎児期の父「親」教育】
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 午前中は、インターナショナルスクールについて、外国の方(というとトルコですが)と当局とその可能性を模索するやり取り。まずは、気運が必要なわけで、6月定例会に、具体的裏付けを持って提案できればと思います。
 午後からは、今年度最後の青少年問題・男女共同参画特別委員会。最近は、くどく申し上げていた各部のマトリックスの成果で、特別委員会らしく、資料が充実してきました。
 本日のお題は、「家庭教育の充実」。
 乳幼児期以降の推進事業は充実していますが、特に、胎児期の定期検診の時に、父親に、親たるものは?の意味について学ぶ機会を作るべきではないか、と申し上げました。
 仮に、勉強に行けないでも、啓蒙パンフ等見たら、はんこを押して提出せよと言っても良いではないか。さもないと、妻の出産の前後で、実家に帰ったのを良いことに、ここぞとばかり羽を伸ばして飲み食らう男がおりますよ、親になる自覚無しに、と。
 世の男性諸氏よ、身に覚えはないですか?
 本日は、お通夜に行き、広島出張。明夕帰岡致します。
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2005年3月15日(火)【「家族」と「世界平和」】
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 本日は、早朝から社団法人実践倫理宏正会広島地区支部設立50周年記念式。6000人規模の会で、藤田雄山知事や、亀井、中川、河井衆議院議員も、来賓でお越しになられました。
 家庭教育に、政治が介入すべきではありませんが、学校教育、社会教育と家庭教育は、三位一体のものであり、「子供の善導は親の倫理実践から」と掲げる、こういった社会教育団体の役割は、非常に重要になっています。「家族」への回帰を叫ぶ時代が来たのだと思います。
 午後には、久しぶりに、広島平和祈念資料館を訪ねました。戦後60年、改めて戦争と平和について考えたい今年です。
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2005年3月16日(水)
          【《深柢小学校(中央南)全体同窓会のご案内》】
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 本日は、今年度最後の文教委員会。2月定例会で、付託された事件を議決する極めて重要な委員会。ここから人事異動で、二度と再び、同じメンバーでの委員会はありませんが、相変わらず欠席される委員に対して、他の委員から苦情も。
 議決に関しては、自民党部会→自民党政務調査会→委員会→本会議と判断がなされますが、公式には、委員会が一番重要で、本会議最終日の委員会報告も、それに基づいて行われます。今日は、特別な委員会なのですが。
 午後からは、4月1日にオープン予定の現在は、御津町の岡山県動物愛護センターを生活環境保健福祉委員会と岡山局管内地元議員で訪ねました。広大な敷地ですが、処分場を臨みながら、家族連れで訪ねるのは、少し厳しいものがあります。いわゆる「ドッグラン」があるので、それは、愛犬家の皆様には、好評かも。もっとも、ただの空き地であるため、糞尿が気にはなります。
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2005年3月17日(木)【みんな中学生だった】
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 本日は、岡山中央中学校卒業式に出席させて頂きました。昨年は忌中と重なり失礼致しましたが、中学校の卒業式は、本当に考えさせられます。
 だいたい、人間というものは、後の人生を規定する基本的な考え方の7割や思考パターンは、思春期の中学生時代で出来るのではないかと、私は思いますが、まさに、大嫌いな「大人というもの」に逆らいつつ、しかし、何かに憧れて、そのギャップに打ちのめされて、己は何者かを思い知らされる強烈な時期です。初恋(失恋)と友情(ケンカ)と希望(失望)の日々・・・(『スタンド・バイ・ミー』)。
 それにしても、この度の公立高校の自己推薦入試は、やはり、どうも大きな問題を残しているようです。
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2005年3月18日(金)【2月定例会閉会】
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 本会議が閉会致しました。議員発議として、「郵政事業改革に関する意見書」「岡山県行政に係る基本的な計画を議会の議決事項等と定める条例」等が通りました。今日は10回以上立ったり座ったり。
 前者は、昨年9月の閣議決定された「郵政民営化の基本方針」に対して、十分な議論をするように、国に迫るもので、共産党も同調。政府と自民党との立場の違いです。後者は、久しぶりの議員発議条例で、待望のものです。
 一方で、壇上で、文教委員長報告をしながら、なんともやるせない気持ちになりました。1年やって来て、いったい何が変わったのかと。議員同士や議員が行政と馴れ合って、困るのは、県民です。後半戦は、もっと戦います。
 言い訳ではないですが、次年度も、平成9年から、どんどんカット率が高くなる議員報酬7%カットを続けます。
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2005年3月19日(土)【領収書の山】
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 本日は、自由民主党の第12回岡山政経懇談会が、多くの閣僚をお招きし、盛大に行われました。私の方は、県議会議員として実にやりがいがありそうな久々のビックプロジェクト構想に胸を躍らせております。
 とは言うものの、年度末提出期限の収支報告書の作成に追われ、昨年1年間の領収書のヤマと格闘している今日この頃。
 いわば、選管への確定申告と言えますが、持続可能な議員活動を展開するために、その前提として、より資金の流れをクリアにしようと取り組んでいますが、几帳面なはずのA型の突然変異の私としては、非常にたいへんです。
 先ほどまで、介護保険が関係する事業者の方々の勉強会にお邪魔させて頂きました。ある意味で、まさに「業界」になっており、議員としても、勉強がかなり必要な分野です。
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2005年3月20日(日)【国民の祝日には国旗を揚げてみませんか?】
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 国民の祝日なので、また国旗を掲げると、責任を負いますという気持ちになります。事務所のお隣も、以前から掲揚されるので、町内会で並んで2軒国旗が揚がっています。意外に気持ち良いものなので、是非、お試しあれ。
 本日は、家族で朝5時からの朝起き会へ。4歳の我が子も、今年幼稚園に入園ですので、朝方に切り替えないといけません。が、朝4時起きは、ちときついかも、。
 また、岡山市消防中方面隊操法訓練大会へ。深柢分団は、市大会進出です。今日は、九州で大型の地震があり、消防団の地域における役割の重要性が再認識されました。
 その後、専門校の卒業式から、岡山JCの12歳年下の後輩の結婚式。卒業しても、かなり楽しめます。そこから、とある地域の打ち上げの後、今日は、まだ会合等が続きます。
 明日、いよいよ深柢小学校(中央南)全体同窓会で、私も、地域の者として挨拶の機会を頂戴致します。どうか関係ご各位のご参加のほど、よろしくお願い申し上げます。
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2005年3月21日(月・祝)【大岡山市誕生!】
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 本日は、午後から、岡山市・御津町・灘崎町合併記念式典。明日からいよいよ大岡山市が誕生します。
 まずは、御津町、灘崎町の方に、合併して本当に良かったと言って頂けるかどうか、それが、成功かどうかのひとつの判断基準です。


 それにしても、市長、町長はじめ関係者のご労苦には、心から敬意を表させて頂きます。まさに歴史的偉業です。
 私自身が、ご労苦の種として、それがシビアに分かります。まさに、合併に至るまでに様々な人間ドラマがあり、私も、県議会議員でありながら、良くも悪くも非常に関わったということで、ある種の感慨もあります。

 どうあれ、この一大事に、エピソードの一つも提供し、私自身が、ズタボロになったことについては、長い目で見れば、良いことでした。傍観者ではなく、ともかくも参加はしましたから。



 「難産の子は大きく育つ」ということで、経緯はどうあれ、岡山市は、政令指定都市を目指さねばなりません。さもなくば、合併する意味はないとまで言えます。もはや絶対に引いてはいけませんし、やるからには、全面支援をさせて頂きます。

 国も応えるべきです。というか、運用を変えずに、法を遵守して、地方自治法通り(50万)にすれば良いと思うのですが。



 ただ、我々県議会議員の仕事は、国と戦いながら、基礎的自治体に権限委譲し、県自らを破壊して、州に再構築させることにあります。今度は、道州制を目指す我々の出番です。こっちはこっちでやるべきことがあります。

 岡山市は、政令指定都市に向け、岡山県は、中四国州を実現し、州都を誘致する、そのロマンへのあくまで、一里塚です。
 県議会議員には、県議会議員の任務があります。


 ところで、千田県議会議長が、中四国州の州都を目指す中で、堂々の100万都市としての岡山市・倉敷市の合併に触れられたことは、さすがだなぁと思いました。私は、よく「ご指導」を頂くのですが、議長ほど、本気で勉強をされている議員はいないと思います。

 州都争いで、本気で、広島市と勝負するなら、それしかないと思います。もともと、私は、岡山・倉敷合併で政令指定都市を目指すべきだと言っていたので、公式の場で、一つの可能性としてではありますが、それが触れられた事に、単純に喜んでおります。

 連携が苦手な岡山県人気質で超えなくてはいけない最も高い壁ですが、これを越えないと未来がないとすれば、どうしますか?

 ここまで広くなったのですから、やるならば、とことん大岡山市、大倉敷市で行けば良いのでは・・。行政区で割れば良いのですから、広いこと自体は必ずしもデメリットではありません。

 これなら広島市には、絶対に負けません。


 もっとも、政令指定都市がらみの発言は、守備範囲逸脱で、また袋にされるのもなんなので、もう致しません。
 どうあれ、県議会議員としての我々がまずすべきは、四国、端的には、香川自民党へのアプローチです。
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【大岡山の中心(こころ)】
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 午前中は、深柢小学校(中央南)全体同窓会。やはり、中央南と言うよりも深柢小学校の大同窓会になり、多くの同窓生の方、教師の方々がお集まりでした。
 校歌斉唱、蛍の光では、多くの方が、涙を流されていました。

 正直なところ、逆『フィールドオブドリームス』のようで、少し淋しくもありました。なぜ、もっと早く・・・という思いがあるのですが、ただ、思い出の重さは、我々非同窓生が分かるものではありません。
 一番悲しいのは、母校を失う卒業生です。


  しかし、私も、亡父や弟が通い、議員になって、何度か体育祭、文化祭、入学式、卒業式にもお邪魔した深柢小学校については、中心市街地で、中心市街「血」が流れる人間として、強烈な思いがあります。

 10分のスピーチも、思いの他、熱が入って、叫びのようになってしまいました。中心市街地が泣いています!と。
 少なくとも、学校が無くなる事が、コミュニティーの崩壊に繋がってはいけません。壊してはいけないものがあります。


 跡地利用について、アンケートを取られていたので、その結果も気にはなるのですが、病院は病院としてありながらも、例えば、「大岡山の中心(こころ)を占めて・・・・」と謳う深柢小学校の校歌を英語で歌うことになっても、「深柢インターナショナルスクール」という夢を私は追ってみたいのです。
 国際福祉都市・岡山として。
 県議会議員としてと言うより、この血が流れる人間として。
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【頑張れ!!ファジアーノ岡山!!】
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 夕刻から先ほどまで、ファジアーノ岡山FC選手・会員交流会。中国リーグ昇格祝賀会と新入団選手発表会も兼ねていました。
 「中国リーグ優勝を目指して〜!!」と、国体壮行会で培ったガンバローコールを決めさせて頂きました。

 春からの中国リーグで優勝すれば、水島FC同様、JFL入りが可能になります。秋の国体も気になりますが。


 この2月定例会一般質問で、縁あってJリーグを目指すファジアーノ岡山支援を取上げさせて頂いて、事実上私は、サポーターになったのでした。(「その1752」参照。)

 ともかく裾野が広いサッカー界ですから、中国リーグ、JFL、J2、J1という道は、果てしなく長く遠い道です。しかし、だからこそ夢があります。

 選手もコーチもスタッフも、誰もが、仕事を持っていますが、限られた練習時間、練習場所、予算の中で、厳しい生き残りをかけた戦いを繰り広げながら、少しずつ階段を上がっていくしかないのです。あるいは、Jリーグ入りした時に、今の選手はいないかもしれませんが、その厳しさが現実です。

 しかし、間違いなく、皆でチームを作っていく醍醐味があります。2004年設立ですから応援するなら今からです。ここからですと、将来かなり威張れます!!http://www.b-b.ne.jp/fagi/
 ファジアーノ岡山が、Jリーグ入りする頃、間違いなく、岡山のひとつの街づくりができているはずです。

 ともかく今日のような会ですと選手との距離が非常に近いです。こうなると応援に行ったら無茶苦茶楽しいです。彼らが、どう大きくなるのだろう?赤の他人に期待できる楽しさ。

 よく考えると議員も似たような所もあるかもしれませんが。私の場合も、やっぱり新聞配達していた頃から知っている方が、一番楽しいかも?


 ともあれ、この度、ファジアーノ岡山の事務局が、岡山商工会議所に移動します。これから、経済界の支援も、さらに入って来るでしょう。

 試合日程は、上記公式ホームページに詳しいです。初戦の5月1日(日)13時から広島県佐伯総合グラウンドのVSフジタFC戦に応援に行こう!と言われる方がおられましたら、ご一報下さい。


 ※ファジアーノ岡山サポーターの方への耳寄り情報〜!!

 監督発表によりますと、今年のファジアーノ岡山の合い言葉は、「CIS(チス)」。これは、CREATIVE、INDIPENDENT、SPORTSMANSHIPの略。こういったPLAYができていない選手には、サポーターは、「CIS!!」と声をかけるのだ。

 また、戦略は、3S(SURROUNDO、SIMPLE、SPIRIT)。統計によると、ボールを得て得点までは、5〜10秒で決まる。すなわち、ダラダラボールをまわしても、決まらないし、ボールが渡って10秒が危ないのだ。速攻だ!!

 これで応援は、バッチシなのだ。
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2005年3月22日(火)
           【人は、いつ、どこで、どのように死ぬべきか】
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 本日午後に、ノーマライゼーション推進型地域統合ケア推進シンポジウムが開催されました。主催・所管は、岡山県長寿社会対策課ですが、いわゆる「地域統合ケア」は、介護保険や支援費制度というよりも、社会保障の根幹に触れる極めて大きな動きです。
 ところで、一方で、幼保一元化の動きがありますが、こうした一元化、統合化の元を辿れば、まさに縦割り行政の弊害に行きつく事になります。
 また、三位一体改革の流れの中で、国庫補助金から地方交付税化することにより、自由の名のものとに、非常に削減の危険に晒されるのが、こうした保健福祉分野です。
 財源があれば、縦割りで、二重三重に、紐付きの補助金を打ち、無くなれば、地方に委ねて統合だと、霞ヶ関に振り回されるような気がして、解せない部分もありますが・・・・・。
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2005年3月23日(水)【図書館から図書・情報館へ】
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 このところいわゆる人事異動で、非常に仕事がし難くなっています。特に、直接御相談させて頂く事が多い課長が替わられるのは大変なことで、例えば、十分な引き継ぎがあるかどうかは、4月中旬の落ち着いた頃にならないと分かりません。
 これを機に、話が流れる場合もあります。
 それでも、4月の委員会では、流暢に答弁されたりするので、やはり、優秀な方が多いなぁ、と感心したりもするのですが。
 議員も年数を重ねるごとに、役職の方とのエピソード(例えば、議論した事も含めて)が多くなるものだなぁ、とも思います。
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2005年3月24日(木)【ライブドアの手法で政治は変わるのか】
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 昨夜、シーガルズの選手とお会いする機会があり、ここはひとつ国体以後も、市民球団として応援しなくてはいけないなと強く思いました。
 いよいよ愛地球博開幕で、コンビニにも、味噌カツ弁当が登場。一方で、甲子園は、雨天順延の上に、関西高校は残念でした。
 それにしても気になるのは、ライブドアの動きです。ソフトバンク参戦というのは、下手な映画を見るよりも、遥かにおもしろいです。
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2005年3月25日(金)【イラン戦 頑張れ!ニッポン!】
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いぞ!」という暖かい言葉に見送られて、当時衆議院外務委員長である逢沢代議士の事務所開設以来初の「イラン出張」でした。
 外務省にしっかり守って貰って、安全は確保された道中でしたが、震源地は、アフガン国境近く、行けども行けども砂漠だし、機関銃を持った兵士がバスに乗り込んできて、フィルムを没収されるし、イランの片田舎の町で、迷子になって、ワイワイと役場か何かに引っ張り込まれて、イラン人に囲まれた(当たり前ですが)日には、もう泣こうかと思いました。
 そう言えば、モスクは美しいテヘランでは、車に跳ねられそうになりました。本当に良い思い出がありません。
 だからと言うわけではないですが、なにかとてもたいへんそうな気もする彼の国で、頑張れニッポン!!
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2005年3月26日(土)
        【バーチャル・ローカル・パーティー・ネットワーク】
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 本日は、一便で上京、最終便で帰岡。こういう出張は避けたいのですが、早稲田大学マニフェスト研究所主催の「21世紀分権時代における地方議会のあり方研修会〜ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟結成に向けて〜」という催しは、非常に充実したものでした。
 特に、改革派知事の元祖、元三重県知事の北川正恭早稲田大学院教授や、松沢成文神奈川県知事の講演は、とても参考になりました。
 流行語大賞には選ばれたものの、「マニフェスト」という言葉は、むしろ定着しつつあります。しかしながら、執行権のない地方議会、地方議員にとって、「政権公約」と約されるマニフェストが、どういう意味があるのか非常に疑問でした。
 正確に言うと、まだ疑問は氷解してはいませんが・・・・。
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2005年3月27日(日)【恐竜物置き】
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 本日は、朝一で、地域のふるさと発見ウォーキングの開会式挨拶の後、文教委員長が議長代理で、スポーツ大会での祝辞。
 その後、商工会議所で、山陽新聞社と商工会議所による「山田方谷に学ぶ」として、岡山出身の全日空社長の御講演を拝聴しました。会場いっぱいの方々で、財界の中心の方々も多くおられました。実質は、1時間足らずの御講演であったにもかかわらず、非常に内容が簡潔かつ濃いもので、何よりも、再建にかける経営手法については、言葉の使われ方からして、昨日の北川正恭前三重県知事とかなり共通しているのが、非常に興味深かったです。それにしても、気になるのは、岡山空港の振興策。
 午後からは、家族で、浦安の子どもセンター主催のプレイパークへ。家族連れで大賑わいで、元気な大学生ボランテンティアを横目に、多くの父ちゃんが、へたっていました。
 木材工作では、親の方が本気になり、私も、ラクダのようなものを作るつもりが、意味不明の恐竜物置きに、なってしまいました。妻は、ずっと岡南飛行場から飛んでいたグライダーを作りました。妙な工作で、狭い部屋に置くところがありません。
 それにしても、プレイパークに、見事にはまった4歳の子どもの運動量に、父ちゃんは、ついていけません。来週は、岡山ドームです。
 その後、関西への往復で、夕刻の会議と祝賀会に出席。さすがに、これは疲れました。
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2005年3月28日(月)【自己推薦入試の余波】
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 一昨日研修会に参加したローカル・マニフェスト推進地方議員連盟各位が早くも、メーリングリストを開設しました。地方議員だけのMLという物凄いものになりそうです。
 議員連盟は、5月22日に、500人規模の結成大会を行うということで、私も、さっそく設立準備運営委員会入りを希望しました。WEB上での意見交換ができることが、条件であり、やはり、全国で勝負するには、私も、ホームページ開設が必要です。
 過去の「こころ」も、短縮版で載せて、オンブズマンさんに好評かどうかわからない過去の視察報告書等々を加えれば、半端ではないデータと今後の更新が見込めると思いますが、作業がたいへんです。「こころ」2000号記念ぐらいかしら。
 やるからには、半端なことはしたくないし・・。
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 さて、独自のルートで、今回の岡山県立高校自己推薦による入学選抜にかかわる問題点の集約を頂き、予想以上に、現場が大混乱していたことが理解できました。
 受験チャンスは増えたけれども、それを生かせた生徒は、全体の3分の1から4分の1で、むしろ多くは、余計に不合格の辛さを味わう結果となっています。単に、学力の高い生徒に、より有利なだけではないか、という声や、ともかく、合否の基準が私立高校に比べて不明確ではないか、という意見、事務手続きが煩雑また不親切すぎるという現場の声もあります。
 合否が出るのは辛いことであり、だからこそ試験ではありますが、必要以上に生徒の気持ちを揺さぶる仕組みは、正さないといけないと思います。
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2005年3月29日(火)【岡山市ジュニオケ40周年】
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 岡山市ジュニアオーケストラが、創立40周年を迎えました。本日は、記念の第7回スプリングコンサート。シンフォニーホールが3階まで一杯の大盛況で、その演奏のグレードの高さも、十分に堪能できました。練習場等、かなり苦労されているはずですが、全国初の自治体運営の青少年オーケストラは、まさに市民の市民による市民のための楽団として、素晴らしい才能が、世界に育っています。
 楽譜が読めないという理由で、大学のグリークラブを半年で辞めた(辞めさされた?)私としては、ただただ感心するのみです。
 そう言えば、岡山シンフォニックバンドの演奏会も、指揮はやはり新田孝氏で、4月10日(日)です。
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2005年3月30日(水)【議会図書室】
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 選挙管理委員会を往復しながら、政治団体の収支報告書を修正して、さらに、政務調査費の処理や自民党第1選挙区支部第5支部設立書類作成やと事務作業に追われた一日でした。
 現在、私は、企業献金というものは頂戴していませんが、特に、昨年は、個人会費等の形で、五十数万円を頂戴したこともあり、また、さらに持続可能な活動のために、より資金の流れをクリアにする仕組みにしました。卒倒しそうなほどの持ち出しですが・・・。
 作業にあたり、事務所は、なにかと仕事が派生し、自民党控え室の大部屋では落ち着かず、公共の場では無理だし、そういう作業が、最もし易い場所を考えると、やはり、議会図書室に篭ることになりました。非常に静かで、作業は、はかどりました。
 以前は、共産党の先生がよく使われていましたが、私も、インターネットの検索エンジンに頼る癖ができてしまい、ほとんど利用していません。膨大な量の資料があるのですが、いかんせん古く、資料室と言うより、史料室になっています。
 一般の方も利用しようと思われれば、できないことはないのですが、議会開会中を除けば、終日、ほとんど人が来ない図書室というのも、かなり問題のように思います。ネット環境も整っており、要は、我々議員に、宝の持ち腐れ状態にしている責があります。
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2005年3月31日(木)【十三参りをご存知ですか?】
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 さて、十三参りをご存知ですか?と、書き続け6年目。今年も、十三参りの季節になりました。
 毎年恒例で、こころなしか、「こころ」の内容も、毎年同じ気がします。

 数えで13歳は、子どもから大人の仲間入りする節目になる年齢で、肉体的にも精神的にも大切な年です。
 そこで、虚空蔵菩薩にお参りをして、知恵と幸福を授かる十三参り(別名「智恵貰」「智恵詣」)という行事が、行われていました。現在も、数百年に渡り京都嵐山法輪寺や大阪で、近隣では津山と、各地で行われています。
 また、「本身祝い」といい、女子は初めて大人の着物を作ってもらい、肩上げをして十三参りする習慣が、続いています。

 6年前より、青少年の情操教育と健全育成、なにより新しいお祭りを通したまちづくりという観点から、徳吉町(1−2−33)の徳与寺で、この十三参りが、始まりました。
 ご存知の方は、まだ少ないと思いますが、徳与寺は、元岡山藩主宇喜多直家の正室お鮮様のお墓があり、淡嶋様もおまつりしています。位置的には、朝日高と旧東山バッティングセンターの中間の小高い丘です(三勲小学校の東)です。

 私は、小学校の時、この寺のある丘を越えて、塾に通っていましたが、お墓はあるし、うら寂しくて、子供心に、なにか妙に恐かったという印象がありましたが、少しく忘れられていたその無住寺が、十三参りで、蘇っています。
 のぼりから作っていった6年前から、有志の奉賛会(岡崎彬会長)の手で新しいお祭りが生まれようとしています。

 今年は、4月3日(毎年4月第一日曜日です。)の午前10時から午後3時に行われます。新小学6年生の男女が対象になりますが、御関係の方に、新小学6年生のお子様がいらっしゃいましたら、是非御参拝をお勧め下さい。智恵が貰えます!

 また、外国の方や小学6年生未満の児童のご参拝もお勧め致します。喜ばれることとお思います。

             十三参り徳与寺奉賛会 副会長 佐藤 真治

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