2004年9月1日(水)【台風16号の爪痕】
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本日は、埼玉夏季国体の壮行式。日頃の練習の成果で、文教委員長として、ぶちきれるようなガンバローコールをさせて頂きました。選挙応援も、こういう時に役に立ちます。
それにしても、台風16号の被害の大きさに、被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。
総合防災訓練に、集中豪雨の想定がないということを含めて、徹底的な防災計画の見直しが必要なように思います。
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詳しくは↓
米子での自民党の研修会から、壮行会にあわせて帰岡致しました。そして、台風16号の岡山の被害の大きさに改めて驚いています。
台風一過の青空に遠く、台風16号は、岡山にも大きな傷痕を残しました。亡くなった方もおられますが、予想以上に、浸水の被害は甚大で、例えば、水に浸かった自動車の被害等々の善後策を考えれば、被災された方の完全復旧までには、相当時間がかかりそうです。
心からお見舞いを申し上げます。
と、ともに、今朝の毎日新聞によれば、今年の都道府県防災訓練のうち、集中豪雨を想定した高齢者の避難誘導訓練を実施したのは、僅か4県。少なくとも、岡山県も総合防災訓練で、かような想定はなく、仮に、8月28日に実施したとしても、あるいは、たちまちの効果があったかは不明です。
実は、7月の新潟豪雨災害を受け、中央防災会議会議も、8月5日、今年の総合防災訓練大綱を改定。集中豪雨を想定した訓練の実施を求めていました。ただ、その改定が伝わったのは、8月19日と言います。
また、住民に対する情報伝達、高齢者など災害時要援護者の避難誘導、災害時要援護者の救出は、地震で訓練すれば、集中豪雨でも応用できるというのが、実施しない理由として上がるようですが、地震と水害の備えは、避難場所ひとつとっても、全く質が違うという専門家の声もあり、例えば、水害で、災害弱者の高齢者が水死するという事態は、あるいは、防げることなのかもしれません。
基本的には、どこかで水が出ての水害ですから、地震よりも時間があります。
さらに、いわゆる浸水や冠水が、地域に起こり得るというマップ等による情報の周知、さらには、未然防止ができるならその方策を講じておく必要があると思います。
また、港湾が高潮に襲われた場合、漂流物により、あるいは、置いてあるものにより、2次的な被害が出るという危険も意識しないといけません。
また、例えば、自動車をより高いところに上げておくなり、あるいは、クーラーの室外機は、地面すれすれに置かないなり、想定される被害は少しでも食い止める意識の啓蒙も必要だと思います。
特に、自動車はなかなか気が回らないかもしれませんが、手間はかかりますが、策は講じられるのかもしれません。
おりしも、昨日は、「あぶさん」なら「鉄の稲」の二百十日。防災訓練のあるこの時期は、地震もさることながら、台風も来易いのならば、総合防災訓練に、水害も加える必要が当然あります。
徹底的な見直しを9月定例会で訴えます。
<9月5日(日)「落書き一斉消去作戦」のお知らせ>
さて、このたび落書き調査隊では、11度目の大がかりな市街地中心部の「落書き一斉消去作戦」を実施することになりました。
対象エリアは市街地中心部の21万平米(1キロスクエアの約5分の1)、約100人(予定)の市民が集まって、計約239カ所の落書きを一斉消去します。消去対象の落書き箇所は過去最大です。
調査隊では、国体の開催までに岡山市街地の目立つ落書きを消去し、きれいな街でお客様をお迎えし、同時に、落書き問題で悩める全国の地域との連携を進めています。
落書き消しは身近でできる街づくり。まだまだ暑い時期で恐縮ですが、多くの皆様のご参集をお待ちしております。
汚れてもよい服装(服と靴と帽子)(+軍手)で着ていただければ、他に用意いただくものはありません。
どなたでも参加できます。
記
9月5日(日)
集合場所は、西側緑道公園 平和の像(花時計)
集合時間は8時45分です。早め集合歓迎です。
正午までの予定です。(雨天順延)
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2004年9月2日(木)【台風大被害の岡山沿岸部】
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台風16号による被災地を自民党「あさかぜ」号で、見て回りました。3市4町の被災地や役場を訪ね、玉野、備前両市長と牛窓、日生、寄島各町長から、直接お話を伺いました。
正直に申し上げて、ここまで酷いことになっているとは思いませんでした。県南で、1万1123戸も家屋浸水が起きているわけですから、被害者は、何万人ということです。
これはもう、天災の少ない岡山県あげてのとんでもない事態であると言わざるを得ません。
早急な対応が必要です。
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詳しくは↓
本日は、午前10時から午後8時頃まで、台風16号による被災地を自民党「あさかぜ」号で、見て回りました。
幹事長から特にご指名を頂き、予定していた産業労働部の県内調査参加をキャンセルし、帯同させて頂きました。
本来は、もう一日早く行くべきでしたが、しかし、首長を訪ねたこともあり、県に対しての多くのご要望も頂きました。
災害救助法の適用は、4市(岡山、倉敷、玉野、笠岡)8町(日生、牛窓、邑久、寄島)。これに、備前市が加わると思われ、そのうち、3市4町の被災地や役場を訪ね、玉野、備前両市長と牛窓、日生、寄島各町長から、直接お話を伺いました。
正直に申し上げて、ここまで酷いことになっているとは思いませんでした。被災の夜から3日目の朝に入り、どこも水は引いてはいましたが、どの地域も、その傷痕は生々しく、道の両側のあちこちに、使えなくなった電化製品や畳や家財道具が、山のように詰まれていました。
土塀の家は、壁が流され、見るも無残な状況です。
消毒剤が撒かれているところもありましたが、呆然とする以外に成す術がない場所も多くあります。
知っている風景が、いつもと全く違う風景になっています。
地震と違い、水害は、一山超えるとピンとこないというのがあるのかもしれませんが、例えば、先日プレ国体でお邪魔した玉野や岡山市九々井や玉島の被害は、凄まじく、特に、九々井は、町の機能が完全停止しているような状態で、まだまだ外部からの人の手がいくらあっても足りない状況でした。
阪神淡路大震災の被災現場と比べると、全体ではなく、建物の内部が、水浸しで、ムチャクチャになっており、いったいいつ中に戻ることができるのか、あるいはできないのか、よくわからない、先はわからないが、ともかく、地域が一体となって、片付けるしかないといった感じです。
それにしても一体街中にいて、県南で、1万1123戸も家屋浸水が起きているわけですから、被害者は、何万人ということですが、その実感が、どれほどあるでしょう。
これはもう、天災の少ない岡山県あげてのとんでもない事態であると言わざるを得ません。
正直なところ、私は今たいへんに自分を恥じております。せめて、もう一日早く動くべきでした。自民党青年部・局で、即座に動いても良かったかもしれません。
また、赤十字社の救援物資はどこにも届いておりましたが、国際緊急救援を含めて、国際貢献先進県を歌う本県が、意外に動きが鈍かったり、市・県の連携のまずさ、縦割り行政の弊害ばかりが目立ち、結局は、行政よりも、最後は、地域住民のネットワークが頼りであると思い知らされました。
例えば、人的被害が、まだ少なかったというのは、消防団はじめ、地域コミュニティーが、有事の際にも機能した奇跡と言えるかもしれません。
また本当に多くの方が、災害復旧のボランティアに当たっておられ、特に中・高生や青年が、各地で、大きな働きをしています。寄島町では、中学生の動きに、本当に素晴らしいものがあります。
それにしても、なぜかくも被害が拡大したのか。
概して言えるのは、水害が、集中豪雨で陸から来るという印象はあっても、ここまで海から水が突如やって来るという想定も、想像もなかったということです。
あらゆることが想定外でしたが、これからは、想定内ですから、今後の大きな課題になります。
玉野の場合は、床上浸水482戸、床下浸水1446戸。高潮でも2m水位が上がり、極端な場合でも、3.1mぐらいのものだろう、と思っていたところが、あらゆる悪条件が重なり4.3mに。
しかも、それが僅か10分。緊急避難命令が出せる状況でなかったと言います。
そして、渋皮海岸から児島を結ぶ岡山一美しい風景を走る国道は思い切りえぐられ、通行止め。水族館の海亀が逃げるぐらいに水が来て、エアーポンプ等が壊れ、多くの魚が死んでいます。
牛窓町も、予想水位が2.24m。気象庁の警戒で、6〜70cm高くなる予想をしていたところが、一挙に、3.5mの潮位計を振り切り、床上300戸、床下280戸の大被害。
正面の防備を怠りなく行っていたが、背後から襲われたというような全くの予想外の話。
特に、田・畑も海水に浸かっており、数年は被害が続くかもしれません。
もちろんハザードマップを作ることも重要ですし、堤防もより強固にしないといけません。
ただ、要は、もうこういうことは、いつでも起きるのだという意識に基づいて、街づくりを進めて行く必要があるということです。
地球温暖化の影響か、最近水位が上がっているような気がするという声がありましたが、例えば、私が子供の頃、むしろ少なかったクマゼミが、アブラゼミに取って代わろうとしているようなことひとつとっても、地球がおかしいと、誰もが感じているのではないでしょうか。
地震もさることながら、異常気象による被害は、いつでも起こり得る、そういう覚悟が必要なように思います。
ただ、たちまち、今日からどうするかです。
災害救助法は、県知事の判断で、人口に応じて一定数以上の住居の滅失がある場合等に適用され、国・県が2分の1ずつの負担で、避難所や応急仮設住宅の設置、食料、飲料水、被服、寝具の給与、学用品の支給、埋葬、障害物の除去等々の救助を行うことを定めています。
しかし、今回明らかなのは、水害の場合、洗濯機やクーラー等の家電製品、自動車などがやられてしまうということです。特に、日生のような観光地には、飲食店、旅館、各店に大型冷蔵庫があり、そういったものが、全て駄目になっています。
また、例えば、備前の耐火煉瓦工場など、原料等にも被害が出ており、不景気の追い討ちとなり、経営事態に支障を来す恐れすらあります。
となれば、補助ないし低金利による融資の充実が必要です。これは、早急に発表されなければなりません。
また、明日から、県、赤十字社、県社協、共同募金会、NHKによる「台風16号岡山県高潮等被災者義援金」募金運動も始まりますが、ともかく一刻も早く、被災者の義援金を配分する必要もあります。
さらに、災害ボランティアについて言えば、各役場に問合せをされた上で、現地に行かれれば、ともかく何やかにやすることがございます。
特に、九々井や玉島は、幾らでも人が要ります。
私も、イランには行けて、なぜ岡山は、駄目なの?と言われれば、そりゃそうです、なのですが・・・・。
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2004年9月3日(金)【障害者スポーツネットワーク】
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この度、NPO法人格の認証を受けられた障害者スポーツネットワークの交流会に出席させて頂きました。
岡山国体の成功は、天皇杯の獲得に加えて、再来年の成績が、大きく下がらないことにあると思いますが、全国障害者スポーツ大会「輝いて岡山大会」の成功は、障害のある方のスポーツ人口の裾野が広がることにあると思います。
とても心が暖まったり、また、大きなエネルギーが頂戴できる、そんなNPO法人が立ち上がりました。
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詳しくは↓
本日は、午前中は、文教委員長のあて職で、体育協会理事として、総務委員会および理事会に出席させて頂きました。
来年の国体に向けて、じわじわと盛り上がってくる感じです。
議長と並んで議会からは、第59回国民体育大会秋季大会岡山県選手団顧問として、埼玉県で行われる「彩の国まごころ国体」では入場行進に参加します。
それにしても、そのために、体協のブレザーと選手と同じジャージを購入するということで、3万円の大出費。しかも、来年は、ジャージのデザインも変わるということで、嬉しいような悲しいような。それでも、本当に名誉なことで、貴重な体験です。
国体がどんどん身近なものに感じられますし、心底岡山県選手団の皆様には、頑張って頂きたいです。
夜には、この度、NPO法人格の認証を受けられた障害者スポーツネットワークの交流会に出席させて頂きました。
岡山国体の成功は、天皇杯の獲得に加えて、再来年の成績が、大きく下がらないことにあると思いますが、全国障害者スポーツ大会「輝いて岡山大会」の成功は、障害のある方のスポーツ人口の裾野が広がることにあると思います。
とても心が暖まったり、また、大きなエネルギーが頂戴できる、そんなNPO法人が立ち上がりました。
そう言えば、もうすぐアテネで、パラリンピックが始まります。
台風16号による高潮被害について、岡山県も、独自の支援制度を設ける方針を固めたものの、いわゆる企業の被害は、すさまじく、それはもはや数千万、数億という単位になっています。
低金利融資に加えて利子補給するにしても、余計な借金には違いなく、岡山経済に与えるダメージも、深刻なものがあります。
通常の台風では、農作物の被害や土砂崩れと農林水産や土木の話になりますが、この台風被害は、産業労働の話でもあります。
なにより厳しいのは、復旧に相当の時間を要することからの被災された方の精神的ダメージ。安心や希望といったものが、早急に示される必要があります。
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2004年9月4日(土)【明日後援会総会を開催いたします。】
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天気も何よりも台風の被害も気になりますが、明日石井知事をお招きして下記の形で後援会総会を開催させて頂きます。
日曜日の昼下がりという難しい時間ではございますが、万障お繰り合わせの上、ご来場頂きますよう心よりお願い申し上げます。県政の中枢を担う県議会議員として飛躍するためにも、どうしても失敗できない極めて重要な会合でございます。
※タオル、毛布等の救援物資があれば、お預かりして、被災
地に、お届けさせて頂きます。また、逆に要請を頂ければ
と存じます。
記
日 時 9月5日(日)午後2時〜3時
場 所 ホテルグランヴィア岡山
岡山市駅元町1−5 086−234−7000
会 費 無料
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総会の前に良い汗をかかれませんか?
<9月5日(日)「落書き一斉消去作戦」のお知らせ>
さて、このたび落書き調査隊では、11度目の大がかりな市街地中心部の「落書き一斉消去作戦」を実施することになりました。
対象エリアは市街地中心部の21万平米(1キロスクエアの約5分の1)、約100人(予定)の市民が集まって、計約239カ所の落書きを一斉消去します。消去対象の落書き箇所は過去最大です。
調査隊では、国体の開催までに岡山市街地の目立つ落書きを消去し、きれいな街でお客様をお迎えし、同時に、落書き問題で悩める全国の地域との連携を進めています。
落書き消しは身近でできる街づくり。まだまだ暑い時期で恐縮ですが、多くの皆様のご参集をお待ちしております。
汚れてもよい服装(服と靴と帽子)(+軍手)で着ていただければ、他に用意いただくものはありません。
どなたでも参加できます。
記
9月5日(日)
集合場所は、西側緑道公園 平和の像(花時計)
集合時間は8時45分です。早め集合歓迎です。
正午までの予定です。(雨天順延)
=========ご案内(転送)===========
ハート・オブ・ゴールドでは、以下の映画の上映をする事になりました。ttp://www.teamokuyama.com/taizo/index.htmlお出かけくださいませんか?チケットをお買い上げの方、下記、山田までご連絡下さい。また、詳細は追ってホームページにてご紹介します。一足先にお知らせします。日時: 10月30日(土)
12時30分開場〜12時45分開始〜2時45分場所: 岡山駅西口、国際交流センター、2F国際会議場イベント:「地球市民フェスタinおかやま2004」自主企画として参加費:一般500円、学生300円人数:先着200名上映実行委員会:岡山理科大学専門学校・映像情報学科チーム、責任者:山田啓太(kikunojyo@risen.ac.jp、090-2862-9241)何年か前、カンボディアでアンコールワット国際ハーフマラソンの前夜、「地雷を踏んだらサヨウナラ」の上映をしたことを覚えていらっしゃる方もあるかと思います。http://www.teamokuyama.com/taizo/jirai/index.html昨年一之瀬タイゾー、没後30年を祈念して、ドキュメンタリー映画が作成されました。イラクで、日本人カメラマン2人が殺されたことが、記憶にあたらしいと思います。30年前、彼が撮りたかった、伝えたかったことは・・・☆・☆♪・☆・♪☆・♪・☆・NPO<ハート・オブ・ゴールド> URL:http://www.hofg.org/
mail:hearts05@hofg.org♪・☆・♯・☆・♭・☆・♪・☆
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2004年9月5日(日)【後援会総会御礼】
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石井知事をお迎えしての本日の後援会総会には、約300人もの方々にお越し頂きまして、誠にありがとうございました。
天気も水害の復旧も気になっておりましたが、本当に多くの方々に叱咤激励、さらにはご厚意を頂戴し、心から感謝御礼申し上げます。
ある意味で、新生さとうしんじが、今日スタートしたということで、皆様の信頼にお応えできるよう、改めて全力で県政発展のために努力精進して参ります。
今よりも、さらに強く大きく正しい議員になることが、皆様への唯一の恩返しと肝に銘じ、必ずや、岡山県政を支える中枢になります。
どうか引き続きのご指導ご鞭撻を賜わりますよう、心よりお願い申し上げます。本当にありがとうございました。
さぁ、明日からは、9月定例会。勝負の本会議です!!
岡山県議会議員 佐藤 真治
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2004年9月6日(月)【9月定例会開幕】
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石井知事2期目最後の9月定例会が開会致しました。
災害復旧議会となりそうで、明日には、常任委員会が追加開催。生活再建、住宅建築等で単県で補助が成される方向です。
今回の被害総額は、県関係では、約39億4700万円。特に、深刻な農作物の被害は、約4億3400万円、水産業では、被害は、10億円を超えます。岡山県あげての大ダメージです。
気になるのは、18号の進路です。
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2004年9月7日(火)【台風通過中】
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台風18号が、通過中です。本日は、自民党の北方領土返還要求街頭活動も、中止。第一回図書館協議会の会合も、中止。
未曾有の被害に輪をかけての被害が、少しでも少ないよう祈りながら、臨戦態勢のような緊張感を持ち、青空を待ちます。
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2004年9月8日(水)【原稿執筆中につき】
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終日一般質問原稿作成。はかどらぬまま夜に。受験生状態。
IPv6ショールーム、大連がらみ、海洋保全税(漁協振興)については、ネタ不足、取材不足、勉強不足の部分があり、次回に回させて頂きます。関係ご各位には、誠に申し訳ありません。
秋には、農林水産を意識して動きます。大連も行かなきゃ分かりません。
今回は、総合防災計画、総合福祉ボランティアNPO会館、介護保険(移送特区)がらみで、また20問超えそうです。
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開会日に、自民党青年部局で、ある講師を招いて、精神福祉行政についての勉強会を行いました。もちろん、内尾センターに関しても。
入院をして社会復帰を目指すのではなく、入院させないで社会復帰を目指すという理想が、様々な理由で潰えそうです。
行政だからできたことが、行政だからできなくなる、やろうにもできない、そんな時代になりつつあります。・・・実に難しい・・。
一方で、児童相談所に、精神的なケアを併設すべきであるという提言もできそうです。
※明日9月9日のNHK「きびきびワイド610」の中で、この8月に岡山で開催されたユネスコ・パリ本部主催の国際ワークショップの内容も含めた岡山市京山地区ESD環境プロジェクト(2005年から始まる「国連持続可能な開発のための教育の10年」を先駆的に取り組み始めた地域における環境教育の取り組み)の特集(たぶん18時20分すぎから45分ころまでの間の約7分間)があります。
ぜひご覧頂き、ご感想なりお聞かせ下さい。
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2004年9月9日(木)【一般質問は、15日(水)午後1時から】
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本日は、9月定例会代表質問初日。自民党および民主党。
初議会以来22回連続になる一般質問は、初日15日(水)の3番目になりました。午後1時に、議場に、お越し頂ければ、傍聴頂けます。CATVも、やってます。
政務調査会では、全国9番目になる、議員立法で、執行部の示す基本計画等に議決を要する条例を作ろうという話。これは、非常に良い動きだと思います。
さらに、知事選挙自民党選対会議。春風駘蕩という感じも。
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詳しくは↓
今回は、一般質問に22人。予備日を使い4日間になります。
以下が、共産党並みと言われる膨大な量の質問項目で、また多すぎると、批判を浴びそうです。ただ、これでも削っているのでございます。
実は、本会議場よりも、ここから数日の財政課とのやり取りが、一番白熱するところで、お見せできないのが残念なところです。一歩でも前に進めます。
一般質問 自 民 党 佐藤議員
1 防災対策について
(1)災害への憂い
(2)総合防災訓練
ア 意義と成果
イ 実施時期
ウ 集中豪雨を想定した訓練への対応等
(3)県管理河川のチェック
(4)人口流入地域での危機意識等の醸成
(5)都市型被害への検討
(6)危険地域の周知
(7)防災ネットワーク
(8)災害ボランティアへの情報窓口
2 新総合福祉・ボランティア・NPO会館(仮称)等について
(1)アクセス等の整備
(2)入居団体による連携
(3)「総合」の意味
(4)「総合福祉会館」等の活用
(5)NPO
ア 支援の考え方
イ 介護保険事業者であるNPO法人
(6)聴覚障害者情報提供施設
ア 視聴覚情報センターとの関係
イ 管理運営等
3 介護保険制度等について
(1)評価
ア 当初目的の達成状況
イ 制度見直し等
(2)移送事業
ア 現状認識
イ 指導状況
(3)介護と医療の峻別
(4)不正請求
ア 居宅介護支援事業者のチェック等
イ 利用明細の発行
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2004年9月10日(金)【代表質問2日目】
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本日は、代表質問2日目公明党。一般質問の4倍分ぐらいの数の項目で、これから一般質問が、4日間、21人続くとなると重複質問の連続が予想されます。
自民党青年部局のソフトボール大会は、11月14日(日)・玉野スポーツセンターと予想されます。佐藤真治後援会チームで1チーム編成することになりそうなので、出場ご希望の方、ご予定下さいませ。
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詳しくは↓
他の議員から質問が出る事を想定しながら、いかに重複質問を避けるかが、議員の腕だと思います。少なくとも、代表質問は理解し、間隙を縫う勉強をしないといけないということでございます。
ただ、私にとって、当局との正味の攻防は、今週中。質問項目が動いているこの時期です。特に自民党の場合は、悲しいかな、本会議場は、ある意味、確認の場で、事実上のガチンコの論戦の場ではないかもしれません。
公開の場で、白熱はしないですが、一歩でも進める、その実をとるということで、混乱し、しばしばストップするよりは良いかもしれないと、割り切っているところもあります。
ともあれ、初議会以来22回連続になる一般質問は、初日15日(水)の3番目になりました。午後1時に、議場に、お越し頂ければ、傍聴頂けます。
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一般質問 自 民 党 佐藤議員
1 防災対策について
(1)災害への憂い (総務)[ 知 事 ]
(2)総合防災訓練 (総務)[ 知 事 ]
ア 意義と成果
イ 実施時期
ウ 集中豪雨を想定した訓練への対応等
(3)県管理河川 (土木)[土木部長]
(4)人口流入地域での危機意識等の醸成
(総務)[総務部長]
(5)都市型被害への対応 (土木)[土木部長]
(6)危険地域の周知 (総務)[総務部長]
(7)砂防指定地の見直し (土木)[土木部長]
(8)アクセス窓口の一本化
生環協力(総務)[総務部長]
2 新総合福祉・ボランティア・NPO会館(仮称)等について
(1)アクセス等の整備 (保福)[保健福祉部長]
(2)「総合」の意味等 生環協力(保福)[ 知 事 ]
(3)入居団体による連携 (保福)[保健福祉部長]
(4)「総合福祉会館」等の活用
生環協力(保福)[ 知 事 ]
(5)NPO
ア 支援の考え方 (生環)[ 知 事 ]
イ 介護保険事業者であるNPO法人
保福協力(生環)[ 知 事 ]
(6)聴覚障害者情報提供施設
(保福)[ 知 事 ]
3 介護保険制度について
(1)評価 (保福)[ 知 事 ]
ア 当初目的の達成状況
イ 制度見直し等
(2)福祉有償運送 (保福)[ 知 事 ]
(3)介護と医療の峻別 (保福)[保健福祉部長]
(4)不適正な請求 (保福)[保健福祉部長]
ア 居宅介護支援事業所のチェック等
イ 利用明細の発行
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2004年9月11日(土)【笹が瀬川について】
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台風16号は、高潮に伴う大被害でしたが、かねてから言われているのは集中豪雨による被害。特に岡山市内では、笹が瀬川の氾濫の危険性が度々指摘されています。
上流は、開発で保水力が激減、中流は、もともと水郷で一部天井川、下流は児島湾締め切り前は、潮入川と呼ばれ、満潮時には今保付近まで逆流していたそうです。また、岡山市管理の5カ所の雨水排水ポンプも川の氾濫の危険を増幅させるおそれがあります。
しかし、その改修・整備には遅れが目立っています。急がねばなりません。
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詳しくは↓
台風16号および18号による災害復旧へ国の支援を求めるため、14日(火)に、知事と議長が要望活動を行われることになりました。
今回は高潮に伴う被害でしたが、かねてから言われているのは集中豪雨による被害。特に岡山市内では、笹が瀬川の危険性が度々指摘されています。
平成12年6月定例会で、私も、笹が瀬川について問いましたが今議会で改めて質問に取上げます。
笹ケ瀬川は、全長約25km、岡山市街地を南北に走り、児島湖に流入する県管理の2級河川です。流域は,古くは県下屈指の米、イグサの産地でありましたが、日本一の規模の土地区画整理事業等急速に住宅化都市化が進み、岡山市の世帯人口の6割が住んでいると言われています。
上流は、開発で保水力が激減、中流は、もともと水郷で一部天井川、下流は児島湾締め切り前は、潮入川と呼ばれ、満潮時には今保付近まで逆流していたそうです。
こうした悪条件下で、集中豪雨や台風がやってくると田畑が冠水したり、ゼロメートル地帯が浸水被害に遭うのしばしばです。
岡山市管理の5カ所の雨水排水ポンプも川の氾濫の危険を増幅させるおそれがあります。おまけに、市道を兼ねた低い堤防には雑草が繁り、不法投棄もしばしば行われ、夏場は異臭が漂い、不審者も出る状況です。
平成12年6月定例会では、管理改修の状況、堤防決壊等の災害があった場合の体制、さらには、予算規模が大きく、継続事業で改修できる国直轄事業、すなわち1級河川に格上げする方向性はないか、尋ねました。
この時の答弁は今も生きていると思います。
すなわち、最下流部の4.5kmについては、農林事業により整備を進め、その上流1.7kmを昭和63年度より広域河川改修事業として着手。現在は、特に流水のネックとなっている旧国道2号白石橋から比丘尼橋までの2.2kmを重点的に整備している。
また、平成6年度より笹ケ瀬川中流域に、急激な都市化に伴う遊水機能の低下を解消するため、平成12年度完了の流域調節池の整備を行った。今後とも、危険度の高い箇所から順次整備を図っていきたい。
笹ケ瀬川を1級河川に格上げすることは難しい問題がある。
ただ、その後、堤防に大木が生えていたり、堤防に嫌な日々が入っていたり、木板が長い間欠損していたり、おまけに河川敷に、障害物競技のコースが勝手にできたりと、地域からのご要望も多々ありますが、なにか、根本的な解決がなされていないように思います。
新潟豪雨で破れたのは、予算も潤沢な国管理ではなく、県管理河川であったように記憶していますが、県の管理河川についての点検具合が気になります。
特に、平成12年6月定例会でも申し上げましたが、一部天井川になる笹が瀬川については、まずは、大規模な決壊等が生じないよう、整備を急ぐべきです。
また、新興の住宅地など、周辺に若い世代の流入が目立つような地域では、危機意識や防災体制の醸成が必要ですし、ハザードマップを作ること自体よりも、むしろ、よく目に付く看板等で、当該地域が危険地域でもあることが、地域住民に認知されることの方がより重要だと思います。
こういった観点を踏まえて、再度、笹が瀬川について、本会議で問います。
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2004年9月12日(日)【中曽根元総理と片山鳥取県知事】
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本日は、早朝に岡山を発ち、議員派遣で、鳥取市で行われた鳥取県主催の「地方自治と日本の民主主義を考えるフォーラム」に出席させて頂きました。
おりしも今日は、「鳥取県民の日」。基調講演に、中曽根康弘元内閣総理大臣。木下佐賀市長や福嶋我孫子市長との鼎談に、片山義博鳥取県知事自ら登場。
地方議員にはこれほど刺激になるものはありませんでした。
それにしても、鳥取市への日帰りは、きつく、中四国州にするなら、高速道路化、自動車道化を急がないといけません。
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詳しくは↓(興奮の余り非常に長くなっております。誠に申し訳ありません。)
本日は、早朝に岡山を発ち、議員派遣で、鳥取市で行われた鳥取県主催の「地方自治と日本の民主主義を考えるフォーラム」に出席させて頂きました。
おりしも今日は、「鳥取県民の日」。基調講演に、中曽根康弘元内閣総理大臣。木下佐賀市長や福嶋我孫子市長との鼎談に、片山義博鳥取県知事自ら登場。
地方で政治に携わる者としては、ある意味でとんでもない豪華な組み合わせで、大いなる刺激を受けました。本来であれば、昨日の超有名な憲法学者の佐藤幸治近畿大学法科大学院長の講演も聞きたかったのですが、本日もでしたが、ここのところ連日、夜半まで楽しい用事があります。
それにしても、このフォーラム、なぜか憲法改正問題や民主主義をテーマに、県がフォーラムを開催する珍しい物ですが、実は、既に亡くなっている地元の憲法学者佐々木惣一や政治学者矢部貞吉に、スポットライトを当てたものです。
ただ、まともに政治を扱う会であり、岡山県でこれができるかとなるとかなり疑問です。ただ、それゆえに、地方議員にはこれほど刺激になるものはありませんでした。
まず、中曽根元総理です。私達の学生時代は、日本が最も元気の良かったバブル全盛期。いわゆる、ロン・ヤスの関係は、学生時代特有の体制批判の相手には、最高の相手で、それゆえに、当時の社会民主連合が、輝いているようにも見えました。私の政治の原体験はそこにあると思います。
政治は、本当におもしろいものでした。
そして、ここに来て、風見鶏といわれた後に、長期安定政権を作った中曽根元総理という方が、たいへんに偉大な政治家、政治家らしい政治家であったということが痛感させられる事が多いように思います。今まさに、おっしゃられる事が、ごもっともなことである、と思うのは、私だけでしょうか。
今、最もお話を聞きたい「政治家」です。
氏は、歴史法廷の被告席に立つ政治家は、歴史観・宗教性を持つ事が重要だと言われます。宗教性というのは、おそらくは死生観に裏打ちされた哲学や信念の部分だと思います。あるいは、なにものかへの畏怖の念かもしれません。
しかも、「大東亜戦争」前の潮流と酷似している中、政治家が信念を持って国家像を決めていく必要がある。国家像とは、憲法であり、教育基本法であり、地方自治であり、司法制度改革であり、行財政改革である。
今の政治家は、国家像を語っていない・・・・、本当にそうだと思います。
また、幕末の佐久間象山のように、政策の根元となる精神的・理論的根拠を示す、愛国者、実践的指導者としての「学者」がいないとも言われます。
確かに、具体的な事象について、分析をする政治学者はいますし、実践の伴わない偏狭な事を言う思想家まがいの妙な指導者はいますが、政策の根元に関わる精神的・理論的な事を示し得る人物がいるように思えません。
敢えて言えば、政治家が政治を語らなくなったように思います。実は、私も、そこに餓えている、あるいは、もがいている部分があります。
議院内閣制総理と大統領的首相のバランスを取りながら動いた元総理からは、現総理が、説明がない瞬間タッチ結論型であるとのこと。その他、いちいちおもしろく、なんとか、元総理のお話を岡山で聞けないものか、と思います。
自民党の青年部局では、だめかなぁ・・・・。
一方で、岡山県出身の片山知事です。やはり、岡山市並みの人口の鳥取県だからこそ、モデル的にできる事があるように思いますが、いわばカリスマ知事の施策は、要は、透明性の確保、情報公開で、徹底しています。
つまりは、ガチンコです。
文章では知っていますが、直接お話を伺うのは初めてでした。実におもしろい、ガチンコで質問したい、若い議員なら、そう思わないと嘘です。
相当、知識やスキルを磨かないと勝負はできません。
なにしろ、鼎談は、民主主義だテーマでしたが、議会に関する事が多く、耳が痛いというよりも、快哉を叫びたい感じでした。
特に、片山知事が、議会の権能に大きく期待しているのも分かりました。というのは、本来議会は、行政の透明性を高め、情報公開を進めるための機関であるからです。
しかし、議会がかえって、政治を分かり難くしているのではないか、不公正なものにしているのではないか、そういう視点については、悲しいかな、首肯できるものがあります。
しかし、やはり、最期は、議決機関である議会が本来の姿になる事こそが、政治を正すことになる、やはり、私は、戦っていこうと、思いを新たにもしました。
以下、書き留めたメモの中から。
日本における民主主義は、頂きものだけに守るには手間がかかる。下手をすると衆愚政治になり、独裁制を生んでしまう。
政治は、異なる利害を調整し、限られた財源の中で、どう運営していくかだが、3000自治体が財政破綻しかけているということは、3000の議会がまともに機能していなかったということを意味する。
市民は本当に自治を求めているのか?自分に都合よく管理されたいと思っているのではないか?利害関係が違う市民がそれぞれに意見は出すが、合意を作り出す力がない。市民も対話の力を高める必要がある。
行政と住民との間もガチンコ。駄目なものは駄目。
執行部の提案をチェックするのも重要だが、政策の吸い上げは議会の役目。日本は間接民主制だが、議員は、代理人や代行者にすぎない。特権階級になったつもりのような議員が多い。
議員に根回しするまで情報公開しないなら、本末転倒。情報は議員を通してしか知りたくないという人間はいない。
また議員は、個別の口利きをする代理人ではない。
議会は議決権があるが、開会のゴングが鳴る前に、執行部との根回しで決まっているなら、市民の目に見えないところで、政策決定が行われている事に他ならない。
首長は首長の権限の部分だけ、市民に参画してもらっているのであり、議会に何か言われる筋合いではない。議会も議会で市民の声を聞くため、公聴会等を開き、議員立法等で、市民参画を進めていけば良い。
本来は、直接民主制の方が価値が高い、今後は、インターネットの普及で、直接民主制的な手法をどんどん導入する。それに対して議会は、どう対応するのか。別の観点、長期的な視点で、チェックするのか。ただ、民意は、こうであると数字で言われたら、それで終わりだろう。
こうしたことは、片山知事の最期のメッセージに象徴的です。
市民の皆さんには、主役意識を持って下さい。ある意味、有権者がきちんとした代表者を選出していないから政治が駄目になる。いかに、身近な選挙が大切か。不満なら自分で出れば良い(往来でタスキをかけて、自分がいかに素晴らしい人間か叫ぶ事など、慎みと教養のある人間は、できないでしょうが・・・)。
議員には、執行部と癒着するな、距離を置け。巧妙に寄ってくるので警戒しろ。情報を独自のルートで持ち、調査能力を高めろ。住民から直接草の根で声を聞け。政務調査費フルに使え、先進地を訪ねろ。執行部に情報を依存しないで、議会独自の調査能力を高めるため、例えば、議会図書館の整備を。
これだけ、投げられて、鳥取県議会が変わらないわけがないとは思います。
ただ、誰かに投げて欲しいわけではありません。これは、本来議会が自己改革していくものです。
何かまとまりがつかず誠に申し訳ありません。要は、本当に刺激的だった!!と、いうことです。
それにしても、同じ鳥取県の米子市に比べても、鳥取市への日帰りは、非常にきつく、中四国州にするなら、州都岡山までの高速自動車道化、自動車道化を急がないといけません。
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2004年9月13日(月)【会合ご案内】
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======== ご 案 内 =============
石井まさひろ・和子夫妻と共に輝く女性の会
日 時:9月26日(日)15:00〜
場 所:岡山プラザホテル
ゲスト :太田 房江 大阪府知事
木原 光知子 ミミスイミングクラブ代表
小坂 国子(吉備松下)
お問い合わせ:石井まさひろ後援会事務所
Tel086−235−0018
※ 出席者は女性に限らさせて頂きます。
駐車場スペースに限りがあります。
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2004年9月14日(火)【合併議論はヤマ。】
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市町村合併の特例に関する法律の一部が改正され、平成17年3月末までに都道府県知事に合併の申請を行い、平成18年3月末までに合併した市町村については、特例法を適用する経過措置が取られてはいます。
しかし、逆算すると、市町村合併に関する議論は、ここが最後のヤマ。住民自治・団体自治の根幹、街づくりの大枠について、非常に大切な事が議論されています。争点は何なのかに、是非注目を!
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詳しくは↓
本日も議会は休会。一般質問は明日ですが、案件処理など、比較的落ち着いた時間です。明日から、議会再開。知事選挙の動きも相俟って、再始動です。
市町村合併の特例に関する法律の一部が改正され、平成17年3月末までに都道府県知事に合併の申請を行い、平成18年3月末までに合併した市町村については、特例法を適用する経過措置が取られています。
以前は、平成17年3月までに合併しろというものが、合併の手続きをしろ、要件が緩和されたわけです。進捗状態がイマイチということで、ちょっと条件を緩めたということですが、時限立法の再延長ではなく、〆自体は、17年3月末に変わりません。
そして、経過措置の対象となる市町村にも、国の市町村合併支援プランの対象地域になるとされています。
岡山県は岡山県で、市町村合併ができるだけ多く実現するように、経過措置の対象となる市町村も、岡山県の市町村合併支援プランの対象地域にしています。
ただしかし、岡山県市町村合併支援交付金については、行政の効率化など、合併効果を早期に生じさせることが望ましいことから、経過措置の対象になる市町村には、措置されないことになりました。ただ、知事が認めるやむを得ない場合は、この限りではありません。
これは何が言いたいかというと、岡山県市町村合併交付金自体があろうがなかろうが、合併推進に直接の影響は少ないと言われてはいるものの、要は、来年3月末までには、いよいよ市町村合併の手続きを終えて欲しい、タイムリミットが近づいていますよ、という宣言であると思います。
これは何を意味するかというと、要するに、原則としては、今、出揃っていないと、逆算して、合併困難であるということです。少なくとも、各地の9月定例会が、まずは最期。
頑張って秋口に、臨時議会の開催があっても、県議会に上げる手続き等々がありますから12月議会までになると、17年3月末には、ちょっと間に合いません。
換言すれば、ここが勝負どころ、いよいよ目が離せない状況であるということです。
羹に懲りて鱠吹くではありませんが、個別具体的にコメントする気は、さらさらございませんが、ここ数ヶ月の各地の合併に関する動きには、ことさら耳目を集中して頂きたく思います。
街づくりの大枠について、非常に大切な事が議論されています。住民自治・団体自治の根幹に関わることです。
その際、何が争点なのかには、是非ご注目下さい。
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2004年9月16日(木)【本会議中の楽しみ】
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議会は、一般質問2日目。重複質問が目立ち始めました。
本会議前に、中央中学校体育祭にお邪魔しました。5周年記念大会で、校舎の建替えも進みます。副題は、「〜負ける気がしねぇ〜」。・・・凄いタイトル。下妻物語??おそらく、「自分に」だ
と思います。
種目は、団体競技だけで、様々な障害を持つ生徒も、頑張っています。応援席の風景にも、いろんな事を感じる体育祭ですが、なによりも中2の時、長距離走大会でビリになった事をまざまざと思い出しました。リレーも、辛い思い出しか・・・あぁ・・。
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詳しくは(?)↓
議会解散後は、さきほどまで知事選挙事務所で、選対会議。
これから、会合出席の後、JCの交歓会出席のため、高松に行って戻って参ります。
その前に、倉敷の県議補選は、私も、かなり気になるところです。
昨日の昼の自民党部会に引き続き、昼には、政務調査会。昨日の各部会の請願・陳情、執行部の議案の審議結果について、協議する場ですが、部会の判断が変わる場合もあります。
明日の自民党議員総会で、いわば確認され、来週の委員会で採決。閉会日に、立ったり座ったりはしますが、実際に決まるのは、政務調査会かもしれません。
かなり意味のない昼食の話。
(議員は、昼、何を食べるのか。)
本会議中は、前記の会合に、さらに、いわゆる派閥の調整の会もあったりで、昼食時は、会議が多くあるので、昼の弁当が何かというのが、たいへん重要な課題です。
基本的には、寿司か、カツ丼か、うな丼か、仕出し弁当かですが、かなり高カロリーのものをいわゆる高齢の議員も同じように食べるのが、実に凄いと思います。概ね、業者さんは決まっています。
議会自民党に納める会費は、おそらく、弁当と、かしわ餅に消えているのではないかと思われます。
部会の昼食は、委員長の希望が適ったりするので、6月定例会の部会では、中華弁当にしたら、とても食べきれないほどの物凄い量になりました。
今回はデザートの充実を図りましたが、失敗し、文教部会は中華は却下。ただ、しかし、児島あたりのH土木委員長が、噂を聞きつけ、土木部会は、今回は、同じ中華に。「ご飯が少ねぇな〜。」。う〜ん、なるほど太るわけだ!
個人的には、弁当がなければ、食堂の320円のカレーを食べるので、自費とはいえ、昼食予算最高2000円は、高
いのではないか、もったいなくて、会議中は、痩せようがない
ではないか、と思います。
エンゲル係数高すぎ・・。
とは言うものの、朝から晩まで、一日中議場に座っていると、昼食は、非常に楽しみです。
部会の時は、何かあっというものをと思うのですが、結局無難なところに落ち着くのでした。
こういう文章は、市民オンブズマンさんが見られると、DかE評価でしょう。繰り返しますが、あくまで自費です
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2004年9月17日(金)【指定管理者制度について】
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一般質問3日目。
指定管理者制度に関して、ふつふつと疑問が芽生えました。
指定管理者制度とは、昨年9月の地方自治改正で、公共施設の管理を民間に委ねることができるようになったもので、これまで、福祉施設や公民館などの管理は、財団法人や社団法人など自治体の出資団体などにしか委託できなかったものが、民間企業やNPOも、指定管理者になれば、管理を担えるというものです。
使い方によっては、この制度は、物凄く効果的、かつ、官製市場の民間開放の象徴ともなり、画期的な行財政改革の仕組みになり得るとも思います
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詳しくは↓
旧日銀ホールについては、既に、優れた企画能力を有するプロデューサーや企業経営者で構成されるNPO法人が指定管理者となることとされ、今議会で恙無く承認されますが、10月1日からは、同法人に、開館準備事業も委託されます。
ちなみに、平成17年7月1日から平成20年3月31日までの2年9ヶ月が、指定期間となっています。
この指定期間の長さについて、今日の議会で、自民党西岡議員の質問に応えて、「事業計画を立案する場合、一定の中期的な見通しに基づいて毎年度の経営を考えていく必要がある」、「あまり長期間となると硬直的な運営になるおそれがある。」との説明がありました。
ところで、指定管理者制度とは、昨年9月の地方自治改正で、公共施設の管理を民間に委ねることができるようになったもので、これまで、福祉施設や公民館などの管理は、財団法人や社団法人など自治体の出資団体などにしか委託できなかったものが、民間企業やNPOも、指定管理者になれば、管理を担えるというものです。
今日の答弁では、「公の施設の管理について、民間事業者のノウハウを活用することにより、住民サービス向上や経費の削減を図ることが可能になるものです。」と説明がなされましたが、私の中で、これが非常に引っかかっています。
なにかが、おかしいような気がします。
昔で言えば、「民間活力の導入」と言うべきで、「活用」という言葉が気に入らないし、なにか、管理委託させてやっている、つまりは、行政サイドからの物言いのような気がして仕方ありません。
また、私は、あくまで、この制度の一方の趣旨は、サービスの受け手の県民・市民にとって、公施設の管理を公務員がやるのと民間人がやるのと、どちらが良いのか、あるいは、公施設を機動性がなく融通のきかない行政やその関連団体の管理から解き放つぐらいの意味に思っています。言いたくはないですが、某センターなどその典型かもしれません。
「効率的な経営が行われたかどうかで一定の評価を行う」気でいるようですし、観客動員数や施設の稼動状況のいくつかの基準を立てるようですが、まずは、その尺度を公設公営施設に当てはめてみんかい、という気がします。
公平中立性を保つために、結局新しいことは何もしない公設公営施設よりも、多少冒険をして融通が利く、公設民営の方が良いのではないか。あるいは、我々の税金を我々に戻すだけの事なのに、民間に委ねてやったんだと、行政は、高みで文句だけ言う、屋上屋の管理機構にでもなるつもりなのか、どうせ人事異動でいなくなるのに。
敢えて言えば、原則公設民営で良いくらいです。どうしても必要なものだけ、公務員が直接管理すれば良いのではないか。
ちなみに、本日の答弁では、今後のスケジュールは下記の通りです。
「現在は、各施設を所管している部ところにおいて、それぞれの施設の性格、役割を踏まえながら、指定管理者制度の導入に向け検討をしている。
現に管理している100を越える施設の管理形態について精査・検討を行い、導入するものについては、遅くとも、18年4月までには導入したいと考えており、各施設の設置条例を改正したうえで、18年2月議会までに、指定管理者の指定について、議会に諮るように作業を進めるとのこと。
また、今後新たに設置される施設については、県が直接運営するか、指定管理者制度を導入するかを判断したうえで、条例制定等所要の手続きを行うこととする」とのことです。
一読して疑問に思うのは、「おいおい、これは誰が、どんな基準で、精査・検討するんだよ」と、いうことです。だいたい民間が参入しようにも、公共施設の管理費用等々の情報開示がどれだけあるんだ。土俵にも乗れないじゃないですか。ライブドアが怒ると言うものです。
また、これを多少理解力がある人間が、まともに読めば、「行政で管理するのが面倒なものを民間に委ねるんだろうな。楽なところは、外郭団体にでも任せて、天下るのかな。」と、なるのではないか。それなら、楽天も、参入するぞ、というぐらいのものです。
行政の関連団体に、何か都合の良い、選考基準や選考過程もできるかもしれませんが、少なくとも、外郭団体温存の隠れ蓑に、この制度が使われるようなことがあってはいけません。
サービスに関して、官と民が入札で争う、サービス市場の風に、行政も晒される時代が来ているように思います。我々にも選挙があるように。
実は、今回の私の質問の中で、新総合ボランティアNP会館の会館後の石関町の総合福祉会館の管理について問うたところ、従来通りの外郭団体の管理のようです。行政の下請けのような管理のための外郭団体が今後も必要なのでしょうか。
なにか、指定管理者制度について、ふつふつと疑問が湧いてきました。しかし、使い方によっては、この制度、物凄く効果的、かつ、官製市場の民間開放の象徴とも言え、画期的な行財政改革の仕組みになり得るとも思いますし、先駆事例がありそうに思います。
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2004年9月18日(土)【宝石箱としての臓器移植】
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岡山で開催されている「第40回日本移植学会総会」のうち、市民公開フォーラム「生かせ、臓器提供の尊い意思」に出席させて頂きました。
それにしても、河野太郎衆議院議員ご指摘のように、1997年の臓器移植法施行後、7年が経ち、改正を考える際の一番の問題は、日本において、脳死の議論がまともに行われてこなかったことに、脳死移植が進まない原因があるのかもしれません。
極めて重要な移植ですが、越えていくべき壁も多くあります。
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詳しくは↓
岡山で開催されている「第40回日本移植学会総会」のうち、市民公開フォーラム「生かせ、臓器提供の尊い意思」に出席させて頂きました。
特に、自らが、河野洋平衆議院議長の生体肝移植のドナーであり、人気メルマガ「ごまめの歯ぎしり」の発行者である河野太郎衆議院議員見たさというのもありました。
しかし、私自身、臓器提供意思表示カードを持ち歩いてはいません。非常に認識が薄いと白状せねばなりません。
父も、5年間人工透析を受けて亡くなったわけですが、どなたかが渡航して移植する費用を集める時には、認識があるものの、今一つ、臓器移植が身近な問題と言えない中、会場入り口で、親子間で、自らがドナーとなり、生体肝移植をした同級生に、二十数年ぶりに会い、手術時の写真を見せてもらい、話を聞くにつけ、非常に近い話だなと、まずは思いました。
しかも、今回のフォーラムは、脳死ドナーの遺族、脳死心臓移植を受けたレシピエント、生体肺移植を受けたレシピエント、患者支援グループの方々の生の声に加えて、河野太郎議員が、臓器移植法改正について述べられるというもので、非常に聞きごたえがあり、考えさせられる内容のものでした。
そもそも、植物状態と脳死は違うという漠然とした認識はあるのですが、生体移植、脳死移植、脳死後の心停止移植では、早い話が、移植できる臓器が違う、ということも、明確に理解しておりませんでした。
そして、基本的な流れとして、脳死移植を進める方向なのだとは理解できました。
ただ、後述のように問題があります。
20歳代で亡くなったドナーの遺族の方は、意思表示カードを持っていた娘さんの遺志を受けとめ、悲しみを越えた強い誇りを持ちながら、臓器ではなく、彼女の7つの「宝石箱」が、輝いているという表現をされました。
そして、彼女がドナーとなったわけではないですが、レシピエントの方が、元気に普通の生活をされている姿を見て、さらにその思いを強くされているようでした
一方で、レシピエントの方は、感謝に加えて、自分が、移植に値する人間なのか、まわりに迷惑をかけているのではないか、という、肉体的なものに加えて、精神的な負担が、かなり重い事を言われていました。
特に、生体移植の場合、家族への負担が大きいわけですが、原則が、脳死移植であるならば、例えば、家族がドナーにならなかった場合に、責めに苦しむことが、軽減されるのかもしれません。
また、生体移植のドナーの安全性が言われていましたが、生体肝移植のドナーの半数に、後遺症が出るという発表もなされたようです。
自らの子供を移植を受ける前に亡くして、患者支援グループで活動されている方は、家族と社会と医療を結ぶことに加え、募金による支援がしたいわけではなく、「移植のできる日本」にしたいと、強く言われました。
ご案内の通り、現行臓器移植法では、日本において、15歳未満からの移植はできず、ゆえに、脳死移植のためには、子ども達は、海外渡航をしなくてはいけない事実があります。
この15歳未満というのは、民法の遺言の規定の準用によるものだそうです。
自らが、ドナーである河野議員の改正法のポイントは、臓器提供意思表示カードに、意思表示がされていれば、当然それを尊重するが、意思表示無き場合は、家族に忖度できる、つまり、家族が決められるというものです。
現在も、心臓停止後の腎臓と角膜の提供は、意思表示が無くても、家族の承諾のみで行うことができますが、あの人だったらきっとこうするだろう、ということで、生前の本人の意思表示が無くとも、家族が、臓器提供を決めれるということです。
すなわち、15歳未満でも、親の承諾で、脳死移植ができることになります。
それにしても、河野議員ご指摘のように、1997年の臓器移植法施行後、7年が経ち、改正を考える際の一番の問題は、日本において、脳死の議論がまともに行われてこなかったことにあるのかもしれません。
要は、何を持って、人の死とするのか。
少なくとも、医学的な死は、法律で定めるべきでなく、医者が決めるものだと言われれば、その通りですが、いわゆる日本の宗教観がそれを許さないのではないか。
多分、私も、心臓が動いていて、体も暖かいのに、死んでいる、とは思えないでしょう。父の臨終に接して思うに、それを認めるのは、至難の技のように思います。取り乱しているような場面で、冷静に考えられるのか。
この部分、脳死は、不可逆的な死ですという、コンセンサスは確かにできていません。
また、学校等の教育現場で、「命の尊さ」の話として伝えるべきだというご指摘も、ごもっともですが、一歩間違えると、人間は、パーツでできているような唯物史観的な話にも、なりかねないのではないか。
敢えて言えば、人間の本質は魂の部分であって、体を損なっても、魂は大丈夫だよ、という宗教観でもないと、根本にある輪廻転生や、この世とあの世は裏腹で繋がっていると考えることを思うと、苦しいものがあります。
特に、私は、「黄泉がえり」や「せか中」等々に、日本人の死生観を感じます。
あるいは、意思表示カードを配って、反対の意思でも良いから、書きなさいよ、と、誰かがどこかで言うというのも少し違う気がします。
一方で、脳死は、本当は死ではないけれど、臓器移植するために、作った概念ではないですか?という問いには、かなり丁寧に答えていく必要があると思います。
意思表示カードに記入したら、すぐに役に立ちそうで嫌だな、という感じをどう拭うのか。これは意外に大きいですね。
突き詰めれば、私も、脳死移植で、こんなに元気です!!という人が、たくさんいて、それって普通だよね。という状況ができること。
議員は、全員意思表示し、率先して臓器移植せよとは、マイケル・ムーア?
そして、実は、データによると、半数の人は、死んだ後に臓器移植は、しても良いのではないかと考えていますが、なにしろ、皆、死んだことが無いし、状況がわからない(状況がわからないから死んだのだ、だから怖がることはないのだ、とは、「死の壁」。)ので、躊躇しています。
役に立ちたいな、役に立つだろうなという気持ちは、誰もがあるでしょう。
ましてや、今日のお話を聞けば、命を繋ぐ、移植の重要性は、疑う余地はありません。なにより、誰がいつ、レシピエントの側になるかは、わからないのです。
意思表示カードには、まだ私も書ききれません。
正直に書いて、改正案ではないですが、遺族が決めてくれ、死因や、損傷状態にもよるからな、という感じでしょうか。
皆様は、如何でしょう?
ただはっきりしているのは、我が子に、もしものことがあるなら、生体移植はするだろうが、子供に逆は求めない、ということでしょうか。
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2004年9月20日(月・祝・敬老の日)【親子おんぶ競争】
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昨日と今日は、運動会・体育祭が多く、自分のせいで、リレーでビリになるなど、運動会・体育祭に全く良い思い出がない私としては、考えるところが非常に多くございます。
しかし、本日、中央南小学校学区民体育祭において、生まれて初めて、1位になりました!種目は、「親子おんぶ競争」!!
ミッフイーのリュックを担いだ3歳の我が子を担いで、お母さん方と勝負して、勝ちました!! キャッホー!!
賞品のタテソース1本を思わずぐいと飲み干したいような快感で、つくづく体育祭は、良かったです!!・・・・・・・・・。
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2004年9月21日(火)【一般質問戦終わる】
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本日、20人に及ぶ一般質問戦が終わりました。まさに災害復旧対策議会で、代表質問からの攻防を含めれば、かなり有意義な議論にはなったと思います。
とは言うものの、復旧はこれから。また、この瞬間に地震があったら、たちまち活かせるのかどうか。
一方で、10月7日公示、24日投票の知事選挙も、事務所に立ち寄ると、希に見る低投票率の予感も。
ただ、同日に行われる15日公示の倉敷県議補欠選挙は、保守系は、2人が、倉敷市議を辞しての挑戦。うち一人は、秘書仲間であり同窓。一人は党公認。
三つ巴の戦いも、漁夫の利だけは避けねばならず、頭が痛いところです。
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2004年9月22日(水)【県立図書館開館せまる】
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本日表町商店街に、IPv6ショールームがオープンしました。これはあくまでプロローグであり、これから、ユビキタス社会の実証実験を商店街で展開し、目指すは、吉備高原都市の再生に、マスカット・バレー構想の実現!!
一方、「第1回岡山県立図書館協議会」。25日(土)開館の県立図書館は、市町村立図書館への支援機能(図書館ネットワーク、資料保存センター)の方が、来館者への直接サービスより重視されている面もあり、なぜ、県庁前のあの場所であるのかとか、岡山市立の図書館と二重投資ではないのか、とは考えられない方が良いと思います。
そう思わないとやりきれない面もありますし、できたからには、文化ゾーンの核として、十分に活用しましょう!!
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詳しくは↓
本日は、文教委員長レクの後、青少年対策・男女共同参画特別委員会。自民党議員の発言が非常に多い稀有な委員会で、ひとつには、各地のPTA会長が多いことがあるかもしれません。
私も、文教委員会で、委員長として質問できない分、こちらで、発散する傾向があります。
そして、終始一貫、行政の縦割りを排したマトリックス的対応と、対象児童・生徒の捕捉を訴えます。
家庭教育、学校教育、地域(社会)教育の連携が言われ、文部科学省肝入りの「居場所づくり事業」が進んでいます。が、しかし、問題は、どこにも居場所がない青少年をどうするかということが青少年対策の課題です。
良い青少年はより良く、疎外された悪い青少年は、より悪くなる施策のような気がして、このあたり、非常に疑問があります。
先日もお伝え致しましたが、「青少年問題を考え行動する百人委員会」の地道な働きかけで、岡山・倉敷の全国的に珍しい風俗宣伝カーが、街から一掃されたのですが、実は、今議会で、私が「提灯質問」をすることが期待されていたことを今日知りました。察知できませなんだ。
知事は、この成果を議場で高らかと発表されたかったらしいのですが、どうあれ、これは非常に良いことです。
最近、街から、ピンクの風が吹くような街宣車が、いなくなったと思われませんか?
教育者の集いを経て、台風で延期された「第1回岡山県立図書館協議会」に、文教委員長のあて職の委員として、出席させて頂きました。
協議に先立って、再度図書館内の見学をさせて頂きました。
それにしても、開館が、25日(土)で、協議会開催自体が、遅きに失した観は否めず、「公立図書館とはなんぞや」から議論が始まると、やや苦しいものがあります。
もっとも、そんなこととは関係なく、開館準備は着々と進んでおり、まさに皆様のお越しをお待ちしております!といった感じです。
一方、要はこの県立図書館、市町村立図書館への支援機能(図書館ネットワーク、資料保存センター)の方が、来館者への直接サービスより重視されている面もあり、なぜ、県庁前のあの場所であるのかとか、岡山市立の図書館と二重投資ではないのか、とは考えられない方が良いと思います。
あくまで、県下全域を対象にし、職業支援サービスも行い、特に児童資料には、力が入っています。
ちなみに、収蔵能力は、230万冊で、閲覧席の30万冊は、ごく一部に過ぎません。大切のなのは、日銀ではありませんが、県内の公立図書館(含む大学)の図書館であるということです。
これで、一挙に、中四国一の県立図書館に躍り出ました。
そういうこともあって、この施設の来館者予測は、非常に不明なものがあって、過去の総合文化センター図書館の利用者が、11万5000人で、通常新図書館ができると、来館者は7倍になるので、ざっと80万人かなぁ?と、いうことです。
そもそもが、インターネットも駆使されますから、必ずしも、来館者は、貸出し数とイコールになりません。
私は、地域住民として、交通対策と防災対策、治安対策について、質問を致しましたが、果たして、駐車場174台で大丈夫なのか。交通の混乱が起きないと、誰が言えるのでしょうか????
後楽園やチボリ公園の5分の4の来館者を曖昧に予測している割には、導線はこれで十分なのか、あっと驚くタメゴローになりはしないか、心配で心配でたまりません。
が、しかし、逆にそのぐらい来館者がないと、何のために作ったんなら?ということにもなりかねません。
ともかく、開いてみて、出てきた問題を解決していくしかありません。建物内の準備は、まず大丈夫です。
どうあれ、できました。特に、丸の内中学校という由緒正しき学校の敷地跡にできました。有効に活用せねば、バチが当たります。
文化ゾーンの核として、岡山県の文化度を高めるためにも、この県立図書館を大切に育てていきましょう。
岡山県の財政が、考えられる最も厳しい時期に、未来のために、敢えて造った文化施設なのですから。
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2004年9月24日(金)【南厚北薄】
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地方振興局見直しについて、3つの県民局のうち、備中局となれば、あまりに範囲が広く、まさに、南厚北薄ではないかという声があります。
均衡ある国土の発展という理想は崩れているのかもしれませんが、一極集中的な、敢えて言えば「一人勝ち」のような施策は、結果として、県全体を疲弊させるような気がします。
大所高所から長期的歴史的視野を持って、政治をしないと、街栄えて、山河が滅びます。例えば、市町村合併も、共存共栄の精神が基本だと思います。そこを惑うと、末が乱れます。
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詳しくは↓
本日は、文教委員会。付託されている請願陳情の審査など。
国の義務教育費国庫負担制度堅持については、委員会的には、継続となりましたが、来たる埼玉国体応援のために上京の際に、委員会として、文部科学省・初等中等教育局から話を伺うことになっています。
地方振興局見直しについて、3つの県民局のうち、備中局となれば、あまりに範囲が広く、まさに、南厚北薄ではないかという声があります。
岡山県の場合、195万人口のうち、半分以上が、岡山市・倉敷市に集中していますし、大方の予想のように、備前県民局が岡山市(岡山地方振興局)に、備中県民局が、倉敷市(倉敷地方振興局)に来れば、確かに、その傾向を助長しかねないかもしれません。
均衡ある国土の発展という理想は崩れているのかもしれませんが、一極集中的な、敢えて言えば「一人勝ち」のような施策は、結果として、県全体を疲弊させるような気がします。
地域間競争とはいえ、寄らば大樹の影ということには、なかなかにならないと思います。
日本国で見れば、東京一極集中の弊害が言われますが、それは、岡山県内でもあることで、本来は、共存共栄こそが政治の取るべき道だと思います。
それは中心市街地の活性化とは矛盾するものではなく、敢えて言えば持続可能な都市づくりを考えた時に、全体のグランドデザインを示した上でのゾーニングであり、また、それぞれの核の連携を考えるということです。
本日の委員会で、地域児童数のデータが示されました。
少子高齢化と言われていますが、平成13年と16年の比較において、岡山県内78市町村のうち11市町村が、小学校児童数が増加。66市町村が減少しています。
トップの倉敷市は、944人の増、2位の岡山市は、819人の増。以下、3位の瀬戸町が47人増、4位の早島町が、39人増、5位の吉永町が、30人増ですから、いかに倉敷市、岡山市に、児童が流れているか分かります。
一方、最大の減少は、笠岡市で、267人の減。割合で言うと、工業団地から2つの会社が撤退したのが影響してか、勝央町が、80人の減。作東町も、なんと97人のいわゆる自然減で、大変な状況です。
津山市は、167人、新見市は、161人、高梁市は、130人の減です。
ところで、これを倉敷市だけで見ると、旧倉敷にある大高小は、124人増で、1355人の超巨大校。しかし、水島の第三福田小は68人、霞丘小は62人の減。JFEへの統合の影響と言われています。
ちなみに、岡山市で言えば、芥子山小156人、大元小118人、御南小93人、吉備小93人、宇野小86人、西小79人、可知小75人の増で、明らかに、中心が西に動いているのが分かります。
興味深いデータは、山陽町のもので、昭和40年に、児童数が、679人でしたが、昭和45年大規模宅地開発の分譲が始まり、ピーク時の昭和60年には、小学校も2つ増えて、2727人。
そして、平成16年現在は、さらに小学校が一つ増えたにもかかわらず、1654人と、ピーク時から1000人以上減りました。
ただ、岡山市の場合、大規模な分譲の宅地開発によるものなのか、むしろ、コーポ、マンションの賃貸住宅の増加によるものなのか、あるいは、分譲マンションによるものなのか、そのあたりは不明ですが、しかしはっきりしているのは、どこに増加のピークが来るか分からないということです。
そこを基準にすると、いつか、無駄になる部分も出てくるかもしれません。これを読み切るのは至難の技でしょう。
それでも予測はしないといけません。
それを予測しながら、街づくりは進める必要があります。
そして、少なくとも、子供が増えていない状況で、特定の地域で、著しく子供が増えている状況があり、それを施策として推進すべきなのかどうか判断は迷うと思います。
あるいは、ゼロサムゲームで、こちらが浮いた分、どこかが沈んでいるかもしれないのですから。
そのことは、短期的に見れば、活性化に見えても、長期的に見ると、全体の力を下げることになるかもしれません。
願わくば、総力そのものを上げるに越したことはありません。例えば、子供のことであれば、どこやかしこで増えてくれれば良いのですが、安定的な消費に裏打ちされた産業や労働力、マンパワーが、徐々に地域から減ってくるようなことがあれば、地域間格差は、益々拡大し、そのバランスの欠如が、様々な問題の誘因になるように思います。
政治の目的は、絶対多数の絶対幸福であるとすれば、南厚北薄の現状にしても、一人勝ち施策にしても、いずれ禍根を残すことになるように思います。
大所高所から長期的歴史的視野を持って、政治をしないと、街栄えて、山河が滅びます。
例えば、市町村合併も、共存共栄の精神が基本だと思います。そこを惑うと、末が乱れます。
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2004年9月25日(土)【県立図書館オープン】
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待望の県立図書館がオープンしました。まずはめでたし!ttp://www.libnet.pref.okayama.jp/
開館時刻の正午とともに、本当に多くの方がいらしゃいました。意外にも、自動車よりも、自転車のご来場が遥かに多いことが判明。子ども達には、木のテラスが早くも人気のようです。
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2004年9月26日(日)【アートの秋の直島】
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異業種交流会の勉強会で、直島のベネッセハウス、地中美術館を訪ねました。
現代アートの中で、ある意味、皆が遊んでいる姿は、それ自体が、アートです。福武会長も、空を飛んでおられました。
全体に、押し付けがましさがない、いわば余裕のようなものが感じられるベネッセアートサイト直島。
なにかにつけて少し余裕のできたような芸術の秋の日に、訪ねてみられたら、いかがでしょうか。
起きることは、全てアートと思えるような日が良いです。
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詳しくは↓
本日は、午前中に体育関係行事を数箇所回り、午後からは、異業種交流会の勉強会で、直島のベネッセハウス、地中美術館を訪ねました。
私は、直島は、3回目になると思いますが、地中美術館は初めてです。
心配された雨も降らず、というよりも、むしろ暑く、なにか非常にゆったりとした時間を過ごしました。多分、珍しくイライラセコセコしていない状況だったので、楽しめたのだと思います。
人生の問題の解決の糸口を見つけたい時には、どうかなという気はしますが、そういう時は、神社仏閣の方が良いかも。
シーサイドパークでは、救命ゴムボートに、ハングライダーが乗っかって、そのまま飛ぶような水空両用飛行機(?)で、ベネッセコーポレーション福武会長ご夫妻が楽しんでおられました。
まるで、007に出てくるような乗り物で、初めて見ましたが、遠く高松を背景に、まぁそういうものが飛んでいても、特に別段不思議のないような瀬戸内の海です。
何度行っても、ベネッセという会社の底知れぬような凄さ、そのスケール、その発想に圧倒されるのですが、今日は、観光客も多く、現代アートの中で、ある意味、皆が遊んでいる姿は、それ自体が、アートです。
世界中で、そうそうない風景だと思います。近県よりも、世界的に評価が高いというのが分かる気がします。
受け取り様も、いろいろでしょうが、ある意味、全体に、押し付けがましさがない、いわば余裕のようなものが感じられます。
フェリーに乗ることからしてアートです。
逆に、閉ざされた空間に空を見つける地中美術館においては、入場者数制限や持ち物制限すら、演出ではないかと思えます。
なにかにつけて少し余裕のできたような芸術の秋の日に、訪ねてみられたら、いかがでしょうか。
起きることは、全てアートと思えるような日が良いです。
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2004年9月27日(月)【地区敬老会】
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本日は、地元深柢地区の敬老会。80歳以上の方が333人おられて、80人近い方が、三丁目劇場に集われました。
かわいい蓮昌寺保育園の園児に、お馴染みのちくわ笛。
祖父が、もし生きておれば、90歳越えますが、70代で、逝きましたし、父は、高齢者になる前に亡くなりました。
高齢者の方が、父や祖父の分まで、中心市街地で、健康で、安全・安心に、暮らせるよう頑張って参ります。
あぁ・・・・・それにしても、つくづく残念なのは、永田町・・・・。
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2004年9月28日(金)【岡山に州政府誘致を】
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いつもは前泊するのですが、朝3時過ぎに、いわゆる朝起き会の広島地区大会出席のため自動車で、広島へ。
中四国州の州都を意識しながら広島に行くわけですが、今日も敢えて国道2号を戻りながら、みどり坂や広島大学や広島空港の移転に見られるように、開発的には、政令指定都市とはいえ、市内は、いっぱいいっぱいのように思います。
必ずしも、四国を加味しなくとも、交通の結節点たる岡山の利便性は、広島のどの街にもに劣ることはありません。諸外国では、経済の中心が必ずしも政治の中心ではありませんし、人口規模も問題にしません。政令指定都市が絶対条件でもありません。
来年度に、市町村合併の議論が一段落つけば、次は、道州制の議論が始まります。岡山市あるいは吉備高原都市に、中国州か中四国州の州政府・州議会を持ってくる、そんな夢を描きます。
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2004年9月29日(水)【9月定例会閉会】
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台風21号接近中です。今夜は、待機し、家族や職場や地域を守りましょう。大潮でも満潮は外れるようですが、十分な備えを!!
本日9月定例会が閉会しました。いよいよ知事選挙ですが、その前に、閉会日の疑問の数々・・・。
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詳しくは↓
さて、本日、9月定例会が閉会致しました。災害復旧対策議会の最終日に、再びの台風で、今後の対策を急げという意味だと思います。
議会最終日、いつもの立ったり座ったりですが、本日は、採決で起立が10回。その間に幾つも感じたことがありました。
突き詰めれば、議場での採決は、党議拘束がかかっていますから、議論するなら、付託事件の段階で徹底的にやり、議場では、態度を明確にせよ、ということです。
まず、工事請負契約等で、利害関係者の議員、すなわち、自分が取締役等をしていて、県と契約関係に立つような議員は、議場から、除斥されるのですが、本日も、数名。
そもそも、職業選択の自由があるとはいえ、いわれなき中傷や誤解を受けることなきよう、議員になる前に、あるいは、なると同時に、県と契約関係に立たないように整理すべきではないか、と強く感じます。
もちろん、害を受ける場合もあるでしょうが、議員報酬以外に、県から直接収入を得るのは、本来は避けたいところです。
さらに、「退場」という中途半端な手段があります。「普天間基地における軍用飛行機の即時停止」の陳情につき、某党は、全員議場から「退席」しました。
これは、どういう意思表示なのかわかりません。政権与党を目指すと、急に現実的な対応が迫られ混乱しているのかしら。
次に、ある工事請負契約につき、警察の強制捜査が入っているという理由で、我が党は、継続にしましたが、規則以外の警察の捜査の有無が議会の判断要素になるのか、そのあたりのルール作りが、今後必要になってくると思います。
さらに、各種委員会の人事案件について、まず議会は、否決しませんが、各種委員会を40年も歴任されるような方も含めて、もう少し、人選からして、議会は、物を言うべきであると思います。
また、北方領土問題の解決促進に関する意見書提出について、共産党が極めて前向きで、相手がソ連であるのと、ロシアであるのとでは、随分違うんだろうな、という感じです。
さらに、岡山県議会議員の選挙区の特例に関する条例については、非常に誤解を生じ易い内容です。
要は、市町村合併に伴い県議会議員の選挙区を見直すべきであるということですが、それ自体は、争点ではありません。
つまりは、時期が問題になっているのです。
もっと言うと、市町村合併によって、一人区が減り、複数区が増えれば、一人区の自民党独占がなくなり、非自民党の議席が増えて、議会の自民党圧倒的多数が壊れるだろう、という思いが、非自民党にはあります。
ゆえに、自民党が、保身を図っているという批判が、一方的に伝えられると思います。
例えば、明後日には、新高梁市や、上房郡賀陽町と御津郡加茂川町の合併で、加賀郡吉備中央町が、誕生しますが、市町村合併は、まさに過渡期です。
そういった状況で、自民党案は、次回選挙は、現在の選挙区で行うとしながら、選挙前までにはみ直すというものですが、非自民党案は、現在の選挙区での選挙は、次回は行わないというものです。
敢えて言えば、保留にするか、ここで白黒つけるかというものですが、市町村合併がなった後も、未来永劫現在の選挙区のままで行こうと思っている議員は、自民党にも、一人もいないと思います。
また、地方において、圧倒的な自民党多数が続くとも思ってもいないでしょう。
ただ、市町村合併の過渡期、正念場に、次回のわしらの選挙は、決まったところでやるから早う、選挙区が決まるように、合併せーや、というのはどうだろうか?そこで、今後の状況に応じて、見直しを考えますと「含み」を持たせたわけです。
見直さないといっているわけでも何でもありません。
特に、特例区や合併区を問題にしていますが、当の自民党の地元議員は、昨年の選挙すら、選挙区の統合を主張していました。が、市町村合併の推移を見守るということで保留になりましたが、実際の合併は、当時の予想と違う形になっています。そのぐらいデリケートな問題です。
個人的には、市町村合併に伴い議員の定数を減らすべきだという主張の方が、複数区にするべきだという主張よりも、分かり易いと思います。
敢えて言えば、どっちもどっち。
また、任意に選ばれた党改革・活性化検討委員会より、岡山県独自の自民党改要綱が発表されましたが、私は、委員でもなく議論に参加もしていないので、特に、コメントはありません。
粛々と青年部局で、できることを徹底します。
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2004年9月30日(木)【知事選挙公示まで一週間】
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知事選挙まで一週間となりました。今回は、共産党以外相乗りで、投票率よりも、得票率が問題になるような選挙ですが、皆様に、県政への関心を少しでも高めて頂きたいものです。
選挙自体は、要は、知事の応援ですから、共産党支持者以外全ての皆様に応援頂きたいわけで、知事の得票こそが問題であり、政党や個々の議員の都合は、一歩も二歩も下がります。とりわけ、どうも国会議員の方々のお姿を見えないようにする戦略のようです。
私は、知事をお迎えした私の後援会総会において、皆様の前で、ガンバローコールをさせて頂いた通りの思いですが、特に市内では、自民党広報車「あさかぜ」が、大々的に回ることもありませんし、スタンドプレーに走ることなく、出過ぎぬように、応援させて頂ければと存じます。
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詳しくは↓
下記場所が、岡山市第一選挙区の主たる街頭演説場所です。
なお、今回の選挙戦では、選対として、後援会名簿を集めておられません。
<10月7日(木)>
※午前8時30分〜
出陣式 林原モータープール
※午前10時30分 ◎天満屋アリスの広場前
※午前10時45分 ◎自民党県連前
<10月11日(祝・月)>
※午前11時10分 津高支所
※午後2時40分 JA高松支所
※午後4時10分 備前一宮駅前
<10月18日(月)>
※午後0時20分 JA藤田
※午後0時50分 浦安土地改良区
※午後1時45分 機工センター
※午後3時30分 逢沢事務所(奥田)
※午後5時15分 ◎県庁前
※午後6時5分 ◎岡山県青年館前
<10月23日(土)>
※私は、埼玉国体出席で不在。
※午後7時45分 岡山駅東口
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本日は、中央中学校の文化祭にお邪魔致しました。少年から青年に変わる弾けるような青春を見るにつけ、あの頃に、帰りたくもあり帰りたくもなし。青春の悩みは尽きぬゆえ・・・。
考えてみれば、文字通り親子ほどに違う彼らですが、自分の14歳を思うと、彼らが思うほど、大人でもありませんが、我々が思うほど子供でもありません。
要は、自分が65歳になったら、40歳の彼らに、笑って委ねられ、感謝もされるよう、それぞれの時代で、お互い頑張ろうということです。いつか来た道、いつか行く道。
それにしても、小学生の頃から見ている地域の子供達の成長の姿は、やはり頼もしいし、嬉しいことです。
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10月31日なし
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