2004年6月1日(火)【事務所当番日】
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 本日は、加藤事務所詰めの当番日。県議会議員が、1日2名体制で、応接間での接待等で3時間以上は居るようにというお達しですが、打合わせをして、午後からは、自由の身に。
 選挙的には、その方が正味かも。


 まずは、文教委員長が、あて職で、常任理事になっているため、岡山県産業教育振興会理事会に出席させて頂きました。

 産業教育は、120周年を迎えるということですが、振興会は、具体的には、商業、工業、農業高校等の専門高校の振興を図るものであり、産業教育現場と産業界・関係機関との連携強化を進めるものです。
 私は、職業知識や技能が身についたとは思えない普通科の卒業で、現場に疎いところがあることを感じます。県内調査等で、特に専門高校の調査を行っていきたいと思います。


 そこから、国際連合大学高等研究所の方との懇談。今日一日、岡山ユネスコ協会の方と、「持続可能な開発のための教育に関する地域の拠点」づくりのため、県・市・各教育委員会を奔走されています。

 環境教育週間等、特に教育委員会に働きかけて、岡山市が中心になると思われる国際的な環境教育の拠点作りに、追い風を吹かせたいと思います。


 さきほどまで、AMDAの菅波茂代表を迎えての「全国都道府県議の会」中四国ブロック研修会。
 菅波先生の話を伺えば、伺うほど、岡山の凄さに昂奮を覚えてきます。おそらく、他県の10人の県議は、「岡山はどえれぇもんじゃ」と思っているはずです。

 ところで、「全国都道府県議の会」は、当選時に40歳未満の超党派の議員の会だそうですが、小倉県議が、岡山に研修会を招聘してこられました。

 私は、今年40歳で、もうええがなと思ってもいたのですが、これから、十数人の懇親会に合流致します。どういうことになるのか、よくわかりません。
 岡山くんだりまで来るからには、相当に意識が高いのでしょう。
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2004年6月2日(水)【上京します】
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 これより、岡山保護司会中央分区の1泊2日の研修で上京いたします。
 メインは、府中刑務所なのですが、なぜか議員会館にお邪魔し、国会見学等があるため、気分は、添乗員です。「引率は任せたぞ!」と言われておりますが・・・。


 大学時代の4年間に、秘書時代に半年と、けっこう長く暮らした東京ですが、実は、そう行きたい場所も無いのです。

 一日中携帯電話もかからず、逃げられるものならば、高田馬場は栄通りの「洋包丁」でスタミナ焼ランチを食べて、日がな一日寄席にしけこみ、落語を聞いていることでしょう。
 敢えて言えば、今の一番の夢かもしれません。

 けれど、やっぱり、東京には行きたいのです。


 昨日の「全国都道府県議の会」ですが、寄る年波と申しましょうか(いくつなん?)、「変える」という言葉そのものには、もはや酔えなくなっている自分に気がつきます。

 あるいは、「飲み込まれたことによる諦観」の側面が全く無いことはないのかもしれませんが、むしろ情熱の質が、より具体的になり、具体的に動ける立場になりつつあることを喜ぶべきだと思いました。
 批判する間があれば、やれることは、わしがやる。「キャシャーンがやらねば誰がやる。フレンダー、ゴー!!」

 20回の議会質問や、1500号以上の「こころ」が、まだまだ続いていくように、変えるということは、変わるまで続けることなの
だ、と思います。
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2004年6月3日(木)【首都 TOKYO】
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 我が消防分団長直々のお願いでございまして、NPO法人「旭川を日本一美しい川に育てる会」の旭川河川敷、京橋西河岸付近での「旭川清流化一斉清掃」に、FM岡山が、タイアップし、来たる6月13日(日)に、「コスモ アースコンシャス アクト FM岡山クリーン・キャンペーン」が開催されます。
 ここはひとつ、午前7時30分に、京橋交番付近に集合し、ボランティアに参加しませんか?
 お申し込みは、FAX 086-227−2000
●郵便番号 ●住所●お名前●年齢●電話番号●e-mail
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 さきほど午後10時前に、保護司会岡山中央分区の研修から帰岡しました。はとバスツアー的な巡り方を首都東京で初めて体験いたしました。25人の団体行動でしたが、文字通り、東京再発見という感じでした。
 実によく歩き回りました。

 私が訪ねた首都といえば、ワシントン、モスクワ、北京、台北(?)、ソウル、テヘラン、ウランバートル、コぺンハーゲン、オスロ、ストックホルム、スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ(さて、どこの首都でしょう?)にすぎませんが、やはり、我が国の首都は、決してどの国にも負けない伝統や風格があると改めて感じました。

 皇居前広場が、赤の広場や天安門広場に負ける理由がありません。惜しむらくは、高層ビルの上に、国旗日の丸が、たなびいていないことです。



 昨日着いてすぐの国会見学は、修学旅行生で一杯で、入るまでに30分かかりました。というのも、私が勤務していた6,7年前と比べても、チェックが非常に厳しくなっていたからですが、当時は、秘書バッチさえあれば、議事堂内をかなり自由にちょろついていた覚えがあります。

 出来れば、団体等で上京の際は、地元選出の自民党国会議員の事務所に連絡されて、国会見学をされたら如何でしょうか?また、その際は、議員会館の地下食堂で食事を!
 国会がぐっと近くなります。


 なぜか浅草へ。浅草といえば、浅草演芸ホールに、中落合から自転車でよく通っていたのですが、浅草寺や仲見世も、観光としていくと、やはり愉快です。
 最近流行のあげ饅頭を「お前と会った仲見世の〜」と、ビートたけしの歌を口ずさみながら食す。


 そこから、霞ヶ関に戻り、外務省に逢沢外務副大臣を訪ねて。ロシアから帰国されたばかりでしたが、暖かくお迎え頂き、外務副大臣室を覗かさせて頂きました。これはめったに無い機会で、皆、感激。
 一言。かっこええ〜。


 品川プリンスホテルで、久方ぶりの相部屋。修学旅行生だらけ。



 今日は今日で、皇居をめぐり、「中央フリーウェイ」。「〜右に見える競馬場〜左はビール工場〜(ほんまやねぇ)」と鼻歌を歌いながら、新選組の近藤勇の出身地の調布市は、深大寺へ。
 東京では、浅草寺に次ぐ古刹で、京のような実に良い雰囲気ですが、私は知りませなんだ。深大寺のそばは、有名らしく、「いい旅ゆめ気分」状態に。


 それから、府中刑務所に。大学時代、司法試験の勉強を始めてすぐに来たことがあり、十数年ぶり。保護司や県議会議員になって再訪するというストーリーは、描いてもいませんでした。

 もともとが、石川島人足寄場に端を発し、巣鴨監獄所、巣鴨監獄、巣鴨刑務所からの流れで、現在3100人が収容されている日本最大規模の刑務所です。
 犯罪傾向が進んだ26歳以上の男子と外国人男子受刑者が対象ですが、平均3年を満たない収容ですから、岡山刑務所の方が、懲役期間は長いといえます。

 見学の時も痛切に感じましたが、外国人の収容が増加し、550人が収容され、処遇の細分化、多様化が進んでいます。

 ただ、細かいことは、敢えて書かずにおこうと思います。刑務所の見学というのも、是非機会があれば、されてみたら良いと思います。少なくとも、膨大な税金を投じておりますし、社会の歪みの反作用が如実に顕われる場です。

 不思議なもので、学生時代は、贖罪を彼らがしていると考え、申し訳ないような気がする、私こそ収容されるべきではないか、と、ノートに記しましたが、今回はかなり違う感想を持ちました。
 感性が鈍ったのか、社会は、そんなもんじゃねぇ、と思ってきたのか、自分でも分かりません。



 平均年齢は60歳にはなると思いますし、私は唐突に若いのですが、基本的には、移動中も、部屋でも、対象者の扱い方等について、諸先輩方からご指導頂くということで、行動を伴にさせて頂くこと自体が、研修になるものでした。

 正直に書いて、議員視察では、ここまで仕事の話は出ません。小学生少女の殺傷事件は、実にリアルな話になるのです。

 保護司の仕事は生き方の投影であり反映ですから、問われているのは、自分自身の生き様なのかもしれません。長い長い時間をかけて、謙虚に、しかし、しっかりと己の生き方に誇りを持つことで、誰かを教え諭したり導くことが出来る人間になれるよう、まずは私自身が努力精進して参ります。
 本当にありがたい機会を頂戴出来たことを感謝致します。


 それにしても、東京は、新幹線で往復したのが理由ではなく、今の私には、毎度毎度のことながら、イスカンダルよりも、遥かに遠い場所のような気がしました。

 岡山駅に降り立って、桃太郎大通りを歩けば、ストリートミュージシャンが、何事か叫んでいる、それがいつもの岡山です。
 こっちはこっちで、尾崎豊の「僕が僕であるために」を叫ぶのだ。

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2004年6月4日(金)【岡山からニッポン】
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 本日は、加藤事務所で選対会議。「郡司さんの採点によりますと、10対10のイーブンです。頑張れ、具志堅!」といった感じです。ただ、正直な実感としては、まだまだ押され気味。8年前の石井知事の初陣のような自民党内の盛り上がりが不可欠です。
 加藤「候補」は、数ヶ月で、髪が黒々として、若返った感じで、1対1の直接対決は、まさに初陣として臨まれます。

 エンジンのかかりは鈍いですが、その分、走り出したら止まらないのが、自民党。政(まつりごと)は、祭り事。選挙戦の緊張感が少しずつ高まってきて、おもしろくなってきました。

 「岡山からニッポン」これが、今回の参議員選挙のキャッチフレーズです。


 正式なご案内は後日ですが、重点会合につき、下記ご案内をさせて頂きます。
 是非出席等をご予定下さいませ。
 
   略

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2004年6月5日(土)【暑い一日】
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 私は、今日セミの鳴き声を聞きました。出てくる気持ちは分かります。


 本日は、午前10時から逢沢外務副大臣の政経セミナー。谷垣禎一財務大臣も講演され、大変に勉強になりました。
 大勢の方々で、まさに国の外交の舵取りをされている逢沢代議士への期待で熱気に溢れていました。

 昨日から今朝未明の参議院のゴタゴタで、午前中に、加藤先生が戻ることが出来ず、ご母堂(加藤武徳先生の御令室)のご挨拶。選挙とは言え、何十年もの日々、なにかもう頭が下がる感じです。



 午後から、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための岡山県民集会」。拉致被害者家族連絡会の横田滋、早紀江ご夫妻が講演されました。
 特に、母の思いには、胸を打たれるものがありました。
 我が子が、ある日突然いなくなるという事態は想像もつきませんし、したくもないことです。


 朝鮮半島分断の歴史を思う時、日本の行う経済制裁が、憎むべき指導者ではなく、罪の無い国民の命を結果として奪うことになるとすれば、人道的な立場からは、仮にカードとして持っていても、むやみに発動できるものではありません。
 時には、経済制裁は、国民に、じわじわとミサイルを打ち込むに等しいかもしれません。

 あるいは、「圧力」すら、非道なものとして武器にすることができる指導者です。国際社会からすれば、まるで人質を取られているようなものです。

 しかし、国民の総力を挙げ、あくまで毅然たる態度で、被害者の奪還を図って頂きたいと思いますし、そのためにも、世論として後押ししていくことがどうしても必要です。

 本日の会は、自民党批判(叱咤激励)の要素も強いものでしたが、我々自民党地方議員も大きな関心を持って、できることからやっていきたいと思います。
 人権問題であり、国のあり方そのものが問われています。


 ところで、ここのところ、イラクや北朝鮮問題に絡んで、「国家とは」的な発言を聞くことが多いですが、「国民の生命・財産を守るのが国家であり・・・・」とか、「国民の生命・財産・安全を守るのが国家であり・・・・」で始まる場合がほとんどです。

 私はこの部分をかなり意識して拝聴しています。ビッグワードの定義というのは、非常に重要です。

 ちなみに、佐藤真治は、「国民の生命・自由・財産を守るのが国家であり・・・」という表現になります。すなわち、「自由」が入ります。
 否、生命や財産は、共産主義国家でも、全体主義国家でも、独裁国家でも一応は守るでしょうから、特に、「自由」というものが、私の中では、かなり大きなウエートを占めています。

 もちろん「自由」の質は問題で、「公共の福祉に反しない限り」という縛りはかかりますが、このあたり、是非慎重に聞いて頂くと、様々な議員の考え方の違い、あるいは、考えているかどうかが、わかります。


 明日は、自民党青年部・局の「統一街頭行動日」。
 午後2時33分に、全国一斉に北朝鮮拉致問題をテーマに、自民党青年部・局が街頭に立ちます。
 場所は、ドレミ前ということで、どうかお立ち寄り下さい。
 私の持ち時間は、5分ですが、なかなかに話がまとまりません。



 さきほどまで○○学区の選対会議。
 34時間寝ておられないという加藤紀文参議院議員が、ふらふらの状態で、力を振り絞り熱弁をふるわれました。

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2004年6月6日(日)【頑張れ青年団】
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 なにか何がしたいのかよくわからない天気の一日でした。

 幾つかの全国紙社会面に、昨日の谷垣財務大臣の小6女児殺害事件のコメントが、悪意に満ちた「切り取り」で掲載されていました。前後の文脈からして、問題発言と思ったのは、一部のマスコミだけではないかと思います。
 井上防災相の発言とも、趣旨が異なると思います。

 ある紙には、「元弁護士に経験からして・・・」の発言部分がすっかり抜け落ちておりますが、私は、ジェンダーの問題ではなく、男女共同参画時代の犯罪傾向について触れられたのだと思います。「昔は、放火は女性の犯罪で」の後に、「八百屋お七があるでしょう」と続いた全くの一般論でした。

 「ベンチがアホやから野球がでけへん」を一面に乗せるようなもので、マスコミの意図が分かりませんが、本当に彼らが言いた
いのは、「長期政権の奢りがあるので、ともかく自民党はいけま
せん。」という中傷なのだと思います。



 なんだか良く分からんなぁ、と思いながら、家族で、朝5時からの朝起き会に、加藤議員、市長、市議会議員の先生方と集わさせて頂き、その後、京橋朝市。
 久々の家族での朝市も生憎の雨模様で、いつもより人も少な目。我が子は、「京橋朝市煎餅」が大好きで、一人で一袋食べてしまいます。ちなみに、本部事務所脇のうどんは、絶品で、是非一度お試しあれ。
 しかし、我が家の呑気に関わりなく、朝市会場で参議院議員選挙は両陣営激突。



 その後、津島東の岡山県青年館での岡山県青年団協議会史出版記念祝賀会・懇親会に、議長代理指名で、文教委員長として出席。

 40年の青年団の歴史が刻まれた重厚な記念誌で、紙面から時代が伝わってきます。また、岡山県青年館は、青年団OBの青年団活動の結晶として、現在も益々重要な役割を果たしています。

 もっとも、私にとって青年団や岡山県青年館は、非常に身近な存在であり、時代と伴に、青年団活動そのものが変遷していこうとも、新しい事業を行う青年団活動のこれからの歴史を仲間として、築いていけるものと確信しています。

 私自身、青年団活動が行える年齢は越えてはいますが、青年団活動をしている若い衆は、本当に気持ちが良い人達が多いことを実感します。

 特に、社員研修、各種会合、合宿等に、駐車場完備の極めてリーズナブルな青年活動の殿堂・岡山県青年館を是非ご活用下さいまし。
 (私は、青年団のまわしもんですら。)



 それから、自民党青年部・局の全国一斉街頭活動。拉致問題縁の午後2時33分には、北は北海道から南は九州・沖縄まで、45歳以下の若手議員が、同時に、街頭でマイクを持っているという全国一斉キャンペーンです。

 ただし、岡山県は、男性役員の県議3人が担当で、熊代代議士、加藤参議院議員、加藤衆議院議員をゲストにお招きいたしました。
 私は、持ち時間が短かすぎて消化不良気味。


 本日のテーマは、北朝鮮拉致問題とイラク人道復興支援。

 私も、「国の要件は、主権、領土、国民であり、国を守るということは、主権と領土と何より国民を守ることです。そして、国民を守るということは、国民の生命・自由・財産を守るということです。ゆえに、国は、国民の生命・自由・財産を守らなくてはいけない。」と総論から始まって、各論として訴えていきました。
 ただ、経済制裁については、慎重であるべきだが、発動の覚悟自体は必要とも加えました。
 いずれにせよ、拉致問題解決のため、国民の総意で、一丸となって頑張りましょう!とは言えました。これは、当然です。

 しかし、この論法で行くと、イラク人道復興支援の言及が難しく、「もともとイラク戦争自体は反対ですが、自衛隊を行かさないわけにはいかず、行ったからには・・・・」と言うわけにも行かず、実は、ここでは、「国益」という別の概念が必要なことが分かります。個人的には、「国際社会において名誉ある地位を占めること」だと思いますが、これは実に曖昧です。
 ゆえに、今日のところは、触れませんでした。


 それにしても、国政を語る街頭は、喋っていて、興奮します。気張って叫ぶビックワード連発の愛国的な主張というのは、実に心地良いものがあるだろうな、と、推察します。

 ただ、総論よりも各論、具体的な内容、推進施策、なによりも、賛同者を増やす手法が課題です。

 はっきりしているのは、地方議員の主張には、すぐに限界があるな、ということです。
 私は、ともあれ県議会議員として、すべきこと、できることからやって参ります。



 そこから、早稲田大学白井克彦総長を迎えての校友会総会。総長来岡は、数年に一度あるかないかの一大行事で、各岡山稲門会登録団体が、一動に集結します。

 ただ、これはもう内々のことで、多くは書きませんが、早稲田は、どこか宗教に近く、「アジアの雄」の母校の校歌「都の西北」が、ガンガンに頭の中に鳴り響いているのでございました。
 我々にとっては、もはや魂の話です。
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2004年6月7日(月)【「輝いて!おかやま大会」について】
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 本日のオカニチの一面には、「自民岡山県連青年局の動き活発」の特集記事で、昨日の街宣風景が写真入で紹介されています。私なんか真ん中だもんね。

 自民党県議会議員のうち、45歳以下は、39人のうち10人の「一大勢力」、ただ、『「これまでほとんど機能していなかったものが動き出しただけ(関係者)」との冷ややかな意見もある。』と括るあたりが、S記者らしいですが、この(関係者)は、誰やねん?
 出てこんかい。勝負したろやんけ〜。



 さて、明日から血沸き肉踊る6月定例会開会。しかし、これに合わせたように、参議院選挙に向けた動きも活発化し、明朝は、午前7時30分からの街宣にも参加しなくてはいけません。
 これからの1ヶ月かなりハイになっていきますが、時間の遣り繰りがたいへんです。

 もちろん、県議会議員としての公務優先ですから、今回もまた21回連続になる一般質問の準備に頭を悩ませています。
 本日は、取材活動。国体ではなく、第5回全国障害者スポーツ大会についての質問を考えています。


 第60回国民体育大会「晴れの国おかやま大会」の後には、第5回全国障害者スポーツ大会「輝いて!おかやま大会」が開催されます。
 「簡素かつ効率的な運営」が、国体のうたい文句ですが、障スポについて、これがそのまま当てはまるのか、ある意味で、国体以上に、岡山の質が問われる恐い大会であると思います。

 そして、同時に、私は、スポーツの裾野が広がり、195万人のスクラムを組み、県民が威信をかけて燃えることで感動が生まれる国体同様に、この全国障害者スポーツ大会が、岡山県の次のステップに繋がるものでないといけないと考えます。
 そうした中、私は幾つかの提言を考えています。


 まずもって、5月に開催された「第4回岡山県障害者スポーツ大会」で認識され、浮かび上がってきた課題全般について、問おうと思います。そして、私自身の提言等について。


 まず第1に、ボランティアの養成について。

 昨日、「ユースチャレンジ21会議」の提言に基づいて岡山国体に向けて青少年がまちづくりボランティアに励む「キラリ☆ボランティア」が発足しましたが、こうした国体に向けたボランティアが、全スポにどれだけ連携されるのか等含めて、現状でボランティアの確保は十分でしょうか。

 例えば、要約筆記を例に出せば、250人が必要と考えた養成講座の受講生が、百数十人で、早くも要員不足が予想されます。現在の養成者を核にして、全県17サークル、技能保持者への声掛けが必要です。
 また、要約筆記に限らず、全スポの競技に関わるボランティアの方々は、障害者スポーツの競技内容を熟知しておく必要があり、各競技団体等との連携を図りながら、その養成をすることは急務です。


 第2に、きちんとしたリハーサルの必要性について。

 来年5月には、半年先の全スポに向けたリハーサル大会が開催されるとのことですが、費用等の関係から、各開催県では、簡素化されて行われるのが通例のようです。

 しかしながら、今回の雨に降られた第4回岡山県障害者スポーツ大会で、要約筆記のパソコン入力文字が、結果として、分割ができないため巨大掲示板に映し出せなかったわけですが、本番により近い形で、リハーサルを行い、問題点を浮き彫りにしておく必要があると思います。
 このことは、開会式そのものを本番並に行うべきであるということではありませんが、簡素・効率的な運営を目指しながらも、想定できるトラブルは、予め避けておこうということです。


 第3に、「岡山らしさ」としてのユニバーサルデザインの具体化について。

 もちろん、主会場や主会場までの導線が、バリアフリーからユニバーサルデザインの考え方に基づいて整備されるということは重要ですが、たとえば、ふれあい広場における障害のある方との交流等は重要です。

 さらには、福祉用機器を岡山県の基幹産業にという「ハートフルビジネス岡山」等、この機に、アピールしては如何でしょう。
 特に、パソコンに吹き込めば、言葉が文字になる、ディアボイスのように、あるいは、実証実験的に、体感が出来る機会を増やしてはいかがでしょうか。


 第4に、「岡山らしさ」として、IT国体が言われていますが、CATVはもちろん、インターネットで動画配信が行われることに加えて、全スポにおけるIT活用について。

 具体的には、携帯電話を使ったメール配信や情報ホームページへのアクセス等、競技参加者や来場者への情報提供として、ITを活用することは考えられないでしょうか。
 特に、前述の要約筆記については、あるいは、携帯電話を通じた情報発信により、即時に情報提供できると考えます。

 また、情報提供としての電光掲示板が街中に多数あることは、国体においても、便利であると思います。何時に、どこで、競技が行われているのか、例えば、桃太郎スタジアムへの道中でも、わかるということです。
 特に、こうした電光掲示板は、将来的に、国立病院跡地の新総合福祉ボランティアNPO会館への導線にも使えると思います。


 9月定例会では、新総合福祉ボランティアNPO会館について問おうと思います。


 さてさて、我が子が、今朝「ホタルを見に行こう」と言うので、「朝はお尻が光らんで〜」と応えました。
 夜なので、これから足守方向へでも行こうと思います。
 行ける時に行かないと、なかなかに時間が無いです。

 父が死んで、時間について考えるようになりました。まさに時間は有限で、大切なものです。いわば、相手の時間を取ると言うことは、それだけ相手を殺すことだと思っています。いかに時間を有効に使うか。人生は、何に時間とお金と心を遣うか、どんな人と出会うのか、何を志したか、で決まります。

 願わくば、本当に志のある人との時間を共有したいし、自分でなければ出来ない何かを残すために使いたいし、その時間から何かに繋げたいし、さもなくば、家族のために使いたい、それが本音です。

 時間も、公に差し出しているのですから。休むと死ぬのじゃ。
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2004年6月8日(火)【ホームレス対策について】
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 本日は、雨の中、加藤参議院議員と庭瀬駅やJR岡山駅西口や天満屋アリスの広場の前で、街頭演説。雨もあり、正直イマイチという感じです。午後には、企業団体の決起集会も開催されましたが、ここから畳み掛けていくという雰囲気にしていかなくてはいけません。

 本日は、いよいよ6月定例会が開会。補正予算も、市町村合併支援事業費(3億8000万円)と倉敷市・都窪郡選挙区補欠選挙に伴うもの(8100余万円!)で、知事提案説明要旨も、著しく目新しさに欠けるもので、いたって地味なスタートになりました。



 一方で、今日、ホームレスの方のお話を伺う機会を得、予定外でしたが、6月定例会一般質問項目に掲げることにしました。
 この方は、旭川の河川敷の橋の下に暮らしておられます。

 ホームレスの定義はよくわかりませんが、敢えて言えば、「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所として日常生活を営んでいる者」と言えるかもしれません。

 「見て見ぬふり」という言葉がありますが、「あっしにゃぁ関わりのねぇことでござんす。」と、多くの方々が、ホームレスの問題については、他人事と決め込み、仮に美観を損なうと考えても、街の風景の一つに敢えて落とし込んでしまっています。

 しかし、一方で、ひとたび己の生活圏に入れば、例えば、警察に通報、どこかに追いやることで、問題は解決としています。

 正直に書いて、私自身も、この問題に踏み込むことに躊躇がありました。社会構造上の問題であり、およそ無くなることのない問題なのではないか、諦観していなかったと言えば嘘になります。

 きっと多分、岡山の有権者じゃないんじゃないか、選挙に行かないだろうな、とは思いますが、それが理由ではありません。



 確かに、ホームレスの方の中には、手を差し伸べるも何も、自暴自棄で、酒に溺れて、人生を投げている方もおられますが、一方で、なにかのきっかけで坂道を転がり落ちるようにして、這い上がれなくなっているはいるけれども、どうにかして、現状を変えたいと思っている方も多いようです。

 アルミなら1kgで80円の缶缶を拾い集め、時には、賞味期限切れのコンビニ弁当を頂戴して、生きていけなくも無いようですが、ある意味でプライドを捨て、冬を耐え、病気に耐える暮らしが楽なわけがありません。

 さらに、生活の困窮が時には犯罪の加害者に走らせることもあれば、逆に、社会的弱者として、いわれなき暴力の被害者になることもあります。

 どうあれ、昨今の景気状況や社会情勢を考えれば、ホームレスは、決して減ることはないんじゃないか、と、実は誰もが感じてはおり、都市の問題として、とっくの昔に対策を講じていなければおかしかったはずです。

 橋の下から知事公舎を眺めながら暮らしている人がいるわけですが、果たして知事がいかように実態を認識されておられるか。


 以下、ホームレス支援策について書きますが、勘違いして頂きたくないのは、「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所として日常生活を営んでいる者」の現在の生活を支援するための施策ではなく、そもそもが、そういう生活をして頂きたくないための支援策です。

 そして、もうひとつ、住民票が無いのだから、そもそも、岡山市民でも県民でもない、したがって、岡山市や岡山県が、支援する必要が無いという意見があるとしたら、まず、彼らが、憲法25条の生存権が保障された日本国民であること、それに加えて、住民票が岡山にある岡山市民が、別の街で、ホームレスをして、ご厄介になっている可能性も、非常に高いことを考えて頂きたいと思います。


 思うに、まず必要なのは、いわゆるマトリックス組織を背景にしたホームレス対策に対するワンストップの相談窓口です。
 ホームレスの方の中には、例えば、自己破産手続きを知らないために、いわゆる法定利息を大きく越えた債務から逃げ、結果として住民票も移せないて方も多いと聞きます。
 ホームレスになった事情は各人様々ですが、早い段階で、行政に相談できれば、少なからずの方が、窮地を脱することが出来ます。

 特に、こういったマトリックス組織には、警察の関与が重要だと思います。住民からの苦情により、ホームレスを駆逐するのではなく、正しく自立支援に導くのも、警察の務めであると思います。



 こうした状況の中で、一昨年7月31日に、「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」が成立しました。そして、法成立と同時に、厚生労働省社会・援護局保護課長通知が出されています。

 この通知では、居住地がないことや稼働能力があることのみをもって生活保護の要件に欠けるものでないこととしています。これまでは、居住地がないことで、生活保護ができないとされていましたが、適用の実態はいかがなものか。

 また、通知では、就労の意欲と能力はあるが失業状態にあると判断される者については、まず、「自立支援センター」への入所を検討するとされていますが、岡山県として整備するのかどうか。

 また、通知では、治療が必要な場合には医療機関への入院等も含めて、積極的に保護施設の整備に取り組むことと、保護施設の入所目的を達成し、保護施設を退所した者などに公営住宅等を活用して居宅での保護に移行するとしていますが、対応はいかん。

 また、国は、医薬品や食料などを含む日用品等の支給に使えるホームレス緊急援護事業費を計上していますが、直接の担当となる市町村への県からの働き掛けはいかん。

 さらに、働く意思がありながら就労機会が少ないために仕事につくことができないホームレスには、職業訓練や、公的な就労事業を提供することも検討する必要があります。


 ただ、本当に重要なのは、彼らが、せめてシャワーが浴びることができることでしょう。まずは、全ては、そこから始まります。

 そして、来年の岡山国体の年には、どこを探しても、岡山には、ホームレスがいない、なぜならば、彼らは、自立し、さらには、ボランティアとして、社会貢献しているからである、そんな夢を描きたいと思います。
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2004年6月9日(水)【太平洋混成団(経済開発)来たる!!】
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 休会日とはいえ、これから、一般質問原稿は書かないといけないし、否応なくご依頼事はあるし、父が死んで3ヶ月を迎えるにあたりしなくてはいけないことがあったり、なにより、参議院選挙が、事実上本番突入状態。
 やらなくてはいけないことが重なって、非常に時間がタイトになってきました。頑張るど〜。


 本日は、加藤参議院議員の義姉をお連れして、市内中心部のご挨拶回り。約7時間で、120軒ほどお邪魔いたしましたが、自動車で飛び飛びで、せいぜい5分の1しか回りきれていません。商店街は、まるまる残っています。
 それにしても暑い一日でした。

 なお、下記会合が、ございますので、どうか奮ってご出席下さいませ。
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 《市内中心部5地区逢沢、加藤、佐藤後援会緊急選対会議》

 6月13日(日)午後1時30分〜
 岡山県総合福祉会館(石関町、岡山神社となり)


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 また、夕刻には、参議院議員のおの(南野)知恵子後援会代表者会議。たいへんにお世話になっている看護連盟の皆様にお応えして、出席者名簿に「佐藤真治後援会」とご記入頂き、ご出席をお願いしたい会合は、下記の通りです。

 ご都合がよろしければ、どうかご出席のほど、よろしくお願い申し上げます。
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のうの知恵子(比例代表)加藤紀文(岡山選挙区)総決起大会
 6月13日(日) 午前10時〜
 岡山衛生会館 三木記念ホール

のうの知恵子街宣車激励
 (※期間中唯一の街宣車岡山入り・候補者不在)
 6月26日(土) 午前10時〜10時20分
 逢沢一郎事務所駐車場(奥田)

のうの知恵子個人演説会
 (※期間中唯一の候補者岡山入り)
 6月30日(水) 午前9時〜9時40分
 ホテルグランヴィア岡山 3F クリスタルホール


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 先ほどまで、今年も来られました「太平洋混成団(経済開発)」!のレセプションパーティー。

 せっかくの機会に、日本の中流家庭を見せるべく、家族で出掛けました。

 毎年恒例となりましたが、国際協力事業団(JICA)の「青年招へい事業」の一部分(岡山)を財団法人岡山県青年館などが請けたもので、開発途上国を対象に実施する技術協力の一環として、ASEANをはじめ、アジア、太平洋、アフリカ諸国などから、将来の国造りを担う青年を専門分野別に、1ヶ月間招くものです。
 日本国内を研修で回るうちの1週間を我が岡山(岡山・備前・倉敷)で過ごすのです。

 フィジー、キリバス、ミクロネシア、パラオ、サモア、ソロモン諸島、ヴァヌアツ・・・・・という南太平洋の島々の若い公務員や銀行員達で、民族的な柄の衣装を身に纏われ、基本的に、裸足にサンダル。皆さん、非常に体格がよく、私には、違和感なし!!
 ただ、地球温暖化で、国が無くなる危険がある島国も。

 明日は、県庁訪問もあり、彼らの岡山の旅が、素晴らしいものになることを祈ってやみません。
 それにしても、2年前は、ビービー泣いた我が子が、照れてやがるところに、成長を感じます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜落書き調査隊岡崎隊長殿より報告でござる。

あのNHK「難問解決!ご近所の底力」が本になりました。
 題名も、そのものズバリ「難問解決!ご近所の底力」オビ「やればできる あなたの町の困った問題を解決!」NHK「難問解決!ご近所の底力」班編大和書房発行1300円です。

各問題が 「問題の概要」「お悩みご近所の実態」「妙案紹介」「その後ストーリー実践編「今後の課題」と、さながら受験参考書のようにチャプター毎に簡潔にまとめられています。相当具体的なノウハウ本となっていて、NHKとしてはちょっと異色の雰囲気です。で、第三章「人が動けば街が変わる」の冒頭で12ページにわたり落書き問題が取り上げられており、「落書き調査隊」はもちろんのこと、後日の下北沢での「一斉消去」の実施状況やその教訓なども簡潔に報告されています。街づくりに欠かせない街の人々の意識やその問題点についても触れられていて面白いです。

東京の紀伊国屋店頭では結構な人気で、かなり品薄になっているようです。

以上でございまする。
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2004年6月10日(木)
           【一般質問は、6月15日(火)午後1時より】
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 本日は、自民党、民主党の代表質問。ここのところの傾向ですが、非常に代表質問が大部になり、要するに長いです。

 さて、初当選以来21回連続になる一般質問の日程が決まりました。今回も、初日6月15日(火)の3番バッター。午後1時に議場に起こし頂きましたら、確実に傍聴頂けると存じます。

 今回は、登壇者が16人と少なく、参議院議員選挙が云々というよりも、新年度始まったばかりで、聞く事が無いということなのかもしれません。

 今回の質問項目は下記の通り。定稿していませんので、変更の可能性大です。
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一般質問     自  民 党       佐藤議員

1 第5回全国障害者スポーツ大会について      
(1)県大会での課題       (国体)[  知   事  ]
(2)ボランティアの養成方針等
              保福協力(国体)[国体・障スポ局長]
(3)リハーサルの必要性     (国体)[国体・障スポ局長]
(4)ハートフルビジネスおかやま等のアピール
             国体協力(産労)[ 産業労働部 ]
(5)IT活用          (国体)[国体・障スポ局長]

2 ホームレス対策について
(1)実態認識と感想       (保福)[ 知 事 ]
(2)犯罪の実態         (警察)[ 警察本部長 ]
(3)ワンストップの相談窓口   (保福)[ 知 事 ]
                 (警察)[ 警察本部長  ]
(4)生活保護の実態       (保福)[ 保健福祉部長 ]
(5)通知に対する対応      (保福)[ 保健福祉部長 ]
(6)自立支援センター      (保福)[ 保健福祉部長 ]
(7)職業訓練等     産労協力(保福)[ 保健福祉部長 ]

3 落書きと暴走族対策について 
(1)落書き対策         (生環)[ 生活環境部長 ]
(2)割れ窓理論         (警察)[ 警察本部長 ]
(3)改正道交法等        (警察)[ 警察本部長  ]
(4)駐車違反取締りの民間委託  (警察)[ 警察本部長  ]
(5)シートベルト着用違反の取締り等
                  (警察)[ 警察本部長  ]
(6)交通違反の取締り      (警察)[ 警察本部長  ]
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【さとうしんじ○○後援会催事ご案内】

 この春に、○○地区の青年層中心に作って頂いた○○後援会のイベントのご案内でございます。もちろん、○○以外の方の参加も大歓迎です!!皆で、ワイワイとやりませう。
 この日は、私、酔うことになっております。

   《梅雨空を焼き肉の煙で》

日時:2004年6月19日(土) 午後8時30分〜
 (午後3時時点で降雨なら中止)
場所:略
※肉・野菜・ビール十分用意しておりますが、各自の持ち込み
 自由です。


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【『岡山発、地域活性化シンポジウム』開催のお知らせ】

 以下転送のご依頼がありましたゆえ。

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  『岡山発、地域活性化シンポジウム』開催のお知らせ
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 ▼シンポジウム開催にあたって・・・21世紀を迎えてから早や4年間の歳月が過ぎた。90年代、バブル崩壊以降、「失われた10年(Missing 10 years)」を経て、なお日本経済は、本格的な景気回復に向けて立ち上がることができないでいる。
 こうした中、これまでの既存産業とは一線を画し、新たな動きを見せている分野がある。
 コミュニティ・ビジネス、NPO、福祉、協働、共生、、、。
 21世紀、日本経済のキーワードとなりつつあるものを取り上げ、これからの企業や人間に求められる「行き方」に迫る。
 開催日は日曜日となっており、皆様ご多忙の折と存じますが、岡山県外からのスペシャル・ゲストもお招きしております。
 以下に詳細を記しておりますので、皆様、奮ってご参加いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
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 ▼パネリスト紹介
 No.1  今里 滋 (Shigeru, IMAZATO)
 同志社大学・法学部教授。前職の九州大学・法学部教授時代に、福岡県NPOセンターの理事長も務め、現在も、博多で市民の協働プラットフォーム「公会堂」を経営する。
 2003年、福岡県知事選挙に「道州制論」を掲げて出馬。善戦するも僅差で敗れる。県知事選後からは現職。

 No.2  松村 一芳 (Kazuyosi, MATSUMURA)
 NPOを支援するNPO法人「ネイチャリング・プロジェクト」代表理事。36歳の時、体を壊したのを契機に、食の重要性に目覚め、自然農法の第一人者、清水幸次郎氏に弟子入り。「まだ汚れていない土地と水のある場所で農業を始めよう」と鹿児島県薩摩郡で自然循環農園「ネイチャリング・ファーム」を開業。広告プランナー時代のマネジメント能力を生かし、生産者ネットワークによる農作物等の販路開拓事業を行う。
 現在、ほかに文部科学省委託事業「男女の家庭・地域生活充実支援事業推進委員会委員長」、厚生労働省所管/雇用・能力開発機構鹿児島センター「NPO法人等委託訓練委託先開拓主任」、鹿児島労働局「人材育成鹿児島地域協議会委員」、「NPO自己評価策定委員会委員」、九州労働金庫「NPO助成審査委員会委員」等を歴任。

 No.3  高井 崇志 (Takashi, TAKAI)
 東京大学経済学部卒業後、旧郵政省に入省。この4月まで、岡山県企画振興部情報政策課長として岡山県経済活性化に貢献する。現総務省総合通信基盤局電気通信事業部事業政策課。
 No.4  三瀬 貴夫 (Takao, MISE)
 岡山大学卒業後、(株)ベネッセコーポレーションへ入社。 おかやまeトップ倶楽部代表。I-Springなど、若者を中心に岡山地域の活性化などの活動を展開中。
 No.5  林田 暢明 (Nobuaki, HAYASHIDA as Cordinator )
 下関市立大学経済学部卒業後、日本銀行に入行。日銀・岡山支店時代は、経済調査等を担当。現在は、(財)松下政経塾 第24期生。====================================================
 □会 場 :  ピュアリティまきび
        (住所 :〒700-0907 岡山県岡山市下石井2-6-413)
       
 □日 時 : 平成16年6月13日(日) 18:30〜21:00
 □主 催 : おかやまeトップ倶楽部
 □参加費 : 一般 ¥1,000 学生 ¥ 500
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  ▼プログラム(平成16年6月13日<日>)
18:30   開 演 ・ パネリスト紹介
18:40   第一部 基 調 講 演
        講演者: 同志社大学 法学部教授 今里 滋 氏
        講演内容:「コミュニティビジネスの果たす役割」
19:30   ご 休 憩
19:40   第二部 パネルディスカッション
        ディスカッション・テーマ : 「21世紀の行き方、考え方」
        パネリスト : 前掲
20:30   質疑応答
21:00   閉 演  
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□参加申し込み
下記内容を、メール( etopsquare@hotmail.com)ないし
FAX(086-805-7738)にてお申込ください。
             *
<参加申込書>
あて先: etopsquare@hotmail.com (FAXは086-805-7738)
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6月13日(日)のシンポジウムに参加します。
<参加者情報>
@お名前:
A所属:
B役職:
Cメールアドレス(携帯メールは不可):
D一言PRコメント:

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注1)当日、受付にて名刺を1枚ご提出ください。
注2)参加者の方は、全員eトップ倶楽部のメーリングリストに
   登録させていただきます。 本意で無い方はご連絡頂き
   ますと、別途退会手続きを取らせていただきます。
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▼本件に関する問い合わせ先
 ご不明な点等がお有りになります方は、ご遠慮なく、
 下記連絡先までご一報ください。
 おかやまeトップ倶楽部
 代表 三瀬 貴夫
 E-Mailアドレス:mise@i-spring.jp
 電話番号:090-8714-6249


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2004年6月11日(金)【警察行政について】
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 本日は代表質問2日目。公明党。

 最近は、「友党」ということで、近頃は、公明党の比例候補と自民党の地元候補のポスターが並んで貼ってあるお宅も散見し、これはもう隔世の感があります。

 県議会議員的には、自分の選挙では公明党票は望めません
が、国政選挙ですと、公明党のポスターが貼ってあるお宅は、「味
方」と思う今日この頃。やはり、参議院議員選挙のキャスティング
ボードも、友党が握る??????


 大雨でしたが、午後からは、加藤議員の姪御さんにあたると思われる方と商店街を挨拶回り。選挙は親戚が多い方が有利です。ただ、あちこちで大話で、タイムアウト。100軒ぐらいしか回れませんでした。



 ところで、一応先ほど定稿致しましたが、今議会のテーマとして警察行政の問題は避けられません。
 既に、各党の代表質問で、一連の不祥事についての質問が出ましたが、私も今回は、21問中8問で、警察本部長に答弁を求めます。

 特に、『交通違反をすることを前提とした待ち伏せ的な交通取り締まりが、果たして、交通安全の役に立っているのか、また警察にも取締り件数に対するノルマがあるのではないか、という極めて素朴な質問を非常によく県民の皆様から頂くので、この機に、警察本部長のご所見をお伺いいたします。』という問いは、かねがね聞きたかったところです。

 日中の駐車違反取り締まりはもちろん、シートベルト着用違反の取締り等も、民間委託すべきではないか、という内容もあり、さてさてどうなりますことやら・・・・・。

              略

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2004年6月12日(土)【「自転車」先生】
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 谷間に3つの鐘が鳴ると言いますが、本日は、仏滅ですが、まずは同い年の友人の挙式があり、これはもうめでたい限りで、本当に良かった良かったです。
 出席させて頂いて、結婚式ほど無条件に、めでたいものはありません。


 一方で、たいへんにお世話になった方が、92歳の天寿を全うされました。最近までバタバタの乗っておられ、地域の町内会や老人クラブでも活躍され、お別れを惜しむ方で一杯でした。

 倫理的な美しい生活をされていたこの方は、一方でたいへんなファイターであり、選挙の際には、応援弁士を買って出て下さることもありました。
 私を称して「この人は、自動車ではなくて、自転車みたいな人なんです。」と、応援して下さいました。

 いまだに、あれはどういう意味なのかなぁ?考えることもあるのですが、たいへんに好きなフレーズで、「私心なき献身」の三木行治知事に長らく仕えられていたことを誇りにされていた方の言葉だけに、生涯大切にしたい言葉です。


 夕刻に、NPOの連絡会議に少しだけ覗きました。選挙だからお邪魔しているわけではありません。

 以下明日です!!
 
          略
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2004年6月13日(日)【赤い弾丸】
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 個人的には、多国籍軍参加は、一度自衛隊が引き揚げて、正式な議論をしてから後ではないかなぁ、と思うのですが、そのままなし崩しで許される話ではないと思います。


 本日は、初めて岡山県難聴者協会の総会に出席させて頂きました。障害のある方の団体にも、様々な流れがあったり、障害によって連携が難しかったりいろいろなのですが、現在一つの流れを作ろうとご努力されています。

 ちなみに、難聴者という場合には、途中失聴を差す場合が多く、手話を使われない方の方が圧倒的に多いのですが、より大きな連携を模索されています。

 私も挨拶で申し上げましたが、聞こえに障害がある方は、障害者手帳をお持ちの方の数倍はおられるし、高齢になって耳が遠くなるようなことは普通のことであって、障害と捉えることのないよう、要約筆記はじめサポート体制を整えることが重要であること。

 そして、県で言えば2つ。来年全国障害者スポーツ大会が開催されるが、国体よりも、岡山の「おもてなし」の質が問われる重要な大会であり、この機に、理解と強力の気運を高めたいこと。
 さらには、来秋オープンの国立病院跡地の新総合福祉ボランティアNPO会館(仮称)内に、設置予定の情報提供センターの充実を図りたいこと。
 を申しました。

 特に、今回の一般質問では、要約筆記ボランティアの方のご意見を参考にして、全国障害者スポーツ大会について問います。
 ちなみに、私の妻も、パソコン入力の要約筆記ボランティア養成講座を受けているのですが、まだ現場には出ておりません。



 その後、のうの知恵子、加藤紀文参議院議員の決起大会。看護連盟や私立保育園連盟などの支援もあり、三木記念ホールは、満員でした。ご参加頂いた皆様に心から感謝御礼申し上げます。

 「赤い弾丸」のうの議員のイメージカラーは赤。大変なファイターで、「褌を締め直して、もとい、タスキを締め直して」頑張られます。子育て世代の支援を頂くという点からも、是非頑張って頂きたいと存じます。



 午後から、○○地区の選対会議。50人以上の方のご参加を頂き、我々の不手際もあり、たいへんに遅ればせながら、選対ということで、動き出します。
 相手候補は、非常に優秀な方であると思いますが、ここでけりをつけなくてはいけません。



 さて、中央や幹部から、三度になる「教育基本法の早期改正を求める意見書」提出の要請があります。自民党議員だからこその文教委員長であり、もちろん、総論的には、改正に賛成であり、拒絶できる立場にはありません。
 この件については、12歳少女殺害事件は、大きな影響を与えているのは間違いないと思います。

 それにしても、どうあれ、党議には従いますが、平成11年以降同趣旨の意見書提出は、全国で、14県。特に、岡山県は、昨年3月、12月と、既に2回提出しており、この時期に、岡山県が3回目を出す根拠が、不勉強なのでしょう、私にはもう一つ分からないところがあります。
 特に、一部に非常に不愉快な動きもあるのですが、現行の教育基本法の何が問題なのか、皆が十分に理解した上で、内容については、十分に詰めさせて頂きたいと思います。

 「愛国心」については、公明党は揺れていますが、教育基本法はもとより、多国籍軍参加という憲法改正の要素も多分に含んだ大問題まで、参議院議員の選挙の争点になっていくのか、変な話ですが、辻元清美元議員なら、争点を分かり易く説明はしてくれそうです。
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2004年6月14日(月)【教育基本法改正について】
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 明日、初当選以来21回連続になる一般質問です。3番バッターですので、午後1時に議場に起こし頂きましたら、確実に傍聴頂けると存じます。


 本日は、議会は、休会日でしたが、岡山県国公立幼稚園PTA連絡会議に、議長代理の文教委員長として出席させて頂きました。僅かの時間でしたが、代読に加えて、私なりのエールを送らさせて頂きました。
 おそらく、来年は、私どもも、PTAに参加することになろうかと存じます。

 また、○○役員会で、加藤参議院議員夫人とご挨拶をさせて頂きました。正子夫人は、お元気で、選挙区を走りまわっておられます。



 一方で、明日の党内の文教部会に提出する意見書の検討。教育基本法の改正に関する3度目の国への要望になります。

 おりしも、多国籍軍の自衛隊参加も相俟って、憲法論争になるはずが、会期末で、選挙へ突入。教育基本法の改正についても、結局次期国会で、議論されることと思います。

 特に、「愛国心」という言葉については、公明党の関係からは、躊躇が感じられますが、それは県議会でも同様です。



 教育基本法の改正問題ですが、そもそも、我が国の教育は、昭和22年に制定された教育基本法のもと、個人の尊厳及び真理と平和の希求を基本理念として、人格の完成を目指し、国民の教育水準の向上が図られ、我が国の発展に大きく貢献してきました。

 しかしながら、この半世紀の間に、日本社会は大きく変化し、少年犯罪の増加に見られる社会性や道徳心の希薄化、学級崩壊やいじめ、不登校問題、家庭や地域における教育力の低下、学力の低下など多くの問題を抱えるに至り、まさに、教育の改革は、国民的課題となっています。

 こうした状況を踏まえ、昨年3月、文部科学大臣の諮問機関である中央教育審議会は、現行教育基本法について、21世紀を切り拓く心豊かでたくましい日本人の育成を目指す観点から、重視すべき理念や原則を明確にするためには、改正が必要であるとし、「新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方」について、大臣に答申しています。

 そういう状況下で、教育の再建に向け、我が国の次代を担う、青少年の健全育成を図るべく、歴史や伝統文化を尊重し、郷土や国を愛する心、家族愛、先祖を敬う心、国家・社会の形成者としての公徳心や公共心、そして国際感覚をあわせもった人材を育成するなど、新しい教育の方向性を明確にする必要があるということです。

 そこで、国においては、教育基本法改正案を国会に上程し、徹底した議論を行い、教育基本法の早期改正を行うべきであるとして、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出しようとしているわけです。



 ただ、正直なところ、幾分議論させて頂く必要があろうかと思います。なんとなれば、文教委員会の議員名が羅列された意見書になるのですから。

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2004年6月15日(火)【小泉総理来岡決定!!】
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 予想通りというか、予想よりも早く、小泉純一郎内閣総理大臣・自由民主党総裁が、参議院議員選挙の応援での来岡が、決定致しました!!
 もったいぶるわけではありませんが、諸般の事情で、詳細は、明日お知らせさせて頂きます。
 私も、本物を拝見したことはございません。

 いよいよ参議院議員選挙への勢いがつけば良いのですが。



 本日は一般質問初日。多くの方に傍聴にお越し頂きまして、本当にありがとうございました。
 ホームレス、落書き、暴走族、違法駐車と身近な話題が多かったと思いますが、警察本部長の答弁は、予想通りのものが多かったです。

 意外にも、積極答弁は、全国障害者スポーツ大会のふれあい広場で、岡山県の福祉機器産業をアピールすべきだという提案に対しての産業労働部長答弁で、これは、実現しそうな感じです。


 午後には、自民党文教部会。教育基本法改正については、自由闊達に議論ができない状況があるというのが、よくわかりました。個人的には、憲法観というよりも、憲法や基本法という法に対する認識が違うのだと思います。
 法体系において、憲法や基本法をどこに置いているのかに、既にずれがある気がしてきました。法律や条例を論じているわけではないのですが。

 私は、憲法は、本来は、幾多の血で血を洗う争いを経た後に来るべき崇高な理想を掲げた人権保障の体系であると考えていますし、根本規範や基本理念を守りながら改憲すること自体は、全く矛盾しないのですが、悲しいかな今は何も言えないのだな、と思うに至りました。
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2004年6月16日(水)【19日(土)小泉総理来岡!!】
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 久しぶりに、今朝の山陽新聞で、昨日の一般質問の見出しが取れました(全国障害者スポーツ大会の携帯電話用サイト開設)。
 新規答弁ということで、提言への答弁であることが値打ちであると思います。

 ただ、警察本部長に「公正」を求めたことも、ホームレス対策も掲載されないので、結局10分の1も、県民の皆様に、議場のことが伝わらないのは、もどかしい限りです。


 さて、
 全国最重要地方選挙区ということもあり、小泉純一郎内閣総理大臣・自由民主党総裁の参議院議員選挙の応援での来岡が、下記の通り決定致しました。
 政権抗争を将棋に例えるなら、金取りに、王将が来るようなものです(私らは、歩?)。これで畳み掛けることが出来なければ嘘でしょう、というぐらいのものです。

 是非、皆様、お時間のご都合がつくようでしたら、お越し下さいませ。

 自由民主党街頭演説会
 6月19日(土)午前11時15分〜正午
 JR岡山駅前(ドレミの街そば)

 および

 かとう紀文参議院議員を激励する女性の集い(※女性対象)
 6月19日(土)午後1時〜2時30分
 岡山コンベンションセンター 3F(ママカリフォーラム)


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            略
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 最近憲法について改めて考えております。

 司法試験受験生崩れの私としては、最初に学んだ法が、「日本国憲法」ですから、その美しさが、嫌いなはずもありません。

 ちなみに、日本が今のイラクのような「占領下」で、押し付けられた憲法「だから」、改憲すべきである、という立場は私は取っていません。日本の復興・繁栄を支えてきたことに敬意は払いたいし、なにより、出生の過程がどうあれ、良いものは良い、ただ、人権保障という憲法の体系に添う形であれば、時代に沿ったものにはすべきであると考えています。
 ゆえに、私は、改憲、論憲、創憲の立場です。

 本来であれば、幾多の革命を経て、まさに命懸けでもぎ取った世界の憲法の歴史からすると、青天の霹靂のような憲法の理想に、ついていけない部分もあるのかな、これはもう、お互いの悲劇だな、と思います。
 ただ、現実とは、看過できないほどのかなりのずれが出ているのも確かです。

 さらに、日本国憲法に国民の義務規定が少ないからいけないという説があるとすれば、まずは、憲法がなんであるのか、憲法と法律の区別がついていないのかなぁ、という気がしております。

 今日も議場で、憲法について考えます。

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2004年6月16日(水)【小泉総理来岡・お詫び並びに訂正】
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 今朝お伝えさせて頂きました小泉総理来岡の「自由民主党街頭演説会」ですが、JR岡山駅前は、本当に駅前というか、いわば駅構内の花火の噴水、吉備肥沃の広場でございました。
 通常3000人ぐらいは、集まられるそうです。
 お詫びして訂正いたします。

 ※小泉総理応援来岡!!

「自由民主党街頭演説会」
 6月19日(土)午前11時15分〜正午
 JR岡山駅前(花火の噴水広場)

 および

「かとう紀文参議院議員を激励する女性の集い(※女性対象)」
 6月19日(土)午後1時〜2時30分
 岡山コンベンションセンター 3F(ママカリフォーラム)

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 本日は、一般質問2日目。たんたんと。

 一方で、自民党政務調査会で、昨日各部会で協議され、取りまとめられた請願・陳情、および意見書について審議。これが、明日の自民党議員総会で確認され、21日に委員会で、採決。
 25日閉会日に、議会で、型通りの採決をするということです。

 自民党の部会の部会長には委員長が就きますが、政務調査会の方が、時には、中央の意向を受けながら、実際には非常に強い仕組みであると言えます。
 そういう意味では、やはり期数、経験と智慧がいることを痛感いたします。


 本日は、各常任委員会の事前審査制から移行するかもしれない国会のような予算委員会設置について、小委員会が設けられたようですが、残念ながらこの議論については、私の認識は薄いものがあります。


 さらに、
 自民党幹事長から来年は教科書採択の年なので、地方でも、教科書問題に関する議連を作るように、お達しがあったとのことですが、文教委員会がどう絡むのか、定かではありません。
 いずれにせよ、今年度の文教委員会は、教育基本法、教科書採択の問題の議論は避けられない状勢になってきました。

 保守王国の本領発揮ということですが、我が子のことを思う時、教育基本法や教科書のあり方については、我がことでありますし、真剣に議論していきたいと思います。

 しかし、時には、非常に政治的でもあるそのことの議論をもって、本当に、我が子が健やかに育つ方向になるのか、ある意味、根本的ではあるけれど、ある意味根本的ではないかもしれない、そういう思いを常に持ちながら、考えて行こうと思います。

 どれだけ、子育て中の保護者の方々と共感を持てるかは、重要です。一部の声の大きいものだけの議論にしてはいけません。
 なぜなら、ここからは、我々が社会の中心で動くべき時代なのだから。そして大切なのは、まずは子供達だから・・・・・。

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2004年6月17日(木)【何かが違う・・・・】
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 一般質問3日目。今日は、自民党から教育がらみの話題が多かったです。

 教育基本法改正、日教組、北朝鮮拉致問題、男女共同参画社会、ジェンダーフリー、男女混合名簿、過激な性教育・・・全て同じ視点からの問いかけであったかのように思います。
 議場で私がぼそっと、「こんなに多かったっけ?」「9・11以降じゃなぁ・・・」・・・そう思います。
 世の中の全てが悪い方向に行っているように思えるのは、こうした仕組みや思想のせい?どうすれば解決できる???

 一方で、公明党からフリースクールがらみの質問。しばしば行く場所の横に、フリースクールが出来て、今日もさきほど立ち寄ると、子供がその前で泣いていました。
 教育基本法の問題かなぁ・・・。


 どうにもこうにも何かが違う気がするのです。
 青い鳥は、そうそう遠くには行かないものです。

 一番大切な事は、そこにある命を認められること。自分の価値を認められ、愛されること。
 だからこそ、他人の価値に気づき、家族や、仲間や、地域や、国を愛することが出来るようになる。まずは、自分を愛せる力を人は、誰かから、何かから、貰わなくてはいけないのです。

 その力は、どこから生まれてくるのでしょう?
 学校でも、地域でも、赤の他人でもなく、子供にとって一番大切なことは、親から愛されること、全面的に受け入れられること、絶対的な味方がいるということ、そこから大きな力が生まれてくる・・・私は、そう信じます。

 子供の問題じゃなくて、親の問題なのではないか・・・・。

 変わらなくてはいけないのは、学校でも地域でも子供でもない、まずは親なのだと思います。


 午後6時に、家族が家に帰り、7時には、食卓を囲み、今日あったことの話をしながら食事をする。学校で、職場で、近所であったことの話をする。11時には寝て、朝も皆で食事をすれば良いのです。お互いがお互いを確認しあう家族の時間が必要です。

 私は出来ませんが、アメリカの地方議員は、夜に出歩くと、家庭すら大事にしない奴だと落選するとのことでした。

 要するに、親父がとっとと家に帰れば良いのです。男女共同参画家庭。どいつもこいつも、誰も彼も、とっとと家に帰りなさい。それだけのことではないでしょうか。それで十分幸せではないのでしょうか?なぜそれが出来ない世の中になったのでしょう?
 何を犠牲にして、何を得ようというのでしょうか。

 我々は一体何を求めているのでしょう?????
 なぜかくも、幸せから遠ざかろうとするのでしょう?????


 高度成長期を経て、バブルを経て、日本が失った伝統・文化は、「家族」そのものです。
 世界中で、これだけ家族の構成員が、家族をほったらかす国なんてありません。それを評価する国もありません。
 その中で、愛される力、愛する力を失ってしまいました。

 最近、山陽新聞の「おじさん図鑑」と「徒然草」を読んでいますが、エッセイスト吉田兼好なら、この有り様、どう書くでしょう。
 青い鳥を皆で追い払う様を見て、笑止千万・・・?


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==私がガンバローコールをしてしまう決起大会のご案内===
   ※是非ご一緒しましょう!!

 かのう時男参議院議員決起集会
 6月18日(金)午後16時〜
 ホテルグランヴィア岡山

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※小泉総理応援来岡!!

「自由民主党街頭演説会」
 6月19日(土)午前11時15分〜正午
 JR岡山駅前(花火の噴水広場)
 および
「かとう紀文参議院議員を激励する女性の集い(※女性対象)」
 6月19日(土)午後1時〜2時30分
 岡山コンベンションセンター 3F(ママカリフォーラム)


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2004年6月18日(金)【ニッポン復活を「かのう」にする】
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 先週は、ファイターにして、子育て世代の味方である、のうの知恵子議員が来岡されましたが、本日は、午前中に、かのう時男参議院議員(宏池会)が、県議会をお訪ね下さり、午後からは、後援会発会式ならびに決起集会。

 加藤紀文参議院議員も来られ、私の方は、ぶち切れ気味の「ガンバローコール」をさせて頂きました。私は、ガンバローコールというものは、選挙戦の個人演説会等において、士気を高められるかどうかという点の重要性では、時には、応援弁士よりも、難しいものと考えています。
 思い切り気合いを入れさせて頂きました。

 さて、選挙期間中のニッポン復活を「可能」にする時の男、かのう時男候補の来岡予定は下記の通り。大決起集会になります。

 日時:7月4日(日)午前11時より
 場所:ままかりフォーラム(駅元町14−1)

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 いよいよ明日、小泉総理応援来岡です!!

 噂では、期間中の再来岡、さらには、安倍幹事長の再来岡もあるのではないかとのことですが・・・。多分私は、明日、ビラ配りでしょう。

 ※下記場所で、小泉総理を見ませう!!

「自由民主党街頭演説会」
 6月19日(土)午前11時15分〜正午
 JR岡山駅前(花火の噴水広場)

 および

「かとう紀文参議院議員を激励する女性の集い(※女性対象)」
 6月19日(土)午後1時〜2時30分
 岡山コンベンションセンター 3F(ママカリフォーラム)

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【続お茶と牛乳】

 本日は、青少年対策・男女共同参画特別委員会。今年は、「新岡山いきいき子どもプラン」策定の年ですが、私は、もはや、行政が家庭の問題に介入しない時代は過ぎ、とりわけ、親が親たる施策の重要性を言い、子育てならぬ「親育て」と、男女共同参画社会ならぬ「男女共同参画家庭」の推進プランを委員会で議論すべきだなぞと申しました。


 ところで、今年度最初の委員長会議で、牛乳とお茶組みに女性が二度来られることについての改善を求めましたところ、今日の委員会より、「大きく」仕組みが変わりました。

 すなわち、委員会開会の時点で、机の上に、お茶と牛乳が置いてあるという不思議な風景で、委員会開会時点で、女性は、各々の持ち場に帰り、委員会終了を確認して、撤収に来るというものです。
 もっとも、議員が牛乳を委員会で飲んで、牛乳普及に繋がるのかなぁ、という疑問は消えません。牛乳はもっともっと飲むべきですし、
産地振興もすべきですが、議員が飲むのは、もはや慣習になってい
るのでしょう。しかし、誰が始めたんでしょう・・・?


 今までは、狭い給水室に、女性何人かが待機。委員会中に、
牛乳のコップを引き、お茶と替えるという作業があり、都合2度の登
場で、拘束時間が長かったのですが、これからは、開会前に、とっと
と帰って頂くということになったのです。

 だいたいが、見目麗しき女性に、重要な審議の際に、お茶を入れて頂くというだけで、純朴な僕は、緊張が走り、なにより、一般企業で女性がお茶組みするような、ある意味での余裕は、なくなっているのに、財政の厳しい県が、余剰人員を抱えているわけでないはずでし、人材活用としては、非常にもったいないと、か
ねがね思っていました。
 なにより、女性議員が、なんでこういうことに対して、意見がないのかが、本当に不思議でした。


 個人的には、1時間半程度の委員会に、お茶を飲もうが飲むまいが、どうでも良い(牛乳普及は別の場でもできる)し、なにか
飲みたければ、勝手にペットボトルでも持ち込めば良いと思います
し、執行部も、若手を含めて、仰山来られるのですから、誰が入
れようと良いのですが、将来的には、急須でも、やかんでも置いて
おけば良いと思います。

 それにしても、初当選から6年目。かねてからの疑問が、発言の機会がなく、委員長になって2年目、やっと少し解決しました。


 こういう地味な提言の実現もございます。
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【児島湖の浚渫って・・・】

 午後からは、「児島湖をきれいにする議員懇談会」総会。私は、事務局長として司会。

 それにしても、一応事業が終了した児島湖浚渫ですが、数字だけ見ると、全く効果がなかったように思えます。ただ、浚渫がなか
ったら、さらに悪化していただろうと言われれば、そうかもしれません。


 そもそも児島湖は、農業用水の確保、塩害の防止及び排水改良を目的として、国営児島湾沿岸農業水利事業(昭和25年〜36年度)により造成された農業用施設であり、世界第2位の人造湖の出現により、周辺農地は、県下最大の農業地帯として、我が国の水田農業近代化のための先導的な役割を果たしてきました。

 しかし、同事業が昭和36年度に完了して以来、40年余りが経過し、流域の都市化の進展などにつれて、生活雑排水等により、児島湖の水質悪化が進行しました。
 その水質は、環境基準のおよそ2倍で推移しています。

 農林水産省は、平成4年度、農業用水源としての児島湖の水質改善を図るため、国営総合農地防災事業に着手。
 誠に異例の農水省の環境対策とも言え、平成7年度から、本格的な湖の底泥浚渫を開始し、平成15年度に必要な底泥全量の浚渫を完了、残工事として覆砂等を残すのみとなっています。

 全体計画は、事業費356億円。この10年、毎年約30億円を使ってきました。問題にならないのは、国直轄だからで、児島湖流域下水道事業(全体計画1900億円)に充てたらどうなっていたかななどとは、考えないことが重要です。

 正直なところ、締め切り堤防を開いたらどうかという声がないでもありません。
 いずれにせよ、結果としてカブトガニをせん滅した笠岡湾干拓事
業と並んで、今後、農業のために、これだけの大事業は、まずでき
ないということです。

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2004年6月19日(土)【小泉総裁来岡】
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 たいへんに暑い日ですが、台風接近中の予報を浮け、○○の
会は、延期となりました。


 本日は自民党街頭演説会。熊代県連会長、橋本元総理、平沼前経済産業大臣、逢沢外務副大臣、片山前総務大臣などなどが、小泉純一郎総裁をお迎えし、岡山の自民党の底
力に、当事者の一人ながら圧倒されました。

 まるでウルトラマンタロウの危機に、ウルトラ6兄弟が勢揃いし、
さらに、ウルトラの父やウルトラキングまで集まっているのようでした。

 それにしても、小泉総裁の参議院議員選挙の第一声が、岡山ということですから、どれだけの重点地域であるか、ご理解頂けることでしょう。

 小泉総裁が意外に小柄なのには驚きましたが、やはりそのカリスマ性を強く感じました。
 私は、下から見上げるように眺めていたのですが、たいそう格好良かったです。


 ちなみに、私は、個人的には、ウルトラマンレオが好きです。街宣車の裏で、「星空のバラード」を歌っておりました。
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 一方で、元参議院議員森暢子先生が挿し絵を書かれた絵本「コッペパンの思いで」の英語版が出たことを祝う会がありました。

 よく考えれば、社会党と自民党が友党だったこともありますが、マドンナ旋風で、一世を風靡した社民党の女性パワーの一翼をになった森先生は、現在は、地域活動やNGO活動で、積極的に活躍されています。
 私は、秘書時代から、たいへんに可愛がって頂いております。

 岡山大空襲や広島原爆のことについて書かれた絵本で、当時の庶民の様子がリアルに伝わってきます。子ども達に語り聞かせたい絵本です。

 お申し込みは、アジアの子どもに「絵本を贈る会」まで。1冊送料込み500円です。(事務局:倉敷市茶屋町早沖48−1)



 また、一方で、今朝の新聞にも掲載されていますが、岡山津島在住の小田様から、「ビルマ最前線 白骨街道 生死の境」という単行本を頂戴いたしました。

 「敵弾、飢餓、雨、屍・・・想像を絶する敗残兵の姿を赤裸々に描いた鎮魂の戦記」ということで、光人社より、657円(税抜き)で、発売されています。

 小田様は、先の大戦で激烈を極めたビルマ戦線最前線の語り部として、講演活動等も積極的に行われています。



 岡山大空襲まであと10日、私はこのところ考えるところが多く、「平和」について、「戦争」について、再度問いたくなっています。

 そこで、この夏に、ポツダム宣言受諾後も続いたソ連との最後の戦場「虎頭要塞」と、この「ビルマ戦線」について、我々若い世代、さらには、子ども達が、その頃起きたことを拝聴する会をできれば夏休みに、設けたく思います。

 「戦争と平和 あの頃戦場で何が・・・(仮称)」とタイトルを考えています。自民党の括りにするかどうか、どういう形式で行うか、ここから企画を詰めさせて頂きます。

 平和教育の前提は、歴史の真実を直接伺うことです。
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2004年6月20日(日)【職専免】
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 本日は、台風接近の影響か、なんとも湿度が高く、むわっとした一日にでしたが、朝は、○○高校の相撲場に、岡山県相撲連盟の練習会にお邪魔いたしました。

 熱気も加わって、選手が土俵で四股を踏んでいるうちに、足跡に、小さな水溜まりができるような蒸し風呂状態でした。
 国体まであと一年、稽古にもいよいよ熱が入っています。


 ところで、国体に絡んで、どの競技でも、よく問題になるのが、指導に当たる教師の職専免(職務専念義務の免除)が、十分かということ。
 現実問題、有給休暇を潰して、同僚の目を意識しながら、どこか後ろめたいような状況で、選手の指導強化に当たられる教師が意外に多いのかもしれません。

 職専免は職専免条例・規則等が根拠になりますが、社会通念上職務に専念する義務を免除するのが妥当であると当局が認めたものが職専免による休暇であり、労働契約上の権利として保障されている特別休暇とは異なります。

 問題になるのは、指導の際に、事故があった場合に、有給休暇なら、まさに自己責任ということで、やや酷なところもあります。
 できれば、職専免で、堂々と指導に当たれれば、良いのですが・・・・。

 国体に絡んで、教師にも、また生徒にも、学校現場において、様々な負担も掛かってくると思いますが、明日の文教委員会では、おとついの事前レクに間に合わなかったので、委員長自ら対応を問おうと思います。


 午後から、私も大好きな銭太鼓の○○先生を中心にした「○○会」の「みんなでワイワイ楽しもう会」。

 私が知る限り、これだけ多くの女性が、演芸を披露し合い、本気で楽しむ会はありません。失礼を承知で敢えて言うと、私の母親世代の「おばちゃんパワー」が炸裂し、毎年たいへんなエネルギーを頂いて帰ります。

 私も、熟女連に負けじと、例年、大きな期待を頂き、「歌って踊れる議員」として、ぶち切れたような演芸を披露させて頂くのですが、本日は、どうにもこうにも、そういう気分になることができず、しっとりと、グレープの『無縁坂』を歌いました。

 今日は、父の日ですが、イマイチ元気の出ない母親のことをふと考え、生まれて初めて歌いました。陰気ですが、しみじみ良い歌です。うるうる。

 加藤紀文議員の80歳にならんとする御母堂も、ご挨拶され、「日の本は女性ならでは」というか、母の愛の偉大さを痛感いたしました。

 母親は、ともかく元気で長生きが何よりで、それも大きな役目です。

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2004年6月21日(月) 【性教育について】
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 昔は、台風一家という「組」組織かと思っていたものですが、まだ一家は、そのあたりをうろついているようですが、岡山市内は、大きな被害は免れたようです。しかし、この台風、列島に大きな傷痕を残しそうです。


 「警報が出ても大人は休みではありません。それでは委員会を開催いたします。」と、本日は、文教委員会。
 請願・陳情の採択が行われましたが、25日(金)の本会議で、議会の判断は決まります。

 ところで、問題の「教育基本法の早期改正に関する要望書」の提出を敢えて、自民党の最若手女性議員が行い、議論勃発。
 共産党女性議員は、さすがによく勉強されています。
 しかし、「愛国心」を女性が語るのは、実に珍しいことです。

 この期に及んで、なぜ3回も、要望書を出すのか、という意見をはじめ、民主、共産、さらには、公明の議員から猛反発。「今までで、とにかく一番ひどい内容だ」と言われながら、委員長として、やむなく半ば打ち切って、強行採決のような形に。自民党内部では、政務調査会と議員総会で決まっていることです。
 委員長は、加わりませんが、自民党 4 対 非自民3で、意見書提出が決まりました。


 その後、「その他」で、フリースクールと、性教育さらにはエイズ教育に関して、委員会に取上げてはどうか、と民主党男性議員から意見があり、「それは良い、さらに、適応指導教室も含めて、報告して欲しい」と、委員長も希望を申しました。
 特に、性教育については、私も、非常に関心があります。

 いよいよ回収された問題の性教育本、「中3コース」の悩みコーナーの集大成のような「ラブandボディー」についても議論されると思いますが、「GORO」で勉強された男性諸氏に、ご意見も伺いたいところ。

 敢えて言えば、青春の1ページになくてはならない、いわゆる「エロ本」ですが、学校現場での過激な性教育と青少年の性の乱れの連関があるのか、日本の性教育は、フリーセックスを推奨し、家族を崩壊させているのか。

 一方、氾濫する性情報、コンビニや自販機の「エロ本」や、インターネットで入手できる「エロ画像」はどうなのか、さらには、しかし、大切なエイズ予防と性教育の関係、3名の女性議員がいる文教委員会だからこそ、セクハラという意味ではなくて、是非、取上げたいと思います。

 是非、皆様のご意見も伺いたいと存じます。



 その後、JR伯備線フリーゲージトレイン導入促進三県議会議員岡山側連絡会議。
 実現にリアルな感じがしないのが残念です。


 その後、さきほどまで参議院議員選挙最終選対会議。
 恐ろしいことに、木曜日が公示です。

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2004年6月22日(火)【最激戦区・岡山】
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 明後日は、いよいよ参議院議員選挙公示ということですが、ここに来て、岡山県が、いよいよ全国最大の激戦区になるという様相を呈して参りました。

 しかし、ともかく、大物の来県が相次ぎ、ムードは盛りあってきたぞ!と思うのは、関係者で、かえって有権者の皆様の気持ちと乖離した上滑りを懸念致します。
 年金の問題やイラクの多国籍軍派遣問題等、争点も、もう少し鮮明にして頂きたいところです。

 とはいうものの、県連青年部・局にも、独自の動きが求められており、とりわけ来週早々には、安倍幹事長が再び倉敷へ。さらには、青年局役員の国会議員、金子恭之青年局長、棚橋泰文前青年局長、井上信治青年局次長、江崎洋一郎青年局次長、菅原一秀青年局次長が、続々と来岡予定。

 本部直轄街宣車が入るということで、我々青年部・局が、街頭遊説部隊を組むという状況になっております。
 私も最大限、どこなりと宣車に乗り込もうと思います。


 それにしても、公示から17日のロングラン。
 続々と緊急応援来岡も、予想され、その対応もたいへんですが、青年部・局のような機動性に富む遊軍の働きも、今回の勝敗を左右します。

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2004年6月23日(水)【いよいよ明日公示】
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 これより選挙前最後の県外出張。さて明24日(木)いよいよ17日間に及ぶ参議院議員選挙戦が公示されます。
 下記の通りに出陣式がございます。額賀福志郎自民党政務調査会長が来岡予定です。どうか皆様奮ってご来場下さいませ。

※加藤紀文出陣式
 6月24日(木)午前8時30分〜
 かとう紀文選挙事務所 岡山市問屋町4−102

=====以下現段階での御案内でございます======
=======どうか奮ってご来場下さいませ=======

                 略

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2004年6月24日(木) 【公示】
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 いよいよ17日間に渡る参議院議員選挙が公示されました。
 今朝は、額賀自民党政調会長を迎えての出陣式。なんといっても、一番気合いが入っていたのは、知事の応援演説で、非常に熱いものを感じました。

 しかし、ドッグランの時代の半月以上の戦いであり、投票日を含めて日曜日が3度ありますから、日曜日朝のマスコミの影響も相当あると思われ、大勢がどう流れていくのかさっぱり読めません。

 ただなんとなく、有権者の皆様の関心が薄く、滑り出しは、かなり低調ではないかという感じはしております。
 しかも、押されているのではないかと危惧します。


 そういう状況下で、略

 一方、午後には、友党の幹事長が来岡しての駅前街頭演説会。かなりの人出で、ある意味、もっとも安定感のある戦いができる体制と言えると思います。


 夕刻から2時間ばかり自民党の大型広報車「あさかぜ」に乗り込み、雨の中、市内を街宣。私も、マイクを持ち、次第に止まらなくなり、あやうくそのまま総社まで行くところでした。

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2004年6月25日(金)【定例会閉会】
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              略
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 本日で6月定例会は閉会。選挙に専念せよということでなく、ご依頼事は逆に多くあり、かえって忙しい感じです。

 本日は、教育基本法早期改正意見書をめぐり自民党と共産党とで「討論」はあったものの、いつになく地味な定例会であったように思います。

 女性副知事も、再び中央キャリア(女性)への交替ですが、先の太田現大阪府知事に比べて、エピソードが少ないのは残念でした。個人的には、もう少し違う視点で、民間から女性を登用する方が良いと思います。
 行政経験を求めるだけなら、男性でも良いのですから。


 昼には、岡山県森林・林業活性化促進議員連盟総会。おかやま森づくり県民税と「森の番人マモルンジャー」については、いつもながら非常に言いたいことがあります。
 一方で、国に対して、いわゆる環境税を導入すべしとの意見書を提出する議員発議が通り、正直に書いて、もう少し議論が欲しいところです。

 特に、名目はどうあれ、いわば増税について、地方議会から、中央政府に意見書を提出することについては、やむにやまれないという背景もあるのだろうとは言え、どうにもすっきりは致しません。京都議定書の前には、異論を差し挟む余地すらないようではありますが。

 こういう理屈であるならば、一方では漁業保護のために、例えば、藻場の再生を目指す「海洋保全税」も、出来るかもしれません。



 その後青年部・局で、28日(月)、29日(火)の青年局遊説対応の協議。岡山では、我々青年部・局が、7人の国会議員の受け入れに当たることになります。
 安倍幹事長は、ご自身が、青年部・局で熱心に活動されていたとのことで、特に、28日は、青年部・局の出番です。

 私の方も、28日には、午前8時30分から夕刻まで、29日は、朝のみ、自民党大型広報車「あさかぜ」に、乗り込みます。特に、28日は、応援で倉敷に遠征します。

 また、11月には、青年部・局主催のソフトボール大会が開催される予定となりました。各県議1チーム、佐藤真治チーム結成も必要になりますので、今から鍛えておかなくては。


 話がらりと変わりますが、8月24日(火)〜28日(土)で、「自由民主党青年部・青年局幹部海外研修」があります。

 今回も、150名程度の中華民国(台湾)訪問団ですが、参加資格は、青年部・局所属自民党員(要は、45歳以下)かつ、地域で党活動の中心的役割を担っている方です。

 費用は、党本部の負担もあり、格安ですが、今後の党活動に責任が伴います。ご希望の方は、ご一報ください。



 午後1時過ぎから5時過ぎまで、昨日に引き続き、自民党広報車「あさかぜ」に乗り街宣。本日は、雨の中、連日乗車されている加藤勝信衆議院議員と。

 正直に書いて、序盤戦これからといった感じです
 街の騒音と分かっていながら、要するに、「盛り上げる」ために、街宣車は、今日も走ります。


 夕刻からは、石井十次の映画に関しての集い。これは明日お知らせさせて頂きます。
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2004年6月26日(土)【明日、文部科学大臣来岡】
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 河村建夫文部科学大臣が明日午後1時、参議院議員選挙応援のため問屋町の選挙事務所に来られます。
 私も、岡山県議会文教委員長ということで、急遽ご挨拶をさせて頂くことになりました。
 急なことで恐縮ですが、お時間のご都合がよろしければ、是非、この機に、選挙事務所に、お立ちより下さいませ。

 先ほどは、逢沢事務所で、比例区の「N」候補の選挙カーのお迎え。「親学」についてはもちろん、子育て世代の支援やDV問題の造詣が深く、女性の視点から、まさに日本の政治を動かしている「赤い弾丸」で、素晴らしい方です。
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 先ほどの「その1581」の件ですが、青天の霹靂と申しましょうか、明日は、千田県議会議長と伴に、自民党文教部会長として、河村文部科学大臣ttp://www.tspark.net/さらに、小野清子国家公安委員長ttp://www.onokiyoko.com/と昼食、さらには、自民党広報車「あさかぜ」に、河村大臣に随行させて頂き、乗り込みまして、午後8時のお見送りまで、大臣のお供をさせて頂くことに、今し方なりました。
 これが、突如として文教部会長の役目になりました。

 いよいよこうなりますと、両大臣が応援に入られる明日27日(日)午後1時の問屋町の選挙事務所には、一人でも多くの方に、お越し頂きたいと心からのお願いでございます。
 どうかよろしくお願い申し上げます。
 その後、「あさかぜ」は、西大寺、倉敷、玉野と進むことになります。しかし、今回、こんなに街宣車に乗り込むことになろうとは。

 文部科学大臣と、少しは直接お話できるかも?と思うと、文教委員長としては、僥倖でなくてなんでしょう。
 何か皆様のメッセージはございますか?

 個人的に盛り上がっていないか?佐藤君!?

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                略

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2004年6月27日(日)【雨空ノムコウ】
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 今朝も雨。地域のソフトボール大会は、開会式直前に豪雨で中止。早くも、ズボンに泥がはねて、今日も確実にびしゃこになることが容易に想像されます。

 梅雨とはいえ、ともかく選挙が始まって以来青空がありません。毎日濡れている気がします。降り続く雨はない、いつか青空が来る、と信じながら・・・。


 この後、式典前には失礼しなくてはいけないのですが、民間子育て家族サポートハウス「たいむカプセル」の開所式があります。乳幼児、高齢者、障害者、いつでも誰でも預ってくれる民間施設ですが、この度、坂本理事長の不屈の闘志で、新しい建物が建ち、本日がお披露目です。ttp://www.h2.dion.ne.jp/~time-now/
 社会福祉法人ではなく、敢えて特定非営利活動法人の道を行かれ、本当に、金銭的にご苦労されての運営です。

 私の母も、一昨年まで、行政の支援など一切受けず、無認可保育園「マイフレンド」を経営してましたが、子ども達のいるにおいがなんとも懐かしく、「たいむカプセル」の夢に、なぜか私の母の夢を託したいような気持ちがしています。どこか似ています。
 子ども達が走り回っている中で、私は、思春期を育ちました。

 坂本さん風にいえば、「笑うと勝ちよアップップ」。


 欠礼の理由も、急遽、自民党比例候補「N」選挙カー来岡で、どうしても応援弁士がいないということで、駅前に行かねばならなくなったからです。
 選挙期間中は、突発的な事が起き、本当に自分でも時間が読めない部分があります。

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 今日は、昼食以降は、昨日お伝えさせて頂いたように河村文部科学大臣に、午後8時頃まで随行させて頂きます。

 の後、岡山JCのからみで、美作に上がり泊り。早朝に戻り、明朝午前8時30分には、夕刻まで「あさかぜ」に乗り続け、途中安倍幹事長をお迎え致します。

 きっつ〜。
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2004年6月28日(月)【子ども未来議連を作ろう!】
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 選挙戦は、今日で5日目。この後、来岡している自民党本部の広報車「あさかぜ」に乗り込みます。県連の「あさかぜ」よりさらにでかい、もはや走る船です。


 昨日は、私には生涯忘れられない日でした。

 正確には、今日なのですが、美作から戻るべく、真夜中1時過ぎの菊ヶ峠越えは、豪雨と落雷で、前は見えんは、恐ろしいは、まるで先導車のようなトラックのテールランプがなければ、とても走れたものではありませんでした。アドベンチャーやの〜。
 これは生涯二度と体験したくありません。

 そして、昨日、文教部会長という理由で、選挙応援に来られた河村文部科学大臣ttp://www.tspark.net/に、正午から午後8時まで随行させて頂きました

 選挙応援数々あれど、スポット演説はもちろん、流動街宣で自らマイクを持たれ、倉敷市では、本隊車に乗り込み、候補者と一緒に握手して回り、まさに八面六臂の動き。

 そういうこともあって、SPは、失礼ながら金魚のなんちゃらのようですし、随行してはいるものの、直にお話は出来ないかなと思っておりましたが、上京の新幹線待ちの15分間、Jルームで、さしでお話できる時間がありました。


 と言っても、義務教育の国庫負担金や教育基本法改正の話、構造改革特区の話は、あちこちで随分出たので、子ども未来議員連盟事務局長をされておられるので、岡山県議会も、超党派で作りたいという話。
 事業等で、あるいは、大きなご協力が頂けるかもしれません。

 中心市街地で、岡山市は5校のうち4校が事実上廃校となり、統合されますが、その事が、地域のコミュニティーに多大なる影響を与えており、地域コミュニティーの核としての小学校の見直しについて。

 さらに、ホームレスの中には、平仮名も書けない人とがいるそうですが、日本の義務教育制度にあって、どうしてこんな事態が生じるのでしょう、とか。

 子どもの性教育の問題にあって、命の尊さについて、どう教育したら良いのでしょう。少なくとも、命の誕生を実感する立ち会い出産というのは、非常に意味があることです、とか。


 大臣にとっては、何気ない時間でも、私にとっては、本当に貴重なありがたい時間でした。本当に私のようなものの話を真摯に聞いて頂けたことが、なにより嬉しかったです。
 33歳から4期県議を務められ、5期国会議員をされ、文部科学大臣。そこには、憧憬の念というものがあります。

 どうあれ、私自身が、いつか、私のような若い議員が目の前に来た時、目標にされるようなそんなものになりたいものだ、と、しみじみ思いました。
 佐藤真治39歳、まだまだ先は長うございます。


 さぁ、「あさかぜ」が、来るぞ〜。
 本日も頑張って行きましょい!
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2004年6月29日(火)【『あさかぜ』】

※7月4日に、小泉総裁再び来岡(倉敷)予定です!!
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 本日は、岡山大空襲があった日です。私の祖父の弟や赤ん坊が、防空壕の中で亡くなった日でもあります。戦禍に見舞われた平和町は、昭和39年に、まさに平和を祈って桶屋町から名を変えたのでございます。

 先の大戦で尊い命を犠牲にされた全ての御霊に、謹んで、哀悼の意を捧げるとともに、なにかと物騒な世界情勢に、心から世界平和を祈る次第です。



 選挙戦は6日目。今朝も朝8時過ぎから午後4時頃まで、党本部の広報車『あさかぜ』に乗り込みました。

 昨日は、証票の関係で、岡山県連の『あさかぜ』と綱渡りで乗り込みましたが、結局、ここまで選挙戦6日のうち、5日は、『あさかぜ』に乗ったことになります。
 おかげでずいぶん焼けました。

 特に、昨日は、安部晋三幹事長が倉敷に来られたことに加えて、自民党の青年部・局の衆議院議員7人が来岡。さらに、地元加藤勝信衆議院議員も加わり、ほぼ半日、倉敷・児島・岡山を党本部と県連の「あさかぜ」で回りました。

 正確には、この2日間の「あさかぜ」の担当は、県連も青年部・局だったのですが、選挙区外となると、なかなかに協力も貰えず、主に小田圭一青年局長と青年局次長の私は、のこのこ遠征していたわけで、私にしてみれば、かえって岡山市1区分は、それほど回っていません。
 これは、お役ですから、当然我々が、しなくてはいけないことです。

 今日も、岡山市から総社、真備、矢掛、笠岡、里庄、鴨方、寄島、玉島、児島、倉敷と進んで、倉敷からは、電車で戻りました。
 それでも、選挙ほど地域の雰囲気が分かるものはなく、また、他の議員の演説がいかなるものかも含めて、たいへんな勉強になりました。


 ちなみに、昨日は、金子恭之青年局長(熊本5区)、西川京子女性局長(比例・九州)、棚橋泰文前青年局長(岐阜2区)、谷本龍哉青年部長(和歌山1区)、江崎洋一郎青年局次長(比例・南関東)、井上信二青年局次長(東京25区、夫人は岡山出身)、菅原一秀青年局次長(東京9区)と、将来を嘱望される若手代議士の方々と、「共演」させて頂きました。

 とはいうものの、世代が近いと血が疼き、わざわざ遠路応援に駆けつけて下さった若手国会議員の方々に、若手岡山県議会議員魂で、張り合うぞという気持ちがなかったわけもなく、いつにも増して気合いを入れてしまいました。

 しかし、流動街宣は、勢いで何とかなるものの、国政選挙ですから、停止街宣になると知識や能力の差は歴然とし、どこか情けない気持ちになったのも事実です。
 内容を決してダブらせない8人のメドレーは、正直、唸るものがありました。そして、非は非として認めつつ、全体的には自民党の政策に、本当に自信が持てるものでした。

 才能はもちろん、運と、なにより、運を呼び込む努力があっての国会議員ですから、やはり、私は、分をわきまえないといけません。ともあれ、文部科学大臣に続いて、大いなる刺激を頂戴した昨日でした。
 ある意味、汗をかくことで初めて感じられることがあります。


 昨夜の中央中学校の個人演説会の応援弁士の役目では、そういうこともあり、ただただテンションをあげんがための、あまり内容のない、つまりはマイクを破壊するためのような、絶叫型の演説に終始したのでした。誠に申し訳ございません。

 その後、来賓でお邪魔させて頂いた中山中学校、高松中学校とも、個人演説会は大盛況であったのですが、ただただ己の未熟さを痛感いたしておりました。


 そして、全国を6台走っている党本部の「あさかぜ」は、徳島に進んで行きました。「あさかぜ」に今度乗るのは、終盤戦になると思います。
 法定ハガキを書かなくては・・・・・・。


 それにしても、私自身も上ずっているようですが、全体的に未だ低調でありよほど引き締めてかからないと、ここまでの序盤戦、あるいは勝てていないのかもしれません。

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2004年6月30日(水)【再び「赤い弾丸」】
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 本日は早朝より「赤い弾丸」N全国区比例候補が、岡山入りされ、激励の集いに、お邪魔させて頂きました。
 イメージカラーは、赤で、様々な意味でゴム毬のようで、一度見たら生涯忘れられないような特徴的な方ですが、なんといっても凄いのは演説と人柄。

 一秒たりとも、気を逸らさせないという意味では、おそらく国会議員屈指の方ではないでしょうか。とりわけ、医療福祉、DV防止、子育て支援等々、はっきりした政策目標、得意分野があり、まさに「良識の府」参議院には、どうしてもなくてはならない方だと思います。

 特に、「親業」についての造詣も深く、是非、当選後は、青年部・局で「自由民主党子育てセミナー」の講師にお呼びしたいと夢が膨らみます。


 また先ほどは、担当ある県議の依頼もあり、N比例候補の街宣車応援。略

 いよいよ比例候補が入り乱れての選挙戦。あるいは、有権者の皆様には、非常に分かり難くなってるかも・・・。
 なお法定ハガキは、今日までに、選挙事務所にお出し下さい。

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             略

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