2004年4月1日(木)【岡山ブルーライン無料化】
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 新年度あけましておめでとうございます。
 昨年度はたいへんにお世話になりまして誠にありがとうございました。本年度もどうかよろしくお願い申し上げます。

 新年度という事で、全く何事もなかったように、たんたんと飄々とぬけぬけと復活させて頂きます。


 さて、岡山市君津から備前市蕃山に抜ける32.4kmの岡山ブルーライン、正式名、東備西播開発有料道路が、本日より完全無料化されました。

 制限速度は現在と同じ60キロで、有料なら高速道路と考えておられる方もおられるかもしれませんが、もともとが、80キロ出してはいけない道路です。
 ブルーハイウエイは、高速道路と誤解されるので、ブルーラインに改称されたのは、記憶に新しいところです。


 しかし、たかだか10回程度しか利用していないと思いますが、私の個人的経験からして、片道一車線を60キロで行くと、後続車からパッシングを受ける恐れがあるような気もしないではありません。

 勢い、「未知との遭遇」のような直線の坂は、スピードが出ない方が不思議なほどの状況で、もとが観光用道路とはいえ、旧2号からのトラックの流入が増えれば、少なからず、どこやかしこで、交通事故が増えるように思います。
 特に夜中に暴走行為等あれば、大惨事になりかねません。

 商工会議所の提言のように、日生や牛窓の海岸線は本当に美しく、渋川や鷲羽山、寄島、笠岡までの湾岸道路ができれば、素晴らしいと思いますが、当面、観光客とトラック輸送の車が混在することになり、瀬戸大橋等他の交通網に、どう影響が出るかを含めて、このブルーラインの無料化は、それ自体は当然としても、派生してくる課題が極めて多いと言えます。


 もともと、ブルーラインは、県道路公社の管理によるもので、昭和49年11月30日開通(全線開通は1977年)。無料化は、開通から30年経過後の本年11月の予定でしたが、沿線地域の振興や活性化を図るために、国土交通省の許可を受け、8ヶ月前倒しで、無料開放されるということです。

 そもそもの建設費の206億円自体は、料金収入で、2000年度に既に償還を終え、最近までは、実は、道路公社管理の城下駐車場の赤字補填に使われていましたが、城下駐車場自体が、県管理になり、さらに、2006年4月に、岡南大橋が無料化され、水玉ブリッジラインもこれに続けば、いずれ、道路公社自体の処遇が問題になるという流れに、乗っているのだと思います。

 ある意味で、土地開発公社や住宅供給公社などのあり方も、考えさせられる今回の前倒しの無料化です。


 いずれにせよ、広島県のような有料高速道路を含めて、瀬戸大橋や既存の高速道路以外に、そうまでして作らなくてはいけないと、有料道路をこれから県が作る可能性は、極めて低いように思います。

 春休み、ご家族連れでの観光地としては、ブルーライン沿線、また、黒井山グリーンパーク等のサービスエリアなど、岡山再発見ができる非常に優れたものがあると思いますが、どうかくれぐれも、安全運転で!!



 この1ヶ月半というもの、本当に、スットコドッコイで、忘れようにも二度と思い出したくもない事も多かったのですが、逆に、いろんな事が見えて、実にいろんな事が分かりました。
 何もかも得難い体験でした。

 しかし、何よりも、多方面にご迷惑をお掛けいたしました事を心からお詫び申し上げます。


 そして、多くの方々から、数々の温かいお言葉を頂いた事、それは、本当に貴重な財産として、生涯忘れません。なんとしても、恩返しさせて頂きたいと存じます。
 誠にありがとうございました。

 いささか私事に流れた感もありますが、挽回すべく、公職にある者として、公務に邁進してまいります。

 ・・・・今はまだ人生を語らず。
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2004年4月2日(金)【参議院選挙に向けて】
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 本日は、昼食時に、自民党県議団勉強会で、7月の参議院選挙に関しての相談。
 8年前の知事選挙と同じような構図で、まさに、自民党の総力を結集しなくては勝てない選挙だと思います。

 岡山県政を考えれば、私自身も代議士秘書として参戦した8年前の知事選挙で、有権者の皆様の選択は、本当に正しかったと確信を持ちますが、あの時以上の盛り上がりが不可欠です。


 今夜あった平成ビジョンの会の講演ではありませんが、今回の選挙は、年金は争点に違いないでしょうが、本来、今後のこの国のかたちそのものを論じ合うべきで、また、政党も、中央と地方が政策で繋がっているかどうかが、問われてしかるべきだと思います。

 少なくとも、自民党県連青年部・局としては、地方議員ではありますが、国を論じていきたいと思います。



 昼下がりには、縁あって、家族で、カッパ座の人形劇「みにくいアヒルの子」の観劇。子供向けとはいえ、涙あり笑いありのミュージカルで、大人でも十分に楽しめる内容です。

 それにしても、シンデレラや、みにくいアヒルの子は、その後、結構苦労したのではないか、と思います。タナボタのような人生の急展開で、果たして彼らは、本当に幸せになれたのでしょうか?

 人間の根っこは、そうそう変わりませんから、きっちりと段階を踏んで、地味にブレークする方が、疎外感や孤独感に駆られたり、つまらぬ復讐心に燃えずに済むんじゃないかしら?

 立場が急に変わったからと、いきなりは、今までの事を赦せないかもなぁ・・・。

 ともあれ、勝たないから夢があって良いのだ、ハルウララと昔の阪神タイガース。
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【映画・石井十次クランクイン】

 さて、昨日から、明治時代、全国初の孤児院を岡山市に開設した石井十次の足跡をたどる映画「石井のおとうさん ありがとう」が、クランクイン。今夕、実行委員会の集いがありました。ttp://homepage2.nifty.com/gendaipro/juji/index.htm

 映画監督は、実写版「はだしのゲン」や「裸の大将放浪記」を手がけた山田火砂子さん。十次役は、松平健さんで、ほかに辰己琢郎さんや竹下景子さんらも出演され、皆さん出席されました。
 竹下景子さんの顔の小ささには、かなり驚きました。

 子役は、県内の子どもたちを対象に、昨年12月、岡山市で開いたオーディションで、山田太郎君はじめ50人が選ばれています。


 いまさら説明は不要だと思いますが、十次は宮崎県出身で、岡山甲種医学校を卒業後、1887年に「岡山孤児院」を開設、東北地方の飢饉で親を失った子どもたちも引き取り、延べ3000人以上を教育し、自立させたという、郷土岡山の偉人です。

  
 ちなみに、映画制作費の一部となるチケット、制作協力券が発売されています。

 この券は映画の完成後、上映している劇場やホールであれば何処ででも利用でき、100枚以上ご購入した個人、団体は、映画のエンディングタイトルに名前が掲示されるとのことです。

 この際、是非、ご協力を。

cf・当日券1600円、前売り券1200円を制作協力券 1000円
 送金先:郵便振替 
 口座番号: 00160−5−76785
 口座名義:現代ぷろだくしょん

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2004年4月3日(土)【石井十次・製作協力券について】
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 昨日の石井十次の足跡をたどる映画「石井のおとうさん ありがとう」について、製作協力券は、岡山担当分は、2万枚とのことですが、十次の生誕地の宮崎は、既に4万枚のめどがついているそうです。

 どうも、宮崎と比べて、十次の偉大な業績への認識や評価について温度差があるようで、残念です。

 なお、連絡先他は、下記の取りです。

 上映委員会岡山事務局:南野育成園 内
(岡山市中仙道231、TEL:086-241-8018)
 制作協力券取扱い
 @南野育成園
 Aレストラン・ぶどうの木舎(薮原/086-284-6730)
 他です。

【安倍幹事長来岡予定】

 本日もまた、参議院選挙選対会議。自民党の挙党一致体制が確認されました。

 それにしても、岡山地方区は、相手方が民主党副代表という事もあり、全国の注目が集まっています。
 おそらく、選挙戦に突入すれば、てこ入れで、各党のいわゆる大物が、岡山に結集する大激戦が予想されます。

 かとう事務所の開所式は、5月8日(土)正午から、問屋町の卸センター側の事務所に、安倍晋三幹事長を迎えて行われますが、先立つ午前11時30分には、JR岡山駅前で、幹事長の街頭演説予定です。

 6月24日公示で、7月11日投票ですが、事実上全国区の復活とも言える比例代表候補の動きも相俟って、残すところ100日。
 静かな戦いが、始まっています。

【十三参りをご存知ですか?】

 さて、十三参りをご存知ですか?と、書き続けて5年目。今年も、十三参りの季節になりました。

 数えで13歳は、子どもから大人の仲間入りする節目になる年齢で、肉体的にも精神的にも大切な年です。

 そこで、虚空蔵菩薩にお参りをして、知恵と幸福を授かる十三参り(別名「智恵貰」「智恵詣」)という行事が、行われていました。現在も、数百年に渡り京都嵐山法輪寺や大阪で、近隣では津山と、各地で行われています。
 また、「本身祝い」といい、女子は初めて大人の着物を作ってもらい、肩上げをして十三参りする習慣が、続いています。


 5年前より、青少年の情操教育と健全育成、なにより新しいお祭りを通したまちづくりという観点から、徳吉町(1−2−33)の徳与寺で、この十三参りが、始まりました。

 ご存知の方は、まだ少ないと思いますが、徳与寺は、元岡山藩主宇喜多直家の正室お鮮様のお墓があり、淡嶋様もおまつりしています。位置的には、朝日高と東山バッティングセンターの中間(三勲小学校の東)です。


 私は、小学校の時、この寺のある丘を越えて、塾に通っていましたが、お墓はあるし、うら寂しくて、子供心に、なにか妙に恐かったという印象がありましたが、少しく忘れられていたその無住寺が、十三参りで、蘇っています。

 のぼりから作っていった5年前から、「智恵もち」という菓子も登場し、風情のある祭りになりました。有志の奉賛会(岡崎彬会長)の手で新しいお祭りが生まれようとしています。

 市民の手で少しずつ大きく育てていきたい手作りの祭りです。
 「それを作れば彼らはやってくる」・・・・テンプル・オブ・ドリームス

 今年は、明日4月4日(毎年4月第一日曜日です。)の午前10時から午後3時(随時)に行われます。新小学6年生の男女が対象になりますが、御関係に新小学6年生のお子様がいらっしゃいましたら、是非御参拝をお勧め下さい。智恵が貰えます!

 また、外国の方や小学6年生未満の児童のご参拝もお勧め致します。喜ばれることとお思います。

 十三参り徳与寺奉賛会 副会長 佐藤 真治(妙林寺檀家ですが。)



【倉敷市長選公開討論会】

 お隣倉敷市長選挙は、前哨戦から、文字通り、デッドヒートの様相を呈してまいりました。なお、18日告示日には、私は、県内におりませんが、極めて重大な関心があります。

 以下転送です。

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 リンカーンフォーラム方式による公開討論会の場で立候補予定者の生の声に触れ、この目で確かめ、4/25日の投票日に納得の1票を投じてみませんか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
倉敷市長選公開討論会
日時 4月9日(金) 開場18:30 開会19:00〜21:30
場所 倉敷市民会館 大ホール
入場 無料
参加予定者  さこ信五 中田たけし 古市けんぞう (あいうえお順)     
    
 
コーディネーター 中村良平岡山大学教授
コメンテーター  北川正恭早稲田大学大学院教授/前三重県知事

主催  倉敷市長選公開討論会を実現する会
     社団法人 倉敷青年会議所
HP http://kurasikitouron.irohaweb.org/←ちらしあります
後援  リンカーン・フォーラム
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開催の趣旨

  私たちは自分たちの暮らす大切な街、倉敷市をどのような市長と共に進めていけばよいでしょうか?
 前回、2000年の倉敷市長選挙での投票率は51%と決して高くはありませんでした。私たち市民が候補者の政策や人柄を知る機会が十分とはいえないこともその理由の一つだと思います。

  私たちは、候補者、有権者双方に役に立つ方法として、今回の倉敷市長選挙にむけて公開討論会の開催を企画いたしました。この公開討論会は、それぞれの候補者の政策や人柄を知ろうというところから発しています。候補者の生の声を聴くことで有権者が候補者を判断する有力な情報のひとつになることでしょう。
 この公開討論会は、全国的にも知られている「リンカーン・フォーラム方式」にのっとり、公平・中立に運営します。候補者の方々には、自分の思いを有権者に届ける場となり、有権者には、自分の目と耳と良心で判断し最良の人に一票を投ずる参考にしてもらうことを、特に次の倉敷を担う若い世代には未来につながる選挙に関心をもってくれることを願っています。

自分たちの力で倉敷のまちをよりよくしようと願う市民の声から生まれたこの公開討論会の場に、一人でも多くの方が参加してくださいますようお願い申し上げます。

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2004年4月4日(日)【行財政改革の祖・山田方谷】
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 夜桜見物には幾分冷え込んでいますが、今宵の月は実に美しい月です。花見やら、お参りやら、ガーデニングフェスタやら、あちらこちらとお邪魔するうちに、いつのまにやら夜になっているような一日でした。
 午後からは、少し晴れて、良かったです。


 さて、先日来の石井十次に加えて、ここに来て、岡山の偉人として、注目が集まっているのが、山田方谷です。
 参考ttp://ftown.boo.jp/takahashi/houkoku/


 県議会では、平成7年以降、しばしば本会議の壇上に上がっており、倉敷市・都窪郡選出の小田圭一県議は、特に熱い思いを持っておられ、2月定例会では、知事のいわゆる所信表明演説にも、方谷の思いが取上げられました。

 山田方谷と言えば、備中松山藩の財政危機を救い、藩政改革を成し遂げた財政家で、未曾有の財政危機の折り、その偉業が、全国から注目されています。
 とは言うものの、以外に地元で知られていないのかも?

 岡山県も、全国的に見ても、かなり厳しい第三次の行財政改革に取り組んでいますが、まさに、郷土の歴史の中にある方谷の政策が、冗談抜きで、今、全国の行財政改革の参考になるというのです。

 領民(国民)を富ませることが、国を富ませ、活力を生むという哲学のもと、山田方谷の7大政策は、

@産業振興 ・新しい時代の潮流に乗った産業政策A負債整理 ・緻密な返済計画策定・実行B藩札刷新 ・信用のなくなった旧藩札焼却、新藩札発行C上下節約 ・藩士の穀禄を減ずるD民政刷新改革 ・凶作に備え領内40ヵ所に貯倉設置E教育改革 ・学問所、教諭所、寺子屋、家塾など75ヵ所F軍制改革 ・近代的な銃陣、新式砲術の採用

というもので、まさに、現代の行政改革プログラムの見出しのようです。


 さる筋より転送依頼があり、下記の企画を紹介させて頂きます。私も、一聴衆としてお邪魔させて頂く予定です。
 特に、小野晋也代議士がコーディネーターという事で、これもまた楽しみです。

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 下記の内容で、山田方谷先生シンポジウムが開催されますので、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

             山田方谷先生シンポジウム実行委員会
                       事務局長 松下英雄

  さて、このたび当委員会では来年山田方谷先生生誕200年を迎えることを記念して「山田方谷先生が現代に問いかけるもの」というテーマで次のようなシンポジウムを開催する運びとなりました。

 方谷先生の郷土への熱い思い、姿勢一環の生涯に触れ、それを自らの問題としてとらえ直し「己を尽くす」心意気を発信していく機会にしていきたいと考えております。
 多数の皆様のご出席をお待ちしております。

1.テーマ : 「山田方谷先生が現代に問いかけるもの」
2.主 催 : 山田方谷先生シンポジウム実行委員会
         (高梁地域づくり交流会 TEL 0866-22-2091)
3.日 時 : 平成16年4月11日(日)
               午後3時〜午後6時(入場無料)
4.会 場 : 高梁文化交流館 中ホール(最大300名収容)
             高梁市原田北町1212

【プログラム】

午後2時    開場
午後2時40分 アトラクション(岡山県立高梁高等学校合唱部)
午後3時  開会 実行委員会より(シンポジウムの趣意について)
        来賓のことば
午後3時20分
  基調講演 講師 吉備国際大学教授 矢吹邦彦 先生
         演題「山田方谷先生が現代に問いかけるもの」
午後4時20分 休憩
午後4時30分 パネルディスカッション
        コーディネーター
         小野 晋也氏(OAKTRE主催者・新居浜市)
        パネラー 
         野島 透 氏(『山田方谷に学ぶ財政改革』著者)
          網本 善光氏(山田方谷に学ぶ会)
          石井 亮作氏(方谷マニアックス・サイト管理者)
         上米良 光一郎氏(NHK岡山放送局ディレクター)
  順不同
午後6時 閉会

後援 高梁市・高梁市教育委員会・高梁商工会議所、高梁方谷会、
     山田方谷を学ぶ会、高梁幕末を知ろう会 他
    
返信
「4/11・山田方谷先生シンポジウム」に
  出席     欠席 
氏名 
Eメール  tacci@kibi.ne.jp  
ttp://www.optic.or.jp/takahashi-cci/ 
    高梁商工会議所 総務課 遠藤
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2004年4月5日(月)【大人の文化としての旧日銀跡地】
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 なんという美しい春空!!
 「てるてる家族」の最後の1週間にがっくりし、「天花」のキャラに共感できないため、もう新聞を読みながら、BSで、TV小説を観るのは辞めよう!と誓った朝のすがしがしさ!
 7時30分以降の私は、自由!!


 話がらり変わりまして、山陽新聞で、この秋開設の県立図書館いついて報じられる一方で、気になるのは、旧日銀跡地です。

 旧日銀跡地というものは、全国にありますが、特に、岡山では、県下に残る数少ない洋風建築物として、歴史的建造物として保存するとともに、県民の皆様が、音楽や芸術を気軽に楽しみ、岡山の文化やライフスタイルを発信できる他目的ホールとして、再生・整備することに決まり、整備工事に係る予算も、この2月定例会で、議決されました。

 工事着工は、6月からということですが、なにしろ、竣工は、大正11年、80年経過した建物ですから、耐震・改修工事で、1年以上かけて、来年秋にオープンします。

 外観自体は、あまり変わりませんが、中庭も整備され、本館棟北に、ガラス張りのエントランスホールが、くっついている形です。


 特に、夜には、若い衆はお呼びではない、大人の文化、あるいは、大人の社交場として、エレガンスさや、格式といった、時には、大人が、少しお洒落をして行くような場、「サロン」の香りに満ち溢れているような、今までの岡山にない大人の文化スポットになり得るものです。

 私の個人的な意見としては、昼はさておき、夜に関しては、まさに「大人」は、キーワードだと思います。敢えて言えば、40歳以降の違いが分かる世代のために。
 大人の文化は、夜開く。


 思えば、この跡地、株で言えば、超高値づかみで、平成元年に約21億円で取得してしまい、県立図書館構想自体は頓挫。15年間も、基本的に未利用の状態が続き、皮肉にも、県立図書館は、先んじて近隣にオープンという形になり、いわば、岡山県政、財政、文化、あらゆる面で、深刻な状況が続いていました。

 しかし、この間、「旧日銀岡山支店を活かす会」の熱心な議論があり、なによりも、心ある財界・民間の方の熱い思いを持って、ここまで、文字通り漕ぎ着けて頂いたことに、最大の敬意を払わさせて頂くものです。



 ただ、管理運営方法については幾つかの課題が残ります。

 管理運営内容については、文化芸術企画事業、貸館事業、本館一般開放ということですが、問題は、それを行う管理運営主体です。

 基本的には、民間による効率的な管理運営を行うため、地方自治法の公の施設の管理による制度改正により、平成15年9月に導入された「指定管理者制度」が、採用されることになりました。

 そして、その指定管理者については、広く県民の皆様が参画し、ボランティアの活用により効率的な管理運営を行いながら、協働による自主企画事業を展開することが可能な特定非営利活動法人(NPO法人)等の中から、選定するということです。


 あるいは、管理運営するNPO等の文化芸術性が、イコール新ホールの文化芸術性ということで、ともかく、今まで汗をかいて下さった方々の熱い思いを基軸に、具体的に展開していかなくてはいけません。
 今までの経緯というのは、一番大切な事です。

 そして、文化となにか、岡山ではどうか、なにより、旧日銀跡地だからこそと言えるものなにか、等々考えると、まさに、ここから先は、具体的なソフト、端的には、人が、重要になります。

 これから、どれだけ多くの人間が、熱い思いと共感を持って関わっていけるのか。しかも、大人が。


 岡山の文化に対して、非常に大きな命題が提示されているように思います。
 私自身も、真摯に考えて取り組んでまいります。39歳ですから、もうすぐ大人。
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2004年4月6日(火)【若手市町村議員アンケート】
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 今、街で噂は、4月1日から導入された「おかやま森づくり県民税」のTV・CMですね!!なんといっても、「森の番人マモルンジャー」のインパクトは、もはや『VOW』に投稿したいような素晴らしい出来栄えで、真夜中に、「OH!君」も、踊り出しますね!!

 これでこそ、県民の皆様が、500円を払った甲斐があるというものなのだ!!良かったのだ!!(ハム太郎風に、現実大肯定で、納得するのだ。)。

 多くは、語りません。↓これをご覧ください!!ttp://www.pref.okayama.jp/chiji/kocho/top/osirase/moridukuri.htm
 なお、3億円の使途は、下記の通りです。ttp://www.pref.okayama.jp/somu/zaisei/zaisei16-0115y-mori.pdf



 さて、自民党青年部・局として、現在、県内の若手市町村議員の方々と交流すべく、自民党に対してどのような認識をお持ちか等々、アンケート調査を行っています。

 青年部・局の言う若手は、45歳以下を指すのですが、県内に、保守系と目される45歳以下の市町村議員の方々は、30人以上いらっしゃいます。

 ちなみに、県議会では、45歳以下は、自民党では、8人で、他に、公明党、共産党が一人ずつです。おそらく、岡山市議会では、保守系では、3人だと思います。


 しかし、個人的に、尊敬する友人や、大学の後輩もおられますが、概して、市町村議員の方々は、自民党云々もさることながら、県議会議員なるものへの印象が、頗る悪く、基本的に、地方議員は、市町村といった基礎自治体の議員を指すのであって、地域住民のため
に一番汗を流されているのは、市町村議員であると言う自負が強い、
県議会議員は楽をしていると思っておられると、認識させて頂いてお
ります。

 まさしく、県という行政組織自体の意義を含めて、そう言われるのもごもっとも、と思わないでもありません。
 そう言ってしまう分、情けないところがあります。

 少なくとも地方分権一括法施行後は、県と市町村に、上下関係
などあるわけもないので、議員も、当然同格であり、住民に一番近
いだけに、それだけ、市町村議員の仕事は、ハードだと思いますし、誇りもあると思います。


 また、国政選挙の時だけ、党が出てきて、なにか利用されるだけじゃないか、そういう思いもお持ちだと思います。だいたい保守系の市町村議員でも、自民党員とは限りませんし。

 多分、国会議員ならまだしも、県議会議員に何か言われる筋合いはない、というのは、私が逆の立場でも、感じるだろうな、と思います。同世代ならなおさらです。

 なにより、岡山市が、政令指定都市になり、役に立たないのなら
県議会議員を駆逐するということには、私もロマンを感じます。まず
は、県を破壊するという思いは、我々が、ある意味で、真の地方主
権のために国と戦うのと同じ思いです。

 同じ世代、同じ若手なら、特にそう感じられるでしょうから、思いを伺いたいわけですが・・。願わくば共有し、動きたい・・・。


 さぁ、アンケートの結果はいかに。そもそも相手にして頂けるのかどうかすら・・・。
 既に、自民党若手県議会議員が、大いなる反省をする準備をしなくてはいけない予感が・・・。

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2004年4月7日(水)【父親育て】
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 あるいは、今日あたり入園式もあったのかと思いますが、3歳の我が子は、まだ家にいるわけです。

 それにしても、日々成長していく姿には、本当に驚きます。本人は一生懸命ですが、彼のわけがわからん話を聞くのが、今は最大の息抜きで楽しみかもしれません。
 最近は、「とっとこハム太郎」の話題が多いですが。


 金銭的な余裕があるわけでも、時間的な余裕があるわけでもありませんが、子供は、私と妻の両方の実家に預ける事ができるし、なによりも、できるだけ母子が伴にいる時間を確保し、愛情を注ぐということで、保育園にも、3歳児保育も、我が家は、行かせないという方針なのであります。

 ただ、選挙期間中には、10日間お泊りで預けられるというようなことがありましたし、仕事の都合で、週何度も、我々の親に預けられますが。

 いつか来る巣立ちのためには、我が家は、これで良い、無理してもこれで行こう、ということで、何が正しいのかは分かりません。
 各家庭に、都合や事情や方針というものがあります。


 ともあれ、もともとが岡大の山口先生の指導の下、幼児教育の勉強を妻がして、幸い、素晴らしい子育て仲間のお母さん方に恵まれたため、私も、時々感心しながら、我が子と母ちゃんの成長を見ておるわけです。
 本当に偉いもんだなぁ、と、心から思います。

 問題は、父ちゃんが、成長しないことかも。


 どうあれ、大切なのは、子育ては、親育てということで、一義的な責任は、まず明らかに親にあるということだと思います。
 とは言うものの教えるどころか、子供や妻から教わることの方が、はるかに多いわけですが。

 放っていても親は親になるわけではなく、親は親になる努力が必要なのだとつくづく思います。
 特に、父親学たるものを世の男性諸氏が、どれだけ熱く語ることができるでしょうか。
 私を含めて、子供じみた男性が多すぎる気がします。男性というのは、そもそもそういうものなのだとも、どこかで思いますが。

 母親学や人生論は聞くけれど、意外に聞かない父親学です。


 今朝の新聞には、子供にまつわる惨い話だらけ。
 親父は、何をしてたんだ?????
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2004年4月8日(木)【中央中学入学式】
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 春の陽気に誘われて、いつのまにやら、江戸っ子のように、粋にいなせに、「並のつゆだくに、卵と味噌汁」が復活。
 限りなく牛丼に近い豚丼。

 隣の客が、「温泉卵に、汁だく」!・・・・。半熟卵を温泉卵って・・・。あんた野暮ねぇ・・。


 本日は、市立中学校の入学式。私は地元の中央中学区に、お邪魔させて頂きました。
 新入学生は、117人。

 初恋のほのかな思い出。阿呆ごとにうつつを抜かした友人達。班ノート。基礎英語。ヤマトの諸君。旭川の河原。渋川までのサイクリング。岡田奈々。橋の下に自転車を止めて通った学び舎への道。鶴光のオールナイトニッポン。
 あぁ、Kよ・・・Tよ・・・。山ひは、元気か。

 願わくば、サトシンとして、中2の夏頃に帰りたい。もう40歳だで。
 彼らの青春の道が、輝かしい珍道中になることを祈らずにはおられません。


 ところで、中央中学校の特色は、全校に44人の何らかのハンディキャップを持つ生徒達がいることで、今年も、18人が入学。
 全国にもそう例がないと思いますが、結果として、十数の小学校から生徒が集まっています。

 非常に高い評価があり、養護学校から移ってくる生徒を含めて、どうしても中央中学校へという希望も多く、そういった意味では、様々な意味でバリアフリーを実践した教育が行われています。
 あるいは、社会の縮図としての学校としては、正しい姿だとも思います。

 しかし、その分、先生方のご苦労は並大抵のものではなく、このため、教頭2人制という仕組みをとっています。
 また、私の力も及ばず、教師の加配は駄目でしたが、時間を限った非常勤で対応されるということで、これに加えて、地域としても、強力にバックアップする必要があります。

 ただ、何と言ってもPTAです。しかも、父ちゃん。
 ハム太郎のハムちゃんズに対抗して(なぜ対抗する必要が・・?)「父ちゃんズ」というのはどうでしょう。
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2004年4月9日(金)【中央南小入学式】
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 本日は、中央南小学校の最後の入学式にお邪魔させて頂きました。来年度からは、中央北小学校と統合、中央小学校が、旧弘西小学校跡の新設校舎でスタートします。

 実は、校歌は、中央南と中央北は、同じもの。おそらく同時刻に別々の場所で歌われていたのでしょうが、来年からは、一つの声になります。

 旧内山下小学校の生徒の中には、3つ目の小学校になる子ども達もいますが、何よりも子ども達の健やかな成長を学校、PTA、地域の総力で、後押ししていかなくてはいけません。

 それにしても、問題は、来年度は学校がなくなる中央南小学校跡地の処遇です。
 いまだに答えは出ていません。

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【日本民間人拘束】 

 イラクで三邦人拘束というニュースは、まさに世界に衝撃を与えました。拘束以前に、この時期に、この場所に、NGOで、あるいは、単身で、改めて渡航する民間人がいるということ自体に驚きました。この部分に、政府に責はあると思います。
 危険だから、自衛隊が行っているのではないのか、と。

 また、自衛隊が、何をしに行っているのか理解されていないのか、これで理解されるのか、この点は不明です。


 本日午後には、逢沢外務副大臣が、ヨルダンに飛び、陣頭指揮に当たられるとのことです。かって、こういう局面が、あられたのかどうか分かりませんが、たいへんな仕事であり、私自身が、なぜか身震いするような緊張感があります。

 こういう場面で、逢沢代議士が、外務副大臣をされているというのは、日本国の僥倖であると思います。
 どうか皆様には、逢沢代議士に、熱い熱いエールを送って頂きたいと、切にお願いする次第です。

 また、岡山県も速やかに危機管理チームが動き出しました。



 昨日の報道ステーションはじめ、今朝のマスコミ各社の論調を見ても、スタンスがはっきり分かれ、年金問題以上に、大義なき戦争(処理)に、自衛隊を派遣したことの是非自体を大争点として、「それみたことか」と、夏の参議院選挙で、一挙に小泉政権を倒すべきだという含みがある報道も目立ちました。

 ただ、今日になって、どうあれ救出しなくてはいけないという点では、当然一致ですし、それ以外にあるわけがありません。
 また、長い目で見れば、この犯行は、絶対にイラク国民のためにならないというのは、断言できます。



 それにしても、小泉政権だからこうなったのか、小泉政権でないと対応できなかったのか、ともかく時代が、日本が、大きく変わりつつある時に、出るべくして出てきた政治家、そして、政治情勢なのでしょう。
 少なくとも、この事態でも、「ぶれない」のではないでしょうか。


 しかし、確かに国家の一大事であるし、悪いのは、どうあれ犯行に及んだ組織でありますし、「人命は地球よりも重い」と思うのですが、ただ、その加熱ぶりを見るにつけても、ふと疑問に思うことがあります。
 それは、拘束された方々は、何で行ったのだろう?家族は、なぜ行かせたのだろう・・・・・?という、素朴な疑問です。

 また、彼らが自衛隊の撤退を願っているのか分かりませんが、国の動き、自衛隊の活動、現在のイラク情勢と、どう連関した支援活動だったのか、どこからか、その説明も欲しいところです。

 家族が、「見殺しにするな、自衛隊を撤退せよ」と言われるのは、ごもっともだと思いますし、もちろん、救出しなくてはいけませんが、気の毒にと思うどこかで、そもそもの疑問が、なかなかに払拭できません。

 いずれにせよ、わけがわからない、ゆえに、実に卑劣なテロなのですが・・・・。



 それにしても、こういう疑問を持つこと自体いけないことで、現在生命の危険に晒されている方々に対して、冷酷無比の言葉だとは思います。
 それでも、国家の大義を掲げて現地に赴いている自衛隊を横目に、彼らがどういう覚悟をされて、あるいはどういう目的を持って、渡航自粛要求の中、しかも、自衛隊が派遣された後に、「非戦闘地域」とは言え、世界一危険な場所に行かれたのか・・・。
 なぜだろう・・・。

 まさに人生を賭け、あるいは、夢を持って、あるいは、自身の使命感で行かれている、自衛隊や国ではできないことをNGOとして行うんだ、本当に尊いことだと理解しつつも、また、自衛隊の派遣が現地のNGOを危険に晒したのだという批判があること自体は認識しつつも、この時期に、この場所で、自らが拉致・拘束される、最後は、日本国という国の庇護に頼る場面も出てくるかもしれない、あるいは、良いことをしているには違いないが日本国民に対して何らかの影響を及ぼすかもしれない、こういったリスク、危機管理、敢えて言えば、自らの行動に対する責任について、彼らはどう考えていたのか・・・。
 日本的でないようで、日本的な事態のような気もします。

 自らの身の保全確保も含めて、日本人として、日本国に対して、あるいは、他の何に対して責任を負っていたのか、命知らずの彼らの大義、その覚悟、そこに、共感が持てるかどうか、私は自信がありません。
 それだけ私が、せこい人間なのでしょう。


 そういえば、
 私が、97年に、イラン大震災の時に、英語を喋ることができないAMDAのコーディネーターとして、緊急救援でイランに行った時も、当時、衆議院の外務委員長であった逢沢代議士と外務省のサポートがあって、初めて安全(でもなかったような気も・・・)に、アフガニスタン国境のイランの辺鄙な田舎町まで、イランの端から端まで、砂漠をバスで横断できたわけです。

 当時でも、日本とイランとの関係は正常とは言えなかったですが、今のイラク状勢とは全く違いますし、それでも、NGOとは言え、最後は国とは無関係には動けないと認識しました。

 我々のバスにも、銃を持った兵士が何人も、ずかずかと乗り込んできましたし、ビデオカメラのフィルムは、没収されたりで、何度も申しますが、それだけで私は、二度と行きたくはないと思ったものですから、この時期に、民間人で、イラクに行こうかなぁ、と思えるというだけで、物凄いことだと思えます。
 ただ、物凄すぎるとも思います。


 しかし、経緯はどうあれ、崇高な思いを実践してきた方々を救出するが至上命題です。



 ところで、
 現地の自衛隊の方々は、どう思われているのだろう・・・。日本の自衛隊、国内法では無理ですが、他国なら、救出のため、軍隊の隊員が何人も亡くなるという事態にもなりかねない状況かもしれません。
 いわんや、仮に、自国民が殺害されるようなことがあれば、報復に血の雨が降り、まさに泥沼化するでしょう。
 血で血を洗うようなことに日本はならないし、できない、ただ、救えません。

 自衛隊が、軍事力をもって、自国民を救出できないのか、という議論は、即時撤退せよというぐらいに極端な議論だとも思います。ただ、逆に振れると、そんな話にもなりかねない、それを恐れます。



 いずれにせよ、シュミレーションにないような映画や小説のような話が現実に起きてしまいましたが、まさに、国とは何か、国民とは何か、が問われています。これが、アメリカならどうするかの想像は難くありませんが、日本国は日本国の対応をしないといけません。
 あるいは、日本だからできる対応もあるのかもしれません。

 いずれにせよ、日本人が避けてきた事が、白日の下に晒されて、むしろ国内的な危機であるようにも思いますが、世界が日本の動きを注視しています。

 最悪の機会ですが、我々一人一人が、日本国であるとか、日本国民とは何かとか、国を肌で感じる必要があると思います。



 ともかく3日間という日数もわけが分かりませんが、どんなことがあっても、拘束された方々が、日本国民であるからには、日本国は、国の威信をかけても、彼らの救出に、全力を尽くさなくてはいけません。
 経済大国であろうがなんだろうが、経緯がどうあろうが、自国民の生命・自由・財産を守れなければ、国の意味がありません。

 しかし、同時に、日本国は、連綿と続き、また連綿と続く、国の威信にかけても、もはや出てしまっている以上、自衛隊の撤退は、するべきではないと思います。
 一度許せば、二度三度、あれを許せば、あれもこれも、その危険は、より多くの国民を危機に晒します。



 拘束されている彼らも、あるいは、我々も、おそらくイラク人を恨んではいませんでした。

 今は、我々が、怒りの思いをアメリカと共有してしまう事態が起きることがないことがないよう、切に祈ります。

 どうか、そうならないためにも、一刻も早く開放して欲しい・・・。


 国中が緊張した時間が続きます。実にひどい事態です。
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2004年4月10日(土)【地域人】
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 本日はある保育園の幼年防火クラブ結成式の後、参議院候補の励ます会に出席させて頂きました。

 全国区参議院議員候補の数が膨大なため、自民党県連的には担当があるのですが、例えば、看護連盟さんのように、個人的に、極めて大きなご縁がある団体・組織も多く、なかなかこの候補を絞って、皆様に、ご推薦申し上げるということができません。

 もちろん、先方からの要請等があり、今後会合等に出席させて頂いた候補については、紹介をさせて頂きますが、3年前のように、下の署名欄に、推薦候補名を書いて配信させて頂くということができかねますので、ご了解下さい。

 個別にお願いをさせて頂くことになろうかと存じます。



 本日は、岡山県商工政治連盟の推される「松村よしふみ」候補が、来岡。ttp://www.yoshifumi.net/

 熊本生まれで、全国商工会の代表としての自由民主党公認で、全国商工会連合会会長の任につかれています。
 候補は、ウッチャンナンチャンの内村光良さんの高校時代の同級生の39歳で、ついでに、私とも、同学年。心なしか、雰囲気も似ているような、いないような・・・。
 人吉JCで、ラストイヤーか、と思うと、親近感が沸きます。

 まさに地域の中小企業が集う商工会ですから、候補自らが言われる「地域人」の声を是非とも国政の壇上に押し上げて頂きたいものです。

 同年齢の方が、国政へ上がるチャンス。是非、夢を掴んで頂きたいものです。



【倉敷市長選挙】

 昨夜、倉敷市民会館で、倉敷JCや、地球村さんが中心となって、4月18日スタートの倉敷市長選挙の前哨戦として、3候補が集い、いわゆる立会演説会が開催されました。

 私も、敢えて、美観地区や商店街をふらついて、倉敷のことをあれこれ考えながら、会場にお邪魔させて頂きました。
 岡山県政全体にも大きな影響がありますし、私の半分は、児島の血ですから、我が事のように関心があります。


 個人的には、コメンテーターの北川前三重県知事の発言に、いちいち納得していたわけですが、天領の旧倉敷、ファッションタウン児島、音楽の街・玉島、コンビナートの水島と歴史や伝統が異なる四地区からなる倉敷の課題については、理解できたものの、巷間言われるように、大争点がない、それゆえに、相当な大激戦になるというのを痛感致しました。

 どういう結果であれ、投票率が低いという事態になっても、かなりの僅差になると思われます。
 それだけ、各候補の思いが熱く、資質が高いのだと思います。


 本当にいろいろ考えたのですが、この期に及んで、やはり、動けない、表立って対応できないかもしれません。



 今日縁あって、岡山を中心に活動する「GRACE」というグループの歌を拝聴いたしました。これは、かなりのものです!
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2004年4月11日(日)【人質解放声明】
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 24時間以内の人質解放声明があっものの、未だ安全の確認がされていないということで、不安が残ります。
 一方で、逢沢副大臣のご活躍の姿が、嬉しかったりもします。

 それにしても、国内情勢が見透かされているというのには驚きましたが、しかし、逆に、日本政府ではなく、日本国民に対する信頼があるのだということも認識できました。


 いろんな考え方があるとは思いますが、今回の一連の件で、アメリカとのスタンスの違いというものが、国際社会で明確になったとするならば、自衛隊が、将来的に撤収するかしないかに関わらず、今後、日本が、中東において、あるいは、国際社会の安定のために果たすべき役割があるように思えてなりません。

 軍事力で捻じ伏せるのではなく、札びらで頬をたたくでなく、ある種の敬意を持って、国際社会において、あの日本国がそう言うのならば、それに従おうではないか、と、時には、同盟国のアメリカを諌めながら、国際社会でリーダーシップを持って動けるのではないか。

 世界でアメリカを止められる国は、日本国しかないのかもしれません。あるいは、法治国家である日本国の国内法上の縛りが、国策として、軍事力とは違った意味での有効な国際戦略上の武器になるような気もしてきました。


 間違いなく、今、日本は、国際舞台に登場しています。今、決して、ぶれてはいけない時だと思います。

 世界で起きる非常識は、世界の非常識でしか納まらないのかもしれません。

 いずれにせよ、泥沼というよりも、これは、相当な長期的対応が余儀なくされるのだろうなぁ、と感じます。
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【商店街へ行こう!!】

 さて、本日、岡山市で最も元気の良い表町榮町商店街で、いまやお馴染みとなった「空中美術館」の鯉のぼり特別展「群れる鯉のぼり」のオープニング式典にお邪魔させて頂きました。

 空中美術館は、世界で初めて、商店街のアーケード空間を利用し、多くの方々の作品を展示し、中心市街地活性化の推進と、より身近な美術鑑賞及び作品の向上に寄与する目的で開設されました。

 私は、最初の時に、カッパを書いてしまったわけですが、四季折々あっという企画で、楽しませて頂いております。


 この春の特別企画は、節句祭として、鯉のぼり特別展「群れる鯉のぼり」として、商店街上空に、思い切りお腹が膨らんだ状態のそれは見事な鯉のぼりが、何十匹も泳いでいます。

 川に、鯉のぼりをめざしのように吊るすというのは、最近珍しくなくなりましたが、風がなければ、だらっという感じ。これは、まさに、泳いでいる!という感じです。

 さらに、地元の小学生が、桃太郎に関する絵を鱗一枚一枚に書いた20mの日本一ジャンボな白い鯉のぼりも登場。
 最後は、それが降りてきて、智の輪くぐりならぬ、鯉のぼりの体内くぐりと、非常に新しい趣向が登場しました。
 お子さんは、大喜びです。


 総合プロデュースは、招き猫でお馴染みの園山春二先生ですが、青年部、福きつね会、設営には、通行人の方も混じってということで、全国的にも、珍しい素晴らしい試み、コラボレーションだと思います。

 特に、今回は、日本一の鯉のぼりメーカーである和気町の株式会社「徳永こいのぼり」さんの全面協力があり、20mのものも、特注。
 ちなみに、同社は、年間大小400万匹!!の鯉のぼりを生産されているそうです。日本一ですから、世界一!!


 ちなみに、5月5日の午前中には、プレゼンと盛りだくさんの子供の日特別企画も計画されているようです。
 おそらく、アーケードが開き、福きつねが、登場することでしょう。
 これは行かなくては!

 今日私は、山田方谷のシンポジウム出席のため、北房経由で高梁に参りましたが、郡部には、大きな鯉のぼり!しかし、でっかいのはちょっと無理というご家族連れは、是非、商店街へ!



 忘れてはいけません。鯉のぼりは、人情の街、奉還町商店街にもかかっています。

 ザ・ハヤシバラ・シティの登場のいかんに関わらず、いわゆる西口再開発、駅舎整備は、人の流れを変えるのではないかという危惧があります。

 しかし、大政奉還に由来の武士の街、奉還町は、まさに庶民の台所、生活そのもの。地域住民が変われども、そこに人が暮らす限り、あの暖かみは、貴重です。

 また、多くの大学の窓口にもなり、学生が行き交う吉祥寺にも化け得るところではないかと個人的には思っています。

 やはり、奉還町や表町をはじめ既存の商店街が元気でないと岡山の活力が生まれません。


 今はある会社の倉庫になっている私の生家は、野田屋町の岡ビル百貨店の遊園地前で、ご幼少のみぎりには、はなを垂らして、岡ビルの中を駆けずり回っていたので、奉還町や岡ビルの生活感というのは、たまらなく好きで、非常に馴染むものです。

 なんといっても、我が家は、もともと陶器店、茶碗屋ですから、商売人の息遣いを感じる商店街というものは、なんとしても、応援させて頂きたいのです。

 人がおるんよね。
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2004年4月12日(月)【旭川で泳ごう!!】
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 それにしても、イラクは、いったいどうなっているのか??
 アングラのネット上では、自作自演説なる珍説まで登場し、やはり特殊部隊投入説まで出て、この国内の混乱ぶり。
 様々なことが持たなくなっている状況で、一刻も早く開放してもらいたいと切に切に願います。


 さて、今夜、第8回目になる「旭川遠泳」実行委員会役員会に、特に、お邪魔させて頂きました。

 岡山城築城400年事業以来の貴重な事業として継続されているもので、予定では、7月の第一日曜日に開催されます。
 日程の詳細等は追ってお知らせさせて頂きます。

 私は、人間ブイとして、浮くことになっており、(ここで、一句、「佐藤君 死んでないけど 土佐衛門」 ・・・嫌な句だなぁ・・・)、皆様におかれましては、選手なり、スタッフなりで、是非参加のご準備を頂きたいわけでございます。

 亡くなった父は、西川でよく泳いでいたそうですし、いわんや、旭川で泳いだという話は、いろんな方から伺います。吉井川も高梁川も、かなり上流では、子供が、泳いでいるというイメージがあります。

 日本一美しい川に育ちつつある旭川を往年の如く泳いでみたい方は、非常に多いかもしれません。
 特に、街のど真ん中、後楽園の横で泳げるとなれば、たいへんな値打ちです。

 あるいは、遠泳ではなく、近泳で、子ども達の参加も呼びかける方向になりそうで、 やりたいけれども、やっちゃいけなそうに思っていた川泳ぎをこの機会に、親子でやってみては如何でしょうか。


 なお、一般的に、子ども達に、いつでも、どこでも、旭川で泳ぎましょう!!と、勧めているわけではないことは、御理解下さい。
 そりゃ、当たり前です。
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2004年4月13日(火)【保護司会総会】
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 本日所属させて頂いている岡山地区保護司会中央分区の総会がありました。

 我が国が誇る更生保護制度としての保護司制度ですが、基本的には、ボランティアであり、通常は、人生経験豊かで、社会的見識を十分に持っておられる方々が就任されるのが常であり、私のような若造が、どうなのかなと、申し訳なく思わないでもありません。自らの人生への誇りや確信がなければ、人を導くことはできませんから。
 私は、今少し時間がかかるなぁ、というのが正直な感想です。

 一方で、経済的・時間的に余裕がある有識者、とりわけ若い経済人の方々が、関わって下されば、心強いものがあります。が、正直に書いて、保護司は、就任すること自体の要件が、非常に厳しいものがあると思います。

 まず、きちんとした社会生活を営んできた模範的な人間である必要があります。自らの人生をもって、相手を包み込むだけの優しさや度量が要ります。

 私の場合、良識ある行動をすべきであるというのは、議員であることよりも、保護司であることの方が、あるいは、厳しい自己規制になるかもしれません。
 「これから」そういう人間になりたいな、と。


 ところで、来年からの心神喪失者医療観察法の施行に伴い、保護観察所には、社会復帰調整官が、配置されます。将来的には2名体制になるということで、これは、保護司でも対応できない事案の急増に応えるものです。

 さらに、市町村合併は、保護司の保護区や定数に影響を与えるようです。お隣広島県は、全県で市町村合併が進み、複数の保護区にまたがる合併も多いため、2年後に、全域で、改定するようです。

 一方、岡山の場合、まだ不確定要素が多く、また、岡山市が、政令指定都市市になれば、区ごとに分区制を敷くということで、多少時間が、かかるような感じです。

 時代の変化は、良い意味でも、社会復帰を受け入れる社会のムード、更生保護へのニーズも変えていくのだと思いますが、しかし、どうあれ、この保護観察制度、保護司制度は、今後も続いていく大切な仕組みであると思います。


 町内会、婦人会、消防団、体育協会、スポーツ少年団、民生委員、愛育委員、子供会、交通安全母の会、交通安全対策協議会、防犯協議会、保護司等々・・数え上げれば、もう切りがないほど、地域コミュニティーには、お役があって、誰かがそれを受けて下さって、時には人知れず汗を流して下さる方がいればこそ、地域住民は、安全・安心に暮らすことができます。

 もし機会があれば、なるべく若い時から、積極的に、役職に就き、地域に関わられることをお勧めします。

 その時には、おそらく、行政との関わり、地方政治が、いっぺんに身近に感じられることと思います。
 なにより、決して時間を持て余すことはなくなるでしょう。
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2004年4月14日(水)【入魂式】
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 本日、かとう紀文後援会本部事務所・入魂式が開かれました。
 巷では、「セブン・イレブン良い紀文」と言われる7月11日投票の参議院議員選挙の選挙事務所になる予定の事務所に、入魂するということで、雨の中、多くの関係者が集まりました。
 非常に珍しい形式であったと思います。

 事務所は、問屋町の卸センターの入り口側にありますが、一般の方々への開所式は、5月8日(土)正午に、安倍幹事長をお迎えして開かれるとのことです。
 是非ともご来場下さい。

 今回の選挙戦は、大激戦が予想されますが、それでも衆議院と比べて、皆様のご関心がやや低いように思います。しかし、衆議院の補選以上に、日本の未来を決する極めて重要な闘いであるのは間違いありませんし、争点も多いと思います。

 残すところ90日を切っており、いよいよ動きが本格化していきます。
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2004年4月15日(木)【5月23日NPO企画】
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 5月23日(日)午後に、自民党本部の企画として、全国で最初に、NPOに関する会合が、まずは、この岡山で、行われる予定になりました。NPOと言えば、やはり熊代代議士。岡山です。
 正確には、10分前に決まりました。

 熊代代議士に、「佐藤がいなければ」と、ご指名を頂き、私が、5月30日がどうしても無理なので、そのためにわざわざ日程変更までして下さっての開催予定ということで、もはや、男侠で、わしは、やらねばなりませんのじゃ!!

 こういうところは、我ながら極めて単純な男、佐藤真治。
 詳細等は、全てこれからですが、NPO関係の皆様には、なにはなくとも、5月23日、5月23日を是非、ご予定下さい!!
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 さて、
 なにか、児島湖で、ボラが1000尾といったような量で、浮いたようです。普通に泳いでいる魚もいるということで、果たして何が起きたのか・・・。

 本日は、新年度初の常任委員会。
 行革の一環として、組織のフラット化(特に、中間職の廃止)を目指して今まで二人おられた次長の一人が、「監」になられて、課長代理という役職がなくなって、組織の柔軟化で、「係」がなくなって、全部「班」になって、えーとえーと。
 慣れるまで時間がかりそうですが、なにか、直感的に、あまり変わっていないような気も・・・。

 国体のマスコット「ももっち」に対抗した地産地消のマスコットキャラ「ももっぴー」も、登場した我が農林水産委員会でも、「新おかやま農林水産プラン」が審議されていますが、文教委員会では、岡山県スポーツ振興基本計画が、土木委員会では、「おかやま夢づくりプラン」「おかやまスタンダード」など、新年度は、少し華やかです。

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2004年4月16日(金)【人質解放】
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 イラク人質解放を心から喜びたいものの、なにより、まだ拉致された日本人や外国人もいるわけですし、ここからの彼らの言動次第では、「あぁ良かった良かった」と、事はそう簡単には終わりません。

 少なくとも、彼らの思いや、家族が、TVで訴えたことが、開放の一助にはなったとしても、国家・国民あげての救出であり、政府が何もしなかったわけでもなければ、突き放していたわけでもなんでもないと、私は考えます。
 水面下の苦労は、並大抵ではないと思います。

 皆様は、お子様に、どう説明され、この事件を題材に、どう教育されるでしょう?


 いずれにせよ、むしろ、彼らのある意味軽率な判断が、危険の証明をし、自衛隊撤退ではなく、結果として日本の軍事力強化に繋がることを私は恐れます。どうあれ長い目で見れば、部分的な憲法改正の追い風になったのは否めません。

 国際常識からすれば、危険なところに自衛隊を行かせたこと自体が問題なのではなく、危険なところに、法的にも、装備的にも、危険な形で行かせたことが問題なのだ、というように、話というものは、変わってくるものだと思います。

 「軍隊」の「安全」確保のためには、撤退ではなく、より武装を強化するのが普通でしょうから・・・・。



 さて、明後日は、激戦が伝えられる倉敷市長選挙告示日。私は、都合で、県内におりませんが、自民党県連女性部会で、基調講演に、橋本聖子議員が来岡されます。

 よく考えれば、同い年だったように思いますが、スポーツの世界で言えば、中日ドラゴンズの川相選手がいますが、プロ野球では、荒木、石井などコーチや二軍監督になっている年齢。

 見事な転身が出来ているという意味では、女性としても、人間としても、一粒で二度美味しいグリコみたいな羨ましいような人生かも・・・。


 さらに、我らが、岡山シンフォニックバンドの第26回スプリングコンサートも開催されます。
 岡山シンフォニーホールで、開演は、午後1時30分。巨匠アルフレッドリード博士をゲストに、春風に、パワー溢れる美しいメロディーをのせます。
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2004年4月19日(月)【爆音暴走族】
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 陽気でもない春の雨。「春雨」といえば、村下孝蔵・・。

 昨夜午後11時30分頃、所要から帰岡し、桃太郎大通りを行けば、例によって爆音暴走族。といっても、バイクは、一台。下品に言えば、「まだやっとんか、このあほたれが・・・」

 多くの方が、出張等から帰られて、岡山駅に降り立って、桃太郎通りを歩くと、岡山って・・と、様々な意味で思われるのではないでしょうか・・・。


 基本的には、田町交番に集結するということで、中心部の派出所は、空になるわけですが、日曜日。やはり、交番に人はおらず。

 しかも、彼らは、いわゆる所管が、西署から東署に変わる西川の手前、すなわち、西川橋派出所の手前で、Uターンし、マクドナルド前で再び旋回。この繰り返しです。そして、逃避は、いつでも、高島屋裏筋。

 しばらくして、パトカーが来ても、嘲笑うかのように、爆音は止まず。既に、止まっている路面電車の軌道の上で、赤い光が、グルグル回る・・・。

 いったいこんなことを何年続けているのでしょうか。
 警察個々人の努力がどうと言うより、こうなると、仕組みが悪いのではないか、と思えます。
 市民に体を張れと言うのは、酷です。


 実は、JR岡山駅西口から総合グラウンド周辺に、新しい防犯あるいは、通報システムの設置が行われているわけですが、むしろ、桃太郎大通りに、通行人の誰でも、ボタンを押せば、県警と繋がり、爆音暴走族を映し出せるようなシステムが必要なのではないでしょうか。

 また、西川橋派出所は、夜は、パトカーが常駐。直ちに出動する組織に出来ないのでしょうか。
 基本的に、派出所では、シートベルト取り締まりに精を出しても、暴走族を追っかけようとか、注意している姿は、見たことがありません。ここには、縦割り行政があると思われます。

 さらに、タクシーの運転手さんが、一番情報をお持ちだと思いますが、二重駐車等違法駐車や危険な運転をする車両のナンバープレートの確認、通報する仕組みが出来ないのかどうか。


 コースは、爆音暴走行為のメインストリートは、幾つもありはしません。
 通報があり、パトカーが来た時点で、暴走車は、逃走しているのが実際ですが、警察の威信の失墜、不信、犯罪の誘発等、いわゆる、「割れ窓理論」で、この時点で絶たないと、より大きな被害を産みます。


 少なくとも、来年度の国体を迎えるに当たり、既にプレ国体の大会が開かれていくわけですが、宿舎の安眠妨害の影響で、選手が、いつもの力を発揮できないような事態が生じれば、岡山の恥を全国に晒すことになると言わざるを得ません。
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2004年4月20日(火)【安倍幹事長来岡予定】
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 7月の参議院選挙に向けて、国会は、与野党の攻防戦に入っていますが、お伝えしておりますように、5月8日(土)安倍晋三自民党幹事長が、来岡されます。

 当日は、正午から、かとう事務所で開所式がありますが、その前の午前11時30分から、JR岡山駅前(岡山会館前)で、街頭演説を打つことになりました。


 通行される方は多いものの、地域の方が少ないということもあり、今朝の選対会議で、ぶっちゃけた話が、応援のための割り当てが決まり、私も応分の責任を負うことになりました。

 土曜日の昼前という時間ではございますが、是非一人でも多くの方に、岡山駅前にご参集頂ければ幸いです。
 我が方、自民党としては、一挙にこれで弾みをつけたいという思いであります。


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 また、党務として、下記日程で会合を開催いたします。
 どうかご予定下さい。

 ただ、地域事情等の分かっていない党中央主導のために、ここから随分変更させて頂かなくては、「現場」の地方としては、やる意味がありません。
 やるならば、地方の声で、国が本当に動かなくては。

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 自民党NPO・NGO関係団体委員会が、NPO・NGO団体との交流を推進し、今日のNPO・NGO団体の方々のご意見を真摯に受け止めて、党さらには、政府与党の政策に反映させ、改革を推進させて頂きたく、開催させて頂きます。

              記

「これからのNPO・NGO並びに市民活動を考えるシンポジウム
                       in 岡山(仮称)」


日 時:平成16年5月23日(日) 13時から14時40分
場 所:岡山国際ホテル
テーマ:現在のNPO・NGO団体が抱える諸問題(税制改革等)
     を協議する
参加費:無料
参加者:NPO・NGO関係団体(約70名?)
    および自民党若手県議
問合せ:自由民主党本部組織本部団体局
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2004年4月21日(水)【美しい暮らし】
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 連日文字通り真夜中に及ぶ会合が続く中、今日、非常に近しい方の御身内の葬儀があって、仲間でお手伝いさせて頂く中、つくづく、しかし、人生とは、叙事詩のような、奏でのような、どうあれ悲しい以上に、本当に良いもんだなぁ、と、思わさせて頂きました。

 我々の仕事は、冠婚葬祭、特に、本当に、多くの人の死に接しますけれど、本当に厳かな最期でした。

 BGMに、私の中では涙腺が緩む「東京ラブストーリー」のリカとかんちの思い出話の時にしばしば流れる曲が流れ、喪主を見ながら、私の好きな小椋 佳の「美しい暮らし」という詩が、頭の中で、共鳴していました。


 もうすぐ父の喪も明けて、それが当たり前の暮らしになっていくのが、不思議です。



「美しい暮らし」

 真顔して背負うには  重すぎる人生に 
 時に 容易い  幸せに よりかかる
 諦めは 諌めよう  真実を求めよう
 胸に 留まる  少年を 裏切らず
 
 その仕草 舞いのよう  その言葉 歌のよう
 君が 救いさ  その心 海のよう

 解けぬまま人生を  終わろうとする時も
 せめて言いたい  美しく暮らしたと
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2004年4月22日(木)
       【NPO・NGO並びに市民活動を考えるシンポジウム】
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 下記日程で、自民党中央の企画を岡山が初めて受ける形で、シンポジウムが開催されます。
 本日関係団体に案内状が、党中央より、発送されました。

 思い起こせば、当時は、自民党の不人気絶頂の森政権の2001年3月31日に、偏屈な私が、敢えて自民党を高々と掲げ、「自民党NPOセミナー」を開催させて頂いたことがありますが、あの時は、自主企画、今回は、党主導と、時代が大きく動いている事を感じます。
 今のところ、私自身は、パネリストの一人になるかもしれませんが、未定です。


 返信先は、下記党中央になりますが、私にメールで頂戴できれば、なお幸いです。


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    平成16年4月22日

 NPO・NGO団体 各 位

              自由民主党 組織本部 団体総局
                 NPO・NGO関係団体委員会
                 委員長 熊 代 昭 彦


「これからのNPO・NGO並びに市民活動を考えるシンポジウム
                      in 岡山」のご案内


  時下、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。日頃よりボランティア活動等を支え、社会に御貢献頂いていることに心から敬意を表し、感謝申し上げます。

  さて、本年の自由民主党大会における党則改正により党組織本部・団体総局内に新たにNPO・NGO関係団体委員会が設置されたのをうけ、先月、自民党本部においてシンポジウムを開催してNPO・NGOとの交流を深めました。

 そこで、委員会としては、地方とのNPO・NGO団体とのさらなる交流を深め、今日のNPO・NGO団体が抱える諸問題について意見交換をし、NPO・NGO団体の方々のご意見を真摯に受けとめて、党そして与党の政策に反映をさせ、思い切った改革を推進していきたい所存であります。

 つきましては、別紙開催要項の通り、「これからのNPO・NGO並びに市民活動を考えるシンポジウム in岡山」を開催しますのでご多用の折誠に恐縮ですが、ご出席賜りますようお願い申し上げます。

  尚、恐縮ですが出欠のお返事は「別紙」にご記入の上、5月14日(金)午前中までに、自民党本部 NPO・NGO関係団体委員会宛に、Faxにて(NO:03-3503-7040)にて、返信して下さいますようお願いします。

    記


1. 開催日時
 平成16年5月23(日) 13:00〜14:40  
   受付開始  12:15〜
 (名刺受付となります)

1. 参加者(敬称略)
 NPO・NGO関係団体  
 (*1団体から数名、特に人数の制限はありません)
 松原  明 シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 事務局長
 米良 重徳 NPOセンター 代表理事
 自民党所属岡山県会議員
 (小田圭一・佐藤真治・加藤浩久・小倉弘行)
 他調整中。

1. テーマ
 現在のNPO・NGO団体が抱える諸問題(税制改革等)を協議する。

1. 会 場
 岡山国際ホテル 地下1階 『丹頂の間』 
 住所:岡山市門田本町4-1-16  電話:086-273-7311(代表)

1. 参加費
無料

1. 問合せ先
 自由民主党本部(代表電話:03-3581-6211)
 組織本部 団体総局 NPO・NGO関係団体委員会

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FAX 03−3503−7040
*締切日5月14日(金)午前中
NPO・NGO関係団体委員会 行き
発信団体
発信者
連絡先 (住所) 〒    −   (電話)      ―      ―  
   
   (E-mail アドレス)


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 下記は、3年前の私のNPOへの考え方です。自分で読んで、なるほどなぁ、と思うのですが、過激は過激です。

 行革の一環として、民間への委託が言われますが、いずれにせよ、行政がNPO、NGOを支援することの意味に、自爆的な意味があるという覚悟が必要であると思います。

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(週刊)佐藤真治のこころ その372 2001年3月12日(月)

 若気の至りの長文でございます。個人政治史的には、歴史的なものです。

【私の目指すもの 選択的納税制度】

 昨日、大阪で某野党のNPO政策フォーラムに出席し、新幹線の中で、事務事業評価の本を読んでいるうちに、ふと考えたこと。では佐藤真治は、究極的には、何を目指すのか。何が目的で政治業界にいるのか。

 答は、ひとつ。「選択的納税制」。

 アメリカの独立戦争は「代表無くして課税なし」で始まり、日本の一揆も、五公五民だの、結局は、租税の話。政治を変えるには、納税の仕方を変えるしかありません。


 今の市民・県民の皆さんの政治に対する一番の不満は、何でしょうか。
 ここからは、超岡山弁。
 なんで、わしらの税金をあんな風に使うんなら。おどりやぁ、ええかげんにせーよ。これに尽きると思います。

 公務員は、なんで雇用保障があって、首にもならんと、利益もねーのに賞与が出て、恩給が出て、しかも楽な仕事で、偉そうすんなら。新聞ばぁ読んで、5時ぴったりにゃぁ、帰りょうろうが。ほんで天下りして、仕事もせんと、ぎょうさんお金もろうて、ちばけとんか。

 議員が、なんの仕事しとんなら。いっこも働きょうりゃせんのに、自分の懐を肥やすことばぁ考えて、なんであんなもんに、わしらの税金払わにゃぁおえんのなら。ろくなもん、おりやぁせんじゃねーか。なんなら、ほんまに。

 国会は、なんなら。やっちもねぇ権力争いばかりして、予算の審議やこ全然しょうりやぁせんがな。自分らのことばぁじゃ。国会まわすのに、なんぼかかると思うとんなら、ええかげんにせえーや。ほんまに、国のこと考えとんか。

 どうすんなぁ、借金は、でーが払うんなら。結局は、市民じゃろうが。いらんもんばぁ作ってから。でーが、儲けるんなぁ。わしら、関係ねーがな。チボリじゃぁ、吉備高原じゃぁ、どねんすんなら、あんなもん。どねんかせーや。

 佐藤は、なんなら。おめぇ、当選してから、嫁さんもろうて、子どもができて、せーがなんなら。おめぇが、なにしたいうんなら。太っただけか。
 (誤解もありますが、妙にリアル!!)


 わしゃぁ、もう税金やこ払わんで!やっちもねー、でーが払うか、そんなもん。
 そうです!!私たちは、税金を払いたくなのです!!こんな馬鹿な政治をするなら、びた一文払いたくない!
 少なくとも、例えばチボリの借金の部分は税金の支払いをNOと言いたい。どんなことがあっても、ある事業について、私のお金を使われるのはいやだ。

 けれども、もしも、他にもっと真剣に世の中のことを考え、汗を流してくれる人がいるなら、その人に、税金分をまわしたい。本当に困っている人を救えるなら、そこに自分のお金を回して欲しい。そうも思います。



 行政の手の届かない環境、保健、福祉、文化、まちづくり・・・・・で、汗を流す方を支援したい。もしも、アダプトなどと称して、行政から補助金で縛られて、要するに行政の下請けをするぐらいならば、くだらない行政の干渉を介さずに、直接、その活動団体に手渡したい。
 そこに、NPOがあるのです。


 選択的納税。すなわち、一定割合については、認定NPOに寄付することで、市民・県民税を免除するのです。つまり、市民・県民は、納税を自治体とNPOに、振り分けるのです。

 換言すれば、自治体は、あくまで市民・県民サービス機関。充分な住民サービスが展開できねば、収入が減るのです。
 窓口の対応が不適切。それなら、今後は、税金の一部は、NPOへ払いますよ、でいいのです。

 行政でないと困る?多分困りません。行政より早く道路舗装するNPOがあったって良いのですから。行政が、細れば、その分民間に行きます。何も、行政がしなくても良いんだよ、そんなことは、と、言えば良いのです。

 職員が、困る?思いがあれば、NPOに行けば良いのです。職業としてのNPOです。

 行政には、明確な事業目的、手段、評価を示す必要が生じます。くだらない議員の関与があれば、白日の下に晒されます。



 まさに、市民・県民の行政サービスに対する評価が、予算規模に反映されます。職員の賞与、負債の返済。全て、自治体という会社の営業努力にかかってきます。職員の一切の甘えは許されません。

 もう、行政は「お上」では、ありません。行政権限など、納税の仕方で、縛ることができます。偉そう言うなら、払わんよ。それを合法的に制度化するのです。もちろん、一定割合に限ってですが。

 行政は、我々の税金を自分達の裁量で振り分けられると勘違いしています。あんた達のお金じゃないんだよ、それを解らしめる必要があります。人の金をなんじゃと思うとんなら。今は、封建時代じゃないのです。公務員試験に通ったら「お上」か。公務員は、公僕でしょう。私もですが(特別職公務員)。

 一方、NPOも、もはやボランティアと混同されることはありません。非営利活動として、雇用が創出され、スタッフも有給で雇える資金が入ります。

 しかし、同時に、透明性も確保されなくてはいけません。評価が低いと募金が集まりません。つまり、NPOの競争が始まるのです。自分が好きで、良いことしてるんだから良いんじゃない、というのは、ボランティアには、通用しても、この場合のNPOには、通用しません。
 NPOも、成果を上げなくてはいけません。



 あらゆる革命は、納税先が変わるだけです。政体の違いは、再分配の仕組みの違いです。
 政治を変えるには、納税の仕方を変えないといけません。政権を変えても、行政の中身が変わらねば、なんの意味もありません。
 「選択的納税制」。これが、私の政治活動のキーワードです。これができたら凄いことです。

 NPOは、ある面で、政治を日本を変える力を持っている。どれだけ、皆さんは、お気づきでしょうか。

 石井知事は、NPOの活用を言われますが、「社会貢献活動」という安易な言葉に警鐘を鳴らさせて頂いたように、協働できるNPOの自立のためには、納税面も含めてNPOに行政の一部をシフトしていく必要がある、その覚悟があられるのか伺ってみたく思います。

 NPOは、行政の補完ではありません。むしろライバルになることが、望ましいのです。

 そんな問題意識を持ちつつ、31日の自民党NPOセミナーの準備を進めていきます。
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2004年4月23日(金)【豊橋へ】
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 本日ただいまより、午後から豊橋市で、全国県境地域研究会主催で行われる「全国を元気にする県境地域シンポジウム〜県境地域の課題と連携活動について〜」出席のため、東に上ります。

 また、明日の午後は、自民党シンポにも、松原事務局長が、ご出席頂ける「シーズ=市民活動を支える制度をつくる会 」の10周年記念シンポジウムに、情報収集のため出席させて頂くため、上京致します。

 帰岡は、明日未明です。

 それにしても、最近接触時間が短いため、子供の機嫌がよろしくないので、父ちゃんも、少し反省しています。
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2004年4月24日(土)【NPOと「きびどん」】
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 今年になって初めて上京し、改めて新幹線で、とぼとぼ帰るにつけても、実は気付いていたのですが、いかにも感性が鈍っていることに愕然としました。
 ここ2ヶ月ほど、議員として、地面すれすれを超低空飛行しているような・・・こんなことをやっている場合ではない・・・。


 「県境地域の課題と連携活動」というテーマは、平成17年に向けて非常に内向きに市町村合併が進んでいく中で、100年以上も全く変わっていない県境について、県合併あるいは、道州制を考えた時に、どうすべきかということです。

 いわんや、中四国州を謳うなら、今、岡山県のすべきことはなんなのか。つまり、「きびどん」なのですが、詳細は、日を改めて。

 NPOについては、法整備が一段落ついた今、NPOの自立性、独自性、信頼性について、新たな課題が生じ、過渡期にあると言えます。

 制度的にも、県の外側からは、県の解体という話、内側からは、行政、企業、NPOの協動から当然導かれる行政改革という、いずれも県議会議員が考えなくてはいけない重大テーマです。



 せっかく上京したので、大隈講堂までは行かずとも、高田馬場を降りて、栄通りの洋包丁のスタミナ焼ランチを食べながら、明日の倉敷市長選挙を思いました。

 ある意味、大学というよりも宗教のようなところもある我らが母校。
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2004年4月25日(日)
         【サイクリング、サイクリング、やっほーやっほー】
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 おかげさまで、今日父の四十九日の法要を無事終えました。岡山では、三月(見付き)に渡ることを嫌う風習があるため、5月に入る前に、早めに行ったものです。

 我が子は、「おじいちゃんは、引っ越したのよ。だから、お風呂に一緒に入れないから困ったの。」と、彼なりに理解しています。


 さて、本日、岡山県サイクリング協会(逢沢一郎会長)の総会で、副会長に就任させて頂きました。岡山県自転車競技連盟の会長でもあるため、自転車が、より身近になりました。
 なにかと、イベントも多いので、追ってご連絡させて頂きます。サイクリング大会開催というのは、たいへんな事業です。

 それにしても、先日、岡山県石油商協同組合の顧問にも就任させて頂きましたが、二期目に入って、少しずつ責任が重くなっていくような実感があります。


 また、本日、来たるべき参議院議員選挙に向けて「かのう時男後援会」設立準備会(世話人会)が、開催されました。
 私も幹事の一人ということになります。

 自民党の比例区公認候補は、30人以上いらっしゃいますが、2期目を目指される加納参議院議員は、逢沢副大臣と、まさに苦楽を伴にされた、いわゆる小里グループに属されているため、私も特に、自民党岡山県議団の割り当てで、担当議員の一人にならさせて頂いております。

 加納議員は、東京電力副社長を務められ、日本経団連などの財界が、大きくバックアップされる候補で、エネルギー問題には、ことのほか造詣が深く、私も二度お会い致しましたが、とても気さくな暖かい人柄の方です。

 願わくば、6月頃には、岡山で総決起大会をということで、改めてお願いをさせて頂きます。
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2004年4月26日(月)【倉敷新市長】
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 昨日の倉敷市長選挙では、早稲田大学の大先輩にあたる古市健三元岡山県議会議長が、大激戦を突破され、初当選されました。


 前回の初挑戦の際には、私も無条件で、連日応援に駆け参じさせて頂きましたが、正直なところ、今回は、保守系の3分裂で、私ごときですら、何も出来ない以上に何も出来ないと、表立って動くに動けないという状態でありました。

 隣の岡山市の私ですらこうですから、どういう答えが出ようとも、非常に近しい方が泣いてしまう状況で、倉敷市民はもちろん、倉敷選出の県議会議員の方々、特に、市議会議員の方々にとっては、文字通り、非常に厳しい苦しい闘いになりました。心中察するにあまりあります。
 業界的には、多少修復に時間がかかるかもしれません。


 いまだに、そして、今後も、発言は、どこまでも控えめになりますが、古市倉敷新市長におかれましては、「その1481」で、ご紹介させて頂いた市役所という名称を排し、「市民サービスセンター」にするという構想をはじめ、半分は児島の血の流れる者として、児島地域の再生を含めて、練りに練られた素晴らしい政策を是非実現して頂きたいと切に切に願うところです。

 愚かな後輩として申し上げることが出来るとすれば、捲土重来を期された長い4年間、本当にお疲れ様でした。そして、本当におめでとうございます。

 それにしても・・・本当に選挙というのは、厳しいものです。
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2004年4月27日(水)【国民年金】
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 毎年恒例のGWのゴールデンフェスタですが、奉還町では、5月1,2,3日と、ストリートミュージシャンが、商店街の中で歌う「奉還町ストリート STREET JACK」が、午前11時30分から開催されます。

 また、2,3日は、商店街内の空き店舗で、フリーマーケットも開催されます。50スペース、出店無料です。お問い合わせは、086−598−0458まで!!
 で、5日は、表町は栄町で、鯉のぼりの中をくぐりませう!!



 新年度のこの時期は、国民年金保険料納付案内書が来て、国民健康保険料納付通知書(4〜6月)が来て、少しでも安くしようと前納すれば、我々夫婦で、およそ45万円がいる時期です。

 自分で支払えば、季節で覚えているので、国民年金が未納になるわけがありません。母数が大事な保険で、なにより法律上は義務ですから、「未納三兄弟」は、誠に遺憾です。「ごめんちゃい」で済む話とは思えません。

 私は、初出馬時、金欠で、県・市民税納付が遅延した事実はありますが、年金未納者は、県議会にはおられないと思います。

 ただ、民主党の人をおちょくったようなそんな言葉のセンスにも、さして感心はしません。



 年金改革は、少子高齢化の中、与野党どう転んでも、最後は消費税率の引き上げ、保険料率の引き上げ、年金給付額の引き下げの三位一体ではないか、という気が、なんとなくするのですが(総額表示に、さらに年金目的消費税?)、いよいよ国会の議論も佳境で、注視したいと思います。



 ところで、この時期は、総会を前に、各団体の新年度会費徴収があり、財政的に逼迫するので、こうなると、定額郵便貯金から貸付けを受け、6月の期末手当で、返そうと思うのが、GW前で、やっと払ったと思ったら、自動車税の請求が遅れて出てきます。まだあったか!!
 自分で払い込みますと、非常に感じるものがあります。

 だいたいが、可処分所得が少ないのに、月々引き落とされる所得税が、52、370円、県市民税が、69、700円。
 無茶苦茶高い・・・・。
 ただ、この重税感があるから、無駄に使いたくないと思うのです。



 ところで、いわゆるお手盛りの上乗せといろいろな批判もある議員年金の基の共済長期掛金が、なんと毎月74、400円。支給されるまで、わしゃ、これ何年払うのか?

 厚生年金の雇用主にあたるのが、公だから、公費の負担が大きいのだ、なぞというのは、およそ勝手な理屈でしょうが、しかし、徒手空拳で若い時期に議員になり、国民年金だけで、清貧を貫くと、悲惨な老後が待っているというのも酷なような気もしないではありません。
 いずれにせよ、いつまでも、もたない仕組みだと思います。

 これなら、ローン組んで家買う方が良いのでは・・・。このままなら一生借家暮らし。父は、64歳で逝きましたし、私も、65歳過ぎて、長生きしそうな感じもしないし・・・。

 厚生年金の会社員の頃が、懐かしく、羨ましくもあります。誰が有利なのか、実際はよく分かりませんが、少なくとも、議員が極端に有利というのは好ましいことではありません。



 それにしても、年金への不安の本質は何でしょう。要は、少子高齢化の問題です。

 しかし、若い世代が、漠然と自分らは長生きしないんじゃないか、世の中良くならないから今は子供産まないんだ、と、なんとなく感じていて、実は、DNAが、芥川竜之介の「河童」のごとく、そう決めていたらどうでしょう。

 年金問題の奥底にある「漠然とした不安」。それを解消するのが、政治の仕事ではありますが、漠然とした様々な不安が、少しずつ現実になっているような気がするのは、私だけでしょうか。


 ところで、
 「地方議員の漠然とした不安」というものもあって、現在の時代状況の中で、ある種の疎外感、時には、無力感や虚脱感に地方議員が包まれていなかったとしたら、それはそれで、センスがないと思います。
 このまま持つとは思えない、そう思うのが普通です。

 あるいは、理想は、地方議員は、あくまで無給で、経済的な基盤がある人間が、社会奉仕として行い、プロパーで、これで食おうなどと考えないことだと思います。土台無理があります。

 少なくとも、本来地方議員に支払うべきは、報酬でなく、実費弁償ぐらいのことかもしれません。それでもやりたいという人間だけがやれば良い、あるいは、それでも出来るという仕組みを作る、つまりは、議会や委員会を夜や土・日・休日に開催すれば良いのだと思います。
 むしろ、後者の姿が理想です。

 私はそういう時代の流れにあると思いますし、したいとも思います。卑下するわけでなく、その方が、地方行政に対して、強く発言できる議員になり、議会が復権するとも思うからです。
 市民と議員が乖離することもありません。

 逆に、国会議員、さらには、州議会議員というものがあれば、まさに、プロとして、むしろ、議員の数自体を減らし、公費負担の立法スタッフを充実させて、裁判官以上の安定的な収入が確保されるというのが理想だとも思います。


 いずれにせよ、いろんなことに綻びが出て、いよいよ持たなくなっている、そんな時代を痛感いたします。
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2004年4月28日(水)【どこへいく?NPO、NGO】
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 さて、参議院選挙とは、基本的には関係がなく、党ひいては政府の政策に反映させるために、NPO・NGO団体等の関係ご各位からご意見を頂戴するシンポジウムの予定が、やっとこさ下記のようにまとまりました。

 堅い内容ですが、テーマを変えて、どんどん行いたい形式です。県連青年部・局の動きと相俟って、非常に地味ながら、極めて真面目な活動で、これからの政党の活動としては、王道であると思います。

 熊代代議士からのいわばご指名で、企画作りから始めた私も、パネルディスカッションのコーディネーターに入らさせて頂きます。
 壇上と会場を岡山と中央を繋がさせて頂きます。


 この企画は、自民党組織本部・NPO・NGO関係団体委員会としては、地方では初の開催になります。
 これもひとえに、NPO法の生みの親といわれる熊代昭彦衆議院議員の地元であるからです。

 特に、NPOの世界では、誰もが知っている先日10数年を迎えられたシーズ=市民活動を支える制度をつくる会の松原事務局長にも、ご来岡頂けるということで、非常に内容が濃いものになることは間違いありません。
 私も、先週末東京でお会し、お話を伺いました。


 委員会としては、地方とのNPO・NGO関係団体とのさらなる交流を深め、今日のNPO・NGO関係団体が抱える諸問題について意見交換をし、NPO・NGO関係団体の方々のご意見を真摯に受けとめて、党そして与党の政策に反映をさせ、思い切った改革を推進していきたい所存であります。

 ・・・・とのことですが、我々地方議員としても、何とか地方の生の声が、直接国に上がるように、あるいは、岡山発のNPO・NGO施策が生まれるよう、この機会を思い切り活かしたいと思います。


 関心のあられる方もそうでない方も、時間のあられる方もない方も、どうか奮ってご来場下さい。

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「これからのNPO・NGO並びに市民活動
   を考えるシンポジウム in 岡山」
     (次第案・敬称略)

  日  時   平成16年5月23日(日)13:00〜
  場  所   岡山国際ホテル地階「丹頂の間」


  司  会   岡山県議会議員 小 倉 弘 行

13:00〜開会
 【第1部】 現状報告

13:02〜挨拶・現状報告

  ・ 国の動向
  自由民主党NPO・NGO関係団体委員長
    衆議院議員 熊 代 昭 彦
  ・ 地方(県)の動向
  自由民主党岡山県連 青年局長
   岡山県議会議員 小 田 圭 一

 13:20〜
 【第2部】 シンポジウム
 13:20〜挨拶・問題提議

 コーディネーター 岡山県議会議員 佐 藤 真 治

  パネリスト
  自由民主党NPO・NGO関係団体委員長
    衆議院議員 熊 代 昭 彦
  シーズ=市民活動を支える制度をつくる会
    事務局長 松 原   明
  岡山NPOセンター
    代表理事 米 良 重 徳
  国際貢献トピア岡山構想を推進する会
     会長 沖 垣    達
   岡山県議会議員 加 藤 浩 久


13:40〜   会場とパネリストとの自由討論


14:40 閉     会

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出欠のお返事
FAX 03−3503−7040 OR 佐藤真治satoshin@optic.or.jp
*締切日5月14日(金)午前中

==========返信用紙==============
NPO・NGO関係団体委員会 行き
発信団体(個人参加歓迎):
発信者:
連絡先 (住所) 〒    −   
 (電話)      ―      ―  
   (E-mail アドレス)
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2004年4月29日(みどりの日)【大型GWスタート】
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 ここは一つ、兄弟などとけちなことを言わず、未納戦隊「未納レンジャー」を作り、森の番人「マモルンジャー」と勝負だ!!


 大型連休がスタートした本日は、朝から雲一つない青空!!多分、今年のベスト1の快晴です。間違いない。

 朝5時からの創立記念朝起き会に集わさせて頂いた後、○○学区のグラウンドゴルフ大会で、ご挨拶。○○があるので、第二の
地元という感じがしている暖かい学区です。


 そこから、百間川の河川敷のソフトボール場で、岡山JCの会員研修委員会の親睦ソフトボール&バッベキュー。おそらく、明後日、体の節々が痛くなるでしょう。間違いない。


 途中、奥市の相撲場での岡山県青少年相撲選手権大会。県相撲連盟とは、体型の都合で、以前から関係があります。

 国体の有望選手が、大相撲に抜けられた(まずまずのスタート)ため、ここから、各選手の踏ん張りが期待されるところです。
 有望選手を教員として採用することがなかなかできないのが辛いところです。


 先ほどまで、新舞踊河田流あきつ会初代家元河田弥珠恵先生米寿の会舞踊公演。ちなみに、私は、あきつ会後援会副会長です。

 二代目家元千翔先生には、我が子と同い年の3歳の息子さんがいて、「栴檀は双葉より芳し」で、既に、初舞台が終わり、そんなわけで、米寿から3歳までの河田流3世が揃い踏み。多くのお弟子さんとの総踊りで、千秋楽を向かえ、圧巻でした。

 実は、晴伸会は藤間晴耀先生がいらっしゃるので、なんと4代に渡る、芸の道です。


 門司・下関へと一日バスツアーに行くしかないような私のGWですが、どうか、楽しいGWをお過ごし下さい。・・・って、明日は、平日です。
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2004年4月30日(金)【井原鉄道に新車両】
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 今日は、小学校では、遠足が多い日らしいです。わかる!
 さすがに、明日からの5連休は、子供にとっては、玉野競輪の3連単大当たりでしょう。こんな時に、勉強は出来ません。

 しかし、たいへんなのは、親と、それでも参議院議員選挙を考える業界の者です。一挙に皆様の関心がなくなるような・・・。
 ちなみに、今日、私、年金を前納で払いました。


 さて、この頃の井原鉄道ですが、昨年度から「上下分離方式に準じた公的支援」を実施し、平成15年度は、経常損失が、前年に比べて1.2億円程度減少し、経営改善が進んでいます。

 ただ、沿線地域は、過疎化に加えて、県立高等学校の統合が進み、依然厳しい状況です。

 ところで、井原鉄道は、増収対策の一環として、斬新でユニークな特別企画列車の導入を計画していましたが、この度、1.3億円の(財)日本宝くじ協会の助成が決定、車両導入に取り組むことになりました。

 同協会の助成は、県を通じてということなので、補正予算として、議会の議決を経ることになりますが、これは、非常に良い話です。


 どうせ行けはしないのですが、GWの旅行パンフなど見ると、各地のトロッコ電車やノロッコ電車やSLや、余部鉄橋を渡ろう等々、意外に多い、鉄道物。
 一日バスツアーですら、体験型が増えています。

 しかし、ユニークなペイントの列車も、今時珍しくありませんし、車内で団体貸し切りで飲酒をする、いわゆるお座敷列車のようなものなら、現在でも、いつでもできる井原鉄道です。

 そこに、全国的に有名なJR九州の特急列車や、岡山では、低床路面電車MOMOや、最近では、岡電バスや、桃太郎スタジアムのデザインでお馴染みの郷土岡山出身の水戸岡さんが、お力を貸して下さるという話。

 井原鉄道をモチーフに、どんな新車両が生まれるのか、なにか、既に期待に胸が膨らみます。

 あるいは、全国から、井原鉄道に乗りたい!!という方が、来られるかもしれません。少なくとも沿線には、それだけの観光資源があります。
 県外からの一日バスツアー客が、もっともっと来られても良いはずです。願わくば、周遊して頂き、泊まって頂きたい!



 ところで、井原鉄道のこうした動きを見るにつけても、RACDAの存在を感じます。繋がっているのです。

 RACDAの地道な活動が、国のLRT推進議員連盟に直結していますし、まさに全国に、そして、様々な形で、岡山の公共交通に、良い意味で、大きな影響を与えています。
 そのことで、岡山のいわゆる民度や、街の品格が確かに上がっていると思います。
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