2004年2月1日(日)【観光としての文化ゾーンについて】
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 いよいよ2月ということで、プロ野球各球団も一斉にキャンプイン。朝起き会から京橋朝市を経て、早くも、ある地域のスポ少のソフトボール招待大会。昨年から延期されていたものですが、気合いの入り方が違います。スポ少、元気ええなぁ・・・・!!


 そこから「文化ゾーン」めぐり。これは、2月定例会の一般質問の調査と称して、家族を巻きんだ不評のツアー。私は楽しかったのですが、さすがに、3歳の我が子には、無理でした。
 結局、彼は、人生で既に30回を越えていると思われる後楽園遊び(餡入りきびだんごの試食他)に、興じていたわけです。

 私といえば、
 この4月以降閉館する県立総合文化センターで、岡山市水墨画連盟の水墨画展を観て、お隣の県立美術館で、今日までの『もうひとつの明治美術』を覗き、後楽園に回って、県立博物館で、30日からの特別展『動乱と変革の中で~岡山の幕末維新~』。

 毎度のことながら、低予算の中、県立博物館の汗をかいた特別展は、地味ながら良い出来です。NHK『新選組!』でもありませんが、幕末から維新にかけて、岡山はどうだったのか、たいへんに勉強になります。
 博物館の雰囲気と相俟って、これはこれで、味わいがあります。

 岡山は、もともと尊王攘夷派か?佐幕開国派か?長州征伐や会津戦争の時、どういう態度だったのか?「ええじゃないか」の時、岡山ではどうだったのか?等々ご関心のあられる方は、是非、ご覧になることをお勧めいたします。



 それにしても、
 こうしてみると、JR岡山駅から1kmも行けば、素晴らしい文化ゾーンが広がることを実感します。同時に、点と点を結ぶ導線が、なんとも分かり難く、さらに、おもしろくなく、また、公共交通機関に、頼り難い感じもしました。これでは、オリエンテーリングです。
 地域住民ですらこうなのですから、観光客なら、なお更でしょう。

 先日の松江の「ぐるっと松江レイクライン」という市内循環バスで、宍道湖畔を走ると、少し浸りながら「一人旅」という風情が、何とも心地よかったのですが、岡山が、松江に、本来負けるわけがないと思います。
 それぞれは、本当に素晴らしいのですから・・・。

 我が街の文化を我が街の者が、誇りと自信を持って、もっと体感できなければ、この街の素晴らしさ、それが、観光客に伝わるわけがないのです。

 しかし、なぜ、こうなんだろう?

 その解決のキーワードは、「回遊性」だと思います。「ネットワーク」と言っても良いものですが、我々の「ネットワーク」の結び方が下手な県民性そのものが、街に反映されているというのは、言い過ぎでしょうか?
 点は素晴らしいけれど、それが、線に、面に、うねりにならない。己の枠を超えようとしない。・・・・自戒を込めて。

 様々な場面で、そこが問われているのだと思います。


 文化ゾーンの中心と思われる後楽園周辺には、岡山城、県立美術館、県立総合文化センター、市立オリエント美術館、シンフォニーホール、市民会館、林原美術館、県立博物館、夢二郷土美術館等々があり、さらに、今秋からは、県立図書館、さ来年度からは旧日銀跡地・・・直径1キロ以内に、10を越える核になる文化施設が集まっていて、さらに、ミニシアターや、民間のギャラリーを加えれば、全国的にも、間違いなくこれだけの文化ゾーンはない、と思います。

 これをいかに繋ぐのか。文化立県は、観光立県とイコールだと思います。


 まずは、後楽園。日本三名園の一つながら、入園者は、同じ三名園の兼六園は、後楽園の2倍以上。何が問題なのか?

 後楽園を訪れる県内外の観光客は、新鶴見橋から蓬莱橋を渡って、あるいは鶴見橋を渡って駐車場で下車し、園内を見物した後、バスまたはマイカーで次の目的地に向かっています。

 しかし、後楽園に通じる鶴見橋のたもとにある出石地区は、観光客相手に栄えた時期もありましたが、空き家が目立ち、昔の面影はありません。
 普通は、周辺地域は、観光で食べていても、おかしくはないでしょう。後楽園と兼六園は、誰がどう見ても、後楽園の勝ち!ただ、お城等との回遊性で、完敗です。


 平成3年9月定例会で、当時の長野知事は、
 『後楽園周辺が寂れた原因の一つというのは、私に言わせますと、はっきり申し上げると、後楽園のわきに駐車場をつくったことにあると思っております。
 あれは、私ども幼いころは、弓之町の停留所で電車をおりまして、あそこから歩いて行ったんですね、みんな、坂を上がって歩いて行った。そうすると、その両側にいろいろ店が並んでて、今は観光バスでしゅっとやってきまして、後楽園くるっと回って、しゅっと帰ってしまう、そうするともう周辺の町とは関係がなくなってしまった。
 これがあの出石町かいわいを後楽園のあれは門前町のようなものであったわけでございますから、そういうものを寂れさした最大の原因だろうと思っております。』と、述べられています。

 私は、まず、看板建築の古い家並みを生かした門前町を復活させるという白紙撤回された整備計画の復活が、必要であると思います。

 具体的には、「現在の駐車場は、あのままでいいのか」ということです。実は、現在、後楽館中高一貫校がある元の中国四国農政局跡地に、本格的な岡山県観光物産館と観光バス離発着場として整備すべきだという意見もありました。

 しかし、教育財産として向こう10年は使われますから、他の場所ということになると、土地開発公社が土地を手に入れた土地も、県が買い取り、今では、駐車場として使っているものですが、NPO支援施設移転後の17年以降どう使うのか?

 関連して、現在の石関町の総合福祉会館から県社協以下ごそっと、国立病院跡地の新総合福祉ボランティアNPO会館に、抜けられるわけですが、その後をどうするのか、NPO支援施設と加えて、問題になります。

 ともあれ、観光バスの集積する場を別に設け、新設なる鶴見橋歩道橋を観光客の皆様には、歩いて頂く戦略が必要です。



 さらに、問題は、岡山シンフォニービル内の観光物産館「晴れの国岡山館」。平成3年開設ですが、場所自体が非常に分かり難く、観光客が岡山の物産を買って帰られるかという意味でも、観光客のニーズに適切に対応できているように、私には思えません。

 むしろ、あの場が、せめて午後11時まで開いている、いわゆるレストランであれば、市民会館やシンフォニーのコンサートの後、暗い桃太郎大通りを腹を減らせて帰ることもないでしょう。

 いずれにせよ、我々青春18きっぷ愛好家、かつ、「スタンパー」(私の造語で、各観光地やJR駅に行っては、観光スタンプを押して喜ぶ趣味を持つ者を指す。)には、岡山の観光物産館は、駅や観光地から離れすぎです。


 ただ、個人的には、上之町の民間取得の銀行跡地等を全部抜いたビルにして、1Fに、観光バス・ステーションを設置。上は、郷土料理が賞味できるレストランや岡山県の特産品の展示、即売コーナーを設けてはどうか、つまり、後楽園入り口で降ろしますが、集合は、3時間後に、上之町バスセンターですよ。食事も自由にして下さいね、といったイメージです。が、そういう案を持っています。

 ともあれ、再開発が、マンションでなくても良いではないか、さらに、商店街の窓口で、中心市街地の活性化にもなるではないか、ということですが、民間が取得されてもおり、非常に厳しいとは思います。



 さらに、県立総合文化センターの17年までの閉館は、どう考えても、文化団体には不便が生じます。
 そこで、民間の施設、ないしは、公共の遊休施設、例えば、もとは、土地開発公社のビルである上之町ビル内に、暫時展示機能を移転し、文化ゾーン内における文化団体の展示場は、残すべきではないでしょうか。



 そして、なによりも、街中に、パークアンド循環バスライド機能を持たせる施策は重要だと思います。極端な話、マイカーの観光客は、文化ゾーンに入れず、循環バスに乗り換えさせるように誘導するのです。

 これは、金沢市でも、松江市でもやっていることで、100円バス、ないしは、200円のレトロバスが、文化ゾーンと観光客駐車場を循環し、いちいち駐車場に停める手間がかからないというものです。例えば、路面電車や他の公共バス乗り降り自由で、1日500円といったイメージです。



 また、一番重要なのは、分かりやすい標識、あるいは、ランドマークです。
 城下で、後楽園はどこですか?岡山城はどこですか?と、観光客に聞かれたことがない方の方が少ないと思いますが、それぐらい、文化ゾーンへの導線は、不親切です。

 桃太郎大通りの一連の桃太郎がらみの銅像には、感心しませんが、城下交差点や柳川交差点に、ここは、桃太郎の街であることを印象づけるランドマークがあり、さらに、舗装や看板やマンホールの蓋等で、黙って後楽園や烏城に行くことができる工夫が必要であると思います。



 いずれにせよ、文化ゾーンについては、まだまだ課題があります。たちまちNHK移転後の跡地をどうするのか、さらには、文化財としての城壁があるため基本的には、施設の立替え不能な内山下小学校跡地をどうしていくのか、特に、後楽館中高一貫校の17年度以降の現中央北小学校への移転が噂される中で、ここが、駐車場や観光バスステーションというのでは、歴史と伝統ある文化ゾーンとしての知恵がない、ということになると思います。


 もっと言えば、県が、後楽園所管ということで、岡山城との連携がうまく行かないのなら、市に管理委託するか、文化ゾーン特区でも作るか~。


 私は、こういう夢を見ます。
 岡山駅に降り立った一人の観光客が、あるいは、パークアンドバスライドの駐車場に降り立った家族連れが、循環バスで、後楽園や烏城は、もちろん、林原美術館や市立オリエント美術館や夢二郷土美術館等を観て、水辺のももちゃんまで見た挙げ句、岡山の郷土料理(さわら、ままかり、野村のカツ丼等)を食べまくり、宿泊。

 明日は、京橋朝市で、美味いうどんを食べて、それから吉備路と倉敷で・・・あぁ、本当に岡山は、観光だけで何日もかかって、金が幾らあっても足りないなぁ・・・きびだんごと大手饅頭を土産に、そう言って貰いたいものです。

 実に岡山は、それだけのところだと思います。
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2004年2月2日(月)【岡山県南政令市構想】
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 食の安全に関する危機管理調査と称して、Y家、M屋、S家と牛丼以外のメニューをひたすら食べて研究してまいりましたが、今日、S家で、「豚」丼を食べながら、はっと気づきました。
 今食べるべきは、ひょっとして牛丼ではないのか!!


 さて、今夜、中央中学校区でも、「岡山県南政令市構想」の説明会が開かれましたので、地域住民として出掛けました。

 「千載一遇のチャンス」ということで、市長も終始真摯な態度で語られ、他の地区にないほど、大きな混乱もなく、市民には、一定の理解をされたように感じました。
 だいぶ地域で温度差はあるようです。

 ただ、全面的に良いじゃないか、積極的に進めるべきだ、というような感じでもありません。
 いずれにせよ、もう少し、議論が必要ではないかな、というのが、率直な私の感想です。


(経緯)

 そもそも、ここで、政令指定都市構想そのものを振り返ってみたいのですが、ここまでの経緯はこうです。


 全国的に「平成の大合併」といわれる市町村合併が推進されている中、岡山県においては、平成13年3月に、市町村合併推進要綱を策定し、県内の10市68町村を15市4町に再編する合併パターンが示されました。

  その後、平成13年7月に、静岡市と清水市の合併に関連して、総務省から政令指定都市の人口要件を70万人に引き下げることも「あり得る」との見解が示されたことで、岡山市と玉野市、灘崎町が合併すれば、人口が70万人を超えるため、政令指定都市になることができるという可能性が俄かに出てきました。

 財政状況等を考えても、地方交付税のカットなど、地方小都市を取り巻く環境は厳しく、政令指定都市を視野に入れた合併について研究するため、平成14年7月に、2市1町による「県南政令市構想研究会」が立ち上がりました。

 後に、御津町がこれに加わり、「岡山県南政令市構想合併協議会(任意協議会)」が設立され今日に至っています。


 合併特例債等いわゆる飴の施策の期限は、平成17年3月末。逆算すると、遅くとも、今年の6月までには、2市2町それぞれの議会の議決を経て、任意協議会を法定協議会に進めなくてはいけません。

  岡山市では、願わくば、この2月定例会で、法定協議会への議決を得たいということで、ここで、民意を醸成すべく、中学校区ごとで、これまでの岡山県南政令市構想合併協議会での議論を踏まえて、「岡山県南政令市構想」についての説明会を行っているわけです。

 もちろん、玉野市でも、同時並行的に、説明会が行われています。



(岡山県の基本的態度)

 何度もくり返しますが、この件に関して、知事のスタンスは、「推移を見守る」ということで、終始一貫しています。

 私個人としては、中四国州を目指すという知事の思いの中で、中四国州の州都・岡山の前提として、岡山市の政令指定都市化は、必要条件だと思うのですが、知事は、必ずしも、論理的な帰結ではない、とされます。


 なお、2002年12月18日に、「岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会(私は、同研究会の事務局次長です)」が、報告書を知事に提出しました。

 その結びは、「今回の当研究会の限られた調査・研究をもって、市町村合併・政令指定都市問題の是非を論じられるものではないが、当研究会としては、県南政令市構想について、関係市町が、本年7月以降の短期間の検討によって結論を導き出すことは、いささか時期尚早と考えざるをえない」というものです。

 時機尚早ということ自体、時機尚早であるという批判を受けたところでありますが、私自身、研究会の調査として、県外各地を訪ね、「こころ」では、【政令指定都市を考える】シリーズは、13回にも及んでいます。
 ある意味で、この研究会の報告自体を研究会が変更はしていませんので、県議会において、一定の拘束はあると思います。

 しかし、私自身は、あれから1年以上経って、もはや、「時機尚早」の時期は、過ぎたと考えるに至りました。
 間違いなく、チャンスはチャンスです。

 少なくとも、選挙を経て、議会の陣容は変わっているため、再度の検討は、必要であるように思いますし、私自信働き掛けをしてまいりましたが、しかし、いまだ、動きはありません。



(合併・政令指定都市化のメリット・デメリット)

 これらについて詳細は、協議会のホームページ等に委ねますが、ひとつはっきり言えるのは、合併のメリット・デメリットと、政令指定都市化のメリット・デメリットは、分けて論じる必要があるということです。
ttp://www.city.okayama.okayama.jp/kikaku/soukei/gapei/top.htm


 平成17年3月31日までに合併が行われた場合、合併市町のまちづくりのための特例措置として、合併特例債(10か年で、上限約552億円(事業費))などを活用し、約645億円の事業が実施でき、またこれに対しては国からの交付税など約446億円が措置されるという財政上の特例が用意される・・・・この話は、合併のメリットです。

 もちろん、補填のない3割の106億円は、丸々岡山市の借金になりますので、システムの統一等も含めて、借金は増えるのは間違いありません。ただ、合併しなくても、借金は増える体質ではあります。

 職員の効率的な配置、議員総数の減少などにより、行財政の効率化が図られるというのも、合併のメリットです。
 例えば、議員総数の減少により、年間2.9億円が削減できるという試算です。もちろん、議員が減るのは、民意の反映の点で、デメリットと言えなくもありません。

 また、政策的なすり合わせで、乳幼児医療費補助が、就学前迄に引き上げになることも考えられる、ということのようです。
 このあたり、財源の議論が曖昧ですが。


 一方、政令指定都市化すればどうなるかというと、①道路網の一元的整備 ②市立小・中学校の教職員を市が任免できる。③児童福祉施策の一元化というのが、主なことで、単純に、イメージアップ効果が絶大であり、税源も、一部移譲されるということが、メリットです。


 逆に、合併のデメリットはあっても、政令指定都市化によるデメリットというのは、あまり考えられません。

 ただ、岡山市は、既に中核市で、県からずいぶん権限が委譲されていますので、実務的には、びっくりした!というほど変わりません。私は、やはり、街の格、イメージの問題が大きいと思います。


【説明会日程】

 またまた、繰り返しますが、私の考えは、下記のようなものです。

 岡山市の政令指定都市化は賛成である。だが、玉野・灘崎との合併は如何なものか。それは、玉野・灘崎にとって良いことであろうか。
 できれば、倉敷市と対等合併し、「倉岡市」となり、法律通りに正面から100万人都市の政令指定都市になるべきである。
 また、将来的に、岡山県は、解消。中四国州になり、倉岡市が州都になる夢は描きたいが、そのためには、まず、香川県との合併が行われるぐらいに連携を強めるべきである。
  と、いうものです。


 岡山市議会の中にも、ここに来て、合併特例債の使い方や合併方式について、異論が出てきている模様であり、また、玉野市議会は、否定的な意見が多いと聞きます。
 17年に、市議会議員選挙の可能性があるというのも、議員心理からすれば、拍車がかかる材料ではありません。


 いずれにせよ、是非皆様ご自身でご判断頂くのが一番かと思います。私もこういう性格ですから、是非、玉野市側も覗いてみます。

 玉野市・灘崎町側に劇的な変化があれば、一挙に岡山市の政令指定都市化の話が進むことになり、そうなれば、歓迎なのですが、これは、最終的には、玉野市・灘崎町側が、政令指定都市のメリットを享受する前提として、合併のメリットを感じられるかにつきます。
 岡山側は、基本的には、OKで、OKなのだと思います。

 玉野市側では、どんな議論が行われているのか、近々に私も自分で聞いて参ります。


《岡山市》

2月3日 (火) 18時~19時30分 東山 東山公民館
19時~20時30分 岡輝 岡輝公民館
2月5日 (木) 18時~19時30分 操南 操南公民館
19時~20時30分 芳泉 南ふれあいセンター
2月6日 (金) 18時~19時30分 竜操 東公民館
19時~20時30分 高島 高島公民館
2月7日 (土) 10時~11時30分 中山 一宮公民館
13時~14時30分 高松 高松公民館
14時~15時30分 足守 足守公民館
16時~17時30分 桑田 御南公民館
2月8日 (日) 10時~11時30分 御南 御南西公民館
13時~14時30分 芳田 芳田公民館
14時~15時30分 藤田 藤田公民館
15時30分~17時 興除 興除公民館
2月9日 (月) 18時~19時30分 京山 京山公民館
19時~20時30分 石井 岡西公民館
2月10日 (火) 18時~19時30分 妹尾 西ふれあいセンター
19時~20時30分 福田 福田公民館


《玉野市》

2月 3日(火) 総合文化センター 宇野小学校区 午後7~9時
2月 4日(水) 玉原市民センター 玉原小学校区 午後7~9時
2月 6日(金) すこやかセンター 玉小学校区 午後7~9時
2月 9日(月) 日比市民センター 第二日比小学校区 午後7~9時
2月11日(祝) 山田市民センター 山田小学校区 午後2~4時※
          鉾立公民館 鉾立小学校区 午後7~9時
2月12日(木) 生涯学習センター 日比小学校区 午後7~9時
2月13日(金) 西北地域市民センター 荘内小学校区 午後7~9時
2月16日(月) 八浜市民センター 八浜小学校区 午後7~9時
2月17日(火) 大崎公民館 大崎小学校区 午後7~9時
2月19日(木) 東児市民センター 胸上小学校区 午後7~9時
2月20日(金) 後閑学区連絡協議会集会所 後閑小学校区 午後7~9時
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2004年2月4日(火)【行政の機動性】
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 今日もS家で、思わず、「とりそぼろ丼セット!」
 あっ、しもーた、牛丼じゃがな。また、やってもーた。


 朝、地方振興局に、ある地域の方と、「砂防地域に指定された地域の砂防川の上の占用」の相談に伺いました。

 このなにげな一行問題は、国、県、市の連携が必要な難問ですが、基本的に、国の法律や指定が、現状と必ずしも一致していないということであり、かつ、事業主体は市で、占用許可は、県が出すという、なんとも眠い話です。


 ここのところ行政の縦割りの間隙を縫うような問題が多く、ワンストップで、幾つかの部・課の方にお越し頂いて、一度に話を聞いて頂くというお願いの仕方をしていますが、一昔前なら、いわゆる「たらい回し」でした。

 どうしても、あらゆる事業には、予算が絡んできますから、窓口は決まらなくてはいけないのですが、いかにも、民間とは、ずれた話です。
 会社組織の都合で、顧客を待たせるような商売は、今時、普通はできません。

 行政にも、機動性が問われています。



 この4月から、商工労働部が、産業労働部に名称変更しますが、一次産業や静脈産業まで含まれるわけで、特に、機動性が問われます。

 午後から、先端研究スタートアップ支援事業の第4回テクノサロンということで、テクノサポート岡山で、工業技術センター所長の「産業技術総合研究所と公設研の紹介」という講演を拝聴しました。

 産学官の連携の中で、要するに、「ものづくり先進県」の実現のために、「研究開発」「技術相談指導」「試験研究等受託」をバランスよく行っていくのが、工技の役目です。
 行政に求められている役割が、大きく変わっていますが、要は産業界のニーズに、機動的に答えていくことが求められています。


 それにしても、空港そばのリサーチパーク内で、工技と隣接したテクノサポート内に、昨春新設のインキュベーションセンターに、わざわざ入居企業を追いやってまで、産業振興財団は、鎮座しているわけですが、果たして、中小企業支援施設として、あの場所が適切でしょうか?

 「ものづくり」の技術支援と経営改善計画や金融支援は、全く異なると思うのですが、中小企業の皆様にとって、使い勝手は良いでしょうか?
 往復2時間かけて行くのがしんどいです。

 遠い将来には、産業振興財団と商工会議所、商工会、中小企業団体中央会といった商工支援組織が、今以上のさらなる連携を取らなくてはいけない時期が来ると思いますが、どうあれ、中小企業のすぐ身近に相談窓口があるというのが、基本だと思います。
 大切なのは、機動性に尽きるわけですから。

 また、そうなると、本庁の産業労働部は、産業振興財団の監督組織、二重組織か、という話も出てきます。それ自体、機動性を欠きます。


 さて、この後、岡山県国際貢献条例第二回意見交換会。意見聴取会が、意見交換会に変わりました。

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【資源としての魚のアラ】
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 本日、ご相談を頂き、中央卸売市場を訪ねて、市場で集まる魚のアラの集積場を見せて頂きました。
 市場は、毎日大量の廃棄物が出ますが、魚のアラというのは、非常に特殊なものです。


 加工があれば、まず、事業系の「産業」廃棄物になると思われますが、多分、市場のものは、事業系の「一般」廃棄物にもなるのだと思いますが、これは、ちょっと微妙なところです。

 いずれにせよ、事業系ですから、ゴミの日に、家庭ゴミと混ぜて出そうというものでもありませんし、焼却には、かなり馴染みません。埋立てというのも、かなり微妙です。


 実際は、日量6tものアラが出て、1tあたり1万円を「支払い」、広島で、鶏の餌に加工するそうですが、そういう意味では、バイオマスと言えば、バイオマス、資源の循環といえば資源の循環になっています。

 ただ、「廃棄物」というには、貝やイカやタコは、分別されていますし、冷蔵庫に保管されてもいますので、単純に「こりゃ、食えそうだ!」というものです。

 現在も捨てているわけではないのですが、非常にもったいない、なにかに使えないかな、という気持ちになります。


 農林水産省や水産庁も、水産資源バイオマスというのは、今年度からの研究課題で、岡山県は、ご案内の通り、バイオマスといえば、「木質」バイオマス。
 あるいは、プラスチックの生成も含めて、「木質」が主で、水産資源の循環は、今後の課題です。

 さらに、家畜の糞尿も、基本的には、肥料になり、あるいは、発酵させてエレルギーという方向もあるわけです、水産資源をイワシの如く肥料にするというのも、何か、もったいない感もあります。


 なんといっても、「お魚天国」。「あたま、あたま、あたま~、頭を食べると~、さかな、さかな、さかな~、さかなが良くなる~」。
 魚が良いというのは分かっていながらも、岡山でも、産学官の連携で、DHAを取り出したり実証実験をしながら、商品化までは至っていません。

 カニの甲羅同様、カキの殻や、魚のアラも、何がしかになりそうではあります。
 全国でも、市場で大量に出る魚のアラが、産学官の連携で、全く別のものに商品化されたという例はありません。

 何か良い引き合いはないでしょうか?
 山のような魚の頭のことを思うと、立派な資源として買い取って貰えるようなエコの循環ができればという気がします。
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2004年2月5日(木)【三位バラバラ改革】
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 三位一体の改革どころか、三位バラバラの改革で、国の地方交付税交付金の削減の割に、国庫補助負担金の一般財源化、さらには、基幹税の税源移譲が進まないために、いよいよ地方自治体の財政は、まずい事態に、突入しています。

 岡山県も、やや景気回復、法人税がらみの収入が上がれば、それだけ、交付金が来ない仕組みでもあり、泣きっ面に蜂とはまさにこういう状態。


 一般会計予算で、16年度の歳入見込みで、差し引き収支で、約377億円の不足は、昨年8月の見通しから、さらに206億円の不足。
 岡山県でも、第三次行財政改革の前提がもはや大崩れですが、市町村ではもはや予算が組めないところも出てきています。

 県議会議員も、現在、報酬5%削減しているのを長野県並の20%は、無理でも、さらに、削減をという話が出ています。
 個人的には、ここから先は、非常に厳しいものがありますが。


 敢えて言えば、地方は、兵糧攻め状態ですが、最後に生き残るのは、中央官僚だけ、といった様相を呈してまいりました。

 それでも、少なくとも、良くも悪くも、市町村合併を促すことになるのは、間違いありません。あるいは、それが真の意図かもしれません。

 さすれば、道州制よりも、今後たちまちありうるのは、県合併です。岡山市の人口程度の鳥取県、島根県が、果たして今後どうなっていくのか。17年市町村合併以降は、県が遡上に上がるはずです。



 本日は、農林水産委員会。引き続き当初予算要求の審議。

 森づくり県民税の使途について尋ねました。
 特に、国庫補助の対象とならない林道から離れた奥地林などの間伐を実施することに、税金の半分を突っ込むわけですが、年間700haでは、5年間で、対象の4分の1程度しかできないことを確認させて頂きました。

 この税で、おそらく未来永劫、県民の皆様から目的税的に頂き続けなければ、森林は蘇りません。
 本当に環境を言うのなら、要は、混合林のように、人間の手が加わっていない状態に戻していくことに、目標あるいはロマンがあるのですから、とても、私達の世代だけでは、解決できない話です。
 あくまで緊急雇用対策事業ではないのですから・・・。


 ところで、新規就農者確保のためのホームページが、明日より開設されます。
 下記の県庁のトップページのバナーからアクセスできます。
 http://giji.pref.okayama.jp/
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2004年2月6日(金)【岡山県財政破壊】
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 これはもう常識で考えて、財政破綻と言うよりも、致死量を超えた国による地方財政破壊です。


 昨日、中国地方知事会は、地方の財源保障を求めて国に意見書を提出しましたが、ここにきて、昨年来行ってきた第三次行財政改革大綱の議論、現在行っている来年度当初予算に関する議論の前提が崩れました。

 税源移譲が不十分な中で、地方交付税削減を打ち出したということですが、国の示す三位一体法案の中身は、所得税から住民税への本格的な税源移譲が行われるまでの経過措置として、所得譲与税と財源移譲予定特例交付金を新設し、さらに、地方交付税総額を今年度比6.5%減の16兆8861億円と大幅削減する改正地方交付税法案です。



 来年度の県予算については、過去最悪の今年度当初収支不足「197億円」を大きく上回り、昨年8月の見通しである「171億円」から、さらに「206億円」の不足で、過去最高になる「377億円」の収支不足になるという発表は、大きな波紋を呼んでいます。

 来年度一般会計の歳出見込み額は、国の地方交付税削減方針も想定した上で、3年間で500億円の収支不足解消を目指した「第三次行財政改革大綱」に沿って、公共事業費や、人件費を切りつめた結果として、今年度費4.6%減の「352億円」減らした「7361億円」。

 ちなみに、人件費は、総額「1896億円」ですが、人事委員会のマイナス勧告に加えて独自の2.8~6%の減。公共事業費は、地方負担の30%削減ということで、来年度は、まずは、10.5%カットが示されており、第三次行革の初年度効果額は、80億円の見込みです。



 一方、一般会計の歳入見込み額は、県税収入が、3年ぶりに、今年度費5%増の「84億円」増え、「1812億円」。

 それもかかわらず、「地方交付税交付金」は、「251億円」減って、「1847億円」で、交付税の不足分を穴埋めすることが許される「臨時財政対策債の見込み額」は、「131億円」減って、「326億円」と、合わせて、本年度より14.3%減の「382億円」が減り、「2173億円」。

 全国平均以上に、法人関係の税収が上向いたために、算定額が減り、下げ幅は、国の地方財政計画が示した削減率12%減をさらに下回りました。

 一方で、県に移る地方譲与税などの財源は、50億円程度。
 結果として、行政改革の努力に応じて発行ができる「財政健全化債」を充当しても、来年度一般会計の歳入見込み額は、本年度当初予算に比べて、「729億円」減の「6984億円」。



 この収支不足を埋めるために、8億円の遊休地の売却に加えて、文化振興基金、土地開発基金、さらには国体運営基金などの特定目的基金・企業会計からの「281億円」の借入れで補おうということですが、これは、本来禁じ手。今年度中に、税収増で、200億円程度の税源が発生する見通しで、これを引き当てにする方向ですが、獲らぬタヌキの・・・に、なるかも。



 これで、来年度末の県債残高は、本年度見込みより、「139億円」多い、「1兆1935億円」。

 20%を越えると県債発行を制限される起債制限比率は、昨年度まで8年連続で全国最悪でしたが、今年度よりさらに0.2%悪化の18.3%。

 3歩進んで、5歩下がる状態です。



 産業振興して税収が上がれば、地方交付税が減るという仕組みの中で、要するに、頑張っても国からは金が降りてこない、そんな状況で、1兆円以上の借金を返す当ては、全くありません。
 いわば元本どころか金利も払えないのですから。

 残された道は、潔く財政再建団体転落か、地方自治体解散か、革命で政体が変わるか、平成の徳政令か、「固定費」の削減か?まるで、兵糧攻めで、決断を迫っているようです。

 競争原理が働き、強い者だけが、組織で生き残る、あるいは強い組織体に変える、という、民間の考えるリストラと同様のことが起こらざるを得ないように、中央は煽っているようにも思えます。
 民間からすれば、当然の事が当然に起きるとも言えます。


 はっきり言えるのは、どうあれ、振り返ってみれば、この大統領型の小泉政権の時代に、物凄い勢いで世の中が変わっているということです。

 間違いなく、我々は、変革期に立っています。




【北方領土返還を!!】

 本日、独立行政法人北方領土問題対策協議会、もっと言えば、内閣府・外務省、要するに、国の肝いりで、岡山県北方領土返還要求運動県民会議の主催の「第22回北方領土返還要求岡山県民大会」が、開催されました。


 昭和56年に、2月7日が、「北方領土の日」と定められたわけですが、その理由は、択捉島では、高田屋嘉兵衛が、いわゆるアイヌに、シャケ漁を教え、日本と交易があり、ウルップ島では、カムチャッカ半島から、毛皮用のラッコ獲りに、ロシア側から来ていたことから、両島の間を国境にした(樺太は、混在の地)「日魯通好条約」が、平和裏に、1855年(安政元年)2月7日に、下田市で結ばれたことにちなんだものだそうです。

 そもそも、本当は誰の、あるいは、どの民族の固有の領土なのか、というと、難しいですが、どの国の領土か、というと、こういうことになります。


 昨年、小泉ープーチン首脳会談が、2度にわたり行われ、1月には、平和条約締結の重要性を確認した共同声明が出され、この3月の大統領選挙で圧倒的な勝利を持って再選されるであろうプーチン大統領は、領土返還とは言わないが、問題解決に、並々ならぬ思いはあるようです。

 これも、前エリツィン大統領が、領土問題が「ある」ことを認めたから動き出したことです。


 北方領土問題の経緯は、こういうことです。

 1875年(明治8年)の「千島樺太交換条約」、日露戦争の後の1905年(明治38年)の「ポーツマス条約」を通しても、さらには、1951年(昭和26年)の「サン・フランシスコ講和条約」でも、歯舞群島、色丹、国後、択捉の各島は、日本固有の領土という大前提で、わが国は、放棄もしなければ、交渉の対象すらにも挙げていません。

 1945年(昭和20年)8月9日、1941年に署名された「日ソ中立条約」を無視して対日参戦、しかも、ソ連軍は、8月15日終戦後の8月18日から千島列島への攻撃を開始し、9月5日までに、わが国の北方領土まで占領しました。

 多くの島民は、そのまま抑留され、昭和22年から24年にかけて、引き揚げさせられました。

 つまり、第二次大戦「後」のソ連軍の不法占拠以降、我が国固有の領土が不法占拠され続けている、それが、北方領土問題です。


 北方領土には、終戦まで、3124世帯、17291人の日本人が住んでいたとのことでありますが、現在は、択捉島に、8000人、国後島に4200人、色丹島に、2300人のスラブ系、ウクライナ系、韓国系等のロシア人が、暮らしているとのことです。

 そして、平成3年からは、いわゆるビザなし交流も始まっていて、12年間で、延べ1万人以上の相互交流が行われているそうですが、岡山からは、6人ということです。

 この間に、「日露戦争の際に盗られた領地を取り返しただけ」という四島在住のロシア人の間違った認識は、「政府が解決すべき問題」という具合いに変わってきているそうです。
 また、返還後も、彼らとは、共存の道を模索しなくてはけません。


 私も、学生時代も含めて、北方領土を「見た」のは、2回しかありませんし、岡山にいると、確かに、ピンと来ない感じというのがあります。

 ただ、世界地図を180度回してみると、日本列島が、大陸を覆う形になり、沖縄・台湾まで、繋がっているような形であり、経済水域もさることながら、軍事戦略上も、極めて重要な位置というのが分かります。

 昨秋、モスクワやサンクトペテルブルグを訪ねて、民間レベルでの交流が極めて大切であると、ロシアに対しては、印象がかなり変わりましたものの、満州とは、事情も違うのですから、我々も北方領土問題の本質を理解し、政府レベルでは、粘り強く、堂々と返還交渉を続けて頂きたいものです。


  さらに、尖閣諸島、なにより、竹島も問題ですが、相手が、中国や韓国になると途端に強くは言えない実態があります。
 少なくとも、中四国州だの、県合併を言うなら、竹島の問題は、避けて通ることができない話です。
 一衣帯水の国だからこそ、どこかで、けりはつけないといけない話です。



【野村のカツ丼を称える】

 なぜか、北方領土の話の後に・・・。

 今年になって、牛丼およびその系統にはまっていたため、一番肝心の我が平和町北部町内会の「野村のカツ丼」を食べぬままに、日々を過ごしておりました。
 平和町北部町内会副会長として、何か大きな忘れ物をしておりました。

 今年、初カツ丼を食し、やはり、私のご馳走は、「野村のカツ丼」に尽きるなぁ、と、私の39年の人生に、いつもあるカツ丼を思ったわけです。

 さて、『はなまるマーケット』に続き、「野村のカツ丼」が、TVで紹介されます。「野村のカツ丼」をご存知ない方は、是非ご覧下さい。
2月14日(土) 午後6時30分より
           テレビせとうち 『家族的食堂』(再)18日(水) 午後0時30分より

 提供は、平和町北部町内会でした(?)

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2004年2月7日(土)【金山寺はだか祭り】
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 今日は、先日の地元の中学校区の岡山県南政令市構想説明会に引き続き、お隣の学区に。

 ここで、任意協議会が、法定協議会になり、平成17年3月に、新市建設計画が関係市町議会で議決されれば、県知事への申請、さらに、県議会の議決、知事の決定、総務大臣への届出、新市誕生という流れです。

 さらに、新市から政令指定都市へということになれば、まずは、新市議会で意見書を議決し、新市が、政令指定都市実現要望書書を知事、県議会に、提出、県議会が、議決。
 次に、市、県から総務大臣に要望書提出、関係省庁説明、閣議決定、政令の公布、政令指定都市へ、という流れです。

 つまりどうあれこの議論は、県議会に来る話ですから、県議会議員が議論を注視するのは当然と言えるでしょう。


 前回なかった議論で幾つか気になるのは、
 そもそも、なぜ倉敷と合併しないのかについて、市町の回答は、今回は岡山市は受けている立場で、倉敷から話がなかったこと、そして、相手によっては、合併は得ではなく、シュミレーションをしても、倉敷との合併は損が出る、とのことです。

 また、区割りや、合併特例債の552億円、庁舎の位置等々は、新市の誕生から政令市への移行に、2年かかる間に決めていこうということです。

 その他、乳幼児医療費助成や苫田ダム供用開始後の水道代等々は、政令指定都市化の議論とは、直接の論理的連関がないように思いました。


 デメリットということでは、資料となった「合併協議会だより第3号」よりも、会場入り口で、岡山市職員労働組合気付けの「合併・政令市を考える岡山市民の会」が、配られていた「市民不在で進められる合併・政令市構想に疑問」というパンフの方が、分かりやすいものがあります。


 私個人としては、住民投票は反対ですが、しかし、果たして、この説明会で、どれだけ民意が醸成できるか。
 また、基本的に、岡山市民側が、反対を叫ぶような状況にはなり難いと思いますが、どうしても、玉野市側、さらには、灘崎町側の動きもお伝えする必要があるように思えます。



 さて、今夜、この寒さの中、金山寺は、はだか祭りで、神木投下は、午後10時30分。私は、おそらく、ブレッド&バターの『あの頃のまま』を聞きながら、いつものように、美しい星を眺めつつ山を上がりますが・・・・
 ・・・それにしても、問題は、21日の西大寺会陽です。

 諸般の事情で、どうしても、西大寺では、はだか祭りに、参加しなくてはいけなくなりました。私は、自分の人生で、自分が出るなぞとは、全く思っていませんでした。

 締込みがどうというよりも、人前で裸になるなんて恥ずかしいことは、僕には本来できません。私の柔肌を赤の他人に見せたくもないし、見たくもないのに・・・。プヨプヨなのよ。
 痛そうだしなぁ・・・・。

 「これをわしも、やるんかい!?」。今日は、新たな気持ちで、金山に上がります。で、恐いので、はよう家に帰ろうっと。
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2004年2月8日(日)【玉野・灘崎とともに】
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 本日は、早朝から○○地区は、岡山市消防団の操法訓練大会。これから毎週のように、各地で、大会が行われますが、連日・連夜操法訓練に励まれる皆様には、心から敬意を・・って、他人事のように書いている場合ではありませんが・・・。

 さて、連日の「岡山県南政令市構想」についての説明会も、残すところ4会場ですが、今日もある中学校区の説明会にお邪魔させて頂きました。


 基本的には、岡山市2月定例市議会に、地元説明会では、概ね賛同を得られたということで、法定協議会設立動くのだと思いますし、各会場での地元議員の動きを見るにつけても、まず岡山市議会では、大きな反対は出ないかもしれないな、という雰囲気です。

 これだけの会場で説明をして回るというのは、実にたいへんな作業ですから、その事には、心から敬意を評させて頂きます。


 今日の会場では、昨日書かさせて頂きました岡山市職員労働組合気付けの「合併・政令市を考える岡山市民の会」の「市民不在で進められる合併・政令市構想に疑問」が、会場入り口で配布されていたことが問題として取上げられました。

 個人的には、会場外での配布物に、党派性があるかどうかということ自体は問題だと思いませんし、いわゆる反対派の「仕込み」があること自体、オープンの会ですからやむを得ないと思います。

 ただ、いかんせん昨年9月の資料であるという古さは問題ではあります。

 一方で、今回の協議会の中心の方の運営や態度に関して、心情的なもので彼らと相通じないものがあるのだ、という意見であれば、そういうこともあるのかな、と思います。

 基本的な考えが、生活者の視点に立っていない数字合わせではないのか、という、ある種の「冷たさ」は、私もやや感じているところですから。もっとも、それは、我々と違った意味での厳しい使命感によるものではありましょうから、決して否定できるものではありませんが。


 しかし、そういったことがあっても、岡山サイドは、基本的には、まとまったと岡山市が言うことについては、当然の状況です。

 少なくとも、市政だよりに資料を挟み込み、さらに、各地で説明会を行い、「そんなことは聞いていない、わしゃ知らん。」と、市民から、そもそも論で、批判を出すことができる状況では、もはやありません。

 これだけの大事の説明に対して、関心を持つ持たないかについては、もはや成熟した市民の個人の責任です。



 ただ、それでも、私の中では、疑問はあります。

 やはり、法定協議会を設置し、新市建設計画の中で決まること、あるいは、新市誕生後に、政令市移行までの2年間に決めなくてはいけないことが非常に多いわけですが、少なくとも「新設合併」を言う中で、新市の名前は、「岡山市」であることも、市庁舎が、現在の「岡山市」にあることも、当然の前提ではない、と私は、考えます。
 結論的にそうはなっても、前提ではありません。

 せっかく合併の話が進んだにもかかわらず、法定協議会に入って崩れることが多いのは、こうしたある種の奢りや思い込みがある場合です。

 そして、私は、合併特例債552億円によるハード事業の多くは、玉野市側に突っ込む必要がある、とすら思います。
 敢えて言えば、それが岡山県の発展に資するからでもあります。



 本日は、灘崎町に所要があり、「宇野港ゆめ市場」という催しや、深山公園も覗いてみたのですが、間違いなくそこは岡山市ではありません。

 私は、今日まで、宇野に、小さな跳ね橋があることも知らなかったのですが、果たして、我々が、「結婚」の相手方をどれだけ理解しているでしょうか?

 あたかも、「資産家」の子供と政略結婚するようですが、どれだけ、愛しているというのでしょう?きっと幸せになる、そう玉野市民や灘崎町民の生活を思ったでしょうか?

 少なくとも、今回の一連の説明の中で、我々は、玉野市や灘崎町のことを知らされてもいないし、知ろうともしていなかったのではないか、実は、そういったことが、後で大きな禍根になるような気がしてならないのです。

 その街やその街に暮らす人々やその街の生活に、歴史や伝統やコミュニティーに、もっと言えば、街の「プライド」に、どれだけの敬意を払っているでしょうか。

 実は、中心市街の小学校跡地の問題の本質にも、「プライド」があるのですが、私は、貧乏しようが、失敗しようが、傍目には不幸に映ろうが、人間が最後に守るべきものは、死してもなお守るべきものは「プライド」であると考えます。

 ここを踏みにじることは、一番してはいけないことですが、街のプライドは、概して、生まれ育っていないと分からないといった性質ものです。配慮してもしきれない、「血」の問題です。

 その部分についての岡山市側の言動については、実は、以前より多いに疑問を感じています。
 こういう部分が、一番尾を引くのです。



 昨年11月11日にオープンした「クッチーナdiウーノ!」は、平野寿将プロデューサーと地元出展者の間でトラブルが生じ、早くも、3店舗の撤退が伝えられています。

 宇野を向かいのサンポート高松に負けないだけの、それに加えて人情がある海岸の古い街並みも残る中四国州随一の美しい港町に再生させる、そのことが、岡山市のみならず、日本全体のためになるのだという思いを持って、玉野市と寄り添おう、そういう覚悟、そういう夢が、問われているのだと思います。

 そんな夢が共有できなくて、なにを契るというのでしょう。

 玉野・灘崎が気になります・・・・・。
 玉野・灘崎のためにする合併なのだ、あるいは、玉野・灘崎とともに、もっともっと暮らしやすい街を作るんだ、そう我々が言えないと、心は開けません。
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2004年2月9日(月)【商工会合併】
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 午前中城下界隈と県庁を経巡り、午後から、「商工会合併シンポジウム」に、潜りこまさせて頂き、かねてから気になっていた商工会の合併について伺いました。

 商工会は、設立以来40年。地域の商工業者にもっとも身近な相談役であるとともに、津高マスカット祭り等々地区の伝統的な行事・イベントの主催者として活発に動かれています。


 しかし、中小企業団体中央会あるいは、県の外郭団体である産業振興財団もそうですが、地域の商工業者支援については、行政や外郭団体、民間、政府系・公的金融機関、銀行、信用金庫等、こうした支援団体の役割分担や連携が、より一層求められていて、大きな変革期にあると思います。

 いずれも、経営改善や経営革新の専門機関であることは変わりませんが、地域経済の広域化や事業者ニーズの高度化・専門化、市町村合併の進展等で、地域商工業者にもっとも身近な商工会議所や商工会を取り巻く環境そのものが、大きく変化してきています。


 商工会については、中小企業基本法の改正により、小規模企業政策理念の転換、補助金の減少が、合併に、拍車をかけているところですが、岡山の場合、商工会議所の合併という議論は、出始めたかな、といった感じです。


 岡山県の第三次行財政改革の推進は、間違いなく、こういった団体に対しての補助金削減にならざるを得ないといった流れです。

 ただ、個人的には、そうあっても、まさに、現場で汗をかかれている各団体と十分協議を行い、明確なルールに基づくことが、何より肝要だと思います。

 なぜなら、補助金削減は、イコール人員削減になりかねないからで、行政の削減と一律に論じられない部分があるからです。



 特に、平成13年に商工会法が改正され、商工会合併の協議が活発化していますが、さらに、経済圏や地域の実態に即した様々な形態の合併ができるよう、商工会が、地域の総合経済団体として地域の改善発展を図るべく、特に、飛び地合併等を許容する改正案が、今国会に提出されています。

 岡山市の場合は、この4月1日に、妹尾、福田、興除、藤田の各商工会が合併し、岡山南商工会が、誕生します。

 また、平成13年度には、広域指導体制導入推進委員会によって、「広域商工会の地区割り(案)」が、示されましたが、例えば、岡山北として、一宮、津高、高松、足守の合併案が、出されましたが、実際は、岡山北として、一宮、津高、御津町、建部町、上道の合併が、岡山西として、高松、足守、吉備の合併が、検討されているようです。

 こういった地域の事情というのは、市町村合併同様、なかなか外のものにはわからないといったものです。


 ともあれ、かように、市町村合併と商工会合併は、但し書きもあって、必ずしも、論理的連関はありません。

 商工会の合併の目的は、あくまで、「地域商工業の経営支援機関としての機能の充実」ですから、商工会が、町村合併に先行することも可能なら、町村が合併せずとも、商工会が合併することは可能です。

 あるいは、商工会合併が、町村合併の呼び水になることも、期待されていると言えます。



 ところで、商工会議所と商工会との区別は、皆様しっかりとおつきでしょうか?それぞれ、商工会法、商工会議所法で定められたものです。

 実は、法の目的は同じ、事業内容もほぼ同じですが、設立要件や歴史的経緯、組織の運営方法等で大きく異なります。

 商工会は、主として町村の区域で、地区内の2分の1以上の商工業者が会員になる必要があります。

 一方、商工会議所は、原則として市の区域であり、中堅・大企業の割合が高く、総会は、選挙で選ばれた議員総会で、意思決定を行います。ちなみに、最近では、NPOも有資格者で、「さとうしんじ後援会事務所」も、会員で、1票持っていますが、地区内の2分の1以上といった要件はありません。

 そして、商工会と商工会議所は、他の商工会と商工会議所との地区重複が禁止されています。つまり、商工会がある地域では、商工会議所の会員にはなれません。



 さらに、商工会法7条「商工会の地区は一の町村の区域とする」という原則があり、合併後も、但し書きで、市部でも、商工会の存続が認められているという扱いになっています。

 細かく言えば、町村が合併で市になっても、要件を満たさない限り、商工会のままです。


 合併しても、商工会館は、当面支所として使われ、また、経営指の高度化、専門家、経営指導員の方の研修機会の充実等も言われています。

  ただ、遠いか近いか分かりませんが、いずれ商工会と商工会議所の制度的統一が図られる時期が来るのかもしれません。


 いずれにせよ市町村合併同様、非常にデリケートな議論です。


 さてと、今日もある中学校区の「岡山県南政令市構想」についての説明会に出没いたします。
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2004年2月10日(火)【軽油引取税について】
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 「並みのつゆだくに、味噌汁と卵」。しばらく言えなくなる台詞。
 食糧の自給率よりも、数字的には、さらに問題なのが、エネルギー自給率の4%。

 日本の真の自立のためには、化石燃料に替わりうる安全で安価なエネルギーの開発が必要ですが、当面は、イラク戦争そのものには反対でも、自衛隊が中東まで行かなくては、エネルギーの安定供給の道を自ら閉ざしてしまう、それが悲しいかな、残念ながら、忸怩たる思いで、悔しいけれど、我が国の冷徹な現実です。



 話がらり変わりまして、本日、石油商の組合事務局で、いろいろお話を伺ったのですが、実は、化石燃料系のエネルギーの話は、岡山県財政にも、大きく関係があります。


 項目では、目的税、あるいは、間接税に区分されますが、バスやトラックなどのディーゼル車等の燃料として使用される軽油の引き取りに対し、「軽油引取税」が課税されますが、この税収は、安定財源として、なんと県税の12%以上、230億円を越えます。

  ちなみに、この軽油引取税は、自動車取得税と同様に、県内の道路を整備するための財源として使われます。


 ところで、昨今問題になっているのは、不正軽油。
 軽油に重油や灯油を混ぜる不正軽油の製造、販売、使用は、軽油引取税の悪質な脱税行為であるとともに、排出をする粒子状物質や窒素酸化物等による大気汚染や、製造過程で排出される有害物質(硫酸ピッチ)による土壌汚染など、県民の健康や環境に対して悪影響を与える、重大な反社会的行為です。

 昨年7月には、全国で18番目、中国地方では鳥取県に次いで2番目に、県警も加わった岡山県不正軽油対策協議会が設立されています。


 ともあれ、軽油引取税徴収に関しては、事業者の手間はたいへんなもので、それに関しての「応分の負担」を行政は負うべきであると思います。

 また、環境問題と裏腹になる面もないではないですが、ある意味、例えば、製造業の元気さが、流通を呼び、燃料が消費され、間接的に、県の財政が潤うという仕組みです。


 多分、一番環境に優しいのは、歩くことですが、すべからく世界は繋がっております。ゆえに、難しゅうございます。
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2004年2月11日(水・建国記念の日)【晋作とみすゞ】
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 今朝は、ほとんど徹夜で、朝起き会に出席後、子供も親に預けて、夫婦で初めて日帰りのバスツアーなるものに行く予定が、慣れないことをしようとしたからか、妻が風邪を引いたので欠席ということで、それでも二人分のキャンセル料がもったいないという理由で、朝7時から、のこのこと一人で、団体客に紛れました。
 よくわからないことになりましたが、まぁ、こういう日もございます。

 午前7時に出て、午後9時45分に戻るという、まさに高速網が発達したことで可能になった日程であり、中四国州なら、州都岡山から萩まで、4時間。
 ・・やっぱり遠い・・・。



 そもそも、建国記念の日に、私は、萩で、松陰神社に行けて、妻は、長門市仙崎にある開館1年経たない「金子みすゞ記念館」にも行けて、昼食はオニオコゼで、8000円台なら良いんじゃないかなぁ、ということでしたが、一人でも、なかなかおつなものでした。

 特に、維新の故郷・萩は、学生時代以来で、久々に、松陰や晋作に、血がたぎる思いでした。
 紀元節との関係で言えば、今日行けたのは、とどけおかまし大和魂でした・・?


 なにより、渚百選にも選ばれた青海島でも有名な仙崎は、まさに、幻の童謡詩人と言われる「金子みすゞ」を通した街づくりをしようということで、街のそこら中に、みすゞの詩が掲げられていて、これから人気スポットになるだろうなぁ、という感じがしました。
 正直こうなっているとは、よく知りませんでした。

 ただ、個人的には、金子みすゞと言えば、安直に、「みんなちがって、みんないい」というイメージだったのですが、童謡集なぞ読んでみますと、26歳で自ら命を絶ったこの詩人は、巷間言われるような、思いやりや優しさ、あるいは、温かさだけの人ではないなぁ、とも、感じました。
 お馴染みの、私の勝手な解釈ですが。

 「私と小鳥と鈴と」すらも、「飛べる小鳥は私のように地面を早くは走れない」「あの鳴る鈴は私のようにたくさんな唄は知らないよ」・・強烈な自我を感じます。
 実は、そういう詩が多いのです。

 少なくとも、本質は、癒し系でも、弱い人でもない、特に、私が個人的には、どうしてもなぜか好きになれない「世界にひとつだけの花」の歌詞とは違うように思います。
 彼女は人生の孤独から逃げていない。開き直ってもいない。

 あの時代、この一人の女性が、放つ言葉には、幽閉されている吉田松陰がもがいているような、何か強い強いものがあります。敢えて言えば、松陰、晋作と同じ、燃焼系、「火」のグループの人?

 私には、逆境の中での彼女のその死の選択すら、誇りをかけた前向きなものではなかったかと、非常に興味深いです。

 おもしろきこともなき世が、おもしろいなぁ・・・・・。


 疲労困ぱいですが、実におもしろい一日でした。
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2004年2月12日(木)【自衛隊派遣について】
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 自衛隊派遣については、まさに国論が二分されています。
 私は、イラク戦争そのものには大反対ですが、自衛隊派遣は、現状では、忸怩たる思いで、やむなしということで、確かに、論理的には矛盾しているし釈然としないのですが、そういう立場です。
 ただ、それで良いのかな、とはいつも考えています。


 日米安保体制の中で、日本にとって現実問題可能な選択が、なんなのか、それを考えるのですが、その答えが見つかりません。

 あるいは、戦争というのは、こうした現実的な対応を重ねて行く中でのっぴきならない、引くに引けない状況になる、そんな大きな不安もあります。

 ドイツ、フランス、ロシアは、旧イラクの債権国で、石油利権がらみで、アメリカと違う立場を取っているわけで、お隣り韓国も行っている状況。

 特に、無関心を装う中国が、全土で、日本同様に石油資源を使い出す可能性を考えたら、イラクというより、中東に、どうしても日本は、関わり、ある意味で、権益を持ち続ける必要はあると思います。
 石油エネルギーの8割は、中東に依存しているのですから。



 第二次世界大戦の包囲網で、戦争に突っ込まされた我が国の歴史からしても、アメリカにつくのは、決してベストではないが、今できるベターな選択なのかな、と思います。


 ただ、世界の中心で愛と平和を叫ぶことで、あるいは、他の手段で、日本の安定、経済的繁栄が保つことができる、あるいは、世界の平和に貢献できるのなら、そんなベストの手段あるのなら、何より、日本が弱腰と叩かれず、しかも、軍備強化もしないで、世界随一の3万4000キロの自国の海岸線を守り、経済的にも、軍事的にも、自立する方法があれば、あるいは、それはそれ、これはこれという手段があるなら、それを支持したいです。

 しかし、私には、それが思いつかないのです。逆に、したたかにやろうじゃないか、というのもひとつの発想ではないか、それが、現実の国際政治とも思えます。


 パワー・バランスの中で、理想を追求するのが政治で、もっと上の解決策を模索できるのは、あるいは、本来は、現実政治の上位概念である理想的な「宗教」ではないか、そんな気すらします。

 崇高な政治理想と現実の政治的対応のバランスの中では、もはや、もがくしかないわけですが、ただ、間違いないのは、正しい戦争などないこと、お互いに軍事力など持たないに超したことはないこと、しかし、少しでも、その理想に近づくべく動くと、皮肉にも、逆の方向になること。


 いろいろと調整を致しておりますが、このあたりを含めて、下記の会で皆様と一緒に考えていきたいと考えます。
 この会をどういう会にするか、それ自体、たいへんな課題です。


===中谷 元 前防衛庁長官 来岡!!======

【第1回自由民主党岡山県連青年部・青年局シンポジウム】

            平成16年3月21日(日)
          岡山県総合福祉会館1階大ホール

(受付)13時30分~
                 (以下 敬称略)

【第一部】14:00~ 
         (司会)  青年局次長 佐藤真治

一、開会  
一、国歌・党歌斉唱
一、挨拶  青年局長   岡山県議会議員 小田圭一
      自民党県連会長  衆議院議員 熊代昭彦
               参議院議員 加藤紀文

一、記念講演 14:20~15:00
              前防衛庁長官 中谷 元
             「今、日本の国益を考える」

【第二部】
パネルディスカッション 
      15:30~16:45 (75分)
        パネリスト  外務副大臣 逢沢一郎
                       他
                        
     コーディネーター 青年局長  小田圭一
一、閉会          青年部次長 小倉弘行



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 さて、下記日程で、扇 千景 前国土交通大臣が来岡されます。
 女性部ということですが、男性の参加も大歓迎ということですので、平日ではございますが、どうか奮ってご来場下さいませ。
 もちろん、参加無料です。

                 記

    「参議院議員加藤紀文を囲む女性研究会」
        ※ 男性の参加も大歓迎

 講 師  扇 千景 参議院議員(前国土交通大臣)
平成16年2月23日(月)午後1時から2時30分
ママカリフォーラム(岡山コンベンションセンター3F 駅元町)
主催 自民党岡山県参議院選挙区第一支部・加藤紀文後援会
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2004年2月13日(金)【自民党青年部・局の活動】
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 本日は、農林水産委員会。
 この後、県南政令市構想についての玉野市での説明会に、「岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会」「事務局長」と、お邪魔し、玉野の状況を聞いて参ります。


 さて、第1回自由民主党岡山県連青年部・青年局シンポジウムに関して、朝イチで、小田自民党県連青年局長とともに、自衛隊地方連絡部長に、ご挨拶に伺いました。

 後日、三軒屋および日本原駐屯地にも、お邪魔しないといけません。なかなか全国で例のない時期の企画であろうと思います。


 地連は、学校現場に対しての教育庁のようなイメージを持っていますが、ある意味、一般の市民の方々と現場との架け橋にもなるところで、今回のセミナーに対しても、大きな理解を示して頂いています。

 特に、パネリストには、自衛隊OBの岡山県隊友会会長が立って下さることになり、防衛庁サイドのプロの声が聞けるという意味でも、有意義な会になりそうです。

 「危機管理」、「防衛」とは何か、前防衛庁長官も、現場の方ですから、マスコミを通してではなく、生の言葉を是非、拝聴させて頂きたく思います。そこから私自身も、判断したいことがあります。

 様々なことに疑問を持たれている方にこそ、お越し頂きたい、そういう会にできればと思います。また、当日、会場からのご意見も求めますし、多いに発言して頂きたいと思います。

 自民党のプロパガンダがしたいわけでもないのです。主催は、自民党ですが、どなたでも参加自由です。

 少なくとも、今ほど、我々が、「国」を意識できている時機はそうないでしょう。議論がどんどん深まれば良いと思います。



 午後からは、自民党県連幹部と青年部・局、女性部の合同役員会。女性部の方は、直接タッチしていませんが、4月には、橋本聖子議員を招いた会を計画中です。

 選挙では協力するし、利権では繋がるが、中央との連携が弱く政党の体をなしていないなぞと言われる自民党が、中央と地方が政策で繋がるようにするためには、地方からの働き掛けが、どうしても必要です。

 年金をはじめとした福祉施策、教育問題や環境施策、さらには、憲法に関して、我々も地方から中央に、何より、皆様に、問題を投げかけてまいります。

 そのためには、我々地方議員が、いつでも街頭に立って、国政を論じられるだけの勉強も、必要です。また、自民党が考える岡山県の姿を示していく必要もあります。

 県が中途半端な組織であるよりも、さらに、県議が、中途半端のままではいけません。


 なお、自民党青年部・局は、5月には、県内に30数名おられるという45歳以下の市町村議員との交流、さらに秋には、親睦レクレーションを計画中で、私も、1回目がまだ済んでいないのに、もう2回目のセミナーが、腹案にあります。


 まずは、青年局・部の中枢にならなくては、自民党が、政治が動きません。ちょっと「新選組!」という感じ。


===中谷 元 前防衛庁長官 来岡!!======

【第1回自由民主党岡山県連青年部・青年局シンポジウム】

「今、日本の国益を考えるー世界平和創設のためにー」

             平成16年3月21日(日)
           岡山県総合福祉会館1階大ホール

(受付)13時30分~
                  (以下 敬称略)
【第一部】14:00~ 
         (司会)  青年局次長 佐藤 真治
一、開会  
一、国歌・党歌斉唱
一、挨拶  青年局長   岡山県議会議員 小田 圭一
      自民党県連会長  衆議院議員 熊代 昭彦
               参議院議員 加藤 紀文
   来賓挨拶        岡山県知事 石井 正弘

一、記念講演 14:20~15:00
              前防衛庁長官 中谷  元
             「今、日本の国益を考える」

【第二部】
パネルディスカッション 

「世界平和創設のために日本は何をすべきか」

      15:10~16:20 (70分)
        パネリスト  外務副大臣 逢沢 一郎
                        他
                        
      コーディネーター  青年局長 小田 圭一

一、閉会        青年局常任委員 小倉 弘行


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 さて、下記日程で、扇 千景 前国土交通大臣が来岡されます。

 女性部ということですが、男性の参加も大歓迎ということですので、平日ではございますが、どうか奮ってご来場下さいませ。
 もちろん、参加無料です。

                 記

    「参議院議員加藤紀文を囲む女性研究会」
        ※ 男性の参加も大歓迎

 講 師  扇 千景 参議院議員(前国土交通大臣)
平成16年2月23日(月)午後1時から2時30分
ママカリフォーラム(岡山コンベンションセンター3F 駅元町)
主催 自民党岡山県参議院選挙区第一支部・加藤紀文後援会
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2004年2月14日(土)【バレンタインデーに思う】
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 結婚して子供もいると、バレンタインデーなんて、いよいよどうでも良いから気が楽ですね!夜の街で貰えるとしても、それは、高くついてますね!!チロルチョコなら、何千個買えたことか。
 だからチョコがなくても、それはそれで健全で良いですね!
 食べたければ、チョコエッグもありますね!

 チョコがひとつも貰えない学生は、連休だからと諦めもつくでしょう。が、基本は、この悪しき日の撲滅運動を展開することです。
 私は、学生時代に下駄箱に入っていたのは、チョコでなく、「果たし状」と虫の死骸だけでした。

 さぁ、男性は、ホワイトデーに「きびだんご」を送りましょう!
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【人権問題の難しさ】

 今朝の某紙岡山版を見てびっくり。「K県議 旅館を擁護 」!?

 確かに、昨日の生活環境保健福祉委員会の後、記者に囲まれたと、彼は言っていましたが、常任委員会での発言が、見出しになるのは極めて珍しいことです。

 先日、「盲ろう者」の方々が、設備上の不備を理由に、市内の温泉旅館に宿泊拒否された問題で、「意思の疎通が不十分だった」「差別、偏見で宿泊拒否したと一方的に報じられた」「ハンセン病元患者に対する熊本の問題とは違う気がする」「バリアフリー化するにも、職員の態勢を整えるにも、この不況下で旅館に求めるのは酷ではないか」と、旅館側を「擁護」した、
 と、新聞には、あります。
 私は、昨日彼から、「擁護したつもりはない」と聞いています。

 「こころ」は、私信ですが、見解の表明が躊躇われるぐらいに、難しい問題になっています。


 ただ、一つ言えるのは、小さな街で、失礼ながら本当に小さな旅館を経営して働く母の背中を見ながら、いわゆる女手ひとつで育った彼の思いが、新聞記者には、人権感覚のない暴言としてしか受けとめられないのか、というのが、私には非常に悲しいということです。

 私の母が、夜間保育をしていた頃に、「預っているのは、人の命だ。だから0歳の子は、恐くて絶対に預れない。」と、よく言っていました。それをふと思い出します。

 私も、真夜中に2回、預っていた子供が、痙攣したのを病院に運んだことがあります。母は、子供が舌を巻き込まないように、指を食いちぎられそうになりながら、手を口に押し込んでいました。預っている子供に、もしものことがあったら、本当に全てが終わってしまう、そういう責任感というよりも、恐怖感・・・・。

 マスコミの意図は知りませんが、彼は、少なくとも、社会的に弱者と言われる方々の側のことを考えない男では、決してありません。


 マスコミが、己の「正義」の鉈を振り下ろした先に、何があると言うのか。何が言いたいのか。何をしたいのか。

 まるで報道される文字が全ての正義のように、己のペン一本で、それで世の中を変えてやる、正義の刃を振りかざす、そんな心意気の前には、議員は、腐れた世の中の権化なのでしょう。

 そして、我々は、それに対して、何も言えないのです。
 あんな風に書かれるなんてなぁ・・・・今日も、電話で、そう言うだけです。「言葉が足りないのかもしれないけれど、そこだけ、もぎ取っていくから・・・。」
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【どうも玉野は雰囲気が違います】

 昨夜、「岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会」「事務局長」と「事務局次長」で、久々にお会いして、県南政令市構想についての玉野市の説明会にお邪魔しました。

 生の声と言うと、昨年9月に、熊本の馬場・大西両県議と玉野市役所や灘崎町役場を訪ねて以来、特に、市民の皆様の意見を直接伺うのは初めてでした。


 一言で言って、岡山市側と全く雰囲気が違います。

 基本的には、圧倒的に懐疑的な意見が多いのです。また、それが、「仕込み」でもないようであるにもかかわらず、市民からの質問の内容も、かなり勉強されているもので、特に、「住民投票」を求める声も多くありました。
 ただ、それに対して、「政争の具」になると否定的でした。

 私自身も、議会制民主主義に対してどうと言うよりも、法定協議会になって初めて基本計画が作られ詳細が明らかになることもあり、一般的に内容が示すに示せない任意協議会の段階で、住民投票をしても、正確な判断はできないと考えます。


 特筆すべきは、玉野市の場合は、岡山市では基本資料とされた「協議会だより」以外に、「住民説明会資料」を独自に作っていることで、特に、財政シュミレーションは、岡山市より詳細です。

 この点で、財政改革のためにも、市町村合併が言われているはずなのに、合併しようが合併しまいが、大赤字は変わらず、母体が大きくなって大きな赤字を抱えるだけという不安の声があります。

 また、5年間の据え置きはあるものの、6年目から、個人市町村民税の均等割りは、2500円から3000円。都市計画税が、0.2%が0.3%に。事業所税が課税されるようになる等々住民負担が上がることは、もちろんマイナスの評価です。

 また、葬祭事業、シーバス事業と言った特色ある事業が、区制が敷かれた後、本当に維持されるのかという不安の声。
 ただ、乳幼児医療費が、就学前になる、というのは、合併に関係ないので、サービス向上になると記述するのは、如何なものか、と、個人的には思いました。


 さらに、対等な合併である「新設合併方式」で行こうという流れの中、ことさら玉野市側が訴えようとするのは、副都心構想で、宇野港を核とした副都心構想。
 加えて、都市分権型の政令指定都市として、区役所に多くの権限や財源を与えたものにせよ、ということです。

 すなわち、旧玉野市の枠は、維持しながら、宇野港周辺の活性化を図る、そこに、玉野市側の主眼があるということで、本来合併話などなかった岡山市と合併し、政令市になる理由として、これはもっともなことです。

 しかも、岡山市側は、現に、吸収でなく、対等合併方式で良いと折れており、岡山市長は、「合併特例債は、岡山市以外の1市2町で使って良い」と「個人的に発言」しているのを信じようではないか、そういう論調です。
 つまり、言質を取られている、あるいは、言葉が、一人歩きしているような状態です。


 「合併特例債は、岡山市以外で使います」というのは、岡山市側の説明会では口外されていないことですが、私は、このことが、今回のキーポイントになると思いますし、法定協議会のメインテーマは、合併特例債配分問題で、仮に、法定協議会になって破綻するとしたら、あたかも遺産相続争いの末の破談である、と思います。

 あるいは、御津に、灘崎に、玉野に、それぞれ幾ら、という話が、既にあるか、これからないと、話は、前に進みません。
 岡山も、やや危ういのですが、既に、獲らぬタヌキの皮算用的に、動いているフシがないでもありません。

 しかし、合併バブル、合併特需の後には、合併しなければ発生しなった膨大な借金も生まれますが、放っておいても、それぞれ借金まみれなのですから、集まれば、新しい起爆剤が生まれないとも言えません。

 やるなら、もう、「えい、やー!!」です。飛んでみなければ、向こう岸は、わかりません。いずれにせよ、「賭け」であり、「チャンス」ではあります。あとは、一緒に飛びたいかどうか、だけです。


 ただ、しかし、玉野市の資料には、玉野市の今後の方針として、県南政令市以外の選択の項も準備されています。
 単独で行くか、岡山県の示した「合併パターン」通り、灘崎町と合併するかも、可能性として、政令市と同等に扱われています。


 このあたり、まだまだ雰囲気がわからないために、再度玉野市側の説明会に参ります。

 それにしても、県議会の議決があるわけですから、この議論は、県議会議員も、知っておくべきだと思うのですが・・・。

 少なくとも、「さぁ、みんな、一緒に飛びましょう!!」と言っても、他が飛んでいなかったということになったら、これはもう街として、非常に風の悪いことです。
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2004年2月15日(日)【食糧自給率について】
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 農林水産省が昨年末に発表した平成14年の食糧自給率は、平成10年から5年連続の40%ということです。

 著しい経済成長で円高が進行した昭和45年後半から農林水産物の輸入が急増。昭和40年度の73%から、50年度には、54%と急落。昭和60年度移行、日本人の食生活が大きく変化したことなどから再び急降下、平成10年度には、ついに、40%になりました。


 食生活の変化というのは、要するに、日本の気候・風土に適し自給可能な米の消費が減り、畜産物や油脂類でカロリーを摂取するようになったということです。
 それだけ、とうもろこしなどの飼料穀物や、大豆・なたねなどの油脂原料が輸入されています。

 それに加えて、食の外部化、経済のグローバル化、デフレ不況が、低価格かつ安定的な輸入食糧への依存度が高まり、環境悪化による漁業生産のダウンも手伝い、反転の方向へは構造的に向かい難くなっています。

 それでも、牛丼騒動に見られる輸入途絶等の不測の事態への備えや、世界の食糧需給の安定のため、自給率は、どうしても上げていかなくてはいけません。


 特に、「食」に関しては、食の安全の問題、脂肪摂取過多による生活習慣病、大量の食べ残し・廃棄、輸送等に伴う環境への負荷の増大等問題は目白押し。

 そのためにも、「食育」の推進、日本型の食生活への回帰、地産地消の実践が重要になります。

 さらに、生産する「農」については、農家数、農業就業人口農業生産額、農地面積、耕地利用率の全てを上げていかないといけません。


 ちなみに、岡山県の食糧自給率は、40%。これは、高熱量作物である米の生産が、全国比96%より多い133%だからですが、野菜の51%、畜産物の75%を除き、小麦、大豆、いも類、果実、魚介類は、6%~28%で、食糧自給には、遠いものがあります。

 もちろん、東京都1%、大阪府2%、神奈川県3%に対して、北海道190%、秋田県158%、山形県128%と、都市部と農村部の比較はできませんが、岡山県が、仮に、生産調整しなくても、最大60%までしか、自給率は上げられない現状では、未来に大いなる不安があります。

 06年から、人口減に転じますが、中国やインドが日本並みの大量消費を始めて、砂漠化が進めば、日本の食糧危機は、かなり高い確率でやってくることになります。


 街づくりでいえば、市街地を大きくく広げず、田園や森林が二重に街を包むという、環境に負荷をかけず、自給自足を目指す、コンパクトな街づくりこそ、日本が生き残っていく道だと思います。

 なにより、季節外れのものを食べたいとか、珍しいものを食べたがるような贅沢を慎み、足るを知ることが大切で、たとえそういう趣味がなくても、朝からコーラを飲むとか、毎日、丼ものを食べるとか、真夜中に、お好み焼きを食べるとか、思わずスナック菓子に手を伸ばすとか、子供とお菓子の取り合いをするとか、そういうことが、いけないのだ、と、歌丸さんが、言ってました。

 ちなみに、我が子は、先日、知らぬまにピーナッツを食べ過ぎて、夜中に鼻血を出しました。まずは、そういう食べ物を子供の目に付かないところに置くようにしないといけません、と、妻が言ってました。

 要は、食生活を見直そうということですね。
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2004年2月16日(月)【家庭保育について】
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  今夜、再び、玉野市へ行き、岡山県南政令市構想に関しての市町村合併住民説明会に参加しました。

 市内14か所の小学校区ごとの会も、いよいよ終盤ですが、正直なところ、少なくとも2月定例会に、法定協議会設立に関しての上程を玉野市が行うのは、難しいのではないかなぁ、という印象を持ちました。

 本日、操車場跡地の新駅建設について、JR側と調印がなされたようですが、ぶっちゃけた話、西部副都心については、合併特例債を充てられるものなら充てたいような話です。



 本日は、私立保育園の新設について、ある保育園と市役所の保育課を訪ねました。

 岡山市は中核市であるために、保育園、特別擁護老人ホームなどの設置認可・監督など福祉行政が権限委譲されているため、市内の保育行政に、県が、直接関わるということはありません。

 ただ、自らが子育て世代であるということもあり、待機児童の解消、さらには、幼保一元化をめぐる問題について等々、関心を持たないわけにはいきません。


 基本的には、保育に欠ける児童を預るのが保育園で、幼児教育を行うのが幼稚園ですが、保育と教育の間は微妙で、教育をしていない保育園は、皆無だとは思います。
 保育園がなければ、もはや社会が成り立ちません。

 特に私立保育園は、一方で自由競争のようでもあり、もちろん、本来行政がすべきことを委託を受けて行っているわけで、委託料に当たる保育単価というのは、かなり細かく決められていて、しかも、人数の変動も大きいため、保育園経営というものは、たいへんに骨が折れるものと推察いたします。
 言うまでもなく、命を人生を預るわけですし。


 例えば、一般的な91人から120人定員だと、0歳児ひとりあたり、145960円が支払われ、うち人件費が、125190円、管理費が、11201円、一般生活費が、9569円で、3人に1人は、保育士を置くといった決まりがあります。

 3歳ならば、20人に1人の保育士で、保育単価も、上記の場合で、32950円といった具合に、一人預って幾らという、かなりシビアな計算になります。



 ちなみに、私の母が営んでいた昼夜保育園は、無認可保育園で、行政からは、びた一文も、貰っていませんでした。
 夕方から子供を預かり、真夜中2時、3時に、親が迎えに来るのを待つ、行政は、そういうケースまで、フォローはしません。

 個人的には、本来行政がすべきことだったかどうか分かりませんが、誰もしないこと、できないことを母はしていたのだと思います。

 ただ、あれだけ無理をしながら、あれだけ大切な仕事をしていたのに、我が家には、何も残っていません。表彰状の一枚もありません。

 無認可か認可か、社会福祉法人として寄附できる土地があるかないか、要するに、資産があるかどうか、保育園については、私は、正直非常に複雑な思いがあります。

 それにしても、「マイフレンド」に来ていた子ども達は、今、どうなっているのでしょう。なにしろ、25年でしたから・・・・。



 閑話休題。



 ともあれ、時代は変わりました。夜の世界では、生活のためではなく、享楽のために子供を預ける親達の姿に、母は、疲れてしまったわけですが、そういう話とは別に、少なくとも、今は保育園が原則で、幼稚園はある意味で恵まれていて、保育に欠けない方が、例外かもしれません。

 ある意味、男女共同参画社会の推進と子育て支援は、同時並行の話ですが、現実問題、この景気状況の中で、誰もが、生活しなくてはいけないのです。食わなくてはいけないのです。自己実現もしなくてはいけません。
 子育て世代こそ、一番の福祉の対象である、私は、本当にそう思います。

 そして、おそらく今後も、保育園へのニーズは高まりこそすれ、減ることはありません。子育て支援策の最重要課題として、保育園の充実が掲げられます。

 もちろん、子育て世代の議員として、そのために頑張ってまいります。
 待機児童をゼロにする、それは、どうしても実現しないといけない施策です。


 ただ、私が本当に求めるのは、家庭保育の充実です。

 好くなくとも、就学前までは、あるいは、それ以降も、せめて、家族が皆、午後7時に帰宅していて、一家団欒があり、じいちゃんや、ばあちゃんや、近所の人が寄って集って、子ども達の成長を見守る、それが普通であって欲しい。

 どうして皆、家庭に帰らないんだろう・・・。帰られない社会になってしまったのだろう・・・?

 もちろん、私にとっても、まるで実現不可能な夢のようです。
 けれど、どこかで方向転換すべきだと思うのです。



 今日、つらつらと考えておりました。

 保育園に行きますと、うちと同じ3歳児が集団で縄跳びなどをしていて、「うちの子は3歳になりますが、まだおしめが取れないんですよ」と、申しますと、「ここでは、1歳からおしめをとって、時間通りに、皆できるんですよ」とのこと。

 そうは言うものの、おしめを生涯し続けることもなかろうし、まぁ良いか(妻は、たいへんですが)と、思うのでした。


 英語は、しゃべりたくなったらしゃべるだろう、お遊戯も、そのうちやるだろう、字もいつかは覚えるだろう、しばらくすれば、お猿よりは言うことも聞くだろう。
 私が、伝えたいのは、そういうことでもありません。


 とにもかくにも、なにも甘えさせるのではないですが、「自分が愛されている存在であるということ」と、例えば、ブロックをしながらも、ブロックは、ブロック以外に、全然違う使い方もある、とらわれずになにかする、ということを伝えたいのです。

 特に、愛されることで愛することができるようになる、そんな力は、親しか与えられないものかもしれません。

 そして、なんにでも感動するよう、こっちも一緒に感動します。すると日々、かなりおもしろいのです。
 「今日、何があったんなら?言うてみぃ~」。「なるほどなぁ。」
 そのためにも、それがなんであれ、なるべくきれいなものや、大きいものを見せるのが重要なように思います。


 いつか親から自然に離れて自立して行くように、「愛されることで生まれる愛する力と、創造力があれば、人間は目標を持って、頑張ることができる。なんにでも感動していれば、日々おもしろい。」
 父親として、たとえ短い時間でも、日々伝えたいのは、そういうことです。それでいつか、自信を持ってどこなりと飛んで行くでしょう。

 もっとも、将来的には、男は、男に、背中を見せて語るしかないのでしょう。なぜなら、いずれ親父なんかとは、口を聞きたくなくなるのが、普通ですから。


 などと、時間は短くても、密度が濃い関係と調子の良いことを書いてみたりしたわけですが、つくづく妻には、お世話になっとります。
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2004年2月17日(火)【企業の農業参入】
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 牛丼が無くなって新メニューの焼鶏丼を食べました。

 コーヒーのないクリープのような、セブンは来ないけど俺達だけで頑張ろうぜ!と、悲壮な覚悟で戦うウルトラ警備隊のような、そんな風情のいつもの牛丼屋。心なしか、お客も少ないです。

 牛丼に捧げたい『何も言えなくて・・・夏』。「隣にいつもいたなんて信じられないのさ」・・失って初めてわかる、髪は長い友達です。



 さて、今朝は、第2回農業セミナー「企業の農業参入」にお邪魔しましたが、驚いたのは、明らかに建設業関係の方が多かったことです。

 私の横に座られた経営者も、公共事業が減っていく中、新規の事業展開ができないか、と、藁にもすがるような思いで、来られているということでした。

 雇用の受け皿としての農業へのシフトも重要な施策だと思いますが、既存の企業にも、農業にはビジネスチャンスがありそうだ、と感じられるのでしょう。

 ただ、その方が、「○○(作物)は、補助金が多くて、おいしいらしんじゃ。」と言われたのが、少し引っ掛かりました。


 平成17年の新たな『食料・農業・農村基本計画』の策定に向けた国の構造改革の流れの中で、米政策の抜本的改革、特区によるリース方式での株式会社の農業参入、農業経営の法人化の推進が図られています。

 農地法の改正で、株式会社や有限会社を含む農業生産法人は、農地や牧草地を買ったり借りたりして農業経営ができるようになりました。

 農村地域の高齢化、過疎化、耕作放棄地、不作付地の増加を見れば、明日にでも、企業が参入できそうにも思えます。


 講演に立った岡大農学部の教授は、農業というもののイメージを一新するぐらいに、私的には、無茶苦茶ビンゴで、「公序良俗に反しない限り信念に基づいてやりたいことをやろう。制度なんぞ後からついてくる。既存の制度に反しようが、お調子者やギャンブラーが、認知される。」という基本は、いちいち納得。

 特に、「産業としての農業」という観点から、「失敗する権利」をもって、農業への新規参入を勧められました。



 ところがしかし、「農業法人設立の要点」について、農業経営課の方が説明され出してムードが一変。

 要は、会社の定款変更で済むような話ではなく、全くの新規創業で、書類上の手続きはたいへんだし、市場を読みながら、商品のマーケティングに基づいて生産する必要がありますし、どうも地域に入って行くのは、面倒なことが多そうだなぁ、と感じていたところに、初期投資に、最低5000万円はかかりますね、と言われた日には、会場全体に、しゅーっと、萎えるものがありました。


 知りあいのJAの方も、例えば、「リースで行っても、3000万円はいるだろうなぁ、で、銀行は、そういうのに金を出す仕組みになってないし、実際は、会社でやるの難しいよ」、とのこと。

 農協や農林公庫などの融資はありますが、企業が平素お付き合いのある市井の銀行で、「どうも本業では儲からねぇから、今度うちの会社、新規で、農業もやろうと思うんだけど、ついちゃぁ金貸してくんねぇかな~。」、「はい良いですよ」ということは、非常になり難いものがあります。

 また、土地信仰の日本で、先祖伝来の土地を株式会社に売りましょう、という土壌があるとも言えず、やりたくても、できねんじゃねーか?そんな心配もあります。



 家族で新規就農したり、個人でインターネットを使って販路を作り、珍しい物を栽培するということはあっても、企業として考えるには、経営者として、二の足を踏むものがあるかもしれません。

 ただ、そういうネックになる部分がクリアされないと、日本の農業そのものが、立ち行かなくなる、そういう心配があります。
 ニーズも、担い手も、ないわけではないのに・・・。

 件の経営者は、「無理じゃなぁ・・」と一言残して帰られました。
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2004年2月18日(水)【落書き対策入門講座】
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 魚見山の家事もやっと鎮火したようです。
 私も遅ればせながら火事場に駆けつけましたが、コミュニティーハウスが、対策本部で、一時は、騒然とした雰囲気でした。

 空気が乾燥しています。くれぐれも火の用心を!!


 このたび、岡山県青年団体連絡協議会の主催で「落書き対策入門講座」を開催することになりました。
 落書き調査隊が、この間の活動の経過、落書き問題に対する考え方から、岡山初一斉消去のノウハウまで、簡潔にお話します。
 ご関心のある方はぜひお越しください。

 なお、当日の模様は、「落書き対策入門映画」に、収録されます。

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『落書き対策のいろは』
 落書き調査隊隊長  岡崎久弥

 日時   2004年2月21日午後2時から4時30分
 於    日本基督教団岡山教会
       中山下1-10-18
 受講料 500円
 事務局 岡山YMCA
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落書き調査隊 岡崎久弥
〒700-0827 岡山市平和町5-26 グリーンビル2F
Tel. 086-235-3226 Fax.086-235-3227
jcn-o@mx3.tiki.ne.jp  ttp://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o
Web Site2 ttp://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/kotou-top.htm
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2004年2月19日(金)【346億円不足】
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 本日は、行政改革・国体等特別委員会。

 今朝の新聞各紙が取上げているように、地方債と臨時財政対策債を合わせた地方交付税は、全国平均12%ダウンが、岡山県では、14.5%、382億円のダウン。

 第三次行財政改革で、約77億6800万円を削り、予算編成の知事査定では、2万円に査定を入れていたのも空しく、岡山県の歳入不足は、346億円になります。

 来年度、禁じ手を駆使して、なんとか乗り切っても、問題は、平成17年度に予測される約313億円の収支不足。もはや打つ手はありません。

 
公共事業の削減効果は焼け石に水、5年で、職員定数1割カットをしており、固定費削減にも限界。

 岡山県の財政規模では、一般財源の5%、200億円の赤字が出れば、財政再建団体転落。
 今、国の施策が変わらなければ、岡山県財政は、文字通り破綻します。
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【国体開会式に、うらじゃ】

 本日第60回国民体育大会「晴れの国おかやま国体」の夏・秋大会開会式の展開案が発表されました。

 
ともかく、緊縮財政の中、様々な工夫を凝らしながら、来年9月9日(金)の夕刻から、児島マリンプールで、10月22日(土)に、桃太郎スタジアムで、大会開会式が開催されます。

  ウエルカムアトラクションの後、皇室ご入場の後、開式、歓迎演技は、約30分で、選手入場、開会宣言、炬火点火・・・・。

 
そして、秋季大会の歓迎演技には、どういう形であれ、「うらじゃ」が組み込まれる方向です。

  さらに、郷土出身の作曲家小六禮次郎さんから、3月1日に、無償で、「晴れの国おかやま国体・輝いて!おかやま大会」の入場行進曲を贈呈頂けるそうです。

 最近良い話が全くない岡山県政ですが、この時期、国体の話ができるだけでも、精神衛生上良いことかもしれません。
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【海洋牧場のロマン】

 昨日、農林水産委員会の後、鹿久居島の「東備地区広域漁場整備事業」いわゆる「海洋牧場」を議員有志で訪ねました。
 また、日生港では、陸に上がり、漁協のお世話で、旬のカキを食し、五味の市、カキ処理場を巡りました。


 清潔な処理場の中では、カキの山に、多くの中国からの技術研修生が立ち向かっていました。

 日生漁協は、年間20億円以上の水揚げがある県下最大の優秀な認定漁協で、この時期、カキで、その8割、14億5000万円の水揚げがあります。

 ある意味で、市場の値動きを見ながら、受給調整しながらの養殖ですから、台風や赤潮のリスクを除けば、魚に比べて、安定収入があると言えるそうです。


 ちなみに、2004年度には、新漁村コミュニティー基盤整備事業ということで、年間30万人が訪れる五味の市が、現代的な建物に生まれ変わります。
 こちらは、底引き網漁に従事する方や、市場が開かない日に、定置網漁者が、取れ取れ活き活きの魚介類を即売するということで、関西圏から来られる方も多いようです。


 この頃は、カキお好み焼きが、爆発的なヒットをしていますが、私もまだ食べておりません。



 私も実はよく知らなかったのですが、水産課は、「きび」という監視艇を持っていて、海上保安庁等と連携しながら、管内を密猟などないようパトロールして回っています。ちなみに、「きび」の船番号は、OY2-555で、ファイズです。

 私は、岡山港から行き帰り、ずっと甲板で、瀬戸内海の島々や、水飛沫の中に浮かぶ虹を眺めていたら、すっかり風邪を引いてしまい、その後の若干の無理で、声もガラガラになってしまいました。


 海洋牧場は、昭和62年に白石島に作られていますが、もともと水深が深く、潮流も速く、漁場としての環境が良かった白石島に比して、東備地区では、「岡山県水産振興プラン」に基づいて藻場の再生・拡大による浅海域の環境修復・創造、環境収容力の向上による水産資源の増大を目指しています。

 アマモは、イネ科の海藻で、私達が子供の時分には、海水浴に行けば、よく脚に絡まったり、小さな漁船にしてみれば、スクリューが巻き込んでしまうということで、その価値に重きは置かれていませんでした。

 岡山県には、かって魚介類の産卵、生育の場として、大正時代には、4300haのアマモ場が、存在していましたが、1995年には、600haまで減少しており、今ではこれが、水産資源の衰退をもたらす原因のひとつではないか、と認識されています。

 日生町沖では、1940年代に、590haあったアマモ場ですが、1995年には、16haに減っています。有機物の流入で、透明度が落ち、海底に太陽の光が届かなくなったのが、最大の原因とされています。

 ただ、日生町側には、大きな河川がないこともあり、自然の濾過作用を果たしていた干潟の減少など海岸線が変化し、なにより、海砂の採取により海水が汚れたのではないか、とも言われています。
 海砂採取は、2002年には、禁止されていますが、均一な粒の砂ということで、県が、採取料まで取って、ある意味奨励していたような事実は、非常に重いものがあります。

 1998年から産学官連携の(社)マリンフォーラム21と共同で、研究が進められいましたが、2002年度から2009年度までの8年間に及ぶ東備地区広域漁場整備事業の総事業費は、約26億5000万円。
 現在は稚魚用漁礁など設置され、確実に、アマゴと稚魚が戻ってきています。


 それにしても、北の中国山地から、南の瀬戸内海、離島まで、岡山県の大きさに改めて驚きます。
 同時に、50年かけて壊れた海は、再生に50年かかるのだという、覚悟をもって、水産業振興のために、環境再生を推進していかなくてはいけません。

 そういった意味では、技術職で入庁している若い職員は、ある意味、出た結果から逃げられないという怖さがありますが、同時に、数十年かけて、というロマンがあります。

 おだやかな海を見ていると、収支不足を少し忘れられます。
 なんとちっぽけな人間の営みであることよ。


 山陽新聞朝刊でも、連載されていますが、どうあれ、海の再生には、まだ間に合うし、間に合わせないといけません。
 それでも、自然相手です。とことん時間がかかるでしょう。
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2004年2月20日(金)【その男療養中につき】
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 昨日朝の打合わせの時から寒気がしており、ガラガラ声で、行政改革国体等特別委員会委員長として司会をした後、午後も、だましだまし仕事をしておりましたが、夜になって、風邪の総合商社のような症状が出て、ついに、いわゆるダウン。
 人生初です。

 見事なインフルエンザA型で、生まれて初めて寝込んでしまい、己でもう驚いています。不死身と思っていましたが、無茶ができない年齢になって来たということでしょうか。

 今までの人生で、風邪で、病院に行ったこともなければ、熱が38度以上出た記憶もないし、点滴も受けたこともなかったのですが、不摂生によるものと情けなく、また、申し訳なく思いつつも、多くの方に、ご迷惑をかけることにはなりますが、一両日、安静にさせて頂きます。

 シンガポール製のマスクをしている状態であり、出席を予定させて頂いていた会合は、ことごとく欠席となります。本当に申し訳ありません。

 それでもどこかで、あぁ、これで休めるなぁ、と思っている自分もいたりするのですが・・・・・。
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2月21日なし

2004年2月22日(日)
           【引き続きのご無礼をどうかお許し下さいませ】
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 関係ご各位にはたいへんにご迷惑をお掛けいたしておりまして本当に申し訳ありません。

 昨日も一日、床に臥しておりましたが、どうにもこうにもいけません。検査紙の青が、あまりに鮮やかでしたが、最後の流行に思い切り乗ってしまい、非常にきっついものを体感しております。

 今回が私にとって尋常でないというのは、食欲がない、という前代未聞の事態が発生していることに明らかであります。


 また、パソコンは、この事務所でしか開かないため、いつにも増して返信ができておりませんことを心からお詫び申し上げます。
 特に、本当に度々お電話を頂いたりする方もあるのですが、正直、頭の回転が、鈍っておりまして、速やかな対応ができかねております。どうかお許し下さい。

 この後、どうしても、○○には、お邪魔しなくてはいけませんが、挨拶後は、布団に帰りますので、引き続きのご無礼をどうかお許し下さいませ。

 なんとか、明日には復帰したいのですが・・・・。

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2004年2月23日(月)【公共事業の執行にあたっての対策】
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 病み上がりつつある今日この頃。

 落語の「寝床」風に言えば、「因果と丈夫」ということで、休養は十分で、これを「船徳」風に言えば、「今日日、腕が、びゅんびゅん唸ってます!」と、すこぶる付きの快調の状態なのですが、さすがに、「昼飯食べに行きましょう!」と、誰からも誘われず、少なくとも、今日、明日に、「やぁ、こんにちは!!インフルエンザでした!」と、お邪魔しても、絶対に喜んで頂けるとは思えないため、25日の常任委員会から、「社会復帰」させて頂きます。

 多くの皆様にご迷惑をお掛けいたしましたが、いわゆる公式行事、公務に穴を空けなかったのは、せめてもの救いでした。
 ただ、万一感染してもいけませんので、今日明日の夜の会合は、失礼させて頂きます。
 どうかお許し下さいませ。



 さて、27日から、いよいよ2月定例会、本会議がスタートします。

 ところで、今回の我が党の代表質問は、予算議会とはいえ、50分にもかかわらず、30問を越え、とても総論的な事を聞く、代表質問とは思えませんが、これは、ある意味、非常に良いことです。

 推察するに、これは政調会長のご意向ではないかしら。私は、こういうことは、かなり好きです。

 なぜなら、重複を避けることで、委員会で議論されていない形で、細かく突っ込むか、独自テーマを掲げざるを得なくなるため、一般質問の質が上がるからです。

 開会後に勉強しているようでは、とてもおっつかないということで、壇上に上がるハードルを上げるには、これほど効果的な手はありません。

 質問のための質問、机上の空論や、個人演説会のような意見の開陳など、聞いても仕方ないのですから。




 さて、その代表質問のテーマのひとつに、「公共事業の執行にあたっての対策」があります。

 『 巨額の収支不足の要因の大部分が、地方交付税等の削減によるものであることからも明らかなように、三位一体の改革における国庫補助負担金の見直しや税源移譲が不十分な中、地方交付税等の削減のみが突出して行われたことは、地方の自主性・自立性を高めようとする三位一体改革の趣旨にそぐわないばかりでなく、単なる地方への負担転嫁であり、地方公共団体の財政運営の致命的な打撃となるものである 』

 と、県は言うわけですが、どうあれ、この状況を乗り切るために、公共事業を減らすというのは、意外に効果的ではないのですが、分かりやすい施策であると思われます。
 今後もそのような要望は強まりこそすれ、決して弱まらない流れにあるのは事実かもしれません。


 しかし、それ以前に、昨年第三次行財政改革大綱として、向こう3年間で、公共事業の地方負担額30%削減を行うという案が提出されるに当たり、地元業者への優先発注などを条件に、自民党が改革案を受け入れた経緯があります。


 そして、総枠が減っても、執行のされ方の改善を図る、4月1日からのその方向が示されました。

 ある意味、モンロー主義とも言えるこの流れは、加速されていくことになると思いますが、全国どこもかしこもということになれば、結果として、経済活動そのものが狭まり、弱まっていくことになりはしないか、危惧がないわけではありませんが、当面は、保護主義を取らないと、立ち行かなくなる、そこまで追い込まれている状況です。

 業態や金額や地域など、他に波及していく話なのか、不明です。

 法的にどうのというよりも、行政の執行上の内規のようなもので、むしろ、形としては、議会サイドの要望に応えた形と言えると思います。




 いわく、

1.入札契約制度の改善

 ①2億円以上5億円未満の工事に係る県内業者への優先発注
   橋梁、トンネル等の大規模工事を除き、原則として県内業者
   へ発注。
   JV対象工事について、工事内容に応じ、県内業者への単独
   発注に努める。
 ②県内下請業者の優先使用の徹底
 ③県内産資材の優先使用の徹底
   やむをえず県外産資材を使用する場合も、県内業者から調
   達させる。県外産資材を県外取扱業者から調達する場合は、
   理由書の提出を求める
 ④低入札価格調査制度の改正
   現行の調査方針に、「設計価格における直接工事費の75%
   以上」「一般管理費の50%以上」を追加、中間検査徹底、監
   督強化を図る。

2.不良不適格業者の排除

 ①談合防止策の強化
 ②暴力団対策の強化
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2004年2月24日(火)【JR吉備線のLRT化について】
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 ぽかぽか陽気に誘われて、インフルエンザよ、さようなら!

 「今朝、太陽が黄色かったので、吉備線に乗りに行きました」(『阿呆人』?)。
 期末考査の最中なのでしょう。いろんな高校の高校生だらけ。最近の高校生は・・・と言うほど、私は高校時代に、いよいよ、ろくなことはしていませんが、しかし、近頃の高校生ときたら・・・・。特に女子生徒!!なんじゃ~!?
 ・・あぁ、年を取ったものだ。

 2月定例会こんにちは!
 実は、今回の私の一般質問の大項目の一つは、「JR吉備線のLRT化について」です。

 改めて、吉備線なるものに乗ってきたわけでございますが、帰りが伯備線経由でしたので、いわく、岡山山手線一周?



  昨年のこの時期、JR西日本が、赤字ローカル線である岡山の吉備線(岡山~総社)および富山の富山港線をライトレール(LRT)化する検討を始めた、とのニュースは、世間をあっと言わせました。

  LRT(ライト・レール・トランジット)とは、路面電車を中心とする新しい都市交通システムの総称で、LRT化にあたっては、新型車両、特に、低床式の、バリアフリーに考慮した車両が導入されることが多く、要は、「MOMO」が、公共交通機関の基幹となり、都市を郊外を走りまわっている、というイメージです。



 端的には、軌道幅が同じ路面電車をJRに乗り入れるというのは、かねてからのRACDA(路面電車と都市の未来を考える会)の提言であり、こうした一連の動きの中に、岡山市には路面電車が現存すること、なにより、RACDAの存在が関係しているのは想像に難くありません。

 一方では、地元自治体と手を結び、採算が厳しい地域の交通機関を環境に配慮した乗り物にして残そうとする試みでもあり、一方では、近郊ローカル線を新しい都市交通システムとして再生させる、そんな「夢」でもあります。

 JRが鉄道を路面電車化した前例はありませんが、国土交通省は、「ローカル線を活性化させる試みとして評価できる」と前向きに受け止めているようです。



 物理的には、JRと同一軌道幅ですから、路面電車は、JR線を走り、郊外から市内に直接乗り入れできます。
 停車駅も増やせますから利便性が向上しますし、保守・整備面などで鉄道に比べても、維持費が、2分の1とコストの抑制ができます。



 具体的なイメージは、吉備線の線路を軌道に変え、超低床型電車を走らせ、数百メートル間隔で駅を設け、1時間に1~2本の列車本数を、15分に1本程度に増やそうというものです。

 実は、独身時代、1年半ほど、大安寺南町のアパートに住んでいたことがありますが、なにしろ、宅地化が進む地域ではありますが、JR大安寺駅が遠く、本数も少なく、当時でも、結局、2、3回しか乗りませんでした。

 私は、吉備線最寄り駅までのアクセスというのが、どの駅も、意外に良くないという印象を持っています。

 そういう意味では、もっと本数が多く、駅の間隔が、もう少し狭ければ、利便性は増すだろうと実感します。



 ちなみに、JR吉備線について、1日の乗客は、6400人。最長時は、5両編成で、昼間は、2両編成が多いようです。

 言うまでもなく、岡山と総社を結ぶ単線非電化の路線で、「備前三門」は、1面1線の駅ですが、関西高校の最寄り駅で利用者は多く、次の「大安寺」は、1面2線の行き違い駅で、1面1線の「備前一宮」、2面2線の「吉備津」、2面2線の「備中高松」と続きます。

 「備中高松」止まりの列車も多い(連絡に30分待ち)のですが、1面1線の「足守」、総社に入って、岡山県立大学最寄りの1面1線の「服部」、2面2線の「東総社」、「総社」と来ます。

 吉備線の延伸で計画された井原鉄道とも乗り換えは必要ですが、連絡しています。



 ところで、富山市長は、昨年5月末、2006年内をめどに、富山港線のLRT化実現をめざす方針を表明しました。
 富山駅は、北陸新幹線乗り入れを控え、高架駅になりますが、市は、高架下で、富山港線と既存の路面電車を接続したい考えのようです。

 しかし、岡山は、「JRの正式提案を待つ」状態が続いているのだと思われます。岡山市、岡山県ともに、いわゆる正式コメントが出ていません。



 言うまでもなく、LRT化の最大の課題は、コストと実現後の経営主体の問題です。
 これは確かに、なかなか頭が痛い問題です。

 特に、電化が実現されていない吉備線では、二段飛びのような話になるわけですが、そこは、たちまち、気動車(ディーゼルカー)型というのがないでもありません。

 JRにしてみれば、路線延長の60%を占めるローカル線の活性化が急務でも展望は厳しく、ある意味、事実上、赤字路線切り離しという思惑がないではないかもしれません。

 もし、JRが、路面電車を走らせるために必要な軌道法の事業特許を取らないとすれば、地元、端的には、第三セクターに経営を委ねるというのが論理的帰結です。

  いわんや、この財政状況に、どこからそんな財源が出てくるのか、第三セクターの設立や、行政の公共交通機関経営関与には、大逆風が吹いています。




 それでも、敢えて、私自信、この時期に、LRT化の検討化をすべきだと考えます。それは、自動車交通から、あるいは、パークアンドライドで、公共交通機関の利用へのシフトを考えるからです。

 というよりも、考えざるを得なくなるのではないかしら?


 現在、山陽自動車道をあたかも国道180号バイパスのように利用して頂くべく、総社ICから岡山ICを200円にする社会実験が、予想の倍の利用があり、大好評につき延長して行われているわけですが、それだけ180号バイパス建設の要望が強く、しかし、見通しが暗い、ということだと、私は認識しています。

 南北の外環状道路・西バイパスが180号まで抜けるには、まだ時間が、かかりますから、運と度胸と思いやりのアイコンタクトの勝負で、錯綜する、岡山県随一のアドベンチャー(今日の運試し)交差点・矢坂大橋をはじめ、沿線の宅地化が進めば進むほど、180号の渋滞は必至です。

 願わくば、吉備線の利便性が上がることで、通行する自動車の総量を減らせないか、そういう要請があります。



 さらに最大の難所は、中環状道路に該当する野田地下道から三門小学校横を抜ける県道が、平成23年を目途に、国道180号にぶつかる予定ですが、吉備線やJR三門駅をどうするか。
 現状では、大きく動かさないといけません。

 立体交差か、平面交差かで、一応は、立体交差で、駅舎の移動も決まってはいますが、800mの線路を高架にしたりする負担は、JRでなく、地元。

 交通量が全く異なるため、JR大元駅高架事業のように、国の道路予算から財源は引っ張ることはできません。

 とすれば、重いディーゼル車を上げるよりは、路面電車の方が、幾分コストが下がるかもしれない、あるいは、その削減分で、整備費、車両購入費も、捻出できるかもしれません。
 財政危機の岡山県としては、当然考えて良い話だと思います。

 実は、かように、外環状や、中環状道路の整備とLRT化は、密接に関係しています。



 さらに、この問題は、ひとり吉備線だけの話ではありません。
 私は、JR津山線にも当てはまる問題だと考えます。

 最終的な目標、あるいは理想は、山陽町にレールを繋ぐことではありますが、明らかなのは、旭川沿いの県道岡山吉井線の拡幅工事が進んんでも、宿から南、岡山市内中心部に向かう三野や北方界隈の4車線化が進む話にはなっていないことから、これまた渋滞必至だということです。

 もちろん、そのために、社会実験もして、山陽ICから岡山ICまでの高速道路を生活道で使うことも必要かもしれません。

 もっとも、総社と山陽町から、大量に岡山ICに流入すれば、53号、特に、いずみ町の交番前は、多少交差点改良しようが、文字通り、世界最悪の地獄絵図です。

 加えて、現状なら、牧石あたりのスクールゾーン、生活道には、今以上に自動車が流入、交通の安全は、ないがしろになりかねません。


 だからこそ、津山線を活かさなくてはいけないと思うのです。

 そのためには、玉柏あたりで、パークアンドライドして頂くことが、重要だと思うのです。もちろん、市内中心部には、路面電車が入ります。
 また、LRTが、牧山から御津まで伸びれば、結果として、53号バイパスに乗る車が減り、53号の渋滞緩和にも繋がります。



 岡山は、平面の街ですから、放っておけば、市域は幾らも広がります。しかし、これ以上、市街地を拡大することは、都市経営の上でも、環境の面からも、無理が生じます。

 とりわけ、モータリゼーションの時代に、市域が広がれば、道路交通に負荷が生じるのは当然です。

 その打開策として、やはり、公共交通機関へのシフト、特に、既存の機関の活用ができるLRT化というのは、今後の行政が進めていく方向であると私は考えます。



 一方で、先日の新聞を読んでおりましたら、JR北海道が、道路と線路の両方を走行できる「デュアル・モード・ビークル(DMV)」を開発し、ローカル輸送用に、3年後を目処に実用化を目指すとあります。

 25人乗り程度ですが、道路は、通常のバスとして運行し、10~15秒で、線路仕様に。つまり、線路から道路の直通路線が可能になるとのこと。

 外国では、路面電車の軌道の上をバスが走るというのはあると思いますが、鉄道を行くというのも凄いです。
 山陽町からのバスが、途中から津山線の上を走って岡山駅まで来たと想像すると、かなりおもしろいものがあります。


 こういうことを少し2月定例会で申してみたく候。
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2004年2月25日(水)【略 消える政令指定都市構想】

※この項については、後に大きな問題となり、削除します。
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 本日、玉野市長は、岡山県南政令市構想に関して、正式に、3月定例会に、法定協議会設置設置議案を提案しない旨を明らかされました。

 議会運営委員会があるこの日、意向が示されるのを関係者は、固唾を飲んで待っていました。

            略
 
 玉野市側
 「県南政令市構想の枠組みでの合併協議には、ここでひとまず区切りをつける」
 「時代が変化する中で合併に対する住民の気運が高まってきたら、行政として、住民の目指す方向を後押ししてまいりたい」。

            略

 しかし、大切なのは、善後策です。
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2004年2月26日(水)【ワークシェアリング】
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 本日は、早朝から、自民党県連のN氏と一緒に、「第1回自由民主党岡山県連青年部・青年局シンポジウム」の案内を持って、まずは、日本原駐屯地へ。
 インフルエンザのままなら、まさに、生物兵器。

 そこから、パネリストをお願いする隊友会会長を英田町に訪ねました。自衛隊OBの立場から、お話頂けます。
 ここから、大体の流れを決めていかないと・・・・。

 お彼岸真っ最中ですが、是非、ご予定下さいませ。


===中谷 元 前防衛庁長官 来岡!!======

【第1回自由民主党岡山県連青年部・青年局シンポジウム】

「今、日本の国益を考えるー世界平和創設のためにー」

           平成16年3月21日(日)
           岡山県総合福祉会館1階大ホール

(受付)13時30分~
                  (以下 敬称略)
【第一部】14:00~ 
         (司会)  青年局次長 佐藤 真治
一、開会  
一、国歌・党歌斉唱
一、挨拶  青年局長   岡山県議会議員 小田 圭一
      自民党県連会長  衆議院議員 熊代 昭彦
               参議院議員 加藤 紀文
  来賓挨拶         岡山県知事 石井 正弘
一、記念講演 14:20~15:00
              前防衛庁長官 中谷  元
            「今、日本の国益を考える」

【第二部】

パネルディスカッション 
「世界平和創設のために日本は何をすべきか」
        15:10~16:20 (70分)

         パネリスト 外務副大臣 逢沢 一郎
                         他
                        
       コーディネーター 青年局長 小田 圭一
一、閉会         青年局常任委員 小倉 弘行

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【ワークシェアリング】

 午後から、「岡山地域労使就職支援機構」主催の「ワークシェアリング研修会」へ。民主系男性県議ばかり4人。

 そう言えば、最近とんとワークシェアリングという言葉自体を聞かなくなりました。やはり概念が難しいし、個別具体的に異なるということでしょうか。


 手法自体は、法定労働時間の短縮、労使協定による所定内労働時間の短縮、時間外労働の削減、長期休暇・休業制度の導入、年次有給休暇の取得促進などがあり、仕事の分かち合いによる雇用創出策と言えます。

 ただ、時には、生産性や売上高の急激な落ち込みに伴い、業務を縮小させざるを得ない企業において、一定期間に限って緊急避難的に労働時間を短縮して、あるいは、それで賃金を抑制して、雇用を維持・確保する手段としても使われます。

 逆に、個々人のニーズにあった多様な雇用形態による新しい働き方の創造といった側面も求められています。
 労働者からすれば、就労の多様性を実現するものです。

 おそらく、日本の場合は、緊急避難措置としての側面が強調されすぎて、反発が出たのではないかなと思いますが、諸外国では、経済成長に繋がった例もあるようです。



  企業がワークシェアリング導入に踏み切れないのは、最高で、100万円の財政支援制度があるだけで、税や保険料の減免がなく、負担が増すことになるからだ、と言います。

 職務範囲が不明確で、分割できない仕事も多いですし、副業を行う労働者も出てくるでしょうし、人件費コスト、固定費、教育訓練費、時間ロス等々、躊躇する理由が幾つもあります。

 政策として進めるというのなら、さらなる行政の支援策は、必要です。

 そもそも、いわゆるパートと短期正規社員制との区別、特に、103万円の非課税枠変更や、さらには、将来的には、週20時間以上のパート社員にも、健康保険や年金の企業負担が必要になる(全国1330万人中400万人)という流れの中で、あるいは、製造業にも人材派遣が可能になる、ということで、経営サイドには、より複雑なコーディネートが、必要になります。



 それでも、長時間労働が行われる一方で、完全失業率が5%を越える状況を打開するには、あるいは、有効な手段かもしれません。


 そう言えば、今日は妻の誕生日、家事や子育ての分担をせよ、という声が聞こえてきそうですら・・・・・。
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2004年2月27日(金)【2月定例会開会】
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 12月定例会の議事録が公開されています!!
 http://giji.pref.okayama.jp/giji/Gikai_f1.htm


 本日より、地方財政にとっては、大逆風の中、2月定例会が開会いたしました。
 知事は、所信表明、提案説明を通じて抑揚は、同じなのですが、冒頭の言葉が強く印象に残りました。

 『・・・・私たちは、これまでの社会経済システムを根本から見直し、国際社会の中でも重要な役割を果たす、そういう日本再生の道を力を合わせて切り拓いていかなくてはならない時期を迎えております。

 そして、このような新しい21世紀の日本再生の歩みは、「分権の時代」にふさわしい自立した地方が、確たる価値観に基づき、その個性と創造性を十分に発揮して地域を再生し、初めて確かなものとなります。

 すなわち、地方発の自立精神にあふれた改革の積み重ねこそが、新しい時代の「国のかたち」を創ることになると考えております。


 かって、本県ゆかりの宮本武蔵や山田方谷など、先人達が幾多の逆風に直面し、その都度、逆風をさらなる前進のエネルギーに変えてきたように、新たな夢のある「おかやま」は、我々自らが確たる信念を持って、あるべき将来を構想し、自らの知恵と工夫を結集した努力によって生み出していくものであります。

 今日の海図のない混迷の時代だからこそ・・・・・・」


 会期は、3月19日(金)まで。実際は、11日(木)までが、ヤマですが、3月3日(水)、4日(木)と、各党の代表質問。
 5日(金)からは、一般質問戦に入ります。


 一般質問は、連続で20回目にはなるのですが、私も気持ちは、受験生。
 こんな時に限って、別の用事をしたくなるのは、なぜ?



【県立岡山病院】

 午後から生活環境保健福祉委員会と岡山局管内の議員で、第1期工事が竣工した鹿田本町にある岡山県立岡山病院を訪ねました。

 老朽化に伴い平成14年から立替えを進めている同病院の最終的な完成は、平成18年3月ですが、この3月11日に、第1期完成部分については、病棟が移転し、新病棟で、患者の治療が開始されます。

 新しい精神医療のイメージをリードしながら、精神科緊急医療や、民間では対応しづらい薬物等の中毒患者や児童思春期患者、複雑困難事例においても対応できる病院となります。


 全国的に有名な院長の細かい配慮が随所にあり、なにしろ市街地にありますから、周辺の街並みや景観に配慮された、病院らしくないつくりで、自然採光や、通風などにも細かい気配りがなされ、中央部エントランスには、植樹がなされ、どの部屋からも、風にそよぐ、木々をみることができます。

 とりわけ、いわゆる格子の撤去が、近代化資金の条件とされていることもあり、「人間の尊厳回復を大切に、公的病院の使命を全力で果たす」というコンセプトが、どこまでも反映された造りです。


 内尾センターのことが非常に気になりますが、個人的には、程度の差こそあれ、現代人は、誰でも心の陰りを持っていると思う中で、こうした公的病院の役割は、極めて重要であると思います。
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2004年2月28日(土)【ブラック・バスと煙草の話】
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 岡山県庁舎の七不思議をご存知ですか?
 そんなの私は、知りません。

 もとい!(←話を振っておいて、なんじゃそりゃ~!?)



 実は、数年前から、県庁舎と議会棟の間にある、忘れられた池に、なぜか、ブラック・バスが棲んでいるのです。
 多分、県庁舎七不思議の一つぐらいには入るでしょう。

 これは意外に知られていません。執行部はじめ職員の方々も、ましてや県議会議員も、まず、ほとんどが気付いていないでしょう。
 そもそも、あの池では、アシカが飼われていたという噂もありますが、それも楽しかろうと、私は、真偽を確認していません。

 それにしても、いかに、私が受付で、守衛さんと世間話を楽しんでいるかの証のようです。
 怠惰な議員の姿から、四季の移ろいの中で起きるほんの僅かな出来事まで、彼らは、しっかりと見ておられるのです。


 さて、ブラック・バスですが、一説によりますと、相生橋の袂の噴水に、数尾放されたていたらしいのです、噴水の掃除で、お引っ越しされたらしいのです。
 生き長らえて、なんで今、一匹しかいないかは、もはや想像に難くありません。光る苔が生えていたそうな。

 このブラック・バスが、実にナイフのような形をしていて、敢えて言えば、ヒラメが縦に泳いでいるぐらいに、やせ細っています。餌をやっている人間がいるとも思えず、多分、誰かが、「お池に、はまって、さぁたいへん。」という状態になるのを待ち続ける、まさに、サバイバル野郎です。

 この冬も、見事に乗り切りました。パチパチ!


 私は、肥太った自分の姿を水面に映しながら、このブラック・バスを覗き込む度に、逼迫する岡山県財政と、このお魚の命がダブって見えて仕方ないのです。
 頑張れ、ブラック・バス!!負けるな、ブラック・バス!!
 しかし、本当に、ギリギリやなぁ・・・。

 あ、そういや、見るだけで、餌をやったことがねぇーや。
 本格的に、あれ飼おうかなぁ・・・。



 次なる不思議は、なんで、この頃、本庁舎の3階のバルコニーで、たそがれて、煙草を吸っておられる方々がいるのかです。
 3階といえば、知事や副知事や出納長や県警本部長がおられる、実は意外に、我々議員も行かない階なのです。

 お気づきの方も少ないとは思いますが・・・・
 あれは、県庁の完全分煙施策なのです。


 昨年5月、施設管理者に、「受動喫煙の防止」を義務づけて、法制化した「健康増進法」が、施行されました。

 佐賀県は、庁舎外でしか吸えない完全禁煙を実施していますが、岡山県庁では、510万円かけて、仕切りのない喫煙コーナーを全て廃止し、喫煙室と屋外喫煙コーナーを8ヶ所設置して、この1月5日から完全分煙化を実施。

 振興局など出先機関の対応は決定権が各施設ごとにあり、全面禁煙したところもあるそうです。


 また、県は、昨年8月から、禁煙や分煙を実施している学校や病院、飲食店、官公庁といった多数の人が利用する施設を「禁煙・分煙実施施設」として認定、ステッカーを交付しています。
 すなわち、県議会棟を除き、県庁舎は、完全分煙施設に、自ら認定しています。

 ちなみに、完全分煙とは、喫煙場所に換気扇等排気装置があり、非喫煙場所へたばこの煙や臭いが流れ出ないように分割していることで、空気清浄機付の喫煙コーナーがあるだけでは、認められません。


 というわけで、予算と場所の都合で、一般の人が集まる1階ロビーも、正面玄関脇まで出ないと煙草が吸えなくなりました。

 特に、庁舎の3階は、渡り廊下バルコニーが喫煙場所で、通行者や他施設から丸見えの中、建設中の県立図書館と烏城を見ながら一服する姿は、体を張って納税されている上に、あまりに気の毒なことにはなってしまいました。

 職員の方々はまだしも、県民の皆様が、寒風吹き荒ぶ中、なんで、庁舎外で喫煙しないといけないのか。
 これは、あまりに失礼ではないでしょうか。


 成人の約3割は、喫煙者。健康増進法施行以後も、約9割の事業所で、分煙を実施。
 喫煙コーナーは、たばこは、「有効なコミュニケーションツール」であり、職場内コミュニケーション活性化の場であるとする説もあります。

 なにより、県たばこ税は、1箱あたり19円38銭。15年度で、JT製品だけでも、29億4000万円、他社納付分も推計すると約38億円にもなります。ちなみに、昨年度の地方たばこ税収入は、岡山県の全市町村で160億円です。

 こうなると、全面禁煙の風潮は、地方財政に大ダメージになります。進めるべきは、分煙施策だと思います。


 とはいうものの、健康を害して、保険を使われれば、まず、納税額の比ではない社会的負担があるとも思われます。

 ここはひとつ、健康を害する手前までは、受動喫煙のない完全分煙の状態で、堂々と、かつ快適に、思う存分煙草を吸って頂ける、そういう仕組みづくりが必要かもしれません。

 何度も申しますが、私自身には、喫煙の習慣はありませんが、その分、嗜好品が、ダイエット・コーラで、感心できません。


 誰か知らないですが、のたまわく
 「人の値打ちと煙草の味は、煙になって分かるもの・・・」。




 東京地裁で松本智津夫被告に死刑判決。

 一連のオウム事件に、旧知の方が深く関わっておられるということで、大きな怒りに加えて、数々の疑問を呼びます。
 死をもって死を償えるのかどうか、真相の究明なくして贖罪なし。
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2004年2月29日(日)【岡山の鶏は大丈夫です!】
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  全くひどい話があったもので、高病原性鳥インフルエンザが、これだけ話題になっているのにもかかわらず、確信犯的なのか、それだけバタバタ死ねば、疑って当然なのに、京都府丹波町の業者が、出荷。

 市場に出ていないのは、せめてもの救いですが、話は、それだけでは済みません。

 関係する農場が岡山にあるということで大騒ぎ。2日間の調査で異常がないことが確認されました。

 加えて、岡山県から兵庫県八千代町に出荷した鶏に、陽性反応。
 しかし、これは、件の業者が出荷したものに、現地で感染したということで、これもまた、県家畜病性鑑定所で簡易検査を実施して、本日、陰性と判明しました。

 実に大迷惑の話ではありますが、ともあれ、岡山県産は、大丈夫です。




  今日は、一日得をしたような気分になる閏年の2月29日。

  しかし、4月25日投票の倉敷市長選挙に向けて、3陣営が、同時に、(選挙)事務所開きをした日でもあります。
 岡山市に比して、停滞が叫ばれている倉敷市の命運を決する極めて重要な選挙です。
         略

  いずれにせよ、頼まれようが頼まれまいが応援させて頂くのが、本当の応援であり、また、少なくとも勝ち馬を探して、それに乗ろう、という発想は、私の中には、ありません。

 真に必要とされていると感じる場所に行く、血がうずくところへ行く、私が県議会議員だからではなく、それ以前に、私が佐藤真治だから応援させて頂くべきところに行く、ということで、あとはもう、「止めてくれるな、おっかさん」です。


 そうは言っても、なにかと差し障りがありますので、以後、「こころ」には、倉敷市長選がらみの記述は致しません。

 保守系三つ巴の激しい選挙戦になりそうです。
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