2003年7月1日(火)【負けても良いぞ横浜ベイスターズ】
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昨秋、そして今年も予定されるマスカット・スタジアムの秋季キャンプがよほど良かったのでしょう。阪神タイガースが絶好調です。それにしても、私のまわりに、こんなにタイガースファンがいたとは・・・。
昭和50年の岡山球場の阪急対大洋のオープン戦で、阪急ブレーブスに、ボロ負けした、この「○に、は」の字の球団(大洋ホエールズ)を応援しなくてはいけないのではないか(そう、あの時、山下大輔監督は、まだ新人でした。)と思い、はや30年近くなります。
首位まで25ゲーム差以上ついている今年ほど、プロ野球を穏やな気持ちで観ることができる年はありません。
既に、諦観から悟りを開いております。
(一時期のカープのように良い若手の打者も出てきているし、投手陣が揃えば、いけます!!)
今、全国の横浜ベイスターズファンは、巨人ファンに、どう言われようとも、阪神タイガースの躍進を通じて、日本経済を復興させるという、まさに我が身を削る「献身」という崇高な精神で、プロ野球を見ております。いわば我らが横浜ベイスターズが、日本プロ野球、日本経済を支えているわけですから、実に立派です。
我らベイスターズは、勝敗を越えた大なる使命をもっているのです。もはや自チームの勝敗だけに拘ってはいないのです。
タイガースファンの皆様が、タイガースの勝利に酔う時に、どこかで、こんなベイスターズとベイスターズファンのことを思い出し、ほんの少しでも感謝して頂ければ、私達は、もうそれで十分です。
ここまで来たら、どれだけ負けても良いんだよ、ベイスターズ!!
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【警察行政について】
さて、今回の私の警察への議会質問に対する答弁の一部を紹介させて頂きます。
中央警察署(交番)については、引き続き要請していくことになります。
「他県と比較した職員定数については、平成14年度と15年度にそれぞれ80人の増員があったが、警察官一人当たりの負担人口が、全国平均の533人に対して、岡山県は、614人と81人多い。
また、警察官一人あたりの業務負担は、刑法犯検挙人員および交通事故発生件数では全国2位であるなど依然として厳しい状況であり、更なる増員が必要であると考えている」
「岡山市中心市街地の治安維持について、警察署や交番の体制については、毎年、治安情勢の変化に対応した見直しを行っているところであり、警察力の運用についても、犯罪が多発する時間帯や地域に応じて、弾力的な運用を図っている。
中心市街地についても、これまで柳川交番の警察官の増員配置や田町交番の夜間集中運用を図っているほか、本部執行隊による重点的な警戒・警ら活動等により、犯罪抑止効果も出ていると考えており、警察署や大型交番の新設について直ちにその必要性があるとまでは考えていない。」
←当然、再質問(要望)。必要性があると思っているから聞いているので
すから・・・。
「インターネットを利用した情報提供について、警察活動を行う上で、県民の方から寄せられる情報は、必要不可欠なものであり、平成8年から県警察ホームページにおいて、県民の方から意見や情報の提供を頂いている。今後携帯電話からのメールの送信など、県民の方がより一層情報提供しやすい方法にセキュリティー対策に配慮した上で、他県の例も参考にしながら検討する。」
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2003年7月2日(火)【米流通の構造改革】
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本日は、市民オンブズマンさんが個人視察はじめ独自の認定を公表して頂きありがたい限りです。解釈の基準は、よく分からないのですが、頑張って頂きたいものです。
さて、本日は、農林水産委員会に属しながら、米のことが、よくわからないので、苗から消費者に届くまで、なにがどうなっとるのか、阿呆を晒しながら、当局から個人レクチャーをして頂きました。
食管法から食糧法になって、なにがどうなったんですか?近頃なんでスーパーで、値段が違う米を売ってるの?農協は、なにやってんの?土地改良区のお仕事は?なんで、減反してるのに、中山間地域に、交付金を出してまで、米を作るの?おまけに、なんで輸入までしたの?
実は、このレベルです。まさに、小学生並み。
農家の方の暮らしを実感するには、なかなか難しい環境に私はいるのですが、米政策は、まさに国策であるということは理解できます。まともに、政治の話です。
平成22年までが目標であり、構造改革の一環といえるのかどうかわかりませんが、要するに、来年度本格稼動する「米政策改革大綱」では、「米づくりの本来あるべき姿」を目指して、市場原理に委ねるということです。
端的に言えば、担い手の育成ができない、あるいは、集落型経営体への移行や転作等、時代に対応できない小規模農家は、これからは淘汰されるということです。
かなり厳しい流れです。
米の消費が伸びないことから、昭和45年から、様々な対策名で、国による補償、あるいは米生産農家同士による「とも補償」伴った、いわゆる米の生産調整が行われていますが、そうした国の仕組みは、もはや持続不可能。
地域自らの発想・戦略で、「地域水田農業ビジョン」を策定し、市場に受け入れられる構造に改革するということです。
しかし、市場原理を言う一方で、不調の農業交渉の中で、まさに、相手は、世界でもあるわけです。もちろん、多面的機能が考えられる中山間地域について、耕作放棄地にしてはいけないという要請も働いています。
おまけに、天候によっては、凶作もありえる。米政策は、実に難しいものがあります。
まさに、前門の虎、後門の狼。この正念場に、地域に投げられて、耐え得るのか。大変な変革期です。
ただ、自給率40%の日本の選択は、ひとつしかありません。要は、国産の美味しい米を日本人は、たらふく食べ、水田を再生させることです。さすがに、主食をエネルギーにすることは、経費的に難しいかもしれませんが、例えば、多少高くても、米のパン等で、国民の総力で、自給率を上げていくことが肝要です。
言われるがままに、日本人が日本人のライフスタイルを変えてきたということが、結果として、国力を弱めているのかもしれません。
これは、木材についても、言えると思います。
日本人は、まず日本の米を食べましょう!!
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★《再生NPO!改正NPO!発ちあがれNPO!》
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本年度より”特定非営利活動促進法(NPO法)”が大幅に改正されました。
改正に伴う留意点や具体的な運営についてのフォーラムが、下記の通り開催されます。
現在運営で悩んでいる方、これから参入をお考えの方、参加をされている若しくは参加されている方など幅広い方々のご参加をお待ちされておられるそうな。
【NPO法 特定非営利活動促進法 法改正フォーラム開催】
開催日:平成15年7月10日(木)
会場:テクノサポート岡山 大会議室
岡山市芳賀5301 TEL (086)286-9651
参加費:1 000円/1名様 定員200名になり次第、受付終了
《プログラム》
13;30〜14:30
「NPO法改正について」講演:福島達也氏
(NPO法人国際ボランティア事業団理事長・NPO法人コーディネータ
ー・行政書士)
14:30〜16:00
「NPO法、非営利法人法の今後の行方」講演:熊代昭彦氏
(NPO議員連盟事務局長 衆議院議員)
16:30〜18:00
「交流会」(希望者のみ)別途会費2 000円/1名様
《お申込書》
申込書PDF ttp://www.npo.cn/files/npof0710.pdf
※申込書PDFが開けない場合は、Acrobat Reader
ttp://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html
をダウンロードしてください。
《お問い合わせ先》
倉敷市福田町古新田1143-8 TEL (086)450-3222
《主催》
企業組合ちくじん NPO活性化事業部
ttp://www.chikujin.net/
《共催》
活かし合いのWA!!実行委員会
ttp://ww4.enjoy.ne.jp/~tenon/
《後援》
岡山県・(社)岡山県社会福祉協議会・岡山県商工会連合会・
山陽新聞社・毎日新聞岡山支局・朝日新聞岡山支局・読売新
聞岡山支局・産経新聞岡山総局・(株)岡山日日新聞社・NHK
岡山放送局・山陽放送・OHK岡山放送・西日本放送・TSCテレ
ビせとうち・KSB瀬戸内放送・岡山FM放送(株)
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2003年7月3日(木)【6月定例会終わる】
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同期の議員と、今議会が、改選後にも拘わらず全体的に非常に低調ではなかったか、という話になりました。ただ、同時に、議会が、少しわかって、かなりもどかしい、2期になったから、そう感じるのかもしれんな、とも思います。
議席が後ろに下がって、少し広く見えていることが良いことなのか、悪いことなのか。なぜか知事も、遠く感じました。
はっきりしていることは、明らかに時間が早く流れる感じがすることです。何が変わったのか、これで良いのか、無為だとは言いませんが、夜には、死んだら人間はどうなるのかな、としばしば考えて恐くなってしまうほど、もどかしい日々が続いています。
選挙から3ヶ月、どうだったろう?岡山県が立ち上がる方策が打ち出せたろうか。少なくとも、県政に新風は、吹いていないかもしれません。
しばらくすると39歳になります。もう決して若くはありません。冒険もせぬままに、誰かの後をついていき、順番を待っていれば良い、そういう慣れ方だけはしたくありません。
政治の現実が、何も変わっていないのですから・・・・・。
本日は、お馴染みの立ったり座ったりを5回。WTO農業交渉に対する意見書の提出、「医薬品の一般小売店における販売」に反対する意見書の提出などは、継続審査。
そして、議員報酬は、異議無しで、5%カットになりました。
・・・・・活かされてますか?貴方の税金。
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【森林・林業活性化議連】
本日は、岡山県森林・林業活性化促進議員連盟総会。
井手会長の言葉を借りれば、森林の役目は、木材の生産ではありますが、近年その機能は下がり、環境問題、特に地球温暖化防止といった森林の多面的機能の発揮に、国民は、期待しています。
例えば、京都議定書では、日本が、6%CO2を削減するうち、3.9%は、森林が受け持つとされています。もっとも、2.9%がやっとであるそうです。
いずれにせよ、そういった意味では、森林には、追い風が吹いているはずですが、現実には、森は荒れてきています。特に、木材の国産材利用率は、18%で、82%が外材です。20年前が、35%で、戦後植林して、伐期を迎えたにも拘わらず、木材は安く、森林所有者は、手入れをしなくなっているのです。
こうした中、もはや、国策として、所有者だけでなく、国民の共有財産として、予算も別枠で増えつつあります。特に、我が県では、県民が1日1円を負担する水源かん養税の話が進んでいます。
また、緊急間伐5ヶ年計画、県産材の利用促進施策に加えて、化石燃料が、あと40年でなくなると言われる中、木質バイオマスエネルギーの創出も言われています。
ちなみに、岡山県では、木質バイオマス資源の新たな用途開発を助長し、環境と調和した循環型社会の構築を図るための「おかやま木質バイオマス利用開発推進事業(新用途利用促進事業)」の募集をしていますが、補助率1/2以内で、補助事業費1件1000万円、国策でもありますが、岡山県も、まさにこの分野の先進県になろうとしています。
他に、瀬戸内沿岸道路整備促進岡山県議会議員連盟総会も。岡山商工会議所の平成元年の提言が発端となったものです。
観光目的で、総延長160kmの道路整備を行うということですが、現実問題、児島湾にもう一つ橋を架けることも含めて、かなり厳しいものがあると思います。
また、議員野球の総会もあったようですが、野球部に所属していないのは2人だけ。一時期の議員野球への批判もさることながら、不参加の点は、悪く言われているのですが、懇親のメリットを斟酌しても、知事が投げた球を空振りしてどうのこうのという議場のやり取りも気に入らず、もはや仕方ありません。
【桃太郎スタジアム】
政友会の市町村合併の勉強会(特に選挙区がどうなるか。また、本日、長船町で、直接請求をかわすため、議員発議で、住民投票条例が通ったことで、邑久郡三町合併に亀裂が走る可能性も出てきました。)の後、行政改革・国体等特別委員会と総務委員会の合同で、7月26日オープンの桃太郎スタジアムへ。
なぜか、出席議員が3人で、随行・説明員が、10人。
17年の第60回国民体育大会秋季大会主会場、第5回全国障害者スポーツ大会主会場として、岡山県総合グラウンド陸上競技場が人見絹枝像が反対むきになったことを象徴的に、生まれ変わったわけですが、まさに、ユニバーサルデザイン。総じてなかなかのものだ、という印象を持ちました。
車椅子対応観客席は、134席。多目的トイレも12ブース。ベビーカースペースもあり、集団補聴設備も240席。景観としても、非常に美しいスタジアムです。
事業費は、91億円うち建設費は、75億円ということですが、大型映像装置もなかなかで、収容人員は、2万人。フィールドも、106m×72m、1500Lxで、Jリーグの開催も可能。
交通アクセス、駐車場には不安だらけですが、かなり、誇りが持てる格式の高い競技場になりそうです。
内緒の場所に、天皇陛下の休憩室のような部屋もあり、ロイヤルボックスの準備もあります。気になるのは、近隣のホテルですが、天皇陛下がいらっしゃる時には、相当厳重な警備がなされると思われます。スタジアム側は、借り上げかも。
また、8月1日にオープン予定の遺跡&スポーツミュージアムも整備され、子ども連れでも、気軽に入れる雰囲気です。実は、内装だけで、4000万円もかかったということですが、津島遺跡や人見絹枝、有森裕子氏の紹介など、見応えはあります(有料になる可能性もあり)。
総じて、この部分も含めて、よくあの競技場が、ここまで生まれ変わったなぁ、という感じです。
ただ、このスタジアムの大きな欠点は、エントランスの遺跡地下展示。床の強化ガラスの上に乗れば、下の遺跡のレプリカが見える仕組みになっているのですが、スカートで乗ると、ガラスに反射して・・・。
ある意味、女性が、これをお楽しみと思えるならば、とても優れていますが、そんなわけがあるはずもなく、かなりドジなことになったと言わざるを得ないところです。いったいどうすんねん?
女性の皆様に、注意を喚起させて頂く次第でございます。
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2003年7月4日(金)【中心市街地活性化のために】
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《「私立」小学校誘致陳情採択》
昨日の岡山「市」議会の文教委員会で、平成17年度に、旧弘西小学校の新校舎で、中央北(南方・弘西)小学校(校舎は、旧南方)と合併することになる中央南(内山下・深柢)小学校(校舎は、旧深柢)の「跡地」利用について、「私立」小学校の誘致を求める陳情が、採択されました。(こころ「1215」および、今朝の山陽新聞をご参照下さい。)
陳情は、委員会に付託されており、よほどのことがない限り、委員会の判断が、本会議で覆ることはありません。すなわち、岡山市議会の議会としての判断は、中央南小学校「跡」に、「私立」小学校を誘致をすべきである、ということになる可能性が高いわけです。
ただ、これは、あくまで議会の側の判断であり、行政が法的に拘束されるわけではありません。もちろん、無視できるものではありません。その可能性も出てきたということです。
正直に書いて、中央南小学校がある深柢地域が目指していた答えではありますが、驚いています。
深柢地区からの過去の「17年統合を認めない」、あるいは、「中央南は加わらない」等の陳情は、ことごとく不採択で、今回は、「私立」一本に絞った苦肉の最後の陳情でした。時間的にも、もう後がありませんでした。
ちなみに、私自身は、あくまで病院との複合施設と考えており、さらには、商店街の活性化も加味せねばならないという複合説で、私立一本と明確に打ち出すことはできていませんでした。
また、本来であれば、中央南は、深柢、内山下の合併によるものですから、さらに、地元商店街も加えての地域として、一本化された提言であることが好ましいのは言うまでもありません。
地元議員と称する私自身が、調整する力がなかったとも言えます。
それにしても、まさに、中心市街地の中で、時には、連合町内会長自らが、市長と真正面からやりあい、あくまで粘りに粘って、来年開園の私立深柢保育園を誘致し、また、最終的な結果がどうあれ、ここで、採択を引き出したことは、中心市街地活性化にかける並々ならぬ情熱、努力の賜物であると、ただただ感服する次第です。
当事者として関わってきて、この数年の経緯を思う時、我々には、中心市街「血」という血が流れている、その情熱や誇りに、胸が熱くなるものがあります。最大の敬意をもって、今後どうなるにせよ、これまでのことを生涯しっかりと記憶に留めておきます。
もちろん、「私立小学校」が、正式に議論の遡上に上がったということであり、あくまでスタートです。決定というわけではありません。また、他の提言も出てくるでしょう。
さらに、中心市街地の活性化をピンポイントで考えることはできません。ここから、グランドデザインの議論が本格化してきます。
しかし、はっきりしていることは、中心市街地に、これだけの思いがあるということです。だから、きっと再活性化できる、そう信じます。
《中心市街地活性化講習会》
本日は、毎年恒例になっている国土交通省がらみの「中心市街地活性化講習会」で、キャンパスプラザ京都へ。スターウォーズ展も、観ないままに日帰り。
そう言えば、昨年12月定例会で提言させて頂いた岡山県立大学のサテライトキャンパス(愛称:OPUサテライト)が、日本生命岡山第2ビル新館8階(岡山市下石井1−1−3)に、6月30日にオープン致しました。ttp://www.oka-pu.ac.jp/index3.files/sateright/eisei.htm
この講習会は、毎回のことながら講師の話が、なるほどなぁ、なのですが、いずれにせよ、議長に報告書提出義務があるため、報告書を作成いたします。
オンブズマンさんの評価は、知りませんが、ご入用の方はご一報ください。添付ファイルで、写しを送らさせて頂きます。
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2003年7月5日(土)
【栄町・福キツネ物語 (カッパ?とイノブタ?)】
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まずもって、路面電車MOMOの1歳のお誕生日おめでとうございます。最近、我が子は、MOMOを見る度に、「MOMOちゃんに乗るぅ〜」と言います。
さて、本日より表町の栄町商店街で、「空中美術展」が始まりました。招き猫でお馴染みの園山春二先生の絵をはじめ、大きな布に、当地縁の「福きつね」に因んだ、たくさんの絵が描かれて、アーケードからぶら下がっています。
燃える栄町青年部の企画で、8月一杯まで掛かかります。
ところで、市長の大きな文字もあったりするのですが、なぜか、むやみやたらとカッパを書いた絵がぶら下がっています。実は、これは、佐藤家の作品であります!!主に、私の筆によります。
今から思うと、キツネでなく、なぜカッパなのか。しかも、ぎょうさん。しかも、無茶苦茶な、デッサンに色遣い!!まるで小学校低学年の絵!うーん、他に随分見劣りするなぁ・・・。
是非、栄町で、お買物ついでに、空中のこのカッパの絵を見て、笑って下さい!
次回作のご要望が万が一あれば、今度は、もっと気合いを入れて、「あっと驚く、ゲンタロー」(←なんじゃ、そりゃ?)のような、美術作品にしようと思います。
午前中は、地域の様々なご依頼もあって中心部から30分もかからないいつもの山に上がっていました。
私にとっては、桃源郷。特に、こんな雨の日は、マイナスイオンに包まれて、とても落ちついて、すごく良い感じです。救われる!!ほんに良いとこどすわ〜(←なぜ、京都弁?)。
「最近のイノシシは、イノブタじゃから頭がえんじゃ。ものげぇ繁殖するしのぉ。柵は飛び越えるし、高うしても、穴掘るけーのぉ。」
それにしても、山のイノシシは、いつどこでブタと交配してイノブタになったのかなぁ・・・。野生化したブタがいるのかなぁ・・・。
「山はのぉ、生きとるんじゃ」・・・。映画「ふるさと」の加藤 嘉の科白が偲ばれます。
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7月6日無し
2003年7月7日(月)【地味な一日】
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昨日は、朝起き会、京橋朝市から、地域の七夕祭りに至り、仮眠のつもりが爆睡。「こころ」の配信ができませんでした。
それにしても、京橋朝市に2時間いると、なんとも濃い会話ができるものです。
本日は、保護者の方と支援費がらみの要望や、児島湖の話を伺ったのをはじめ、障害福祉課、耕地課、労政・雇用対策課、都市計画課、環境政策課、廃棄物対策課、農政企画課、地域振興課、地方振興局警察本部、岡山市役所道路保全課、国体障害者スポーツ大会局や、久世役場などなどとやり取りをしながら、県庁内缶詰めで、一日が過ぎました。なにやかやあるものです。
特に内容は報告できかねるものばかりの実に地味な一日でしたが、「明日のためにその一」であります。
今日一番おもしろげだったのは、国体のマスコット「ももっち」に、落書きを消させよう、という話かも。
ところで、「ももっち」縫いぐるみは、県と市にいて、市の方がかわいい(市談)らしく、ご要望とあらば、どこでも行くそうです。また、県の方も、改良が加えられるやに聞いています。
この夏は、多分、「ももっち」が、あちこちの祭り会場に表れることでしょう。中の人の苦労はいかばかりか・・・。
さて、このところ、表町おかみさん会はじめ、妻の方の活動も、なにやら活発になってきました。
特に、子育て世代の企画への参加も多いようで、あちこちと母子で出没しているようですが、下記は、ゲストスピーカーが、お知りあいということで、特別に、ちょいとご案内をさせて頂きます。
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虹の七色講座 =世界の家族のかたち=
FORM OF FAMILIES IN THE WORLD
〜ランチタイムから見えてくるお国の風景〜
3ケ国の方をゲストスピーカーとしてお招きをして、日本のお弁当や
他の国のランチタイムのことについてお話をお伺いしながら、文化や
ライフスタイル、家族のあり方についてご一緒に考えてみませんか?
ゲストスピーカー
・マレーシア
(シュクリさん 22才 12人兄弟の上から2番目です)
・フィリピン
(岸本ロベルさん 31才 3児のママです)
・トルコ
(ファルクさん 26才 在日6年、日本語がペラペラです)
講座日:7/22(火) 10:00〜12:00
場 所:岡山市立中央公民館 4F 視聴覚室
対 象:食に興味のある人、外国人の話を聞きたい人
定 員:20名
託 児:あります(一人につき300円が必要です)要予約
生後6ケ月〜
受講料:無料
申し込み:7/7(月)より受付
直接来館・電話またはFAX・E-mail
定員になり次第締め切ります。
問い合わせ:岡山市立中央公民館(担当:福田・木原)
岡山市小橋町1−1−30 TEL:(086)272−7886
FAX:(086)271−1384
E-mail:chuuoukouminkan@city.okayama.okayama.jp
☆虹色クラブは、「子育て」「家族」「いのち」をテーマに、国籍や
世代を問わず誰でも参加できる学びの場をめざして、今年3月からス
タートした中央公民館主催の企画会です。
現在、11名のメンバーが、月に1〜2度中央公民館宇野分室に集
まり、講座に向けて話し合いと準備をすすめています。
まずは、「自分たちが今なにを学びたいのか」「岡山で暮らす外国
人に伝えたいことはなにか」を探るところから、ゲストスピーカー探
し・打ち合わせまで、ときに楽しく、ときに苦心しながらも明るく活
動しています。
今回の講座は、虹色クラブがプロデュースした記念すべき第1回目の
講座です。国の数だけスタイルがある。人の数だけスタイルがある。
世界は、虹の七色のようにとても多様です。今回の講座で、皆さんと
一緒にそれを分かち合えればと願っています。
虹色クラブに興味をもたれた方は、中央公民館(272−7886、
担当:福田・木原)までご連絡下さい。
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2003年7月8日(火)【上京・県政懇談会】
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先日お伝えさせて頂いた10日のNPOのフォーラムが変更になりました。延長国会、ならびに、政局の状況によるものです。お詫びをして報告を申し上げます。
ttp://www.fukushiokayama.or.jp/vola/vola0000.htm
ttp://ikasiai.fc2web.com/event01.html
本日夕刻に向けて、明朝の県政懇談会出席、前泊のために、上京いたします。
平成16年度予算編成時期に当たり、国への重点要望事項を行うため、県選出国会議員(10人)を招き(正確には、我々が上京して)、県政の懇談を行うわけです。
議会側は、議長以下、各常任、特別委員会委員長全員。県執行部は、知事以下オールスター。他に、市議会・町村議会議長会長や市長会・町村会会長で、総勢50人?
しかも、懇談会は、明日、午前8時から9時までなので、前泊の必要があります。 国と地方は、対等協力関係である言いながら、大金を使い、わざわざ県の中枢が、大挙、田舎から東京に出掛けて、地元選出国会議員に、要望を聞いて頂く儀式が、今更なぜ必要なのか、私の理解は、まるで及びませんが、早々に廃止されるべきものだと思います。
要望書を国会議員各事務所に、代表がお届けすれば、十分足りるものではないでしょうか。
国会議員の先生方がどうと言うより(むしろ、この会自体には、東京サイドは、批判的だ信じます。)、地方側の姿勢として、どうなのでしょうか。かなり疑問を持っています。
個人的には、せっかくの上京、有意義に使わねばと思い、六本木ヒルズより気になる北山創造研究所プロデュースの「小田急海老名ビナウォーク」を訪ねてみます。
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2003年7月10日(木)【消防・警察連携】
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12歳の男子による4歳男児殺害事件は、子育て世代の親なら誰しも、いたたまれない気持ちになることに加えて、子育てへの不安を増幅させていることと思います。
14歳未満の刑事責任云々の議論もあるのでしょうが、学校の成績は優秀である加害者の親の教育がどうであったのか、事件が何に起因しているのか、詳らかにすることも、親の責務であると思います。
一方気になるのは鳥取県独自の「有事避難マニュアル」の作成。国民保護法が欠けている有事関連三法成立の中で、地方自治体が、国に先立って、成せるべき事を先にしたことは、大変に高く評価できるものです。
是非、そのマニュアルの勉強もさせて頂きたいのですが、とりわけ、自衛隊、警察、消防三者の連携は気になるところです。
言うまでもなく、地方公共団体が担う最も基礎的な役割の一つが、治安の維持ですが、警察は、都道府県が、消防は市町村が主体となって担っています。
実は、戦前は、警察、消防は一体のものとして国家警察の下におかれていましたが、戦後、警察は一旦市町村警察を国家地方警察が補完する体制とされた後、昭和29年に、都道府県警察に、執行を一元化され、これに対し、国が一定の関与を行う制度とされています。
そして、地方分権の流れの中で、地方分権改革推進会議等で、警察分野についても、国と地方の役割分担に応じた議論がなされていますが、治安情勢に応じた内部組織の基準は、より弾力的にされるべきでありますし、社会の国際化やIT化の進展に伴い、警察行政における地方自治という観点も、私は、極めて重要であろうと思います。
いずれにせよ、こうした流れの中で、ある意味、目的も重なる部分がある県警察と市町村消防が、いかに連携するかは、今後極めて重要です。
ところで、詳細は書けませんが、先般唐突に発表された「普及隊」に関して、警察サイドから消防への協力要請のあり方についてどうであるか、ここ数日、当局と議論を続けています。
私自身も、半端ではありますが、消防分団員であり、警察との連携については、警察サイドからの十分な配慮が必要であると感じています。
俗に言うボランティア的要素が強いにしても、分団員もまた、公務員であり、その道のプロです。また、地域への愛情と強い使命感、さらには、義理人情で繋がった消防団という強固な組織に対しては、警察側にも、「筋」や「礼」というものが求められて当然であり、あくまで、礼節を尽くした対等・協力の関係であるべきです。
ともあれ、消防も警察も地域にとって欠くことのできない組織ですが、その連携強化は、時代の流れであると考えます。
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2003年7月11日(金)【地産地消おかやま】
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本日は、21世紀おかやま農林水産業活性化対策本部および岡山県地産地消推進会議合同総会が行われました。
農林水産員会所属議員にも案内があり、昼食には、地産地消ということで、おかやま夏の伝統メニュー(カボチャとアズキのいとこ煮、ネブトのから揚げ三杯酢、たたきごぼう等々)の試食会も行われました。ただ、私は、ほとんど伝統食を知りませんでした。
それにしても、農業委員会は、非常に試食が多いです。
私は、下記の木質バイオマス施設視察のため、真庭に上がったため、試食していませんが、美味かったそうな。
夢づくりプランの中では、日本一のピオーネの産地を目指して、500haから1000ha(現在646ha)、担い手育成(初年度100人突破)などの数値目標が示され、特に、黒大豆生産は、日本一ということですが、BSEや偽装表示など「食の安全」に関する課題や、バイオアクティブ岡山のように、産業振興財団や工業技術センターと連携する新しい取組みなど、単純に生産するという時代ではなくなっています。
いわんや、WTO、FTAなど国際的な枠組みとリンクする問題も多いだけに、まさに、国策そのものとも言えます。
いずれにせよ、岡山県民が岡山県産のものをどんどん食することに、悪いことは何一つありません。
近々には、スーパー等で、「お魚天国」以上に、「地産地消おかやまの唄」が流れ出すことでしょうから、この曲に合わせて、是非、岡山産をお選び下さい。
なお、「地産地消おかやまの唄」を聞いたことのない方は、こちら。 ttp://www.pref.okayama.jp/norin/nosei/nosei.htm
耳にこびりついて離れないようなメロディーです。
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【木質循環型産業クラスター】
本日は、生活環境保健福祉委員会の県内調査の一部に、紛れ込み、真庭のある著名な製材工場の木質バイオマス・エコ発電所を訪ねました。
他の委員会の調査には参加できるのですが、普通は、地元だけで(私なら岡山地方振興局管内)、興味があるからという理由で、一部参加させて頂くのは、極めて異例です。
「質問のネタ探しか?」と言われつつ、最近、食糧とエネルギーの自給自足に関心があるため、特に、全国的にも著名なこの施設を見てみたかったのです。
結論から言えば、エコロジーと言うより、まずは、工場としてのエネルギー需要の採算性の問題があったのだと思います。
なにしろ、住宅用木材の製造過程で出る鉋(かんな)クズを使い、ボイラー、タービンで発電し始めたのは、本格的には6年前。正確には、30年以上前から、木くずボイラーで、乾燥作業は行っていたそうです。
補助金なしで全額自己負担の10億円の総工費。
14年度には、8000〜9000万円の電気料金相当分を発電し、本年4月からのBRS法施行後は、売電まで始めています。そういう意味では、投資額は、いずれ回収できるということです。
これも、一日大型トラック5台分の木材が削られ、歩留まりを減らしても、16〜7%が、鉋くずになってしまい、一日75tが燃料になっているという、全国5指に入るスケールの大きさが背景にあります。
ただ、実は、この工場は、全て外材(輸入材)を扱っているということで、将来的には、国内産材の桧の皮の部分であるとか、さらには、真庭地域の他の木材業者の端材をいかに受け入れていくかが、大きな課題だそうです。
実は、今、木材加工業を核とした「木質循環型産業クラスター」の創出や木質バイオマス等々に関する資料集めをしています。
真庭地域は、市町村合併のみならず、かなり大きな動きが、できつつあるということがわかります。
製材所や原木市場が集積する地域特性を武器に昨年、県内外の企業や大学を交え、木材を使った新エネルギー開発の事業化や企業立地を視野に入れた協議会が、久世町では、立ち上がっています。
帰りには、今春30haの分譲が始まった真庭産業団地に立ち寄りました。正直に書いて、造成された広大な敷地に夏草が茂る様を見て涙が出そうになりました。
高速道路を挟んで、真庭郡久世町中原地区・大内原地区、落合町西谷地区は、中国自動車道と岡山・米子自動車道による高速交通網のクロスポイントに位置し、物流コストが下がることが目玉ですttp://www.optic.or.jp/maniwa-sd/index.htmlが、分譲は、順調とは、お世辞にも言えません。
今議会では、吉備高原都市を取上げましたが、実は、この真庭産業団地も、当面かなり厳しい状態が予測されています。
しかし、必ずや、木質循環型産業クラスターが、この地に、大輪の花を咲かせるものと信じたいし、また、県南からしっかりと応援させて頂きたいと存じます。
それにしても、笠岡湾開拓地、玉島ハーバーアイランド、吉備高原都市、真庭産業団地、また、リサーチパークを含めた産業団地や工業団地、公団の住宅分譲地をどうするのか。どうやって埋めていくのか。
さらには商店街の空き店舗やオフィスビルの空きスペースが、なかなか埋められない状況で、心のどこかで、さらなるバブルを待つということでは、埒があきません。
ともかく、しぼれるだけ知恵をしぼらないといけません。
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【軍艦マーチ】
私は、フリー・ペーパーの草分け的な「リビングおかやま」で、お馴染みの岡山リビング新聞社で、かなり出来の悪い営業マンとして使って頂いていておりました。
一方、「こんにちは新聞」のジョセイ新聞社は、25周年。それを記念した海上自衛隊呉音楽隊サマーコンサートがあるということで、読者の一人として応募したら、当たったので、夫婦で、出掛けました。
自衛隊協力団体との絡みでなく、ハガキを書いたわけです。
なんといっても、吹奏楽なら、岡山シンフォニックバンド!!のファンなのですが、自衛隊も、アカペラもあって、流石やね〜という感じでした。
アンコール、エンディングでは、ミッキーの「地球は、せーまいー、地球は、せーまいー」と会場も、歌と手拍子で盛り上がりました。良かった、良かった。
そうは言っても、海上自衛隊、このままでは、○○のミニモニになってしまう!という一抹の不安が頭をかすめた時、最後は、やはり、「軍艦マーチ」!
そうだよ、彼らは、誇り高き海上自衛隊なんだよ!!
会場は、ミッキーからの流れで、そのまま手拍子。私は、この曲に手拍子したのは生まれて初めてです。どうあれ、海上自衛隊のプライドが、感じられて、良かったじゃねーか、と私は思うのですが・・・・。
私は、ご案内の通り、自衛隊に対して極めて肯定的ですし、個人保護が、十分になされるのなら、有事法制そのものに反対という立場ではありません。
ただ、イラクまでは、どうなのかな。まして、今後イランも絡んでくるなら、北朝鮮とセットで、中近東まで、日本がアメリカに追随せざるをえなくなると不安に考えます。もっと、アジアを大切にできないのかなぁ・・・。
いずれにせよ、自衛隊隊員個々や、ご家族に対して、失礼な状況であると思います。
それにしても、願わくば、音楽が人の心をこんなに動かすのならば、世界中の「軍隊」の音楽隊を集めて、銃を楽器に持ち替えて、音楽コンテストをすれば良いと思います。それで勝敗をつければ。
「地球は、狭い」のならば・・・・・・。
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2003年7月12日(土)【親である覚悟】
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長崎の事件に関して、鴻池防災担当大臣の「親を市中引き回しの上、獄門打ち首」発言が、物議をかもしています。
そう言えば、カジノに関する質問をさせて頂いたタウンミーティングで、歯に衣着せない発言が、むしろ小気味良かったように思います。しかし、言わんとすることの中に需要な指摘が、あるとも思いますが、これは、明らかに暴言の部類になると思います。
本日、「子どもの「非行」と向き合う」という講演会・体験談があり、東京にある「「非行」と向き合う親たちの会」の方のお話を伺いました。子どもが刺青をして帰ってくるような事態は、経験したくはないのですが、今の時代、良い子・悪い子の境も曖昧で、基準すらなく、身につまされ、不安な気持ちになりました。
他人事ではないのです。
ただ、はっきりしておきたいのは、未成年者、特に、児童が行うから「非行」なのであって、基本的には、犯罪であるということです。
親を求める声、社会変革を求める声、すなわち、「異議申立て」が、「非行」で、しっかりと受け止めるべきだという意見はその通りです。
しかし、親や社会や学校には、なにかしら負い目があるのだと思いますが、犯罪は、犯罪です。
特に、加害者も、その親も、もちろん、社会的に被害者の側面もあることも理解いたします。しかし、被害者がいることは、歴然とした事実です。
社会が、どうあれ、親が、どうあれ、自分の怒りの矛先を他人にぶつけない人間だっているのです。事情は誰にだってあります。どうあれ、誰かを社会を傷付けいる事実には、重い責任があります。
ですから、まず、詫びが必要です。事情についての説明は、その後です。
ところで、行政として、子どもに付添人をつけることについては、まだしも、要望があるわけではありませんが、加害者サイドの親のケアについて、どういう支援できるのか、よくわかりません。
加害者の親からの視点については、かなり深く悩まされると思います。
ただ、しかし、「その子が、どうあれ受け止められる」のは、親しかいないのです。赤の他人や社会でなく、本当に、赦され、愛されたいのは、親であり、本当に、救えるのは、親しかいないのです。
「なぜ、きちんと愛してくれなかったのか?」
映画『ロッキー5』ではないですが、「生まれてきてくれてありがとう」と、命の存在そのものを心から喜べるのは、また、それを認めて欲しいのは親しかない、だから、私は、命を与えた親の責任は、果てしなく重いと思うのです。
おそらく、社会的な制裁は、親の方が受けるかもしれません。親も責任があるのですから、子どもの更生でなく、親の更生も必要であると思います。
そして、子どものしたことについて、親を赦し、受けとめてくれるものはありません。慰めてもらえても、赦しては貰えない、だから、親には、覚悟がいるのだと思います。
果たして、親が親足り得ているでしょうか?特に、父親が、きちんと父親をやっているでしょうか?父親が、きちんと自分の子どもに向き合っているでしょうか?
刺し違えるような覚悟を持って。
子どもの成長は、実に遅々としたものですが、親の成長速度も、同じだと思います。2歳8ヶ月の子どもが、これからしでかすことに、ある意味、うちの子に限ってということは、ありえない、という覚悟をもって、接して行こうと思います。
それにしても、中学校の時に、陶器屋を廃業して、ややこしげな家ではありましたし、徘徊もしていた私としては、夜間保育園で、体を張って、子どもを育て、守ってきた母親を結局は、裏切ることができなかったのだと思います。多分これからも。
今から考えても、どこか違う方向に行っても、おかしくなかった気もします。
ある意味、依存的なところもありましたし、今もありますが、実にたいした親だと思います。何をしようとも、常に信じてくれた、多分、受け入れたろう、その確信があったからこそ、私は、端から見れば、自由にやってこれたのだと思います。そういうところは、尊敬しています。本人には、言いませんが・・・・。
だから、きっと、行政の「青少年の居場所」に、虫唾が走るのです。要は、こんなんじゃ、あの頃の俺は行かないよ、ということです。愛情があれば、場所の問題ではないし、なにより、本来なら、居場所は、家庭であるべきなのです。
そういう見せ掛けの居場所が嫌なのです。
ひとつでも、一人でも、自分を信じてくれるもの、求めてくれるものがあれば、人間は、立ち上がることができる、決して倒れない、そう思います。まず、それは、親であるべきです。
児童虐待、DVの問題も含めて、愛情や憎悪は連鎖するのですから、どこかで、断ち切らないといけません。
陳腐な言葉ですが、「愛が全て」と信じて。
それでも、やはり、青天の霹靂のように、子どもが、加害者に、被害者になってしまう、世の中です。
芥川竜之介の『河童』なら、こんな世の中に生まれてくる物好きな河童は、そうそういないかもしれません。
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2003年7月13日(日)【「青い鳥」の居場所探し】
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今年の梅雨は、こつこつと実に真面目な梅雨で、阪神タイガースの快進撃に伴う異常気象ではありません。
入道雲が湧きあがる、くそみそに暑い夏まで、あとわずか!
さて、「しあわせの青い鳥福祉作業所」さんが、西奉還町商店街の一角に誕生して16年。所長の仲地宗輝さんとのお付き合いも、その半分ぐらいになると思いますが、ここにきて、「しあわせの青い鳥福祉作業所」は、新しい居場所を探しておられます。
仲地さんは、沖縄生まれで、いわゆる原因不明の難病で、中学生以降、目が見えなくなり、車椅子の生活をされておられますが、企画マンというか、商売人というか、経営者というか、なんとも、たくましい人です。
応援演説で、「佐藤さんも、13期ぐらい務めたら、力がある議員になるでしょう。」と言われた方です。うーん、あと11期か!!
世間で言う健常者に、これだけの企画力を持つ押しの強い人も少ないと思います。(特に、沖縄スタディーツアーで、1週間、ガマなどを経巡ったのは、たいそうおもしろうございました。)
たいがいの福祉関係のイベントやバザー、さらには、長島愛生園といったところで、そーきそばに代表される沖縄の物産やキムチ、織物などを売っておられます。
また、映画祭等数々の企画を仕掛けてこられました。
私は、この仲地さんとTちゃんに、およそ、障害者と言われる方が、常に手を差し伸べらるだけの弱い存在でもなんでもない、ということを教えてもらいました。特に、彼らの場合は、おっさん!それはちょっと無茶では?と、あきれることもあるぐらいです。(ご存知の方は、ここで頷く。)実に、凄い。
というか、指折り数えても、特に、障害のある方の保護者、とりわけ女性に、ともかく前向きなエネルギーの固まりのような知りあいの方が、何人もおられます。
そういうおかげか、私の考える福祉というと、いわゆる弱者保護とかいうものではなく、共に街づくりを行う、という印象が強くなるわけです。
特定の方に対する思いやりとか優しさとかいうよりも、街や人が動くのがおもしろいから、に、近くなっているかもしれません。ある意味、それで良いのではないか、とも思います。
ともあれ、「しあわせの青い鳥福祉作業所」は、受け入れに障害の区別をしていない作業所であるため、メンバーの障害に合わせた多角経営のような事業展開になっいて、現在の西奉還町商店街内のテナントが、いかにも手狭になり、新しい居場所を探しているのです。
しかし、奉還町商店街の中で育った作業所ですから、そこを遠く離れることなく、岡山駅西口、奉還町界隈で、最低25坪の土地・建物はないでしょうか。
なお、賃貸料については、作業所という性格上、当然世間の相場ほどに支払うことはできません。駐車場も必要になります。
どうか、TEL・FAX 086−254−0238 仲地さんか、私めまで、良い情報がございましたら、お知らせ下さいませ!
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2003年7月14日(月)【市・県連携】
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昨日から猫がはねられて死んでいたので、基本的に、おんびんたれのため、とりあえず、岡山市に連絡しましたら、「市道ですか、県道ですか?県道なら、地方振興局に言って頂かないといけないんです。」・・・・なるへそ、気の毒ですが、穴ぼこと同じだ。
そうか、こういう時のためにも、地方振興局は必要なんだ!!
ちなみに、平和町・磨屋町の近所の道の穴については、気付いたら、市に連絡はしているのですが、しまいにゃ、ボコボコになってきました。
実は、市道なので、少し遠慮していますが、県道なら、舗装し直して下さいと、とっくの昔にお願いしていたと思います。ご近所の皆さん、申し訳ありません。もう限界ですね、あの道は。
ところで、いずれ、一部借金にもなる政令指定都市のいわゆる飴の部分を玉野市・灘崎町にあげるという、あちこちでの市長発言が、今市議会では、問題になりましたが、こと道路に関して言えば、多くの市民には、国道も県道も市道も、どこが管理しようが、道には違いないわけで、県の管理道がなくなる政令指定都市は、すっきりして良いかもしれません。
さもなくば、窓口がどこであれ、行政内部で、連絡する仕組みにならないと、不便で仕方ありません。道路に限らず。
一方、今岡山市議会では、要するに、役に立たない岡山市選出の県議会議員の話が話題に出たようです。日々の活動を思うにつけ、思い当たる節があまりにも多く、実は、多くの市議の先生から、かなり、そういう思いを伺うところです。
何人が、まともに、岡山市のために仕事しょんなら?と。
いずれにせよ、現段階では、国の補助金は、県を経由する仕組みでありますし、実は、県都岡山市にとっては、不利益な扱いが、県の中で成されているのは事実です。
県・市の緊張関係というのは、歴然としてあります。
一方的に県を突き上げるような気持ちは、あまりありませんが、公平・公正を欠く事態は、解消していかないといけません。
そして、地方主権の時代に、その担い手は、あくまで市町村といった基礎自治体であるというのは、私の中では、一貫しています。
特に、対等・協力関係にあるわけですから、県は、市町村の補完、調整を行う組織であり、国の意向を受けて、市町村を指導する立場には、もはやないのだ、還元すれば、市町村の自立をサポートすることにこそ、県の存在意義がある、と思うのです。
ともあれ、9月定例会に向け、岡山市から見た岡山県はなんなのかの研究、また、中核市・岡山市と連携した施策の推進をしていきたいと存じます。
知ってるようで、じぇんじぇん知らない岡山市について、少しは役に立つ議員になっていきたいものでございます。
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2003年7月15日(火)【足守川パイプライン】
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今朝は、まず、毎議会のように共産党さんが取上げられる足守川パイプラインについて、中四国農政局の方から、お話を伺いました。
国の直轄事業なのですが、3分の1は、県負担ということもあり、引退された共産党議員と知事のバトルは、議会の名物で、新人議員も、しっかりと継承されているのですが、実は、争点が、なんなのか、共産党以外の多くの議員は、あるいは、関心が薄いかもしれません。
正式には、国営岡山南部土地改良事業と言い、岡山市他2市1町2村、4180haの農地を対象に、かんがい用水の安定供給を行うため、老朽化した高梁川合同堰と湛井十二ヶ郷用水路の改修及び幹線水路を新設し、営農の合理化と農業経営の安定化を図るものです。
平成11年度より、湛井十二ヶ郷用水路に着手、14年度末までに、約3.8kmを実施。13年度には、高梁川合同堰のゲート、護床工の改修を実施しています。
しかし、実は、本日も、異議申立て却下・棄却された後、行政訴訟が提訴されて、15回目の口頭弁論が行われており、こういった状況なので、今日明日に、足守から興除方面に、パイプラインがつながるのは、難しいかもしれません。
係争中であり、具体的な記述は、できませんし、堰や護床工が何たるか、今日やっと理解したような次第で、とてもではありませんが、論陣を張る資格はありません。
ともあれ、江戸時代からの話が背景にあり、農業問題の深さには、ただただ圧倒されます。
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【自己採点の行政評価】
本日は、また、トマトの試食の農林水産委員会。
昨日、岡山県政の中期目標である「新世紀おかやま夢づくりプラン」の平成14年度の実績について、各プログラムごとにその達成レベルを5段階に分けて評価した結果が、勝手に発表されました。
本日が、常任委員会であるのに、昨日、マスコミ発表するという、その感覚が、毎度のことながら議会軽視だと思うのですが、それよりもなによりも、私は、「新世紀おかやま夢づくりプラン」そのものを評価していない、とは、いつも申し上げるところです。
そもそもが、議会の議決事項でなく、協議事項にすぎなかったのに、金科玉条のように、予算まで優先的につくような扱われ方で、なにより、美辞麗句、ビッグワードの言葉が踊り、今までの計画と整合性もなく、いたずらに、項目を組み替えて、大混乱させているのには、ついていけましぇん。
したがって、私は、質問の時に、いかに「夢づくりプラン」の言葉を使わないか、苦慮しているような有り様です。また、変わるだろうから。
さて、達成レベルの評価は、快適生活指標の目標達成率を基本として、重点施策・事業の成果等を加味しながら判断したもので、平均は、3.3とほぼ目標をクリアしたとのことです。ちなみに、農林水産関係は、3.8と優秀ですが、商工関係は、成績だけ言えば、落第点も、とっています。
そもそも、自己目標の自己評価。数値目標を掲げたこと自体、画期的でありますし、どうあれ、数字の影には、涙ぐましい努力があったものもあると思います。
また、評価には、モニターの意見も、反映されているということです。
しかし、特にノルマでもなければ未達成のペナルティーもない、ただ、この結果を踏まえて、9月初めに今後1年間の指針をまた策定するということで、営業マンからすれば、なんじゃそりゃ、と言わざるを得ません。議員の方は、どうも、すっきりしない感じを持っています。
【自由民主党中国ブロック県会議員研修会】
午後からは、広島で、第4回自由民主党中国ブロック県会議員研修会。会場の広島プリンスホテルは、なんとも洒落たリゾート感覚のホテルでありました。良いところがあるんだなぁ・・・。
岡山県議会からは、30人が出席。議会の委員会ごとに分かれて、分科会。私は、農林部会でした。
正直に書いて、私が、今年度農林水産委員会に属したのは、行政改革・国体等特別委員会とは異なり、まずはともかくも、勉強で、多分、具体的な提言などはできないだろう、とは思っていました。
しかし、農林水産というものが、こんなにも難しいものであるということが、本当に分かっていませんでした。
外交にも左右される、国の構造改革の流れの中にある、地球温暖化の問題も直結する、大枠で見ると、なんともダイナミックな動きをする時期に来ているのです。こんなものが、たちまち理解できるはずがありません。
これが、中国地方ということになると、また、さらなる発見があります。
米政策大綱における中山間地域の扱いは、中国地方に共通した問題となっています。国策として、認定農業者は、4ha以上、集落営農なら、10ha以上と、しばりがかかりますが、非常に現実味のない基準です。
さらに、鳥取県境港は、北朝鮮の工作船が日本で一番入ったと言われ、島根県にしてみれば、隠岐に含まれる竹島の問題は、韓国との領土問題ではありますが、要は、漁場の問題そのもので、生活に直接関わってくる、そういう感覚が、瀬戸内海では分かりません。
私は、なーんにもわかっていない・・・・。
本日は、こちらの行事の関係で、懇親会には出ず、帰岡しました。ちなみに、明朝の研修は、海上自衛隊の船で、江田島に。梅雨明けのような空と海に、江田島は、本当に美しいと思います。
広島港で、村下孝蔵の名曲「松山行きフェリー」を口ずさみながら、懐かしのグリーン・ムーバー(MOMOが、勝ったね!)。
中四国州の州都が、広島でない理由がどこにあるんだろう、などと思いながら、議員として、なんもかも負けたような気分で帰りました。
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【落書き調査隊の出番です!】
活動開始から1年4ヶ月。NHK「難問解決!ご近所の底力」の「大迷惑・町の落書き」で、落書き調査隊岡崎隊長他が出演し、もはや全国区。
下北沢では、岡山の落書き一斉消去活動をヒントに、凄い成果が出ているそうです。本家本元も頑張らねば。ももっちも、頑張ります。
詳細は、これからですが、次回一斉消去は、8月24日(日)のあたりかと思われます。参加ご希望の皆様、心と体の準備をどうかよろしくお願い申し上げます!!
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2003年7月16日(水)【児島湖はきれいになるのか?】
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今朝の山陽新聞に、でかでかと出ているように、国営総合農地防災事業児島湖沿岸地区について、計画変更になります。
昨日の足守川パイプラインもそうですが、国直轄の事業です。
そもそも、この事業は、児島湖の湖底に堆積した低泥を浚渫することにより、下水道整備事業等と相俟って、農業用水として利用している児島湖の水質を改善し、農作物への被害を未然に防止することで、農業生産の維持および農業経営の安定を図るものです。
事業着手は、平成4年、本格的には、平成8年2月から、浚渫は開始されました。昨年度末までに、277億円、170万立方m、今年度、34億円で、20万立方m、累計311億円使ったところで、計画変更です。
今年度終了予定を3年延長、浚渫量は、当初計画の7割、覆砂は、5分の1に縮小し、事業費は26億円の増です。
浚渫しても、下からヘドロが吹いたり、深みに水が淀まないように、わざわざ覆砂していましたが、その上に、底泥が堆積するので、計画区域全域の実施を見直し、深部のみに変更しました。
浚渫して、埋め戻すという感じが、なかなか分かり難いのです。
さて、この311億円という金額ですが、下水道事業も、流域の普及率70%が50%までしか行かず、しかし、総額4000億円になっているのですから、その10分の1もかかっていない浚渫って、実に、安い!!ですね!?
例えば、本格的な浚渫が始まって以降、全窒素は、環境基準値1mg/l(平成17年目標値1.4)を目指して、昨年度1.3で、クリア。全リンは、同0.1(同0.17)、同0.19で、3年横ばい。
CODは、同5(同8.2)、同9.8と昨年度より悪化。これは、異常渇水によるものです。(達成レベル2)
もしも、浚渫をしていなければ、とてもではないですが、こんな数値では済んでいなかったに違いありません!!そう信じます。
まさに、下水道事業と市民の意識改革、なにより、浚渫の三位一体の効果があり、全国でも、誠に稀有なる農業用水の確保という名目の農林水産省が行う、いわば環境対策事業は、見事な成功を収めているわけです・・・・・・。
うーーん、児島湖をきれいにする議員懇談会事務局長としても、頭痛い・・・。
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7月17日、18日無し
2003年7月19日(土)【横浜へ】
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本日、日本青年会議所サマーコンファレンス2003出席のため、これより、横浜に向かいます。
国家構想フォーラム「立国は公にあらず私なり!!」−依存型からの脱却!!真の自立による地域主権型社会の創造では、片山虎之助(総務大臣)、増田寛也氏(岩手県知事)、北川正恭氏(早稲田大学大学院教授(前三重県知事))などが一堂に会するということで、とても楽しみにしています。
横浜と言えば、我がベイスターズも、このまま破竹の勢いで、行くところまで行っちゃえ、という感じです。
明朝帰岡致します。
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2003年7月20日(日)【マニフェスト】
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午後11時前、桃太郎大通りを爆音暴走族をパトカーが追いかけいます。昨今の気になる事件が続く中、夏休みに入って、青少年が最も弾けてしまう時期になりましたが、しかし、どうあれ、大人の関わり方が、試されているようでもあります。
さて、昨日の日本青年会議所サマーコンファレンス2003の国家構想フォーラム「立国は公にあらず私なり!!」ー依存型からの脱却!!真の自立による地域主権型社会の創造では、片山虎之助(総務大臣)、増田寛也氏(岩手県知事)、北川正恭氏(早稲田大学大学院教授(前三重県知事))という、いわば地方自治の大スターの話が伺えて、涙が、ちょちょ切れるような気分でした。
これだけのメンバーが揃うのも、JCだからこそと思うのですが、地方議員にとっては、一言一句聞き漏らしたくない、本当に刺激的なフォーラムでした。また、日本JCの国家構想プランも、なるほどと、唸るものがあります。
後日、所感も、まとめてお伝えさせて頂きます。
特に、昨今流行り病のように使われる「マニフェスト(政策綱領・民約)」ですが、大切なのは、住民の地域施政への参加システムの確立、すなわち、中央集権システム、依存型意識から、いかに、地域・住民が脱却するかこそが、問題であって、個々人の意識の改革こそが、重要である、という視点は、首肯できるものでした。
あくまで、主体は、マニフェストを精査し、責任ある選択をする国民、地域住民の側にあるのであって、マニフェストが示されただけでは、数値目標を示した岡山県の「おかやま夢づくりプラン」となんら変わりなく、それ自体で、政治が変わるはずもありません。
また、地方の首長と政党の綱領をもってする国政選挙のマニフェストは、同列に論じられないと思います。
むしろ、敢えて言うならば、いやしくも、政党として、マニフェストを掲げるならば、政策綱領が同じなら、政党も一にする、さもなくば、例えば、個人的には、疑問にも思う自民・公明の連立政権では、かなり具体的に政策協定を示すことが、論理的帰結になるのではないでしょうか。
ともあれ、来たる総選挙では、かなり具体的に各党の政策の違いが、鮮明になってくるのは、間違いないと思います。
いずれにしましても、この激動期に、自民、公明、保守新党、民主、自由、無所属の国会議員で立ち上がった「政権公約マニフェスト推進会議」の逢沢会長のご活躍に、期待と注目の集まるところです。
ところで、熊代代議士の総裁選への出馬意欲表明については、驚きと喜びと戸惑いを持って伺いましたが、今後がとても気になります。
こうして見ると、岡山の自民党国会議員が、日本を動かしているような気がします。
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2003年7月21日(振替休・月)【韓国の歴史教科書】
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本日は、「教科書を検証する歴史研究者シンポジウム2003ー韓国の新しい教科書との対話ー」という、世間で言う自由主義史観ではないと思われる会合に出席させて頂きました。
思い起こせば、2年前、全国の中学校歴史・公民教科書、とりわけ扶桑社(「新しい歴史教科書をつくる会」)の教科書の採択について、世間は大騒ぎでした。
私は、個人的には、歴史は、後から行う解釈であるとも思うので、様々な観点から説明することこそが重要であり、最後にどういう立場を取るのかについては、個人の判断に委ねる以外にないようにも思います。
大切なことは、良いことも悪いことも、様々な解釈があることも、事実として全部伝えること、そして、未来に対して、この国がどこに向かうべきなのか、自分自身が何を成すべきなのかを考える術を教えることだと思います。
願わくば、先人への限りない敬意と感謝の念をもって。
ただしかし、これは、主体的に判断できる大学生なら可能である歴史認識の一般論ということで、少なくとも、義務教育の教科書となれば、日本の歴史にまずは誇りを持つことができる、家族や地域の大切さをきっちりと認識できるものに繋がるものであることは、最低限必要なことだと思います。
それにしても、我々の時代も、いつか教科書で、せいぜい2ページ程度で語られるとすれば、なんとも、儚いものです。
ところで、お隣の韓国では、「21世紀の世界化情報化の時代を主導する自律的かつ創意的な韓国人の育成」を目指す「第7次教育課程(日本で言う学習指導要領)」により、高等学校で使用される歴史教科書には、国定の「国史」教科書に加えて、深化選択課目として、今年度から検定制度に基づいて発行された「韓国近現代史」教科書が、使われるようになりました。
4社から発行された「検定」教科書は、従来の国定教科書とは全く異なったものになっています。
もちろん、言うまでもなく、中学校歴史教科書検定に絡んだ、日韓の歴史的摩擦が外交問題にまで発展。その結果、竹島(韓国では「独島」)問題や、従軍慰安婦(韓国では「軍隊慰安婦」)問題が、加筆され、歴史教科書問題は、1982年に逆戻りしたという評価すらあります。
対日関係記述においては、民族主義史観は強まっているということですが、他国の教科書に言及できる立場にはないということでしょうか、予想されたこととは言え、あまりこうした事実は、聞きませんでした。
どうあれ、韓国なら、そう書くしかないでしょう。
しかし、一方で、ワールドカップ・サッカーの共同開催以後の両国の関係の好転も相俟って、当選後来日したノ・ムヒョン大統領は、いわゆる戦後賠償問題に言及することはありませんでした。
もちろん、北朝鮮拉致問題、核開発疑惑を巡って、利害関係が一致していることもあって、有事関連三法も、国際問題化することなく、通過。一昔前なら考えられません。
特に、北朝鮮については、米中朝に、日韓を加えた多国間協議実現の方向に進んでいるため、麻生発言も、大問題にならないほど、明らかに新しい局面を迎えていると言えると思います。
そうした流れの中で、韓国の新教科書も、対日記述は厳しくとも、韓国人が、近現代の世界の中で発揮してきた力量を主体的、批判的に理解しようとしているところに、大きな特徴があるようです。
植民地化と近代化についても、「支配と抵抗」以外のアプローチも模索するという姿勢は、客観的、地球的、人類史的規模で、自国の歴史を見つめ、これからの自国と自分の役割を考えるという、本来の歴史教育の姿であると思います。
その点、日本の歴史教育は、どうでしょうか。ちゃんと、誇りを持って過去と未来が繋がっているでしょうか。
一方で、ジェンダー的観点から、歴史を再評価するアプローチ(歴史解釈を男性中心観点からジェンダー観点から読み替える)というのもあるようですが、過去を贖罪せよということもさることながら、現在をどう見つめ、未来をどう構築するのか、そこをいかに語るかが、歴史のポイントだと思います。
ところで、思えば、韓国の三国時代から日韓の歴史があるわけで、白村江の戦いや、いわゆる壬申倭乱(秀吉の朝鮮出兵)も、半島に仕掛けたということです。
秀吉は、韓国全土の国宝級の建造物を焼き尽くし、優秀な技能者を連れ去った大悪人であり、迎え撃った李将軍は、100ウォンに刻まれる大英雄である、しかし、日本が鎖国していた時代も、半島を通して、世界を見ていました。
いつもそばにいたのです。一番近い「世界」です。愛憎は、昨日今日の話ではありません。
とりわけ、南北分断という現実に対しては、日本は、歴史を踏まえた上で、果たすべき責務があると思います。アメリカの片棒を担いでいれば良いという立場ではありません。
私は、韓国との関係は、他に代え難い大切なパートナーとして、日本の生命線であると思います。
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2003年7月22日(火)【辻元元議員逮捕】
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今夜も、桃太郎大通りは、爆音暴走族が走り回っています。気がつけば、落書きも増えてきました。こりゃ、いけんがな。
さて、名義だけを借りて秘書の給与を不正に流用した疑い(詐欺罪)で、辻元清美元衆議院議員が逮捕されましたが、選挙用資金としても流用され、ATMから数万円単位で引き出されていたとのことで、怒りより先に、憐れにすら思います。
巨大な献金に頼らず、私腹も肥やしたわけではないにせよ、詐取は詐取です。本当にお金がなかったのでしょうが・・・・・。
指南役の土井党首の元政策秘書の逮捕は、元国会議員秘書として、同情しませんが、この時期に、政治家としての息の根を絶つような逮捕は、何か別の思惑もあるような気がしてなりません。
おそらく、辻元元議員一人で、マスコミを煽動しながら、有事三法も、イラク法案も止めてしまうほどのある意味で力がありましたが、今後しばらくは、ああいうスタイルの政治家は、出難くなったように思います。
我々は、何を失って、何を得たのでしょうか。一罰百戒だったのか、トカゲの尻尾切りだったのか、出る杭を叩く、政治的抹殺であったのか・・・・。
逮捕は、当然としても、これで、政治がどうなったのでしょうか。うるさいのがいなくなってすっきりした、と、とても私には、思えません。
議員として、何を教訓にすべきか、正直、わかりません。ただ、イデオロギーや政策でない部分で、社民党が自滅することが、日本の政党政治にとって、健全なる二大政党制に繋がると言うよりも、敵失狙いの足の引っ張り合いを助長させるようで、どうもすっきりしません。
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2003年7月23日(水)【身体障害「児」入浴サービスについて】
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菅代表の政治決断で、民主党と自由党が合流することになりそうだということですが、両党の政策がどうというよりも、反自民を掲げて、政権奪取することを目的とすることで一致しているのならば、有権者にとって、分かり易い選択肢を提示することになるとは、私には思えないのですが・・・・・。
正直ようわからん、というのが私の感想です。
さて、今、 新制度の創設ができないか、岡山県、岡山市、倉敷市に働きかけています。要は、県が主導的に音頭を取り、各市町村が納得できれば、できる仕組みです。
今日、第一段階で詰まったので、次の動きを考えています。
非常に難しい話、介護保険と支援費制度の制度を越えた話ですが、合意できれば、全国に先駆けて、国庫補助がなくても、単県で、制度を作ることができます。
端的には、介護保険の老人福祉施設で、身体障害「児」の入浴サービスが、受けられないか、という話です。
ここで、問題にしているのは、身体障害「児」のことで、身体障害「者」のことではありません。具体的には、養護学校の帰りに、身体障害「児」と言っても、特に、体の大きい高等部の生徒が、老人のための施設で、入浴サービスを受けられないか、ということです。
ちなみに、身体障害「者」が、老人のための施設を利用(相互利用)することは、制度上できます。例えば、西ふれあいセンターでは、身体障害「者」は、支援費として、デイサービスの扱いで、講座を取れば、食事、入浴が送迎付きで可能です。
実は、対等な契約である支援費制度導入前は、身体障害「児」も、老人施設のデイサービスを一定の補助を持って使えていたのです。
しかし、支援費制度導入後は、(入浴サービスのケアをする体制が必要なわりには、単価が安いという理由ではなくて)、そもそも、支援費が、身体障害「児」の入浴サービスを援助対象としていないという理由で、サービスを受けられなくなりました。
例えば、身体障害者のデイサービスを行う施設でも、以前は、「児」「者」が、ひとつのフロアであったのに、今は、それを分けなくてはいけないという理由で、「児」については、受け入れしなくなったケースがあります。
ただ、それは、制度の問題で、業者の責任とも言えません。
要するに、問題は、厚生労働省が、どうも、「児」のイメージを入学前の幼児と捉え、児童は、老人施設を使えない、としていることにあるのではないか。また、養護学校就学時は、文部科学省の所管であり、厚生労働省との縦割りで、責任の所在が曖昧になっているのではないか、とも言えます。
もっとも、支援費自体、見切り発車で、こうした状況が、今後、数々出てくることは予想されているようではあります。
そこで、私は、単県で、この部分だけ、補助できないか、そういう制度創設できないものかと思います。事業者が受け入れてもかまわない、それについて、補助するという仕組みです。大袈裟に言えば、構造改革特区ですが、そこまでの話にはならないと思われます。
各部の裁量がきく「夢づくりプラン枠」に、十分入れられる内容ではないかと思うのです。
おそらく、このサービスに関わる総額は、1000万円。仮に、国庫補助制度ができても、40%程度。ならば、「夢づくりプラン」として、単県の補助制度でも行きたいところですが、問題は、中核市にご協力頂けるか、各市町村が応分の負担をしてくれるかどうかです。
反応としては、どこも大枠は良いということですが、個別具体の負担の問題で、煮詰まります。要は、政治判断も必要になります。
9月定例会に向けて、この新制度創出のため動きます。
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2003年7月24日(木)【市・ももっち】
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本日は、市役所を訪ね、23日に立ち上がった、政令指定都市化を目指した、岡山市、玉野市、灘崎町、御津町の二市二町の任意合併協議会の話と中央南小学校の「跡地」利用問題について意見交換。
いずれも、岡山市の命運をかけた極めて重要な課題ですが、なかなかすんなりといかない、非常に難しい問題です。
ただ、ひとつ言えるのは、いずれも、行政はもちろん、既存の組織とは異なった中立的なグループからの提言が、活路を見出す可能性があるということです。
後日、詳細を書かせて頂きます。
午後には、岡山市のおかやま国体の実行委員会第2回総会が開かれました。
なるほど、国体のキャラである「ももっち」は、「市・ももっち」の方が、県のよりも身軽そうですが、目が大きく、鼻もあるので、県のそれとは、雰囲気が、かなり異なります。
「市・ももっち」の中には、小柄な女性が入っておられるようですが、炎天下に、縫ぐるみで、落書きを消して頂けるでしょうか?
国体まで、もう少しで、残すところ、スリーセブンです。
一方で、「マスカット・バレー」構想に絡むような形で、情報政策課とワクワクするような話もありました。
また真夜中になってしまいましたが、25日の今日は、39回目の誕生日で、なんだかちっとも嬉しくありません。自分が、39歳になるとは思ってもいませんでしたが、なるものです。
そういや、バカボンパパは、41歳の春なのだ。
誰もが自分だけは死なないと思っていますが、いよいよ人生も、Uターンで、いつ死んでもおかしくないなぁと思うと、いったい前半戦でなにができたのだろう、後半戦で何ができるのだろうと、なんとも言えないせつなさに襲われます。
人生が倍あるとも限らんしなぁ・・・命は、いとおしいものです。
永遠の機械の体が欲しいとも思いませんが、有限の時間に、変な焦りもあったりします。追われている感じです。
多分、こういう気分の時には、早く帰って子供と遊ぶか、石川啄木のように花を買って帰って、妻と愛でるのが、一番良いのですが・・・。
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2003年7月25日(金)【黒々茶と八塔寺ふるさと茶】
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本日は、朝から県議会農林水産委員会の県内調査。勝英管内と東備管内を回りました。
ちょっとした大人の遠足のようでした。
勝英管内では、なんといっても全国一の生産量を誇る黒大豆「作州黒」の「黒々茶」。豆腐でも、お茶でも、アイスでも、作州黒商品のバリエーションも様々です。また、美作は、岡山県内随一のお茶の産地でもあり、加工施設など初めて見て、たいそう楽しゅうございました。
お茶と言えば、吉井町の八塔寺ふるさと村の「そば茶」「八塔寺ふるさと茶」も出ていますが、こういった岡山県下全域の名産物が、道の駅のようなところだけでなく、オールスターでいつでも購入できる施設が、できれば素晴らしいと思います。
個別には、商店街でも成功しているようですが。
それにしても、なんとも岡山県も広いものです。
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2003年7月26日(土)【桃太郎スタジアム落成】
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本日、待望の17年国体秋季大会の主会場となる「桃太郎スタジアム」が落成しました。
「MOMO」の水戸岡氏のデザインは、やはり品が良く、リニューアルではありますが、たいそう美しい競技場だと思います。
ある意味で、県内の最高峰の威厳のあるスタジアムとして、大切に使っていきたいものです。
なお、エントランスの遺跡地下展示は、未だ手が加わっておりませんので、女性の皆様は、特にお気を付け下さいませ。
さて、いよいよ本格的な夏祭りの季節となってきました。
今日、お邪魔させて頂いたのは、3ヶ所でしたが、この夏祭りのはしごは、本当に気合いが必要です。
8月末には、特に「ちびっこ音頭」は、聞くのも嫌になります。
家族で行った場合は、どうしても、団扇や、焼そばや、ヨーヨーや、金魚が、貯まってしまうのですが、金魚については、ある場所に、放流しています。あるいは、ブラックバスやブルーギルに、食われているかもしれません。ただ、家では、そうそう飼えません。
祭りの後に、金魚を逃がすのは、なんだかよくわからないのですが、もはや風物詩のようです。
それでも、盆踊りなど陽気に踊ったり、地域の方と親しくお話できたり、なにより、地域の輪(和)の力から、大きなエネルギーや課題を頂戴できるので、願わくば、少しでも多くお邪魔させて頂きたいと存じます。
お邪魔させて頂ける夏祭りがありましたら、是非お知らせ下さいませ!!
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2003年7月27日(日)【『私が総理になったら』】
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本日は、地域のキックベースボール大会で、「まだ夏休みの宿題が気にならない時期ですから、思い切り楽しみましょう!」などと、とぼけた挨拶からスタート。
今年も大盛況の○○の開会式。来年からは、補助金の見直しの中で、市の助成が切られる可能性もあると言うことですが、○○前のこの夏の風物詩、地域のパワーが全開で、大好きな行事の一つです。
そこから、第37回「岡山写真家集団展」に。私が、写真家とはとても思えませんが、我が子のあばれっぷりを写した「二歳児」という作品を出品しました。
かなりピンぼけ。適切な指導と良いカメラが欲しいっす。
そこから、熊代昭彦代議士の大飛躍を期する10周年記念祝賀会。必ずしも表現が正しくないと思われる「抵抗勢力(反小泉)」の元締めのような野中広務議員の来岡もあり、路上の警備もかなり出ていましたが、やはり、総裁選出馬の意欲表明で、いっきに注目の的になられたという感じで、大いに盛り上がりました。
特に、NPOの世界では、知名度が高いと、私は認識させて頂いているのですが、多分、この夏には、かなりマスコミへの露出度も、高くなられるのではないでしょうか。
お土産には、『私が総理になったら』という熊代代議士の著書も配られ、非常に斬新であり、結果がどうあれ、3期(もっとも、父とは、高校の同級生になるわけでもありますが。)の議員が、勇気と信念を持って、自民党の慣例を打ち破っていかれる姿には、惜しみない拍手を送りたいと思います。
例えば、当選回数主義の打破は、県議会でも、我々がやらないといけないことです。
ちなみに、熊代代議士のホームページは、大変に味があるので、是非、一度、ご覧ください。ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~AKICHAN/index.html
9月の総裁選は、候補者がどのような陣容になるにせよ、私は、私のスタンスで、応援させて頂きたいと存じます。
そこから、岡山県福祉機器研究会の第1回セミナーを聞きに、テクノサポートへ。介護保険に絡んで、福祉機器のあり方も様々な課題があるようですが、産業振興の観点から、大きな関心を持っております。
そこから、白雲閣で、晴伸会の「ゆかた祭り」で、今年は、総踊りに参加もできぬまま、なぜか、「河内男節」を歌いました。
そこからは、今日もまた、地域の夏祭り。
特に、今日は、我が町内の平和町北部町内会も、夏祭り。西川緑道公園の一部を借りて行う伝統(?)のイベントで、今日ばかりは、町内に子ども達が帰ってきます。
また、岡山市内でも最も好きな○○地区の夏祭りも。小学生に、頬を撫でられたり、腹を突つかれていじめられました(?)。
再来年には、中央小学校が誕生します。
また、岡山市第一選挙区の衆議院議員選挙候補の菅源太郎さんにもお会いしましたが、背が高く痩せておられるので、小学生に、カッコイイと言われることはあっても、腹を突つかれることがなさそうなのは、なによりです。
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2003年7月28日(月)【落書き怪人オニボング急襲】
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かねてから地域の方のお話はあったのですが、岡山駅前の本町界隈の治安状況が、夏休みに入り、急速に悪化しているようです。
端的には、落書きの急増ですが、本日確認しましたが、ひどい状況です。
昨年検挙された「NAPPIE」に対して、落書き調査隊が、今年目をつけているのが、「オニボング」なる者の手による落書きです。
「ONi」というサインが、街中に、急激に増えています。
今日は、行政サイドで、大掛かりな落書き消去活動が行われた模様ですが、来たる8月24日には、市民による落書き一斉消去が予定されています。
いずれにせよ、街づくりの契機であり、かつ、国体の準備でもある落書き消去活動であり、こちらはこちらで楽しんでやらなくてはいけません。
なんだか、この夏も盛り上がりそうで、凄いことになってきました。
なお、武蔵大学では、ある教授の社会学の学術論文に、「落書き調査隊」が、取上げられています。
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2003年7月29日(火)【ポルトバザール】
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表町商店街が火曜日休みであるということもあり、本日は、私自身も青年会の準会員である協同組合岡山専門店会と模範店会の共同企画の合同レクレーションで、神戸へ一日バス旅行。
家族サービスにかこつけて、車中で、爆睡しておりました。
子供が、池にはまったりしながら、六甲山の神戸市立フルーツフラワーパーク、白鶴酒造資料館、ポルトバザールを訪ねました。
やはり、皆さん、自営で商売をされている方ばかりですから、多分、我々で言えば、委員会の県外調査の感もなくはなかったのかもしれません。
10周年になる神戸市立フルーツフラワーパークは、なんともバブリーな建築物で、チボリ公園とサウスビレッジを足して、吉備高原都市に持っていったような雰囲気で(これは、我ながら、実にうまい表現だ!)、ゆったりと気持ちは良いのですが、株式会社神戸市としては、非常に問題が多いものかもしれません。
政令指定都市・神戸市の北区にあるのですが、山の中にあり、小学校の遠足でもなければ、地元の方は、生き難いところかもしれません。もっとも県外の者からすれば、かなりの穴場です。
ttp://fruit-flowerpark.jp/
実は、1993年のオープンから赤字続きで、事実上経営破綻。関西国際空港とポートアイランドを結ぶジェット船「K-JET」の廃止と時期を同じくして、神戸市が、79億円で施設を購入し、パーク建設当時の借金を先に返していこうということです。
リゾートという感覚が散りばめられていること自体が、気の毒に思えるのですが、やはり、行政がこういうことに手を出すべきではないなぁ、というのが、率直な感想です。
ただ、フルーツパークという切り口は、岡山でも使えるものだと思います。
既にお訪ねになられた方も、非常に多いと思いますが、神戸市垂水区のマリンピア神戸「ポルトバザール」は、1999年7月に、オープンしています。
要は、都市近郊型アウトレットのテーマパークといった感じです。おそらく、岡山で言えば、児島あたりにあってもおかしくないような雰囲気であり、欲しい施設ではあります。
ttp://www.portobazar.com/
あいにく小雨が降っていましたが、明石海峡大橋を間近に、南欧の港町をイメージした雰囲気で、デートや家族連れのショッピングで、一日楽しめます。
アウトレットといっても、メーカーや正規輸入代理店が、自社のアウトレット品を販売するということで、サンプル品、在庫品、B級品、再生産品、海外用商品など、かなり商品も充実しています。
「ポルトバザール」は、 「東京ディズニーランド」や、「ららぽーと」、アウトレットで言え、「鶴見はなぽ〜と」「横浜ベイサイドマリーナ」「ラ ・フェット多摩」「ガーデンウォ〜ク幕張」「ジャズドリーム長島」などを手掛け、「六本木防衛庁跡地」を落札した三井不動産のプロジェクトです。
思わず、岡山から行きたくなるのも頷けます。
持続が可能なアウトレットということでの真新しさは、これから後に続いていくには、そうないかもしれませんが、おりしも、与島フィッシャーマンズワーフに温泉施設をという話も出ているようですが、いわゆるショッピングモールのような形を含めて、岡山市のような規模なら、スタイルはどうあれ、大きな商業施設創設の動きがあっても、確かにおかしくないと思います。
ただ、私は、いつも申し上げることですが、それよりも、既存の商店街に回遊性を持たせた大回廊として結ぶことの方が、より重要であると考えます。
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2003年7月30日(水)【やはり警察は人手不足かも】
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本日は、商工労働警察委員会の県内調査に合流して、岡山南署へ。岡山市内の東、西、南、西大寺署の概況を伺いました。
私も6月定例会で取上げさせて頂きましたが、気になるのは、やはり現場で、人手が足りているのか、ということです。
昭和63年、平成3年といわゆる週休2日制の導入は、単純に10%の減員になったのと同じことで、全国26万人、岡山県内3000人強の警察職員を10%増やすべきだとは言えます。
NYの割れ窓理論は、33年かかっているわけですが、この間、35%の増員があったと言います。
しかし、現実問題、要は、お金の問題もあり、例えば、西署は、30人足らずとも、来年までの23人の増員を少しずつ受けながら、当面、現状の底上げを図っていくしかありません。
例えば、西署なら、一日平均40人の強制身柄があり、調書を取るのに、その倍、書類作成も含めると、327人中、100人は、そういった事務に追われることになります。
西署管内は、広大であることもあり、新宿、大阪南、池袋と並んで、全国15位の刑法犯が発生していますが、検挙しようにも、明らかに人手不足です。
今年度は、街頭犯罪抑止活動の成果で、各署とも、僅かであれ、発生率、検挙率は改善している模様です。
ただ、オウムの中国地方の拠点事務所の詐欺事件(虚偽契約書)をはじめ、物騒になっているのは事実です。
自衛することも含めて、警察と連携しながら、地域ぐるみで治安改善の努力をして行くことがなにより重要だと思います。
まずは、駅前を走り回るジープです。
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【町工場の人工衛星プロジェクト】
本日は、(財)岡山県振興財団主催のものづくりセミナーで、「町工場の人工衛星プロジェクトー東大阪のモノづくり復権にかける!ー」と題して、世界で一番小さいボーイング社認定工場の(株)アオキの青木豊彦社長のお話を伺いました。
TV等でも、何度も取上げられているし、ともかく明るい話ということで、330人もの方が、聴講され、会場は大きな感動に包まれました。リアルタイムの『プロジェクトX』のようでした。
「歯ブラシからロケットまで」つくることができるという1万を越えた工業事業所が、約8000に減少した東大阪で、オンリーワンの中小企業が集結して、2005年末のH2Aロケットで、「まいど1号」という1辺50cmの人工衛星を宇宙に打ち上げるというプロジェクトです。町工場が集まって、宇宙を相手にするのです。
きっと実現すると思いますし、岡山には岡山の人工衛星のようなものが、必ず見つかると思います。
単純に言えば夢ですが、その根底にある、私が一番強く感じたものは、中小企業の「プライド、誇り」でした。聴講された多くの方が、青木社長の人生へのエールに、確かな共感を感じ、私自身、胸が熱くなるものがありました。
職人魂を持った町工場のプライドや!
仕事や地域や家族や自分自身の人生を誇り、なにより愛する力を我々は、いつのまにやら、なくしてしまっているのかもしれません。誇りと愛と夢を持ってやっていこうやないか!・・・河内節は、元気が出るやないけ〜。
地方議員は、言わば、中小企業というより、零細企業、否、全くの個人商店のようなものですが、「あすなろ」は、あすなろなりのプライドがあります。わいはわいで、わいの人口衛星を飛ばしたらんかい。やったらんかい。
(財)岡山県産業振興財団では、ビデオにするそうなので、是非、皆様も聞いてみて下さい。ちょっと時間がかかると思いますが。
ttp://ssn.optic.or.jp/ml.html
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2003年7月31日(木)【暑中お見舞い申し上げます】
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暑中お見舞い申し上げます。夏らしくて良い感じです。
来年夏の参議院選挙の比例候補の動きが、少しずつ出てきています。拘束比例名簿式でなく、いわゆる全国区の復活ということで、選挙運動を展開していくだけでもたいへんです。
前回の選挙では、20人当選され、いずれ、県議の担当も決まると思いますが、職能代表的な参議院が、良識の府として、安定的に世論を反映させる健全な二院制という仕組みは、重要であると思います。
本日は、農業セミナー「21世紀の新しい農業の姿」を拝聴しました。農業関係でも構造改革特区が認定され、農業生産法人の参入を認めた農地法以上に、株式会社等が、農地を借り受け、農業を展開することが可能になっています。
小豆島の内海町オリーブ特区と、島根県のいわゆる建設業者が、ブルーベリーの栽培をしている事例が発表されましたが、公共事業の増加が見込めない今、労働力が、農業の分野に流れていくというのは、一つの方向であると思います。
自給率を上げていくことは、国策といえると思います。
実は、まだまだ理解できていないところが多すぎて、来年も、農林水産委員会に入ろうという気分になっています。
産業施策として、正直なところ、新鮮で、かなりおもしろいですし、生活全てに関わってきて、とことん奥が深いです。
少なくとも、エネルギー問題、領土問題、食糧問題、教育問題は、NPOとの協働や環境や福祉施策とも連携して、国のあり方そのものの話であると思います。
そして、まさに政治の責任そのものであると思います。
景気回復もさることながら、今後の日本国のあり方そのものについての議論を国政選挙の争点として、注目したいところです。
などと言いつつ、夏祭りへ・・・。
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