2002年11月1日(金)【おもてなし天皇杯を目指そう!!】
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 昨日終了した高知国体は、開催県でありながら、天皇杯を逃すという国体のあり方に一石を投じる歴史的な大会となりました。

 来年の静岡国体も必ずしも、天皇杯を目指していないような雰囲気が出てきてはおりますし、有望選手にとって国体が最高の大会とも言えず、財政厳しき折り、国体がらみの公共事業が望めない今日、無理をして、選手育成強化等をすることはないではないか、という風潮になっていくのは、やむを得ない面もあります。

 ただ、岡山県では、端的に、教育長が「天皇杯を目指す」と表現はされていますし、年々順位が上がってきており、県政規模からしても、高知県と同様に、論じられる状況ではないと思います。

 また、県・市の施策の目標が、明らかに国体を意識した平成17年というものも多く(一部に便乗整備と思えるものもありますが)、岡山県のアイデンティティーを確認する最大のイベントであることは間違いありません。

 極めて限られた予算の中で、選手の育成強化を求められる各団体のご努力に対して、しっかりと後押しをさせて頂くとともに、県民としては、県外の方を「おもてなしの心」でお迎えする準備が必要です。
 敢えて言えば、「おもてなし天皇杯」を県民一人一人が、目指していきたいものです。

 やるからには、どんな勝負であれ、負けてはいけません。
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11月2日、3日無し

2002年11月4日(月・代休)【「仕方がない」では始まらない。】
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 出張でもないのに、「こころ」史上に残る2日連続休みでしたが、復活させて頂きます。
 附中の55周年記念事業、岡山市学童保育ふれあいフェスタ2002、藤間晴耀先生の踊りなど、素晴らしいことが、たくさんありました。

【「仕方がない」では始まらない。】

 「命もいらず 名もいらず 官位も金もいらぬ人は仕末に終えぬものなり その仕末に終えぬ人ならでは 艱難を共にして 国家の大業は成し得られぬなり」(西郷南洲遺訓より)

 名も官位もいりませんが、もう少しお金があっても、嫌ではないなぁ。


 その昔、なぜか東京都議会選挙で、渋谷区界隈を同い年ながら今をときめく中田宏横浜市長(当時衆議院議員)や松浪議員と「桃太郎」と称する選挙戦術(?)で、練り歩いたことがありました。
 これは、原宿駅前を幟を立てて、集団で、候補者の名前を連呼しながら闊歩するという不思議な体験でした。

 その時に、当時は、情熱が人の3倍はあり、ありすぎて、結果として空回りすることもあるほどの、卓越したテンションの大学生の運動員がいて、「こいつは、ただもんじゃねーな」と、強烈な印象が残っているのですが、M君なるその学生が、京都市左京区で、来春の市議会議員の統一地方選挙に、25歳で、立候補するという案内が届きました。(お知りあいの方がおられましたら、宜しくお願い申し上げます)。

 会社員生活を経て、被選挙権獲得直後の挑戦であり、素晴らしいことです。


 彼ならきっとやれるだろうと思うのですが、ひとまわり以上違う氏の感性に、ある意味の衝撃も覚え、大いなる刺激を受けました。非常に良い選挙用パンフレットです。目が覚めました。思わず激励の電話をしてしまいました。

 佐藤真治の感性や考え方が、奇妙・異常・恐怖に思える議員もおられるのですが、後世畏るべしで、突き上げ突き上げられるのが、政治です。本当におもしろいことです。

 彼からすれば、恥ずかしいことに、なんだかんだで、私も、政治のからくりや、言い訳を汲み取る現職議員の感性になってしまっているんじゃないか、すなわち、攻撃されてしかるべき対象という気すらします。


 実は、岡山市議会のお一人以外は、「こころ」は、10人以上の他県の若い議員や候補者と繋がっており、時として、その動きに、救われることもあります。同じ時代に、同じように、地方政治の中で、もがいている人間がいるのです。M氏の立候補の知らせは、大変嬉しく、かつ、奮い立たせるに十分すぎるものです。
 彼に負けている場合ではありません。


 ところで、M候補から、岡山県での使用許可を頂き、下記のフレーズを私も使わさせて頂きます。美辞麗句が多い中で、これだけ、明確に姿勢を示すキャッチフレーズは、出色です。

          「仕方がない」では始まらない。

 全くその通りなのです。「仕方がない」と、説明した時点で、全ては終わりです。それが世の中の仕組みだから、昔からそうだから・・・・「仕方がない」の前に来る「・・・・だから」を認めてしまうことで、概して根本的な問題が有耶無耶になり、問題は肥大化し、次の「仕方ない」を増幅します。いつから、「仕方がない」を覚えてしまったのでしょう?いつから、それで納得してしまうようになったのでしょう?


 考えてみれば、世の中、「仕方がない」ことだらけ。制度がこうなのも、仕組みがこうなのも、役所がこうなのも、世間がこうなのも、私がこうなのも、それで、日本社会は出来上がってんだよ、清濁併せ呑まなきゃ物事は進まんぞ、そういうもんなんだよ。大人になるっつーことは、分かるということは、諦めることじゃない、認めることなんだよ。「仕方がない」んだ。

 「仕方がない」の全てに、NOを突きつけましょう。基本的には、全部言い訳です。それを越えないと始まりません。
 もう一度、この『「仕方がない」では始まらない。』という物差しで、岡山県政を計ってみます。本当に、「仕方がない」んかい!?と。



 それにしても、先週は悲しいことばかりの厳しい週でした。世の中は、つくづく「公平」にはできていないと思います。もっとも、それゆえに、愛と夢を「公正」に分かち合う政治という作業が必要になるのだと思いますが、それにしても、政治で越えられるものなんて、たかが知れています。人生は、あまりに不可解にして理不尽です。

  しかし、あらゆる事、あらゆる命には意味があり、無駄な命も、いわんや無駄な人生などありえない、我々は、なにがしかの果たすべき役割を持って生まれてきているのだと信じます。
 たとえ、神様の楽書きとしての人生でも、やはり、生まれてきて、良かったのです。生まれてきたことが、それだけで、幸せだと・・・・・。

 ましてや、私の役割は、皆様から選ばれて、夢を付託された議員です。


 この1週間というものの、様々なショックに見舞われ、かつ、自信喪失気味で、ああでもないこうでもないと、数名の方に、ぶちぶち申し上げ、大変なご迷惑をお掛けして参りましたことを心よりお詫び申し上げます。
 また、ぶちぶち言える方がいて下さることが、私には、たいへんな幸せであり、心より感謝御礼申し上げます。

 こういう風に、時々、へこむから佐藤真治で、これはもう「仕方がない」。←それを言うなっちゅーに!

  さぁ、新しい一週間の始まりです。
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2002年11月5日(火)【汚泥という資源】
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 本日は、決算特別員会の県内調査に一部だけ合流。財団法人岡山県下水道公社を訪ねました。

 昭和34年に、児島湖の一部を締め切って造られた人口湖、児島湖の背後地の都市化が進み、生活排水や産業排水が増加し、水質が急激に悪化したのを受けて、立ち後れた地域の下水道整備のため昭和47年に、児島湖流域別下水道整備総合計画事業が策定されました。

 財団法人岡山県下水道公社は、児島湖流域下水道事業を県が事業主体となり、岡山市・倉敷市・玉野市・灘崎町・早島町が協力して取り組むための公社です。

 財団法人の理事長は、元県土木部長、職員の22人中18人が県からの出向で、岡山県から、下水道維持管理業務につき、13年度は、約17億6500万円の委託を受けています。


 実は、私が、他委員会の調査にわざわざ合流したのは、全国有数の放流水のきれいさではなく、日量約61tに及ぶ汚泥を今後どうするかを知りたかったからです。

 基本的には、汚泥を搬出処分するだけで、受託事業費の約36%、6億3600万円が、かかるわけですが、この汚泥は、水島の環境事業団のクリーンセンターで、焼却され、最後は、埋め立てられています。

 循環型社会の実現の観点からすると、必ずしも、汚泥の焼却処分は、有効かつ唯一絶対の方法ではありません。
 有害な重金属が確実に除去され、さらには、カリが、加われば・・・・・・。

 問題は、焼却することで、減価償却を目指す施設を岡山県グループという系列企業内で、作ってしまっていることで、この循環を断ち切ると、総じて、岡山県グループがダウンし、結果として、さらに、岡山県民に、迷惑がかかるという、いたって融通性の利かない仕組みになっていることです。

 採算がとれない部門の切り捨て、競争がなく無駄が多いとされる系列企業の解体は、民間では、常識。昔のライバル会社と手を組んででも生き残りをかけるような時代に、お仕事を仲良くまわしあいっこして、人事交流もする岡山県グループ。なんとも歯がゆい気がします。

 その汚泥は、資源です。

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2002年11月6日(水)【要約筆記クラブについて】
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 先週の附中55周年記念事業、手話によるシャンソンコンサートで、大活躍して頂いたのが、岡山要約筆記クラブの皆様です。朝倉まみさんの歌も素晴らしかったのですが、要約筆記も素晴らしかったように思います。ttp://homepage1.nifty.com/23522/
 岡山要約筆記クラブについては、三木記念賞を受賞されたことで、記憶に新しいことと存じます。

 岡山県下には,聴覚障害者の方で身体障害者手帳の交付を受けている方が約7000人おられますが、このうち手話でコミュニケーションできる方は約1500人と言われています。

 聴覚障害と一口に言っても、生まれた時からといういわゆる「聾」の方と、中途失聴の方、さらには、難聴の方とあり、聞こえの不自由な方全てが、手話ができるわけではありません。

 中高度の難聴,途中失聴の方々には、相手の話すことを文字で書いて伝える要約筆記が必要です。特に、高齢化が進み、身体障害者手帳を持たない難聴の方も増加しており、潜在的な需要は、あるいは、手話通訳よりも、あるかもしれません。

 今回の附中の記念事業では、50名の聴覚障害の方をご招待させて頂いたのですが、こういった事情で、敢えて、実行委員会が、要約筆記をお願いさせて頂いたわけです。


 しかし、改めて本日お話を伺った中で、あくまでボランティアということで、財政面でも、機具の保管面でも、大変なご苦労をされています。

 ましてや、要約筆記は、たいへんなスキルが要求され、個人的には、ボランティアというよりも、「要約筆記士」のように、資格として認定すべきものだと思います。
 あるいは、バリアフリーというより、ユニバーサルデザインの領域における一つの専門職でも良いのではないかとすら思います。有償でしかるべき技術ではないかしら。

 平成17年の全国障害者スポーツ大会の円滑な運営と成功のために、大会に参加をする選手の手助けをされる介助ボランティアの方同様、聴覚障害者の方々に情報等を提供する手話通訳、そして、要約筆記等の専門ボランティアの養成も必要です。

 平成12年の12月定例会でも質問させて頂いたのですが、NPO法人化等も含めて、全面的にバックアップさせて頂きたいと存じます。
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2002年11月7日(木)
          【政令指定都市を考える その9 岡山県瀬戸町】
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 本日は、岡山県議会の「岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会」事務局次長として岡山県瀬戸町議会を訪ねました。といっても、東平島の交差点から、ほん近所なのですが。

 実は、「岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会」として、政令指定都市の一連の県外調査を終えた後、岡山県内の関係市町村を訪ねて声を聞くべきではないかということになり、本日は、瀬戸町、明日は、玉野市、12日は、灘崎町(但し、私は欠席)の議会を訪ね、さらに、14日には、1市3町の助役さんをお招きし、第4回の研究会を開催致します。

 関係議員は22名というものの、基本的には、役員数名が活発に動いているわけですが、県議会としては、面目躍如の大真面目の研究・調査であり、政令指定都市に関しては、一部の議員ですが、ちょっとやかましいぞ、ということになっています。

 基本的にクローズの会ですから、本日のやり取り等は、紹介できませんが、当面、来年2月の瀬戸町議会議員選挙の争点として、赤磐郡5町合併か、岡山市と合併か、という議論が浮上し、むしろ赤磐郡5町で、法定協議会設立の方向なのかなぁ、という印象は受けました。
 いずれにせよ、判断は、町民がされることでしょう。


 ただ、私のスタンスは、あくまで、県という組織体そのものへの疑問から、将来的な都道府県合併(道州制)を視野に入れて(憲法改正が必要になりますが)、核となる政令指定都市ができること自体については、大賛成(県の創造的破壊)。
 しかし、石井知事の目指す中四国州の州都としての岡山市を考えた時に、玉野市民・灘崎町民にとって必ずしもプラスばかりとは言えず、隣接する中核市・倉敷市との兼ね合いを考えても、岡山市と玉野市・灘崎町との合併は、ちょっと疑問。
 むしろ、倉敷市との対等合併を進め、70万人の要件に関係なく、100万都市として、政令指定都市を目指すべきではないか。
 さらに言えば、それが無理なのであれば、コンパクトでサスティナブルな岡山市独自の街づくりを考えるべきである。

 という、これはもう、完全にひとり説です。研究会の政令指定都市反対ムードの中では、事務局次長は、非常に浮いているかもしれません。

 岡山・倉敷間に地下鉄を走らせましょう、議員は夢を語るべきだ、などど放言し、呆れられている状況です。
 ただ、こういう者の存在が、県議会議員が、のこのこ合併の妨害に行っているなどと批判される筋合いでない、という証左になると思います。
 少なくとも、保身で動いている議員は、おりません。

 いずれにせよ、決められるのは、市民、町民の皆様です。


 実は、5日付のサンケイ新聞によれば、岡山商工会議所の議員総会で、岡山市長が、玉野市と灘崎町に、合併・政令市移行のための法定協議会の設置を提案する意向を明確に示されたとのことです。
 財界の動きが特に重要ですから、市長の方針そのものは、首肯できますが、明日は、玉野市議会を訪ねます。さて、反応や如何。
 明日は、研究会のヤマです。


 なお、岡山市議会、御津町議会との懇談は、日程の都合で、断られたとのことです。
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2002年11月8日(金)
         【政令指定都市を考える その10 岡山県玉野市】
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 昨日に引き続いて本日は、岡山県議会の「岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会事務局次長として、岡山県玉野市議会を訪ねました。
 岡山市の政令指定都市化は、玉野市の合意なくしては、ありえないという意味で、極めて重要な懇談でした。

 もしも、ここが、新岡山市ならと思いつつ、国道30号や、岡山で一番好きな渋川の海岸沿いを走らせますが、瀬戸町よりは、実感がわかない感じです。
 母の出所が、児島赤崎だからか、どうも鷲羽山方向に勝手に車が進むため、私にとっては、ふらふら行くドライブコースの一部です。


 考えてみれば、この会の役員は、他党の代表が副会長ですから、1期生で、事務局次長という役を特別に頂き、役員面で、あちこちできるのは、議員としては、本当にありがたいことです。非常にラッキーです。

 政令指定都市問題に拘わらず、地方議員同志のこういった交流は、もっとあって良いように思います。妙な話ですが、角角に立つ議員のたて看板がリアルになります。


 本日も、クローズの会であるため、詳細が書けませんが、玉野市議会の合併問題の小委員会8名の議員との懇談でした。

 結論を先に書けば、11月下順に、中間報告が出され、おそらくは、岡山市との合併は、「慎重にすべきである」という流れになるように感じました。まずは、灘崎町との合併を進めるべきであるというのが大勢で、12月上旬に出される行政サイドの研究会の方向とは、かなり温度差が、ありそうです。

 いずれにせよ、さらに、12日灘崎町議会、14日2市3町の助役との懇親会を経て、県議会の研究会も、12月には、中間報告を出すことになります。報告で、県議会としての意見を述べることはないはずですし、述べるべきでもないと思いますが、少なくとも、もろ手を挙げて推進すべき、とはならないと思われます。


 年明けには、それぞれの地域でアンケート調査ということになるとも思われますが、統一地方選挙もあり、本格的な議論は、新議会体制以後になるかもしれません。
 選挙の争点になるのか、住民投票まで絡んでくるのか、ちょっと読めませんが、要は、市民の皆様の判断に委ねることになります。
 そのためには、行政も議会も、判断材料を明確に皆様に示す必要があります。


 繰り返しますが、今回、岡山市は、ひょっとして最後には、うまくいかないことがあるかもしれませんが、議論自体は無意味ではありませんし、私は、個人的には、岡山市の政令指定都市化そのものに反対ではありません。

 仮に、玉野市・灘崎町との合併が不調に終わっても、倉敷市との合併で100万人を突破する夢の正攻法、あるいは、岡山市単独で、地方自治法の定める50万人以上の規定の適用による指定を目指す方法も、残っています。


 ともあれ、この冬に向けて、県下の市町村の平成17年合併の可否の大枠は見えてくるのではないかな、と思います。
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2002年11月9日(土)【御礼ならびに出馬表明】
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 本日は、「岡山県議会議員佐藤真治君を育てる会」。およそ250人もの皆様に起こし頂き、心より感謝御礼申し上げます。

 正直なところ、どうなることやら、起こし頂けるのだろうか、と心配しておりましたのですが、冷たい雨も混じる中、これだけの多くの皆様に、お支え頂いていることを実感し、たいへんな幸せと責任を感じております。
 本当にありがとうございました。

 また、この場を借りて、司会、設営、受付等、スタッフとして支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。

 来賓として、逢沢代議士、加藤総務副大臣、阿部寿満子前県議、さらには、末藤守県議、高橋戒隆県議、久徳大輔県議や、高校時代の恩師、地域の皆様に、激励を頂戴し、勇気百倍を頂くと同時に、さらなる責任の重さも痛感致しました。


 今回の会は、政治資金規制法第8条の2に規定する政治資金パーティーということではありましたが、敢えて無理なお願いはせず、お気持ちを頂戴できる方にということでありました。

 ちなみに、私は、政治資金パーティーと称する会そのものが悪いとは思っていません。要は、皆様から頂戴した浄財を感謝させて頂きながら、どう受け止め、どう使わさせて頂くかであり、そこを見て頂きたいと思います。

 そういうこともあって、無理矢理チケットを買わされて、しぶしぶ来られた方はおられず、「佐藤を応援してやろうじゃないか」という気迫もこちらに伝わってきて、非常にアットホームな雰囲気の中にも、皆様のお気持ちも強く、お互いの気持ちが通じあう会ではなかったかと思います。
 私にとって、皆様との近さを再認識できる本当に素晴らしい会でした。


 これだけの素晴らしい皆様に支えて頂いているということを私は本当に誇りに思います。逆に皆様に誇りに感じて頂けるような議員になるべく、全力を尽くして参ります。
 皆様にお会いできた今日の安心を更なる明日の確信に変えるために。


 本日申し上げましたように、決して皆様に恥じることがないよう、初陣以上の情熱を持って、佐藤真治、2期目を挑戦させて頂きます。

 引き続きのご指導・ご鞭撻を賜わりますよう心よりお願い申し上げます。


 なお、会の性質上、近々に収支をお知らせさせて頂きます。
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【トークセッション政治ライブのご案内】

 中学同窓後援会の主催ということで、来る11月30日(土)午後7時30分より、本町の「JUICY」において、「トークセッション政治ライブ」を開催致します。

 22期・逢沢代議士、32期・佐藤真治、43期・Yさんのトークセッションということで、実は、内容は私も知りません。なにしろライブですから。

 多分、どういう中学生であったか、なんで政治を目指したのか、これから何がしたいのか、というような本音トークなのかなぁ・・・と、思うのですが、国政と地方政治、10年の世代感覚の違いなど、かなりおもしろいものになるのではないでしょうか。

 非常に珍しい内容ですが、一番凄いのは、会場です。
 ・・・・JUICY???
 いわゆるヒップホップ系の「クラブ」(ラに、アクセントあり)というのでしょうか、私は、行ったことがありません。夏なのに、毛糸の帽子をかぶって、ズボンをずりさげ、鼻に、ピアスの一つもしたような若者が、好んで行く今風のお店なのかなぁ・・・???。

  こっちも初めてですが、お店も初めての趣向かもしれません。

 ワンドリンク付き1000円で、政治ライブで、クラブに行こう、という、ビッグな企画です。是非、この機会に、如何でしょうか?


・・・・・・「トークセッション政治ライブ」開催のお知らせ・・・・・・

 22期・逢沢代議士、32期・佐藤真治、43期・Yさんの
                初のトークセッション・政治ライブ!!


 日時 平成14年11月30日(土)午後7時30分〜9時15分
 場所 JUICY 本町10−16 YUKITAKE BLDG 4F
                    (白木屋の東)
 会費 1ドリンク付き1000円
 info 233−0016(SHIMO)
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2002年11月10日(日)【秋も暮れます】
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 昨日の会のご感想を多くの方からお聞かせ頂き、改めて勉強させて頂いております。誠にありがとうございます。

 立ち会い出産の時の凛々しさからして、私には想定外であったのですが、妻の涙というものが、非常に皆様の印象に残ったようでございます。
 ちょっと感極まったようでございます。

 私は、業界におりましたし、覚悟していたとはいえ、妻は、もとはといえば、要するに高校時代の同級生で、選挙を手伝ったあげく、結婚し、数奇な運命を辿っているわけで、昨日まで選挙とは、なんの関係もなかった平凡を一番の幸せと感じる普通の人間でございます。

 ただ、今まで以上に、さらに常識では通らなくなってくる無茶なこともあるだろうと思うと、本当に気の毒に申し訳なく思います。

 ここから先は、彼女にとっても厳しい戦いになります。皆様におかれましては、どうか私以上に、お支え頂きますよう、心よりお願い申し上げる次第でございます。


 さて、本日は、昨日の余韻が全く覚めやらない中、地域の三世代グラウンドゴルフ大会から、家族を拾い、後楽園で、協同組合岡山呉服専門店会主催の「岡山きもの園遊会」へ。

 やはり、後楽園には、和装が似合いますが、よく考えると、私は、新調した選挙用の青いジャンパーを着て行ってしまいました。それでも、煎茶をすすって、風流でした。秋の後楽園は、やはり良いものです。
 和文化の振興というのは、例えば、総合的な学習で、取上げるべき重要なテーマだと思います。


 そこから、今年から会費制となった自衛隊三軒屋駐屯地創立記念行事祝賀会食へ。予算削減は分かるのですが、自衛隊を応援したい者の一人として、個人的には、自衛隊の凛とした姿が是非とも見たいので、閲覧式とまでは行かずとも、屋外での式典は続けて頂きたいと思います。

 親としては、2歳の子供に戦車を見せるのは、良いことかしら?と疑問にも思いつつも、やはり、自衛隊が、市民に理解を求める姿勢は、崩してはなりません。


 そこから、○○と○○の公民館の文化祭へ。生涯学習施設としての公民館の活動の発表ということで、数々の催し、作品の展示等、実に見ごたえがあります。まさに玄人はだしで、毎年感動します。
 何がおかしいといって、昨年は、這いまわっていた友紀が、同じ会場で、走り回っていることかもしれません。来年は、きっとぺらぺら喋っていることでしょう。

 それから、芋や蜜柑などを頂戴して、ちょっとNGOに関して、打ち合わせ。気がつけば、日が暮れて、妙に寒くなっている、そんな日曜日。
 今日もたくさんの方とお会いしながら、とっぷりと秋なのでございます。
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2002年11月11日(月)
 【NPO支援税制を考える岡山緊急集会
                (岡山NPOセンター主催)ご案内】
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 本日は、午前中県庁めぐり。防災の話や、ある団体のNPO法人化の話、岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会の打合わせ、知事公約の国際機関の岡山誘致の話などなど。
 12月議会の15回目の質問に向けた動きでもあります。

 さて、私も、様々な方と県民生活課の窓口を何度訪れたかわかりませんが、岡山のNPO法人は、ついに100の大台を越え、岡山の市民活動の活発さ、素晴らしさが証明されているところでありま。これも、自身が特定非営利活動法人である岡山NPOセンターの卓越した動きによるところも大きいと思います。

 自立したNPOとして、行政や不偏不党の議員との関係など、連携、バランス感覚も見事だと思います。
 平成17年完成の総合福祉ボランティアNPO会館の運営も、岡山NPOセンター抜きには、考えられません。


  ところで、ゆうあいプラザにおける岡山NPOセンター理事自ら専門分野の講師を務める連座ミニ講座はじめ時期に適った催しを展開される同センターが、来る11月30日(土)午後2時から4時まで、岡山県総合福祉会館4Fで、「NPO支援税制を考える岡山緊急集会」を開催されます。

 講演には、知る人ぞ知るシーズの松原明さん。さらには、国会の動きを熊代代議士、逢沢代議士、江田参議院議員が、報告されます。

 当日、全く同時刻に行われます「第2回岡山市中心部爆音暴走族対策会議」にご出席頂けない方は、是非こちらにご出席下さいませ。

 で、その後は・・・。
 宣伝ばかりですみません。
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2002年11月12日(火)【上京です】
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 全国都道府県議会議長会主催の第2回都道府県議会議員研究交流大会に出席するため、これより、上京致します。議会の公務ということで、一期の若手中心の派遣です。
 「分権時代の議会改革」という、いたって真面目な研修会です。

 夜には、交流会に加えて、昨年の今日、3日連続カラオケで、たいへんに盛り上がった、全て美味しいですが、特に、女性の間で、皮は絶品と大人気の磨屋町の「星の家」さんで行われた、歴史に残る爆発企画、「焼き鳥で世界を語ろう」のACYPL訪日団(40歳未満のアメリカの政治関係者)が、今年も来日し、その歓迎レセプションで、他県の議員と一緒に、米国大使館主席公使館に、ご招待を受けておりますため、それに出席させて頂き、帰岡は、明朝8時発の飛行機になります。

 もちろん、今年は来日メンバーが違うのですが、一行は、岡山には、立ち寄りません。ちょっと安心・・・・?

 私は、なぜかスリランカで、日本の大使館のディナーに、ご招待をされたことがありますが、他国の大使館はもちろん、公使館も初めてです。

 なぜか、「試験に出る英単語」を持って行きます。役に立つかなぁ・・・?
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2002年11月13日(水)【テキーラで乾杯!】
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 東京出張の昨日は、刺激だらけ、「政治まみれ」のような一日でした。

 まずは、邑久郡の山本県議のお世話で、一期生議員4人で、中山正暉衆議員議員と会食。11期の迫力を肌で感じました。北朝鮮の埒問題などの裏話も伺い、実に、勉強になりました。

 また、全国から約500人の県議会議員が東京に集った昨日の「第2回都道府県議会議員研究交流大会」では、全国都道府県議会議長会主催にもかかわらず、県議から転じた他県某市の市長さんが、県議と比べて市長は、「忙しさ10倍、楽しさ100倍です」「来秋の統一地方選挙で、可能性があるなら悪いことは言わない。県議選は辞めて、皆さん、首長選挙に出るべきです。」と、忌憚のない、ある意味、無茶な発言でした。
 実は、公務としての研修会でしたので、あまり期待していなかったのですが、なんのなんの、これは、凄いです。

 ストレートとは、変化しない変化球を言うのかもしれませんが、鼎談者の諸々の発言は、かなり刺激的でした。フロアに喧嘩を売っているようでもあり、快哉であり、要するに、時代が、明らかにうねっているのです。
 そうだよ、そうだよ、それを皆が言い出せば、県は、県議会は、絶対に、変わるぜ〜!!

 首長と議会の今日的役割は、中央集権的な経営システムを壊すことにあるという主張は、首肯できるものであり、二元的代表制の中で、県議会なるものが、全国的に、急展開しているということを痛感致しました。
 要するに、幕末の志士の如く、担い手が、そこら中から、吹き出してくれば良いのです。

 資料の中で、かなり気になる文言が多々あり、後日、引用・紹介させて頂きます。


 また、昨日は、アメリカ公使邸でのACYPL訪日団歓迎レセプションでは、感動は、今年の訪日団との出会いより、懐かしい「クラブ・テキーラ」の仲間との再会。
 最近には珍しく、時間を忘れて、その後、夜中の2時まで、熱く語り、かつ、腹の底から無邪気に騒いでおりました。やっぱり、皆、良い意味で、政治バカです。

 平成11年夏に、ACYPLのプログラムで、8人の超党派の40歳未満の青年政治関係者(誕生日祝いに頂いたテキーラで、私が、酩酊したこと由縁に、その年の派遣グループをクラブ・テキーラと称する)で、訪米した、2週間は、生涯忘れられない思い出ですが、同時に、生涯の友人を得ることもできました。
 ちなみに、彼らは、「こころ」の最も強力な愛読者(?)でもあります。

 来春には、クラブ・テキーラのうち、4人が、統一地方選挙の洗礼を受け、また、少しずれて、1人が捲土重来を目指します。
 ともすれば、孤独の渕に落ちてしまいそうな議員という仕事ですが、所属政党こそ、皆、バラバラですが、青年政治指導者として、お互いに切磋琢磨しながら、地域のため、日本のため、世界のために、頑張ることを誓い合える仲間がいることを本当に誇りに思います。


 それにしても、朝一の飛行機で、日本一の富士山を真上から眺めながら、帰岡するにつけ、東京は、時間的には、とても近くはなったけれども、地方議員の私にとっては、果てしなく遠い場所のように思えます。
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2002年11月14日(木)【政令指定都市を考える その11】
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 本日は、午前中、第4回岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会で、関係の2市4町の助役、収入役をお招きしての勉強会。
 先日、岡山市長、玉野市長から、合併の法定協議会を目指す意向が示されており、動向が注目されるものでした。

  しかし、県南政令市構想研究会並びに県南政令市構想(北部地域)研究会の事務局である岡山市から、県議会側は、これだけの機会に、あるいは、意図的なものだったのか、と解釈していますが、1時間30分の時間のうち、1時間の活動報告があり、忌憚のない実質的な意見交換が、殆どできませんでした。残念です。
 この3ヶ月半で、県議の方も、ずいぶん、勉強しているのですが・・・。

 短い時間の中で、私自身は、合併や政令指定都市に関するアンケート調査について、他県の政令指定都市では、商工会議所など、行政でないところが積極的に動いており、中立的な所が行うべきではないですか、行政自体がやると、意図的なお手盛りの報告になりますよ、ということを申し上げました。
 水を差すつもりではなかった(むしろ追い風にするつもりが・・)のですが、結果として、ちゃちゃを入れてしまったような気がしないでもありません。

 しかし、やはり、アンケートは、正確に市民の声を吸い上げるものでないといけません。また、個人的には、為政者の意図が隠されている扇動的なパブリックコメントの募集というものは、非常に危険なものだと思っています。

 行政の研究会の中間報告書の中には、わざわざ岡山県の平成9年の調査を引き合いに出し、西大寺地区の住民の調査で、合併して、「良くなった・変わらない」と答えた人は、全体の57.3%であることを合併推進の証左の回答結果として示していますが、この点について、指摘。

 県の調査は、岡山市との合併で、西大寺が、よくなったが、24.3%、変わらないが、33.0%であり、これを勝手に合計した57.3%を推進の根拠として示していますが、変わらないの33.0%を悪くなったの16.5%に加えれば、49.5%が、合併効果なしということになり、まったく逆の答えになります。

 行政のデータは、よほど注意してみないといけません。こういうところで、不信を生みます。いずれにせよ、非常に後味の悪い雰囲気の会になってしまいました。消化不良・・。

 なお、繰り返しますが、私は、政令指定都市化には反対ではありません。
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 午後からは、予算編成を控えたこの時期恒例の自民党の部会での各種団体からの陳情受けでした。自民党として、約80団体から、各担当部会に分かれて、ご要望を拝聴致します。

 私が所属の生活環境保健部会は、部会で、唯一、2日に渡り、入れ替わり立ち代わりで、33団体から、計6時間、ご要望を伺い、意見交換をさせて頂きます。

 2回目になる生活環境保健部会の場合は、一日拝聴し終わると、ヘナヘナになるほど、膨大な守備範囲であるということですが、各団体の抱えられている課題や問題を一番拝聴させて頂ける機会であり、各団体の代表の方は、最大限、思いを伝えてくださろうと努力されておられます。
 ただの儀式にならないように、少しでも、県政に反映させて頂けるよう、こちらも最大限、真摯に受け止めさせて頂いております。


 夕刻からは、いずみ町の交番の移転問題について、地元協議。行政の不可逆性との戦いになりますが、8000人以上の署名となって集まった地域の皆様の声を無駄にはできません。


 さて、我が家の長男・友紀は、今日で、2歳です。立ち会い出産の感動から、もう2年。子供の成長を見るにつけ、月日の経つことの凄さをしみじみと感じます。
 父ちゃんも、頑張らねば・・・・。
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2002年11月15日(金)【ザ・ハヤシバラ・シティー】
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 本日は、生活環境保健福祉委員会。選挙対策という意味合いも含めて、12月定例会では、30億円余りの補正予算が提案されます。

 また、午後からは、本日も、自民党の生活環境保健福祉部会での各種団体からの陳情受け。


 そして、本日は、県議会議員が林原に招かれて、JR岡山駅南地区再開発(現林原モータープール)の説明を伺いました。
 恐竜の化石も見せて頂きました。

 敷地面積は、15000坪、総事業費は、約1500億円。このうち、土地代が、約500億円、建設費が、900億円、付帯設備が、約100億円という、とんでもないスケールの話で、土地代が、かからないわけですから、資金調達は、できる(より有利な条件を探す)ということで、バブル期のバブリーな話とも言えません。

 少なくとも、博物館や自然博物館に関しては、実績もあるわけですから、RTKLインターナショナル設計の、これを核に、二つの百貨店、300人規模のリゾート感覚のホテル、1000人規模の演劇専用の劇場、高層マンション等々が建ち並ぶ模型を見るにつけ、可能性というものは感じました。

 地域の発展なくして、地場企業の発展はない、と言いながらも、新しいパイ(市場)を作り、それを分けよう、という同社のフィロソフィーは、ブドウ糖、インターフェロン、トレハロースといった研究開発による原料素材で世界と勝負している企業の独特の感覚かもしれませんが、あるいは、閉鎖性が強いといわれる岡山においては、強烈な刺激です。
 眠れる獅子が、目を覚ましたような感じかも・・・?

 3分の1は、岡山から、3分の1は、日本から、3分の1は、アジアから、年間に、1000万人を呼び込むという計画であり、雇用創出は、2000人、経済効果は、約1000億円、まさに、岡山駅前にアジアの顔ができるといった話です。

 資金調達、法規、キーテナント誘致、地域への説明と賛同を3年間で、クリアして、2009年の「街開き」を目指すということです。この時期に、県議会議員への説明会があったということの意味はわかりませんが、構想の段階から、計画の段階になったということなのでしょう。

 ただ、その実現可能性まで含めて、これだけの事業となると、周辺への影響は、計り知れず、本当にパイが広がるという確信が、もう一つ持てません。とりあえず、今日は、驚きました。

 それでも、上海やシンガポールを意識した街づくりというスケールの発想は、今までの岡山の常識を凌駕したものであり、そのぐらいないと、岡山は、再浮上、生き残りが出来ないぞ、と言われたら、否定できるものでもありません。

 いずれにせよ、「ザ・ハヤシバラ・シティー」構想の登場で、岡山の地域経済において、黒船来航のような大騒動になるかもしれません。
 この動向を特別な関心を持って見守らさせて頂きたいと思います。
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2002年11月16日(土)【ボンジュール ボジョレ・ヌーボー 】
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 本日は、ちょっとミーハーな動きで失礼致します。妙に軽いです。

 朝は、7時30分からの南ロータリークラブさんの柳川ロータリー付近の落書き消去活動の激励。

 「落書き調査隊」と言う言葉が、世の中に初めて登場したのは、今年の3月18日、「こころ その809」でしたが、その後の一斉消去活動以後、様々な団体が、様々な場所で、消去活動を行われるようになって、元祖としては、嬉しいような、恥ずかしいような、寂しいような、ともかく良かったです。


 その後、フランス産の新酒赤ワイン「ボジョレ・ヌーボー」を満載したフランスからの貨物チャーター便、世界最大級の貨物専用機アントノフ124型機が、到着するのを見たさに、岡山空港へ。今日は、そんな人で、空港駐車場からして、ごった返していました。

 でかいと言えばでかいし、それほどでもないと言われれば、それほどでもないアントノフですが、ソウル経由で、フランスから来たというのが、素晴らしいです。こういうのを我が岡山空港は、待ち望んでいたのです!!

 滑走路3000m化で大型機の発着が可能になったことを前提に、棚ボタ的に、国際物流拠点・岡山空港が、活きたということで、なにはともあれ、本当にめでたいことです。これを世界からの呼び水にしたいところです。
 乾杯したいところですが、ボジョレ・ヌーボーの解禁は、21日午前零時。

 ところで、岡山県的には、歴史的一歩ですし、ワイン通の方には、たまらないのでしょうが、私は、ボジョレ・ヌーボーよりも、抹茶ソフトや、わらび餅の方が好きで、ちょっと積み荷に関心がなかった、そんな自分が、憐れです。

 ともあれ、来年も、ボジョレ・ヌーボーには、来て欲しいですね!!


 そこから、昨日から開会のコンベックス岡山をメーン会場にした「全国マルチメディア祭2002inおかやま」へ。 細かくは申しません。是非、見て、聞いて、参加して下さい。明日までです。無料ですし、ご家族連れで是非如何でしょうか。
 ざっとご覧になっても、2時間は、かかると思います。


 そこから、せっかくなので、倉敷市中庄のマスカットスタジアムで行われている阪神タイガース秋季キャンプへ。なるほど、結構な人出でした。

 ところで、中高生時代の私は、知る人ぞ知る、歌手やプロ野球選手のサイン収集家であり、80年代の選手のサインが、なんと約2000枚ほどあります。(ですから、むしろ、阪神のコーチの方が、ええなぁ、と思います。)

 ちなみに、このサインの中には、私が、大ファンのあの岡田奈々のサインまで(しかも、2枚!!)あります(←これは、一般的に自慢になっているのでしょうか???)。
 私は、今でも、選手の直筆のサインがとても欲しい、ということに気付きました。早く子供が大きくならないでしょうか。子供にかこつけてサインを貰いに行くのです。
 あぁ、赤星が打っている、サイン欲しいなぁ・・・・。

 なお、キャンプの観客1人あたりの平均消費金額は、約1700円、県外から訪れる人も約2割と、予想以上の経済効果も出ているというのも頷ける観客の多さで、県は、「キャンプが定着すれば、県外客も増加し、かなりの経済効果が見込める」(観光物産課)としています。

 阪神タイガース秋季キャンプは、22日までです。無料ですから、ご家族連れで行かない手はありません!!選手に声援を送りましょう!!

 郷土出身の星野監督の熱い指導の下、投手陣も揃ってきたし、若手も伸びてきていますし、金本も入団で、来年の阪神は、期待できそうですね。頑張れ!!阪神タイガース!!

 ちなみに、私は、横浜ベイスターズのファンです。


 その後、人見ご夫妻の写真展へ。「車いすからのメッセージ」は、詩集「オシャレつぶ姫とモコモコうさぎ」(文芸社)を出版された車いすで暮らす森山風歩さんを撮ったもので、モデルの華紗萌さん(ペンネーム)ご本人が、受付におられたため、思わず、詩集にサインを頂きました(佐藤真治さんへと書いてもらいました)。彼女の目の輝きの強さに、感動しました。
 明日まで、RSKメディアコム1Fです。


 その後、経済同友会主催の教育の日記念の教育講演会へ。児童教育の権威、岡大の山口教授は、妻の大学のゼミの先生であられたとのことで、私も教えを乞うような気持ちで、拝聴させて頂きました。


 こうしてみますと、実に岡山も、いろいろあって、皆さん頑張っておられますよね〜。すみません、小学生の感想文のようになってしまいました。

 あ、そうそう、私のサインが要られる方、お気軽にお申しつけください!!(↑誰が要るか、そんなもん!!)

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2002年11月17日(日)【特別な日】
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 地域のグラウンドゴルフ大会出席後、煎茶道のご宗家が来られるということで、昨年に引き続き、青空の瀬戸大橋を渡り、高松市は、玉藻公園へ。お堀には、海の魚。

 お煎茶一服に点心を頂戴して、岡山に取って返しました。家族には、妙なドライブになりましたが、仕事にかこつけてでも、家族サービスをしようとする涙ぐましい努力です??

 その後、逢沢代議士の政経セミナー、なんと早くも、ある忘年会、ダンスパーティー、会合打合わせと目まぐるしい一日でした。


 特に、本日は、逢沢代議士の政経セミナーの懇親会で、乾杯の発声に立たれた門木県議(自由民主党第一選挙区支部幹事長)から、いきなり、最若手県議という理由で、乾杯の発声の引き継ぎを頂き、あらん限りに、1000人の方の前で、乾杯を叫ばさせて頂きました。
 私にとって、こんなに名誉なことはありません。

 妻は、感激して、また泣くわ、多くの方から、良かった良かった、と喜んで頂き、特別な日となりました。こういう機会を私に下さった門木県議と、なにより、逢沢代議士に、この場をお借りして、心より感謝御礼申し上げます。

 こういう機会を頂けたことの意味合いについて、謙虚に、冷静に、心から感謝しながら、今宵は、じっくりと噛み締めさせて頂きたい、そんな思いで一杯です。
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2002年11月18日(月)【西川で遊ぼう!!】
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 今日は寒いし、いつのまにやら、山下達郎の曲が流れ、急かされるような気分です。もう、X’masかい!!本日は、今だ決まらぬ選挙事務所検討や看板設置等々。

 「さとうしんじ」「事務所」ないしは「連絡所」という看板をつけさせて頂ける所はございませんでしょうか?交通量の多い交差点の駐車場や倉庫の壁が、好ましいのですが。来年の4月13日までで結構なのですが・・・。


 木枯らしの中、落ち葉が流れる西川の川面を眺めながら、来年の初夏には、「西川で遊ぼう!!」を企画したいと思いました。
 今日は、寒すぎて、夏のことを思い出していました。現実逃避。

 我々シティーボーイのご幼少のみぎりには、俗称桃太郎大通り(あれは、電車通り)の下をくぐる西川を懐中電灯なしで進むというのが、一番のスリルでした。敢えて言えば、電車通りの下をくぐっていないと岡山の街中がわかったとは言えないのではないでしょうか。

 夏になれば、西川で、ドンコツを追いながら、足を切ったり、深みにはまるのを野田屋町の岡ビル遊園地前で遊ぶ子供は楽しみにしていたものです。中には、ヘドロの中で泳ぐ奴までいました。

 私の弟の世代までは、橋の上から、ニゴイ(時々誤って鯉そのもの)を銛で突くような無茶をして、お巡りさんに怒られていたようですが、いつから、子ども達は、川遊びをしなくなったのでしょう。

 西川緑道公園が、親水性があっても、やはり、川に入る子供がいて、楽しいのです。バシャバシャと網を持っていけば良いのです。でも、鯉が邪魔なんだよなぁ・・。昔は、いなかったもんなぁ・・・。
 よく、ネズミ取りに入ったネズミを流してたなぁ・・・・・。ひでぇなぁ・・・。(←こういうことは、やめましょう。)

 来年の夏には、岡ビルの遊園地の前からゴムボートを浮かべて、田町橋あたりまで、橋の下をくぐりながら、探険する企画を立てようと思います。子ども達と西川清掃をしながら、大人は、遊ぶのです。ヘルメットに懐中電灯をくっつけて、オールで漕いだりして・・・・。
 田町橋まで辿り着いたら、ボートを車で岡ビル前まで運んで、なんべんもなんべんも、くぐって遊びたい・・・。

 寒さと選挙が、来年の初夏を夢見させるのでございましょうか。
 皆様、風邪などお召しにならないよう、お祈り致します。

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2002年11月19日(火)
          【二元代表制下における地方議会の復権について】
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 陳情処理や岡山市の政令指定都市に関する電話連絡をしている間に、なぜか夜になってしまいました。なかなか歩きに出られません。

 さて、先週の全国都道府県議会議長会主催の「第2回都道府県議会議員研究交流大会」では、強烈な刺激があったとお伝えしましたが、その中で、私が、気になった言葉を資料等から抜粋致します。

 12月には復活したい街頭演説の中でも、核にしたいような言葉です。
 敢えて言えば、私が目指すものです。1時間は、これで、講演ができると思います。

  体系的ながら、多岐にわたるため、羅列になるのをお許し下さい。



《二元代表制下における地方議会の復権》


 ○公選・独任の首長は、一身に代表性を背負い、しかも職員をその補佐機関として使うことが出来る。制度と運用の実態から見れば、執行機関優位の体制である。
 しかも、知事と議会の間には、国会と内閣に見られるような制度上の与野党は存在しないにもかかわらず、それをモデルにした政治運営(与野党意識)が行われてきた。


○整然として混乱のない議会が望ましいなら議場の質問などあまりない方が良く、議案は前もって根回しが行われ、議会が開会するときは、全て結論が決まっていることになる。
 したがって、与党ないし多数派はあまり質問しないし、質問したとしても、当たり障りのない内容に留めてしまう。
 また、その質問の内容も、予め決まっていて、その答えも出来上がっていて、それを議場で読むだけ。答弁に対する再質問も出来上がっていて、不思議なことにに対する再答弁も出来上がっている。


○理事者側は、議案について発言するため、いつでも議場に出席できるわけではないし、議会側は、全く理事者の出席なしで、審議をしても差し支えないが、国会をモデルに、両者とも、理事者側が出席するのが当然と考え、しかも、審議とは、議員が執行部に質問する形を状態にしてきたのは、二元的な代表制に基づく議会の役割に対する不見識である。

      ↓ しかし

○首長は、予算を編成し、条例案を作成するので、政策形成能力と政策決定責任は、自治体の首長にも求められるが、予算や条例などを承認し、決定するのは、最終的には議会である。
 地方分権時代には、これまで以上に、地方議会が重要になる。

      ↓ そこで 例えば



○議会と知事は、住民の代表機関として、独自の役割をもって牽制しあう関係にあることを再認識すべきであり、制度上、首長・執行機関に対し、監視・批判・修正・代案といった審査議決機関の本来の機能をしっかり果たすべきである。


○議会には、執行部に対して質問し、調査する権利がある。その過程を通じて、執行部に情報公開させ、政策や判断について、納得できる説明が可能か、点検できる。
 議会が本来の機能を果たすことが、情報公開と説明責任を確かなものにする原動力である。


○議会は、自らオンブズマンとして、住民に代わって、行政執行の違法や不当な様々な問題を調査し、追求すべきである。そのような行政監査の機能こそ、これからの議会の重要な役割である。

 現在、監査委員は、一部議員から選出されているが、このような中途半端な監査委員制度は、廃止すべきである。財務監査については、全て外部の監査機関に委ね、一方、議会に、十分な監査のためのスタッフを配置し、政策的な見地から、行政運営をチェックするシステムとすべきである。


○行政評価を議会の手で実現すべき。現在の行政評価は大部分内部評価であり、外部機関や第三者機関による行政評価はあまり行われていない。
 行政評価の主体は、本来は住民であるが、執行部に対し、調査権を有する議会が、行政評価を行う責任がある。



      ↓↓ そのためにも



《住民参加》

○住民の参加を基軸とした監視型議会は、政策評価・事業評価の導入により、情報が住民に開示され、そのことで、住民が、議会に対する関係を変更する。
 一般に、選挙の当選を求める議員は、その基盤を掘り崩すことになり、公共サービスを削減しにくいし、逆に、公共サービスを保つための増税を実施することは、困難である。

       ↓  しかし

  財政危機など地方政府の問題が露呈し、政策評価が行われた地方政府では、過剰需要の継続を期待しない住民が登場する。
 情報が公開されることで、住民は陳情型ではない冷静な目で議会の監視機能を見守ることになる。


       ↓  そこで 例えば


○直接住民が選挙で選ぶ、いわば正規の議員のほかに、一定のルールのもとに、広く様々な住民が議会審議に参加する仕組みを工夫する必要がある。
 例えば、議会の議決権は正規の議員が行使するとしても、議会審議に参加できる準議員ともいうべき制度を作って、審議の幅と質を拡充し、これまでの執行部優位の体制を改革していく。


○議会自体を開放にし、住民参加をする場も想定できる。アメリカの市議会の中には、議論の途中に傍聴者が手を挙げて質問したり、意見を述べる時間を設け、逆に、市長や議員も、意見表明を行った者に質問したりする例もある。
 アメリカの市町村の場合、議場自体が、開放型議会とも言える。


○執行部と別のシンクタンクを持たなければ、執行部には対抗できない。
 政策立案の方法として、議員立法より、市民立法に期待。議員は、自前の政策スタッフで、政策立案するよりも、市民団体や、様々なNPOとの連携を図り、それらの政策提言育てる役割を果たすべき。
 市民の提案を議会の場で実現していくのが、これからの議員の大きな役割である。
 執行部に対する住民参加ではなく、参考人制度の活用等、議会に住民を参加させる道を開くこと。



  しかし ↑↑


○地方政治に強い党派性が残っている地域では、市民は、地方行政に関する権限を殆ど有していない。政党が選挙を統制し、直接民主主義的な要素は存在していない。
 政党が候補者を選定するがゆえに、市民参加は困難になり、市民がその他の候補者を選択する上で、障害となっている。
 結果として、市民の関心を代表する新しい政党や自発的グループへの市民参加が促進される。


        ↓↓
        ゆえに

  講演は、ここからが、本番です!!が、その機会に。
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2002年11月20日(水)【落書き注意報発令!】
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 本日は、中央南小学校の学習発表会および音楽発表会で、保護者や地域の皆様と一緒に、子ども達の元気な歌声を聞かせて頂きました。ソプラノ笛を吹かなくなったのは、いつからだろう、としみじみ思いながら、うるうるしておりました。

 自分が子供だった頃を思うのか、自分を見ていた親の気持ちを思うのか、自分の子供や孫を思うのか、その全部なのか、よくわかりませんが、はっきりしているのは、地域コミュニティーは、やはり、学校や子ども達を核にしてできているのだなぁ、ということです。
 さもないと平日の午前に、大人があれだけ集まる理由がありません。

 妻を通して、子育て世代も、地域のネットワークに支えられているのが分かりますし、学校があるからこそ、子ども達や保護者や地域が、交流できるということだと思います。
 そして、ある意味、お互いの顔が見える適正な規模に、中心市街地の学校はあるような気もしてきました。

 17年中央小学校統合後の現在の小学校の利用については、様々な意見があり、今後の議論は必至です。しかし、とても短い中央南小学校の歴史の中で、地域にとって、なんとも暖かい、今日のような日があったことを胸に深く刻んでおきたいと思います。

 今、確かに、子ども達の歓声が、中心市街地のど真ん中で響いていること、そのことがどれだけ素晴らしいことであるか、効率だけが全てではなかったということに、やがて気付く時が来たとしても、その時には、懐かしい人達は、そこにはおられず、コミュニティーは、すっかり姿を変えてしまっているでしょう。
 時代の流れとはいえ、寂しくてやりきれません。
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 皆様の落書き調査隊からのお知らせです。

 落書き注意報発令!(市街地中心部 1kmスクエア内 本町周辺 風力3)

 市民の一斉消去活動等で、一時下火になっていた市街地中心部とりわけ本町界隈にて、新たに、新しい壁面への落書きが再開され増加中。カメラ店シャッター(三面全部)、新規開店店舗正面、純白の店舗壁面等に数グループと思われる落書きが同時的に発生。
 権利者、テナントの方はかなり憤慨されています。原因は不明です。

 あくまで推測ですが、条例施行後、一名は逮捕されたものの(処分保留で釈放)第二号がいっこうに現れないため、安心した犯人の一部が、再び中心部に回帰しているためと考えられます。
  しかも暴走族追放条例施行後一時的に警備の強化された本町周辺で、警備が撤収された直後に落書き(や暴走・周回も)が始まるという事態は、防犯・摘発効果の低下をあざ笑う挑発的な行為で、今後の犯罪の増加が懸念されます。
 しかしながら、住民が集団にて「一斉消去」した壁面には未だ再犯はゼロです。落書きされた状態を放置すると周辺へ一気に広がり、手のつけようがなくなります。
 住民の皆様にも速やかな対応をお願い致しますと共に、警察機関の皆様に対しては、未だ最低でも十数グループ以上はあると思われる落書き犯の継続的な検挙へのご尽力をお願いする次第です。

注)

風力1 従来落書きが全くみられないエリアに新規で落書きが始まってい
     る状態
風力2 すでに落書きが微弱にされていたが、増加傾向のおさまっていた
     エリアに、追加で落書きが始まった状態
風力3 すでに落書きがかなりの規模で行なわれているエリアに相当の規
     模で落書きが増加されている状態
風力4 すでに落書きがかなりの規模で行なわれているエリアにかなりの
     規模で落書きが増加している状態
風力5 落書き多発地帯で、見境なく落書きが増加している手のつけられ
     ない状態

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2002年11月21日(木)【旧日銀岡山支店整備基本計画】
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 本日は、常任委員会。12月定例会の提出予定案件(補正予算など)の説明などで、極めて短時間で終わりました。
 お隣の総務委員会で、旧日銀岡山支店整備基本計画案が、示されましたので、その報告をさせて頂きます。

 常任委員会は、6委員会(総務、土木、農林水産、商工労働警察、生活環境保健福祉、文教)ありますが、自民党控え室の机の上にある各委員会の資料を自主的に見ていないと、他委員会の動きは分からない、という恥ずかしいことになります。

 よく専門分野は何ですかというご質問を頂くのですが、定例会の一般質問は、所属委員会の内容は聞けませんので、毎議会質問しようと思うと、他委員会の動きも知りつつ、特定分野に特化することはできません。

 地方議員で、何々族と言うのは、本来存在しようがありませんので、オールラウンドプレイヤー以外ありえません。ただ、私の場合、農林水産が、正直なところ、肌で分かっていないという致命的な弱みがあります。


 さて、内山下の旧日銀岡山支店については、平成元年、超高値で、県が土地・建物を取得し、県立図書館としての活用を考えていましたが、すったもんだの末、平成10年、建設予定地が、現在の丸の内中学校跡地へ変更されました。

 そして、平成11年度から「旧日銀岡山支店を活かす会」にお願いし、検討して頂き、昨年3月に最終報告が提出されていました。

 その報告を踏まえて、「新しい岡山の顔として、県民皆が音楽や芸術を気楽に楽しみ、岡山の文化やライフスタイルを発信できる芸術文化の拠点に再生する」ことを基本コンセプトに、「本館」は、耐震補強工事を実施し、舞台と客席が一体となって芸術を楽しむことができる他目的ホールとし、芸術文化活動を行う県民団体等が広く利用できる貸ホール事業と上質な芸術文化イベントを紹介する自主企画事業を実施する方向になりました。

 「金庫棟」は、絵画や写真等のギャラリーや練習スタジオ、さらに、本館に隣接してレストラン、オープンカフェ、エントランス、駐車場等の整備、植栽等による修景を行います。

 本年度から基本設計に入り、16年度から本館工事に着手し、平成17年秋にオープンといった流れです。
 施設整備費は、約9・3億円程度。

 管理運営は、NPO法人等公共的団体に委託するとのことで、管理運営費は、年間6700万円(本館は、約2900万円)が予定されています。うち人件費は、3名1200万円です。

 文化的な価値は極めて高いものの、塩漬けになっていた、いわば県の不良資産が、民間のお知恵を頂きながらの17年越しの再生になります。

 城下文化ゾーン、禁酒会館、シネマ・クレール、新県立図書館等々に加えて、芸術文化ホールが、丸の内・内山下界隈に集中するわけで、道路整備やライテングひとつとっても、新しい大人の文化の香りのする街の整備が望まれるところです。
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【岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会の方向】

 本日は、岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会の会合。12月定例会閉会日には、県議会として、岡山市の政令指定都市化に関して、一定の見解が発表されることになりました。

 基本的な方向は、分かっているのですが、研究会としての発表ですので、結論のご紹介は、避けたいと思います。

 ただ、それよりも先、この26日には、玉野市議会の研究会の報告が発表されます。おそらく、この日をもって、岡山市の政令指定都市化については、基本的な答えが出ると思われます。県議会は、ある意味これを受けたものになります。
 残念ながら、振り回され、地域が混乱した結果、出る答えです。

 しかし、どうあれ、大切なのは、今後です。
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2002年11月22日(金)【自民党公認候補です】
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 本日、来春の統一地方選挙における自身の自民党公認を新聞発表で知りました。いろいろ噂はありましたが、少なくとも、私の選挙区・岡山市第一選挙区では、自民党現職全員出馬と思われます。
 私以外は、自民党は、全員議長経験者の大ベテランばかりです。あくまで、胸を借りるつもりで、若者らしく戦わさせて頂きます。
 おそらく、この選挙区では、他党・新人を含めても、38歳は、最若手と思われます。

 ところで、熱いご支援・ご協力を賜わり、来春の選挙事務所に目処が立ちました。心から感謝御礼申し上げます。ほっとするやら、気が引き締まるやらです。ぐっと、来春のイメージが膨らんできます。

 正式発表は、後日にさせて頂きますが、初陣の場所に優るとも劣らず、否、遥かに凌駕する、メジャー級のお城になりそうです。勝負には、人の利、時の利に加えて、地の利が必要ですが、これ以上の場所はないと思います。
 なにか胸の高まりが抑えられません。


 さて、本日は、ちょっと景気の良い広域交通物流対策特別委員会。

 岡山空港の貨物チャーター便が、10月26日から11月19日の1ヶ月弱で、17便、872t。平成12年の15便407tを一挙に上回る大記録になりました。

 ひとつには、アメリカ西海岸の港湾ストライキの影響で、ケンターキー工場のラインを止められない愛知県のトヨタ関連企業の部品輸出が、名古屋・成田・関空ではおっつかず、3000m級の滑走路を持つ仙台、岡山空港に回ってきたラッキーパンチが、571t。

 ハンドリング会社のご努力で、オムニ航空のDC10型シカゴ空港便の評価は、上々。岡山空港としては、関空と勝負で、もう離さないわ、という気分ですが、次に繋げる施策が重要です。
 あれ、試してみたら、岡山ってちょっと良い感じじゃなーい?

 加えて、私も、さっそく解禁の昨日舐めてみた、お馴染みボジョレヌーボー(棒ではありません)ワインが、301t。岡山空港で、通関後、川崎、大阪、広島、八代のメルシャン(株)の配送センターへ陸送されましたが、これは、県の営業努力も奏効。

 フランス・シャトールー空港からボルガドニーパ航空(英・露)、オランダ・アムステルダム空港からマーチンエア航空(蘭)、ドイツ・フランクフルト空港からルフトハンザ航空(独)と、まるで、岡山国際空港。

 空港駐車場放置車両の撤去の話に比べると、いかにも景気の良い話で、久々のクリーンヒットと言えます。
 物流拠点を自称するからには、快打連発が望まれるところです。
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11月23日無し

2002年11月24日(日)【さるぼぼ】
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 ○○の親睦研修旅行のため、昨日は、失礼致しました。妻の忍耐と、さるぼぼのような子供の愛嬌に支えられ、昨日、無事、結婚記念日を迎えることができました、にもかかわらず、妻に会合の代理出席を頼み、親父は、熱い結束の中におりました。欧米なら、死刑かも。
 やはり、妻あっての私ではないでしょうか、皆様!!

 紹介できないほど非常におもしろいことも多かったのですが 略
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2002年11月25日(月)【略 アンケート】
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 年内には移転を始めます選挙用事務所、ならびに、期間中に、どうしても皆様のお力が、必要でございます。本日は、県政報告でなく、選挙がらみで、本当に失礼致します。


     以下略
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2002年11月26日(火)
      【政令指定都市を考える その12  玉野市審査報告書】
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 本日は、半日、保護司の第一次研修で、缶詰め。
 法改正もあり、「社会を明るくする運動」など地域と連携した活動もある保護司ですが、基本的には、犯罪や非行に走った者の更生保護、ひいては、社会防衛も目指す、極めて地道な活動であり、社会の矛盾や人生の悲哀が、最も露呈する場面で、その一言が、ある人間の人生を左右する非常に責任の重い「ボランティア」だと思います。

 なかなか、通常は、気付きませんけれど、保護司に限らず、人知れず、地域や、地域に暮らす人々を愛し、守る方が、いらっしゃることで、社会が成り立っている、そういうことに、敏感かつ謙虚でありたいと思います。
 なにも、議員ひとりが、えばってどうのというものではありません。議員が足元にも、及ばないほどの方が、本当にたくさんいらっしゃるのです。

 正直に書いて、果たして、人生経験不足の私が、人格的にも、保護司に足り得る人間なのか、という気がしますが、何年も何年もかけて、相応しい人間になりたいと思います。



 さて、本日、玉野市議会の合併問題研究懇談会小委員会委員長報告が、発表されました。

 紹介されている委員会の委員の意見の多くは、政令指定都市化に、否定的なものばかりで、全体的には、玉野市議会としての方向は、やはり、「時機尚早」で納まった、ということで、同報告をもって、一定の結論が出たと判断して差し支えないと思います。

 もとより、玉野市議会の反対があっては、残念ながら、岡山市との合併、ひいては、70万人での政令指定都市化は難しくなります。


 意見は、「権限委譲に見合うだけの財源移譲に疑問があり、財政基盤の強化にならないばかりか、岡山市の財政状況は危機的な状況にあり、合併後の玉野地域への財政支援策は期待できない。」

 「宇野港の管理は、今後も県が受け持っていくとの県知事発言からも、玉野地域におけるまちづくり事業に曖昧な点が多く、地域経済振興や雇用の面でもデメリットが多い。」

 「岡山市に比べて比較的高い玉野市の福祉や住民サービスの低下の恐れと玉野市民の負担の増大は、行政改革の目的に反するものである。」などなど。

 最後に、意見書は、異例なことですが、下記の付言で、結ばれています。
 「市長が、17年3月の合併に向けて、来年6月を目処に法定合併協議会の設置を目指すとの11月12日の記者会見での発言は、これまでの議会の審議を無視するものであり、このような議会軽視の姿勢は改めるべきだとの意見がありましたことを付言して、合併問題研究懇談会小委員会の報告といたします。」
 これは、玉野市議会からの警告であり、極めて重い意味があります。


 問題は、善後策ですが、岡山市が事務局の研究会、県議会の研究会の意見書発表で、しばらく紛糾した後、事は、統一地方選挙後ということにならざるを得ないと思います。

 いずれにせよ、しきり直しが必要です。
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2002年11月27日(水)【第2回爆音暴走族市民対策会議のご案内】
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 去る10月26日に開催された「第1回爆音暴走族市民対策会議」において、引き続き対策会議を続けていくことが確認されましたが、お伝えしております通り、第2回を開催することになりました。

 今回は、暴走族対策から青少年健全育成対策に昇華されたお隣の広島県の取組みを直接の担当者の方をお招きしてお伺い致します。
 対処療法的な警察の取締り強化から一歩進んで、暴走族対策を社会全体が取り組むべき青少年問題と捉え、ひとつの運動として取り組む大きなヒントが得られると確信致します。
 まさに、問われているのは、青少年よりも、大人のあり方なのです。

 特に、集会を禁止した同条例で、先日、初の逮捕者が出たことは記憶に新しく、また、ご覧になられた方も多いと思いますが、昨夜26日のNHK「クローズアップ現代」で紹介されたように、県警本部長の判断で、暴走車両にパトカーを体当たりさせた広島県警の取組みなど、「本気」の広島の暴走族対策は、全国の先駆事例として、大変に注目されているところであります。

 最近、やや小康状態にある岡山の爆音暴走族ですが、X’mas、年末、年始暴走の可能性は高く、ここで緩めるわけにはいきません。
 なにより、爆音暴走こそしなくとも、深夜徘徊、周回族の存在は、やはり、岡山の由々しき青少年問題であることには変わりありません。
 大人が、いかに本気で関わっていくか、という問題の本質は同じです。

 今回は、講師の方との意見交換を中心にしたものであり、岡山は、岡山のスタイルを模索していこうとするものです。
 ご多忙のこととは存じますが、お時間のご都合がよろしければ、是非ご出席賜わりますようご案内申し上げます。
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2002年11月28日(木)【『ル・クプルひだまりコンサート』】
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 本日は、もう宣伝だらけです。

 当事務所で、諸般の事情で、趣旨に賛同して、幾つかの催しのチケットをお預りしております。願わくば、ご希望の方は、まずは、当事務所に、ご一報頂ければ幸いでございます。

 なお、8月の『NPO法人”たいむカプセル”主催の「羽ばたけ!子どもたち。」』もそうですが、あくまで趣旨に賛同させて頂いた場合に限るということであり、一般的に、当事務所で、広告宣伝を行ったり、ましてや、チケット斡旋等を行うものではありません。


 『ル・クプルひだまりコンサート』

  12月8日(日) 13:00〜15:20 旧出石小学校体育館

  一般:2500円、障害者・中高生:1500円、小学生以下:無料

 精神障害者地域生活支援センターとして丸の内にある、障害者と市民のためのカフェレストラン「ぱるすぺーすMOMO」を支援するためのコンサートです。

 私は、4年前のこの時期、表町の通称「パブリック・スクエア(千日前劇場北)」で、「作業所フェスタ」と称して、「青い鳥」の仲地さんと非常に地味な催しをしておりました。
 いわゆる企画倒れといって差し支えなかったかもしれません。

 中心市街地・商店街の活性化と作業所の作品を売る場を作るというコンセプトでありましたが、肝心の作業所とお客様が集まらず、青い鳥のキムチで、鍋をして、皆で食べていたわけです。
 個人的には、出馬表明もできない時期で、見も心も、心底寒かったのを思い出します。

 その際、パブリックスクエアの向かい、当時表町にあった「ぱるすぺーすMOMO」や、あすなろ石鹸センターの皆様には、たいへんお世話になりました。今回は、そのMOMOの支援コンサートです。

 11時からは、運動場において、入場無料で、バザー・青空コンサート。13時からは、第1部・創作劇「リカバリー2002希望」、13時30分から、第2部「あすなろステージ」、14時30分から、第3部「ル・クルプ コンサート」です。

 ル・クルプは、夫婦ユニット。97年に発売した「ひだまりの詩」は180万枚の売り上げを記録し、紅白歌合戦に初出場しています。
 ttp://solcielo.co.jp/lecouple/

 「ぱるすぺーすMOMO」が、陽だまりになることを心からお祈りします。



 『アフガニスタン難民支援チャリティーコンサート』

  12月14日(土) 午後2時から  西川アイプラザ5階ホール
  入場料 前売1500円(当日2000円)

  主催は、お馴染み岡山ユネスコ協会。最近、ちょっと凄いのです。

  世界の音楽ということで、出演は、カメルーン(民族音楽)、インド
 (シタール)、スイス(アルプホルン)、オーストラリア・アボリジニ
 ー(ディジュリドゥ)、アンデス一帯(フォルクローレ)です。
  なお、書き損じ葉書きも回収とのことで、30枚以上で、入場料無料
 になります。



 『好本瑛子展』

  12月2日(月)まで  倉敷三越5階美術画廊

  イギリス・現代印象派、パステル画の巨匠ということですが、長い海外
 暮らしで、面識はないのですが、親戚関係にあるということで、思わず宣
 伝してしまいました。

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2002年11月29日(金)【お知恵拝借】
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 議会開会を2日(月)に控えて、今回もまた、15回目になる質問の準備を進めております。いろいろ原案はあるのですが。

 特に、治安問題・経済特区・瀬戸大橋通行料金値下げの話から、論理的帰結として、どうしても、香川経済同友会が提唱する「瀬戸内海におけるカジノ」を取り上げたい、という気になっております。
 あるいは、顰蹙ものかもしれません。

 一方、西養護学校に関する請願・陳情の動きなど、微妙な動きが必要なものがあります。大切なのは、少しでも、前進させることです。

 ともあれ、構想段階のこの時期、皆様のお知恵を一番議会に反映させて頂くことが出来ます。
 実は、一番関心がありながら、生活環境保健福祉委員会がらみのもの(福祉、環境、NPO等々)は、本会議では、一般質問できないため、かなり制約がありますが、こういう問題があるぞ、というものがございましたら、是非お知らせ下さいませ。
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2002年11月30日(土)【御礼】
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 本日は、早くもある市議会議員候補予定者の選挙用事務所開き。

 さらに、第2回爆音暴走族市民対策会議。10人のご参加で終始熱心なご議論を頂きました。広島市のK主幹のお話は、実践的な青少年対策として、自らが何をすべきが、考えさせられるものでした。
 次は、街に繰り出します
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