2002年9月1日(日)【総合防災訓練】
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 降るんか晴れるんかはっきりして欲しい天気で、秋に入りました。

 本日は、午前5時からの朝起き会の後、児島湖流域清掃大作戦で、浦安の相生川に。誠に申し訳程度でしたが、ゴミを拾い(川から上げられた腐ったフナを軍手で掴んだのですが、なんとなく臭いが落ちません。)、西大寺のカネボウ工場跡地広場での総合防災訓練に。

 そこから、ある会社の新製品のプレゼンで、若い女性達に紛れて、どぎまぎしました。もう一回人生ができるなら、女性の方が、たいへんそうですが、ちょっと楽しそう。


 ところで、9月1日は、全国的に「防災の日」ということで、毎年この日に、防災訓練が行われます。訓練の見学ということで、議員には、不人気なのですが、眺めているだけで、いくつかの気づきがあります。市民の生命・自由・財産に直接関わることであり、見ることも、責務ではないかな、という気はしております。

 また、2時間の訓練でやむをえない部分もありますし、この通りには、まずできないでしょうが、それでも訓練は、絶対にしておかないといけないと思います。

 先日の防災対策本部(その958)に対して、阪神大震災の教訓を踏まえて、県庁の近くに県職員の住居、消防署の近くに消防署員の住居を整備し、緊急時に活動出来る人員を確保することは最優先の課題であるという、ご提言を頂き、しごくもっともなことだと思いました。

 平時では、想像できなかった基本的な前提が欠ける事態に対処するには、机上のシュミレーションというより、何が起こり得るだろうかという、イマジネーションが、重要だと思います。


 ちなみに、本日の防災訓練の想定は、下記のようなものです。「」は私。

《平成14年「9月1日」「午前10時」「四国沖を震度」とする「大規模な地震」が、発生し、「岡山市ほか県南部各所」で、「土砂崩れ、家屋の倒壊、車両の多重衝突、ビル火災、有害化学物質の漏洩」等、甚大な被害が生じた。また、「電力、通信、水道、ガスのライフライン施設」等にも被害が生じた。》

 おそらく、「12月25日午前1時」でも、「6月16日午前4時」でも、何かを置き換えただけで、訓練のように、10分で、災害対策本部は立ち上がらないでしょう。その1分後に、自衛隊に災害派遣要請ができるかどうか。とりわけ、県庁8階に倒壊、火災という事態が生じた場合、情報収集自体が難しくなります。

 基本的には、公務に携わる者は、瞬時に現場に到着。公共的な職業の方は、自らは避難せず、直ちに、現場に急行。道路が崩壊していても、すぐに移動が可能というのが、前提です。
 個人的には、警察、消防、自衛隊の連携、特に自衛隊の役割が重要だと思います。


 今、この瞬間、超ど級の直下型大地震が起きたら、誰を思い、なにをするか、そのために、行政には、どういう準備が、必要か。そもそも、皆様、ご自身の地域の避難場所は、ご存知ですか?

 是非、忌憚のないご意見・ご提言をお知らせ下さい。
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2002年9月2日(月)【新静岡市へ】
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 大方の予想通り、長野の田中知事が圧勝しました。

 今回の選挙は、ある意味で、県民の皆さんが、しっかりと候補者の主張に耳を傾け、考え、選択された、政策論争になっていたわけであり、経緯はどうあれ(というか、経緯は良くないと思いますが)、民主主義の発展に資するものであると積極評価させて頂きたいと思います。

 従来型の選挙ではない形で、投票率も上がったということは、素直に歓迎です。少なからず、来年の統一地方選挙に、影響を与えると思います。少なくとも、地方においては、既存政党にはNOということで、政党自体は判断基準にならず、候補者が何を主張するかこそが問題で、という流れが、加速するかもしれません。

 間違いなく長野県は、県議の半分は入れ替わるぐらいの大荒れの選挙にならざるをえないように思います。


 しかし、そもそも、多数与党のトップが、行政の長になる議院内閣制と違って、地方は、大統領制なのですから、チェックアンドバランスの関係からしても、少なくとも首長と議長は、同じ政党を基盤にしない(例えば、首長が共和党なら、議長は民主党)方が、民主主義に資すると思います。2大政党が、拮抗しているのが前提ですが。

 執行部と議会は「車の両輪」と言われますが、安易な馴れ合いになるよりも、はっきりと対立した方が、判断される市民には、政策の面(情報公開)で、理解がし易いとも思います。
 ある意味で、長野は、良い形と言えなくもありません。


 もっとも、他人様のことをとやかく言うほど、私は偉い人間でもなんでもないのですが、氏の性格的な面で、私の感覚では、やや理解できないものがあり、政策面以外のことが理由で、紛糾するような事態は、できるだけ避けて頂きたいものだとつくづく思います。
 私は、長野にいたらどうだったか・・・?


 いずれにせよ、「我が党」は、大打撃です。また、苫田ダム工事費増額、2つのダム中止は、9月定例会の目玉の議論。岡山県政にも、影響があります。
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 本日これより、岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会の県外調査で、兵庫県庁、静岡商工会議所、静岡県庁に向かいます。

 各党持ち回りの幹事で、都合3回の県外調査が予定されていますが、研究会事務局次長ということで、なるべく参加できればとは思います。
 本日は、22人中、自民党2名、公明党2名の4名の参加となります。

 70万人の政令指定都市に向けて、静岡市・清水市の合併が進んでいますが、まさに、政令指定都市検討ブームの火付け役となった地です。
 どれだけ、岡山市に当てはまるか、十分に勉強して参ります。

 また、昨夜のNHK特集で、東海大地震の話があったのですが、兵庫と静岡ということで、防災面についても勉強できればと思います。

 途中、個人的に、岡山市と規模の似た浜松市にも寄り、帰岡は、明日夜になります。
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2002年9月4日(火)【やはり、倉岡市?】
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 岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会の県外調査より帰岡しました。今回の調査は、兵庫県庁、静岡商工会議所、静岡県庁で、それぞれ2時間に及ぶやりとりがあり、食事中、移動中、全て合併の話と、内容が濃すぎほど濃いものでありました。

 神戸市、静岡市・清水市、浜松市に関して、昔から政令指定都市、合併が決まり政令指定都市を目指す地域、政令指定都市化を念頭に、これから合併を協議する地域、それぞれの状況の調査を行いました。

 明日より、数回に分けて、客観的に知り得た情報を報告させて頂きます。なぜなら、結論を出すのは、行政でも、議員でもなく、市民・県民の皆様おひとりおひとりなのですから。

 今後、広島、福岡・北九州、さいたま、仙台と調査が続きますが、洒落や酔狂ではなく、岡山市、岡山県の未来を左右する調査であると思います。できる限り、皆様にお伝えさせて頂きます。

 そこから、皆様が、どういうご判断をされるか・・・・。


 私は、市町村合併を恋愛結婚に例えました。そして、今、必要なのは、たとえ政令指定都市にならなくても玉野市、灘崎市と合併したいんだ、幸せにします、と伝える、岡山市(行政・市民)の「誠意」である、と申し上げました。

 恋愛ドラマには、それなりのストーリーが必要ですが、結びつくためのエピソードが、どれだけあったか、これからあるか、恋の行方はわかりません。


 ただ、今、個人的には、岡山市の恋愛の王道は、しっかりと倉敷市を見ることではないかな、と思います。お互いが、時には、パートナーとして、時には、ライバルとして、その動向を見てきたのは、意識しあっていたのは、岡山市と倉敷市ではないでしょうか。
  お互いに、いつも気になる奴として。

 気を持たせるんじゃないぞ!「さくら」と「桂木先生」!あと1ヶ月どうひっぱるんだ、NHK!?といった心境です(・・・・・なんのこっちゃ)。

 私は、岡山市民の一人として、岡山市の政令指定都市化を望まないわけではありません。しかし、岡山市が、いつも見てきた倉敷市を意図的に忘れた時に、たとえ、結果として、政令指定都市が生まれても、その真横に、中核市が第2の政令指定都市を目指すことにならないか、新しい混乱、確執が生じないかを危惧します。

 その時点で、憲法問題をクリアして、道州制に移行する前に、岡山県は内部で壊滅するのではないか、そういう恐れすら感じます。


 帰りの新幹線の中で、こんな話が一切出ていなかった昨年の夏前、考えていたことが、再び、ふつふつと蘇ってきました。

 一部再掲致します。
 自分で書いているのですが、こういう考え方もあるのか!!と驚きました。その後、経済同友会から、「ツインシティーズ構想」も発表されましたが、「佐藤真治のこころ」って、やっぱりムチャクチャだなぁ、と思います。


 いずれにせよ、決められるのは、皆様です。
 明日以降も是非ご参考に。



(週刊)佐藤真治のこころ その515  2001年6月25日(月)

【20年後 岡山・倉敷合併構想】

   ・・・・・略・・・・・・

 そもそも、県議会議員に出馬するに当たり、なぜ市議でなく、県議なのか、なぜ自民党なのか、と尋ねられたら、「番場 蛮です!」と答えていたわけですが、本当に県はいらないのではないか、と益々思うようになりました。
 誰もたいして言いはしませんが、市町村合併の当然の帰結として、それが成れば、県がいる道理がありません。少なくとも、調整役としての役割は大きく変わらざるを得ないでしょう。

 例えば、20年後。友紀が二十歳になった頃、私は、56才。もしも、県議をしていれば6期目で、既に議長経験者でしょう。今の仕組みなら。
 その頃の岡山県はどうでしょうか?まだ、石井知事でしょうか?いや、県があるでしょうか?市町村合併、広域合併は、どう進んでいるでしょう?
 あるいは、どんな岡山県の姿を望まれますか?


 個人的には、2つの中核市、岡山市と倉敷市が、相変わらずくだらない張り合いを続けていれば、岡山県は、たいしたものにはなっていないと思います。
 しかし、逆に、中核市岡山市と中核市倉敷市が対等合併し、倉岡市(仮称)という100万都市、政令指定都市が誕生していれば、間違いなく中国地方の雄都、倉岡を中心に、岡山県は、爆発的に伸びていると思います。

 倉岡は、京都、大阪、神戸、広島、北九州、博多と並ぶ、巨大都市。
 南には、コンビナート、水島港を持ち、北には、倉岡空港やマスカット・バレイというIT技術集積地。吉備路、後楽園、チボリ公園、美観地区という大観光ゾーンも持っています。
 自慢ではないですが、ちょっとお洒落。

 交通の結節点として、山陰と四国を結び、関西圏、広島とは、新快速で結ばれます。高速道路も縦横無尽で、まさに陸、海、空の物流拠点。
 そして、2眼レフの支店経済を形成しています。

 市役所所在地は、全国的にも有名な旧倉敷地区。旧岡山地区には、県庁が残りますが、2地区は、新交通システム(ないしは、地下鉄)で、20分の距離です。さらに、大環状線ができていますので、行き来は極めて容易です。

 当然区制ですので、西大寺区、城東区、中央区、岡北区、岡南区、北区、水島区、玉島区、児島区、倉敷区の10区に分かれています。
 市議会議員は、30人もいれば、充分すぎるでしょう。
 簡単な行政サービス、行政手続きは、どこでも受けられるので、支所は、各区にひとつです。
 倉岡周辺には、多くの衛星都市が、点在し、結ばれています。

 倉岡マスカット・スタジアムは、プロ野球チームのファームの本拠地であり、旧岡山地区の操車場跡地にできたサッカー・スタジアムは、Jリーグに所属の「ボッケェ倉岡(?今イチ!)」のメインスタジアムです。
  ・・・・・・
 三木知事以来の100万人都市構想。
 ちょっと再燃させてみたいものです。

 「反対勢力」は、旧岡山、倉敷市議と県議。職員は、解雇されなければ、政治判断には、従わなくてはいけません。

 なってみたいな、倉岡市長。
 政令指定都市なら、県と対等です。


・・・・・略・・・・・



・・・・・・凄いこと書いてるなぁ・・・・。
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【政令指定都市を考える その1 神戸市】

 県外調査を受けて、本日は、まず、典型的な政令指定都市・神戸市について。一般的に皆様が認識されている政令指定都市のイメージだと思います。


 その前に、平成7年全国自治会自治制度研究会報告書「都道府県制度論ー新時代の地方自治のために」の第3章5「政令指定都市制度の解決不能な政治的矛盾」の記述に、非常におもしろいものがあります。
 突き詰めれば、こういうこともあるかな、というものです。


 いわく、「政令指定都市を抱えることになった府県の知事の政治的矛盾は、府県が中核をなす大都市地域において大して仕事をしないことになったにもかかわらず、依然としてそこの住民の支持を得なければならないということで、これはもう本質的なものであって、制度の廃止をしない限りは解決のしようがない問題であると考えられる」。
 これは、もうその通りです。


 さらに、政令指定都市選出議員の選挙基盤の矛盾として、いわく、「政令指定市の中では、府県のやる行政の量が減って、府県が政令指定都市の中で関与する仕事は、端的に言えば、警察行政と河川とか、森林開発と文化会館のような公の施設とか、に関するものだけで、府県会議員が住民の苦情を聴いて行政に取り次ぐ仕事が、市会議員に比べて非常に少ない。

 ・・・・中略・・・・

 そうすると、市会議員は、自分達が一番住民の面倒を見て票を集め、府県会議員も自分達が養っているのだと言って、同じ系統の政党で一緒になると、市会議員の方がいばって、府県会議員が、お世話になっておりますと肩身を狭くさせられるようなことが起こっている・・・・・・」

 なるほどなぁ。そういう見方もあるかなぁ、と思います。ただ、市議会の先生方に、お世話になりっぱなしであるのは、政令指定都市に限ったことでもないようにも思います。私など、おんぶに抱っこも、いいところです。


 私は、人間関係の基本は、「長幼の序」以外になく、少しでも目上の方であれば、敬うのが当然、いかに親しかろうと、立場がどうあろうと、目上の方に、岡山弁のため口などもってのほか、それが日本の礼儀と思っているため、いばる、いばらない、というのが、正直、よくわからない部分もあります。
 そもそも、議員といえば、ほとんどの議員が、目上の方ですから、私の方が肩身が広くなる状態は、まずありません。

 ただ、個人的には、中心市街地においては、市議会議員的な仕事もありますが、根本的に、市議・県議に上下があるとは全く思っていませんし、実際に、市議会議員の先生方が、最も市民の皆さんに近いところで、汗を流しておられる姿は、秘書時代から見させて頂いておりますし、県議では、とても敵わないと心から思います。

 また、道州制が叫ばれる今日、県が、現在のままであり続けるべきである、あるいは、あり続けられる、と考えている知事は、皆無だと思いますが、直感的に、県議会議員という職業が、市議会議員よりも、長く存在する職業であると思っている県議会議員も、これまた少ないと思います。そういう後ろめたさもあります。

 もちろん、仕事ぶりに関して、市議会議員の諸先輩方から、県議会議員の評判が非常によろしくない、という話は、極めてよく耳にするところではあります。十分反省し、私は、私なりに、最大限努力致します。



 いずれにせよ、今後、政令指定都市化問題をめぐり、県議会議員、しかも、佐藤ごとき若造がなんならと、煮詰まってきた場合に、この「政令指定都市制度の解決不能な政治的矛盾」のような感情論的なことになる可能性は否めません。

 そういう意味では、私の記述は、非常に危ない橋を渡っているわけですが、いつも申し上げます通り、この件について、判断されるのは、市民の皆様です。私は、判断材料として、情報をお伝えする責務があります。

 加えて、私は、岡山市民として、岡山市は、政令指定都市を目指すべきである(ただ、相手先・時期を含めた手順をやや疑問に思うのです)、と考えていることは、重ねて強調致します。

 なにより、そのことは、私が最も望んでいる、県を動かすことに他ならないのですから。
 要するに、岡山が良くなれば、それで良いのです。



 さて、兵庫県と神戸市の関係です。

 まず、大前提として、兵庫県の人口は、約555万人、神戸市は、約150万人。22市あるうちの神戸市の人口分を引いても、岡山県全体の人口の倍以上ある巨大な県であることをご認識下さい。

 以下については、兵庫県は、来春、市議から県議に転じる友人の地元であり、認識が違っていたら、直して下さいね、T議員。加えて、政令指定都市・名古屋市の美しいT議員も、アドバイス下さい。
 また、政令指定都市を目指す熊本市を抱えるO議員や、政令指定都市・川崎市の市議会議員を目指すSさんも、なにかありましたら、ご教示下さいませ。


 兵庫県には、昨年6つから10になった「県民局」というのがありますが、これは、岡山県の総合出先機関の地方振興局とは、似て非なるもので、特に、県の総合計画から地域ビジョンを推進するものですが、規模は遥かに小さい物です。

 とりわけ、神戸県民局は、連絡・調整機能を持つものの、固有の施策は、神戸市が行うということで、神戸市民にとって、行政といえば、神戸市を指すということになります。兵庫県の影は、極めて薄いものです。


 そもそも、神戸市は、明治22年の市施行時に、既に人口13万人。昭和14年には、100万人都市になっています。

 政令指定都市は、もともと、5大市(大阪市、名古屋市、京都市、横浜市、神戸市)を想定したもので、「県内県」というか、要するに、多の市町村と比べても全く別格の都市を指定し、県と同様のものとみなし、さらに、その後、旧五大市に遜色ない都市的形態を備え、行財政能力を備えている都市が、追加指定されていったわけです。


 神戸市の政令指定都市化は、他の4大市と並んで昭和31年。今の行政職員にしてみれば、兵庫県と政令指定都市神戸市が、共存していることは、前提であり、そういうふうにできている、違和感や問題意識を持ちようがない雰囲気がありました。

 もっとも、ご多分に漏れず、県・市の仲は、「神戸土地株式会社」と揶揄されるほど、ニュータウン開発を神戸市が推し進めていた時期には、「山手商事(兵庫県)」VS「浜手商事(神戸市)」と言われたこともあったようですが、阪神・淡路大震災以後、協調関係に転じ、HAT神戸(東部新都心)整備にあたっては、全体の計画・事業主体は神戸市が、県は、その中心地区において、施設群の整備を進めています。

 また、固有事務、とりわけCSR施設(カルチャー、スポーツ、レジャー)については、二重投資を避ける工夫もされているようです。

 広域調整の観点から行政を行う県というのもは、市からすれば、疎ましい部分もあろうかと思いますが、神戸市の意向や動きは、全県に影響を与えるため、県・市の連携・協調は必要である、という考えのようです。



 ちなみに、道州制に対して兵庫知事は、大阪・京都・奈良・滋賀まで巻き込んだ近畿州のようなものを地方制度調査会や財界が言うものの、兵庫県は、それだけで、デンマークやスエーデンよりも、大きいということで、そもそも府県の規模を大きくするという意味での道州制の意味があるのか、という疑問を持たれているいるようです。

 昨日の知事サミットで、9県の中四国州を研究するという合意とは、全く異なった様相を呈しています。


 いずれにせよ、政令指定都市の基本は、兵庫県、あるいは、神戸市のようなこういう規模・形であろう、ということですが、それが、なぜに変容されるのか、・・・・・・・明日に続きます。
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2002年9月5日(木)【中日国交正常化30周年】
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 政令指定都市については、ちょっとお休みし(3日坊主?かなりパワーが要るため)、本日は、中日国交正常化30周年慶祝岡山大会が開催されました。

 地方都市において、岡山県華僑・華人総会の活動は、活発であるといえると思いますが、これもひとえに、劉代表のご人徳、ご尽力によるところが大きいと思います。

 岡山に来た中国人留学生は、最後には、岡山が、日本が、嫌いになって帰国するという話は、よく耳にするところでありますし、特に私費留学生については、非常に厳しい状況にあると伺います。行政を含めた全面的なバックアップが必要です。

 一方で、治安の面で、日本人とは違った感覚での犯罪が発生しているのも、悲しいかな事実であり、どう対策を講じるか、深刻な課題ともなっています。

 郷土の偉人岡崎嘉平太翁の働きがあっての日中友好30周年。改めて、近くて遠い国、中国との関係、共存共栄について考えてみたいものです。



 ところで、最近すっかり、岡山の街に溶け込んだ路面電車の「MOMO」。
 昔のビートルのように、一日に3回見るとHAPPYになれるという噂もチラホラ!!かっこええな〜。夜がまた、走るサロンみたいで、ええなぁ〜。
 清輝橋線を行ってたら、なんぼでも見れちゃうので、誰でも、HAPPY!

 てなわけで、「MOMO」の産みの親である「RACDA(路面電車と都市の未来を考える会)」が、元気です。今日の私は、ちょっと「RACDA」の回しもんでーぃ!!
ttp://www1.harenet.ne.jp/~racda/index2.html
 「RACDA」は、街づくりのホームラン王です。

 落書き調査隊も、「RACGA(らくが)」にすっか〜。これ、うっそぴょーん。


 「MOMO」のグッズのある「プラットフォームMOMO」も、上之町商店街の理事会の要望で、9月末まで営業延長!シンフォニービルの横、上之町の商店街の入口にあり、県外から大勢のお客様で列を成すこともあるのだ!優しくてラブリーで美しい女性達が、迎えてくれるのも、人気の理由ですね!
 オリジナルのお菓子も、おいしいよ!!まだの方は、是非!!
ttp://www1.harenet.ne.jp/~racda/platformMOMO.html


 そして、第3回「RACDAゼミ」開催のお知らせです!!

 「MOMO」の導入を機に、さらに皆様へ最新の交通とまちづくり情報を提供するべく、著名な専門家、市民運動のリーダーをお招きして、まちづくりと公共交通について懇談する「RACDAゼミ」が、開催されています。

 第1回の「沖縄に路面電車を」では、ゆたかはじめ先生、第2回の「デザインで変わる公共交通とまちづくり」では武山良三助教授、そして次回、第3回の「RACDAゼミ」が、「国際貢献トピア岡山構想を推進する会」との共催で、9月28日に開催されることになりました。
 皆様、ふるって参加致しませう!!

 以下、案内丸写しです。


 テーマ/ ヨーロッパ最大の「交通」NPO(T&E)よりの報告
      地球環境と交通システムについてT&Eの主張
 講師/  Mr.Schmit Adrian(シュミット・アドリアン)
 プロフィル/
    1956年スイス生まれ
    国民投票研究センター(アムステルダム)理事財政部長
    ユーロトピア(欧州直接民主主義運動)創立者、
    1983年から2000年までルツェルン市議会議員を務める
    スイスみどりの党副代表などを歴任
    ●組織と現在の仕事
    ・VCS(T&E)スイス交通と環境協会 交通問題部 部長
     Head of the Traffic Aftairs Department VCS Switzerland,
     the National Association for Transport and Environment
    ・VCS(T&E)スイス 会員数13万人 売上高約3億ユーロ
     従業員
    (有給)100名
     日本で言えばJAFみたいな自動車に対するロードサービスを
     行っている大変に大きな組織です。
 日時/ 9月28日土曜日 18時〜
 場所/ 国際交流センター2階 (注意:前回とは場所が全く違います)
     岡山駅西口から徒歩3分。9階建ての大きな建物です。
     国際会議大ホールで、同時通訳付きです。
     ※会場には駐車場がありません。
     MOMOなどの公共交通機関をご利用ください

 受講料/ 無料ですが、500円程度のカンパを頂ければ幸いです

     どなたでもご参加いただけます。
     申込は事務局宛にFAXかEメール
     (racda@po.harenet.ne.jp
     でお申し込みください。
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2002年9月6日(金)【Street Festival in Shizuoka】
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 本日は、出雲で、中国ブロック県議会議員野球大会が、開催されていますが、議員野球チームに所属していないため、応援にも行っておりません。岡山県議会チームは、どうだったでしょう?

 自民党の1期2名以外は、非自民も、全員所属ですから、せめて応援ぐらいには行くべきだと、風当たりも強いのですが、議員野球がどうというよりも、私には、単に余裕がないのです。


  さて、なかなか、静岡市・清水市合併問題の本論に入りませんが、やや検討中の案件もあり、踏ん切りがつきません。

 その分、例によって、パンフをかき集めてきた中から、大変に気になったのが、「Street Festival in Shizuoka」で、それについてのご紹介をさせて頂きます。

 大道芸人と言えば、保護か許可かの東京都、あるいは、職員一人一芸のチボリ公園ですが、静岡もメッカ。富士山をバックに、ミカンと茶の香りと男伊達が名物の静岡では、屋外パフォーマンスをしたくなる開放的なムードがあります。

 「落書き調査隊」は、単なる「消去」から、「アートの創造」を模索しているわけですが、まさに、「Street Festival in Shizuoka」は、感性にビビッときました。ttp://www.streetfestival-shizuoka.com/

 『 「舞台の上や美術館の中からの芸術」ではなく、見る者と見られる者の融合が存在する活力あるイベントです。ジャンルにこだわらず、手作りの良さを残すいろいろな物や事に出会える場所であり、たくさんのミュージシャン・アーティストのみなさんの次へのきっかけを作る場所でもあります。あなたのオリジナル作品もここで表現してみてください。』というコンセプトも、納得できるものがあります。


 昨年でいえば、■アートステージ■グラフティーステージ■ミュージックステージ、と分けられていたようですが、出石町であった路地裏工芸祭とパリ祭りとストリートミュージシャンと商店街のアートイベントが、一緒になったようなものなのかな、と思います。

 瞬間的に、岡山でも、できるんちゃうか、と思いました。


 来春のことが気になりますが、来秋ぐらいのことも気になります。ちょっと貯金をして、このイベント、是非、行ってみたいと思います。
 ご一緒に如何でしょうか?まず、日帰りです。

 開催日:2002年11月16日・17日 第三土曜・日曜
     11月16日(土)13:00〜19:00/17日(日)11:00〜18:00(雨天決行)
 開催地:静岡市 青葉シンボルロードまで


 政令指定都市には、人口だけではなく、文化芸術の香りがどうしても必要です。街の「風」、「格」といったものです。どれほどのものか、是非、拝見させて頂きたいと思います。
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2002年9月7日(土)【『七人の侍』を考える】
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 昨夜、集中アンテナで入るNHKBSで、『七人の侍』の後半を観ました。毎度のことながら、菊千代が、半ケツを出して死ぬ場面では、悔しくて、涙が出そうになります。彼は、その死をもって「侍」になれたろうか・・・?

 私は、TV「東京ラブストーリー」の赤名リカと「七人の侍」の菊千代に関しては、感情移入してしまい、この2人への悪口は、許さない、そういった者です。大体どうでも良いのですが、この2人は、特別です。___I○ ○I  菊千代については、多分、この△に、自分を重ねてしまうのでI○ ○I ょう。自らのアイデンティティーを賭けた野武士との戦いで、侍にI○ ○I してみれば、まさに、「侍」の誇りを賭けた戦いあったのでしょうが、I △ I 菊千代にしてみれば、何物かわからない自分が、まさに、「侍」にI た I なるための戦いでした。
       彼は、○になれたのかなぁ・・・。

 戦い終わった後、生き残った侍達は、疎外感に襲われますが、今回は、妙に共感しました。議員と侍を比較すると、侍に失礼なことは百も承知で、ある意味での疎外感は、共通かもしれません。ただ、封建時代ではなく、地方議員は、大概が、△なのです。地方議員は、議員に生まれません、議員になるのです。

 そして、不思議と長野の県議会議員のことを思いました。
 彼らは、△から○でなく、野武士扱いされて、昔の仲間から、石もて追われるようです。

 誰にだって誇りはあります。私は、人間にとって一番大切なものは、誇りだと思います。死ぬ間際まで持っていたい物は、あるいは、死んでも守りたいものは誇りです。それを失った時に、人間は人間でなくなります。
 一番してはいけないこと、残酷なことは、誇りの部分を傷付けることです。

 絶対的な正義もなければ、絶対的な悪もない。ましてや、誇りについては、裁く資格は、神以外ないのですが、いずれ、人間の誇りまで含めて裁かれるのが、議員の宿命です。
 辛いだろうなぁ、侍になろうとしていた長野の県議達にとっては・・・・。


 観る度に、己の状況で、誰に共感するかも含めて、見方が変わってくる、やはり、「七人の侍」は、不朽の名作です。
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【自由民主党も考える】

◆◆◆『自民党メールサービス』◆◆◆ Vol.102 2002_9_6より、抜粋。
自民党議員らしくというわけでもないのですが、お得(?)な情報をお知
らせいたします。

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(3) 自民党秋のキャンペーン みんなの「夢」大募集!
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先週もお伝えいたしましたが、自民党は秋のキャンペーン実施中です。
キーワードは「カイ党宣言」!
この「カイ党」には「開党」「皆党」「解答」「解凍」など色々な意味があ
り、自民党が改めて開かれた党として前に進んでいくことを表しています。
そして引き続き「みんなの夢」大募集中です。
10年後、20年後、「日本はこうあってほしい」「自分はこうありたい」
など、あなたの心の中にある「夢」を聞かせて下さい。
夢の募集方法はこちら
http://www.jimin.jp/jimin/koho/dream/index.html
キャンペーンポスターの待受画面はこちら
→ i-mode http://www.jimin.jp/i/matiuke/p3.html
→ J-sky http://www.jimin.jp/j/matiuke/p3.html
*かっこいいよ!(byシシロー)

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 件名に『友達紹介』と記入の上、以下の事をお書き添え頂き、
  ldpmag@hq.jimin.or.jp まで
  メールにてお送りください。
[1]会員の方について
 (1)氏名:[            ]
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 (3)住所:[                        ]
 (4)電話番号:[          ]
 (5)登録しているメールアドレス:[              ]
[2]お友達について
 (1)氏名:[            ]
 (2)郵便番号:[    ]
 (3)住所:[                        ]
 (4)電話番号:[          ]
 (5)メールアドレス:[                   ]
 (7)年齢:[    ]
 (8)性別:[男・女]
 (9)職業:[         ]
*プレゼントの種類の指定はできませんのでご了承ください。
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【政令指定都市を考える その2 静岡市・清水市】

 お待たせ致しました、かどうか、やっと、「その2」です。

 おそらく、「岡山都市圏の未来を考える」というシンポジウム(9月14日土曜日午後1時45分から、玉野市総合体育館)のご案内が、町内会の回覧版でまわっていることと思います。

 パネルディスカッションのテーマは、「みんなで考えよう 21世紀のまちづくり〜政令市の可能性を視野に入れて〜」で、主催は、県南政令市構想研究会(岡山市・玉野市・灘崎町)で、各経済団体には、動員指示が出ており、基調講演で、片山総務大臣が、おそらく、「チャンスは今だ!」といった内容で、熱く語られると思われます。

 この会については、新聞社も大きく動いていますが、同種の研究会は、「県南政令市構想・北部地域研究会(岡山市・瀬戸町・御津町)」もあり、敢えて、玉野市でということで、事務局岡山市と玉野市サイドの意向がかなり強く働いていると思われます。


 そのこと自体が、どうというのでは全くないのですが、要するに、静岡市・清水市でも、商工会議所が、かなり積極的に動き、てこ入れの段階、煮詰まった段階では、必ずこういったシンポジウムが開催されていました。
 ある意味、静岡市・清水市(以下静清)合併の手法をそのまま踏襲しているということは言えると思います。

 そして、なにより、意外な人的なつながりがあるのですが、それは、後述致します。
 いずれにせよ、岡山市の合併・政令指定都市化の議論の端緒・ルーツは、あらゆる意味で静清合併にあることをお伝えしたいと思います。



 さて、そもそも、静清合併ですが、戦後間もなく、昭和25年から論議されています。だいたいが、市街地がまともに繋がっていて、静岡市は、商業都市、清水市は、国際港湾都市であるとは言うものの、市境が、全く引けないほど、生活圏が一体となっています。

 青春18きっぷで、東海道線を下れば、静岡県に入って、豊橋に抜けるまで、三島、沼津、富士、清水、静岡、焼津、藤枝、島田、掛川、袋井、磐田、浜松、湖西、東海道53次等でも、比較的名の通った中規模の街が幾つも続きます。

 駅のスタンプ収集マニアの私としては、みどりの窓口があり、駅のスタンプ(名所)もある街が、いやに、太平洋側に、ずらずらと並んだものだなぁ、いちいち降りるのがたいへんだなぁ、という印象を持ったものです。
 そういう意味では、この合併については、他県人でも、違和感がないものかもしれません。

 また、浜名湖、中遠、北遠、奥大井、御前崎、駿河路、富士、伊豆西海岸、中伊豆、伊豆東海岸地区と、浜名湖もあれば、南アルプスも、富士山も、駿河湾、伊豆半島もある、そして、東は、神奈川県に、西は、愛知県に接している、まずは、東西に180kmと非常に横に長い県であるという地図を描いて下さいませ。

 加えて、東海道新幹線(東京までは1時間)、東名高速(第2東名)が、走っているものの、のぞみは、止らない、静岡空港もない(2006年開港予定)と、それだけ、都市の核機能としては弱かったという現実があります。
 東京圏、名古屋圏の中にあって、そこに、核を作りたいというのは、首肯できるものです。

 ちなみに、掛川と静岡の間に建設予定の静岡空港からは、新千歳、福岡、長崎、熊本、鹿児島、那覇、ソウル、北京、上海、台北、香港、バンコク、シンガポール、グアム、サイパン、ホノルルの15線が、就航予定です。
 静岡県の人口は、約377万人、県勢からも、これだけ、見込めるということでしょう。


 かような地理的条件に加えて、現知事は、地方分権を積極的に進める旧自治省出身。また、静岡県は、総務省幹部への登竜門という色彩が強く、片山総務大臣は、自治省から静岡県に総務部長として赴任されたこともあり、また、現知事とは、姻戚関係にもあられることから、ことさら、静岡への思いが強くあられるのだと思います。



 いずれにせよ、岡山県と決定的に違うのは、知事の意向が色濃く出ており、また、それに対して、総務省の全面的なバックアップもあったということです。
 そういう前提があっての政令指定都市の要件が、静清合併に最適である「70万人」になったというわけです。

 そういうこともあり、知事のお考えには、道州制への意向というのが、強くあられるようです。また、東部・中部・西部それぞれに、政令指定都市を作るという構想もあるようです。

 すなわち、静清合併の後には、豊橋方向を見据えて、57万人都市である浜松市を中心にした西部の政令指定都市、また、富士市、沼津市、伊東市、三島市等々を集めて東部の政令指定都市の2つが、続くかもしれないという話です。
 もっとも、浜松市は、実質的には、この夏に動き始めており、東部は、やや厳しいのではないかという認識があるようです。

 お隣の長野県や山梨県との道州制を見越した時に、核となるのは、新静岡市ということで、その構想自体は、首肯できるものです。
 なにより、中部横断自動車道、第二東名高速、静岡空港のインフラ整備は、政令指定都市の存在で、加速されるだろう、そういう戦略でもあります。


 岡山市の場合は、中四国州の雄都ということですが、むしろ、こういった静清合併を受けた後発組の浜松市が、参考になるはずです。


 大部になったため、つづく。
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2002年9月8日(日)
         【政令指定都市を考える その3 静岡市・清水市】
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 朝夕、少し秋めいてきました。スポ少の招待試合にお邪魔してきましたが、良い季節になりました。


 さて、引き続いて、政令指定都市の話です。ひつこいですが、これは、県政史上も特筆すべき大問題であり、言及することができなければ、議員の資格なしである、と思います。

 ただの行政批判ではなく、揚げ足とりでもなく、本当に議員が動かないといけない場面だと私は思います。議員が、どう思い、何に迷っているのか、逐一お知らせすべき場面です。命運がかかっているのですから。
 他県がどうではないのです。岡山県がどうするのか、そういう話です。

 少なくとも、「こころ」の読者の皆様には、ご自身のご意見を持って頂きますようお願いいたします。皆様に、考えて頂きたいから、こうまで発信させて頂くのでございます。ご迷惑と思いつつ・・・・。



 静岡市商工会議所で、強調されたのは、「なぜ合併しないといけないのかというはっきりした説明が必要です。」ということです。
 全国には、「70万人」が、一人歩きしたようなことですが、静清合併は、70万人の数合わせをしたわけでもなければ、30年以上かけて話し合ってきたことなのだ、という街への誇りを感じました。

 また、政令指定都市でも、380万人の横浜市と同列に論じられるわけもなく、大中小の政令指定都市があっても良いのではないか、少子高齢化に対応し、環境重視、かつグローバルな新しいタイプの政令指定都市を目指すことで良いのではないか、という言葉には、共感を覚えました。
 コンパクトで、サスティナブルであるというのは、これからの街のキーワードです。

 広大な静岡市の84%は、中山間地。流出人口も多く、社会増も望み難いという背景もある中で、まずは、来年の静清合併の必要性、成功の理由をまとめると、以下のようになります。

 〔その必要性〕

 @地方分権の推進 地方自治体独自の判断と責任で行政を行う
 A少子高齢化社会の到来
 B厳しい財政状況  行政の効率化が、求められる
 C住民の日常生活の拡大
       住民の動きに合わせて行政区域が変わるのは当
       然。公共サービスを受ける地域と税金を払う地域
       が違う場合もある。行政サービスに、ただ乗りして
       いる場合もある。

 〔静清合併成功の理由〕

 @両市が、地形的、社会的、経済的に繋がっており、過去何度も議論。
 A時限立法である合併特例法の期限迫る。
 B昨年8月の市町村合併プランで、政令指定都市の要件が緩和され、
   躊躇していた清水市も、傾いた。
 C自治省出身の知事の意向。
 D総務省幹部には静岡県庁出身者が多い。
 E知事と総務大臣は義兄弟。
 F静岡市が出難い場面では、商工会議所等、経済界が、うまく動いた。

 特に、Fで、行政が動けないことを経済界が行ったことは大きいと思います。すなわち、商工会議所、商工会議所青年部、青年会議所を含めて経済界が、ベクトルをひとつの方向に向け、なんのために合併するのか、なんのために制定指定都市になるのか、という、市民に対する啓発活動、あるいは、総務省への要望等を黒子のように行っていく、という姿勢は、極めて重要であったのだと思います。

 @からFで、今一度、岡山市の場合を当てはめて考える必要がありそうですが、ポイントは、Fです。


 本日は、これより、市職労が動いての「63万市民の集い」。第5部会「岡山市の合併・政令市問題を考える〜本音で語る合併と政令市〜」を覗いて参ります。

 「その4」は、後日改めて。
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2002年9月9日(月)【9月定例会開会 議長交代】
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 本日より、9月定例会。しあっさっての代表質問初日までが、一般質問する議員にとっては、一番イライラが募る受験生状態になり、愛想がなくなります。

 さて、先日来、ニュアンスは、お伝え致しておりましたが、本日、第52代議長が「一身上の都合」で、辞職され、選挙を経て、第53代議長が就任されました。
 選挙の際には、自民党以外の議員は、全員議場退席、ボイコットという異例の事態になりました。


 とは言うものの、退席される方が、怒りを顕にされ、罵声を浴びせるでなく、昨年の12月16日から、翌日の午前4時までかけて、前議長が議長候補になられた時点で、予測されていた事態ではありました。

 もとはといえば、2年任期の議長を1年交代にする慣習がある中で、現職議長が辞職され、市長選挙に出られたことから、任期がづれてしまい、1年4ヶ月をいかに分けるか、という話でした。
 つまり、結果としては、半分に分けたのです。


 要するに、問題は、議会、とりわけ、議長の権威ということですが、各委員会の委員長を含めて、役職は、個人でなく、派閥に帰属するものという感が強く、派閥自体は、選挙にも関係しています。
 すなわち、永田町のような事態はあるのですが、余計な混乱をさせないための知恵でもあります。
 守り守られ、あるいは、義理・人情で成り立つ仕組みではあります。

 特に、議長・副議長については、郡部の選挙区では、有権者の方々が、もっとも望まれている名誉職的な色彩が強いのです。それをまんべんなく県内各地を回していく、というのも、議長多選の弊害とどちらが、より悪いのか、一概には言えません。
 その地にとって、50年に一度の最後の議長ということが、あるのです。

 議長選挙が、無法地帯になれば、多数の派閥がひしめきあって、権謀術数、派閥抗争の方に多大な時間が、投下される可能性も否めません。時には、政党の垣根も、政策ではなく、抗争が理由で、飛び越えることにもなり、余計に混乱するかもしれません。

 実際は、議長経験者が幹部であり、議会の代表よりも、党の代表の方が、実質的な権限を持っているので、議長は、通過点という側面もあるかもしれません。順番が、問題の本質なのであれば。


 自民党以外の党も内実は、わかっているし、敵失のよい攻撃材料になったことでしょうし、逆に、自民党的には、来春の選挙に向けて、古い体質であると、一斉攻撃されるのも、わかっている、にもかかわらず、やらざるを得ない、逆に、してあげたい、とまで思う、というのは、一般には、非常に分かり難いところです。

 議会の権威失墜、自民党の数の横暴、県民不在の党内論理と自民党以外は責め立てることでしょうが、個人的には、この件については、この問題に限って言えば、内部的には、幾人もの方が泣かれて、収まりがつくことではあったと思います。


 ただ、全く、一般の論理とずれている「内部社会の法理」であり、おそらく、根本的な問題を孕んでいることである、という批判は、当たらずとも言え遠からず、ということかもしれません。

 そして、マスコミを含めた有権者の皆様の声は、厳しいものに違いありません。正直、この件については、多分、納得頂ける説明はつかないでしょう。上のことですから関係がありません、などと、個々の議員が、言えるわけがありません。私は、情けないことに、新聞の論調が、また、当然ですが、皆様の声が恐いです。


 事実と弁解を書きました。
 何ができたのだろうか、何をすべきなのだろうか、それができただろうか。それができるだろうか。
 じゃぁ、佐藤真治は、何をしたのか、してきたのか・・・・。
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2002年9月10日(火)
      【その男 原稿執筆中につき】  ( ^^)_旦~ 粗茶ですが
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 6月定例会の議事録がアップしました!
ttp://giji.pref.okayama.jp/giji/Gikai_f1.htm

 本日は、いたって地味に、14回目の一般質問作文中です。

 正直を申し上げて、誰にも会いたくない、あらゆるお誘いをお断りしたいほど、血管が切れ気味で、ございます。どうしても、執行部とのすりあわせも避けられず、県庁に出向いて、細々したやり取りをしたり、インターネットで、いちいち検索して、資料集めをしている最中に、コンセントが抜けて、一挙に消滅して、暴れるなど、一人で楽しんでおります。

 「プロジェクトX」や、「ガチンコ!(ラーメン道)」を観ている場合ではありません。

 愛想もこそもありませんが、本日は、これにて失礼致します。皆様、良い9月10日をお過ごし下さいませ。
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2002年9月11日(水)
 【9月11日に寄せて】   ( ^^)_旦~ こぶ茶ですが・・・
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 本日も、一般質問原稿執筆中です。

 戦後57年が経ちました。私は、今年、38歳でございますが、春季慰霊祭、終戦の日、秋季慰霊祭には、できる限り護国神社にお参りさせて頂き、また、東京に行けば、寄席と大隈講堂にも行きたいですが、まずは、靖国神社にお参りさせて頂きたい、そういう意識は働くのでございます。

 自民党議員としては、当然でも、同世代の感覚としては、ある意味、珍しいと言われるわけですが、祖国の礎を築いて下さった方々に、感謝の誠が捧げられない、あれこれと理屈が先に立ち、まずはそういう感覚が当然である、あるいは、その感情を発露できない、と感じられないところに、現代日本の悲劇があるように思います。


 とは言うものの、諸先輩方には、大変失礼かと存じますものの、昭和39年生まれで、高度成長期の恩恵をまともに受けて、かように丸々と太りました私には、遺族や当時戦地に行かれた方のお話を伺っても、あるいは、地域を歩き、そこに、草生した地域の慰霊塔があっても、ご高齢の方のお話を繰り返し伺っても、正直に申し上げて、実感として、わからない部分があるのです。

 また、57年前の6月29日、岡山を大空襲が襲い、私が住む、当時は、桶屋町(今は平和を祈り、平和町ですが)、も、火の海になり、私の曾祖母や祖父の兄弟も、防空壕で焼け死んだと言います。しかしながら、10年以上前に亡くなった祖父からも、先日、84歳で亡くなった祖母からも、結局、その話は、聞かず終いでした。


 そして、そのような形で、何か語り継がれることがないままに、当時の物や、当時を生きた方々や、なにより、大切な日本人の心が、消えていく、そんな気がしてならないのです。世界唯一の天下泰平の平和ボケの中で。

 日本がアメリカと戦争したことなど想像もつかない世代が、これから社会の中枢を占めていきます。私は、偏狭なナショナリズムを叫ぶ気も、昨今流行のアメリカ批判をする気はありません。しかし、アメリカ仕込みのグローバリゼーションの名のもとに、日本人の顔をした、なにやらわけのわからん他所の世界の人間が、これから益々増えていくことでしょう。

 日本人の潔さや謙虚さ、優しさや思いやり、自然と共生して、かつ、厳かに、勤勉に生きる、なにより、自分の、他人の、全ての、「命」に対して、畏敬と畏怖の念を持つ、それが、今の日本のどこにあるでしょうか。


 しかし、そんな中で、希望がないわけではありません。今回の日韓共催のワールド・カップサッカーで、多くの若者が、ニッポンを感じました。
 そもそも、今まで見向きもしなかった自国の国旗を振り、しかも、顔にペイントできる感覚、さらには、国という観点からは、ワールドカップ・サッカーという国対国のスポーツに狂乱した若者が、原爆投下や戦争を繋げて考えることはない、そのことは、私は大いに不満ではあります。

 ただ、間違いなく、世界の中における日本という視点をこのワールド・カップサッカーで、新しい日本人は構築したと思います。小泉総理の訪朝も、また違った感覚で捉えることができる、そういったワールドワイドなものの見方を誰もが、普通に身につけるようになったように思います。

 そして、1周忌を迎えましたが、昨年9月11日の爆弾テロ事件。太平の眠りを覚ます蒸気船でもありませんが、向こうがくしゃみをすれば、こちらが風をひくアメリカのこととなると、対岸の火事でなく、隣の火事であり、こういうことは起きるんだ、戦争は、ごく身近にあるんだ、という事実は、日本人、とりわけ、若い世代に、大変なショックを与えたことは間違いありません。

 そして、彼らは、戦争というものについて、平和について、我が事として、考え始めたのです。


 思うに、戦後57年、戦争が風化していく中で、世界が戦争が、再び、身近なものになっている現在、ある意味で、改めて、世界平和について考える、絶好の時期が来ていると思います。逆に、ここを外すと、時代が分断される中で、歴史を見据えることなく、国を思うことなく、再び、自ら戦争の惨禍に見舞われる道を選んでいくことになりかねないと思います。

 今、必要なのは、日本の時代と時代を繋ぐことです。今、語らねば、聞かなければ、日本が繋がりません。


 そこで、私は、「ピース・ミュージアム」の構築を提言させて頂きます。過去の出来事については、イデオロギーの対立があるのは、百も承知の上で、大切なのは、未来、明日に向かって、次の世代が、世界平和に対して、何をなすかということです。過去と未来を現在で繋げる「場」が、必要だと思うのです。


・・・・・・・あ!これ、「こころ」兼「一般質問の原稿」じゃないか???さては、長いわりには、楽をしようと・・・・。



 ところで、本日、岡山大空襲のあった6月29日に行われた「岡山こども平和の声」主催の「What's Peace−岡山の57年前と今日− 」で、高校生達が採択した「平和宣言」が、県教育長に届けられます。
 彼らが、自発的に、自ら考えた「平和宣言」です。

 結局、9月11日に、一番反応して、形にしたのは、高校生達でした。素晴らしいことです!!
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2002年9月12日(木)【一般質問は、9月19日(木)です!!】
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 私の14回目になる一般質問は、19日(木)5番手です。午後2時に議場に起こし頂ければ、確実に傍聴して頂けます。今回は、3日間で、19人登壇で、中日の19日は、自民党の30才代の4人の議員が、揃い踏みです。

 今回の私の質問は、「地方分権時代における公共事業のあり方」をメインに、「ピース・ミュージアム(平和資料館)」「県営グラウンド整備」について、提言・質問をさせて頂きます。

 例によって、お知恵を頂戴したにも拘わらず、原稿執筆中に、次回に回した質問項目があります。関係の方には、心よりお詫び申し上げます。

 泣いても笑っても、任期の議会は、今回を含めて3回。16回目の質問を終え、「こころ」が、1100号を越えたら、選挙です。



 さて、本日より、9月定例会は、代表質問戦。

 本日は、自民党と民主県民クラブ(民主党)の代表が、50分、県政全般について質問。それに対して、知事、教育長、県警本部長が、約1時間答えるといったものですが、今回最大の話題である水道整備基本構想の見直し、ダム事業の見直し等を含めて、新規答弁で目立ったものはなかったように感じました。

 明日の公明党を含めて、現時点で、政党の違いが、政策スタンスの違いにはなっていないように思います。地域を代弁することに特色がありこそすれ、自民だから、民主だから、公明だから、こういった質問になるという違いが、あるのかないのか。特に、財政難の状況ですから、基本的には何もできないのです。

 私の質問など、何党のものか、いよいよわかりません。敢えて言えば、佐「党」かも?よく許してもらえるなぁ、とも思いますが、実は、許してもらえていないのかもしれません。わかりません。


 最近の「こころ」は、ぼやくばかりのようですが、今回の議長選挙がらみでつくづく感じることは、地方における政党の意味あいが相当変わってきているということです。長野の選挙を見れば、自明なように。

 私は、だいたいが党務をまるでしていない自民党の「寄生虫」(げっ、そんな言い方はないだろう!!←自分で書いて自分で怒る)である上に、そもそも責任が負えないのに、他党のことに言及するのは、大嫌いですが、個人的には、永田町の某党の党首戦も、政策やその選挙手法において自民党と何が違うのか、さっぱりわかりませんし、共産党を除いて、選挙の際の支持母体が違う以外、政策の何がどう違うのか、いよいよわかりません。

 いったい、我々は、何を争っているのでしょうか?手法、方法?パフォーマンス?

 いつも申し上げることですが、憲法観が違うということは、国家観が違うということなのですから、改憲と護憲が共存する政党など、本来ありえないのですが、そういう意味では、共産党や小沢党以外、政策で繋がる政党と呼べるものは、日本にはないのかもしれません。
 自分で言うのもなんですが、思索過程にある私など、結構怪しい者です。

 政党が機能不全の状態で、その選択を迫るのは、有権者に酷というものです。また、永田町の政争の影響が地方に出るのも、どうなのかな、と思います。これは、現在は、致し方ないところですが。


 そもそも、地方において、国家観が要らないというわけではもちろんありませんが、憲法観を争うような事態はそうなくて、あるのは、多数決で勝った方と負けた方の争いです。

 生意気を申しますが、それぞれの議員が、尊敬に値する優秀で人格的にも優れた方で、個人的には、阿呆な私が咎められこそすれ、争う理由は、さらさらないのですが、結局は、なにもかも、多数決の争い、突き詰めれば、選挙がらみじゃないのかなぁ・・・、手が結べない理由は。


 思うに、地方分権が叫ばれ、政令指定都市や道州制の議論が進み、国との関係が断ち切れて、地方が自立して行く過程の中で、市民の声を代弁するために、永田町の論理と外れた「地方政党」が、そろそろ出てきてもおかしくはありません。
 それは、憲法観を前提にしたものではない、すなわち、既存政党の枠組みではないかもしれません。

 いずれにせよ、日本のどこかで、地方政党という議論は、早晩出てくるでしょう。少なくとも、長野県など、いつできてもおかしくありません、というより、作らざるをえないのでは。
 いつ、どこで、誰が、何を、どのようにするのか・・・・・・・。

 そして、要するに、政党や議員が、市民に資するかが、全てです。政党だの、議員だの、所詮、そのための手段であり、それ自体が、目的でもなんでもないのですから。市民にとって、最良の手段は、仕組みは、なんなのか、ということです。


 とりとめもないことを書いてしまいましたが、議場で、妙な疎外感に襲われる今日この頃です。どうも自分が足りない気がします。

 少なくとも、私は今、正直に書いて、社交辞令ではなく、議員は、皆、良い人ばかりだなぁ(1万人の信託を受けられるのですから、どなたも、やはり人的な魅力は、かなりあります。私自身のことは知らないですが。)と思っているし、本当に自民党に守られ、先輩や同僚議員に守られ、お世話になり、かわいがって頂き、毎回質問を続けさせて頂き、曲がりなりにも仕事をさせて頂いているわけで、そのことに、謙虚に、十分に感謝もさせて頂きながら、なお、疎外感に襲われているわけです・・・・。

 つまりは、全ては、皆様に対して、結局は、どうなのかなぁ、と。


 愁うのは、それは、人恋しい秋のせいかしら・・・・。
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2002年9月13日(金)【一般質問項目】
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 一般質問の草稿を提出した後、今回もまた、当局とのやり取りが続いています。ある意味、NHK「さくら」ぐらい盛り上がります。

 今回は、「行財政改革の一環として、公共事業を昨年10%、今年3%削減したが、公共事業に従事していた方の転職、雇用の創出をいかに図るのか」という質問に対して、どこの部署が答弁するのか、と言ったような話をはじめ、「いずみ町の交番の移転問題」など、事前の攻防、擦り合わせがいるものが、特に多くなりました。

 質問当日よりも、そこまでの過程が、質問戦の醍醐味なのですが、おそらく、ガチンコにしたら、膨大な県政の守備範囲で、20分の質問に対して、20分で答えるのはまず無理ではないかなと思います。

 少しでも進めるという一点においてのみ、落とし所もあるわけですが、共産党以外は、いわば十分な根回しをして質問に当たるわけですから、議会の活性化、議論の透明性という意味では、問題がないわけではありません。

 ただ、少なくとも、21人から、質問を繰り出される当局としてみれば、議会開会中は、勉強会の連続で、無茶苦茶質問が集中すると、かなわんだろうな、と思います。そうは言っても、議員は、皆個性が強いですし、正直、こちらも認識が曖昧なところ、理解が不十分なところも多く、全体を予算で把握する財政課の方の助けは、どうしても必要なところです。


 参考までに、今回の質問予定項目です。いつになく、少ないのですが、多分、1と2は、様々な意味でギリギリの線を行くことになると思います。
 どちらの側にいるのか、多分わからないような聞き方ですので、お灸をすえられるかもしれません。


1 ピース・ミュージアムの構築等について
(1)知事の考え
(2)戦争資料等
  ア 把握・収集・展示
  イ 健康被害の資料
  ウ 慰霊塔等の管理
  エ デジタル化
  オ 若者との交流の場
(3)教育長の考え
(4)高校生たちによる平和宣言等
(5)平和学習

2 公共事業について
(1)無駄な公共事業とは
(2)今後の方向
(3)新たな手法
(4)公共事業削減の影響
(5)地元業者優先

3 県営総合グラウンドについて
(1)いずみ町交番
(2)国道53号の渋滞対策
(3)リニューアル計画等
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【政令指定都市を考える その3 岡山県議会代表質問より】


 さて、本日、岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会の調査を受けて公明党の代表質問で、岡山市周辺都市の合併後の政令指定都市化について、かなり突っ込んだ質問がなされました。

 公明党は、基本的には、各市町で、党としては、政令指定都市化疑問という論陣を張られることになると思われますが、今回の質問は、研究会の総意ではないものの(ある方向を目指す会ではありませんし)雰囲気ではある、と思います。

 岡山市長は、児童相談所の利点に関して、強調されるのですが、実は、細かい問題が結構あります。


 以下、質問と答弁の一部を要約します。

 人口30万人以上の市で課税される事業所税は、課税団体とされている岡山市と合併する市町にあっては、当然新たに課税。
 ただ、合併特例法で、合併年度とその後5課年度に限り、課税免除または不均一の課税ができ、この措置の適用につき、関係市町村で十分に協議され取り扱いが決定。

 個人市民税均等割については、市町村の人口規模に応じて税率が定められるため、岡山市と合併する市町は、人口50万人以上の市の税率が適用。均等割の額は、引き上げ。
 ただ、合併特例法で、合併年度とその後5課年度に限り、不均一の課税ができ、この措置の適用につき、関係市町村で十分に協議され取り扱いが決定。

 さらに、県費負担教職員制度につき、任免権を持つ政令指定都市が、給与を負担すべきである。政令指定都市への移行が、港湾管理者(宇野港が県管理港湾から)の変更に直ちにつながるものではないと、薔薇色の話ばかりではない、ことが、確認されました。

 いずれにせよ、県の立場は、「引き続き論議の動向を見守る」です。


 さて、明日は、玉野市で、「岡山都市圏の未来を考える」というシンポジウムが開催されます。地元玉野市で、十分にコンセンサスがとられていない中で、合併促進の方向を打ち出すシンポジウムになるかもしれません。

 片山総務大臣のご発言、コーディネートの仕方によっては、どちらにも、流れるという、非常に重要な会になると思います。

 県議会議員の参加(傍聴)は、私を含めて数名と伺っていますが、この議論に真剣に耳を傾けてまいります。
 お時間のある方は、是非。
 午後1時45分から、玉野市総合体育館です。
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2002年9月14日(土)
      【政令指定都市を考える その5 分権型政令指定都市 】
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 本日は、玉野市で、「岡山都市圏の未来を考える」というシンポジウムが開催されました。地元玉野市で、十分にコンセンサスがとられていない中で、合併促進の方向を打ち出すシンポジウムということで、灘崎町などからは、動員のバスも出、少なくとも岡山市は、執行部以下幹部が揃い、玉野市総合体育館は一杯の人になりました。

 現段階では、会場に来られた方の多くが、むしろ関係者で、一般市民という感じには遠いように感じましたが、おそらく、パネリストである地元の商店主の方が言われるように、岡山市との合併、政令指定都市化問題が、「青天の霹靂」であり、まさにこれから、スピードアップした論議が、始まるということでしょう。
 熟度の低さは、玉野市長以下も認められているようです。

 片山総務大臣は、「将来を見越した賢明な判断、選択を市民の皆さんにして欲しい。大臣であろうがなかろうが、応援させて頂く。」ということを言われました。
 また、135年経った都道府県制の見直し、特に、府県と大都市の関係の見直し、さらに、小規模市町村を県が垂直的に補完するのか、隣接の市が水平的に補完するのか、という今後の課題を示されました。
 さらに、5兆500億円に及ぶ税源移譲(所得税を減税し、市町村税に3兆円。地方消費税を1%から2%で、2兆500億円。)の方向を示されました。

 また、中核市と違う政令市のメリットを総務省の方は、県道整備、教員採用、区役所設置とされ、役所にはきついが、市民異は一番良い、地方分権の究極の制度が、政令指定都市であると強調されました。

 さらに、浦和市議会議長さんが言われるに、さいたま市合併のために擦り合わせの必要な項目が、3400あったということで、メリット、デメリットは、その極端な部分を強調しているに過ぎない、ということでありましたが、同時に、合併マニュアルなるものは存在しない、個々のテーマを皆で根気よく話し合いながら議論していくこと、議員・首長の役割の重要性も、強調されました。


 政令指定都市が、地方分権の時代に、必要かつ重要であるということに、異論を挟む余地もなければ、総論的な夢の部分については否定する理由は、なにもないわけですが、総務省の方が、最後に言われたように、「大きな都市に謙虚さがいる」、今後は、要は、それに尽きると思います。外部から提言するにしても、受ける側がどう感じるか、謙虚さがないと、どんなに良い案も、受け入れられません。
 街づくりの主役は、あくまで、市民です。

 地元の方の分権型政令指定都市を希望するという言葉は、重いです。

 個人的には、今回のように、行政側が音頭を取り、市民に動員をかけて進めるシンポジウムは、良いことだとは思いませんが、ただ、こういう形でないと事が動かなかったのも、また、事実です。
 いずれにせよ、今後は、市民や経済界が、主体的に動かないことには、話は進まないでしょう。ある意味で、行政側から川面に石が投げ込まれ、どう波紋が広がっていくか、ここから先は、市民に委ねられています。
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2002年9月15日(日)【秋でございます。】
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 この間まで、夏だったくせに、すっかり秋になったというわけで、順調に行けば、知らぬ間に冬になり、かと思うと春になり、また夏になり、こっちの都合に関わりなく、季節は移ろい、実にまぁようできたものです。

 本日、敬老の日は、秋の行事が始まり、地域の親睦グラウンドゴルフで、1ラウンドまわり(スコア29!)、第32回○○地区体育祭では、クロッケーリレーに参加。久しぶりに走ったような気もします。

 ある町内の敬老会では、皆様に喜んで頂こうと、小噺を披露(今まで、隠していた余芸をついに、逢沢代議士の前で初めて公開し、愛弟子?の成長に思わず、目を細められ・・・・・・、うーーん、そりゃ、どうかなぁ・・・・。「お母ちゃーん、パンツ破けたよ〜」「またかい?」だものなぁ・・・。)、それから、○○校の「○○祭ー体育の部」の応援(100m走の国体強化選手の生徒が、過去の国体選手が作った学校新記録を破る!!)、それから、○○まつり。

 少し肌寒いような雨風の一日でした。


 新聞(会合案内)配布・発送作業の段取り等、秋の夜長には、やることが多いのですが、2周連続の3連休は、私達には、あまり関係がありません。
 すみません、日記になってしまいました。
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2002年9月16日(月・祝)【お城のまわり】
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 本日は、雨に振られることで名高いある運動会が、久方ぶりの曇り。会葬の後、自動車を修理に出し、その後、岡山県庁で、質問項目の打合わせ。休日なので、出勤の職員の皆様も、兵庫県庁のように、ラフな格好で、それはそあれで良いような気もします。

 今回の質問は、いつになく、調整が多く、休日も調整ということですが、結果として、森永ひ素ミルク中毒に関する資料の保存を念頭に置いた健康被害に関する項目が、質問から要望になりました。
 こういった資料を新図書館や文書館に活きた形で所蔵して頂ければ良いのですが・・・・。


 ところで、多くの方々から、この10月4日に、本体工事着工になる旧丸の内中学校跡地に建設される県立図書館について、本当に必要なのか、今のまま、芝生で公園を整備してはどうか、というご意見を頂戴致します。

 西川アイプラザの幸町図書館に、二日市の市中央図書館があって、なんで、岡山駅の東側に、でかい図書館が集中するんなら(伊島町の生涯学習センターの図書館施設は、営業マンにとって、格好の「思考整理」の場になることを付言致しますが)というご意見も、ごもっともであれば、県庁職員の中からも、図書館を作るぐらいなら、庁舎を拡張して欲しい、という意見も聞かれ、観光客用の大型バスが入っても良いのでは、というご意見は、非常に多いと思います。

 今となっては、なんで、あそこに図書館ができることになったかなぁ、と、日銀跡地に関わられる方からも、聞かれます。


 いずれにせよ、全国的には、お城周辺というと公園が整備され、例えるなら県営グラウンドの中に、お城があるような雰囲気が普通だと思いますが、面的な広がりが少ない中で、地域住民にとっても、観光客にとっても、岡山城界隈は、回遊性に乏しいのではないでしょうか。

 さらに、NHK移転後の丸の内界隈が、どう変わっていくのか、旧内山下小学校の新築されたばかりのプール(水深が浅く小学生しか使えない)も、気になるのですが、路面電車や商店街への導線も、イマイチです。

 政令市になったら、後楽園を市に移管して、市管理の烏城公園と一体整備ができます、という話は、まだ聞いていませんが、出石町を含めて、岡山市の顔の整備に本腰を入れないといけません。
 まさに、ここが、岡山市の街としての歴史と風格を醸し出す場所なのですから。


 水辺の桃ちゃんまで、浮き橋を作るというのを提言致します。コペンハーゲンの人魚姫より、行き難いんです。皆様、結局、何回行っておられますか?私は、多分1回です。
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2002年9月17日(火)【日朝国交正常化交渉に思ふ】
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 小泉首相と北朝鮮・金正日総書記とのトップ交渉。友人が、第一次世界大戦開始のきっかけとなった『サラエボ事件』が再現(首相暗殺)しないか?と危惧していたので、緊張感を持って見ていたのですが、歓迎ムードは一切なく、拉致事件の事も事前に分かっていたのか、ハグがない凛とした挨拶でした。
 昨日、NHKで、「頭を下げてはいけない」と解説者が言っていましたが、国益をかけた政治家の勝負とは、こういうものか、と思いました。
 皆様、どうご覧になられたでしょうか?

 もっとも、11回開かれていた日朝国交正常化交渉で、いきなりトップ会談が実現したのは、「日本の経済援助を渇望し、また米国の強硬姿勢を緩和させたい北朝鮮のニーズと、景気回復を実現できず、人気浮揚策が欲しい小泉政権の利害一致がある」からだ、という説が、肯けるぐらい、妙な雰囲気でした。

 某党の党首選挙の話題も吹き飛んだというところでしょうが、北朝鮮の国状が、かなり厳しいのではないか、国民は、極限の状態なのではないのか、ということの方が、気がかりです。

 いずれにしても、米国同時多発テロ以来、否応なく、日本は、もはや完全に国際的な緊張関係の中に、当事者としている、抜き差しならない状況であることが、わかります。
 何時、何が起きても、もはやおかしくない、少なくとも、平和に近づいたようには、全く思えません。

 世界が近くなった分、戦争にも近くなりました。



 さて、明日から、議会は再開し、私の14回目になる一般質問は、明後日19日(木)5番手です。午後2時に議場に起こし頂ければ、確実に傍聴して頂けます。本日一応、定稿致しました。


1 ピース・ミュージアムの構築等について
(1)知事の考え
(2)戦争資料等
  ア 把握・収集・展示
  イ 慰霊塔等の管理
  ウ デジタル化等
(3)教育長の考え
(4)高校生たちによる平和宣言等
(5)平和学習

2 公共事業について
(1)無駄な公共事業
(2)今後の方向
(3)新たな手法
(4)公共事業削減
  ア 雇用の創出と転職支援
  イ 行政組織
(5)地元業者優先

3 県営総合グラウンドについて
(1)いずみ町交番
(2)国道53号の渋滞対策
(3)リニューアル計画等
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2002年9月18日(水)【普通教室にクーラーを?】
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 昨日の日朝首脳会談について、拉致被害者が殺されていたことは、誠に無念です。国民の生命・自由・財産を守ってこその国であり、自国民を守れない、自国民が殺害されて黙っているようでは、主権国家の体をなしていないと言わざるを得ません。
 あくまで、凛とした態度で、絶対に妥協はして欲しくない、世論は、そういう方向だと思います。

 ただ、究極の目標は、世界平和であり、そもそも南北の分断の歴史を思う時、日本人の立場で、北朝鮮許すまじと、感情的になることだけは、避けたいところです。

 北朝鮮国民に対する人道的な支援もさることながら、政権を交代させると意気込んで、「窮鼠猫をかむ」ではありませんが、テポドンの一発も飛んでくれば、第三次世界大戦の幕開きです。

 簡単にごめんなさいという国とは思えません。政権に絶対に油断はできないですが、それでも、北朝鮮国民は救いたい、なにより、日本の国益、日本人を守る、方法は何か、日朝国交正常化交渉は、まさに、両国民の命が懸かっています。

 多分、世界の国々は、こういう国際的な緊張関係の中にいるのが普通で、政治や外交というのは、そもそもこういうものなのだろうと思います。

 それにしても、日本人は、すぐ熱くなる国民性であることの自覚が必要です。我々は、世界的にも、良い意味でも悪い意味でも、実は、かなり単純かもしれません。
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 さて、岡山県議会は、一般質問初日。

 傍聴席に関係者を招き、その目の前で、知事を責め上げるような質問があったのは、感心しませんでしたが、6人登壇して、それぞれ個性があられ、寄席のようでおもしろくもありました。

 特に、代表質問でも取り上げられた、普通教室にクーラーを設置するという文部科学省の十年計画について、PTAや同窓会の力の差が、学習環境の整備に顕われて、格差を助長することにならないか、という質問は、私も、その通りの不安を持っています。


 「その483(2001年6月8日)」で書いたように、県教委が音頭を取った高校生会議に参加した高校生達の一部が、クーラー設置要望運動をはじめ、その後、県教育長に対して、要望書を提出するために、天満屋アリスの広場の前で、署名活動をして、問題になったという一件がありました。

 全国でこういう動きがあったかは、定かではありませんが、文部科学省は、この8月、クーラー設置を全国の小中高校の普通教室3万教室分、100億円を来年度予算の概算要求としました。

 都心部の気温が周辺地域より高くなるヒートアイランド現象で、夏場の教室が高温となり「勉強どころではない」との声に配慮して、全国の小中高校30万の普通教室に、10年計画でクーラーを設置する方針を固めたのです。まぁ確かに、昔より、暑いです。
 ちなみに、設置率は2%ということです。


 問題は、あくまで国は、設置費用の3分の1を補助する予定で、そこから先の詳細が決まっていないことです。総合選抜解体後の県立高校にしてみれば、夏の補修の際に、クーラーがあるかどうかが、生徒募集に影響する可能性がないではありませんが、さて、それをどうやってつけるのか、方法論がマニュアル化されているわけではありません。

 勢い、PTAや同窓会が、しっかりしたところほど、独自に、クーラーをつけようと動き、学習環境の整備が進むことになるわけで、それならば、教育委員会は、なんのためにあるのか、という話になるわけです。
 (ちなみに、現県教育長の答弁は、洒落がきいていて、議員に大人気。)


 例えば、親の収入の差が、子供の学力の差になることほど、親にとって辛いことはありません。安定した高収入のもと、子供に快適な学習環境を与えられる親など、一握りではないでしょうか。
 学校の学習環境の整備(特に、金銭面で)は、行政にやって欲しい、そこまで余裕はないのが、普通です。

 貧乏は循環する、とよく言いますが、個々の努力や才能に関わりのない「結果の平等」は求めてはいけないと思いますが、「チャンスの平等」は、確保されないといけないと思います。立身出世物語も良いですが。

 「結果の平等」まで、政治がやれば、共産主義ですが、「チャンスの平等」までは、資本主義下で、政治がやるべきではないでしょうか。


 クーラーだけが、象徴するとは思いませんが、結構この問題、尾を引くかもしれません。
 皆様は、PTAとして、あるいは、同窓生として、クーラー設置を推進、あるいは協力されますか?
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2002年9月19日(木)【悲しい出来事】
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 本日は、一般質問2日目。私の14回目の質問も無事終わりました。お忙しい中、傍聴にお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。公共事業に対する知事の考え方が、如実に表れた答弁でしたので、また、ご紹介させて頂きます。


 本日は、1期生7人(うち、自民党6人)で、同期の30才代の4人が全員登壇しました。この中で、ある議員が、男女共同参画社会についてした質問に対する知事の答弁は、今も、信じられないものでした。

 「ジェンダー・フリー」と「男女共同参画社会」の違いについて、言葉の定義について、彼なりの解釈もあったのでしょうが、筋は通った考え方で、いわゆる女手で育ち、幼児を抱え、家族のあり方について、誰よりも一番取り上げてきた優秀な議員ですし、自民党的には、そういう言い方もあるかな、というように、単純に私も受けとめておりました。

  しかし、答弁は、頭ごなしの全面否定で、「一番若い議員なのに後ろ向き」「女性副知事を迎えて男女共同参画社会の推進に水をさすもの」と一蹴、さらには、後ろの方の席(幹部)も、揶揄するもので、はっきりと侮辱に近いものでした。
 内容がどうというより、人間性そのものを否定するような表現そのものが、とても地域を代表する議員に対するものではありませんでした。
 ニュアンスは、伝わり難いですが、ここに書くほどのことです。

 正直、なにか、よほど気に障ったことでもあったのかと、こちらが心配になるほど、らしくない答弁で、明日の新聞に出ることはないと思いますが、議会側から、抗議することになるかもしれません。
 それにしても、なんであんなに、ムキになられたのでしょう??今も信じられないです。

 皆様の多くと同様、私も知事支援ですし、それは変わらないけれど、今回ばかりは頂けません。一番公の場で、議員として最大の侮辱を受けた仲間のために、自分が得になることは一切ないと分かっていても、敢えて抗議します。
 とても、悲しい出来事です。


 幸せの形は、人様々でしょうが、問題の本質は、男であろうが、女であろうが、人間として、命の価値を認められるかどうか、であり、手段としてのジェンダーで、ある考え方や生き方そのものを否定しては、本末転倒ではないですか?ましてや、言葉尻を捕らえて萎縮してしまうこと、それが幸せになる道ですか?彼は、そう言いたかったのだと思いますし、フロアには、それが伝わっていました。
 そういう考えでも良いではないですか。

 時として、ジェンダーを言う方が、性差を越えるどころか、同性のプライドを傷付ける場面を私は、何度も見てきました。いわゆるフェミニストを自称する男性、女性が、自分と同性を傷付けることもあるのです。

 あるいは、その人の生き様を、人生そのものを、その人が発したある一語をもって、魔女狩りの如く、全面否定する高飛車な態度、あなたはなにもわかっていないね、レベルが低いね、古いね、と決めつける傲慢さ、あるいは、そう受け取られてしまうような発言、これは、厳に慎むべきです。


 「ジェンダーに敏感になる」ことは、絶対に必要です。
 ただ、自分の「人権」を言う人間が、案外、他人の「人権」に対して、無頓着ということがありますし、今日その危険性が、本会議の場で、示されました。

 皆、幸せになる道を模索しているのに・・・・・。そのための男女共同参画社会だろうに。


 男女共同参画社会を否定しているわけでもなんでもないのに、反論は、多いでしょう・・・。
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2002年9月20日(金)【岡山県国際貢献条例を!】
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 昨日の「男女共同参画社会」に関する知事の若手議員への「冷水発言」は、昼の議員総会でも、取り上げられ、午後から一般質問に立った自民党の2期議員からも、知事への苦言となりましたが、知事から、お詫びの言葉は聞かれませんでした。
 多分、それほどのことと思われていないのでしょう。仕方ないことです。

 特に、今回は、知事の施策がどうという話では全くなくて、言葉のあやにすぎないといえば、それまでで、全体として知事支援が、いささかかも揺らぐものではない、好きか嫌いかの二者択一なら、好きであるという前提です。閉会とともに、忘れられる話かもしれません。


 私は、すぐに揺れ戻すタイプ(これを打たれ強いというか、ふてぶてしいというか、ええかげんというか、わかりませんが)なので、だんだんと割り切られない状態から、新しい方向を模索する状態になっています。
 というより、自分が変わらないと、状況は変わらんだろうな、としか結論がならないのです。

 少なくとも、見解の相違がどうというよりも、質問に立った若手議員に対して、知事から、「後ろ向き」「水を差すもの」と断じられた答弁が出た時点で、勝ち目がないというのがわかります。何を言っても、負けです。
 勝ち負けを競っているわけではありませんが。

  とりわけ、私のような11人区選出議員なら、私が、たとえ騒ごうが、岡山市がどうである、という事態にはならないと思いますが、一人区の議員が、知事にはまらないとすれば、それは、もう地域にとっての悲劇です。

 私の中では、今回の一件は、言い過ぎたとかいうレベルの話ではなくなっています。むしろ、なんでこんなに議員は弱いのだろう、なぜ執行部にこうもお伺いを立てないといけないのだろう、議員とはなんぞや、という、疑問になってきています。皆さんに選んで頂いて、なんの意味があるんか、そこまで追いつめております。

 特に、田中知事のようなカリスマ的な首長が出てきた時点で、議員は、吹けば飛ぶような、一方的な悪者になってしまいます。ただの邪魔するだけの存在ではないか?


 一方、新議長から、若手議員は、質問をするのも結構だが、議員発議をせよ、という意向が示されました。でないと議会は変わらないぞ、という言葉も含めて。まことに、その通りです。それなのです。
 閉塞感は、議員、誰もが感じているのだと思います。選挙をする身で、回りの状況に敏感でない議員は、一人もいないはずです。誰一人、現場で良しとは思っていません。

 おそらく、個人的には、公約通り、16回連続質問はできるかもしれません。「こころ」も、1200号まで出るかもしれません。しかし、私が、やってきたことは、所詮、行政に主体的に動けと提言・批判を繰り返してきただけで、結局は、当局に丸め込まれてきただけなのではないのか。

 議会を変えるだのほざいてみたものの、じゃぁ、なにがどう変わっているのか、かえって、先輩議員には、お世話になるばかりで、それを称して、取り込まれたのだと言われたら、どう反論するのか。何をやってきたのか、これを繰り返して、なんになるの?選挙で何を言うんだ私は・・・。
 「こころ」も、愚痴を書いてるようじゃ、送られる方は、ただの迷惑です。

 つまりは、己がなにもできない言い訳のために、批判してみたり、仕事をしたふりをしていたようなものだ、と自戒するのです。
 そして、多分、放っておけば、偉そうにしながら、その実、行政や己に、負け続けることになるのです。
 いつまで、こんな不様なことを続けるのか。


 要するに、議員立法です。一本も、条例を作っていない地方議員が、執行部に何を言っても駄目です。条例を作って、これを執行しろ、となぜ言わないのか。それが議員はできるのです。いや、そうするのが、議員なのです。皆さんの「走り」になって、行政にお伺いたてて、してくれたら行政にありがとう?なんか、根本的なところを間違っていないか、我々は。

 そして、そこにいる誰かではありませんでした。やらないのは、私でした。議員が悪いのでなく、私が悪いのでした。知事が、斬新だろうがなんだろうが、そのことが、我々の評価ではありませんでした。
 行政の批判をしても仕方ないのでした。市民県民の代表として、法治国家で法で縛りをかけない我々が、間違っていました。

 質問し続けてきたのは、まだましだっただけで、本来は、議員発議まで、持っていってなんぼでした。政策提言と言うのは、執行部に提案することではなく、我々の決めたことを執行部に執行させることでした。

 全くあほらしいような答えで、皆様には誠に申し訳ない話ですが、3年半やってきて、原点にやっと戻りました。本当に皆様には、申し訳ありませんでした。


 いったい幾つ条例を作ることができたのだろう、「佐藤条例」と称されるものを作ることはできなかったのだろうか、そのために、自民党や他党と折衝することをなぜやってこなかったのだろうか、その中で、もっと議会の内部から変えていくことはできなかったのだろうか。

 至るところから、条例案が飛び出してきて、はじめて議会は活性化するのではないか、議論ができるのではないか。答えは、そこにしかにように思います。

 自己満足のように、今までの14回の質問項目を並べてみても、とても空虚な気持ちになるのがわかりました。欲しいのは、私が作ったと言える一本の条例です。


 次期があるかどうかわかりませんが、あると信じ、またそのように皆様にお願いして、必ず、まずは、一本の条例をまず作りたい。様々なジャンルの条例を何本作ったか、それが、議員としての評価になるように。
 そのためには、どうしても皆様のお力、お知恵が、必要です。そのために、お互いに議員を使いましょう。

 そして、まずは、はじめに、表題の「岡山県国際貢献条例(仮称)」を考えてみたいと思います。おそらく精神条例になるでしょうが、まずは、そこから、スタートさせたいと思います。

 おりしも、まもなく、国際貢献NGOサミットが、開催されます。


 思い切り腹が立っていたけれど、私は、怒りの対象を変えました。
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2002年9月21日(土)【衣更えの如く】
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 NHK「さくら」をBSで見ている私は、昨日、昨日・今日の分まで、見てました。桂木先生が、さくらを「お前」と言うのが、問題になっているそうな。

 かなり連日お見苦しいと思いますが、ここは、議員である私にとっての変わり目で、苦悩している状態であります。多分、それは、全国の地方議員が、共通して試行錯誤している道であり、私も自分が、どう脱するか、己に期待し、楽しんでいる面もあります。
 個人的な悩みである以上に、地方政治に、もっと大切な意味を持っていると信じています。議員として、議員の立場で、なにを考えているのか、今、お伝えすることも。


 昨日夜、議員のある集まりで、ここ数日間、私が勝手に騒いでいる件で、件の議員と、1期生議員として、議員発議をして、ともかく自分達の力で、条例を通すよう動いてみようという、話になりました。

 私が、「岡山県国際貢献条例」を起草し、彼は、「岡山県日本の文化・伝統を守る条例」を起草する(いずれも仮称)。おそらく精神条例の域は出ないと思いますが、自民党の1期生で議員発議し、ともかく2本通す。目標は、通すことです。内容は、もちろん重要ですが。
 まずは、通す、そして、それを、地方議員が、これから、どんどん条例を発議する時代のスタートにしたいのです。


 その意図するところはなんなのか。

 私は、地方議員の役割を極めて単純にこう説明してきました。
 「議会は、岡山県株式会社の株主総会で、代表取締役社長の知事以下取締役である執行部に対して、会社運営のあり方について、株主たる市民・県民の皆様の半代理として、株主代表訴訟の如く、提言・チェックする」のです、と。
 一方で、一般的には「議会と執行部は、車の両輪です。」という言い方をされます。

 今回は、議員の発言に対して、知事から、県の施策に対して、「冷水をかけられた」という表現がされたわけです。多分、悪意は、全くなく、本来問題にすべきことではないのかもしれません。敢えて言えば、この悪意なき発言が、私にこれだけ考えさせてくださる契機を下さった、皮肉でもなんでもなく、そのことに感謝したいぐらいです。
 繰り返しますが、県政批判をしているのではなく、むしろ、議会批判をしているのです。

 私にとって、どうしても割り切られないものは、ジェンダーについて、ではなく、むしろ、なにか、もっと根本的なこと、これを言われたら、議員は、お終いだ、けれども、なぜ、1万人の代表が、お終いになるのかな、なにか変だな、という感じです。


 根本的なことは、知事以下執行部は、議会の議決したものについて、執行する機関であるということです。予算提案権は、知事サイドにあっても、議決するのは民意の代表たる議会です。
 行政権の乱用に対して、民主的なコントロールでしばりをかける(法の支配を及ぼす)のが、議会制民主主義の基本です。本来、鉛筆一本たりとて、議会の議決がなければ、法的には、買えないはずです。

 にもかかわらず、議員は、公務員試験を通られた「お上」に対して、間に入っておねだりすることで、適正な行政の執行をかえって阻害したりしている、むしろ、円滑な行政の執行に対しての阻害要因に成り下がっている、と評価されているわけです。(そんなつもりは、ない!!)


 いわんや、大統領制下の地方政治においては、直接選挙で選ばれる首長の実質的権限は、絶大なるものがあり、多様な有権者の分散された民意よりも、一本化された民意の方が、強くなります。
 普通は、逆らいたいとは思いません。

 そもそも、議会は、自ら予算は作ることができない上に、国から降りてきた作らなくてはいけない条例や、料金改定や施設整備のための条例、人事案件を承認し、執行部の作った選挙を経ていないが民意に基づいたとされる何とかプランや何とか計画を示されて、なんとなく、そうかな、と思い、文句を言わないのが、与党で、文句を言うのが、野党になり、ともかく、穏便に事を運ぼうと「車の両輪」で、進んでいきます。

 そして、議員は、有権者の皆様に、行政の考える方向性、執行部のご意向を示し、愛想をして、生活の安定確保のため、選挙で勝つためにあれこれと腐心し、ときおり、行政に意向をちらつかせて、すごいなぁと感心されたら、自分は偉いんかな、と思ったりしてしまう・・・無茶苦茶な書き方だな、こりゃ。

 そして、議員は、立法機関なのに、自らの手では、一本の条例も作ることをせず、政務調査室の優秀な人材を、視察調整に使ってしまい、当然、政策秘書もつかない中で、議員の評価は、どれだけ細々としたお世話をしたか、売れない芸能人まがいに、いかに顔を見せるか、人気があるか、で、判断されるようになってしまう、そうだとしたら、これは、もうお互いの悲劇、時間とお金の浪費です。

 もっとも、議員の出番は、行政の執行を曲げる時、それが、力だ、というのは、そうなのです。要は、その曲げ方でしょう。


 そして、市町村合併、道州制、行政組織がどう変わろうとも、やはり、一本の条例も作ることができない議員がいるのならば、行政が変わっても、議会は、未来永劫変わらない、議員が騒いでみても、議員の質が、変わるわけではないのです。



 当然、私は、一般質問は、続けさせて頂きたいと思います。しかし、一番の願いは、執行させる法を議会の側から作ることです。

 国がどうである、前例がどうである、他県がどうである、そんなのは、関係ねーや。岡山県議会が、岡山県、岡山県民のために、これを決めたのだ、執行せよ、なぜ執行しない、それなら不信任だ、解散だ、訴訟だ、というぐらいの勢いがないと、行政が、なによりも、議会が、変わりません。
 行政や議会の首をみずから思い切り締め上げれば良いのです。

 地方分権の生き残りをかけた時代に、行政に変われと叫ぶ前に、まず、議会が、生き残り策を提示せよ、それを行政に執行させろ、それが、あってはじめての民意、それがあってはじめての議会、それがあってはじめての議員です。

 そして、議会の議論が起き、本来の政党の意味があり、派閥や領袖と全く違う議会の動きが生まれ、党が、議会が、岡山県が活性化する。それが、クーデターでも、反逆でもない、王道だと思います。

 そして、選挙で選ぶなら、どんな条例を作ったのか、法案に対して、どういう投票行動をとったのか、それが、岡山県政にどう活きたのか、それが、判断基準にならないといけません。

 個人的には、議員は、本当に優秀な方が多いですし、条例を作ろうというのは、当然の動きです。また、若手は、それをする義務があるとすら思います。


 ともあれ、その全てのスタートは、一本の条例です。議員発議で、岡山県議会が、ともかく一本、関係各位との協議の上で、自ら文言から起草し、政調に法的に整合させ、議会制民主主義の多数決をもって、1本を通過させる。そのことが、肝要です。

 もはや、執行部に冷水は、浴びせません。かけるなら、熱湯です。

 しかし、それが、健全な姿、岡山県、岡山県民にとっては、もっとも良い形ではないでしょうか。すくなくとも、いくつかの議連など、どんどん条例にすべきだし、自民案、民主案、公明案、共産案で、どんどん遣り合えば、良いと私は思います。
 行政も、党も、県民のための喧嘩なら、勝手に死ぬまでやれば良いのです。様々な形で、民意が通っていくのなら、その道が、増えるのなら。


 ともかく魁の一本、今一番欲しいのは、この手で作る1本の条例です。そこから、いろんなことが、動き出すはずです。
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9月22日無し

2002年9月23日(月・祝)
     【「岡山県議会議員佐藤真治君を育てる会」開催のお知らせ】
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 民主党の党首が、再び鳩山さんになられたということは、つまり、何がどうなるということなのか、研究したいと思います。

 昨日は、午前5時からの朝起き会に夫婦で集い(22日は、夫婦の日)、その後、各地の体育祭のはしごをして、ぼーっとして、「こころ」を失礼致しました。結局、軽度の腰痛は、慢性化し、最近は、こういう人間なんだと思うようにしています。

 それにしても、各地区の体育協会の皆様は、それぞれに趣向を凝らされて、大変な汗をかかれ、本当に頭が下がる思いです。

 盆踊りや体育祭は、私は、お邪魔するばかりですが、体協を中心に、連合町内会、単位町内会、婦人会、消防、交通安全母の会、PTA等々、地域コミュニティーの総力を持って、毎年毎年こうして設営されるのは、本当に大変で、よほど地域を愛される思いが強くないと、とてもではないですが、続けられるものではありません。


 今朝は、「海軍いかり会」が、呉の慰霊に向われるのを見送りさせて頂きました。おそらく、今日の秋の江田島は、本当に美しかったのではないかと思います。
 北朝鮮の件、ご英霊は、どう思われることでしょう・・・。

 ところで、中国虎頭要塞戦争遺跡保存事業に取り組まれる友人が、ウエブサイトを立ち上げられました。中国虎頭要塞は、第二次世界大戦史上最後の激戦地で、中国とロシアの国境線に横たわる旧日本軍の巨大軍事要塞ですが、ほとんどの方が、歴史的事実をご存じないのではないでしょうか。
 是非、下記をご覧ください。ttp://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/kotou-top.htm

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なんと、「岡山県議会議員佐藤真治君を育てる会」開催のお知らせです。
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 下記日程で、会合を開催させて頂くことになりました。

 要するに、来期に向けてはもちろん、俗に言う政治資金パーティーの部類で、正直なところ、今回、政務調査費を充当できない選挙がらみの新聞他をかなりの量(万単位)で作ったので、その制作費や、特に、郵送費を少しでも捻出させて頂くためのものでもあります。
 まさに、サイクリングビジネス(・・・・?・・・・自転車操業?)。

 皆様、薄々お気付きだと思いますが(誰もが、みんな知っている)、私は、情けないことですが、お金なら、そうありません。

 厳しい経済状況で、歳費を頂戴している上に、さらに、個々の方々にお願いさせて頂くことが、本当に恐縮なのでございますが、貧乏な(普通の)人間が、政治活動を続けていくためには、やむにやまれず、こういう手段をとらざるを得ないということで、是非、趣旨をご理解頂き、多くの方からご協力を賜わり、せめてトータルで、赤字にはならない形で、やらさせて頂きたく存じます。

 お一人お一人に、直接のお返しは、できませんが、岡山県政に、195万倍にして、必ずお返しさせて頂きます。

 なにとぞご協力を賜わりますよう、心より、伏して伏してお願い申し上げます。なお、このパーティーについては、全体の収支を公開させて頂きます。


 本日は、しこしこと、案内状を書かさせて頂いておりました。

 新聞、案内状の発送は、いましばらくかかりそうですが、全ての方にではありませんが、近々お届けさせて頂けると存じます。
 もちろん、メールでご返信頂くと、大感激でございます。

 また、地域や会社やグループで、有効な形で、新聞を大量にお配り頂ける方(ポスティングを含む)が、いらっしゃいましたら、是非、ご一報下さいませ。


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 「岡山県議会議員佐藤真治君を育てる会」開催のお知らせ

 日時 平成14年11月9日(土)午後2時から4時
 場所 えきまえミヨシノ 駅前町1−3−3 086−221−3333
 会費 5000円

 ※ 出欠のご返事は、11月2日までにお知らせ下さいますようお願い申
   し上げます。
   この催しは、政治資金規制法第8条の2に規定する政治資金パーテ
   ィーです。
   簡単なおもてなしを致しますが、極めて苦しい台所事情です。何卒、
   宜しくご理解下さいますよう、伏してお願い申し上げます。
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2002年9月24日(火)【岡山空港駐車場について】
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 本日は、広域交通物流対策特別委員会。国際コンテナターミナルの供用開始、7月に国際定期航路の中国航路増設(4ヶ国1地域16航路)で、極めて好調の水島港のコンテナ貨物の状況の報告がありました。

 来年は、特定重要港湾に指定されることと思われますが、構造改革特区の要望も出しており、要は、玉島ハーバーアイランド(人工島)の分譲をいかに進めるかということです。

 一方、岡山空港の無料駐車場の違法駐車が問題に。新条例をもってしても、撤去まで半年かかるのが行政の仕組みで、ナンバープレートをとって、明らかに捨てられていると思われるような自動車の即時撤去が求められるところです。

 以前、私も、本会議で、一部有料化を提言させて頂きましたが、強みとされる駐車場が無料であることが、かえって利用者の利用マナー違反を招いているふしもあり、航空機チケットの半券等で、識別できる仕組み等考えない限り、いくら増設しても、イタチゴッコになりかねません。

 空車等の表示がされ、駐車場からは、連絡バス等もありますが、第一駐車場については、多少の駐車料金なら、仮に徴収しても、まっすぐに、空港ターミナルに入れる利便性を選ばれる方も多いのではないでしょうか。
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2002年9月25日(水)【常任委員会より】
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 本日は、生活環境保健福祉委員会。補正予算他の議案や委員会に付託された請願・陳情の採決が行われました。

 請・陳の採否については、委員会ー本会議という流れで、明後日の最終日に、お馴染みの立ったり座ったりの儀式が、行われます。

 しかし、実際は、請・陳の採否については、自民党部会ー自民党政務調査会ー自民党議員総会ー委員会ー本会議という流れ、すなわち、自民党部会が決定し、自民党政務調査会で、了承され、自民党議員総会で、確認されて、それが、事実上の議会の意思決定ルートになるというわけです。

 多数決民主主義ですから、勢い自民党が、冷たくなる請願・陳情には、ひとつの傾向があります。
 いかんせん、選挙のことも絡んでおり、心情的には、いたしかたない部分もあるのですが、場合によっては、採否の判断が未了という意味での「継続」で、かわす場合もあり、往々にして、党議拘束に苦しむ場合もあります。

 自らがまともに関係する請願・陳情が出た場合の扱いを考えると、どうしても多数に寄るのが、一つ力であるわけですが、どの請願・陳情にも、相当深刻な理由があり、提出された方のことを思うと、切ない場合も、かなりあるのも事実です。


 委員会では、岡山県国民健康保険事業の状況の説明と岡山パブリックゴルフ場機能回復工事に係る環境評価準備書に関する知事意見についての報告がありました。

 国民健康保険事業の問題の本質が、わからないこと、また、外環状道路の一部をなす「岡南線」で、岡山パブリックゴルフ場が分断され、6ホールが使用不能になるため、事業者の所有地である阿部池の一部埋立てにより、ゴルフコースの整備を図るということにつき、判断がつかないことが、情けなくなりました。


  また、本日の委員会では、ウイズセンターについて、ひとくさり。男女共同参画社会推進施設でありながら、子育て世代の使用について厳しくないか、あるいは、施設利用団体について、予約段階で、非常に確認作業があるのはなぜか、伺いました。
 「 想像するに、子供が騒ぐと、下の階の方から苦情が出るので・・・・」という答弁に、クレドビルって・・・・?


 さらに、JR伯備線新幹線化・フリーゲージトレイン導入促進三県議会議員協議会岡山側連絡会議が開催されました。

 昭和48年に中国横断新幹線が基本計画路線として決定されているものの、フリーゲージトレイン軌道変換(新幹線の車両が、在来線に乗り入れるために、軌間可変台車にする)の技術的な問題で、そもそも実用化の時期そのものが不明のため、特に島根県側が熱心ということではありますが、なにか、もう一つ現実味がないということで、盛り上がりは、今一つ。

 瀬戸大橋には、既に新幹線の軌道が、設置されていることもあってか、フリーゲージトレインについては四国側の反応も今一とあって、日本初は、九州の日豊本線ではないか、と言われているそうです。


 以上報告でございました。
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2002年9月26日(木)
           【第9回おかやま国際貢献NGOサミット開幕】
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 本日、第9回目になるおかやま国際貢献NGOサミットが、開幕致しました。主催は、「国際貢献トピアおかやま構想を推進する会(トピアの会)」。

 トピアの会は、医療、教育、宗教といった福祉文化を尊重する精神性の強い岡山の風土に根ざし、思いやりの心を国際社会の人々と共有することを目指し、国内外のNGOの活動拠点を造ろうとしています。

 この理念にもとづいて、1994年から、「おかやま国際貢献NGOサミット」を実施。支援団体は多技にわたり、外務省、厚生省、郵政省をはじめ、WHO、UNICEF、UNESCO、UNDP、などの国際機関、岡山県などの地方自治体、民間助成機関、各種団体、企業そして一般市民が含まれています。

 このサミットの目的は、おもに発展途上国で活躍する「ローカルNGO」のネットワークをつくり、情報、経験、技術などの交換を通じて各団体や個人の能力の向上を目指すもので、「西のジュネーブ、東の岡山」を実践するものです。

 各年度の討議テーマは、医療、教育、宗教、環境、福祉等で、昨年は、「こどもサミット」が、大成功をおさめ、今年の総合テーマは、「地球市民として生きる」です。
 ちなみに、トピアの会会長の沖垣 達先生は、本年度の三木記念賞)を受賞されました。


 私は、第1回目のサミットに代理出席させて頂いて、阪神淡路大震災があった年の2回目以降は、スタッフ的に、参加させて頂いたりもしました。今から思うと、かなりの私情で、妙にはりきってチボリ公園の回りを街宣してまわったりもしましたが、ここのところはずっと、お客さん的な参加になって、失礼してしまっています。


 本日は、RNN国際宗教ネットワーク会議「宗教は平和の担い手となり得るか」からスタートし、私も、後半を出席させて頂きました。

 昨年の同時爆破テロの背景にも、宗教があると言われていますが、むしろ、時の為政者や時代の状況で、政治思想や権力闘争と絡み合って、下位概念の政治や経済的な対立の理由に、宗教が使われているのが実情で、心の安寧や世界平和を祈る本来の宗教そのものには、オウム真理教のような要素や、戦争を誘因するような要素はない、と、私は信じます。
 仕事柄、宗教に関わる方を多く存じ上げていますが、こういった時代に、本当に真摯に生きておられます。

 ゆえに、宗教指導者の方々が、超政治・経済的にネットワークを組んで下さることは、必ずや、平和へ繋がるものと確信します。

 ちなみに、米(コメ)の文化からか、神仏を信じるというのは、自民党議員にはあり、そういったところを含めての保守かもしれません。死を意識し、自然に畏怖と感謝を感じる、そういったところは、非常に好きなところですし、極めて重要なところだと思います。


 交流レセプション以外は、無料で、どなたでもウエルカムのサミットです。明日以降、是非、ご参加ください。海外からは、12ヶ国の参加で、明日からは、ヨハネスブルグサミットを受けた国際環境専門家会議、さらには、国際姉妹校会議に、交通と環境についての会議と29日まで、続きます。
 詳細は、ttp://www.internet-okayama.or.jp/topia/をご覧くださいませ。


 なぜ、岡山県国際貢献条例を私が言うかと申しますと、本県には、これだけの素晴らしい人材とネットワークと実績があるからです。
 岡山県が、全国に、世界に、誇って良いところです。
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2002年9月27日(金)【落書き調査隊活動報告】
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 山陽新聞等で、ご覧になって頂いていると思いますが、野村のカツ丼でお馴染みの町、我が「平和町北部町内会」の会員にて、岡山一宮高校同級生(一期生)の下山恭正君(オカヤマ・オペラ・プロジェク代表)が、岡山音楽史上の金字塔ともいえる手作りの劇場版古楽オペラ(初演は、1607年!)「オルフェオ」を企画。

 いよいよ明日、9月28日(土)に、岡山市民会館で、上演致します!!

  是非、ご来場下さいませ!!つるの玉子も応援しています!!
ttp://www.brillante.org/opera/opera.html


【落書き調査隊活動報告】

 ここのところ、選挙を意識して、嫌われないように、短くしようと思っているのですが、今日もまた、長くなります。どうか、くれぐれも、ご無理のない範囲でお付き合い下さいませ。


 本日、9月定例会が閉会致しました。委員会の議決を確認するお馴染みの立ったり座ったりで、肥大化する財政赤字を止められぬままに、また、済んでしまいました。委員会等は開かれますが、次は、12月議会です。

 毎議会最終日は、共産党が、議決に反対する「討論」ということで、補正予算からなにから、反対の理由を述べて行かれますが、県政の裏面史というか、もし、この一部でも、そうであったら、歴史は変わっていたろうな、と思うことがしばしばです。個人的には、納得できる時もあります。

 試みに、議事録の「討論」だけを読まれていくと、県政の問題点は、全て浮き彫りになるように思います。議会として、謙虚に反省すべき点もあるのではないか、と、私は思います。

 今回の議会でのことは、おって報告させて頂きます。



  さて、本日は、落書き調査隊長殿より、落書き消去活動についての報告書を賜わったため、副隊長として、許可を得て転載、報告させて頂きます。
 はっきり言って、隊長は、副隊長より、数段賢く、かつ緻密な方なのだ。したがって、長いです!!!!(以下は、岡崎隊長の報告を転載)


<落書き調査隊活動報告>

 これまで、調査隊は地域を全面に出すという方針で裏方に徹し、5月26日の岡山市オランダ通り(100名)、8月31日の岡山市表町・幸町(150名)の大掛かりな一斉消去をしましたが、市民が力をあわせて消した物件への再犯は認められず、加えて、周囲での自主的な消去の動きもみられるなど、 組織的な消去活動はまずまずの成果をあげております。

 これには

1.市民の自主的な立ち上がりとそれに連携した各機関の努力、そして、
 とりわけ、この間、住民の下からの立ち上がりを積極的に報道してい
 ただいている報道のみなさまのご支援が大きいと考えます。

2.調査隊としては、これまでの落書きの実態を現場で調査し、特徴を
 分析する中で、落書き放置の背景に、地域教育力の低下と、バブル以
 降の地域社会の混乱、都市定住者構成の変化による都市管理能力の麻
 痺状態が背景にあると考え、一種の住民運動方式による、地域求心力
 の向上と、それによる若者への教育効果を狙いました。
 いまのところ>、効果は出ています。


 ただ大規模な消去は教育的効果が高いものの、労力と費用がかかり、マンパワーはいとわないとしても(補助金が組まれたとはいえ)実質半分は自腹であり、消せば消すほど費用負担が増えます。調査隊は、人呼んで、「落書き消去貧乏」。しゃれになりません。

 県は、残額は地域のカンパで、といわれるのですが、消去許可取りの段階で金がかかるとなると「じゃあほっといてくれ」となり、実際には困難です。また費用を出させると職人はだしの結果を求められることにもなりかねずです。

 理屈と現実のギャップです。「これでは、予算的裏づけのあるお金持ちの団体しか組織的な消去はできないですね」と県にも申し上げているんですが . . .。
 調査隊として、事前のおぜん立てと、資材を用意しながらの消去活動支援はこれ以上出来ないので 「消去隊」から「元の調査隊」に戻るしかないと考えています。

 ただ、この間の一斉消去にかかわった3団体ほど(岡山中央南小PTA・表町商店街連盟・岡山県青年団体連絡協議会)が継続的な消去活動を始めるということになり、この起爆が今後の爆発になれば消去貧乏のしがいもあると、思っています。


 今後の大きな課題は郊外の地元住民や被害者による自分の物件への自主的消去活動の広がりがまだまだ不足していることです。


 7月29日には、県の落書き防止推進委員の委嘱式が行われ、地域監視活動がスタートし、一方で地域の盛り上がりに呼応した警察機関のご努力で、条例適用第一号の犯人逮捕につながり、市街地中心部(以下、市街地中心部とは1キロスクエアに限ります)に関してだけでいえば、落書き被害の拡大傾向には若干の抑制効果がみられております。

 しかし、落書き行為はゼロとはなっておらず依然、微増傾向にあり、加えて現状の落書きは自然には消えないため、総量としては減少しているとはいえません。

 一方、残念なことに、落書きの被害の激しい岡山、倉敷、津山で、それに比例するかのように、重犯罪も多発しております。直接の関連性は認められませんが、地方社会にも何か異変がおきつつあることは否めません。
 機械的に大都市型の街づくりを追求してきた結果、地域共同体が破壊され、軽犯罪が蔓延し、重犯罪の発生する空気が形成されているように思えます。


 私も自分では人一倍、人権などには敏感なほうだと思いますが、あえて言うと軽犯罪への<軽度対応>は軽犯罪を蔓延させ、多くの住民に<まんべんなく大規模な被害を与えるので、悪質な軽犯罪には見せしめとして厳しくのぞむことが必要だと思います。


 これから、特に報道の方にお願いしたいのは、

1.落書きと他の犯罪の関連性、2.県外の方の岡山の環境への意見(県民も時には恥を知らねばなりません)3.落書きの放置と社会的モラルの問題についての継続的な報道です。

 それと落書き消去の技術的な側面も何らかの形で普及しないといけません。調査隊のWebサイトも検討中です。


 また調査隊として今後は、落書きを消すだけではなく、若者のエネルギーを良い方向に活かすため、地域共同参画によるテーマ性をもった壁画運動などのポジティブアクション(勝手な命名です)も視野にいれており、様々なボランティア・NPO団体と連携しての多角的な視野からの街づくり、青少年の育成活動に取り組んでいきたいと考えますが、人材募集、予算獲得、地域のコンセンサスとり、等マスコミの皆様のご支援が不可欠です。



以下最近の特徴を整理してみます。


1. 平和町、オランダ通り、表町等、市民が集団で消去した物件に落書きの再犯は認められない。現時点ではゼロである。(ひょっとすると時間の問題かもしれないが)

2.消去活動に参加した市民は、街づくりを体で実感し、一様に感動している。一度参加した市民は、二度三度と参加する。(が予算がないので何度もできない)街づくりのまたとない実践授業となっており、子どもへの教育的効果が高いことを知った父兄などの関心が、回を追うごとに高まっている。
 オランダ通り等では、市民参加の消去活動の後、僅かながらも住民による自主的な消去活動が進み美観が格段に改善された。

3.逆に今現在放置されている落書きの周囲には、落書きが微増している。これは落書きの原始的な特性である。一箇所でも残せば、がん細胞のように広がっていく。

4.市街地中心部での落書き被害の増加速度は数ヶ月前に比べて急激に減少している。

5.市街地での住民監視が強化されるなか、一方で郊外に拡大しているとの情報もある。

6.落書きを単純にアートだとする一部の軽軽しい傍観者的意見が減少し、現状回復が先だという問題意識が増加している。

7.市民の個別の消去活動はまだそれほど広がりを見せていない。その原因には、時間と労力、費用、修復への技術的困難性が立ちはだかっている。他人の物件への作業、地域の複雑な権利関係・利害感情がからむ問題もあげられる。
 それを突破する動機として落書き等にはらむ危険性への十分な認識が確立していない。

8.公共物の落書きが依然放置され、被害が広がっているところもある。犯人の「踏絵」に利用されている。落書き消去に最も不熱心なのは岡山市であるように思います。まさか県の条例だから関係ないなんて思ってはいないでしょうが。
 岡山市管轄の設備への落書きは長年放置されたままです。軽犯罪への温度差がよく現れています。
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2002年9月28日(土)【岡山県暴走族の追放に関する条例施行】
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 カブレラの56号が早いか、1000号が早いか・・

本日より、平成14年6月28日制定の岡山県暴走族の追放に関する条例が、施行されています。
ttp://www.pref.okayama.jp/kenkei/koutsu/jyourei.htm

 今年2月の「暴走族少年の死はパトカーに責任---岡山県警警官が書類送検」は、記憶に新しいところですが、各県に対応に差があるということで、お隣の広島県よりは、かなり緩い条例ということになります。
ttp://auto.ascii24.com/auto24/issue/2002/0219/08nec_si9999_08.html
 個人的には、これでは、緩すぎると思います。


 今回の条例は、道路交通法でフォローしきれない、暴走に至るまでの事前関連行為と呼ばれるもので、駐車場や公園に集結し、その中でバイクを乗り回したり、空ぶかしすることが禁止事項となり、条例が適用されて検挙された場合には、5万円以下の罰金刑になるというのが、目玉の一つです(第14条)。

 逆に言うと、道路交通法上で対応できるはずのものが、要するに、厳格に対応できていないということで、この条例を持って、道路暴走走行中の車両への取締が厳しくなったわけでもなんでもありません。

 また、特攻服の着用や、顔面をマスク等で覆い隠すこと、片手に棒を所持すること自体の禁止、さらに集合すること自体の禁止にまでは及んでいません。ちなみに、広島市では、集会の自由との相克という憲法論争にまでなったことは、ご案内のことと存じます。

 要するに、広島市ほど、深刻ではないというのが、当局の見解ですが、私には、多いに異論があります。


 県警の涙ぐましい努力にもかかわらず、岡山市の目抜き通りの警察と暴走族のイタチゴッコは、天下の恥さらしの状態です。さらに、暴走族は、世代交代を繰り返し、凶悪化・粗暴化が、進んでいます。

 正直に書いて、暴走族の被害に苦しむ人間は、彼らに殺意すら覚えると言っても過言でないほど深刻な問題でありますし、弱い者いじめのような違法駐車取締りや、ねずみ取りと相俟って、警察への信頼を著しく損ない、なにより、平成17年岡山国体の年に、全国に、岡山の治安の悪さ、情けなさを発信することになりかねません。

 だいたいが、景気の悪さや社会不安の中で暴れたいのは、皆同じで、ストレスの発散に他人を犠牲にしてはいけません。(ストレス発散で、メールを流している議員がいる・・って、誰のこっちゃ・・・?)


 ただ、この条例のもうひとつの目玉は、県民に、努力義務を課したということで、むしろ、県民運動として、暴走族追放の気運が高まることに主眼があります。我々にも、暴走族追放のための義務があるということです。
 もっとも、努力義務規定で、罰則はありませんから、要は、県民一人一人の意識にかかっているということです。
 臭い臭いは、元から立たなきゃ駄目!!

 すなわち、第5条は、保護者の責務、第6条は、学校等の関係者の責務、第7条は、事業者の責務(自動車等若しくは自動車等の部品の販売を業とする者又は自動車等の修理を業とする者、自動車等の燃料の販売を業とする者、衣服、鉢巻き、旗等に、ししゅう又は印刷をすることを業とする者)、第8条は、公共の場所等の管理者の責務を課しています。

 例えば、家族は、暴走族から脱退させる責務がありますし、公共の場所等の管理者は、その管理する場所に暴走族を集合させないために必要な措置を講ずることが、努力義務とされます。


 こういったキャンペーン色が強いことから、9月30日には岡山県暴走族対策会議が、立ち上がり、県民生活の安全と平穏の確保及び少年の健全育成を図るため「岡山県暴走族の追放の促進に関する基本方針」が、発表される予定です。

 ここは、ひとつ、県民運動として皆で立ち上がろうではありませんか!!

 と、安直に、この項を終わってはいけないのであって、強化を含めた条例改正を、私は、検討したいと思います。
 まずは、今晩が、勝負です。


 全然関係ないですが、NHK「さくら」が、来週も続きそうな形で、終わってしまいました。最終で、「Z」と言えば、ゼットンではないのか!ジッパーは、ないだろう!と、突っ込んでいたのは、私だけ・・・?

 「おやおや、どうなりますことやら・・・・それでは、SEE YOU NEXT こころ」
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2002年9月29日(日)
           【暴走族対策について 爆音暴走調査隊結成?】
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 本日も、体育祭等のスポーツ行事や敬老会、イベントの特異日で、あちこちとした一日でしたが、さっそく昨日施行の岡山県暴走族の追放に関する条例の話題に。要するに、掛け声だけでは成果は見られないのではないかというのが、さっそく危惧されているわけです。
 問題は、爆音であるという点も、はっきりしていません。

 考えれば、落書き調査隊から消去活動の動きにしても、どれだけ、行政や警察が、本気で取り組んでくれていたのか、よくよく考えてみれば、極めて疑問です。知事は、「晴れの国ジャーナル」で、高畑勲さんとの対談で、「消去隊」ができたことをなにか成果のように、発言されていますが、元来、恥ずかしいことです。


 いわんや、暴走族については、何度地域住民が、警察に電話しようと、議会で要請しようと、結局、成果が出ていないのが現実なのですから、もはや警察だけに頼るわけにはいかない、やはり、ここは、市民が立ち上がらないわけにはいかないと考えます。

 行政は、条例の成果と言うに違いありませんが、そうでなくて、もはや、頼っておられないのです。これで、お茶を濁らされては、このままでは、市民の生活の平穏は、守って貰えないのです。
 市民の生活が、あるいは、ビジネスが、あるいは、岡山の街の品格が、このままでは、ズタズタにされ続ける。そこまで追いつめられているです。

 仮に、市民と暴走族が、直接に対峙して、被害が生じた場合には、それは、警察の責任です。あるいは、誰か犠牲者が出ないと世論が高まらず、警察はそこまで強権を発動しないのであれば、警察は、市民を見殺しにし、人身御供が出るまで何も出来ない軟弱組織と言わざるを得ません。
 市民を守るどころか、みすみす危険に導いたのです。


 しかし、そうは言っても、どこまでも、街づくり。あくまで、遊びの要素は、欠かせません。爆音暴走族と遊ぼう、という大人の余裕は、欲しいところです。場合によっては、こちらがヘルメット、サングラス、マスクで武装し、横断幕を掲げ、拡声器で、「爆音暴走族は、岡山から出て行け!!」と、シュプレヒコールを上げることも考えられます。

 しまいにゃ、「打倒!!小泉政権!!」と叫んでいたりして(・・・・なんでじゃ?)。やはり、憎しみが全面に出るよりも、多少なりとも、おもしろくないといけません。同じやるのなら。

 顔を隠すのは、面が割れて、無差別に復讐されたら、こっちも恐いもん。ですから、やるなら、50人ぐらいの集団です。警察や機動隊は、住民を盾にすることになります。まったく酷い話です。

 やはり、市民全体が、彼らに罵声を浴びせる雰囲気が重要です。やるなら、こっちも、お祭りです。そもそも、向こうは、遊びでやっているのですから。もちろん、基本的な気持ちはそうであるということで、やる時は、本気で、戦いです。


 真夜中に、市民と暴走族が、目抜き通りで戦う全国でもっとも恥ずかしい街になることでしょう。しかし、それが、岡山なのですから仕方ありません。警察が守ってくれないのですから。ワイドショーにも出るでしょう。

 西川緑道公園の横の道を市民で封鎖し、爆音暴走車を一台通し、挟み撃ちにして袋叩きにする・・・・・これは、「七人の侍」の対野武士の戦法です。腐った生卵をぶつけたら、どうなるだろうか????
 膨らむ質の悪い妄想・・・・。
 やれるものなら、誰もがやりたいのです。そのぐらい苦しめられています。警察は、人権の相克に落ち込むけれども、被害者の人権は、どうなるのか、どうやったら止められるのか。


 なにか思われる方は、バイクに轢かれる覚悟で、是非、参加して頂きたいイベントです。一家言ある方こそ、サングラスをし、マスクをして、シュプレヒコールを上げて頂きたい。他に解決策があるでしょうか?要するに、そこまで行かなきゃおさまらんぞ、という流れです。、

 ただ、これを私は、仕掛けたいわけではありません。だいたい恐いですがな。かえってやかましいかもしれないし・・・。そもそも、私、暴力沙汰が大嫌いです。決して誰の血も見たくないです。なんとしても、それは、避けたいのです。可能性も含めて。



 いずれにせよ、爆音暴走調査隊を組織し、市民レベルで、爆音暴走族の実態について、調査してはどうか、まず、意識アンケートを取ってはどうか、という案が、落書き調査隊(←2人じゃん!!)で、出ております。
 落書きの被害地は、爆音暴走族の被害地でもあります。まずは、調査。そこからのスタートでしょう。

 対落書きの手法がまともに適用できるはずはないと思いますし、あらゆる意味で危険性が遥かに高いことです。調子に乗って出来ることではありません。石橋を叩きながら、出来ることを慎重に模索したいと思います。


 しかし、これが、住民自治の基本ではないでしょうか。全てが自己責任のもと成熟した市民が、自ら地域作りに参画する絶好の機会です。誰でも、当事者になることが出来るのです。

 ある意味では、我々は、共通の課題を提示されています。なにも爆音暴走族に限ったことではないですが、我が街のことについて、傍観するか、当事者として参画するか、どちらの立場を取ることも可能です。
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2002年9月30日(月)【爆音暴走族対策会議】
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《新聞発送作業ボランティアのお願い》

 後援会報の発送に当たり、新聞封入、宛名タックシール張り等どうしても人手が必要な状況になっております。ご多忙のところ誠に恐縮ではございますが、下記日程で、一斉発送作業を行いますので、お時間のご都合がつかれる方に、是非ご協力を賜わりますようお願い申し上げます。

 日時 10月6日(日)午後1時〜どんなに遅くても5時(可能な時間)
 場所 岡山県青年館
    (津島東1−4−1 254−7722 岡北中北側)
 10名ぐらい


【爆音暴走族対策会議】

 本日の山陽新聞朝刊には、落書き防止条例施行半年後の特集が出ておりますので、是非ご覧くださいませ。(なお、「こころ」は、少なくとも、山陽新聞を読まれている前提で書いている場合がございます。)
 落書き被害の郊外への拡大も懸念されていますが、地域住民の「プレッシャー」が、抑制効果があるのは、立証されたところです。

 さて、ここ数日、勝手に盛り上がっている「爆音暴走族」対策ですが、また長文になりますが、爆音暴走族というものについて、さる方の文章をご案内申し上げます。基本的に、私は、全く同じ立場です。
 爆音暴走気味の長さをお許し下さいませ。

 近々に、地域で、「爆音暴走族対策会議」を開催せねばなるまいと思います。一番はらわたが煮え繰り返っているのは警察の方だと思いますので、警察の方をお招きし、警察に、市民連携で、追い風を送るということも、市民として、しなくてはいけないことだと思います。(10月26日午後3時から開催が、濃厚)

 新条例を契機に、ムードを作り上げるというのは、誰かがやらなくてはいけないことですが、やはり、地域住民が立つ、ということが大きいです。
 そのために、動き回るのも、議員の仕事だと思います。



    『長年の傍若無人な爆音暴走に最後の鉄槌を!』
        (最近の爆音暴走行為は度が過ぎる)

 最近、岡山市内中心部の爆音暴走行為が目にあまります。休日、平日を問わず、一晩に二回も三回も繰り返します。時には切れ目なしに、
4〜5時間連続で走り続けることもあります。1週間くらい連日暴走が行なわれる場合さえあります。

 例えば、実際の話ですが、住民が見かねて(聞きかねて?)通報するのが、暴走が始まって30分ほどたってから。それで、パトカーが来るのに20〜30分、そして、暴騒音が静まるのにさらに30分ほどかかります。それから30分ほどしてまた暴走車がどこからともなく…。
 結局、住民は1回の暴走行為で深夜、2時間弱の間、睡眠を妨害されます。それが一晩に三回起これば、住民にとってはほとんど徹夜状態に等しい。睡眠不足になった住民の怒りは暴走族から警察に向かってしまいます。みんな眠いなか110番通報をしているが、こんなひどい状態が続いています。
 暴走族に殺意を抱く住民がいても全く不思議ではありません。

 昼間多くの市民が楽しめるきれいで安全な街を、と思って、夜間、暴走車や無軌道な若者が撒き散らしたゴミ掃除をし、見回りや消防活動でもって、懸命に街を維持している市街地住民が、なぜこんな仕打ちを受け続けねばならないのでしょうか。


 中心市街地にはホテルも多くあり、毎晩のように繰り広げられる爆音暴走は、ビル街で反響・増幅され、県外からのお客様にも大変迷惑をかけています。たった一台のバイクが暴走してもすさまじい反響音を起こすのです。桃太郎大通りのようなホテル街を暴走するような街は全国でも珍しいと聞きます。

 岡山の県民性のレベルを理屈ぬきで知らしめているわけで、恥ずかしい限りです。だいたい岡山の悪いうわさは県外で語られるわけです。岡山県民もまた、知らず知らずのうちに裸の王様と化しているかもしれません。
 仕事柄、市外、県外の方とよく会いますが、岡山の夜は最悪だ、という声をしばしば聞きます。特に、騒音が飛び込む○○などには泊まれないよ、と名指しです。快適なくつろぎを提供するのが義務であるホテル業界にとっても、とんだ迷惑です。


 行政は「都市間競争に打ち勝つために生活環境先進県を」とことあるごとにいわれます。「生活環境先進県」-実に素晴らしい言葉です。しかし、落書きが日本一の規模ではびこり、暴走行為が延々と続き、おまけに「岡山県警は暴走族に屈服した」などとインターネット上で指摘され、馬鹿にされるにいたって、いったい、この「先進県構想」と現実のギャップはなんなんだろう、と思わずにいられません。

 蛍の数だけ数えても市民は納得しません。睡眠妨害は、笑い事では済まされません。テロリストさえもやらない幼稚で陰湿な市民への嫌がらせです。広範な住民に、継続的な被害を加え続け、人間の健康維持にとって最も大切な機能の一つである睡眠権を奪うという意味では、許しがたい重犯罪です。生活圏侵害の損害賠償が行為者不特定ですべての検挙者におこされてもいいほどの事案です。

 警察側は、摘発に関して、こういわれます。追跡して暴走車が他車を巻き込む事故をおこしかねないから、深追いしない----。これは納得できません。例えば、強盗犯を追跡したら犯人が人質を取るかも知れないから深追いしません、と警察は言われないでしょう。ちなみに警察の方が夜勤から帰って、休息しているとき、官舎の周りで一日中暴走をされたら、彼らを撃ち殺す警察官もでてくるでしょう。


 暴走車が事故をおこすのは、警察が追いかけるからではなく、彼ら自身の特性に基づく犯罪であり、人生をかけて償うべき彼ら自身の問題です。彼らが事故を起こし、或いは負傷しようが同情に値しません。平たくいうと「しったこっちゃない」です。いかなる事情があろうとも他者を傷つければ彼らは自己責任で償うべきなのです。

 その程度は社会教育の範囲であり、人権や、責任問題だと勘違いして、大騒ぎするほうが幼稚です。世間にはもっと深刻な人権侵害で苦しんでいる人が沢山います。暴走族の権利を云々する余裕があるのなら、もっと別の問題に取り組んだほうがよろしい。大人が毅然さを失った証左でしょう。

  また警察の弁解は、現場の警察官の正義感ともギャップを感じます。警察行政には疎いので間違いがあればお許し頂きたいですが、暴走車を追跡して、結果、暴走族が勝手に事故をして行為者が死亡したからと、身内の警察官を書類送検にする警察行政のなかでは、現場警察官の正義感も、やりがいも、独創的な努力も、十分には発揮されがたいのではないか、と心配になります。

 逆に暴走車がパトカーに当たれば、警察は行為者に、修理代の弁済をさせるぐらいの厳しい姿勢がほしい。(市民の税金で購入したパトカーです)仮に追跡されて他者を巻き込もうものならそれこそ撲滅の好機と捉え、重犯罪で起訴すべきです。そういったところに甘さがあるから警察は犯罪者から軽く見られ、市民からの信頼も失い、警察官の士気も低下する、という悪循環に陥っているのです。

 広島県警はパトカーで体当たりしてでも暴走車を現行犯で検挙せよという姿勢ですが、岡山は正反対だと前記サイトでも指摘されています。もちろん強い警察があれば自動的に犯罪が減少するわけではないでしょうが、少なくとも弱腰の警察がある地域では改善さえ期待できません。

 事実、岡山では犯罪が続発し、警察そのものがてんてこ舞いとなっています。最悪のパターンに落ちいっていることを警察機関自身がもっと自覚し、その根源を見つめなおすべきです。暴走撲滅に関しては警察の仕事ぶりのバロメーターと思っている市民がきわめて多いわけです。暴走行為に組織暴力がかかわっていることも自明です。

 暴走行為への弱腰は、いろんな意味で市民の憶測をさそっています。市民は表向き警察に意見することが少ないかもしれませんが、市民から遊離して裸の王様になった警察の姿もまた、いただけません。市民は今のところ静かに警察を見ていますが、市民だっていつまでも黙っていません。



当面の具体案

1.暴走族撲滅に向けた警察本部の戦略と具体的戦術を明らかにする。
  中心市街地住民が聞いてあきれるような綺麗事の羅列はやめにし、
  具体的に暴走させないための結果責任を県警本部長自ら取る。
  追跡に関しては暴走車の二次犯罪への配慮などしない。
  二次犯罪へは重犯罪として対処する。
  警察の側の理論武装も必要。
  警察のリーダーシップを発揮する。
  広島のように、トップ自ら連日深夜まででも現場で検挙の陣頭指揮
  にあたり範を示す。
  逆に県警から住民への具体的要望があるのなら、明確に御指摘頂き
  警察と連携した具体的有効策を進める。

2.桃太郎大通りに集音マイクつきの高性能監視カメラをつけ、まず音
  で自動検知する。というような、迅速対応を考える。駅前通りにパ
  トカーが常駐配置するのが望ましい。
  パトカーの「数に限りがある」という見え透いた言い訳は聞き飽き
  ている。暴走族は申告罪ではなく本来警察がいち早く取り締まるべ
  きものだから、いちいち住民の通報を待ってからの出動にしない。
  最低でも広島県警程度の姿勢を鮮明にする。
  絶対に走らせないという断固とした姿勢が崩れているように見えま
  す。
3.駅前通りの暴走時に必ずといって良いほど、通りに横一〜三列で傍
  若無人に違法駐車している車両がいるが、即撤去する。
  これらは明らかに暴走支援グループであり、暴走の合間に路上で井
  戸端会議をして、暴走族の憩いの場になっている。これを同時に取
  り締まる。これまでなぜ放置しているのか? こんな無法な自由が
  許されるのなら、私もしてみたい誘惑にかられます、となるのが犯
  罪へ誘われる青少年の気持ちなのです)

4.暴走を支援する暴力団風のジープを摘発する。
  交通法規無視で、裏道を走り回る。追跡すれば一時停止無視、信号
  無視、安全運転義務違反でいくらでも摘発できる。これを摘発する。
  (なぜこれまで放置してきたのか?こんな無法な自由が許されるの
  なら、私もしてみたい誘惑にかられます、となるのが犯罪へ誘われ
  る青少年の気持ちなのです)

5.サウンド族といわれる大音量・重低音を車の外へ大型スピーカーで
  撒き散らす暴走類似行為を摘発する。
  この重低音は建物の壁を貫通して、振動までさせるから重大迷惑で
  ある。県警はこれらも把握しているというので、摘発を進める。
  騒音測定器など必要ない。警察官が巡視するだけで抑制効果がある。
  警察官がみんなレプリカのマイクでももってればいいのです。(な
  ぜこれまで放置してきたのか?こんな無法な自由が許されるのなら、
  私もしてみたい誘惑にかられます、となるのが犯罪へ誘われる青少
  年の気持ちなのです)これらのことが出来ないようでは都市間競争
  には勝てないでしょう。岡山は民度の低い県、住みにくい県と悪評
  が広まり、恥をさらし、負けます。


6.白バイの夜間出動
  参照ttp://ww9.tiki.ne.jp/~andow/police.htm
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