2001年8月1日(水)【参列 報恩感謝の参拝】
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 本日ただいまより、「教祖祭」に出席のため、大阪に向かいます。帰岡は明2日(木)、朝(深夜?)3時頃とか。バスで、行くのです。
 教祖ならびに、先祖の神霊に報恩の感謝を捧げるのです。
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【祝!岡山NPOセンター設立】

 さて、「その573」の教祖祭とは、なんぞや、ですが、お馴染みPL教団の花火を伴う式典でした。ピンと来られた方は、いらしゃったでしょうか?
 PLの花火は、日本一、否、世界一と言われていますが、私は、たかだか37年の人生ですが、こんなに凄いものを見たことがありません。


 「おかやま桃太郎まつり 第28回納涼花火大会」では、花火5000発を打ち上げる予定ですが、富田林市のPLの花火は、なんと12万発!!岡山の24倍です。同じ時間に、岡山の24倍花火が上がる様をご想像下さい。
 自分の煙で花火が見えなくなるは、最後は、もはやバクハツ、花火で風圧をまともに感じるという、『ダイナソー』も、ビックリです。


 全国から会員が集うわけですから、半端な花火じゃ済まされないということでしょうし、宣伝活動じゃないかという見方もあるでしょうし、そうは言っても政教分離、なかなか行政も、宗教団体の行事に、全面的に応援するというわけにもいかないのかもしれませんが、それにしても、沿道でご覧になる一般の方の捨てて帰られるゴミは、涙が出るほど酷いもので、その量の凄まじさにも、驚きました。

 多くの宗教団体が、究極の目的は、世界平和とし、真剣な取り組みをされていると思いますが、かえって無宗教の人間が、平気でその思いを踏みにじることがある気がします。
 概して、特定の宗教を持つ方は、変わった方と言うよりも、いわゆる真面目な方が多いと実感させて頂くことが、私は多いのです。
 そして、自分だけの幸せや救いを決して願われてはいないのです。

 どんな気持ちで、自分達の聖地のまわりに、一般の方が捨てまくったゴミを拾われるのだろうか、と思いました。
 なかなか伝わらない思いがあっても、人を責められない、これは辛いことでしょう。時には、あざけられ、踏みにじられて、本当の心が、通じないのです。
 それでも、信じて、許して、続けていくしかないのです、きっと。宗教に関わられる多くの方が、それが、どの宗教であれ、「苦しまれている」と思います。


 他人が大切に感じているものを尊重する、とりわけ心の問題は、なかなか政治が踏み込めないし、踏み込むべきではないと思いますが、「私は君の意見には反対だが、君がその意見を言う権利は絶対に守る」という思いと同様、その方にとって、魂の根幹、生きる支柱である部分は、決して冒してはいけないところであると思います。
 もちろん、決して宗教を持たない、あるいは強制されない、ということも、同様に重要なことです。拒絶する、その思いも、受け入れるのと同様に、大切です。


 この項で、総理の靖国神社参拝について触れる気はないのですが、極めてデリケートな問題であると思います。
 そんなこんな考えると、いつにも増して、花火の後は、切なくさびしくなるものです。



 さて、妻に出席してもらったのですが、1日、「岡山NPOセンター」の設立総会が開催されました。岡山NPOサポートネットワークが、自身が、特定非営利活動法人格取得を目指します。
 これは、全国的にも誇ることができる素晴らしい動きです。全面的に応援させて頂ければ、と存じます。


 それにして、今日2日は、特別委員会。寝なくては!今日は、副委員長が、司会進行なのです。
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2001年8月2日(木)【平成12年度決算見込み額】
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 本日は、決算特別委員会が開催され、委員長欠席につき、初めて委員会の議事進行をさせて頂きました。もっとも、シナリオがあり、読むだけでしたが。
 私の力量不足ゆえ、淡々と済んでしまいました。

 午後からは、特別委員会終了後恒例の勉強会で、予算につき、総務部財政課、決算につき、出納局会計課から、レクチャーを頂きました。
 全体のお金の流れが、わかる予定だったのですが、花火ボケもあり、難しい内容で、やや理解不十分です。このお盆は、改めて財政問題につき、特集で勉強させて頂きます。


 本日は、5月31日の出納閉鎖を受けて、決算調整作業が行われ、その見込み額が発表されました。大雑把なところを取り急ぎお伝え致します。

 実際は、企業会計、一般・特別会計それぞれにつき、監査委員の意見聴取を経て、それぞれ12月定例会、2月定例会で、認定されます。
 もっとも、議会の認定に付された段階で、既に決算の効力は発生しており、仮に認定されなくても、道義的な責任は派生しますが、決算の効力には、影響がありません。


 一般会計の決算見込み額は、予算総額9037億1700万円に対して、歳入が、8591億7200万円(前年比59億1000万円増)、歳出総額が、8509億5700万円(同54億7500万円増)で、歳入歳出差引額(形式収支)は、82億1500万円の黒字。

 ここから、13年度繰越し事業に充当すべき財源69億1200万円を差し引いた実質収支は、13億300万円の黒字です。
 しかし、この実質収支から、前年度の実質収支14億1400万円を差し引いた単年度収支は、前年比マイナス3億4100万円の1億1100万円の赤字になっています。


 そのうち、歳入について、県税は、2121億3900万円で、前年比147億余りの増加ですが、これは、法人2税、個人県民税の減少に反し、郵便貯金の大量満期で、利子割県民税が、197億円以上増加したことによるものです。

 また、地方消費税清算金も、3.1%増の353億6600万円の増加。

 さらに、地方交付税が、2400億2200万円と、介護保険導入の地方負担の増加に伴い、前年比4.1%の増。

 また、国庫支出金は、緊急地域雇用特別交付金及び土木・農地農業用施設災害復旧費等の大幅な減少により、4%減の1540億2800万円。

 さらに、県債は、5.8%増の1146億1100万円。これは、道路、河川 、空港整備事業等の土木債及び小規模土地改良事業費等の農林水産業債などの増加によるものです。


 と、淡々と書いてしまいましたが、この数字の羅列は、わかりにくいですね。しかもつまらないかも?
 用語も含めて、ちょっと、書き方を研究させて頂きます。
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2001年8月3日(金)【オンリー・ワン】
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 本日の納涼花火大会をかわきりに、「おかやま桃太郎まつり」がいよいよ始まりました。本年度から、祭りが統合され、新しい岡山のまつりが、大いに盛り上がることが期待されます。
 私も、幾つかの場面で、当日スタッフとして参加する形になります。

 それにしても、ちょっと花火の「間」が、気になりました。



 本日は、いわゆるオンリーワンと言われる県内の企業視察に行きました。

 先日、厚生労働省関係の職業能力開発施設を県職員方の調査に帯同する形でまわる、というスタイルをとりましたが、今回は同様の形で、倉敷市選出のA議員も参加しました。
 A議員の名前は、頻繁に出てきますが、同じ自民党でも派閥は違うのですが、年齢が同じで、選挙区が違う、というのが、極めて楽で、一緒に行動しやすいのです。体型も近いかも・・・。


 本日お邪魔したのは、井原市の「タツモ(株)」と里庄町の「安田工業(株)」の2社です。おそらく、岡山県民でもご存知のない方も多いと思いますが、ご存知の方は、この2社の社名を聞いて、洒落や酔狂、ましてや、遊びで視察していないというのが、おわかりだと思います。

 商工部としては、公式な形の行事といえ、職員の方は、県内出張扱いになるものです。すなわち、県費による、公式ルートなるもので、私どもも、本気で行っております。移動の車中のやりとりを含めて、非常に有意義である、と実感できるものです。
 逆に、そうであるからこそ、専務や社長のご案内で、工場視察ということになるのでしょう。


 タツモは、世界に冠たる液晶製造装置、半導体製造装置、各種搬送装置のメーカーであり、安田工業は、高精度の工作機械メーカー、で、爆発的に業績を伸ばしていますが、どちらも昨日今日の会社ではありません。
 そして、いずれも、日本ではなく世界を相手にしている時代の最先端を行く企業です。今回、岡山県民として、製造業に携わる方の魂、を誇りに思い、同時に、不景気や行政・政治の思惑に関係なく、伸びる企業は、伸びるんだなぁ、とつくづく思いました。

 受注生産、見込みによる在庫がない、というのは極めて大きいでしょう。
 ただ、共通しているのは、確かな技術力に裏打ちされた、頑ななまでの信念、やはり、ある種の職人気質、要するに、「本物」、「超一流」を目指す魂の部分でした。
 「最大でなく、最高を目指す」というYASDAの基本理念のように、ミクロンからナノの世界に、ニーズに応えて、どこまでも極める姿勢、そして、「日本人」が世界を相手にしている「誇り」、これが日本の製造業の魂なんだ、実際、感動以外の何物でもありません。


 タツモの専務、安田社長のお話を伺うと、日本という国の未来が、本当に恐くなるのと同時に、やはり、「技術」、決して真似のできない「技術」、それしか日本の生き残る道はない、という気がしてきます。人間の汗と汗の上に伝承される「技術」しかないのです。

 オイルショック、バブル崩壊、幾度もの勝負を乗り切って、答は、やはり、製造業の答は、「技術」しかないのです。原料が全くない我が国は、見事に、加工するしかないのです。
 我が国は、ものづくりの国です。香港やシンガポールとは、違います。



 それにしても、それでは、行政施策として、どうやって、こういう会社の支援ができるかですが、ぶっちゃけた話、伸びる会社にとって、行政は、むしろ障壁になりこそすれ、必ずしも味方ではない、という話であろうかと思います。
 ましてや、画期的なことを官がやるわけがありません。それを民が求めるのは、土台無理な話です。
 行政の一律の施策では、縛りをかけこそすれ、図抜けたものの応援には、なりません。また、民間の動きに、端的に行政はついていけないでしょう。

 例えば、既に、先日PFIでの建設方針が決まったインキュベートセンターの危険性すら指摘されています。逆に、民間に、それに近い動きが見られます。果たして、リサーチパークに本当に集中するのか、民間が、それを望むのか。
 行政のリードは、ピントはずれとは言わぬまでも、時機を失う傾向があるのは事実です。

 かといって、手を拱いて見ているわけにもいかず、少なくとも商工については、せめて産・官・学の連携の手助けをし、最終的には産・学連携で、官は手をひく、いわんや、官的な学については、見直す、小さな行政という方向が望ましいと思います。
 あくまで、商工の自立の手助けをするだけで、民がいつまでも、補助金に頼るべきではないし、最後は、弱肉強食しかない、それが、ビジネスである、という厳しい共通認識を持つことが、必要なのだと思います。
 それが、商売ではないでしょうか。
 やっぱり、誰も頼れん、誰も助けてくれん、行政も、銀行もあてにならん、我が家は商売に失敗した家と言えるだけに、なおさらそう思います。


 ただ、考えられるのは、やはり税金の問題です。行政がらみで、一番のネックは、税金ではないかと、どう考えても思えるのですが、法人にとってどうなのか、その理解がお恥ずかしいことに不十分です。
 根本的には、そこだろう、とは思うのです。
 一番良いのは、自分で商売(製造業)を始めることでしょうが、そういう余裕がなく、勉強させて頂く以外ありません。
 お金は、どこからどう流れ、どう出て行くものなのか、そのド基礎すらわからずに、本来政治に関わるべきではないと、反省致しております。
 いつも経済の不勉強を思うのですが、役に立たない政治学科卒です。
 これでは、しかし、済まされないですね。



 ああ。それにしても。
 国際競争力の全くない世界一高い人件費。金融や外交に関してのセンスの無さ。倫理崩壊。超高齢・少子化。まるで、日本には、未来がないようです。

 花火の後の若者を見ていて、また思いを強くしてしまったかもしれません。大丈夫かなぁ・・・・。

 中国に、東南アジアに、中南米に、あるいは、いずれはアフリカに、製造業の波が、うねっていっても、決して、日本人が負けないために、ボーダーレス、グローバリゼーションの中で、日本という国が、埋没してしまわないために、やはり、日本人は、日本人に立ち返る、少なくとも、もっと勤勉であれ、真摯であれ、真剣であれ、謙虚であれ、でないと日本は、日本人は、本当に終わってしまいます。
 若者が、未来からの使者なら、彼らに、いったいどんな夢を託せるというのでしょう。彼らになにを示すことができるでしょう。

 最後は、やはり、一人一人の人間です。日本には、人間しかないのです。
 私は、ここで日本人の優秀性や、古来からの伝統に言及する気はありません。このままじゃ、駄目になるのです。やるしかないのです。そんな国にいるのです。日本が、終わってしまう・・・。まさに、瀬戸際。

 東南アジアやアフリカから、若い優秀な移民を積極的に受け入れ、人口を増やし、相対的に労働賃金を下げ、血を混合させ、世界人になるのも、ひとつの道でしょう。そういう選択もあるでしょう。
 あるいは、相手がどこであれ、もはや戦争しかない、うまく負けて、一度日本をドカチャカにすべきだ、戦後復興にかけよう、と言う人もいます。最悪のシナリオですが。
 地球的な視野で、日本を見れば、いずれもありうることだと思います。

 俺達は、アメリカ人じゃないんだ。同じように、やってちゃ、まして、それ以上に遊んでちゃ、駄目なのです。何もない国なのです、我が国は。アメリカ人の倍働いてるぐらいで丁度良いのです。それが、日本なのです。
 世界のアンケートでよくある、勤勉な日本人のイメージですが、今の日本人は、勤勉で真面目な国民でしょうか?


 もう一回、踏ん張ってみよう。まだ、日本は、やれる気がします。もっともっと、汗がかけるはずです。
 おかげさまで、世界のどこよりも、平和で豊かな国に過ごすことができました。今もたいへんですが、特に私達の世代には、ある種の覚悟が必要です。
 どうも、これからの日本、あらゆることが良くなりそうにないと、誰もが、体感されているのではないでしょうか。

 まだまだ、終わりそうにない、否、痛みは、これからかもしれません。
 未来の子ども達のために、ここが日本の踏ん張りどころです。
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2001年8月4日(土)【江田島】
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 本日は、後援会活動とは別に、私が会長をさせて頂いている異業種交流勉強会「太陽の会」の初の日帰り研修旅行ということで、呉と江田島に行って参りました。

 自衛隊の広報活動の一環ということもあり、総勢14名で、この際、思い切り自衛隊のご厚意に甘え、江田島では、海上自衛隊の第一術科学校や、教育参考館などを訪ね、呉では、停泊中の訓練艦「てんりゅう」に乗せて頂きました。


 実は、私は、以前、旧海軍の「生き残り兵」の集まりである「海軍いかり会」の皆様と、江田島を訪ねたことがあります。ご案内の通り、この地には、海軍兵学校があり、現在も第一術科学校、また海上自衛隊のエリートを養成する幹部候補生学校があります。

 言ってみれば、江田島は、海軍、海上自衛隊と脈々と受け継がれる、戦闘する艦艇に乗り込む日本人の魂の聖地と言えるかもしれません。


 そして、教育参考館は、普通の感性を持つ日本人なら、直視できない、あるいは、思わず涙が出る、そんな資料の数々が展示されています。
 神風特攻隊に参加した、若く、そして極めて優秀な若者達の「遺書」。皇国、大君・・・という大義のために、家族や日本の安寧を祈り、両親に感謝しながら、厳かな死に向かう、手紙の数々。

 秩序や倫理といった古き日本が、厳然と存在しています。
 ただ、恥じ入るしかない自分を発見します。


 自衛隊についても、あるいは我々は、知らな過ぎるかもしれません。私自身も理解に努めようとしている段階です。
 ただ、本日、実際に自衛隊の方と接してみて、その人間臭さに、非常に好意を持つに至っています。いろいろおもしろいこともあったのですが、ここには書けません。


 多くは書きませんが、自衛隊に感心のあられる方がおられましたら、ご一報下さい。ご一緒できる行事のご案内をさせて頂きます。

 なお、江田島は、風光明媚でもあり、海上自衛隊施設の一般見学もできますので、是非、教育参考館に、お立ち寄りください。
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2001年8月5日(日)【岡山の夏 うらじゃの夏】
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 この時期、土・日は、地域の祭りを含めて、まつり、まつり、まつり。昨日、今日、地域のお祭りに、お邪魔しながら、「ちびっこ音頭」が、頭の中を離れません。太鼓が、どんどこ。
 「でっかーい、そーらにーは、ゆめがーあるー。」誰が作られたのが、ちょっと寂しげな旋律。「どーん、どーん、のってけぇー」という、短調の掛け声。
 この「ちびっこ音頭」は、実に秀作だと思います。名曲です。

 しかし、それを越えるのは、「うらじゃ」です。
 本日は、いよいよ総踊り。元祖岡山の踊りの鬼パワーが、桃太郎の顔面に、炸裂します。やっぱ、祭りは、こうでなくっちゃ。
 なんといっても、統合した祭りのメインは、今日です。

 本日の午後は、是非、桃太郎大通りで、お会いしましょう。
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2001年8月6日(月)【県外調査へ】
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 昨日の「うらじゃ」は、多いに盛り上がり大盛況で、素晴らしい岡山の夏祭りになりました。

 今回の祭り統合の立役者は、マスコミでも、企業でも、行政でもなく、まさに、「人」の集まりである社団法人岡山青年会議所であり、常日頃のまちづくりに対する情熱が、市民や行政やマスコミを巻き込んで見事に結実した、と評価できるのではないでしょうか。
 萩原岡山市長の英断にも、拍手を送りたいところです。
 暑く、熱い、夏祭りでした。


 さて、その後の打ち上げを経て、事務処理で、ほぼ徹夜になり、午前4時起きで、実践倫理宏正会の「平和祈念朝起き会」に集いました。
 さすがに、ね、眠い・・・。

 本日は、これから商工労働警察委員会の県外調査に出掛けます。この一週間は、仕事の絡みもあり、2、3時間睡眠が続き、疲労もピークで、3泊4日の調査に突入という形になりました。
 これは、かなり体力的に辛いことになったな、という感じです。
 正直に書いて、今、ボーッとして、頭がまわっていません。


 さて、多くの議員にとって、おそらく県外調査は、ある種のオアシスだと思います。とにかく、地元の様々な「現実」からは、僅かでも逃げられるような気がするからです。しかも、条例上に規定もある完全な公務です。
 また、平素話ができない他党の議員と比較的ゆっくりと話ができる機会と言えます。それぞれの立場が、理解しやすい、かなり特殊な業界の研修旅行かもしれません。

 もっとも、私のように要領の悪いものは、旅先に仕事を抱えていくことになります。そもそも実質4日間、仕事を止めるのは、実際、厳しいことです。
 たいがい、しっぺ返しがあり、様々に状況は悪化します。


 さて、問題は、行き先ですが、これは、多分に委員長の思いが影響します。基本的には、委員長と議会事務局の委員会担当との相談です。
 昨年の広域交通物流対策特別委員会の県外調査のように、非常に誠実な、かなり勉強になるものもあり、これはもう、行ってみないとわかりません。
 また、同じ物を見ても、感性は様々で、無駄になるかどうかは、対象に起因しないことも考えられます。できるだけ、アンテナを張ろうと思います。


主な調査先
 大 阪:アジア太平洋トレードセンター(ATC)、
     大阪産業会館 b−platz、
     大阪府議会、大阪府立産業技術総合研究所
 北海道:北海道警察学校函館方面分校射撃場、
     (財)北海道中小企業総合支援センター


 というわけで、「こころ」は、7日、8日と休刊させて頂きます。

 なお、携帯電話を持っておりますので、お急ぎの方は、お気軽にどうぞ。
 もっとも、移動中は、さすがに爆睡でしょう。

 2日前から、ハイハイを始めた友紀は、妻と里帰りです。
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8月7日、8日無し

2001年8月9日(木)【夜空ノムコウ 摩周丸】
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 函館は、18.6℃、札幌は、この夏、30℃を越えた日がないそうです。3泊4日の商工労働警察委員会県外調査から帰岡しました。

 来年度から、情報公開条例の関係で、この県外調査のチェックが、かなり厳しくなります。リフレッシュの側面は、どうしても否めず、かといって、全てが無駄のわけではない、要するに、今後の県政にいかに反映されるか、そういった費用対効果の問題でしょう。
 いずれにせよ、以後、今年度以上の調査はないでしょう。

 共産、民主、公明、いわば呉越同舟でいく「視察」は、確かに楽しいのです。ただ、これ全て県費である、と思うと、飛び込み営業をしていた当時の私が、素直に許せるかは、疑問なのです。この不景気に、命懸けで戦っておられる方を思うと、どうも公費というものが、能天気な打ち出の小槌に思えます。
 いわゆる「役得」というものは、私の感性では、平気なものではありません。

 飛行機に乗ること、ホテルにシングルで泊まること、ご馳走を食べること、全部、私の中では、私の分に合っていない気がするのです。
 ただ、私も10945人の方に託して頂いた、その一票一票の重みは、先輩議員と全く変わりません。それでも、そういう待遇は、県議会議員として当然ではないか、と言い切る自身が全くありません。そんなに偉いんか?
 ホテルの風呂に入る時、ああ良い汗かいたなぁ、という実感がないのです。やっぱり、おかしい、おかしい、と思い続けています


 もとより、この調査自体、やはり企画、運営、設営には、職員の方の汗があります。また、先輩議員、他党議員、執行部との人間関係構築という点では、一緒に旅行することほど親密になることはありません。
 そのことを十分感謝、評価させて頂きながらも、やはり後ろめたいのです。

 これから書く視察報告は、容量を増やす、はた迷惑な、あるいは、ただの言い訳かもしれません。
 ただ、それをしないと、あのタラバガニの供養になりません。
 ちゃんと見れば、ちゃんと伝えられれば、本当は、無駄にはならないはずなのです。
 たちまちに公費を還元する私なりの誠意を示させて頂きたいと思います。
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 以下は、情緒的なことで、あまり調査とは関係ないことです。

 私にとって、13年ぶりの函館は、船でも、青函連絡船に取って代わった列車でもなく、関西国際空港から飛行機で入る、という、昔からは、想像もできないものでした。
 昔なら、鈍行列車や快速を何本も乗り継ぎ、4時間以上も船に乗り、やっと届いた函館が、なんの感動もないまま、あるいは、結果として、おしゃれな「観光地」として、訪ねるところになってしまいました。

 着陸して、ずっと聞いていた機内放送で流れたのは、SMAPの「夜空ノムコウ・・・」。
 「あの頃の 未来に 僕らは立っているのかなぁ・・・?」。「全てが思うほど、うまくは行かないみたいだ・・・」。「あれから 僕たちは、何かを信じてこれたかなぁ・・・?」
 こんな形で、こんな思いで、再訪することを、あの頃の自分は、許すだろうか?今の自分に、彼は、OKを出してくれるだろうか・・・・?
 ちょっと自信がありません。


 翌朝、摩周丸に、会いに行きました。そうだ、ずっといたんだ。

 青春18きっぷで、日本中を経めぐっていた学生時代。五能線や青函連絡船は、なにか妙に感傷的なものがあります。特に、青函連絡船は、青春18きっぷで、最も長く乗られる船で、私は、津軽海峡を往復して、深夜便を宿代わりにしていました。

 昭和63年、瀬戸大橋がかかる一方で、「さよなら青函連絡船」フィーバーがありました。誰もが、船の軌跡に自分の人生を重ねました。
 八甲田丸、十和田丸、羊蹄丸、摩周丸。彼女達が就航したのは、私が生まれた昭和39年頃、それが、妙に切なくて、自分と重ねていたように思います。
 「津軽海峡冬景色」・・・冷たいというより、突き刺すような真夜中の海峡の風、おどろおどろしく流れる雲の向こうに見え隠れするオリオン座。
 全てぶっ飛んでしまえ、何もかも消えてしまえばいい、そんな思いで眺めていました。

 あれから13年。そのうち、摩周丸は、函館の朝市の賑わいの向こうで、歴史の遺物として、ちょっと悲しい老醜を晒しています。
 昨日の北海道新聞によると、第三セクター「函館シーポートプラザ」は、摩周丸の函館市への売却方針を正式決定。函館市は、「購入額の見当がつかない」と、困惑しているとか。

 民間の青函連絡フェリーは、宇高連絡船の後と同様残っていますし、ノスタルジーだけでは、語られないものもあります。
 どれほど打ち寄せる波にも、決して揺れない固定された船。
 もう彼女から、新しい思い出は生まれてこないでしょう。

 おーい、摩周丸よ、こんな未来が、欲しかったんか?本当に残って良かったんか?・・・・時が経つのは、かなわんなぁ・・・。

 ボロボロになった真ん丸の看板。デッキから、あれを見上げていたんだなぁ。あの時、何に、ああ苦しみもがいていたのか。ああ、それでも、あれが、青春だったんだ、吉田拓郎や、小椋佳が、どう歌おうが。
 ふと、青春の抜け殻を見つけた県外調査。

 しかし、全く違う自分も発見しました。・・・・・ああ、そうだ、家族がいる。


 今度は、いつ、どんな形で、摩周丸に会えるでしょう。
 遠くなっていく自分の姿。どう生きたら、どこまで行けば、納得するんだ、お前は・・・?
 それでも、あの頃の未来に、立っています。


 相変わらず、スタンプを押して喜んでいる、37歳の男を石川啄木は、笑うでしょう。しかし、私は、啄木と違って、頼みにしている自分の年齢に、ふと気付いても、決して旅は、嫌になりません。
 やはり、生きている限りは、人間として、迷いながら進み続けるでしょう。


 どんな形であれ、旅は、できます。
 答が見つからない限り、いくらでも旅は、できます。

 まだ、進むことができます。
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 【ATC(アジア太平洋トレードセンター)】

 平成6年4月にオープンした大阪のATC(アジア太平洋トレードセンター)には、あるいは多くの方が、既に行かれたことがあるかもしれません。
 この施設などの基本計画は、昭和58年8月、大阪市制100周年記念事業のひとつとして発表された「テクノポート大阪」計画です。

 陸・海・空の最良のアクセスで、世界と直結する大阪新都心を造ろうというわけですが、ご案内の通り、我が国初の本格的24時間空港の関西国際空港。外貿コンテナ埠頭12バース、外貿埠頭55バース、内貿埠頭115バースをはじめ、関空に対応した航空貨物ターミナルなどが整備された大阪港。さらに、阪神高速大阪湾岸線をはじめとする高速道路・幹線道路網。が、あります。
 テクノポート大阪計画は、関西国際空港をはじめとした各種プロジェクトが展開している大阪湾ベイエリアにあって、その中心に位置する埋立地、咲洲・舞洲・夢洲に、高次の都市機能を計画的に集積し、圏域の発展をリードする拠点として、大阪の新しい都心を形成するものです。


 大阪市の人口は、約260万人。大阪市を中核とする大阪都市圏は、人口約1700万人。ちなみに、大阪港の姉妹校・友好港は、ル・アーブル(仏)、上海(中国)、サイゴン(ベトナム)、メルボルン(オーストラリア)、釜山(韓国)、バルパライソ(チリ)、サンフランシスコ(米国)で、年間約7000隻の外国船が入港、特にコンテナ輸送については年間約4100隻、約2200万t。

 今回は、大阪湾沿いに、神戸から関西国際空港まで、阪神高速大阪湾岸線を走りましたが、岡山となにをどう比較しようもない、スケールに圧倒され、これが、まともに、明石鳴門ルートに繋がるわけですから、神戸新空港を待つまでもなく、岡山県は、厳しいなと痛感しました。

 ポートアイランド、六甲アイランドと来て、舞洲(まいしま)は、2008年オリンピックの主会場にしようとしたスポーツアイランド、その先には夢洲(ゆめしま)が工事中。さらに、その先に新島地区。舞洲から陸側に戻れば、お馴染みユニバーサル・スタジオ・ジャパン、そこから下って、天保山ハーバービレッジには、海遊館、そこからOTSテクノポート線で、咲洲(さきしま)、その一部をコスモススクエアと呼び、ATCは、その中核施設です。
 まるで、お台場とディズニーランドと幕張が、一緒になったようなイメージです。

 もっとも、感心はするのですが、岡山県とは、東京と静岡ぐらい離れた気分です。多分、首都圏に近い静岡県の生き残り策を見る方が、現実的だと思いますが、ともあれ、玉島ハーバーアイランドがどうとか、空港3000m化がどうとか、岡山県内で語ることが、外から見るとなんなのか、ということは、知っておく必要があると思います。


 そうは言っても、1995年4月オープンの咲洲のコスモススクエアのシンボルである西日本一高いインテリジェントビル「WTCコスモタワー(大阪ワールドトレードセンタービルディング」も、ATCも、30億円の負債を抱えていると言います。オリンピック誘致失敗を含めて、前途洋々とは言えないと思います。

 しかし、大阪の恐ろしいところは、FAZ(輸入促進地域)で、アジア太平洋地域を中心とする世界各国からの製品の輸入促進を目的とするATCが、年間900万人の来館者を狙って、別の戦略を立てていることです。

 0’sなど、レストランアミューズメントは、幾らでもお客が来るのですが、肝心なのは、ITM(インタ−ナショナルトレードマート)棟。
 すなわち、埋まらないテナントを情報、環境、福祉ビジネス支援施設で埋めてしまったのです。
 「ソフト産業プラザIMedio」ttp://www.imedio.or.jp
 大阪環境産業振興センター「ATCグリーンエコプラザ」ttp://ecoplaza.gr.jp
 「ATCエイジレスセンター」
 とりわけ、後2者は、新聞社と提携して、毎日が、コンベックス岡山の見本市状態です。
 さらに、大阪デザイン振興プラザ、店づくり振興スクエア、などのインキュベーター施設が入っています。

 こういう逞しさは、見習わないといけません。
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【大阪産業再生プログラム】

 実は、特に強烈に感じたのは、大阪府と政令指定都市・大阪市の関係です。日本全国どこでも、こういった都道府県と都道府県庁所在地の政令指定都市の関係は悪いのではないでしょうか。とりわけ、県議会議員と政令指定都市の市議会議員との関係は微妙です。
 国に対しては、基本的には、同格の筈ですが、行政同士の意地の張り合いというのは、相手が中核市でもあるのですから、市民にとっては、いい迷惑かもしれません。


 さて、大阪府の人口は、約880万4800人、この大阪経済の特徴ですが、総生産約40兆円は、オランダ一国分に、相当します。
 以前は、大阪経済が日本経済に占める割合は、「1割経済」ということでしたが、今では、約8%程度のようです。

 商都大阪の名の通り、第三次産業、中でもサービス業の割合が高いわけですが、やはり、製造業、特に、家電、機械部品、金属加工、プラスチック製品をはじめ、高度な技術を有する中小製造業も、非常に多いのです。

 特に、様々な製造業が、バランス良く集積していますが、重厚長大産業、基礎素材型産業から、ITなどの高付加価値型産業、加工組立型産業への転換の遅れ、国内外への企業移転による空洞化が、顕著で、このことが大阪経済活力の低下を招いています。

 なにより、廃業率が、開業率を上回り、失業率も、4〜6月期は、6.4%で、全国平均5.1%を大きく上回ります。
 中小企業の活性化は、商都大阪の生命線です。

 こういった状況で、「創都・大阪の再生」を目標に、大阪産業再生プログラム案が、2000年9月に、策定されています。
 ttp://www.pref.osaka.jp/shokosomu
 中小企業の活力再生・新たな産業分野の創出・魅力ある都市の創造の3つを柱に、創業特区構想・大阪IT宣言・情報通信、バイオ、環境、健康福祉分野の産業育成・府市協調、適切な目標管理のもとでの事業実施と評価の5つを重点課題としています。


 もっとも、前岡山県副知事である太田房江大阪府知事の任期一杯の施策ですが、かえって岡山的には、目新しい印象は受けません。


 ただ、特筆すべきは、「創業促進税制」で、1000万円以下で、創業したIT、ものづくり関係の企業は、5年間、法人事業税が、10分の1に、軽減されます。それ以外の企業でも、半分に軽減されます。こういった事業の場合、普通は交付税措置があるのですが、全く府独自のもので、したがって、将来事業税を大きく返してもらう必要があります。

 同様に、「エンゼルファンド」という、ITやバイオのベンチャー企業に府が自ら「投資」する支援事業があります。また、社債発行につき、府独自で保証する「小額私募債保証制度」という、行政がキャピタリストと化す、思い切った制度もあります。

 また、この4月より、「産業集積促進税制」ということで、企業誘致のために、不動産取得税を半額に軽減する仕組みをつくりましたが、これもまた、交付税措置はありません。市によっては、固定資産税軽減という措置も取っているようです。


 加えて、大きく遅れているITについても、この7月に、特にASPを活用して中小企業のIT化を進める動きを立ちあげています。
 また、大阪ロケーション・サービス協議会が、映画ロケの誘致を活発に行っているというのも、大阪らしいでしょう。
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【大阪産業創造館】

 今回行った中で、一番どうかな、と思うのが、この大阪産業創造館でした。ttp://www.b-platz.ne.jp
 大阪商工会議所や、大阪府のマイドーム大阪のごく近所に、本年1月29日に、オープンしました。これは、大阪市の施設です。

 具体的には、中小企業・創業者の経営課題解決のために、ワンストップで支援する施設で、大阪市信用保証協会の相談窓口では、金融・融資相談。大阪市中小企業支援センター「あきない・えーど」では、オンライン相談や 面談、専門家派遣(コンサル出前一丁)など、様々なコンサルティングサービスで、創業、経営革新を支援します。ttp://www.akinai-aid.ne.jp

 そのために、人材育成センターや、創業準備オフィス、マーケットプラザが設置されていましたが、ちょっと利用が芳しくないという印象を受けました。


 実は、中小企業に対する資金貸付けや、経営判断、支援を行う団体のワンストップ化という動きは、全国であります。
 札幌でも、(財)北海道中小企業支援センターを訪ねましたが、これは、3団体を統合したもので、こういう動きは、岡山県にも既にあります。

 「その464」で、この4月1日より、『(財)岡山県中小企業振興会(岡山市弓之町)』と『(財)岡山県中小企業研修情報センター(OPTIC・岡山市大内田テレポート岡山3階)』と『岡山県新技術振興財団(岡山市芳賀)』の3つが統合し、『岡山県産業振興財団』が、誕生したことをお伝え致しました。

 実際は、後2団体が、3月31日で、残余財産と業務を岡山県中小企業振興会に引き継ぎ解散、残った団体が名称変更という形をとったわけですが、いまだに専務理事が3人にて、さらに、給与格差など問題も出ているようです。
 8月20日は、今度は、商工労働警察委員会県内調査で、同財団を訪ねますので、改めてお伝えさせて頂きます。



【大阪府立産業技術総合研究所】

 実は、前述の岡山県産業振興財団は、リサーチパーク内にあるのですが、ここには、工業技術センターもあります。大阪府でこの施設に当たるのが、大阪府立産業技術総合研究所です。
 ttp://www.tri.pref.osaka.jp

 同施設は、「開放と交流」を基本理念とし、最新の施設と新鋭設備を幅広く企業や大学の技術者、研究者に開放するとともに、インキュベーションによる起業家育成や既存企業の新分野進出支援、さらに先導的研究、中核的研究など産学官のプロジェクト研究の推進など多彩な業務を通じて、産学の技術者、研究者との交流を積極的に展開しています。
 基盤技術の高度化と先端技術の応用や実用化を積極的に進め、大阪府の新たな技術振興拠点と位置付けられています。


 その施設自体には、さして驚かなかったのですが、驚くのは、むしろその施設の立地です。都市基盤整備公団が平成4年に開いた「トリヴェール和泉」は、計画人口27000人の複合機能都市。「住む・働く・学ぶ・憩う」を基本コンセプトに造られたこの人口都市は、泉北高速鉄道で、都心部に直結。
 真横を阪和自動車道、大阪外環状道路が走り、関西国際空港にも近く、既に平成7年には、桃山学院大学が移転してきています。
 もっとも、テクノステージ和泉という、工業用地、物流施設用地が、埋まっているようにはとても見えませんでしたが。


 郊外の計画都市にありがちな、妙に整然とした街並みには、私は違和感は覚えますが、吉備高原都市のイメージは、こうだったのではないか、という気すらしてきます。

 決定的な違いは、やはり、ここは、ベットタウン。自己完結は決してしない街です。吉備高原都市には、まず、公共交通機関が必要だったのではないか、それが悔やまれます。
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【北海道警察函館方面分校射撃場】

 今回の県外調査で、前半の大阪日程は、私は、どこに出しても恥ずかしくないものだと思います。頂いた資料や、個人的に、そこら中から、かき集めたパンフなども参考にすることで、単にその施設の内部だけでなく、施策上の体系的な位置づけをしっかり把握して、その施設がなんたるかを説明できれば、見た価値があった、と思います。

         略 
 
 北海道警察函館方面分校射撃場は、実は、岡山国体の参考になるものです。牟佐の射撃場が、国体会場になるため、その施設改造の来年度予算請求がなされる予定なのです。その意味では、警察委員会所属議員が、調査する意義はあります。

 岡山県の射撃場は、23m先の固定した的を撃つわけですが、命懸けの現場での緊迫した異常な状態の中での訓練としては、不十分で、やはり天井走行標的装置、映像射撃訓練システムといったものは、必要であると痛感致しました。

 ただ、函館方面の交通事故の推移や検挙率についての調査がどうなのかな、という気はします。

           略

 言い訳がましいのですが、他党、他派の先輩議員からご教示頂いたこと、かえって後半はそちらの方に重点があったかもしれません。
 プライドと謙虚さが入り交じるような話です。
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2001年8月10日(金)
        【岡山リサーチパーク・インキュベーションセンター】
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 本日は、商工労働警察委員会が開催されました。「出張」の翌日、皆さん実に元気なものだなぁ、と感心します。
     
              略

 岡山リサーチパークインキュベートセンターについては、英語上正しくないという理由で、岡山リサーチパーク・インキュベーションセンターと呼称を変えることになりました。

『本県の産業状況に鑑み、近年、製造品出荷額の減少、事業所の廃業率
が開業率を上回る逆転現象、経済成長率の低迷がみられ、本県産業の活
性化に向けた早急な抜本的対策を行う必要があり、新事業の創出は喫緊
の課題である。
 このため、岡山情報ハイウエイ等のインフラ整備の優位性や基盤技術に基づくものづくり分野での集積等、本県の特性を活かすため、「IT」および「ものづくり」を対象分野とした事業化初期における事業空間の提供や、技術・経営両面からの指導・助言等を行う施設を早急に整備し、現状の課題の改善を図る必要があると認められる』ことから、必要である、とされます。

 この6月に、大規模事業評価委員会にかけられ、7月に、大規模事業調整会議で、事業方針が決定され、8月に、第1回審査委員会を経て、事業方針の公表・意見招請、特定事業の選定。
 9月には、債務負担行為が設定され、第2回審査委員会を経て、入札説明書、落札者決定基準等が、公表されます。
 10月には、総合評価一般競争入札公告。
 12月には、総合評価一般競争入札実施。第3回審査委員会を経て、来年1月には、事業者の選定・公表、仮契約。3月には、契約議決を経て、本契約です。
 平成14年4月から、PFI事業の実施、翌15年3月に、工事完了、所有権移転し、4月から供用開始。
 ざっと、こんな流れです。

 さて、このセンターについて、個人的には、だいぶ認識が変わってきております。すなわち、使用開始が平成15年4月ということですが、これでは遅すぎると思うのです。今回のPFI事業も、どうなのかな、と思います。

 日進月歩、ドッグイヤーからマウスイヤーのITの世界で、これから1年半以上先に、箱モノをPFI事業でやっていくスピードがどうなのか、整備計画に関する県民意見の中にも、「計画時現在の需要や技術水準で、IT関連の固定資産を多額の経費を投じて取得するのは危険」「施設運営については、産業振興財団に行わせ、施策の一貫性、有効性、ローコスト性を確保することが必要」という声があり、私は、それに同調したい気もします。

 石井知事にとって、県立図書館と並ぶ、初めての箱モノ。
 おそらく、今、情報、福祉、環境を錦の御旗にすれば、たいがいのことは通るのかもしれませんが、たちまち今日から使える県の遊休施設はないのか、あるいは市町村にないのか、空きが目立つ街中の民間オフィスや店舗を借り上げる方が、安く上がり、遥かに波及効果もあるのではないか、代替案の検討も全て尽くされてのGOサインなのでしょうか。

 PFIの事業手法がどうあれ、行政が抱えること、そのこと自体が、問題なのではないか。

 委員会でも、異論がなく通っていますが、本当に良いのかなぁ?

 やるなら一分一秒でも早く、最小限の投資で、最大限の効果を生み出す努力が要ります。こういった支援施設は、儲からないから、行政がやってやる、などという発想は、大変な間違いであると思います。
 ともかく、あまりにスピードが遅すぎます。
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【岡山県商工会議所・商工会広域化】

 社会経済環境の変化に伴い、創業支援・経営革新支援や情報化支援等、小規模事業者も経営改善普及事業に対するニーズは、高度化・多様化しています。
 地域の総合的な経済団体である商工会議所・商工会は、これらに適切に対応することが課題となっており、この度、商工会議所・商工会における経営改善普及事業に実施体制の広域連携による強化・効率化を図るためのマスタープランを策定することになりました。
 策定期間は、この8月から、平成14年3月。

 当然に市町村合併の動向に呼応する広域連携による事業実施を目指すわけですが、農協とは、大きく状況は異なり、商工会合併という議論が、どんどん出てくるのか、ちょっとわかりません。
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【上半期治安情勢】

 県警からの平成13年度上半期の治安情勢報告によると、110番の受理数は、5.4%増で、62851件。ただ半数は、いたずらや間違いによるものだそうです。最近は、携帯電話からの通報が、半数を越えています。

 また、刑法犯は、依然として増加傾向、少年非行、来日外国人犯罪等が増加しています。交通死亡事故も、昨年を上回っています(その539参照)。


 主要項目として、まず暴力団犯罪ですが、県下では、31団体、約1500人を指定。県下暴力団の9割が、Y組傘下です。ちなみに、Y組直系3団体(O組、I組、K組)と同組Y組傘下団体(S組など)との確執が、顕著化しているそうです。私達、素人さんには、ちょっとわかりません。
 業界としては、政治業界も、堅気とは言えないかもしれません。

 ここまでの検挙は、245事件、259人。その中には、右翼標榜暴力団の名誉毀損事件、他に、公共工事入札妨害事件、中国人女性偽造結婚事件などがあります。

 来日外国人犯罪も、確実に増加し、156件、65人を検挙。刑法犯の94%が窃盗、特別法犯の約67%が、入管法違反です。アジア系外国人、特に中国人の犯罪が約68%と目立っています。
 さらに、ハイテク犯罪も増えてきました。インターネットによる薬事法違反事件も起きています。

 また、警察安全相談業務の取り扱いも、倍増です。半年で、5743件。一日平均32件で、上位4署は、岡山西、南、東、倉敷各署です。

 商工労働警察委員会に所属して、なかなか警察という仕事も楽ではない、また人間味があるなぁ、ということを感じるようになりました。

【職員の旧姓使用について】

 総務委員会から頂戴した資料によりますと、ざわざ、岡山県職員旧姓使用取扱要綱を定め、この9月1日から、知事部局に勤務する一般職の職員が、所定の様式により、知事に届け出をすれば、旧姓使用が認められます。

 個人的には、フェミニストの石井県政下で、まだ許されてなかったのか、という方で驚くのですが、男女共同参画社会の実現に向けて、「男女がともに輝くいきいき社会おかやま」の実現を基本理念として・・・などと、難しく言わずとも、要するに、本人の希望で使い分ければ良いじゃないか、と思うのですが。

 だいたい、養子に行く男もいるんだから、いちいち職場で変えるのは、面倒じゃないですか。営業なんかだと、わざわざ説明できません。
 どうしてたのかな、今まで。

 皆様の職場ではどうですか?
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2001年8月11日(土)【岡山県西部アグリスポーツ公園】
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 今朝は9時過ぎから、隣の町内で、「ナイフで人が刺された」という110番通報があり、パトカー、救急車、マスコミが大集合。なにしろ、組関係事務所があるため、地域住民の不安は高まり、物々しい雰囲気になりました。
 どうやら、誤通報(いたずら?)ということで、一件落着。どこの輩が、通報したのか知りませんが、おかげで皆、大迷惑。
 盆に入っても、警察、消防の方々のご苦労、本当に頭が下がります。

 本日は、平和町北部町内会夏祭りです。西川の平和の像の前で、御座をひいていますが、金魚すくいも、焼きそばも、あります。中心市街地のど真ん中で、なかなかできないことですよ。
 なぜか、今日ばかりは、子どもが増えるんでぃ!


 さて、「その376」で書いた笠岡湾干拓地、これは、農業基盤整備を目的に、1200ha(農地面積940ha)、工業用地460haの大規模で行われたものですが、カブトガニが泣いているという状況はご案内の通りです。

 この地に、「岡山県西部アグリスポーツ公園整備事業計画」があります。昨年末の大規模事業評価委員会の凍結されていた17事業の整理方針のうち、この事業は、「抜本的見直し」とされていたものです。

 昨日のインキュベーションセンター同様、示された総合評価では、県西部地域の活性化やスポーツ振興の拠点となる同公園の早急な整備が必要である、とのことです。
 平成13年度に基本設計に着手、平成16年度中の完成が、目指されます。当然、岡山国体が、意識されています。

 26億円かける事業ですが、本県においては、県大会クラスの大会が開催できる公認第2種規格以上の陸上競技場整備率が、他県に比べて低く、県西部地域には、拠点的なスポーツ施設もなく、さらには、共同事業者である笠岡市が、17年岡山国体会場となる総合体育館建設に着手していることや、県が既に、地盤改良等に40億円以上投資していることなどが、整備を必要とする理由です。

 陸上競技場のインフィールドは、サッカーやラグビーの大会開催が可能となるよう芝張りとされます。他に、多目的グラウンドは、補助陸上競技場、軟式野球、ゲートボールなど様々なスポーツが行えるレイアウトで、さらに、こども広場なども整備されます。

 ちなみに、財政負担額は、当初計画の未着手工事(約80億円)から、センタープラザ、研修宿泊棟、陸上競技場夜間照明の中止など、「抜本的に見直し」、約54億円の節減を図った額、約26億円です。なお、運営経費は、笠岡市の負担です(利用料金制で笠岡市に委託)。

 また、平成6年から、県・市の共同事業として、整備着手していたものであることから、従前通り、役割分担を明確にした上で、共同事業として整備されます。
 事業手法としては、現時点で、国の財政支援措置(地方交付税交付金)が、最も手厚く受けられる「ふるさとづくり事業」をとります。

 笠岡湾干拓地をいつまでも放置できず、さりとて、多額の投資に見合う効果があるのか、しかし、笠岡市にとっては、街のランドマークになるものでもあり、一概にどうである、ということが言えない事業かもしれません。



 話がらり変わって、10月4日からの空港3000m記念のロス行きのチャーター便。初物であるし思い切って行こうかなと思っていましたが、辞めました。理由は、もちろん旅費。なんで、議員は、45万円もかかるのか!!一般参加のはるか倍以上、そんな金ねーよ。

 議長や委員長は公費でしょうが、自費で行くよりは、子どものミルク代と選挙資金にまわし、外から通って見たシリコンバレーの景色の土産話を聞くことにしました。
 本年度、最初で最後の西海岸チャーター便にならないことを祈るばかりです。・・・羽の上にでも、乗せてくれないかなぁ・・・。

 ああ、嫁さんのサマージャンボ宝くじが、4億円当たらないかなぁ。当たったら、せめて、0.3%貰いたいものだ。それで、思い切りガチャポンをしよう。
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2001年8月12日(日)【X−Sports】
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 昨日、飛び込みでお邪魔したある夏祭り。殆ど無視されるに近い状態になりましたが、要するに「歩き」が足りていないことを痛感致しました。
 選挙活動を政治活動で、かまけていました。


 「こころ」でお伝えできるのは、現在500人の方が目一杯で、限りなく全てに近い有権者の方が、佐藤真治という県議会議員をご存知ないし、ましてや毎回質問が、どうと言っても、政治活動の感心があられる方の方が、圧倒的に少ないと思います。

 こちらは、真剣に政治活動をやっているつもりでも、投票して下さった多くの方にしてみれば、選挙後に全く顔の見えない、無礼な人間でしかないのだと思います。
 ましてや、前回の選挙の際に、認知されていない方にとっては、今も、存在していないに等しいでしょう。

 非常に悔しいことです。
 このままなら、次回は、落選でしょう。今選挙したら、間違いなく、私は、落ちます。毎回質問や、「こころ」は、泡と消えます。なんのために、やっていくのか、票を下さった方に、ただただ申し訳ありません。

 答は、「歩く」以外ありません。他にありません。
 1期議員の最大の仕事は、2期目も通ることです。


 本日、ちょっと、ASPO(その562参照)を覗いてみました。たいへんな盛況でしたが、やはり私には、違和感がありました。おっさんで、良かったです。彼らの熱気に圧倒されました。こういうのを求めてたんですね。
 「Xhero」というオフィシャルマガジンも発売されています。買って、めくってみましたが、判断できないぐらいわかりません。でも、悪くないんじゃないか、とは思います。

 全ては、X。未知なる可能性に、期待したいところです。
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2001年8月13日(月)【靖国神社公式参拝について】
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  A級戦犯合祀の問題、アジアを中心とする外交問題、政教分離問題、靖国神社の特殊性などの点から反対されている首相の公式参拝ですが、例えば、特攻隊員に「自殺」を命じた政治の責任を考えることも当然必要なことではないか、という意見もあります。ここで折れたら、2度目の敗戦という説もあります。

 確かに、一人の政治指導者で、国民の生き死にが、決まってしまいます。小泉総理も、今の日本国民の命運を背負ってのご判断です。
 私ならどうするかですが、そもそも公約にはしないでしょう。


 ただ、このままでは、本当にいけないと思います。
 一昨年、ワシントンD.Cで訪ねた戦士達の墓地。ベトナム戦争も含めて、あの地では、国民の敬意が非常に払われていたように思います。
 本当は、国民として、一番有耶無耶にしてはいけない部分だと思います。
 その意味では、議論を喚起させただけでも、小泉総理は、政治家としては、立派だと思います。結果がどう出るかわかりませんが。

 ただ、私は、問題の本質は、「遺族(英霊)への謝罪(感謝)」と「不戦の誓い」だと思います。その謝罪や誓いの仕方が、(例えば国際的に見て)適切かどうか。
 公式参拝か、8月15日か、実に難しい判断だと思います。

 さて、明日の「こころ」ですが、友紀と24時間遊ぶために休みます。
 歯が1.5本はえて、ハイハイがかなり早くなりました。
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8月14日無し

2001年8月15日(水)【不祥事?】
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 残暑お見舞い申し上げます。

 大山の方に逃亡しておりましたが、子供と24時間一緒にいられたのは、9ヶ月で、昨日が初めてでした。当たり前のこと、ありふれたことが、本当に大切だということに、人は、なかなか気付かないですね。
 神庭の滝では、久徳県議(32歳)ファミリーと遭遇。お互い、近場で間に合わせとるなぁ・・・。かなり、家族が気の毒な商売です。


 とは言うものの、そういう時には、県警から電話が入ってきたりします。
 昨年の文教委員副委員長の時の県教委からの緊急連絡は、まず不祥事。いわく、県立普通科高校教諭が、未成年者買春で、捕まりました、とか。

 昨日の事案は、ご案内の通り、一昨日深夜、落合町で、暴走行為をしているバイクが、パトカーに衝突。2名死傷。詳細は、不明。というものです。
 今朝の新聞によれば、パトカーが赤色灯をつけず国道を塞ぐ形で、横向き停車。それに、バイクが衝突した、ようです。


 実は、ある方から、暴走族の取締りのため、白バイの出動をしてはどうか、というご提案を頂戴し、委員会で聞いたり、個別に聞くのですが、今回のようなケースが、非常に頻発することが想定され、躊躇されているのです。
 私も、原付のおばちゃんを捕まえる前に、白バイがすべきことは、もっとあると思います。少なくとも、暴走族への威圧感は、パトカーの比ではないでしょう。

 しかし、暴走族と比べて、白バイ警官の運転テクニックは、雲泥の差。確実に、追いつくことはできるのですが、要するに、逃亡に際して、交差点や人家、商店街に突っ込むなど、場合によっては、一般市民を巻き込み、死傷する可能性が、否めないのです。
 一番恐れているのは、一般市民への影響です。

 しかも、公共の福祉を真っ向から破壊するものが、いざとなったら、途端に人権侵害を持ち出してくる。世相というか、風潮というか。


 今回のケースが、やりすぎにあたるのか、世論が、どういう形に流れていくのか、未だ詳細は不明ですが、やはり、治安を守るため、警察の威厳を高めるには、圧倒的な市民の支持が要ります。
 なにより、マスコミの報道姿勢にも良識が問われます。
 県警本部長が謝罪するのか、その対応の仕方も、警察サイドから言えば、全体の士気に関わる極めて重要なことです。難しい判断を迫られます。
 いずれにせよ、最後は、世論です。


 ただ、故人のご冥福は、心から祈りつつも(というか、身内に、こういう亡くなり方をされた、ご家族に、哀悼の意を捧げたいです。これは、お辛いと思います。)、はっきりしているのは、この一件で、暴走族一般を図に乗らせてはいけないことです。
 こういう、惨事を繰り返さないためにも、県警には、暴走族を徹底的に取り締まって頂きたいものです。

 個人的には、違法改造業者、悪意の販売業者など、暴走行為を助長する者にも重罰を科すべきだと思います。
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2001年8月16日(木)【おかやまファーマーズマーケット】
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 都市と農村が、あるいは消費者と生産者が、豊かな自然のもとで、農林漁業を通じて、お互いの交流を深めてもらうためにつくられた新しいスタイルの交流体験施設が、平成9年4月21日に開園した「おかやまファーマーファーマーズ・マーケット」です。
 ご案内の通り、灘崎町にサウスビィレッジ、県北の勝央町に、ノースビィレッジ。岡山県の代表的な農業ゾーンに、それぞれ個性の違う2つのファーマーズマーケットがあります。
 ttp://www.ofm.or.jp

 悪い冗談のように、南は、南欧風、北は北欧風で、それぞれ10ha。入場者は、南北合計で、9年度72万人から、大イベントがあった昨年度でも、約40万人に激減。入園料収入は、同時期、2億1500万円から、なんと僅か8000万円(客単価は、幾らでしょう?)。

 ちなみに、南は、この時期、入場料子供250円の「児童プール」になり、重宝がられています。むしろ、施設前の「市場」という評価でしょうか。
 私も、無料開放の時、南に、月下美人を観に行く風流をするぐらいで、北は、1回行ったきりです。(北は、なかなか楽しいですね。)


 ご案内の通り、「おかやまファーマーズマーケット管理運営財団」は、累積赤字を抱えるなど経営の厳しい状況にある団体年内を目途に、経営改善計画の策定等抜本的な対応策または将来計画を取りまとめる6団体に、しっかり入っています。
 ちなみに、基本財産は、1億円(県7500万円、灘崎町・勝央町がそれぞれ1250万円)で、平成12年度で、約1.24億円の赤字。

 人員削減(県出向者含む)など合理化の努力、また体験学習への利用促進を進めていますが、この秋にも、具体的な方向が示されると思います。


 先日、鳥取県東伯郡東郷町にある鳥取県の造った中国庭園「燕趙園」に立ち寄ったのですが(ttp://www.encho-en.com)、そこら中に、ちょっとした端緒で、テーマパークのようなものを造り、「外貨」獲得にかける鳥取県や、島根県の意気込みと比べると、もちろん趣旨は違うのでしょうが、岡山県のそれらは、いかにも内向きな、呑気な施設、という感は、否めません。
 やっぱり、観光バスが、こなくそとばかり、乗りつけないと。
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2001年8月17日(金)【県政報告会のお知らせ】
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 来たる8月25日(土)午前9時30分から午前11時30分まで、○○コミュニティハウス(○○内)で、「私たちのくらしを考える懇談会」が、開催され、私は、県政報告をさせて頂きます。

 今回は、○○学区婦人会の主催の勉強会という括りですが、連合町内会など各種団体のご協力も頂戴致しております。○○学区縁の方なら、どなたでもご参加頂けます。もちろん無料です。
 お時間の都合がつきましたら、是非ご出席下さい。

 それにしても、本当にありがたいことです。ただただ、感謝です。

 おそらく異業種交流会「太陽の会」におけるような過激な報告は、できませんが、かといって、無個性な行政施策報告は、したくなく、いかに県政全般をわかりやすくお伝えするかに、今回は主眼を置きつつも、私がしたいこと、言いたいこと(して頂きたいこと)は、お伝えする、そんな報告をさせて頂ければと存じます。


 できれば、少しづつ、地域でのミニ集会を開始させて頂ければと思います。
 私は、とても是非にと呼んで頂けるような立場ではございません。こちらから、開いて下さいと、すがってお願いに参りますので、その節は、どうかよろしくお願い申し上げます。
 どこにでも伺います。
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2001年8月18日(日)【ナノって、なんナノ?】
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 本日午前中は、いかに文科系(特に政治学科)が役に立たないかを実感するような「ナノテクノロジー講演会」に、出席してきました。

 皆様は、よくご存知だと思いますが、岡山県が生んだ偉人、物理学者、仁科芳雄博士を記念して、故郷里庄町に、仁科会館というのが建設されています。先日お訪ねした安田工業さんのご近所です。

 仁科博士は、サイクロトロンを建設され、日本に原子核や素粒子の研究を根付かせた、日本の物理学、理化学研究所の中興の祖です。朝永振一郎博士は、お弟子さんになるという系譜だそうです。


 実は、1市5町で、科学振興仁科財団が作られており、この財団と旧科学技術庁の特殊法人理化学研究所(ttp://www.riken.go.jp)が、10年に渡り、仁科会館で、「理化学研究所里庄セミナー」を地道に開催してきたのです。
 本日は、記念の10回目でした。


 特殊法人見直し、あるいは、米国での産業スパイ事件など、なにかと風当たりも強そうな理研ですが、平成13年度予算は、約878億8900万円。
 大正6年の創設以来、80年以上の歴史を持つ日本で唯一の自然科学の総合研究所として、物理、工学、科学、生物学、医科学などの分野で、基礎から応用まで幅広く社会に普及する活動を行っている、とされます。
 いわゆる研究者、職員の合計は、2000人を越え、さらに増員予定です。

 その研究活動は、研究者の自由な裁量に委ねられていますが、公平で厳しい評価制度が設けられているそうです。とりわけ、森総理が「科学立国」を強く言われ、理研は、まさに、日本の頭脳、と言われているそうです。


 とりわけ、昨年1月、当時のクリントン米大統領が、教書で、ナショナル・ナノテクノロジー・イニシャチブを掲げ、電子計算機の機能を100万倍にするとか、連邦図書館の全書籍のデータを角砂糖1個に入れる、と国策を打ち出し、ナノ、ナノ、というわけで、理研も14年度大幅にナノの予算請求するそうです。

 が、ナノって、なんナノよ。

 ナノは、100万分の1mm、要するに、ナノメートルと言う単位です。全然イメージが湧かないのですが、地球の1億分の1が、野球のボールぐらいで、それをさらに、1億分の1にした大きさ、ということです。


 ここから先は、書いていてわかりません。なにしろ私は、高校時代に数学で、100点満点中4点をとったこともあり、5段階評価で2だったのです。「数学できんのが何が悪いとや!。(『高校大パニック』より。浅野温子談)」
 ただ、できないと言うより、全くしなかったのですが・・・・。その時間をガンダムやサイン集めやマンガ書きに充てました。偏差値を25上げた浪人時代の成績の伸びを見ると、多分すればできていたろうという確信はあるのですが、当時、一切やる気が起きなかったことが今になって悔やまれます。
 当然、物理はわかりません。私立文系に、物理や化学はいりませんでした。聞いていて、己が哀れでした。日本の教育制度の欠陥のせいにできません。


 具体的には、20世紀は、相対論、量子力学の建設、DNAの発見と言う、3つの大発見があった「科学の世紀」でしたが、21世紀は、「技術(テクノロジー)」の世界になるのです。
 そして、情報、エネルギー、バイオ、医療、ロボットテクノロジーが、発展するためには、どうしても、それを支えるナノテクノロジーが、必要なのです。
 スケールを小さくすることで、超集積(量が質を変える)、新機能、超敏感になり、また、それらの相乗効果で、常識を覆すようなこともできるようになるのです。いろいろ具体例を言われていましたが、感心して、忘れてしまいました。
 要するに、素晴らしい!!


 フロンティア研究システムの研究者の方は、要するに一言で言えば、物質が、自発的に形成するパターン(構造)や、リズム(物性)について、ナノメートル領域から解析を行い、今までは機能としては、欠点とされていた「動的」「過渡的」「不安定」な物性から新しい機能性を開拓することを目的とする(デジタルを凌駕するアナログ機能を目指す)そうです。
 つまり、「ターミネーター2」の透明のサイボーグのように、体の形を自在に変化させたり、修復できる金属材料のようなもの、ができるかもしれないのです。
 これまた、素晴らしい!!


 これは、研究のごく一部ですから、なんか、理研って凄いな、天才科学少年と言われてた人達の集まりなんだろうな。数学は得意なんだろうな。spring8も、行ってみたいな。それにしても、神様は、いるんだろうか?里庄にとって、どういう効果があったのかな。民間に研究成果は、どう伝わるのかな。経済波及効果はあるのかな。岡山県の研究は、どうなのかな。国策として、こういう研究は、やっぱり重要なんだろうなぁ。一緒に聞いていた県の工業振興課長や代理は、こんなのわかられるんだろうなぁ。

 理解不十分で、小学生のような月並みの感想を持って、退散させて頂きました。勉強して、わかるのかどうか・・。基礎からわからないぞ。
 トホホ・・・。


 私は、ウルトラマン・レオが、一番好きです。ウルトラマンの中では、一番屈折してますね、彼は。抱えているものが、大きいですね。レオの気持ちは、よくわかるなぁ。ウルトラ兄弟じゃないし、帰る星もないし、MACも、全滅するし。
 それに引き換え、タロウは、どうもなぁ・・・、ヒーローとして、彼は甘いなぁ・・。
 ・・・難しすぎて、退行しました。

 よっしゃー、今日も盆踊りで、「ちびっこ音頭」を踊るぞ〜!!
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2001年8月19日(日)【お母さんといっしょ】
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 今朝の山陽新聞一面には、「ミス岡山」の記事。その556(7月23日)で、ご紹介したものですが、してみりゃ、「こころ」は、早いなぁ。

 本日は、妻と行動する一日です。

 まずは、岡山一宮高校同窓会総会。今回は6〜7期生中心でしたが、私たちは、夫婦で1期生。2人で参加しました。
 今日は、懐かしいというより、新しい出会いがたくさんありました。毎年、こういった形で、19年も総会を続けてきた同窓会役員の皆様には、本当に頭が下がります。

 東京支部に続き、関西支部設立の動きもあるとか。いずれにせよ、同窓生8000人の魁として、我々1期生には、歴史を切り開く責任があります。
 「我が夫婦の歴史は、一宮高校の歴史とともに、ある」などというスピーチは、暴走ですな。
 きっと、いずれ議員も、また出てくることでしょう。

 ちなみに、岡山一宮高校のホームページは、下記の通り。
ttp://www.itinomiy.okayama-c.ed.jp/itiko.htm
 無条件に、同窓は良いものです。


 続いて、第37回岡山市ジュニアオーケストラ定期演奏会。昭和40年設立の全国初の地方自治体(岡山市)直属の青少年オーケストラです。

 非常に練習場や楽器置き場(旧内山下小学校)の確保、財政の面で、ご苦労されながらの運営ですが、小学校4年生から大学3回生まで、息の合った見事な演奏でした。
 ちなみに、今回の指揮者、新田孝さんは、附中の大先輩。

 岡山シンフォニーホールは、文化の発信拠点として、こういった時に一番うまく使われているように感じます。
 音楽などの文化の成熟度が、街の品格そのものであると思います。行政としても、こういった活動に、支援を惜しんではいけないところだと思います。


 さて、これから後は、『千と千尋の神隠し』に。やはり、映画は、映画館、日曜日の最終回に限ります(メルパ PM6:45より)。 『A.I』は、私の中ではイマイチでしたが、この夏は、観たい映画が、実にたくさんありますね。


 表題は、「奥さんといっしょ」でした。ちなみに、最近「お母さんといっしょ」に関して、私は、うるさいです。昔は、友人を笑っていましたが、こんなことになるとは。NHK3チャンネルを観るようになりました。
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2001年8月20日(月)【国際姉妹校2001こどもサミット】
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 またか、という声も上がりそうですが、本日は、これより、商工労働警察委員会の県内調査に参ります。行く先は、工業技術センター(テクノサポート岡山)、岡山県北流通センター、さらに、総社、新見、玉野、西警察署の4署です。本日は、落合町泊りの1泊2日です。

 個人的には、警察署巡りが、どうなのかなぁ、という気もするのですが、所属委員の地元の警察署で、逆に、委員が要望を聞きに行くという意味合いもあります。私や、地元の肥田、姫井議員のために、他委員に、西署にもおつきあい頂くということを考えると悪くも言えません。
 いずれにせよ、テクノサポートは、インキュベーションセンターが建設される予定ですし、北流通センターは、岡山県政の超問題児で、楽しみです。
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 さて、22日より、第8回おかやま国際貢献NGOサミットが、開催されます。今回は、『もっと知りたいあなたのくらし−世界中に友だちをつくろう−』を総合テーマにした「国際姉妹校2001こどもサミット」です。

 世界のこどもたちが、互いに理解し、尊重し、地球市民の一員として考え、行動することを願い、こどもたちの「顔の見える交流」を通じて、おとなたちも一緒になって国際協力や国際貢献の「思いやりネットワーク」を築いて行くことを目的にしています。

 既に、一陣は到着。モンゴル、韓国、中国、フィリピン、インドネシア、ネパール、スリランカ、インド、バングラデシュ、ベトナムなど、多くの国から、子ども達が、この岡山にやって来ます。

 事実上、一昨日の「こくさいこどもフォーラム」のチャペルでの素敵なチャリティーコンサートで、スタートしていますが、今回は、十数を越える参加小学校のそれぞれが、あるいは、ホームステイの家庭が、国際交流の大きな舞台になります。
 また、22日、渋川青年の家で、開会式、合同キャンプ。25日のままかりフォーラムで、大会宣言が採択されます。


 ところで、トピアの会(正式名称は、国際貢献トピア岡山構想を推進する会
ttp://www.internet-okayama.or.jp/topia/)は、医療、教育、宗教といった福祉文化を尊重する精神性の強い岡山の風土に根ざし、思いやりの心を国際社会の人々と共有することを目指し、国内外のNGOの活動拠点を造ろうとするものです。 いわば、岡山のNGOのオールスターです。

 この理念にもとづいて、1994年から8年間、「おかやま国際貢献NGOサミット」が、実施されてきました。支援団体は多技にわたり、外務省、厚生省、郵政省をはじめ、WHO、UNICEF、UNESCO、UNDP、などの国際機関、岡山県・岡山市などの地方自治体、民間助成機関、各種団体、企業そして一般市民のみなさまが含まれています。
 各年度の討議テーマは、医療、教育、宗教、環境、福祉でした。これらのサミットには、アジア、アフリカ、中南米などから多くのNGOが参加しています。今回は、このネットワークを通じてを推進された国際姉妹校の縁組の成果です。

 トピアの会の合い言葉は、「西のジュネーブ、東の岡山」。岡山をリージョナルNGOの集積地にするという、いわば、まちづくりの活動であり、その理念に、私も、たいへん共鳴しております。是非、1999年12月議会の議事録をご覧ください。

 国際貢献、国際交流の活動は、すぐに成果が現れるものではありません。あるいは、世代を超えてやっと評価されるほど、極めて息の長い活動だと思います。地道に信頼関係を作っていく事業なのですから。
 だからこそ、NGOとはいえ、行政の強力な支援は、やはり必要であると思います。



 さて、昨日観た「千と千尋の神隠し」ですが、感動というより、感心しました。あんなの、どうして考えつくんだろう!!
 ちなみに、昨日から、私は、「おしら様」、友紀は「坊」と呼ばれています。
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2001年8月21日(火)【岡山リサーチパーク】 
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 岡山県は台風の直撃は避けられたようですが、他県はたいへんそうです。ともかく、被害が出ないことを心よりお祈りします。

 商工労働警察委員会の県内調査も、本日、落合から玉野を経て、予定通り無事終了しました。
 文教委員会の県外調査(北海道)は、明日帰って来られるでしょうか?農林水産委員会も、北海道とか。

 大風に、おどろおどろしく波打つ稲穂を見て、思い出すのは、『あぶさん』の「鉄の稲」。強いものです。それにしても、いつまでやるんだ、景浦安武?


【岡山リサーチパーク】

 個性に富んだ高付加価値型の企業育成を目指し、産・官・学が集結する理想の環境づくりを目標に、県が事業主体となって整備したのが、芳賀・富吉地区にある「岡山リサーチパーク」です。

 「晴れの国岡山」の災害の少ない温暖な気候、空港・高速道路に近く産業活動に有利な丘陵地に、開発面積51.3ha、分譲面積11.1haで、開発されました。一説には、前知事のN・Yを意識した臨空開発と言われています。

 この研究開発拠点の中核施設として、
「岡山県工業技術センターttp://www.okakogi.go.jp/Official/index.html
「テクノサポート岡山」
「岡山大学地域共同研究センター」
ttp://www.okayama-u.ac.jp/user/crc/index_crc.html
が、一体的に整備されています。

 このうち、「岡山県工業技術センター」は、地域産業の中核的技術支援機関として、鉱工業分野の先導的技術開発や、産学官共同研究に取り組むとともに、企業ニーズに基づく技術相談や研究・試験等を行い、県内企業の創造的活動を積極的に支援し、また、「テクノサポート岡山」は、各種分野の研究会・セミナーの開催により、産・学・官の幅広い技術交流や情報交換を行う、とされ、ひとつの巨大な建物の左右に一体的に整備されています。


 平成7年に、移転・業務開始のこの施設、行かれた方は、その豪奢なつくりに、まさに、バブルの名残りを感じられると思いますが、比較的よく利用されているようです。
 この施設内に研究室があるということも、ひとつの信用になるようですが、土日が休館であるとか、夜中に食事ができないとか、シャワーがないとか、の問題もあります。

 なによりも、岡山リサーチパーク全体として、様々な優遇措置に関わらず、分譲が進んでおらず、歯抜け状態になっており、ここに、企業の研究施設が、集積しないと、単純にもったいない、という話です。
 潜在的な可能性は、十分にあると思います。


 いきおい、平成15年度供用開始のインキュベーション・センターに期待が集まりますが、起爆剤となりうるのか。不景気に最初に削られてしまう研究開発こそ企業の生命線、どこまで、行政が支援しうるのか。産学の連携こそが最重要だと思いますが、どこまでコーディネートしうるのか・・・・・。
 企業の研究の下請けや、特許獲得を直接、県が目標とすべきなのか。


 最近、日経新聞では、特によく目にするのですが、大学の研究成果で取得した特許を民間で活用するための技術移転機関(TLO)設立の動きが、全国的にあります。
 本日の日経によれば、お隣の広島県では、広島大学と県が、手を組み、地元企業にも参画を呼びかける「地域TLO」を作っていくとか。

 岡山大学も、この3月、リエゾン・オフィス(地域連携推進機構)を作ったそうですが、これが、県とからんだTLOになっていくのか。ちょっと調べたく思います。

 生涯学習を含めて、産官学の連携は、9月議会一般質問の1項目と考えています。



 さて、工業技術センター事務所向かいで、テクノサポート岡山を管理している「岡山県産業振興財団」も、ちょっと私には、わかりません。

 この4月1日より、岡山県新技術振興財団(テクノサポート)と、岡山県中小企業振興協会(弓之町)と、岡山県中小企業研修情報センター(大内田テレポート岡山)が、統合したはずが、未だに、専務理事が3人。事業本部制をとり、場所も陣容も以前と変わらず。なんのための統合なのか。

 地域産業の活性化、とりわけ、意欲ある県内企業の振興・育成を図るため、経営基盤の強化、IT革命への対応、技術開発から事業化までを統合的かつ効果的に支援する、とのことですが、そもそも、「岡山県産業支援ネットワークttp://ssn.optic.or.jp/」の運営機関のネットワークが、まず必要です。

 県の出先機関である中小企業総合指導センター(弓之町)との役割分担も調査しようと思います。


 労政雇用対策もそうでしたが、不思議なことに、商工関係は、少し知るほど、国の機関や、外郭団体、民間団体との関係も含めて、わけがわからなくなります。
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【まずいぞ、岡山県北流通センター】
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 バブル崩壊前には、議員の「視察」と言えば、かなりのことだったそうです。実は、多くの場合、委員会の調査は、まず午後5時前には、終わります。6時から食事(懇親会)で、私は、この1時間に、家に絵葉書を書いたりしているぐらい、日程的にはかなり緩いと言えるでしょう。

 昔は、どうも懇親会と言えば、コンパニオンがずらっ。宿舎を温泉地にしない、などというのは最近のことだそうで、結構、豪儀に税金を使っていたようです。振興局から土産までついたんだ、という話も聞いたりします。
 3期以上の議員、当時の執行部は、恩恵に預っているはずです。

 私が飛び込み営業を重ねていた頃、そんなことに税金を払っていたのか、と本当に腹が立つのですが、自分が議員になって、今の宿舎は、ビジネスホテルクラスと言えると思いますが、時には、5時過ぎから、風呂に入ったり、県費で、ご馳走を食べたりすると、これはもう実に後ろめたく、役得という気分には全くなりません。
 一応、条例で決められた額という、法的根拠もあるのはあるのですが。
 もちろん、懇親そのものを決して否定はしませんし、少なくとも、座が、「乱れた」というのは、経験したことはありません。

 そんなこともあって、視察の後は、たいがい、「こころ」が、長文化するわけですが、せめてもの申し開きということで、お許しく下さい。

 いずれにせよ、自分の金なら、絶対にしないことは、腹が痛まないからと、税金でもしないことです。当たり前のことです。
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 実に、長い、嫌な前振りですが、さて、問題は、岡山県北流通センターです。これは、いったいどうなるのでしょうか?

 平成15年度には、久世ICを降りてすぐの真庭郡落合町と久世町に、開発総面積約90ha、分譲用地約34ha、分譲区画31区画の大流通センターができます。
 本日は、雨の中、造成地を見て参りました。

 岡山県北流通センターは、広域交通網が整備された岡山県の物流面における優位性を生かして、地域活性化を図るため、中国縦貫自動車道と中国横断自動車道岡山米子線が結節する県北地域に、中・四国、近畿、九州を対象エリアとした広域物流拠点となるセンターを整備しようというものです。

 イメージとしては、コンベックス岡山のある流通センターの県北版ということですが、実は、この県北流通センター、完成前から、ほとんど分譲できないのではないか、埋まったところで100億円は、赤になるのではないか、という、超問題施設です。流通センターでありながら、製造業の立地も認めるとのことですが、単純に需要がないだろう、ということです。

 なんで、できてしまうのか、ということですが、計画当時は、県南が、既に9割売れて、手持ちの工業団地も御津の第一期が売れ、緊急工業団地整備事業で、2期が手掛けられている時期で、地価は上がり、経済も拡大傾向、イケイケどんどんのバブル期でした。

 昭和61年には、整備方針が決まり、平成2年には、場所の選定委員会、これが、もめにもめて現在地に、平成4年に、基本計画策定後は、「かっぱえびせん(やめられない止まらない)」状態に。誰も止められなくなってしまいました。

 本年度には、造成工事が完了し、おそらく、分譲価格が示されと思われますが、そこから先、批判の声が、かなり上がると思われます。

 とはいうものの、咎めようにも、豪儀をされた責任者はおらず、とんだババが残って、引いた者が、アンラッキーというだけで、ここから先、企業誘致に精を出す以外、どうしようもない、という話です。


 誰が、笑ったのでしょう?
 全ては、バブル崩壊のせい、読み間違い、と片づけられても・・・。結局困るのは、未来の子ども達です。


 政治の仕組みを変えるには、圧倒的な選挙での勝利、絶対的な支援が必要です。
 しかも、国の仕組みを変えないと、地方は変わらんぞ、と痛切に思います。
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【警察署巡り】

 この2日間で、4個所の警察署を訪ね、7個所の事業概要報告を頂戴しました。総社、新見、玉野、西(東、南、西大寺)にお邪魔しながら、要するに、県下に、23箇所ある警察署は、出先機関なんだ、という新しい認識を持ちました。

 また、この時期の商工労働警察委員会の訪問は、同時に、予算を伴う要望を委員が、聞きにまわる意味があるというのが分かりました。
 多くの場合は、老朽化した交番や駐在所の新築整備の要望ですが、新見署は、建替え新築整備計画(14〜15年度)があります。これは、評価委員会にかかる大規模事業です。委員会的には、これがメインだったかもしれません。

 報告のパターンは、刑法犯発生検挙数、刑法犯少年補導人員、交通事故発生状況の順に行われますが、こういった数字の中にも、地域特性が出ます。特に、新見などは、凶悪犯罪の発生が少なく、検挙率が高いが、岡山各署は、その逆、になります。

 今回の調査で、どこの署でも、どの委員も出したのが、暴走族の話です。特に、窃盗車による暴走行為、自ら改造することが多い、ということで、昼間の発見の難しさが指摘されました。
 特に、玉野署は、暴走行為をした者の親、特に、父親に暴走行為をしているビデオを見せたりして、猛省を促す努力をしているようです。

 また、青少年の非行(万引き)現場や溜まり場となる、コンビニエンス・ストア、特に、深夜2時(弁当廃棄処分の時間)の危険性が指摘されました。


 私は、地元である西署で、西川で分かれる西署・東所の所管の関係(二重に警察力が及び良いことであると説明される)や、落書き、繁華街での夜間の違法駐車の取り組みについて、お伺いしました。
 とりわけ、商店街内における深夜の駐車について(法的には、商店街への侵入行為を現行犯逮捕しないと、自動車道でない市道または商店主の私有地に、停めている状況だけでは駐車禁止への違法とは言えない)、積極的な取り組みをすることの言質を東署長から頂戴しました。


 不思議なもので、委員会配属当初は、警察は、どこまでも警察だったのですが、最近は、行政のひとつと捉えるようになりました。
 慣れとは、おそろしい・・・。
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2001年8月22日(水)【特定事業選定】
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 今朝は、「国際姉妹校2001こどもサミット」のオープニングセレモニーを覗きに、渋川青年の家に。外国人70人、日本人230人、総勢300人で、なかなか壮観でした。子ども達に、生涯忘れられないような楽しい夏の思い出ができることを心からお祈りします。

 それにしても、渋川青年の家。これは、県の施設で、その立替えが、事業評価委員会にかかったのですが(建替え規模縮小へ)、さすがに古いですね。私は、ここに臨海学校には来ませんでしたが、多分、昔のまんまじゃん!


 さて、以下は、本日速達で届いたもので、新聞には、明後日の掲載だと思います。

 岡山リサーチパーク・インキュベーションセンター(仮称)整備等事業について、その事業の効果等の客観的な評価を行った結果、PFI方式により実施することが適切であると認められたたため、PFI法第6条に基づき特定事業として選定されました。

 岡山市では、駅前商店街の民間ビルの中に、インターネットビジネス支援の交流拠点「リットカフェ」が、オープン。起業家支援のインキュベート機能を持つ貸しオフィスなども設置(20ブース、賃料月5万円)されており、同様の動きは、新見市にもあります。
 他県からも、システム開発のベンチャー企業の入居が、決まっているとのことです。

 果たして、これから県が建てる施設、平成15年供用開始という、このスピードで間に合うのかどうか。明日からあっても良いのに。
 PFI事業としての実施は、本当に適切でしょうか。


 インキュベーションセンターは、IT及びものづくり分野の新規創業の促進等を通じて、地域産業の振興を図ることを目的に、高速大容量の情報通信基盤を備えた安価な創業空間(貸研究室)に、岡山県産業支援プラットホームの支援機能を付加するというふれ込みです。

 財政負担額の資産では、県が直接実施して22億4700万円。PFI事業として行えば、21億5700万円。負担減は、9000万円とされます。
 これは、PFI事業導入に伴う手間暇の分が、全く加算されていません。実質的には、この種の施設でのPFI事業は、これっぽっちも、安くならない、と私は思います。もちろん、私は、PFIという仕組みを否定しているわけではないのです。インキュベーションがいらないとも、思いません。

 だいたい、インキュベーション施設は、割に合わないので民間がやらないから、行政がする、という主張でしたが、民間が、もうやってるじゃないですか。こんな形で、民間ができるなら、民間を支援すれば良いではないですか。


 例えば、売りに出されていた旧東急ホテルを県が買い取り、改装した方が、まだかからなかったかもしれません。旧西署も良いかもしれません。吉備高原都市でも良いでしょう。むしろ、他の企業と容易に連携、接触しうる街中ではないでしょうか。街中の空きオフィスや商店街の店舗をどんどん借り上げる方が、波及効果があると思うのです。
 敢えて、箱モノを作る理由として、PFI事業で、幾らか、しかも9000万円安いから、ということが強調されるなら、危険であると申し上げたいのです。

 50室あまりの研究室は、要するに箱モノで、結局、様々な人間の交流が必要なんだとするなら、なんのためのネットなのか、自己矛盾だと思います。
 研究開発支援は、結果として失敗した研究開発費にも課税しないとかの税制面の優遇措置や融資の方が重要で、敢えて、岡山県産業振興財団に、なにかと相談させて頂きやすい場所にいる必要があるのかどうか。


 本当に新しい箱モノがいるのでしょうか?
 まず箱ありき、なのではないでしょうか?
 これというのも、要するに、ITといっても、システムを開発するのか、なんの研究なのか、結局は、誰も見えていないということなのでしょう。この快適な場所で、なんか研究して開発して下さい、協力は惜しみません。でも、協力の仕方が、他によくわかんないよ。
 フリーマーケットじゃあるまいし。


 よほどのことがない限り、9月定例会で、予算議決がされ、入札広告、年内には、落札者が決定されます。


 8月30日の商工労働警察委員会では、執行部に嫌われようとも、私は、しっかりと疑問を呈しようと思います。常任委員会での発言(議事録要旨)は、翌朝には知事に、文書で伝えられ、情報公開され、保存されます。
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2001年8月22日(水)【情報水道構想】
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 本日は、午後から、ままかりフォーラムの「自治体ITソリューションフェアin岡山」に、お邪魔しました。
 特に、水道水のように手軽に高速・大容量のインターネットを利用できる地域づくりを目指す岡山市の「情報水道構想」(その370【電子自治体】参照)について、その取り組みは、確かに素晴らしいと思いました。
ttp://www.city.okayama.okayama.jp/kikaku/jouhou/litcity/


 私は、地方議員が政治家である、という解釈はしていないのですが、首長は、間違いなく政治家。生意気を申し上げますが、特に、萩原岡山市長は、全国的にも出色の市長であり、新しいタイプの政治家と言えると思います。
 もう少し、岡山県に対して配慮(例えば、そうは言っても、岡山県の岡山情報ハイウエイを立てる)をして下されば、なお、素晴らしいのですが。


 ところで、 ITに関する施策の違いは、まさに、知事、市長の性格や、行政手法の違いが出ていて、不謹慎ですが、おもしろいものがあります。

 端的には、市長は、さすがに通産省で、経済界、民間と組むことに、全く抵抗がない(というか、すぐ組みたがる?)のに反して、知事は、建設省で、民間とのお付き合いに、ある種の躊躇があるのかしら、という感じです。

 どちらが良いとは、一概には言えませんが、勢いが違う、という感は、否めません。
 ただ、78市町村のバランスを考えなくてはいけない知事と、一人勝ちでも突っ走らなくてはいけない市長とは、役割が全く違うかもしれません。
 本当は、やんちゃな弟を見守る優しいお兄さんという姿が好ましいのですが。

 個人的には、そうは言っても、どちらの首長とも、市民、県民にとって、良い首長だと思います。
 
 
 さて、岡山県が、岡山情報ハイウエイを整備し、ラストワンマイルを民間に委ねるのと、岡山市が、下水道施設を利用して、自ら高速光ファイバーを敷設し、それを「呼び水」として、民間の参入を期待するのは、そう変わりません。

 ただ、国土交通省の「新世代下水道支援制度」を使いながら、民間と技術開発(特許獲得を目指して)して、下水道を利用するという柔軟な発想は、市長ならではの気がします。

 また、前項の岡山県が、インキュベーション・センターをPFIで運営するのと、岡山市が、第三セクター・株式会社リットシティ(ttp://www.LitCity.ne.jp)で、公共性と収益性の二兎を追う、というのは、行政と民間の連携としては、全く異なります。

 電子自治体への取り組みなど主たるものは、県も進めていますが、情報ボランティアや、電子町内会、情報水道ワイヤレスブロードバンド構想という岡山市の施策は、評価できるものです。
 また、GCD(grobal cities daialogue on the information socieyty)に、この秋に、東南アジアで初めて、岡山市長が、そうそうたる世界の街の市長と並んで出席されるとか。岡山市民として、誇りに思います。


 なお、この秋に、御南、西大寺地区の情報水道構想モニターは、1000世帯まで拡大。足守、藤田、山南の3中学校まで、地域イントラネットを延伸。さらに、テストベット(実験実証の場)として、開放、利用促進を進めるとのことです。

 そうは言っても、無線も良いですが、下水道そのものが、どこまで伸びるのか、どこまで、下水道内に光ファイバーを敷設するのか、なによりコンテンツはどうなるのか。とりわけ、ビデオ、音楽云々には、著作権の大きな壁があります。

 展示会には多くの企業の新システムの展示がありましたが、その可能性が、どこまで広がっていくのか、ちょっと見当がつきません。
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【教育セミナー】

 9月29日に、教育セミナーをやると明言しながら、前回の中心市街地活性化セミナーのこともあり、そうだ!このまま有耶無耶にしてしまおう!と企んでいたところ、さる見目麗しき英語教育に携わられる女性から、喝を入れて頂きました。

 そんなわけで、9月29日(土)午後1時より、県生涯学習センターで、教育セミナーを予定通り開催します。

 今回は、「総合的な学習の時間」の導入に伴い注目される「国際理解」の一環としての小学生への英語教育を中心に、英語教育(国際理解)について、がテーマになる方向です。
 私は、瞬間最大風速で英語の偏差値70あった人間が、一言も英語が喋られない、日本の英語教育のまずさの哀れなサンプルとして、パネリストになる予定です。

 基調講演は、沖垣達先生。他、詳細は、これからですが、自民党青年部は、「協力」ぐらいに下がると思います。
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2001年8月23日(木)【オンリーワン】
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 本日は、ナカシマプロペラ株式会社をお邪魔させて頂いたところ、図らずも工場見学をさせて頂き、たいへん感動致しました。さすがに、世界に冠たる会社の工場で、プロペラ、プロペラ、プロペラ、その迫力に圧倒されました。

 なにより、鋳型や研磨の技術が、プロペラから福祉機器(人工関節)に展開、さらには、セラミックを加工する新技術と、更なる飛躍・発展を目指され、なにかもう非常に勇気づけられる気がしました。
 岡山には、すごい会社があるんだなぁと、改めて誇りに思いました。

 大量生産でなく、一品生産。世界と勝負する確かな技術があれば、日本も岡山も生き残ることができる、強い企業に共通しているのは「オンリーワン」。やはり、時代がどうあれ、「本物」は勝ち残るのでしょう。
 先日のタツモや安田工業さんもそうですが、この時代に、伸びる企業には、やはりその理由、大きなヒントがあると思います。

 私も、日本で、否、世界で、一番ひつこくメールを打つ議員に、なーろおっと!(・・・・はた迷惑な決意だなぁ・・・・・。)
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 さて、9月23日から26日にかけて、アメリカ合衆国の20〜30歳代の若手の州議会議員、連邦議員スタッフ、連邦議会スタッフなど9名が、日米青年政治指導者交流プログラムで、岡山にやってきます。

 岡山では、政治家(逢沢代議士)の地元活動、地方と中央の関係、地方自治のあり方などについての研修予定です。一昨年、私自身、同プログラムで訪米させて頂いた恩返しということもあり、県国際課の協力を頂戴しながら、段取りを進めています。
 もちろん、知事や県議会議長への表敬訪問もあります。

 8年ぶりの自民党の友党である共和党ブッシュ政権下での政策課題や日米関係の展望について若手政治関係者の意見を聞くことのできる良い機会です。

 せっかくなので、23日(日)か、24日(祝)夜には、自民党若手一期生県議会議員が、一行をお迎えし、「青春の居酒屋」ということで、日本の伝統文化である赤提灯の焼き鳥屋さんで一杯というのはどうか、という悪い相談が進んでいます。

 場合によっては、国際儀礼に反する「いっき飲み」も、紹介しないといけないかもしれません。歌の一つも歌わないと、ここは申し訳ないでしょう。
 佐藤真治的には、既に非常に盛り上がっています。
 (昨年のデンマークでの私の芸は、ご存知ないと思いますが、実は、私は、やる時はやってしまうラテン系・・・・。)

 ああ〜、岡山で、未来の大統領に、うまい焼き鳥を食べて貰いたい!!東京や京都よりも、岡山に、強い印象を残して欲しいのです。日本といえば、岡山!!

 そこで、20〜30歳代で、国際政治に感心があり、できれば英語通訳がボランティアでできる方は、おられませんでしょうか?学生の方も、大歓迎です。
 世界を焼き鳥で語りませう!!
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2001年8月24日(金)【自由民主党全国青年議員連盟】
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 本日は、これより、京都での「自由民主党全国青年議員連盟第41回全国大会」に出席するために、上洛します。
 京都は、岡山からは、のぞみで1時間。明日の研修会(西部、井尻教授の講演会)は欠席で、総会、懇親会出席のみの日帰りです。

 ところで、月会費3000円払っているこの会、なんの会かよく知りません。年に1度総会があるのはわかるのですが、なにより、私は、なにかの役員(副委員長だったような)のはずですが、それすらどうしても思い出せません。

 本日、どこの議員が、何人集うのかも、よう知りません。そう言えば、岡山から誰か他に行ったっけ?何歳までだっけ?もう行ってみなけりゃ、わかりません。
 ただ、全国から京都くんだりまで来て集うのですから、なにか思いは、皆あるのでしょう。


 実は、明日は、中国地方の県議会議員の議員野球大会が、大山の方であると聞いておりますが、私は、なにかと批判のあった議員野球部に属していませんので、不参加です。
 ちなみに、岡山県議会で、野球部に属していないのは、野党まで含めて、自民党2人だけです。

 9月には、自由民主党中国ブロック県議会議員研修会が、山口であるのです(出席予定)が、多分一番議員が集うのは、議員野球大会後の懇親会だと思います。
 懇親の意味は、決して否定はしません。多分一番楽しいでしょう。


 ただ、個人的には、研修や議論を伴う会に限って、出席させて頂こうと思います。特に、若手の会が、好ましいです。

 おそらく、今日集うメンバーの中から、何人かは、いずれ国政や首長に打って出るはずです。そういった、なにか現状以上の思いのある若い議員しか来ないでしょう。
 少し、刺激を受けて来ようと思います。

 ちょっくら行って参りやす。
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【聖域なき構造改革とはなんなのか?】
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 本日の自由民主党全国青年議員連盟で、私は、政策審議副会長に、配属されていました。もっとも、いわゆる「青議連」の役員は、北は北海道から、南は、沖縄県まで、全国で77人。本日の役員の出席は、約20人でした。
 おそらく1回出席してしまうと役員に固定化されるようです。

 私は、辞められた先輩議員から所属するようにご指示頂いたので、わけもわからず会費を払っていたのですが、青議連が、何たるかわかっていませんでした。
 しかし、今日わかりました。なぜ、所属せよ、と言われたかも。


 要するに、青議連は、自民党の正式な組織である青年局でも青年部でもない、しかし、41回総会を続ける任意団体。ぶっちゃけた話、自民党の地方議員の中で、はねっかえり者の集まりで、中央執行部に意見することを辞さない、それが、青議連です。
 もっとも、かなり弱体化していますが。
 岡山県議会にも、青議連のメンバーは、実は、幾人もおられたのですが、それぞれに認識が多分ないと思います。

 議員が、政治を語ることは、人生を語ること、なんで生きているのか、という根本的な問題です。それが、なぜか、酒やカラオケの懇親で、紛れてしまう。事実や評価はあるけれど、夢がない。
 「こころ」も、そうなんかな。夢はないですか?


 本日の役員会は、各役員が、小泉政権誕生、あるいは、今回の参議院選挙について、意見を述べる場でした。また、明日は、「日本のあり方」について西部、井尻両教授と意見を戦わせる、硬派な研修です(但し、私は欠席)。

 各県の様々な事例が紹介されましたが、小泉人気の危険性、道路特定財源や、地方交付税に関する問題、中央対地方の問題等々、それは、生の声でした。京都市議会や福島県議会で、自民党が割れた話を含めて、自民党はどうあるべきか、地方議員は、どうすべきか、それぞれの思いが、語られました。批判だけでなく、自分はどうするのか、が語られました。
 久々に聞く、熱い思い!いいぞ、青議連!!

 私も、岡山県議会の総意でもなんでもないが、と前置きし、つられて、やや過激な発言。


 ただ、私の中では、一つ疑問があります。小泉内閣の「聖域なき構造改革」は、あらゆるタブーに挑戦する。それは、戦後政治の総決算である。ここまでは納得。
 しかし、青議連会長と、直接お話していて、民主党と自民党の決定的な違いは、靖国神社の公式参拝を認めるかどうか、それこそ戦後政治の総決算の象徴だ、というご意見。
 私は、それは、必ずしも試金石ではないと思います。


 日本の一番のタブーは、内閣総理大臣の靖国神社の公式参拝ではありません。多くは語りませんが、それは、国民統合の象徴たる「天皇陛下」の「靖国神社」「公式」「参拝」と置き換えることで、明らかになります。タブーの本質は、そこだと思います。
 そこまで、議論しないと、戦後や、日本を語ることには、本来ならないのです。子ども達に、どんな日本を譲り渡していくのか、まだまだ議論が必要です。
 聖域なき構造改革・・・。聖域・・・。

 明朝9時30分からの○○学区での県政報告会の準備のため、祇園にも行かず(もっとも、そんなお金はないのですが)帰ってきてしまいましたが、明日の研修は、かなりヒートアップするでしょう。残っていたかった・・・。


 ただ、小泉総理の話は、結局は、地方議員には、遥か遠い世界の話。私の目の前にあるのは、あくまで岡山県議会です。国政の動向に関しては、今の私は、語ったところで、なんの影響力もありません。
 「抵抗勢力」と言われるのが、オチかもしれません。

 懇親会の僅かな時間に、30人近い地方議員と名刺交換しました。同じ時代に議員ですが、それぞれの地域、それぞれの事情、それぞれの自民党、それぞれの政治。皆、そこで、すべきことがあります。

 私は、自民党の岡山県議会議員です。しかも、相対的に若い議員です。ふと夢から醒めて、そのことが、改めて大きな責任であることを痛感しました。
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2001年8月25日(土)【国際姉妹校2001こどもサミット閉幕】==================================
 22日より開催されていた第8回おかやま国際貢献NGOサミット「国際姉妹校2001こどもサミット」の大会宣言が出され、閉幕します。会場となった「ままかりフォーラム」には、世界の子ども達の「ふるさと」の歌声とソプラノ笛が響き、まさに「顔の見える交流」が行われた意義深いものでした。
 渋川でも、かなり盛り上がったそうです。

 私は、依然に比べると、ほとんど傍観者に成り下がってしまいましたが、トピアの会や、インターキッズをはじめ、スタッフの皆様のご労苦に、感謝と敬意の誠を捧げます。素晴らしいサミット開催、おめでとうございました。
 ちなみに、県の国際課は、必ず来年度も予算をつけるよう努力します、と明言されていました。
 やはり、子ども達の笑顔に勝るもの無し、です。


 今朝の○○学区での婦人会主催の勉強会には、約50人の方に、お集まり頂きました。小泉改革の県政への影響など、お話しさせて頂きましたが、やはり、90分は、欲しいところでした。

 おかげさまで、かなり楽しく、身近な言葉で、報告させて頂けたのではないかな、と思います。
 なお、実際にパソコンを使われている方は、2〜3人。地域の皆様に対しては、やはり、直接お会いしてでないとお伝えできないことを痛感しました。


 さて、夏祭り、盆踊りも、今日と明日の2日。できるだけお邪魔させて頂こうと思うのですが、自分で運転してのはしごですから、時間配分が難しいです。
 1個所は、どうしても家族で行かないといけないところがあります。友紀もたいへんです。

 それにしても、日が短くなりました。あっというまに、秋になりますねぇ。
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2001年8月26日(日)【最初の挑戦状】
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 今朝は、早朝より、岡山市消防中方面隊の夏期訓練大会。私も、小雨の中、深柢消防分団員として、出席させて頂きました。実は、「来賓」という出席の仕方もあるのかもしれませんが、やはり、消防では、居場所のはっきりする分団員です。それは、幸せで、ありがたいことです。

 私は、足手まといで、極めて不良の、形ばかりの分団員で、消防を語る資格は、一切ないのですが、やはり、いざとなった時の消防分団の使命感、消防分団の存在そのものが、本当に頼りになる「地域コミュニティの宝」である、と認識しております。
 なかなかできることではありません。


 話がらり変わりまして、それにしても、おそらく明日の常任委員会で、詳しく報告があると思いますが、過日のパブリックゴルフ場を経営する県の第三セクター「水島シーサイド開発」の経営破綻、解散、債権放棄の問題。
 これは、もはや岡山弁で言うところの、「おどりゃぁー、ええかげんにせーや!!」です。あといくつこんなんが、出てくるんなら!?
 さすがに、これには、私も切れました。

 社長は、副知事ということですが、議員も含めて言えることですが、行政に携わる者、とりわけ管理職は、全員が、岡山県株式会社の経営者です。今回の件、執行部、議員、全員に責任があることです。

 端的に、中小企業の経営者の方は、会社の事業については、全て連帯保証人です。億どころか数百万の金が、吹き飛べば、土地家屋は全部パー、一家離散、生きておられないかもしれません。
 本来、「ごめんちゃい」と、マスコミの前で、いくら頭を下げても、済む話ではありません。
 でーてーが、誰が、誰に対して、謝っとんなら?

 また、議員が、都合の良い時だけ、県民の代弁者面して、執行部を責任追求すれば良い話ではありません。あんたらも、決める時に、一緒におったろーが。

 今の時世なら、冗談でなしに、知事をはじめ執行部、全議員に対して、民間から、県民の皆さんから、「死ね!!」と言われても仕方ないと思います。


 今後の事業について、執行部、議員全員、腹を掻っ捌く覚悟があるか。全ての県の事業は、可とするなら、いわば連帯保証し、とことん責任を負う、不可とするならば、議員は、所属政党、会派に関わらず、明確に反対する、そういう覚悟が必要です。当たり前のことですが。
 しかし、これが、当たり前のことが、今まで書けなかった、言えなかったことなのです。

 議員と職員が、議員同士が、なぁなぁで済まされる時代は、もはや終わりました。それで、県民が殺されたら、かなわんのじゃ。

 明言します。私は、これから先、反対すべきは、明確に反対します。
 黙っとったら、ほんまに未来の子ども達が、連中に、殺されるんじゃ。
 若くて、経験もないけれど、こっちには、インターネットも街頭もあるんじゃ。
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 まず、手始めに、私は、現段階でのPFIによるインキュベーション・センター建設事業(箱モノ)に反対します。もちろん、インキュベーションも、ITも重要です。それ自体を否定するものではありません。
 しかし、既存の遊休施設の利用、民間施設の借り上げ、税制面の優遇措置、支援策を講じることで、事足りるはずです。その方が、もっともっと民間に波及効果があります。
 闇雲に反対するわけではありません。もっと、民間を活かせる金の使い方があるはずだと言いたいのです。

  まわりに、コンビ二ひとつもないリサーチパークに、50部屋のIT研究室がある建物が、なぜ今、新しくいるのですか?やるなら、せめて、利便性の良い市街地ではないですか?例えば、自宅でできるからSOHOでしょう。ネットの威力でしょう。既存企業に対するIT支援に、さらに、箱モノが要りますか?
 ITは、日進月歩。状況に応じて、いつでも撤退、転換できるように、2年先のITの状況を漠然と見越した箱モノは、要らないというのです。


 なにより、今回のPFI事業の欺瞞性。失敗したら誰が責任を負うのですか?姑息な新手の公共工事の建設費捻出、責任の不明確化の手段にすぎないではないですか?これ以上借金ができない地方公共団体が、甘いえさで、民間にリスクを背負わせるだけじゃないですか。

 民間を生かそうとしているのではない、利用しているだけではないですか?
 誰もが、言い逃れできる要素が、端から準備されてる。責任者がいない。
 今回の行政側の責任者は、稼動しだしたら、もうそこにはいないのです。あとは、民間が、すべておっかぶるのですか?

 危険です。

 これを石井県政初の大規模事業で、本当に行くんですか??なぜ、前県政の上に、リスクを重ねるのか。これが、石井正弘知事の政治ですか?


 かねてより「こころ」に綴ってきたこういった不安がある中で、ITバブルの夢に酔っ払ったような、インキュベーションセンター建設を私は、到底容認できません。
 少なくとも、我が子に、未来の子ども達に、これ以上の負担は、強いらせられません。そのリスクは、避けないといけません。


 これから、既に進み始めた事業に反対しますが、ご了解ください。そういう佐藤真治へのご判断は、皆様にお任せします。
 私は、今回は、明確に反対します。もう決めました。決めたものは、仕方ありません。ここで言わねば、生涯悔いが残ります。
 「最初の挑戦状」です。負けたら・・・・・・ごめんなさい。

 結果として、ちょっと「こころ」を盛り上げようと思います。
 乞うご期待・・・????
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【福祉・環境産業立県】
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 明日27日(月)より、ママカリフォーラムで、3日間にわたり開催される「第16回リハ工学カンファレンス」のプレイベントとして、市民公開講座「福祉用具により自立と介護」が、開催されました。
 昨年の定例会での一般質問で、岡山県の支援をお願いした催しであり、門外漢ながら、午後からの講演会にお邪魔しました。


 リハ工学カンファレンスは、障害者・高齢者が社会生活、あるいは日常生活の場で、自立支援・介護支援のために利用できる機器や技術について、障害者・エンジニア・リハビリテーションスタッフ・福祉関係者など異なる分野の参加者が、「発表」を通じて、意見交換することを目的としています。

 イメージとしては、学会のような、しかし、あくまで実学、実践というか、どこかむしろ見本市のようなそんな雰囲気です。
 先日、商工労働警察委員会の県外調査で訪ねた大阪のATC(アジア太平洋トレードセンター)のITM(インタ−ナショナルトレードマート)棟にある「ATCエイジレスセンター」のような福祉用具の展示が、行われます。


 残念ながら、リハ工学カンファレンス初の市民公開講座に、一般の参加者は、極めて少なかったのですが、萩原市長の岡山市の福祉の取り組みの紹介もありましたが、私には、後藤講師の「福祉用具と産業」という講演が、極めて示唆に富んでいるように思いました。

 福祉用具の市場規模は、3兆円。地域でも、先進技術、中小企業の小回り性、地域独自の技術を生かして取り組める分野で、社会的ニーズ対応型産業である、とのこと。
 実は、ここのところ、「こころ」に頻繁に登場する「オンリーワン」そのものだな、と思いました。相対的優位性(いわばブランド)やシェアが問題なのではなく、個々の方の絶対的価値に基づく産業。


 しかしながら、例えば、岡山県でも、縦割り行政の中で、福祉(用具)産業というと、商工なのか、保健福祉なのか、所管がはっきりしません。しかも、新技術には、情報産業も大きく絡んできます。行政としても、明確な支援を打ち出し難いジャンルです。
 同時にそれは、産官学の連携の問題でもあります。
 また、環境産業に関しても、同様のことが言えると思います。

 前述の大阪のATCでは、情報:ソフト産業プラザ「IMedio」、環境:大阪環境産業振興センター「ATCグリーンエコプラザ」、福祉:「ATCエイジレスセンター」が共存しています。
 全ては、連関するのです。


 岡山県の優位性は、「晴れの国」、IT先進性、物流拠点性に依拠していますが、産業振興に繋がっているとは言い難いと思います。
 今後、何を基軸にした産業を形成するのか、環境、健康(福祉)、観光の3Kには、夢があり、その夢を繋ぐのがITである、というのは自明です。

 福祉・環境産業立県のために、例えば、研究開発に対して、ある種、偏った支援や誘導策があって良いのではないか、と思います。
 その点につき、岡山市、岡山県の「リハ工」への関わり方について、やや認識が甘い、という気がしないでもありません。


 関係者の方から、縦割り行政の対応先の問題に加えて、例えば、JR岡山駅から会場周辺までが、「福祉のまちづくり」だの「国際福祉都市」と言いながら、必ずしもバリアフリーでないことや、障害のある方の宿舎が、絶対的に不足していることの指摘がありました。

 平成17年「晴れの国おかやま国体」の年には、全国障害者スポーツ大会も開催されますが、国体で、優勝できないよりも、様々な面で、バリアフリーで、お迎えない方が、岡山県の恥になるかもしれません。


 なお、今日の講演会も、手話に加えて、要約筆記クラブが、活躍されておられたことを紹介させて頂きます。
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【アメリカ合衆国地方議員・政治関係者と語る会】

 先般の通訳ボランティアのお願いに、早速ありがたいご紹介を頂戴致しました。本当にありがとうございます。引き続き募集中です。

 語る会は、おそらく9月24日(月・祝)午後7時からになると思います。場所は、必ずしも酒席を好まない佐藤真治が、語りあいたい方と、焼き鳥を食べに行く、分団長のお店。お馴染みの磨屋町の「星乃家」さんです。
 当日は、30歳代の自民党岡山県議会議員6人総出席で、調整中です。

 語学力に自信があられるか、国際政治に感心のあられる方、どうかご一報ください。
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2001年8月27日(月)【大規模事業を止める為の第1ラウンド】
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 本日の商工労働警察委員会で、予定通り、インキュベーションセンターについて、疑問を呈しました。

 補正予算額は、国庫補助金の中小企業集積地域発展支援事業費、約6億3000万円。なるほど、これが、呼び水か。
 6億円以上の補正予算の否定。このまま行くと、自ずと党議拘束に反する道しかないでしょう。どこまで行くか、わかりませんが、かえってなにかとわかって良いです。

 なお、手法であるPFI事業に対する疑問については、本会議で、石井知事に直接伺います。再質問、再々質問を辞さない覚悟です。これも、党の暗黙のルールに反します。



 本日の大まかなやりとりです。

Q:
 大規模事業評価委員会の評価が出た、それで、この事業は、やることになったのか?
 民間のインキュベーションセンターが、岡山市や新見市にでき、しかも、空き店舗の利用など、商店街の活性化などに寄与している状況で、なぜ行政が、敢えて箱モノを作る必要があるのか?

 そもそもインキュベーションは割に合わないから、行政がやるということではなかったのか。民間でするところがあるなら、支援すれば良いではないか。そもそも、誰が、必要と言っているのか?eープラザの実績から、そんな話になるのか?

 ITが、生産性や効率性を高めることに寄与することはわかる。しかし、実際それが、どう新産業育成に結びつくのか。具体的なイメージがあるのか。
 そもそも、リサーチパークの将来像は、どういうものであると考えているのか、15年後のイメージを教えて欲しい。

 こういった施設が、なぜ、2年先にPFIで、というスピードになるのか。


A:
 まず、誤解がある。e−プラザのインキュベーションは、e−ビジネスの支援。インキュベーションセンターは、ITと連携したものづくりの支援だ。また、ポイントは、研究室だけでなく、インキュベーションマネージャーがいることだ。
 現在、40%の入居率のリサーチパークが、当然15年後に満杯の状況を想定している。


Q:
 とすれば、ものづくりのインキュベーションセンターが、研究室が50あるだけでこと足りるのか?さらに巨大な実験室などITに関連した施設が必要ではないか。今後、そういったIT施設が、リサーチパークに集積していく、そう捉えてよろしいか?
(cf.センターの研究室は、大が、約50uが、30室。小が、約25u
 が、22室。これは、ものづくりに、十分な広さでしょうか?)


A:
 工業技術センターがあるので、それを利用する。


Q:
 それでは、工業技術センターと産業振興財団とPFI事業者が、どう連携
するのか?ハード面と同時に、ソフト面の整備が必要ではないか。


A:
 進めていく。


Q:
 借金であれ、なんであれ、未来の子ども達に何を残すかが、問題だ。



 第一ラウンド終了。周辺に反応なし。

 但し、先輩議員が、「関連しているわけではないが、PFI事業で、9000万円安くなるというが、努力すれば、従来のやり方でも、そのぐらい節約できそうなものだが・・・、頑張りなさい」と、容認のコメント。
 ここから、強力に賛成をするなら、連帯保証人になってほしいものです。インキュベーションセンターと心中してください。


 次回の常任委員会は、8月30日。


 PFI事業者に、建設費に、幾ら管理費等がプラスされて月々支払う必要があるのか?

 ITによるものづくりの創業支援といっても、ここのところ、お邪魔した、ものづくりのオンリーワン起業は、どこも、巨大な施設を持っておられました。既存の産業にITで、付加価値を加えたものでした。
 ITで、ものづくり支援、しかも、「ナノ」という言葉まで、出されました。ナノの世界が、どうして、50uの研究室で、追求できるのか?

 また、研究成果をどう製造ラインに乗せるのか、市場に流すのか?その支援のノウハウを行政が持っていないのは、既に、ヤングエジソン事業で、実証済みです。

 「ものづくり」に短し、「eビジネス」に長し。こんな施設をやはり私は、容認できません。

 これらの疑問を次回、委員会で質問します。


 乞うお知恵拝借。
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【水島シーサイド開発解散について 】
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 本日の生活環境保健福祉委員会で、第三セクター水島シーサイド開発(株)の抜本的整理(解散)について、生活環境部長からのお詫びが、委員に対してあったようです。
 他の委員会には、資料の配布すらなかったので、同委員会の資料を入手し転載させて頂きます。これって、生活環境保健福祉委員会だけの問題!?


 水島シーサイド開発(株)は8月24日に開催された株主総会で、解散決議を行い、会社清算の手続きを行うことになりました。

 今後、清算人による会社財産調査が行われますが、現在の負債状況を見ると、債務超過のおそれがあることから、特別清算の申請が行われ、裁判所の管理のもと、清算手続きが進められることになります。


 そもそも、岡山県の外郭団体「環境保全事業団」が昭和54年から行った産業廃棄物埋立処分事業により造成した土地529400uが、平成元年から平成5年にかけて県へ寄付され、この埋立地が、自然圧密し、安定化するまでの期間、軟弱地盤での利用が可能であり、将来計画への移行が容易であることから、県民に低料金で楽しめる開放的なパブリックゴルフ場として、暫定的な利用を図ることにしたのです。

 理由はどうあれ、行政がゴルフ場を経営してみようという発想そのものが、間違っています。プレーをされる方には、申し訳ないですが、特に、私は、ゴルフをしないので、まさに、亡国(県)遊戯経営にすら思えます。

 当時は、水島工業地帯に潤いを与えるとともに、県民各層に利用され、快適で豊かな地域社会の実現と県民福祉の向上に貢献できるものと考えられたようです。

 そして、解散した水島シーサイド開発(株)は、この実施主体として、平成8年8月に、岡山県の外郭団体である環境保全事業団(3000万)、県(2000万)、倉敷市(1000万)、民間企業などが出資(資本金1億円)して設立した第三セクターです。
 代表取締役社長が、山口副知事。代表専務取締役(支配人)には、県OBが、いわば天下り。


 平成「11」年10月29日に、ゴルフ場を開業しましたが、創立後の低迷する景気の中で、平成「9」年以降、ゴルフ場利用者が毎年減少し、また、民間のゴルフ場の大幅な価格割引等による熾烈な競争に伴い、当初見込んだ入場者の確保ができず、「開業以来」赤字が続き、さらに、建設資金の償還が、経営を圧迫。

 その結果、平成12年度末現在の累積赤字が、8600万円。本年6月末現在の未償還債務が、23億4750万円となっています。その内訳は、中国銀行が、9億8000万円。岡山県(ふるさと融資)が、4億3000万円。岡山県の外郭団体である環境保全事業団が、9億3750万円。
 言うまでもなく、県は、債権放棄。またこうして我々の税金が、吹き飛びました。


 人件費カット、営業日の増加、コース管理費の削減、各種コンペの開催等営業努力に努めていたものの、13年5月の株主総会で、抜本対策が社内で検討されていましたが、平成13年度から本格的に始まった建設資金の元金償還に充当するだけの収入確保は困難であるとの結論に達したようです。

 本年9月には、資金ショートに陥らざるを得ない状況になり、追加の出資または貸付をしない限り経営の改善は困難で、放置すれば、破産という状況になりました。


 水島シーサイド開発(株)は、その最大出資者であり建設資金借入の連帯保証人である環境保全事業団と協議、同社は、「解散」せざるを得ないと判断しました。県もこれを「了承」しました。

 今後の当該ゴルフ場の扱いですが、環境保全事業団は連帯債務の履行を行い、これにより生じる求償権に対して、水島シーサイド開発(株)は、その有する資産をもって代物弁済を行います。
 そして、環境保全事業団は、保有した資産の活用を行いつつ、経営の「リスク」を「回避」するため、民間事業者に、ゴルフ場を「貸付ける」という方向で、処理が進められます。


 民間企業にまで、思いきりご迷惑をお掛けした以上の状態を受けた岡山県の見解は、下記の通りです。
 一言、「ばか野郎!!」。それ以外の適切な言葉を思いつきません。

 失業率5%に突入。もはや、民間は、戦争状態に突入します。岡山県行政も、直ちに、非常事態宣言をし、職員、議員、一丸となって、有事に立ち向かう、もはや臨戦態勢です。正直に書いて、呑気な「お公家様行政」には、嫌気がさしています。感覚が、おかしいぞ。
 このままでは、政治に殺されます。

「県の出資した第三セクターの株式会社である水島シーサイド開発(株)がこうした事態を招いたことは誠に遺憾であり、県民の皆様に深くお詫び申し上げます。しかし、この度の水島シーサイド開発(株)の抜本的処理は、将来の累積赤字の拡大を防ぎ、追加の出資や貸付を行うことなく第三セクターを思いきって整理し、環境保全事業団を通じて民間企業に賃貸に出すことで、民間活力の活用によりゴルフ場の継続を図るものであります。」

「県としても、今、早期に打つべき最良の方策としては、以上のような方策を採らざるを得ないと考え、ゴルフ場経営を行う第三セクターに対し、追加の出資や一時凌ぎの貸付を行うことなく思いきった抜本処理を断行するものである。この結果、会社は解散することとなるが、これまでの投資が全て無駄になることを避け、土地が自然圧密し安定化するまでの暫定的な期間、民間活力の導入により開放的なパブリックゴルフ場を県民に提供するという当初の出資の目的を確保できるものと考えている。」

 「民間活力の導入」って、こういう時に使う言葉か!!
 これで、誰が、責任をとったんなら?未来の子ども達?

 皆さん、怒ってください!!
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2001年8月28日(火)【土木がなぁ・・・。】
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 本日は、土木委員会の県内調査に、一日同行しました。
私は、生活環境保健福祉、文教、商工労働警察委員会ときたわけですが、今まで、土木委員会に、ご縁がありませんでした。

 もちろん、地域からのご依頼で、土木部への依頼というのはありますし、溝蓋云々で依頼する労は、決して惜しみませんが、実際、土木を意識して、現場を訪ねたのは、今日が最初かもしれません。


 岡山地方振興局、岡山空港、田益流域調節池整備事業、米倉津島線街路事業、JR宇野線大元駅付近連続立体交差事業、岡南飛行場整備事業、を駆け足で見てまわりました。
 頭を抱えたくなる風景もありました。

 振興局では、建設部の主要事業の説明を聞くうち、全て億単位の話ですから、感覚が麻痺するようでした。また、かなり気になる事業がありました。道路特定財源、地方交付税の見直しは、まさに、こういった公共事業の話。

 後日、詳細は、書かさせて頂こうと思いますが、商工部のインキュベーションセンターは、まだ、かわいい方かも知れません・・・。
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2001年8月29日(水)【一般質問起案中】
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 ここ数日、ありがたい返信メールをたくさん頂戴致しております。非常に勇気づけられています。「佐藤の乱」というほどではないかもしれませんが、是々非々で、ともかく精一杯やってみます。皆様に、心から感謝申し上げます。
 明日の常任委員会が、楽しみです。

 9月10日開会の定例会に向けて、残すところ2週間。早10回目の一般質問の起案中です。27日には、教育センター、岡山港に調査に出掛け、本日は、生涯学習課、港湾課とご相談。担当の方との会話から、少しでも前進する質問を模索しているのは、いつも通り。

 ただ、今回は、PFIも含めて、石井知事には、激しく行かさせて頂きます。個人的には、県民の皆さんに、未来の子ども達に、行政の長として、詫びて欲しいのです。今は何も言えない、あるいは、まだ生まれてきてもいない子ども達の言葉を伝えたい、と思います。


 実は、詳細は書けませんが、12月議会に向けて「児島湖」に関して、動いています。いうまでもなく、児島湖浄化は、様々な問題や思惑の巣窟とも言える岡山県政最大の課題。決して未来に繰り越してはいけない問題です。

 毎年「30億円」も浚渫に使われているのは、皆様ご存知なのでしょうか?また、いくら下水道を整備しても、全くきれいになっていないのです。
 もはや「締め切り堤防を開け」と誰かが言う時期です。そのためにも、詳細なデータに基づいた科学的なシュミレーションが必要です。

 いずれにせよ、既存勢力に、敵を作ることは、恐れません。その時期は、過ぎました。
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2001年8月30日(木)【まだ終わらない 第2ラウンド】
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 本日は、またまた商工労働警察委員会。9月定例会提出予定案件の協議ということで、補正予算額についての説明については、前回通り。商工労働部の補正は、約14億600万円。
 うちメインは、あくまで、約6億3000円の岡山リサーチパーク・インキュベーションセンター整備等事業費に関わるもので、これは、国庫補助金によるものです。

 今回の補正については、国から降りる国庫補助金(お馴染みの公共工事の呼び水で、諸悪の根元です。)ですから、痛みを感じないのか、商工労働警察委員会の委員で、インキュベーションセンターに言及する議員は、他になし。

 しかし、ここで、同時に、岡山県が、約37億円の債務負担行為(平成14年度から29年度にかけて支払う)を行うわけですから、大規模事業評価委員会の「答申」を受け、ノーチェックで通しても構わないという議員の姿勢は、理解しかねます。
 いわば、37億円の長期ローンを組みますよ、という話なのです。岡山県民に、37億円のローンを組ませますよ、という話です。その連帯保証をするんか?


 本日、12時までに終わらせたいという理由で、質問を制した委員長の委員会運営には、この場を借りて、遺憾であると申し上げます。30億円以上の話をしているのです。
 議員に、委員会や本会議以上に優先する都合は、生き死にを除いてありません。県民の皆さんの信託を受けた議員のそのいい加減な姿勢が、今日の借金まみれの行政を生んだのです。


 実は、今日わかったことがあります。それは、執行部も議論を望んでいるということです。それは、委員会の後、嫌みでなく「もっと言って下さい」と、何人かの執行部の方に言われたことでも、明らかです。
 そして、多くは書けませんが、若手の職員の中に、私にエールを送ってくれている方がいることを付言します。

 議員に近い職員ほど、議員に疑問を感じ、実は、若手議員が、「暴れる」ことをなにより期待しているのです。
 なぜなら、皆、岡山を良くしたいと願う、まずは、岡山県民だからです。
 やはり、議員が問題なのです。

 誰も、議員が、岡山県のために、真剣に活動することは、止めはしないのです。要するに議員が、どう動くかで、変えられることが、非常に、多くあるのです。正々堂々と突き進む熱意があれば、動かせるはずです。
 あの手この手で止めるのは、議員自身かもしれません。

 人間として、最低限守らなくてはいけないルールや礼儀がありますが、是々非々は、互いに望むところ、議員と執行部、議員同士の良い意味での緊張関係が、必要です。


 以下、本日のやりとりです。幾つか、インキュベーションセンターの前提が崩れています。少なくとも起業家支援施設ではない、ということは、はっきりしました。

A:(事業評価調書と28日の日経新聞の記事を示して)

 @既に、新聞でも、民間のインキュベーション施設との競合、連携の
  問題が指摘されている。少なくとも、eビジネスに関しての25u
  のインキュベーション施設は、民間を支援することで足りる。eビ
  ジネスの関しては、大規模事業評価委員会が言うような箱モノを行
  政が作る理由や必要性は、もはやない。

 AITによるものづくり支援に関して、施設は、十分ではない。ナノ
  の世界を追求するといわれたが、50uの施設でなんで、研究でき
  るのか。そもそも、起業家支援というが、どこの起業家が、ものづ
  くりに関して、研究施設の設備投資ができるのか。また、大企業な
  ら、研究施設は、自分で持っているはずだ。なぜ、ここで、50u
  の狭い研究室を行政が作る必要があるのか。

 Bものづくりに関して、研究開発ができたとして、どうやってそれを
  市場に乗せられるのか。生産ラインにのせ、販売にまで至る支援を
  どう行政が、していくのか。

 C商工労働部長に、根本的なことを伺いたい。失業率が、5%を突破
  して、今回の国会は、雇用対策国会とまで言われている。その不景
  気の原因として、IT不況とまで言われるIT産業の世界的な不振
  があり、日本でも、一部上場の大企業が万単位のリストラを行う。
  この状況下で、それでも、岡山県が、箱モノを造り、強くITによ
  るものづくり支援を打ち出していく、その根拠、絶対的な自信はな
  にか。部長の経済観を教えて頂きたい。私は、15年後(償還が終
  わる)には、51歳であるが、その時に、石井知事が、「見通しが
  甘かった」と頭を下げられる姿は、見たくない。是非、現在の「見
  通し」を示して頂きたい。


Q:ご指摘の通り、eビジネスのインキュベーション施設に関しては、
  必ずしも、行政が行う状況にないかもしれない。
  また、ものづくりで、大企業には、研究室があるから、そちらでや
  れ、と言われれば、その通りだ。
  ナノと言ったのは、あくまで例であり、ナノの研究に大きな施設が
  いることは承知している。

  新規創業で、設備投資が難しいのは、現行の制度を使い支援してい
  く。ご指摘の通り、ものづくりに、狭いということであれば、壁を
  抜き、広げることも、施策開発室を広げることも考えられる。


  あくまで、インキュベーションセンターのものづくりは、既存の中
  小企業が、成長分野、新規事業の開発をするというイメージではな
  いか。
  そういった中小企業が、リサーチパークに集積していくことが、商
  品化に結びついていくようなことになると思う。
  製品化等については、産業文化振興財団を機能強化し、また、中小
  企業支援ネットを活用する。
  15年間の間は、状況が変化しない、ということはとても考えられな
  い。したがって、5年、10年ごとに、PFI事業者と内容が変更が
  できる契約を結びたい。



 あくまで造りたいようです。してみにゃぁわからんが、という声もあるでしょうが、しかし、3年後には、閑古鳥が鳴いているかもしれません。少なくとも、議論が全く足りていません。前回と答弁が違うのですから。
 私が、委員長なら、正午で切らず、夜通し議論したいところです。

 少なくとも、本会議で、手法のPFIを問題にしようと思いますが、次回委員会では、この案件について、いきなり採決ということになります。
 私以外からは、インキュベーションセンターの内容に関しては、一切発言がないため、おそらく約37億円の債務負担行為は、私が何もしなければ、たんたんと認められることになるのでしょう。

 こうして、議員が、まともな議論もせぬままに、責任の所在を曖昧にして、幾つもの、どうしようもない施設ができてきたのです。
 議員が、踏ん張ってこなかったのです。

 ただ、私は、黙認はしません。良い意味での喧嘩をするなら、商工労働警察委員会で、提出案件を前代未聞の自民党議員が反対し、本会議で、党議拘束に反して、起立しない、という手があります。
 本会議のPFIの答弁で、納得できなければ、もはや反旗を翻さざるを得ないでしょう。かなり可能性は高いと思います。

 おそらく、ご乱心。しかし、そこが、スタートです。
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【タウンショップモビリティー】
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 いわゆる団体職員になるかもしれないのですが、中小企業団体中央会に、物凄いファイターがおられます。公私ともに、たいへんに可愛がって頂いている「おかみさん会の産みの父」である、この方の熱意が生んだ事業が、またまた登場します。
 9月1日オープンの奉還町のチャレンジショップとタウンショップモビリティーです。

 私自身のたいへんな力不足もあり、岡山県の支援は、福祉のまちづくり条例に沿ったものですが、約300万円。しかし、ある面、約37億円のインキュベーション・センターより、遥かに大切な事業だと私は思います。

 なにより、商店街を知り尽くしているような方の情熱が、商店街活性化にかける熱い思いが、本当にともに汗を流す方々と一緒になってできた事業なのですから。ハートがある、そこに人間がいるのです
 商店街を愛する気持ち、そのバイタリティー、熱いハートには、いつも頭が下がります。本当は、議員が、情熱で負けてちゃいけないのですが、ただただ尊敬。
 商店街の活性化は、同時に、地域のコミュニティーの活性化でもあり、結局は、人と人を結ぶ極めて重要なことです。


 まずは、タウンショップモビリィティー。
 電動スクーター3台が、奉還町商店街を走ります。町内の住民や周辺の病院からの申込みの電話を後述のチャレンジショップが受けて、学生がスクーターの引き渡し、引き取りを行います。
 阪神大震災で壊滅的なダメージを受けた商店街が、バリアフリーの商店街として、このタウンショップモビレィティーで蘇った例がありますが、まさに、人情の街、奉還町商店街には、ぴったりの事業といえると思います。

 続いて、チャレンジショップ。店名は、「イニシアチヴ」。
 岡山商科大学の学生が中心となって、商店街の空き店舗を改装した実験店舗が、オープンします。同時に、ここが前述のスクーターの貸出、回収業務を行うのです。


 こうしてみると、奉還町も、あるいは、国際化、あるいは、バリアフリーの観点から、りぶらを中心にしたパサージュ、そして西奉還町が一体となった動きもずいぶんありますし、加茂川町のアンテナショップや新商人事業によるショップなど、個性的な店舗が、少しづつ増えていくようです。

 奉還町は、国際交流センターに加えて、ママカリフォーラム、平成17年の国体、再開発ビルオープンと目玉も増え、学生も多い、非常に潜在能力の高い街であると思います。

 そして、駅前商店街、表町商店街、医大前商店街など、多くの商店街が、それぞれの個性を活かしながら共存共栄できる、そんなまちづくりが大切です。
 精一杯応援させていただけたらと思います。
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2001年8月31日(金)【にっこり笑って反対しよう】
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 本日の決算特別委員会では、昨年度の一般会計及び特別会計の概算概要、ならびに岡山県企業会計決算審査意見についての報告がありました。
 次回から9回に分けて、各部局の決算状況の調査が行われます。年19回に及ぶ一番回数の多い特別委員会です。



 さて、昨日のタウンショップモビリティーについて、イメージが湧かないというご感想を頂きました。
 例えば、一人暮らしのお年寄りが、買物に行きたいが、足がお悪い。そこで、電話すると大学生が、お年寄りの自宅まで、電動スクーターをもってやってきた。そこから、一緒に商店街に。お買物が終わったら、再び、自宅まで逆コース。

 神戸の商店街では、買物自体にも、ボランティアの方がついていますし、無料バスも走っていています。
 かなり、マンパワー、ボランティアの力が必要な事業で、様々な課題が出てくるかもしれません。
 はっきりしていることは、インフラの整備された街中にこそ、お年寄りや障害のある方は暮らすべきだと思いますが、ハード面をいくら整備しても、足りないものがある。やっぱり最後は人なのだと思います。
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 さて、インキュベーションセンターについて、本日、執行部の方と個別に議論。
 終始和やかでしたが、決裂しました。なにしろ、実は、日頃から「懇親」ができているので、かえってはっきり是々非々を申し上げられました。

 少なくとも、eビジネスについて、あの場所(岡山空港そば)が適切でないのではないか、ということでは、意見の一致を見たと思います。
 また、民間で、法律家まで含めたIT産業支援ネットワーク設立の動きもあるそうで、いよいよどうかな、とは、内心思われているようです。

 しかし、あくまで、ものづくりの施設であることは、強調されました。「させてください」とのことです。かように、あくまで、岡山県行政主導の施策です。

 企業集積の起爆剤になれば良いと思われていることも、一部上場企業が出てきたり、研究室からリサーチパークに工場を建てる会社が続出する、そんな大きな夢を描いておられることは、実によく分かりました。

 民間のPFI事業者に、あるいは、全国に人脈のある凄いインキュベーションマネージャーに、どんどん発想を出させて、行政は、それを審査します。東京からも企業進出させます・・・・。そんな計画を推し進めたいのです。
 実は、このインキュベーションマネージャーをITのプロでない画家がやっている県もあるんですよ。(・・・佐藤真治、無言)


 そこに今、何もない、誰もいないのに、「・・・に、させる」「・・・・に、させる」と続いていく無責任な他人任せの白昼夢には、私は、やはり付き合えません。そんな物凄い人材がいたら、今、ここに連れてこんかい。いても、とっくに諸葛孔明は、民間が、採用してるでしょう。
 民間は、全部、生き死にです。箱モノを造ることにしてから、その後を考える経営なんかあるか。

 そもそも、明日食うのに困っている人間に、あさってのでかい夢を語ってもらっても困ります。行政が、税金でロマンを追求する時代ではないのです。行政が、全面に出て行く時代ではないのです。
 『悲しい色やね』や、やしきたかじんの『大阪恋物語』を聞いているのではないのです。そもそもが、夢なら「自腹」で追っかけんかい。


 私は、ITや、インキュベーションや、ITによるものづくりを否定しているわけではありません。
 箱モノよりも、研究開発費に税制面で優遇措置を講じたり、ITによるものづくりでも、既存の民間の空き工場や空き倉庫を改造していく方が、遥かに民間も喜ばれるし、波及効果があるのではないですか。おそらく、民間のものづくりのインキュベーションも、そのうち出てきますよ、と申し上げました。

 誠に申し訳ないですが、この事業計画を伺って、私が、銀行でしたら、とてもご融資できません。連帯保証人としても、とてもハンコはつけません。わりとはっきり申し上げました。

 したがいまして、債務負担行為を含む補正予算案は、反対します。それは、いわば商工労働部への私のエールで、悪気は、そうありません。ともかく議論が足りていません。これで、ゴーサインは、出せません。

 行政の方や議員同士で仲良くする為に議員になったんなら、何も申しませんが、私の後ろには、10945人の方、いや全岡山県民がおられます。岡山県民にとって、この計画は良いと思えません。また、私は、未来からの使者で、未来がNOと言っているのです。ですから、NOです。

 次回の委員会では、おそらく私だけだと思いますが、補正予算案に反対で手を挙げますので、よろしくお願いします。てな、調子でした。

 まず、委員会では、反対1、賛成多数で通りますし、委員会の決定を本会議は、追認するだけなので、インキュベーションセンターは、できることは、間違いないでしょう。それが、多数決です。

 皆様は、15年払いの37億円の借金を新たにされますので、あとの支払いは、よろしくお願い申し上げます。どうか有効に施設をご利用ください。


 ところで、委員会では、反対に挙手しますが、あとの問題は、本会議での採決です。ここで、どちらにせよ、賛成の起立はしないのですが、明確に反対するか、反対の意味で退席するかは、まさに、PFIに関しての知事答弁如何でしょう。
 いずれにせよ、党議に反することになります。にっこり笑って反対します。
 ご了解ください。
 もちろん、これは、序章に過ぎません。



 詳しく書けませんが、と前置きするぐらいなら書かなければ良いのですが、今日、議員でなければ聞かなくて済むような、なんで?と言いたくなる友人の辛い話がありました。私には、助けられそうにありません・・・・・。
 辛い時代、辛い世代になったなぁ、とつくづく思います。
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