2001年7月1日(日)
   【頑張れ!民主党 「若い」「女性」が候補であることについて】
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 本日の京橋朝市には、民主党のキャラバン隊。民主党の幟を立て、比例区候補が、事前活動禁止に抵触する違反行為の「たすき」もかけながら、ビラを配ってまわっておられました。不思議な風景でした。候補者が、何人いたんでしょうか?知らない人ばかり。

 朝市に相応しいかどうかは別にして、民主党も頑張っているんだなぁ、ということはよく分かります。これは、自民党ではできません。
 市内の街宣活動も非常によく行っておられます。

 ただ、気になるのは、「若い」「女性」が、全面に出ること。いみじくも、今日の第一選挙区支部総会で、女性局長が、「男女共同参画社会の時代に、女性局長と、敢えて女性をうたうことは如何なものか」と、疑問視されていました。
 これは、本当に、ものは取り様で、何が正しいということもないと思います。
 どうなんでしょうか?
 そういえば、昔、マドンナ旋風が、ありましたっけ。


 いずれにせよ、バランスの問題です。「若い」「女性」が、「若い」「女性」だからこそ、政治を変えうるのか、責任を果たせるのか、なぜ候補者に選ばれているのか、大衆受けして選挙に勝てるかも、という以上の強いものが欲しいのです。私には、伝わってきません。
 「年寄り」の「親父」でない、という、○○でない、ということが、だからなんなのか。本当に全生涯かけて、政治をやるんか、そこまで本気なんか、それだけのことですが。
 候補になるんだから、熱いものを持っているんでしょうが。

 おっさんへの批判は、わかった。じゃあ、あんたは何するんなら?です。
 もう少し、戦略を詰めて頂きたいものです。これでは、勝てても、長く続かないです。同じ政治の世界に生きようとするなら、とことんまで、やってほしいと切に願います。こっちは、皆、生き死にで、やっています。「戦争」なのです。

 代議士や議員は、一刀両断で切り捨てられるほど、そんなにいい加減なものではありません。


 多分、このような批判をいつも受けている彼女らに、私も聞きたいのです。
 彼女たちを信じたい。「若い」こともなく、「女性」でなくても、あなた達は、候補だったと。

 これは、批判ではなく、応援です。やるからには、「それ」を越えて、出てきて欲しいのです。いずれ、「若い」ことも、「女性」であることも、言い訳にできなくなる時期が来るのだから。
 ともかく、頑張って!



 もっとも、自民党が、少なくとも、女性の声を代弁しにくい党である、ということも、はっきりしていると思います。
 そういった意味では、私は、自民党から、一人でも多く女性議員が、誕生することを望みます。自民党の女性県議が、何人いても良いと思います。もちろん、岡山市からも。
 女性の声をきちんと受けとめていない自民党も、確かにいけません。



 多くの民主党議員のメルマガを読むと、大橋巨泉氏の出馬を含めて、民主党内もかなり、ごたついているというのがわかります。
 参議院選挙に惨敗すれば、民主党も解党的危機を迎えると思います。

 社民党や共産党ほど、腹をくくっているのか疑わしいところもある民主党ですが、民主党は民主党で、ここは、しっかり対抗軸を示して頂き、「責任野党」の責任を果たして頂きたいものです。
 自民党員が言うことではありませんが、このまま自民党の独走を許してはいけません。政治には、バランスが必要です。


 この後、午後7時から、岡山選挙区の参議院選挙立候補予定者が勢揃いしての公開討論会。
 敢えて、民主党の頑張りを聞きにいきます。


 民主党某選挙某選挙区某女性候補は、中学校の7年後輩。馬鹿な話ですが、それだけで、かわいいのです。
 理由は、後輩だから。ただ、もうそれだけで。困るなぁ。
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2001年7月2日(月)【中心市街地活性化セミナーご出席のお願い】
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 いよいよ、中心市街地活性化セミナーは、明日になってしまいましたが、ここにきて、毎度のことながら、ややパニック気味です。

 また、前日に大きな変更も続出。
 自慢ではありませんが、前回のNPOセミナー以上に、参加者の数が読めません。新聞は、せっかくの企画も、やはり告知してくれず、表町商店街の休日に合わせた平日の真っ昼間という、日程も手伝い、非常に危険な様相を呈してきました。

 今となれば、早くあさってにならないかな、ああ、これが終われば、水族館にやっと行ける・・・・と夢を見ながら、頭を抱えております。

 毎度のことで、本当に恐縮でございますが、たいへんなロングランの会ですので、どうか「瞬間」でもお越し頂きますよう、心よりお願い申し上げます。
 どうかお助け下さい。

 ここに来て、500円の会費の積み重ねで、結果、またまた大赤字という、かなり個人的、かつ切実な問題も出て参りました。

 ああぁ・・・頭痛い。


【中心市街地活性化セミナー式次第】


        7月3日(火)午後1時〜5時  於 表町三丁目劇場

(以下敬称略)

           第一部司会
       自由民主党岡山県第一選挙区支部青年部長  佐藤 真治

13:00〜13:05 主催者挨拶
 自由民主党岡山県連合会青年局局長  岡山県議会議員  小田 圭一

13:05〜13:10 来賓挨拶
          総務大臣 片山虎之助参議院議員娘  片山 明子

13:10〜13:15 来賓挨拶
                      岡山市長  萩原 誠司


13:15〜13:20 来賓挨拶
                     衆議院議員  逢沢 一郎

13:15〜13:20 スケジュール紹介、資料説明、講師紹介

                            佐藤 真治

13:25〜14:50 基調講演
        「市民がつくる中心市街地」
              フジタ技術センター副所長  川村 健一

15:00〜 16:30 パネルディスカッシヨン
        「中心市街地活性化のための都市交通を考える」
       パネラー  大開 博之(表町商店街連盟専務理事)
             岡  将男(RACDA会長)
             高田美紀子(三丁目劇場運営協議会会長)
             滝川 直秀(チャレンジド・アドバイザー)
        コーディネーター
                   佐藤 真治(岡山県議会議員)

16:30〜16:35  閉会

※当日配布資料(但し岡山市分は、160冊限定)
「中心市街地活性化のすすめ」 :中小企業庁
「岡山市交通基本計画(概要版)」 :岡山市
「新しい都市交通の誕生に向けて」:岡山市
「おかやままちづくり夢プラン」 :商工会議所
「ぼっけぇ便利なバスマップ」 :RACDA
             その他、参議院選挙関連資料多数。


建築関係の方、環境問題に御関心ある方、是非ご覧ください!!

【明日のセミナーの意義】

 今更じたばたさせて頂きますが、明日のセミナーの基調講演の川村健一さんについて、ご講演のその意味合いを皆様ご認識されていないのではないかと、ふとドキドキしてきました。
 ひょっとして・・・。

 川村健一さん。まちづくりに関わる方なら、誰でも聞いたことがある方だと信じていましたが、皆様どうでしょうか?
 あのぉ・・・凄い方なんですけど・・・。


 川村 健一(かわむら けんいち)さん。1949年広島生まれ。 1973年京都大学工学部卒。 同年よりフジタ工業梶i現潟tジタ)に勤務。 土木設計コンサルタント部、 技術開発部を経て、 1987年より技術アタッシュとして米国駐在。 1991年フジタリサーチ設立。 1995年より同社社長。 現在は、フジタ技術センター副所長。
 ロボティックス、 テレオペレーション、 環境、 マルチメディア、 新素材と多岐の分野の研究開発に関わられ、特に、 アメリカでサステイナブル・コミュニティ(持続可能な環境都市)づくりに、 理論および実践の面で先頭にたって活躍している地域/都市プランナーのピーター・カルソープ氏とともに、精力的に活躍。
 著書に、「サスティナブルコミュニティ」(川村健一+小門裕幸著:学芸出版社/1995.11.25発行)

 実は、川村さんは、先ほどアメリカから、ご帰国されました。明日は、帰国直後に関わらず、ビデオ、スライドを使って、最新の情報をご提供下さいます。
 聞きたい方は、他県からでも、来られると思います。
 はっきり言って、たいへんなことなのです。


 もちろん、3時からのパネル・デスカッシヨンにも、お越し頂きたいのですが、1時30分から、1時間30分の基調講演もかなりの内容なのです。
 とりわけ、建築、建設関係、環境問題に御関心のある方には、大変な勉強になると思います。

 どうかチャンスをお見逃しなく!!


cf サスティナブルコミュニティ

  アメリカで展開されている人間性に根ざした半永久的に存続しうる
 まちづくり運動。

  「強いコミュニティの創造」と「コミュニティの持続性を目的とす
 るサスティナビリティの追求」という2つの理念

  「アイデンティティ」「自然との共生」「自動車の利用削減のため
 の交通計画」「ミックストユース」「オープンスペース」「画一的で
 はなく、いろいろな意味で工夫された個性的なハウジング」「省エネ
 ・省資源」の7つの要素からなる。
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2001年7月3日(火)【御礼 戦い済んで】
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 本日の「中心市街地活性化セミナー」を控え、正確には、今朝の午前2時30分まで、ビラ配り。もう、かなりやけくそ。今日の今日の案内ビラ。

 6時前に、新聞を見て、昨年の所得公開の記事が。どの時点の貯金かと言えば、私も、多少嘘もあると思いますが、ほとんど誰も資産が増えず。県議会議員は、誰も貯金がないんかい!?うそつき!!
 だいたい、賞与が入っていない。政務調査費が入っていない。意味がないと思います。費用対効果の問題ではないでしょうか?人数を減らして、もっと下さい。ちっとも豊かになっていないのです。収入があっても、それ以上出るのですから。
 暗雲立ち込めるセミナー当日。

 暑い。しかも、平日昼間。それでも、行政や団体の方も含めて、90人以上の方にお越し頂きました。本当にありがとうございました。しかも、明らかに今朝1時以降のビラを見て来られた方が、お2人。
 なにより、お越し頂いて、長時間いて下さった方には、高い評価の頂ける内容であったと思います。川村健一さんの基調講演も素晴らしく、またパネラーの皆様に大きく助けて頂きました。


 市民意識の高い方による次の段階、例えば、「中心市街地を考える会」の端緒になるような会合だったと思います。多分時間があれば、フロアから、もっとご意見が聞けたと思います。
 考えてみれば、案内にどれだけ反応して下さるかも、それ自体会合の始まりです。自民党だの、佐藤だの、は、本来の目的からは些細なことです。人数が多いというだけよりも、僅かでも強い思いの方が、もっと伝わります。


 いずれにせよ、レジデントの動きが、始まったばかりです。最初は、誰でも良いのです、きっかけは。流れができれば、いつ引いても構いません。どれだけ、寄与できるでしょう。
 おそらく、「中心市街地」がテーマの2回目は、もっと集まって頂けるはずです。当然、2回目をさせて頂きます。平日午後7時からでも良いと思います。午後9時30分ぐらいまで、三丁目劇場で。
 決して無視できないほどに、くどく。ひつこく、はげしく。


 おそらく、宴会形式の会合を重ねる方が、楽だし、即効性があるかもしれません。しかし、この形を変えずにいこうかと思います。企画、コーディネーターほど、たいへん、かつ勉強になることはありません。
 とりあえず、第3弾は、「教育セミナー」。今回の反省も踏まえて、秋口に、再挑戦致します。決して、私は辞めません。

 「こころ」もそうですが、天才でもない不器用な人間は、やり続ける以外ありません。やるなら日本一ひつこく、呆れられるまで、本気でやろうと思います。

 おかげさまで、大きく(?)資産(?)を減らしましたが、それ以上に、様々な意味で得るものがありました。ただただ感謝申し上げます。


 最後になりましたが、基調講演の川村さん、中小企業団体中央会の栢菅さん、パネラーの岡さん、高田さん、大開さん、滝川さん、三丁目劇場関係で、永野さん、三木さん、下山さん、加えて、資料詰めをして下さった自民党県連の吉田さん、司会をして下さった角南さん、受付をして下さった、小林さん、板谷さん、北村さん、いつも頼りの藤田さん、はじめ、ご来場頂いた全ての皆様、来賓の皆様に、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
 本当にありがとうございました。


 なお、オカニチさんが、事前告知を山陽新聞さんが取材に来て下さいました。そのことも、大きな前進です。

 また、おかげさまで資料が、大量に余っております。ご希望の方は、ご一報下さい。やや、マニアックですが、良い資料です。
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2001年7月4日(水)【玉島ハーバーアイランド】
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 本日は、商工労働警察委員会の県内調査で、児島警察署と玉島ハーバーアイランドに。遠足(?)に不向きな、うだるような暑さでした。

 児島署では、児島、倉敷、玉島、水島の各署長から事務概況報告。実は、警察署調査は、結局、数字の報告で、早く済んでしまうと定評がありますが、本日は、一挙に4署分。
 むしろ、要望事項を聞きに行くとも言え、懸案はどこも、老朽化した交番や駐在所の改善整備。ちょっと、もやもやっとした気分です。

 他に、青少年の総合相談センター(蕃山町)の名称が、「ハートフル岡山110」になったとのこと。



 続いて、玉島ハーバーアイランド(「こころ」その220およびその230参照)に。連絡橋から下を眺めると、エイが悠々と泳いでいました。

 中国地方東部の国際物流拠点港としての機能を充実するため、245haの人工島に、外内貿コンテナターミナルをはじめとした港湾施設を整備するとともに、特定重要港湾への昇格、新たな国際定期コンテナ航路の開設、企業誘致に向けた取り組みが、この玉島ハーバーアイランドで行われています。


 高梁川対岸の水島コンビナートには、当然、例えばー16m級の水島港内航路で、巨大なタンカーは、独自に入っていますから、最深ー12m岸壁が、呼び込みたいのは、3万t級の定期コンテナ貨物船です。
 この4月のFAZ指定もあり、現在20万tの輸入コンテナ貨物を平成18年度までに、47万tに引き上げる計画です。

 ちなみに、今回の水島港のFAZ指定(正確には、倉敷市が指定されたのですが。)のうち、この玉島ハーバーアイランド内の182haが、輸入貨物流通促進事業の集積を特に促進する特定集積地区に設定されました。

 この地区に、輸入貨物を取り扱う物流関係事業者や製造業者等の集積を促進し、FAZ指定を受けている(正確には岡山市)岡山空港の航空輸入貨物、及び港湾輸入貨物を一括して取り扱うことのできる加工・流通拠点としての機能向上と効率化が求められます。


 イメージとしては、国際経済交流を促進する施設として「CONVEX岡山」を真ん中に(「総合物流センター」、正確には早島町もFAZ指定を受けています。)、増設なる「岡山空港航空貨物ターミナル」と、平成14年度完成予定の玉島ハーバーアイランドの「水島港国際物流センター」という、陸海空の物流拠点が、結ばれるのです。
 これが俗に言う、岡山が物流拠点である、交通の結節点である、ということの面目躍如というところでしょう。

 しかも、岡山空港の側には、「リサーチパーク」があり、「岡山情報ハイウエイ」という先駆的なIT技術が、ITの集積が、さらに、優位性を高めるというわけです。

 これが、物流拠点、我が岡山県が描く青写真です。


 しかし、今必ずしも、玉島ハーバーアイランドの港湾関連用地の分譲が、順調というわけでも、将来バラ色というわけでもありません。第三セクター「水島港国際物流センター株式会社」の管理する水島港国際物流センターは、とりあえずできても。

 全く個人的な考えですが、よほど、これは付加価値をつけられないと、倉庫業、物流業だけでは厳しいぞ、と感じます。要するに、例えば、倉庫のバックヤードに、加工する、付加価値をつける場がないと、荷さばきプラスαが必要ではないか。そのためにも、新技術の開発も必要です。
 米原じぁあるまいし、乗り換え易くても、乗り換えるだけでは、駄目だと思います。

 玉島ハーバーアイランドは、意外に注目度は低いかもしれませんが、例えば、今秋の岡山空港3000m化の真の狙いは、定期航空貨物便の増設であるように、物流戦略は、我が県が、生き残る基本です。
 叡智を結集し、どうしても成功させないといけない事業です。
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2001年7月5日(木)【岡山県アメリカ西海岸友好訪問団について】
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 岡山空港3000m滑走路完成記念として、10月4日の供用開始日に、大型チャーター便が、ロサンゼルスに飛びます。実は、これは、一般参加者と岡山県アメリカ西海岸友好訪問団(公式訪問団)に、分かれています。
 本日、公式訪問団の方の概要がわかりました。


 おそらく、7月20日頃には、一般参加者の方向けのツアーが、各旅行代理店から、発売されるはずですが、6月議会の知事答弁で、記念便が出ることがオープンになっていることもあり、発表即完売が、予想されます。
 今から、チェックが必要かもしれません。

 一般参加者向けには、各社のオプショナルツアーが、組まれると思われ、ロサンゼルス県人会との交流会のみが、公式訪問団との共同行事です。
 イメージとしては、西海岸のリゾートを楽しむという感じでしょう。


 一方、公式訪問団は、知事、議長、委員長、経済団体代表に、県議会議員というクローズで、シリコンバレー、インキュベーター施設、スタンフォード大学、アリゾナ州政府・州議会などをまわります。

 「その520」の岡山県の経済国際化を体感するには、最高かもしれません。ここで行かないと末代までの心残り。岡山の未来への発言に説得力が出ません。いわば、岡山県の政財界のトップが行かれるのですから、鞄持ちでも良いから、同行させて頂きたいものです。

 どうか、翼の上か、車輪の上に乗せて下さい、と事務局に頼んでいますが、既に自民党若手の秋の上海の計画が進んでおり、ここは、妻と子供に泣いてすがるしかありません。高いんです、参加費用。
 私には、いわゆる道楽はありませんが(かといって家事もしないのですが)、それもこれも、こういう時のため。
 でも、結局は仕事になるんですが。
 
 いずれにせよ、岡山から西海岸への直行便。夢は広がります。
 ちなみに、10月4日(木)から9日(火)まで、4泊6日。2機中泊です。
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2001年7月6日(金)【教育セミナーをすることに決めました。】
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 15分前に、全くの独断で、「教育セミナー」を開催することに決めました。
 「第2回中心市街地活性化セミナー」の前に、「教育」を取り上げます。
 最重要課題です。

 日時も、9月29日(土)午後1時から午後4時30分、場所は、岡山県生涯学習センター(伊島町)です。キャパは、一応150人です。

 今回は、教育問題という、一党一派に属さないという特殊性から、自民党を「主催」でなく、「後援」ないしは「協力」まで下げます。
 加えて、私の企画するセミナー初の実行委員会形式をとろうかと考えています。まず、教育庁の方が、堂々と来られる「仕組み」にしないといけません。


 しかし、この企画は、私個人にとっては、あくまで政治活動の一環で、県議会議員として動きます。その基本線は、譲れません。そこは、明確にした方が良いでしょう。私は、議員です。
 議員として動くために、自ら企画しています。

 「あの人は、政治活動でやってるんでしょう。」と言われたら、その通りで、議員が政治活動をするのは、当然です。その何がいけないのでしょうか?その活動を各議員や、各政党が競えば良いのです。
 世の中を良くする競争なら、いくらやっても良いと思います。


 なにより問題は、誰の企画であるか、より、どんな企画であるか、来られた方が何を得られるか、で、実行委員会のマスターベーションをしても仕方ありません。
 NPOがやろうと、ボランティア団体がやろうと、PTAがやろうと、議員がやろうと、問題は、来られた方の思いです。
 それが、25回企画・運営してきた、今となれば妙に懐かしい「フリーマーケット in OKUDA」から、私が学んだことです。
 そう、私のやっていることは、新しい政治のフリーマーケットです。


 教育問題に御関心があり、しかも、佐藤真治の政治活動に共鳴して下さる方という、しばりがかかりますが、実行委員会に、ご参加頂ける方がいらっしゃいましたら、ご一報下さい。
 それでも良いという、実行委員会の場所、コアの人には多少あてがあるのですが、彼らと何回か実行委員会を重ねていければと思います。

 ただ、私にとっては、「政治的な動きである」ということは、重ねて強調させて頂きます。はっきり言う方が、わかりやすくて良いと思います。売名と言われようが、偽善行為と言われようが。
 そもそも私の政治目的は、そんな所にはないのですから。
 愛と夢の公平な分かち合いのために!!

 プリプリなら、「悪いことしてないよ〜」と歌うでしょう。
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【竹中平蔵大臣来岡】
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 参議院議員選挙への動きが急です。

 7月16日(月)午後6時30分より、JR岡山駅西口のシティフォーラムビル内コンベンションセンター:ママカリフォーラムで、個人演説会が開催されます。先日お伝え致しましたように、この会の担当県議は、私です。
 動員目標は、720名。10人の市議の先生方にも、動員割り当てがあります。

 この会に、正式に竹中平蔵経済政策担当大臣が、応援弁士に立たれることになりました。市長、逢沢代議士と、県議では、私が、応援弁士に立ちますので、壇上で大臣と同席ということにあいなります。
 小泉一座の中でも、最も旬、注目の大臣で、私もたいへんに光栄です。

 ここはひとつ、竹中大臣を是非、ご覧に、お越し下さい。
 ただ、問題は、推薦を頂戴した公明党の扱い。非常に微妙な問題です。


 また、明後日8日(日)も、午後2時から、岡山国際ホテルで、自民党合同女性大会 (女性のみ)があり、太田房江大阪府知事が来られます。
 府議会与党の抗議を受け、民主党の候補事務所にも、激励に立ち寄られる予定です。

 さらに、午後6時から、ホテルグランヴィアで、「改革で未来を拓く大集会」が開催されますが、この会には、石原伸晃行革担当大臣が、出席されます。こちらは、財界主導の会と言えるでしょう。
 この会は、どなたでも参加自由です。


 いつになく応援弁士として聞いてみたい人材が多い小泉内閣。もつれれば、小泉首相本人登場。民主党は、最初から、エース投入しか道がない。
 よほどのことがない限り、自民党には、小泉人気という、かなりの順風が吹きそうです。

 この業界に入って、8年。最初は、野党だった自民党ですが、今がピークかもしれません。


 株式相場で言えば、「まだは、もう。もうは、まだ。」

 例えば、来年の今日どうなっていることやら。
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2001年7月7日(土)【委嘱状】
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 本日は、2日続きで、参議院選挙事務所で選対会議。小泉純一郎総裁名で、各県議に、「参議院通常選挙の選対委員に委嘱する」との「委嘱状」が、配布されました。

 これが、森総裁名だと、いらないかも・・?ということになるんでしょうが、B5の印刷物ですが、なんとなく記念にとっておこう、という気になるから不思議です。
 そもそも委嘱状自体が、初の試み。

 選挙は勢いだとすれば、まさに、自民党のムードは攻め。勝ち馬に乗りたいのが、人情です。自民党的には、悪くない流れです。
 内心は、あと3週間もってくれ、後は野となれ山となれ、という分かり易い状態かもしれません。


 また、公明党との選挙協力に関する合意事項も知らされました。

 個人的には、公明党の議員は、極めて優秀で、人格的にも優れた方が多いと思います。
 背後関係については、風評や世論に関係なく、元来、肩書きや所属より、自分で接した個々の方々で、判断するタイプであり、そういう点から、今まで巷間言われるような不愉快な思いをしたことがないため、むしろ、ある面、好意的なものも感じています。
 ここらあたりは、個人差があると思いますが、私の原体験が、そう悪いものでもないのです。

 昔、秘書仲間に、「あんたら自民党は、なんの味方なん?建設会社や大企業の味方なんか?公明党は、貧乏人と病人と年寄りの味方なんじゃ。そういう人を守るんが、政治なんじゃ。」と言われて以来、多少、引け目も感じています。

 極めて個人的な印象論に過ぎないのですが、社民党ほどではないですが、民主党よりも、はるかに好きです。
 多分、全面的な支援はできませんが、頑張って頂きたいものです。ちなみに、合意事項では、「お互いに切磋琢磨に努める」と表現されています。

 むしろ、連立で、公明党の本来の理想を損なうことがないように、祈りたいと思います。

 この点は、一人区の県議は、もっと切実です。自身の選挙の際、相手が、共産党なら、公明党の支援は、頂戴しないといけません。場合によっては、27人の自民党比例候補以上に、公明党比例候補に肩入れするケースも出てくるかもしれませんが、それは一概に責められません。
 また、自民党の地域職域支部が、公明党参議院議員候補を推薦することも、容認される方向です。

 端的に言えば、共産党、公明党、社民党とは、棲み分けできるから仲良くできる、というのもあるかもしれません。


 それにしても、自民党からは、大仁多厚、舛添要一氏も、立候補予定。大仁多厚かぁ・・・。石川五右衛門かぁ。



 本日は、途中で抜けさせて頂いたのですが、「センスオブワンダー」という映画を観ました。直訳すれば、「不思議なことに目を見張る感性」とでもいうのでしょうか。「ガイアシンフォニー」とやや趣が違いました。

 誰でも、子供の頃にもっていた、ちっぽけな自然の営みの発見、雄大な自然への感動といったものを確かに忘れかけているように思いました。
 見えているのに見えていない、聞こえているのに聞こえていない、感じられるはずなのに感じない。五感の鈍りを痛感しました。
 いつもそこにあるのに、感じない。まるで、「とってもゴースト」。

 要するに、忙しすぎるんでしょうか。
 渡嘉敷島から観た夜空。デンマークのソーホェの犬のキャンディとの雨上がりの湖畔の散歩。モンゴルの大草原の中のとぼけたモンゴル犬を思い出しました。目をつぶると思い出せる景色。あの時の風も感じます。

 一歩アイプラザを出れば、うだるような暑さの中、けたたましくクラクションを鳴らし走る車。肌を露出し、けばい格好で歩く若者達。道端に座り込む女子高生。いわゆる不快指数が極めて高い梅雨晴れです。
 要するに、人間の感性が、鈍っているんでしょう。

 小泉総理のメールに、孤独の重要性が書いてありました。悠久の緩やかな時間が流れる大自然の中で、一人考える、あるいは何も考えない時間が、人間には、もっといるのだと思います。自然に五感を開放する時間が。

 「私は、孤独ほど仲の良い友達を見つけたことがない。」
 誰もが、いつか自然に還ります。
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2001年7月8日(日)【頑張って小泉さん】
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 今朝のTV「報道2001」、辛口の評論でなる竹村健一氏が、思わず、「頑張って小泉さん!」。ズルッ。確かに、私も、自民党に入れたくなってしまいました。今日の朝からの一連のTV番組で、およそ参議院選挙の勝敗が、はっきりしてしまうと思います。
 少なくとも、小泉内閣に対しては、YESで、これが、衆議院選挙なら自民党圧勝でしょう。
 ずいぶん政治が、わかり易くなったということは、高く評価できると思います。この流れは、いずれ地方にも波及すると思います。また、させなくてはいけません。


 さて、先日の「中心市街地活性化セミナー」に関して、相当ご年配の女性から、内容について、憤りを覚えているという、留守番電話にメッセージが入っていました。
 中心市街地活性化というのに、「中心市街地」も、「活性化」も、一言もなかったというのです。いったい何を聞かれていたのだろうか、と思うのですが、こういう、ご判断もあるのかなぁ、と、非常に悲しくなりました。
 何をしたんだろう、無駄だったんだろうか、と、一本の電話で叩き落とされた感じです。皆様にご迷惑をお掛けした、ただの自己満足だったのか。

 とりわけ、今回、休日の火曜日に設定したにもかかわらず、商店街の方が、思いの他、反応して下さらなかったことも辛く、私には珍しいほどのダメージです。


 が、しかし、中心市街地活性化ということに、これだけ反応して下さるという「応援」の声と捉え、早急に第2回を企画したいと思います。
 構成には大きく迷いながらも、回数、やり方の問題だと思います。

 まずは、地域住民が主体の「中心市街地活性化を考える会」として、勉強会から始めるのが良いのかな、と思います。その事務局をするのが、良いのかもしれません。
 最初は、10人でも、例会を重ねていくことで、見えてくることがあるかもしれません。月1回の定例勉強会。たとえ1時間でも。

 地道に腰を据えてやらなくてはいけない。そんな決意をさせてくれた、ありがたい電話でした。



 さて、本日は、午後2時から、岡山国際ホテルで、自民党合同女性大会(女性のみ)があり、太田房江大阪府知事が来られます。

 さらに、午後6時から、ホテルグランヴィアで、「改革で未来を拓く大集会」が開催されますが、この会には、石原伸晃行革担当大臣が、来岡されます。
 どなたでも参加自由です。

 どうか振るって、ご出席下さい。
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2001年7月9日(月)【岡山市配慮要望事項より】
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 情報公開と市民参加を基調とし、サスティナブルな市政の運営に務めながら、国際的に通用する特色をもった「国際・福祉都市」の実現を目指す岡山市が、先般の「平成14年度重点政策提言事項」に引き続き、「平成14年度予算編成に向けてー配慮要望事項ー」を取りまとめました。

 個人的には、添付文について、県・市は、対等・協力関係だとは思いますが、「行政」の長たる市長名で、県議会「議員」に対して、郵送でのみ頂戴する文書としては、一般論として誠意を感じません。
 議員に対しては、「尽力」を「要望」する、とのことですが、公文書として、どうでしょうか、研究して欲しいところです。

 結局は、予算編成の話ですから、国への「要望」で、県が間に入るのが、屋上屋を重ねるような無駄であるのを私も感じますが。

 もとより、私は岡山市選出の議員ですから、言われなくても、岡山市のために尽力させて頂きます。
 
 このうち、幾つか気になるものを羅列させて頂きます。

[外環状道路]

・県施行で、新規事業採択された、外環状道路の一部となる竹田升田線
(一般県道藤原線〜主要地方道東岡山御津線間)の整備促進。

・市施行で、施行中の、外環状道路の一部となる岡南線(都市計画道路
 津島飛行場線〜都市計画道路洲崎築港栄町線間:パブリック・ゴルフ
 場付近)の整備促進。

 岡南大橋から、ぐるっと大きく旋回していくイメージが、わかないのが普通だと思います。


[中環状道路]

・県施行で、新規事業採択された、中環状道路の一部となる米倉津島線
(西崎一丁目〜一般国道180号間)の整備促進。

・県施行で、施行中の、中環状道路の一部となる米倉津島線(都市計画
 道路富本町三田線〜西崎一丁目間:JR三門駅以南付近)の早期完成。

・市施行で、施行中の、中環状道路の一部となる下中野平井線(岡山港
 線工区:十日市西町地内の350m)の早期完成。

・市施行で、施行中の、中環状道路の一部となる下中野平井線(下中野
 工区:下中野地内の130m)の早期完成。

 中環状道路も、少し見えてきましたが、桜橋と旭川大橋の間に、もう一本、橋が架かるのと、JR三門駅以北をどう山越えしていくか、これは、当分かかりそうです。


[内環状道路]

・県施行で、施行中の、内環状道路の一部となる久米東岡山線(新屋敷町
 〜大供間)の早期完成。


 その他、国道、県施行道路・街路事業、市施行道路・街路事業道路の整備促進の要望が、多々あります。この区別、なかなかつきません。


[岡山操車場跡地及び周辺の整備]

・岡山操車場跡地公園(仮称)球技場整備事業の促進(積極的な財政支援)

 規模:8ha、事業期間:平成8〜14年度。
 平成13年8月:他目的広場(アクションスポーツパーク)の一部供用開始。
 平成15年春 :全天候型多目的球技場オープン

・JR山陽本線岡山駅〜庭瀬駅間(岡山操車場跡地周辺)への新駅設置の
 整備促進。

・新駅北地区土地区画整理事業の事業促進


[市街地再開発事業の促進]

・岡山市駅元町第二種市街地再開発事業第2工区
(工期:平成14年度〜17年度)

 デジタル・アーカイブを活用した総合博物館「岡山市デジタルミュージアム(仮称)」の整備。
 NHK岡山放送局(岡山放送会館)の移転・入居。
 ホテル、商業施設、業務施設。

[JR岡山駅東西連絡通路(歩行者専用通路)についての指導及び支援]


その他、多くありますが、読めばわかると言いながらも、やはり、「説明」を頂きたいものです。
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2001年7月10日(火)【乳幼児対策について】
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 参議院選挙は、いよいよあさって告示です。出陣式は、午前9時。是非、岡山市津高の事務所に、お越し下さい!!

 本日は、岡山市の乳幼児対策について。特に、中核市となり、保健福祉行政が、市に移管されているために、岡山市の施策ということになります。

 まず、保育所の充実についてですが、平成11年度の少子化対策臨時特例交付金で、保育所の創設、増改築などにより、待機児童が大幅に減少されただけでなく、夜間保育の創設、休日保育の試行など多様な保育ニーズに柔軟に対応できるようになったとされます。
 また、新エンゼルプランにより、少子化対策、子育て支援も推進されています。

 しかし、岡山市では、女性の社会進出や経済情勢等により、さらに保育園入園希望者の増加が見込まれるため、さらに、保育園の施設整備を拡大していく必要があります。

 具体的には、施設整備費の国庫負担(補助)の拡充および基準単価の引き上げが、要望されます。
 さらに、多様化する保育需要や子育て相談等地域の子育て支援に対処するため、全ての保育所において主任保育士の選任化を図ることが、要望されます。


 また、乳幼児の早期受療と育児に要する経済負担の軽減を図るため、乳幼児医療費公費負担制度の創設が要望されています。

 実は、これは、県と市の関係が思わしくないことの象徴のように言われていた経緯があります。

 具体的には、「岡山県乳幼児医療費公費負担補助事業」という事業があります。3歳未満の乳幼児については、自己負担額の10分の8が、助成されます。
 ちなみに、この10月から助成方法が、償還払い(先払いして後から返って来る)から現物給付(端から払わなくて良い)に変わります。
 このうち、岡山市への補助率が6分の1だったところ、この10月から、5分の1に引き上げられます。

 また、岡山市の場合は、3歳未満の乳幼児に、「岡山市乳児医療費給付条例」で、自己負担額の10割が、助成されています。県事業の変更もあり、この10月から現物給付ということになります。


 ちなみに、この上乗せ条例は、対象年齢が市町村によってまちまちで、岡山市は、3歳未満ということですが、全県一律ではありません。

 少子化対策として、国に乳幼児医療費公費負担制度の創設を要望するわけですが、国、県、市、どこも財政難。
 子供はできるもの、つくるもの、という前提で、子育て保険をかけるわけにはいかず、個人的にも、手厚い支援は頂きたいものの、現実は厳しいものがあります。
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2001年7月11日(水)【高校生の主張】
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 いよいよ明日は、参議院選挙出陣式です。それにしても、ずっと先のことと思っていたのですが、明日という日は来るのですね。雨が降らなければ良いですが。
 是非、お時間のご都合がつきましたら、津高の選挙事務所にお越し下さい。なお、明日の司会をどなたがされるのかは、存じ上げません。


 さて、「その512」に引き続き、またまた例の高校生達が、クーラー設置を求めて書面活動を街頭で行いました。TV報道によりますと、現在3000人。7月23日に、岡山県教育長に提出するとのことです。

 TVは、「わがままかどうか」、という論調でしたが、暑いものは暑いので、私は、わがままとは思いません。
 財政難ではありますが、いつか、つくだろうと、おそらく誰もが思っています。お金さえ潤沢にあれば、明日にでもつけてやりたい、誰もが、そう思うでしょう。


 私は、彼らの希望は、多いに理解するのですが、街頭で制服で署名活動をする、その手法を問題にしているのです。

 根本的には、「おもちゃが欲しい」と、往来で、だだをこねて泣いているのと変わらないのです。これを成功事例にしては、彼らのために良くありません。今後の高校生のためにも、これをやすやすと通してはいけません。
 私は、敢えて「大人」という、彼らの壁になりたいと思います。

 TVインタビューで、A高校の制服を着た女子学生が、「クーラー設置が目的ではなく、17歳も真剣に考えている、ということを大人にわかってもらいたいから署名活動をするのだ」という趣旨を説明していました。

 私は、それ自体が、「甘え」だと思うのです。
 彼らは、大人と戦っているのではありません。要するに、大人に甘えているのです。根本にあるのは、自己犠牲ではありません。自己満足なのです。
 そこに、私は、欺瞞とか、傲慢さを感じるのです。あるいは、妙な純粋さかもしれません。


 個人的には、毅然たる態度で、県教育委員会は署名を受け取るべきでない、とすら思います。高校生の団体が、主導の署名は、断固拒否すべきである、と思います。
 彼らのためにも、ここは行政が、公的に、相手にしてはいけないのです。


 まず、学内で、総意をまとめよ。署名をするなら、学内で、生徒や保護者ものを集めなさい。まず、教師、PTA、同窓会に、充分働きかけなさい。なぜ、それが言えないのでしょう。どうして、街頭に出る必要があるのか?

 PTAや同窓会に対して、なぜそれが言えないのか、あるいは、自分達で後輩のために取り付ける手法を最初に考えたのかどうか。
 PTAが、あるいは、校長が、要望をあげるべき話です。

 だいたい17歳を主張したければ、なにも署名せずとも、演説でもすれば良いのです。表現の仕方は、もっとあるでしょう。


 要するに、悪気はなくても、結果として、彼らのやり方が、極めて「かわいくない」ことになっているのでしょう。もっとも、かわいくやりたいと思ってもいないでしょうが。


 なにより、教師は、生徒が学内を離れ、学外での署名活動を放置するな、と言いたいのです。とりわけ、制服での学外活動は、許しはいけません。
 A高校が、あげてやっている署名活動ではないのです。彼女に、全同窓会を象徴する制服で、署名活動する、そんな権利も資格もありません。

 まして、問題は、PTAです。高校生会議以来、PTAは、どう動いているのでしょうか。学外署名活動が、知らぬ存ぜぬで済む話ではありません。

 加えて、同級生や同じ学校の生徒達は、彼らをどう見ているのか。私は、むしろ、彼らの行動を馬鹿にする高校生の方が、嫌いです。

 それでも、私は、この行動は、評価できません。

 個人的には、最後は、大人のPTAが出ていって収拾しないと、彼らは、自分達で尻は、ふけないと思います。
 むしろ、彼らは、とりわけ純粋なのでしょう。このままでは、自分にも収まりがつかなくなります。彼らは、結局は、大人を求めているのです。
 署名を出しても、たちまち何も変らないのだから、大きな流れとして、大人が受けてやらないと、彼らの努力も浮かばれません。


 いろんな意見が、あると思います。
 ただ、私は、本気なのです。

 まぁまぁ、と受け取ることは、簡単です。善処します、で、お茶も濁せるでしょう。高校生のやってることだから、やらしたりゃぁええが。大人ぶるのは簡単です。しかし、それは、私は、彼らに対して、本気の態度とは思いません。
 こんなに簡単に世間は動かせるんだ、マスコミは乗ってくるんだ、大人をいじられるんだ、そういう体験をさせてもいけません。
 本気で立ちはだかってやるべきではないでしょうか。

 まず、一回、思い切り突き放す方が、長い目で見て彼らのため、あるいは、そこから、彼らが大人を、あるいは大人自身が、動きだす端緒になる、と思います。


 どうなんでしょうか。例えば、私は、一宮高校のOBとして、後輩のために、クーラーを寄贈しようということは、そんなに抵抗があるわけではありません。大人は、子供の声に動きませんか?


 皆さんは、署名をされますか?高校生が、署名活動し、教育長に提出する行動をどう評価されますか?こういった場合の大人の役割とは、なんなのでしょう?
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2001年7月12日(木)【個別的労使紛争相談】
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 いよいよ参議院選挙スタートです。ここから、17日のロングランです。

 さて、従来から労働組合と使用者との間の集団的労使紛争解決について、地方労働委員会も努めてきたわけですが、近年、企業における雇用形態の個別化や多様化が著しく進展し、解雇や賃金不払いなど、個々の労働者と使用者との間の紛争(個別的労使紛争)が、増加する傾向にあります。

 そこで、この8月1日から、公労使三者構成による労使紛争の解決機関として、地方労働委員会による個別的労使紛争に係る相談及びあっせんが、実施されます。
 組合の組織率の低下ということが背景にあるわけですが、中国地方では初。全国的にも、早い実施です。


【パパイヤ鈴木】

 8月10日(金)午後1時30分から、岡山シンフォニーホールで、「晴れの国おかやま国体」県民運動推進大会{POWER WAVE O・KA・YA・MA発進!」が、開催されます。
 メインゲストは、「パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ」。

 大切な皆様の税金です。是非、パパイヤ鈴木は、ご覧下さい。場合によっては、私も踊ろうかしら?


【日米青年政治指導者交流プログラム】

 私も、一昨年お世話になった「日米青年政治指導者交流プログラム」で、9月23日(日)から26日(水)まで、アメリカの8人の若い政治関係者が、来岡します。順送りで、私も、彼らをお世話しないといけません。
 行政視察、県議会訪問はもちろんのこと、彼らに、是非、焼き鳥と日本舞踊を体験して欲しいのですが。

 今から楽しみです。
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2001年7月13日(金)【MSAS(メザス)作戦】
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 本日は、商工労働警察委員会。国会と違い、閉会中でも、議会の公式行事はあります。むしろ、国政選挙に地方議会は、日程を無理に合わせる傾向もあります。

 13年度上半期の交通事故の発生状況の報告がありました。昨年同時期に比べて、人身事故死者数は、5人増の90人。特に、高齢者(65歳以上)が、全体の43.3%。前年比+10人の増。
 速度違反、飲酒運転による死亡事故も軒並み増加しています。

 岡山県の交通事故死者数は、全国17位(1位は、北海道)。中国管区では、広島に次いで2位で、運転マナーの悪さも含めて、とても誉められる状況ではありません。

 今後の対策としては、MSAS(メザスと読ませる)作戦。M(無免許運転)、S(スピード違反)、A(アルコール:飲酒運転)、S(シートベルト、チャイルドシートの不着用)の防止。
 加えて、広報・啓蒙活動推進ということですが、ハード面(信号機、交差点、なにより環状道路等の未整備)も、かなり大きな原因だと思います。


【ゴミぃ〜捨てな】

 なにしろ、慢性的な処分場不足、おまけに本年4月1日からの「特定家庭用機器再商品化法(通称家電リサイクル法)」が施行され、冷蔵庫・TV・エアコン・洗濯機の処分が有料化。
 加えて、岡山市・倉敷市等の自治体が、粗大ゴミの収集(処分)を有料化したことに伴い、家庭ゴミの不法投棄を中心に廃棄物の不適正処理事犯が、急増しています。

 新見市の森林センターの現業国家公務員が、大佐町の山林に、3tの一般ゴミを埋めた事件は、記憶に新しいですが、一般廃棄物の不法投棄は、対前年比倍増の29人。(産業廃棄物の不法投棄も微増)


 自治体の監視体制も自ずと強化されているわけですが、例えば、岡山県は、岡山県廃棄物適正処理推進員を平成3年2月から、各地方振興局単位に、156人配置。

 また、例えば、岡山市では、本年4月から、町内会世帯数単位に、岡山市リサイクル推進員をお願いしていますが、7市11町村で、約2750人の委嘱・ボランティアの方が、活躍中です。

 さらに、最近話題ですが、倉敷・総社・真備町・川上町郵便局の外務員が、郵便配達に伴い監視・通報措置で、協力されています。

 おそらく、きちんとしたシステムや意識啓発がされない限り、増えこそすれ、減らないかもしれません。


【ハートフルおかやま110】

 悩みをかかえる青少年や保護者からの相談に対し、迅速かつ的確に対応するために設置する「岡山県青少年総合相談センター(通称ハートフルおかやま110)」の開所は、7月16日。
 蕃山町の岡山県開発公社ビル内に設置されます。

 電話番号は、086ー224−7110(「ニコニコし、悩みは、110番」と覚えてもらいたいそうです。)ここから、教育相談、子どもほっとライン、すこやか育児テレフォン、ヤングテレホン・いじめ110番の4つの相談窓口が紹介されます。

 ホームページは、ttp://www.pref.okayama.jp/seikatsu/soudan/
メールアドレスは、sodan110@po1.oninet.ne.jp

 「青少年問題を考え、行動する100人委員会」の「おかやま青少年さんあい運動(であい、ふれあい、たすけあい)」の一環と言えるかもしれません。
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2001年7月13日(金)【続々岡山リサーチパーク・インキュベートセンター】
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 商工労働部工業振興課IT産業推進室担当の「岡山リサーチパーク・インキュベートセンター」については何度も取り上げますが、久々の大型事業です。(その465、507参照)
 「長期ビジョン」で言えば、「新たな産業・流通県づくり 新産業を興す」という項目で、「岡山県産業活性化ビジョン」に基づくものと言えます。


 先日、お馴染みの大規模事業評価委員会の「意見」が出ました。なんの民主的コントロールを前提にした法的根拠があるのか知りませんが、なぜか、県議会の意思決定よりも、今や遥かに、大きな縛りがかります。

 PFI導入を含めて、事業は妥当ということですが、「ただし、厳しい財政状況や事業効果の向上に十分配慮し、共用スペース・スタッフルーム等の見直し、入居者選定の工夫、PFI事業者の活動状況のチェックなどの面について、更に検討を要する面があると考えられ、こうした検討を通じて、本計画全体の費用対効果の最大化を図るよう一層努力すべきである。」とのことです。


 なお、立地条件等について、専門家意見というのがあります。すなわち、ITのソフト系のコンテンツ制作なら市街地中心部が良いが、次世代は、xIT(ITを活用したバイオIT、ナノIT等)が、主流になると言われており、様々な技術にITが組み込まれていくようになる。(ので、悪くない立地条件。)

 また、岡山情報ハイウエイの速度や回線容量なら全く問題はないが、ネットワークの接続形態、接続方法について指導・アドバイスが受け易い環境が必要とのことです。

 さらに、深夜営業のレストランや、プロジェクトを一緒に考え研究開発の進行管理、PR等を行うバックオフィス業務の必要性も指摘されています。



 さて、この施設の目玉は、岡山県の事業初のPFIの手法の導入です。


 PFIについては、再記述致しますが、県が公共施設等を整備しようとする場合に、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(平成11年法律第117号)」等に基づき、導入可能になったものです。

 この方式は、公共施設等の建設、資金調達、維持管理、運営等について、公共が直接実施していたものを民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行うことにより効率的・効果的に事業が実施されるなど、導入効果が見込まれる場合に、民間事業者に委ねることとする事業手法です。

 今回は、大規模事業評価委員会から、PFI導入にお墨付きが出たというわけです。


 具体的には、施設は公の施設として整備します。PFI事業者が、施設を設計・建設(build)し、完成後施設の所有権を県に移転(transfer)したうえで、事業期間中(15年とする)、施設の運営(operate)・維持管理等を行うBTO方式にします。
 設計・建設に伴う費用及び維持管理・運営に伴う費用を県は、「サービスの対価」として、PFI事業者に支払います。


 そこから、見込める効果ですが、まず民間の創意工夫による効果があるとされます。
 すなわち、施設の設計・建設から、建設後の施設の保守管理、清掃、警備及び入居者に係る募集活動等の施設運営を一括して、民間事業者が請け負うことで、建設費、維持管理費等の削減が見込まれるというのです。

 この点、要するに、入札に伴う様々な弊害から少なくとも行政は、逃げることができます。ただ、逆に、民間にとっては、どうでしょう?個人的には、PFI事業者が、県外大手資本だとしたら、地元業者にとって良い話かは疑問です。

 また、民間のノウハウを活かして、入居者へのきめ細かい支援等、より質の高いサービス提供の提案も期待できるとされます。じゃぁ、今までの行政は、なにをやってたんだ?と聞きたくもなりますが。

 次に、県が従来型で実施する場合に比べて、財政の平準化を図りながら、概算見込みで、施設整備及び管理運営に係る県負担総額について、現在価値に換算して、約1億円程度の削減が見込まれています。
 これは、PFI事業としては比較的小さい規模の事業であり、しかも、県が直接実施する場合と同様の国庫補助金を活用することが、前提の話です。

 「その479」で指摘させて頂いたように、PFIは、決してバラ色の手法ではありません。極めてリスクが高いのですが、むしろ、手を挙げてくれる業者があるのか?という話とも言われています。


 いずれにせよ、石井県政初の前向きの大型事業です。未来への贈り物としてなんとしても、成功させたい取り組みです。



【ママカリ個人演説会のご案内】

 7月16日(月)午後6時30分から、JR岡山駅西口のママカリフォーラムで、参議院選挙個人演説会が開催されます。
 当日は、竹中経済財政政策担当大臣も応援弁士で入られます。

 ちなみに、私は、開会挨拶のトップバッターで3分。逢沢代議士や萩原市長もおられると思いますが、演壇に立てば、私も若手県議会議員です。
 最初から、全力でハイテンションで、ぶちかまそうかと思います。(以前、市長から全体の流れが読めていないと、注意されたことがありますが、おかまいなし。私には、芸はありません。応援に遠慮なし。)
 寄席で言えば、いきなり中入り後の「食いつき」。元気に参りましょう!

 どうか、皆様奮ってご来場下さい。


 また、明日(土)午後3時から、JR岡山駅東口ラヴィール岡山で、比例区の清水かよこ候補の決起大会。こちらも、奮ってご参加ください。
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2001年7月14日(金)【愛校心】
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 第28回全日本パワーリフティング選手権大会で、岡山大学が、2年ぶり3度目の総合優勝を飾り、文部科学大臣杯を獲得しました。
 本日は、優勝祝賀会があり、僅かだけですが出席させて頂きました。

 しばしばウエイト・リフティングと混同されますが、やや知られていない競技かもしれません。

 ウエイトリフティング(重量挙げ)は、クリーンとジャークというバーベルを頭上に差し上げる2種目で競われますが、パワーリフティングは、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトというウェイトトレーニングで基本となる3種目を行い、その合計重量で勝敗を競うスポーツです。
 体重別に階級が分かれています。

 ちなみに、2005年に開催される岡山国体では、赤坂町で、デモンストレーション競技として行われます。

 何が値打ちかというと、この種目が岡山、しかも国立大学である岡山大学がコンスタントに優秀な成績を上げていることです。


 岡山大学体育会ウエイトトレーニング部顧問の三浦助教授は、ちょっと江戸っ子で、実は、早稲田の先輩になります。

 「私達の最終目標は、本日ご出席頂きました岡山大学漕艇部の藤原監督、自動車部の草野監督のように、愛校心に溢れる岡山大学運動部の卒業生の方々と力を合わせ、岡山大学運動部の学生が国際社会で通用し、貢献できるような人材を育成することです。
 そして、彼らが自らの子ども達に母校である岡山大学が魅力ある大学であることを自慢できるようにすることです。(三浦先輩謝辞より)」

 早稲田は、一種独特であり、日本一、否、世界一、愛校心があると言っても過言ではないでしょうが、国立大学への愛校心を全面に出されることに、強く引かれます。
 要するに、「誇り」です。結局は、「ハートなんだよ。」
 私は、本当に素晴らしいと思います。燃えられとんなぁ〜。


 なお、同部の後援会が立ち上がりました。詳細がわかりましたらお知らせいたします。
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2001年7月15日(日)【お願い】
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 明日午後6時30分、JR岡山駅西口のママカリフォーラムで皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
 これはかなり厳しいことになりそうです。どうかよろしくお願い申し上げます。
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2001年7月16日(月)【危険な兆候】
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 本日のママカリフォーラムでの個人演説会は、なんと主催者発表1000人の大盛況になりました。実は、今朝は、市議の先生方とのやりとりで、全く動員が見込めないので、パーテンションで区切るか、椅子を減らす以外ないだろうという話でした。

 なにしろ、会場設営や駐車場関係一切は、選挙事務所の仕切りで、当方は、各々の割り当て分の会合案内のみの担当でありましたので、全体が見えず、不安を通り越し、既に諦めの境地に達しておりました。

 しかし、5時30分からのロイヤルホテルに動員された方々が、近所なので、そのまま、「はしご」で、ママカリまで「流れて」きて下さり、晴天のへきれきのような大盛況になったわけです。

 ご多忙の中、しかもやや暑い中、日に2つも個人演説会に御出席頂いた皆様に心より感謝申し上げますとともに、窮状を見るに見かねて、わざわざ、お越し頂いた皆様に、心から感謝とお詫びを申し上げます。
 本当にいつもお騒がせ致しまして誠に申し訳ありません。本当にありがとうございました。


 私は、トップバッターで、ムチャクチャな応援演説をさせて頂きましたが、実は、肌でこの選挙の危険性を感じました。自民党は、あと2週間もつかな?という漠然とした不安です。
 それは、なにか、民意の汲み取りを間違えていないか?たいへんな奢りの状態になりつつあるぞ、という不満でもあります。

 ピークは過ぎたぞ、と、直感的に思います。
 舞台で、ずっとそんなことを考えていました。


 「変革」「改革」とは、なんぞや?ですが、これは、いつのまに、まずもって、国民に対して痛みを伴うことを覚悟して下さい、という話になったのでしょうか?小泉総理を歓迎した民意は、そこにあったのでしょうか?
 私は、違うと思います。

 民間が、リストラや倒産の恐怖と戦いながら、血の汗を流し、努力をされている中、一般常識と大きくかけ離れたところにある行政や政治家に対して、民間と同様の、あるいは、それ以上の努力を求めているのです。なぜなら、それは、言うまでもなく、我々の血税に基づくものだからです。
 それがまずあって、耐えられる我慢です。

 小泉総理は、まず自民党の改革をうたいました。自民党の中にあって、自民党を変えて、政治を変える、すなわち、自らの肉を切る、国民は、まずそれを評価したのではないでしょうか。
 行政や、なにより、政治家をリストラする、それが、改革なのではないでしょうか。我々が、見たいのは、行政や政治家が、国民よりも先に「痛ん」でいる姿です。まず範を示せ、と言いたいのです。

 構造改革をしたら、皆さんも痛みを伴いますよ、結果そうなったとして、なぜ、それが自民党改革の先に出てくるのでしょうか?
 自民党や政治をどう変えるのか?どれだけ、国民のため、日本のために、腹を切るんですか?我々が知りたいのはそこです。


 我々は、旧来の自民党に対して、政治に対して、YESと言ったわけでもなんでもありません。
 自民党が、総裁が変わっただけで、なにか信託を受けた、禊を受けたと捉えるならたいへんな勘違いです。もしそうなら、民意を履違えているとしか言いようがありません。

 2週間は、ぼろが出るには、十分すぎる時間です。私は、私なりに、自民党の動きに注視したいと思います。
 時代は、まさに、ドッグイヤー。このまま、乗り切れる保証など、どこにもないのです。
 奢る平家は久しからず。


 今回の選挙戦では、私が、応援弁士に立つことは、もうありません。
 ただ、20日(金)は、終日、自民党の街宣車に乗り込みます。私は、あくまで自民党改革をやはり叫ぶと思います。
 良くも悪くも、自民党が、日本の未来を大きく動かしているのは事実です。その自民党が変わらなければ、日本の政治は、決して変わらないのです。


 もうひと揺れあるのではないでしょうか。それをどう越えるのか。
 選挙戦は、長いです。
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2001年7月17日(火)【舛添要一氏来岡!!】
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 本日は、午前中、スポーツ(トレーナー)関係のNPO設立の相談で、県庁内を経巡っておりました。国体に向けた競技力向上もさることながら、コンディショニング、怪我の防止なども極めて重要です。それが伴っての競技力向上です。

 とりわけ、障害者や高齢者のスポーツのトレーナーということで、微力ながら応援させて頂ければと存じます。
 ちなみに、私は、体育は苦手で、中2の時の長距離走大会で、学年でビリになったことがあります。くそっ、苦い思い出だぜ!!


 さて、実に突然ですが、明日、参議院選挙比例候補・舛添要一氏が、来岡されることになりました。滞在は、僅か1時間。私も、さっき知りました。
 だいたい午前10時から、ドレミ前、10時30分から、天満屋アリスの広場前で、街頭演説をされる予定です。
 ふと天の声が聞こえ、急遽司会をさせて頂くことになりました。


 ここだけの話ですが、来週26日(木)は、釜本邦茂先生も、来岡されます。あまりにも恥ずかしいので秘密にしていましたが、既に私の手元には、サッカー全日本のユニフォームが届いています。(背番号3。誰やねん?) 私は、それを着ることになっていますが、もー、嫌で嫌で。
 応援弁士は良いのですが、サッカーのユニフォームは、勘弁して欲しいのです。絶対似合わないっつーの。気が重いです。
 ちなみに私は、農耕民族にフィットした野球の方が、まだできそうな気がします。


 往来には、某党のプロレスラーの看板が並びます。
 有名人が、出られるのは、盛り上がって良いとも、思います。

 TVでお馴染みの舛添要一氏の応援に、お越し下さい。お時間のない方も、自動車で通りかかられたら如何でしょうか。
 外は、雷雨。
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2001年7月18日(金)【疾風の如く 舛添要一候補】
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 さすがに、比例全国区となると、こんな調子かな、というのが、自民党公認候補、国際政治学者、舛添要一氏の慌ただしい来岡。
 滞在時間は、僅か正味1時間。サインにも応じながらの街頭演説でした。

 ドレミ前と天満屋前の2個所のみの街宣で、すぐ、倉敷に。疲労からか、目を傷められており、全国区は残酷区とは、よくぞ言ったものです。

 どうも、舛添先生、ことさら、大橋巨泉に、ご執心のようで、ライバル意識むき出し。500万票という最高得票で当選されると宣言されました。

 私は、午前10時頃から、県内調査を中断し、呼び込みに始まり、広報車の流動街宣と、大騒ぎ。個人的には、盛り上がりました。
 舛添候補は、私を認知されなかったと思いますが、せめて団扇に、サインを貰えば良かったと後悔しています。

 応援に駆けつけて頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 きっと、あと数回、有名人な方が、来られるかもしれません。
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【セイフティーネット 職業能力開発】
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 失業者は約360万人。失業率は、実質4・9%とも、5%を越えているとも言われる状況の中で、「痛み」に対して、十分なセーフティーネットが必要です。
 万が一、皆さんが離退職された場合に、転就職するのに、雇用主、事業主が求める人材に必要な技能を持っていなかったとしたら、最就職は、ままならないかもしれません。

 産業・職業、地域、年齢間における労働力供給の需要との「ミスマッチ」、中高年齢者の雇用機会の不足に対応し、機動的な職業訓練を実施する、職業能力開発は、極めて重要です。
 いわば、「痛み」のセーフティーネットのひとつに、この職業能力開発は、挙げられています。


 個人的には、2年後に失職している場合も想定して、身につまされるような思いで、本日は、国の職業能力開発施設の調査に参りました。
 商工労働警察委員会委員というより、この春より、任命された「岡山県職業能力開発審議会」の委員としての動きと言えるかもしれません。


 具体的には、岡山県商工労働部雇用対策課の御世話を頂き、「雇用能力開発機構岡山センター」「岡山職業能力開発促進センター」「中国職業能力開発大学校」「国立吉備高原障害者職業能力開発校」の4施設を見て回りました。
 午前9時前にスタートしましたが、なにしろ途中、舛添候補の応援もあり、夕方まで、非常にきつい日程になりました。


 とりわけ、こういった国の施設は、県議会議員の県内調査で絶対に行かないこともあり、県の職員の方も勉強を兼ねて帯同して下さいました。

 近々に井笠地区のオンリーワン企業の視察に行く計画を立てていますが、職員帯同というのは、ひとつの評価だと思います。職員の方にとっても、良い機会になるのですから。


 その517で、感じた疑問の幾つかは、解決しましたが、更に大きな疑問も持ちました。



【雇用・能力開発機構】

 労働省の外郭団体で、「雇用促進事業団」は、「雇用・能力開発機構」と名を変えましたが、実は、見直しの対象になっている特殊法人のひとつです。
ttp://www.ehdo.go.jp/
 各都道府県に雇用能力開発センターを設置して、中小企業の人材確保に関する事業主支援業務、職業能力開発関連業務、勤労者財産形成促進業務等を実施して、雇用の安定に向けた様々なサービスを展開しているとのことです。

 ちなみに、雇用失業情勢の変化に対応した離転職者に対する職業訓練の実施、「ものづくり」などの分野における高度な職業訓練の実施等については、ポリテクセンターやポリテクカレッジ(別項後述)で実施しています。

 岡山県で言えば、前述の各施設に加えて、雇用促進住宅、岡山テルサ、山陽ハイツ、いこいの村、勤労者福祉センターなど、岡山県、市、あるいは、その外郭団体が大きく絡んでいる施設が、雇用・能力開発機構がかかわっています。
 さらには、中野サンプラザなど、サンプラザと言えば、この機構が絡んでいます。
 ご多分に漏れず、本旨から離れた宿泊施設、保養施設にまで、事業が拡大しています。
 見直しも、むべなるかな、という側面はあります。

 ともかく資金は潤沢。一応、雇用保険を財源にしているようですが、旧労働省の一般財源も突っ込まれています。


 この団体の行う産業・業種別職業能力開発体系、各訓練コース等の情報提供及び職業訓練に関する各種相談援助は、NTTクレド岡山ビル18F「岡山センター」にあります。

 おそらく、この施設をお知りになるのは、県下に、15個所ある厚生労働省の出先機関である公共職業安定所、いわゆるハローワークから紹介されて体と思います。


 ちなみに、この機構が行う職業訓練については、原則として、対象は、雇用保険の需給資格者です。
 受講料は無料で、入校時には、教科書代等が必要です。また、公共職業安定所長の指示により、入校されると訓練終了まで雇用保険基本基金手当が支給されるほか、条件によっては、受講手当て、通所手当が支給される等、特典があります。

 非常に厳しい表現として、生活保護よりも、職業訓練で再雇用、とも言われるようです。

 個人的には、例えば個人商店の方(雇用保険未加入者)には、こういった保護が及ばず、法施策の不備ではないかと思います。
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【ポリテクセンター岡山】

 大元神社の前あたりを通られて、「ポリテクセンター岡山」矢印の看板をご覧になって、なんの施設かわかられる方は、極めて少ないと思います。

 「ポリテクセンター岡山」(岡山市田中)は、特殊法人、雇用・能力開発機構の「岡山職業能力開発促進センター」の愛称です。

 在職者を対象にした能力開発セミナーや求職者を対象にした各種職業訓練をはじめ、多くのプログラムが用意され、多様な職業能力開発のニーズに応えています。
 加えて、「IT普及国民運動」の一環として、様々なレベルのITに関わる訓練を実施しています。

 また、従業員の職業能力開発を行う事業主団体や事業主の方々などに対する施設・設備の貸与や訓練の実施についての各種相談・援助を行うなど地域における職業能力開発の総合センターとして機能しています。

 本年度中の緊急雇用対策を受けて、現在8:55〜14:40と15:00〜20:20の2部に分かれています。

 特に、介護サービス科は、圧倒的な人気で、県の高等技術専門校と比較すると非常に施設が充実しています。
 その他、電気通信施工、テクニカルメタルワーク、FA(生産自動化)システム、情報システムサービス、住宅リフォーム、テクニカルオペレーション、ビジネスワークの各科があり、定員はいずれも15人から20人で、再就職に十分な技能が身につく仕組みになっています。

 この景気に、新棟も建ち、施設の充実度は、さすがに特殊法人という感は否めませんでしたが、実際の就職に役立つ技能修得に徹するという姿勢そのものは、高く評価できるのではないでしょうか。


 問題は、岡山県施設とのさびわけですが、国の施設に勝てようはずもなく、むしろ学科等のきちんとした分担を決めるべきではないかと思いました。やはり、国・県による二重投資という側面は、明らかにあると思います。
 ただ、新卒者を国の方は、受け入れていない部分は、大きく異なります。


 不謹慎な表現かもしれませんが、ちょうどお昼時、キャンパスという感じで、非常に楽しそうに見えました。ある種の自信かもしれませんね。
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【中国職業能力大学校 ポリテクカレッジ】

 大学でなく大学校です。要するに、文部科学省の所管でないものをそう呼ぶようです。例えば、防衛大学校、航空大学校、県によるものですが農業大学校など、結構あります。
 雇用・能力開発機構管理のこの大学校は、当然厚生労働省の所管です。

 玉島インターチェンジを降りてすぐ、作陽大学のすぐそばにありますが、これまた、あまりご存知ない施設だと思います。

 中国ポリテクカレッジは、この4月から、岡山職業能力開発短期大学校の施設を継承し、中国職業能力開発大学校として開講したものです。
 福山職業能力開発大学校と島根職業能力開発大学校が、附属になりますが、端的には誘致合戦に勝ったと言えるでしょう。

 ともかく、文部科学省に対抗するかのように、あくまで、実学に徹します。専門過程2年に、応用過程2年を加えて、専門知識・技能を融合して、生産に結び付ける教育訓練を行うということで、むしろ、特定分野を追究し、視野狭窄に落ち込みがちな大学の工学部よりも、卒業後、たちまち、即戦力になれるとのことです。

 あくまで、産業界のニーズにタイムリーに応える(実学融合)ということが、厚生労働省所管の醍醐味のようです。課目の半分が、実技。
 新卒者を研修機関として、育てる余裕は、中小企業にはなく、採用即戦力という時代になっていくのでしょう。

 逆に言うと、大学は、何をやっているのか、学問は趣味か、という疑問も出てきます。特に、文科系で、4年間、学問する、教授の趣味に付き合う、余裕は、誰も無くなることでしょう。
 ともかく、卒業するまでに資格が取れて、就職に直結するような大学でないと、少子化の時代に、大学も生き残れない方向になると思います。

 ちなみに、大学校のねらいとしては、在職者のスキルアップということも、イメージとしてあるようですが、それだけ余裕があれば、新卒の即戦力を選ぶ、という厳しいことになると思います。


 ところで、全校300人しかいない学校なのに、尋常でないような広さ。この7月には、建設費20億円の応用棟が完成。
 設備の充実度は、普通の大学の比ではないと思います。
 厚生労働省も、ずいぶん金があるんだなぁ、という気がします。

 例えば、公立中学校が絶対潰れないのにも似たような学校経営。
 それなら、私もしてみたいものです。
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【国立吉備高原職業リハビリテーションセンター】

 おそらく、本年度中には、非常に厳しい方向性が打ち出されると予測される吉備高原都市ですが、中核施設として「吉備高原医療リハビリテーションセンター」があるのは、ご存知のことと思います。
 ただ、これが、いわゆる労災病院、いわば、旧労働省系(労働福祉事業団所管)の病院であるというのは、私も初めて知りました。

 「国立吉備高原職業リハビリテーションセンター」は、この医療センターに隣接しています。(医療リハと職業リハを合わせて、総合リハ。)
 そして、その管理は、「雇用・能力開発機構」の前進である「雇用促進事業団」から分かれた「日本障害者雇用促進協会」(雇用・能力開発機構との人事交流あり)によるものです。

 当初は、医療リハと有機的連係のもと、中途障害の方の医療リハと職業リハというイメージがあったようですが、80人定員の高卒新卒の方を基本に、1年間の職業能力開発に重点が置かれるようになったようです。

 ただ、ひとつの傾向として、いわゆる学校施設などでノーマライゼイション、バリアフリー化が進み、以前よりは、比較的普通校に通学できるようになり、勢い重度の障害のある方が、来られるようになるということがひとつ。
 また、従来は、身体障害の方を対象にしていましたが、今後は、精神障害、知的障害のある方の職業能力開発を検討していくようです。
 この点、県の専門校は、知的障害の方も対象としています。

 パソコンは、障害のある方に、新しい可能性を産み出したのは、事実だと思います。多くのパソコンが並べられていました。

 もとより、障害者の方の雇用促進は、どんどん推し進めないといけません。ただ、この施設の充実度に対しては、多少なりとも疑問は覚えました。
 もちろん、県や市町村では、あれだけのことは、やろうにもやれないので、国の施策は、重要だとは思いますが。
 ただただ、すごいなぁ、とため息でした。

 個人的には、病院と連携した職業能力開発は、極めて重要なことだと思います。とりわけ、高齢者の方にとっても、必要なことだと思います。
 しかし、結果論ではありますが、やはり、街中にあるべきだと思います。
 残念ながら、吉備高原都市は、目論見を外れて、やや陸の孤島になりつつあります。



 今回は、いわば雇用・能力開発機構の管理する国の施設を見て回りましたが、国と県の役割分担、特殊法人にたいして、多くの疑問を持ちました。
 けれど、これは、おそらくごく一部のことなのだと思います
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2001年7月19日(木)【視聴覚ライブラリーの未来】
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 本日は、岡山県視聴覚ライブラリー連絡協議会会長という立場で、協議会会員のうち、芳井町、井原市、赤磐郡、御津郡の各視聴覚ライブラリーを訪ねてまわりました。

 昨日に引き続き、帯同頂くというよりも、2名の担当職員の方の県内出張に、私がついていく、というスタイルをとりました。
 今朝もスタートは、9時前。連日の遠足というには、4個所の駆け足の調査は、実にしんどいものがありました。

 いつもお伝えしておりますように、基本的には、16ミリフィルムを貸し出す、視聴覚ライブラリーですが、フィルムがビデオに取って代わられ、そのビデオの利用も、がた落ちです。
  現時点では、県内20の視聴覚ライブラリー、いつどこが、事業を止めてもおかしくないと言えるでしょう。


 ただ、岡山情報ハイウエイは、こういったビデオの貸し出しについて、新たな可能性を感じさせてくれます。
 いつか、ネットワークにデジタルビデオが、乗っかる日が来るのではないか。地域のお宝のような映像が、ネットで復活するのではないか。
 視聴覚ライブラリーから、デジタルライブラリーへ。
 生涯学習センターを核に、この株は、大化けするかもしれません。

 そして、生涯学習自体の可能性も感じます。「その523」の「大学コンソーシアム京都」を岡山で具体的にイメージできるとしたら、生涯学習センターしかありません。
 生涯学習センターをキーステーションにして、例えば、岡山県内の国公私立大学の講義が、各市町村の生涯学習施設で、あるいは、末端の公民館で、ネットで流される日が、そこまで来ています。
 一流講師の授業を近所の公民館で簡単に聞けるのです。

 本日は、視聴覚ライブラリーの現状、また、未来の可能性を十分に確認することができました。


 加えて、国策のIT講習会の市町村での現状も見ることができました。その中で、おそらく本年度で終わるIT講習会の来年度以降に、大きな不安を感じました。

 既に、各施設にパソコンは配備されています。来年度以降どうするのか?やはり、本年度IT講習を受講された方、あるいは、ITに詳しい地域の方が、自発的に、教えあう、いわばITボランティア、あるいはIT支援NPOが、出てこない限り、この財政難に、宝の持ち腐れになること必至です。
 いわば、来年度以降の地域のIT講師養成も、同時に行う必要があるのではないでしょうか。


 いずれにせよ、9月議会には、岡山県視聴覚ライブラリー会長自らのお手盛り質問を行かせて頂きます。
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 2001年7月19日(木)

【デジタルライブラリー・ネットワーク】

 とりあえず、本日、下記にお邪魔しました。

<芳井町視聴覚ライブラリー>

 岡山県民の半数は読めないという後月(しづき)郡、芳井町。雪舟の終焉の地という説がありますが、あまり馴染みのない町かもしれません。
 私も、3回ほどしか通ったことがありません。

 実は、この芳井町の視聴覚ライブラリー、年間ビデオ貸し出し数が、全県最下位の一桁だったため、どうなっているのか、是非見てみようということになりました。

 個人的には、非常に貧困な定型的イメージで、行ったのですが、生涯学習施設の芳井町民会館(平成8年建設)は、非常に品が良い立派な建物でした。
 とりわけ、年に1度しか満員にならないという、506人収容の多目的ホールや、研修室など充実した設備でした。

 実際上、会館の事業として行われており、視聴覚ライブラリー単独の事業は、子ども映画祭りぐらいです。


 しかし、実は、この施設は、しっかりと、井原放送(CATV)で、岡山情報ハイウエイと結ばれています。しかも、近隣の芳井小学校、芳井中学校とは、光ファイバーで繋がっています。
 1Fフロアには、なんとなく情報キオスクが。

 これなのです。少なくとも、岡山市伊島町の生涯学習センターから講義をこの芳井町民会館で、双方向で受講できるのです。
 小学校や中学校と結ぶのは造作もないことです。

 所蔵ビデオは、僅か190本(購入13、自作16、寄贈161)。しかし、自作ビデオの中に、意外な町の歴史があるかもしれません。

 確かな可能性があります。要するに、使い方なのでしょう。


<井原市立視聴覚ライブラリー>

 CATV回線のど真ん中に、生涯学習施設、アクティブライフ井原(平成6年建設)があります。
 先の統一地方選挙の際にお邪魔した時のイメージが、かなり悪かったのですが、井原市民のバイタリティは、なかなかのものです。

 市民主体で、生涯学習の推進を目指す「まなびめいと」という組織があり、企画、運営、参加が市民主導。

 ビデオの貸し出し云々というよりも、視聴覚施設全般が、よく機能していました。
 歴史も伝統も新技術もあり、これは、うまく結べそうです。


<赤磐郡視聴覚教育協議会>

 赤磐5町のいわば共同出資の協議会です。資金的には、他と比べれば潤沢ですが、方向性を模索している感じです。
 こういう協議会スタイルで、共同購入する例は多いのです。

 市町村合併という流れの中で、あるいは2段階で、赤磐市誕生の可能性があるだけに、なくなりはしないでしょうが。

 なお、同施設は、山陽町立中央公民館内にあります。
 経緯からすると厳密に言うと違うのですが、公民館も生涯学習施設に加えられると思います。


<御津郡視聴覚教育協議会>

 御津3町によるものですが、やはり方向性模索中。御津文化センター内にありますが、岡山情報ハイウエイとの連携の認識は、やや薄いかもしれません。



 とりあえず、本日訪ねたのは、岡山県視聴覚ライブラリー連絡協議会の会員の5分の1ですが、おおよそ他を類推できるような気がします。
 これらを総べてネットで、結ぶことはできるはずです。

 これに、「リットシティ岡山」の岡山市のデジタルミュージアムが、どう連携するか。

 デジタルライブラリーの広域ネットワークは、非常に夢があり、岡山県ならやれることです。
 しかし、なにより、一番の問題は、著作権の問題。あるいは、現行では、ライブラリーが団体にしか貸し出せない法の不備を是正する必要があります。
 実は、かように越えていかないといけない大きな法の壁があるのです。

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2001年7月20日(金・祝)【街宣の日】
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 本日は、スポーツ少年団の招待大会で、ご挨拶させて頂いた後、丸一日、自民党の広報車に乗り込みました。
 私は、未だに、政策・広報・宣伝の様々な組み合せで語られるこの車の正式名称がわかりません。私は、広報宣伝カーと言ったり、宣伝カーという言い方もしますが、政策宣伝カーという人もいれば、政策広報車という人もいます。
 はっきりしているのは、選挙カー(本体車)とは区別していることでしょうか。いわば、遊軍。別働部隊です。

 岡崎豊、久徳大輔県議や加藤勝信さんが、細切れで乗られましたが、私は、ほぼ終日。スポットも、10ヶ所近くになりました。
 多分、2区も含めて、5時間以上は、マイクを握っていたように思います。

 血がうずくというのでしょうか。特に、選挙区内は、マイクを離したくなくなるというのは、前回の自分の選挙からすると、大きな成長かな、と思います。
 要するに、言いたいことがあるわけで、次回の自分の選挙では、かなり、ひつこい候補者になると思います。
 また結構気になる箇所が、発見でき、非常に良い勉強になりました。


 本日の流動街宣で、私が繰り返していたのは、下記の台詞。

 「今回の参議院選挙で、皆様から頂戴致しました自民党・小泉総理への圧倒的なご支援。自民党は、決して裏切りません。まず、自民党が変わります。自民党が変わり、日本の政治を変えます。
 参議院を変革するのは、変革の旗手、○○○○○、○○○○○、○○○○○をどうかよろしくお願い申し上げます。」

 その他、ほんの少しだけちゃっかり自分の名前も言っていたのですが、本当は、ずっと自分の名前を叫びたかったのは、職業病?


 ちょっと、咽喉が、かれましたが、良い汗をかいた一日でした。
 ロングランの選挙戦、今日で、折り返しです。
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2001年7月21日(土) 【夏祭り】
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 日焼けしましたので、顔が真っ赤です。私は、元来、色白のデリケートなお肌の持ち主のため、真っ赤になって、すっとひくタイプです。あまり黒く焼けません。
 その分、熱を帯びて暑いやらだるいやら、ちょっとふくれました。


 本日も、夕刻は、天満屋、JR岡山駅西口での街宣活動。今日は片山候補ご本人が参加。私は、司会役でした。
 今回、こういった形で、たいへんよくご起用頂き、非常に勉強させて頂いております。ちょっと若手県議らしいかもしれません。
 来週も出番はありそうです。

 さて、先週から、各地で夏祭が始まっています。ご案内があれば、最大限お邪魔させて頂きます。祭りのはしごは、年末夜警陣中見舞い同様、議員の宿命であり、呼んで頂けるのは、本当にありがたいことです。

 ただ、これが、土・日は、集中しますので、体力よりも精神力の戦いになります。ここで、頂戴する、ご依頼やご批判も多いのです。じっくりお聞きしたくても次がある場合は、結果として非常に失礼なことになったのではないか、という気もします。やはり、百歩譲っても、仕事です。遊びにはなりません。

 一昔前は、議員が、地域のお祭りにお祝いを包んで行ったこともあったようですが、少なくとも、私が伺う地域では、そういった風習は、残っていません。
 いずれにせよ、議員である限りは、できるだけ多く、お邪魔すべきものであると、私は、認識致しております。

 もし皆様の地域のお祭りに、佐藤がお邪魔しても、地域の方にご迷惑がかからないということがございましたら、是非ご紹介ください。
 万障繰り合わせて、お邪魔させて頂きます。
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2001年7月22日(日)【地球家族】
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 明石市の花火大会での事故は、防ぐことができた人災のようです。若者の喧嘩が起因している可能性も指摘されています。
 それにしても、子供が、犠牲になるのが、なんともいたたまれません。


 朝からグランドゴルフの挨拶や、チャリティー展示会などまわりながら、知人からご案内頂いた『こんにちわ地球家族』という映画を見ました。もっとも、少し寝入ってしまい、自分のイビキで目が覚めました。
 千葉茂樹監督は、『愛の鉄道』もそうですが、地味ながら良質な作品を作られているようで、むしろドキュメンタリーの部類に入るかもしれません。

 国際養子家族にスポットをあてた作品で、例えば、ベルギーの家族が、貧困に苦しむインドの子供を養子にして、家族に迎え入れる姿が映されていました。マザーテレサの思いも描かれていました。

 少子化が叫ばれる日本ですが、世界には多くの貧困にあえぐ子ども達がいます。個人的には、宗教観・感というものが、大きく影響している気がしますが、我が子もかの子もない、いう感じは、なんとなくわかります。
 スリランカ、イラン、モンゴル、で見た子ども達の笑顔は、大人の思惑や経済的な国力の差を遥かに越えたものです。
 政治は、明日の子ども達のためにあります。
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2001年7月23日(月)【「ミス岡山」が帰ってくる!!】
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 久々に、ちょっと夢のある話です。

 「ミス岡山」と聞いて、ピンと来る方は、かなりの博学です。人間の女性ではありません。「ミス岡山」というのは人形、いわゆる答礼人形です。

 今を遡ること78年前。日米間で、人形交流が行われました。まずは、アメリカから送られてきた青い目の人形に、答礼という形で、昭和2年、全国から58体の人形が、アメリカに送られたのです。
 この中には、台湾、樺太、関東州、朝鮮、大日本を代表する人形も含まれています。


 岡山からは、「ミス岡山」が、岡山県を代表して、海を渡りました。当時の新聞を見ると、今の番町にあった教育会館で、かなり盛大に、平和の答礼使の送別会が、開かれています。

 京都生まれのニ尺二寸の純日本人形で、お嫁入り道具も持って、当時の価格で350円。現在の価格になおすと、んーと、よくわかりません。

 「ミス岡山」は、岡山県下の子ども達の手紙や童謡を携え、東京で全国から集まった人形と合流。横浜発の天洋丸で、アメリカに旅立ったと、あります。

 大きな戦争を経て2000年現在、現存する答礼人形は、42体。「ミス岡山」は、ノースダコタ州に渡り、今は、州立大学の所有になっています。
 ところで、この答礼人形のうち、実家に里帰りした人形が、2000年1月現在29体。
 そして、この夏、こっそりと「ミス岡山」は、日本に帰ってきます!!

 目的は、浅草での修繕ですが、来春には、岡山に里帰りの予定です。

 さて、ここで問題になるのが、彼女の渡航費用です。実際彼女は、文化財で、美術品扱いの高額な輸送賃がかかります(ざっと諸経費200万円)。
 なにより、中には白髪になった人形もあるそうで、魂が宿っているかもしれません。とてもむげに扱えません。

 78年ぶりの故郷で暖かく迎えてやりたいのが、人情というもの。そこで、当方に相談が来たわけです。
 お隣の香川県は、助成が、広島県では、知事のポケットマネーから、ということですが、さて、岡山はどうするか。


 本日は、日米文化交流協会の方と岡山県の国際課に相談に行きましたが、やはり県費でというと難しいものがあります。また、本年度事業に該当するものがなく、補正や来年度新規事業も厳しいと思われます。
 なにしろ、「ミス岡山」で何をするか、というのも問題です。

 実は、岡山県には、アメリカから送られてきた3体の人形があります。また、来年は、サンフランシスコ講和条約50周年の年です。
 このあたりをうまく組み合わせて、日米人形展のような企画を民間サイドで、できないか、という話になっています。
 今日は、そこまでで、また、仕切り直しということになりました。


 なにか、良いアイデアは、ないでしょうか?
 いろいろな可能性がありそうなのですが、どうかお知恵をお貸し下さい。
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2001年7月23日(月)【幻の写真家】
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 明日より、29日(日)まで、岡山県総合文化センター(天神町)で、第35回岡山写真家集団展が、開催されます。実は、私は、お恥ずかしい話が、写真家集団のメンバーです。

 私と旅行された方は誰でも、私の写真好き(単に撮るという行為そのものが好き)にあきれられるのですが、写真展に出すような立派な写真は、よう撮りません。
 そこで、幻の写真家と、自分で呼んでいます。

 今回は、友紀を題材に、悪ふざけのような2点を出品させて頂いておりますが、冗談のようなのは、私だけで、他の皆さんは、プロや写真コンテスト入賞の常連の方ばかりです。

 実際写真のことはよく分からないのですが、神様が一瞬だけ時間を止める(5感を留める)ことを許して下さった芸術である、と私は、勝手な定義しています。
 なにが、良いといって、解説や、蘊蓄が良いのです。

 是非、芸術に触れに、文化センターにお越し下さい。
 私の作品は、どこでしょう?


【釜本選手来岡】

 サッカーでお馴染みの釜本邦茂参議院議員候補が、26日(木)午前11時40分に、ドレミ前に来られます。
 当日、私は、司会をさせて頂きます。どうか、お時間のご都合がつきましたら応援にお越しくださいませ。


【偉いぞ岡山一宮】

 開校20年以上で、母校岡山一宮高校も、夏の全国高校野球大会岡山大会ベスト8に進出!!本日、理大附属に、10点差をつけられ、コールド負けはしましたが、ラジオから流れる応援団の校歌に、感動しました。
 点をもぎとった後輩達、偉い!!
 すっかり夏ですね〜。


【法定ハガキ】

 最後は、これ!!締め切りすぎても、しこしこ書いています。けっこうたいへん!!
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2001年7月24日(火)【地区懇談会】
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 いわゆる高校での学校評議員制度の小・中学校版とでも申しましょうか、本日、岡山中央地区青少年保護協議会他の主催で、地区懇談会が行われました。
 本日は、中央南小学校、明日は、中央北小学校が会場になります。

 子供の自立を育てるには。児童生徒の安全確保について。を、テーマに小学校・中学校の教師、PTA、地域住民を交えた、要するに、PTACC(地域:コミュニティー、子供:チルドレン)の連絡会です。
 学校・家庭・地域の持つ役割を明確にし、互いに協力し合う体制作りを目指すものです。

 本日は、学校側からの現状報告、地域や家庭の問題の全体討議ということでしたが、教師を含めて約30人の会でした。時間が、夜7時からというのが、ちょっと厳しかったかもしれません。


 小学校合併(全校217名)後に、子ども達に大きなトラブルが起きていないのは、まずは、一安心ですが、気になるのは、池田市の事件を契機に、やはり、学校の安全体制です。

 さらに、中学校では、禁止されている自転車通学、また、小・中ともに、この時期、特に深夜、プールへの不法侵入が問題になっています。
 他校では、プールに、うんこが浮き、全て水を入れ替えたという酷い事件もあったそうです。これだけ暑いと、泳ぎたい気持ちは、わからんでもないですが・・・・。
 概して、学校内では激減しているようですが、いじめや、喫煙など、様々な問題も、決してなくなっているとは思えません。


 それにしても、この手の話になると、中学校時代の自分が、かなりやんちゃをしたため、一方的に全部が全部けしからんですなぁ、と強く言えません。かといって、妙に物分かりの良い大人が、どれだけ、彼らのためになるのか、なんでもええがな、というわけにもいきません。
 いったい、どう関わっていけば良いのでしょう。

 家計を救うためと称して、無断の自転車通学(新京橋の下にとめる)や、昼休みの外食、成年誌の購読、外泊(親友のKとTが詳しい。)など、日常茶飯事だったのですが、今、こうして、立派に(・・・・・・?)社会人として、生きておられるところを見ると、それほど目くじら立てても、仕方ないではないか。
 彼らは、彼らで、わかって、やっているんだろう、気付けば、やめるだろう、とも思います。信じてやりたいのですが・・・。でも、現実は、そんなにあまくはないのでしょうが。
 例えば、我が子が、親父がしたぐらいは許されるとしたら、友紀は、結構許容範囲は広いと思います。わしゃ、もっとやったで!と。

 要するに、集団生活のルールを学ぶわけですが、破ってみたい、破らないとわからない、という人間がいるのだと思います。
 制服のことも問題になりましたが、難しいですね、本当に。


 自分の生い立ち、経験で、意見がずいぶん違ってくると思います。案外私は、緩そうです。ただ、大きく外すとかなり厳しいだろうとは思います。
 多分、「人に迷惑をかけない」という消極的なものでなく、「どれだけ人のお役に立っているか」ということを価値基準に置くとは思いますが。

 子育ての議論はなかなか尽きません。ライフスタイルの話ですから、千差万別で、絶対的な答もないように思います。私は、始まったばかりです。


 それでも、結局、地域の役割としては、最後は、他所の子でも、愛情を持って、本気で怒ってやる、という関わり方をもっと大人がすべきだとは思うのです。
 もっとも、いろんな意味で、子供を叱るのは恐いことです。あらゆる面で、大人の側に自信がないのかもしれません。
 しかし、それができる大人でないと、子供も変わらないと思います。


 いずれにせよ、校長先生がおっしゃられたように、学校ができるだけ多くの情報を流し、より多くの関心を持ってもらう、そういうご努力に、心からの敬意を表します。本当に重要な活動だと思います。
 繰り返していけば、非常に良い会になる。確かにそんな感じがしました。

 かなり楽しかったです。
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2001年7月25日【商工労働警察委員会より 外郭団体の経営状況】
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 秘密にしていたわけではありませんが、今日は、私の37回目の誕生日。気付かれたのは、日本全国で4人。うれしい歳でもなし、良いのですが・・・。
 働き盛りの良い歳になったものだなぁ、と感心するわけですが、34歳の候補者も、さ来年は、38歳で戦うことになるなぁ、と思うと、確かに時間が経過しているぞと、恐くなります。
 放っておいても、歳だけはとりますね、生きてると。


 本日の商工労働警察委員会では、商工労働関係のうち、地方自治法の規定に基づき、議会の審議を経る必要があった、岡山県産業振興財団、総合展示場(コンベックス岡山)以外の「一定の基準」に達している外郭団体の経営状況が報告されました。
 これは、法的な報告義務はないようです。


 一定の基準とは、@岡山県の出資が、4分の1を越えている A4月1日現在、県職員が出向し、県の出資が最大のもの B収入の2分の1以上が、県の補助金、委託金によるもの C知事が指定したもの、のいずれは、あるいはいくつかに該当するものが、報告されました。

 @社団法人 岡山県観光連盟社団法人 、A財団法人 岡山勤労者ゆとり財団、B岡山県国際経済交流協会(OIBA)、C岡山セラミックス技術振興財団 、D株式会社 岡山広域産業情報システムの5つが、対象の外郭団体です。


 残念ながら、数字の羅列でした。事業成果が数字に表しにくく、県からの委託事業が多く、収入の7割が、県からという、社団法人 岡山県観光連盟は、超安定であるというのはわかりました。


 また、財団法人 岡山勤労者ゆとり財団(その427参照)は、今後益々厳しくなるのがわかります。
 岡山勤労者野外活動施設「岡山いこいの村」、倉敷勤労総合福祉センター「山陽ハイツ」、岡山勤労者総合福祉センター「岡山テルサ」を同財団は、管理運営しています。
 このうち、特に、山陽ハイツは、本年耐震補強工事のため、7ヶ月の休館になりますが、いこいの村しかり、両施設は、今後大きな負担になっていくでしょう。


 社団法人 岡山県国際経済交流協会(OIBA)は、岡山県国際経済上海事務所の運営をしています。今秋には、視察で訪ねる上海ですが、JETROのからみをふくめて、勉強させて頂かないと、よくわかりません。


 岡山セラミックス技術振興財団(備前市)は、近々に訪ねようと思います。
 セラミックに係る調査研究等を行うことにより、耐火物及びその関連産業の基礎的な技術の向上、新製品及び新技術の開発並びに新分野への進出を支援し、県内のセラミックに係る諸産業の活性化を図る、という平成2年設立の財団ですが、その後の備前、東備地区の地盤沈下防止に、どう役立ってきたのか、今後どうなるのかが、知りたいのです。


 さて、やはり問題は、株式会社 岡山広域産業情報システムです。これは、外郭団体見直しの対象になっています。

 (その446参照)そもそも外郭団体については平成11年5月の「岡山県外郭団体の設立及び運営指導に関する指針」及び「岡山県外郭団体の見直し基準」に基づき、業務の効率的な経営や統廃合を含めた見直しの「指導」が、県からされてきました。
 しかし、経営の苦しい団体について、問題を先送りすることなく、経営の健全化や活性化に向けた抜本的な対応策の検討、役員の活性化等が、必要なことから、見直しの方向が示されました。

 年内を目途に、岡山広域産業情報システムを含めた以下の6団体につき、経営改善計画の策定等抜本的な対応策または将来計画を取りまとめる方向です。
 累積赤字を抱えるなど経営の厳しい状況にある団体
  @チボリ・ジャパン株式会社 A井原鉄道株式会社 B株式会社岡山広
  域産業情報システム Cおかやまファーマーズマーケット管理運営財団
 累積欠損はないが不採算事業等について見直しを行う団体
  @岡山県道路公社 A株式会社東備ロードパーク

 しかし、岡山広域産業情報システムは、岡山情報ハイウエイ関連業務など行政関連システムの開発・運用・保守等の受託をはじめ、高度情報化社会に対応した動きをしているように見えながら約6億8100万円の赤字。
 2年連続の黒字に転じていますが、どうも大幅な好転は望めないようです。

 なんでこんなことになるのか、今後どうなるのか、たいへんに気になります。


 しかし、今年の委員会、やや質問を遠慮する雰囲気があります。
 先般の職業能力開発施設の個人調査のように、(実は、8月3日は、井原と浅口のオンリーワン企業にA議員と職員の方と調査に行く予定です。)単独で動かないと、全て有耶無耶に終わってしまいます。

 ちょっと、このまま、はいそうですかと、素通りさせるわけにはいきません。
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【おもてなし推進月間】

 岡山県では、新しい時代に対応しながら、本県の豊かな観光資源を活かし、観光客が快適に県下一円を周遊できる「おかやま観光回廊」の形成を目指していますが、このたび、交通機関等を手始めにおもてなし意識の向上に取り組むこととし、運輸関係者等で構成する「おもてなし推進委員会」を設置しました。
 8月を「おもてなし推進月間」とし、おもてなしサミット、おもてなし宣言、バス・タクシー、旅館・ホテルの関係職場等におもてなし啓発ポスターを掲示、「あたたかいおもてなしに努めます」ワッペンの着用などの行事を行います。
 ttp://www.pref.okayama.jp/i/


【雑踏行事】

 益々人災以外の何物でもない様相を呈してきた明石の花火大会の将棋倒し事件ですが、岡山でも概ね3000人以上の人出が予想され、雑踏警備を必要とする雑踏行事が、これから目白押し。

 とりわけ、花火5000発を打ち上げる「おかやま桃太郎まつり 第28回納涼花火大会」の人出予測は、30万人。岡山市の人口の半分が、河川敷周辺に集まります。
 特に、今年度から、祭りが一緒になったため、花火は、平日金曜日の夜。最高の観覧スポットの岡山県庁は、当日、早々の退庁が行われ、間違っても県庁舎から高みの見物ということにはなりません。

 警察は、昨年から30人増の200人以上の警備体制。夕刻の交通ラッシュとぶつかるのか、かえって仕事帰りで、中心に出掛けて来る車は減るのか、予測がつきません。
 当日中心部に、向かわれる方は、ある種の覚悟が必要かと思います。


【比例候補】

 参議院比例候補の動きが、急です。ここにきて、複数の法定ハガキがなぜか私のところにも届くようになりました。
 明日は、ドレミ前に、正午前、釜本邦茂候補来岡。私は、司会。

 自民党的には、比例候補27人中、当選は、17〜8人と言われています。
 こちらの方が、熱い戦いと言えるかもしれません。
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2001年7月26日(木)【緊急訂正】
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 この日が来るのが、待ち遠しくなかった、佐藤真治の全日本サッカーチームのユニオーム姿。ストッキングが、足に食い込む!!ち、ち、血が止まる!!パンツが小さい、腹苦しい。破れても知らんぞ!太ぇー足!!
 自らサッカーをされる逢沢代議士は、お似合いでしょうが、私は文化系。鏡を見ながら頭を抱えています。これで、街に出るんか?さ、最悪・・・・。

 さて、釜本候補は、12時からドレミ前ではなく、天満屋アリスの広場です。もはや、間に合わないかもしれませんが、応援にお越し頂ける方は、そちらへ。ご迷惑をお掛けしまして、本当に申し訳ありません。

 ああ、皆様の言葉が耳に浮かびます。「なんなら?そのでけー尻は。」
 佐藤真治の人生で、48番目ぐらいに、恥ずかしい出来事です。
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【ASPO】
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 私は、トランクス派のため、本日は、サッカーのパンツからパンツを出してしまっていました。トホホ・・・。

 本日、平成13年上半期の少年非行概況の発表が、ありました。
 補導総数は、0.7%増の9972人。そのうち、刑法犯は、16.6%急増の1828人。特別法犯は、16.7%減の30人。不良行為は、2.3%減の8052人。

 刑法犯のうち、凶悪犯(強盗、放火、強姦)は、半減の9人。粗暴犯(暴行、傷害、恐喝、脅迫)は、18.4%増の244人。刑法犯の74.2%を占めるのが、窃盗犯で、窃盗犯のうち、いわゆる万引きが、57.8%を占めます。
 また、万引き、自転車・バイク盗、占有離脱物横領など初発型非行が、刑法犯少年の70.1%を占めます。
 さらに、刑法犯のうち、小学生5.5%、中学生42.8%、高校生32.0%ですが、無職者の42人増が気になります。

 特別法犯は、覚せい剤事犯、シンナー乱用等毒物及び劇物取締法違反、県青少年保護育成条例違反ですが、減少傾向にあるものの、覚せい剤事犯5人(中学生1人、有職、無職2人ずつ)のうち、女子が3人います。

 喫煙、深夜徘徊、怠学、不良交友、暴走行為などの不良行為は、高校生4429人、中学生1176人と、中高生で、全体の69.6%を占めています。


 さて、こういうつなげ方が適切かどうか分かりませんが、深夜のスケボーは、商店街や中心部に暮らす住民には、悩みの種となっています。とりわけ、城地下やアイプラザ前は、夜ともなれば、若い衆が集ってきます。

 彼らの全てが、不良行為をしているとは全く思いませんが、なんも、街中ですることはねぇがな、と思うのです。ガラガラやかましいし、シャッターに体当たりする者はいるし、時々器物破損も起きます。
 なにより、わざわざ夜に集まるのですから、見本になる規則正しい生活を連中が送っているかは、極めて怪しいと思われます。

 しかし、彼らは、彼らなりに、スポーツしているのですから、不健全とも言い切れません。そういったエネルギーのはけ口を作ってやるのも重要です。


 そこで、注目されるのが、岡山操車場跡地に建設されたアクションスポーツパーク岡山(ASPO)です。
 オープンニングは、8月8日(水)。12日(日)までの5日間、無料開放されます。
 ttp://www.xsj.co.jp/

 アクションスポーツは、欧米を中心に、人気の高いスポーツですが、日本国内初と言える本格的な施設が、岡山に登場するのです。アジア最大だそうです。

 少年非行対策というわけでは、もちろんないのですが、岡山の若い衆の有り余ったエネルギーをバクハツさせるには、おもしろい取り組みといえるかもしれません。なにより岡山から発進というのが、良いですね。


 しかし、すみません。私、わかっていません。文科系なもんで。

 夜、街中でのちょっと不良な集いとは、全く逆の健全なコンセプトです。スケボーは、ごく一部にすぎないのですね。いろいろあるんですねぇ。ほほぅ。
 私は、今パンフを見ていますが、おっさんの自分を痛感しています。さっぱりわからんがな。まぁ、実際にやる若い衆が喜べば、よろしいがな。

 なんか、インラインスケートやスケートボード、BMXというのが、アクションスポーツで、ハーフパイプやスキー・スノーボードジャンプ台や、クライミングウォールや、ホッケーリンクといった設備ができるそうです。
 良かった、おじさんになってて。こんなの、僕できないや。


 とりあえず、これは行かなきゃ仕方ない。経緯に関係なく、具体的に、あの操車場跡地が動いたわけですから、応援しなけりゃ始まりません。
 岡山県民の悪いところは、「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら、踊っちゃ、損、損」というところで、すぐに梯子を外す傾向があるところです。

 個人的には、前例がないことを、誰かが、勇気を持って踏み出すからには、ここはもう、議を言わず、能天気に応援すべきだと思います。でないと、頑張るもんは、やりきれません。
 バブルの時代でない時期の勇気ある一歩なのです。
 この際、皆さんで、乗ってしまいましょう。


 なにより「そんなに元気があるんなら、君らASPOに行きなさい」と、注意できれば、助かります。
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2001年7月27日(金)【外郭団体とは、なんぞや?】
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 よく考えますと、特殊法人だの外郭団体だのという言葉が飛び交う昨今、そもそも外郭団体とはなんぞや?という、ことが問題になります。

 岡山県的には、外郭団体は、下記のように定義されています。
 すなわち、岡山県内を主たる活動範囲とする法人で、次のいずれかに該当するものです。
 @岡山県の出資額または、出捐額が資本金、基本金その他これらに準
   ずるものの4分の1以上
 A岡山県職員を出向させているもの
 B当該団体の前年度の収入の2分の1以上が、岡山県からの補助金、
   委託料等で、占められているもの
 C前3号の要件に該当しなくなった法人であって、知事が指定するもの

 こういった外郭団体が、平成12年度現在69団体あるとされています。
 全部列挙する根性が有りませんが、総務部関係2、企画振興部4、生活環境部4、保険福祉部15、商工労働部12、農林水産部12、土木部15、教育委員会3、警察本部2あり、このうち、商工労働部関係で、本年3月(財)岡山県労働者信用基金協会が、解散。また、本年4月、3団体が、合併し、岡山県産業振興財団になったため、現在は、66団体です。

 もっとも古い財団法人岡山県育英会は、大正13年設立。平成9年4月設立の社団法人岡山県国際経済交流協会以後、ここ数年新規設立はありません。

 なにも、全ての外郭団体が、設立目的からしておかしいなどと主張する気は、毛頭有りませんし、それ自体が、なにがなんでも悪いとも申しませんが、一部が、いわゆる「天下り先」になっているのは、事実だと思います。

 ところで、平成11年5月6日 岡山県行革財政改革推進本部「決定」である「岡山県外郭団体の設立及び運営指導に関する指針」によると(これ自体の法的拘束力が不明ですが)、「第3条1項 関係部局の責務」として、「外郭団体を所管する部長(本庁の部長、局長、教育委員会教育長及び警察本部長をいう)は、外郭団体の自主性を尊重するとともに、運営の健全化及び活性化を図るため、当該団体の業務の運営状況等を常に把握し、適切な指導及び調整を行うものとする」とあります。

 一方、「第8条 県職員の出向等」の、2項に、「外郭団体が常勤役員として県退職者を登用する場合は、その重要性を十分考慮するよう指導するものとする」とあります。
 先輩部長が、天下るのに、所管部長が、登用を遮る理由もなければ、まして、厳しく指導する道理がありません。端的に無理です。


 もちろん、赤字の全てが、天下りのせいとは、思いません。ただ、外郭団体には、赤字を産み出す構造上の問題があると思います。一言で言えば、責任の所在が、極めて不明確です。

 ちなみに、やや古いですが、平成11年度決算における累積欠損団体は、下記の通りです。この赤字をかぶるのは、我々県民と未来の子ども達です。

 チボリ・ジャパン(株)(企画振興部)        ▲約26億円
 岡山空港開発(株)(土木部)          ▲約15.7億円
 (株)岡山広域産業情報システム(商工労働部)   ▲約6.9億円
 (社)岡山県畜産公社(農林水産部)        ▲5.15億円
 井原鉄道(株)(生活環境部)          ▲約4.32億円
 おかやまファーマーズマーケット管理運営財団(農林水産部)
                         ▲約1.09億円
 (財)岡山勤労者ゆとり財団(商工労働部)    ▲約1・09億円
 (財)岡山シンフォ二ーホール(企画振興部)    ▲約0.8億円
 東部作州総合開発(株)(土木部)        ▲約0.24億円



 そして、経営の苦しい団体について、問題を先送りすることなく、経営の健全化や活性化に向けた抜本的な対応策の検討、役員の活性化等が、必要なことから、見直しの方向が示されたのは、ご案内の通りですが、再掲致します。

個別団体について

 年内を目途に、以下の6団体につき、経営改善計画の策定等抜本的な対応策または将来計画を取りまとめる方向です。
 累積赤字を抱えるなど経営の厳しい状況にある団体
  @チボリ・ジャパン株式会社 A井原鉄道株式会社 B株式会社岡山広
  域産業情報システム Cおかやまファーマーズマーケット管理運営財団
 累積欠損はないが不採算事業等について見直しを行う団体
  @岡山県道路公社 A株式会社東備ロードパーク

役員就任の見直し

 業務運営の主体性を確保するとともに、監査機能強化のため、
  @代表者については、可能なものは、民間人とする。
  A監事等は、原則として民間人とする。
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【さぁ、ラスト・ラン】
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 明日が、いよいよ参議院選挙戦最終日。

 今回は、県南方面は、倉敷市と比べても、岡山市は、かなり善戦し、他候補に、大きく水をあけていると言われていますが、油断は禁物。
 選挙カーは、終日岡山市内を駆け巡ります。

 明日は、国会議員、県議会議員、市議会議員の、総勢30人が、入れ替わり立ち代わりで、選挙カーに、同乗ないし帯同します。


 本日先ほどの打合わせによる最終日の主な行程は下記の通り。

                 略

 このうち、私は、今回の選挙戦で何度目かになりますが、17:35に、天満屋アリスの広場で、急遽、応援演説をすることになりました。
 そこから、表町商店街パレードに、同行します。

 たんたんと進んだ選挙戦ですが、最後の盛り上がり、どうかご声援を賜わりますよう、心よりお願い申し上げます。
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2001年7月28日(金)【選挙戦終わる】
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 7月12日(木)から続いていた参議院選挙戦が、終わりました。

 実は、今日初めて民主党の街頭演説を聞きました。そんなに一刀両断で切り捨てられるほど、政治が単純ならば、誰が、こんなに苦しむものか、とは思うのですが、その真剣さには、心から敬意を表したいと思います。

 どの候補であれ、せめて一人でも多くの方に足を止めて聞いてやって欲しい、そう思うのは、自分も、選挙をされる人間だからです。

 勝負は時の運、という言葉があるように、要するにタイミングというのはあるのだと思います。3ヶ月前に選挙ならば、自民党は、大敗でしょう。2ヶ月後でもわかりません。
 なにが正義なのか、正しいのか、突き詰めれば、それも、わからなくなります。

 誰一人として、世の中を悪くしようなどと思ってもいないでしょうが、裁かれてしまう残酷さを思うと、せめて棄権だけはしないで下さい、それを皆様にお願いします。
 そうでないと落選される方が、全く報われないのです。

 必ず、明日は、投票へ!!
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2001年7月29日(日)【地方税財政対策  国に対する重点要望 】
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本日は、参議院選挙投票日です。必ず投票しませう。
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 8月3日(金)、県政懇談会が、東京で開催され、本県選出の国会議員に対して、「平成14年度国に対する重点要望」の説明、協力を依頼し、さらに、関係省庁へも要望活動が行われます。

 毎年恒例の行事ではありますが、地方分権・地方主権の掛け声と矛盾するような動きと言えなくもありませんが、地方分権時代の行政基盤整備のためにも、まず中央に、おすがりしないといけない、これが現実です。


 とりわけ、国策として、地方税財政対策の充実強化は、どうしても必要です。

 景気の低迷や恒久的減税の実施等により、地方税収が大幅に減少している一方で、景気浮揚のための数次の国の経済対策に関連した事業の実施、その財源対策債の発行等により、地方債残高が増加するなど、地方財政は、極めて厳しい状況にあります。


 岡山県も、危機的な財政の建て直しを緊急かつ最重要の課題として捉えるとともに、新たな行政課題や多様化する県民ニーズに機敏に対応できる柔軟でスリムな行政システムの構築を目指して、平成9年、11年の2次にわたって、「行財政改革大綱」を策定し、歳出削減や組織改革、外郭団体の見直し、事務事業の見直しなど、あらゆる分野において積極的に行財政改革に取り組んでいるとのことで、平成9年から13年度の5年間で、累積462億円(一般財源ベース)の歳出削減を実施してきた、とのことです。

 加えて、地方分権一括法の施行に伴い、課税自主権が拡充されたこと等を踏まえて、有識者による「岡山県税制懇話会」を設置し、岡山県にふさわしい新たな税制の実現に向けて、法定外税等の検討が進められています。


 しかしながら、地方債残高増加に伴う公債費の増加や、介護保険制度の実施をはじめとする少子・高齢化社会に対応した福祉施策の充実、環境対策や国際化、高度技術・情報化への対応等の課題に積極的に取り組むことも、同時に求められており、さらなる多額の財政需要が、見込まれます。

 そういう前提で、国(要望省庁は、総務省ですが)に対して、下記の要望が行われます。

1・自主財源の充実強化

  地方分権推進計画の趣旨を踏まえた地方の行政需要に相当する自主
 財源の確保を図るため、早期に国から地方への財源の移譲を実施する
 こと。
  また、景気に影響されにくい安定した地方税体系の構築を図るため、
 中小法人への税負担にも配慮しつつ、法人事業税における外形標準課
 税を早期に導入すること。

2・地方交付税の充実

  地方分権をいっそう推進し、地方公共団体がより自主的・主体的な
 行財政運営を行うためにも、財政基盤の充実強化は、必要であり、こ
 うした状況に対応するため、地方財源保障機能が、十分発揮できるよ
 う、中長期的な視点から制度改正を行い、地方交付税の所要額を確保
 すること。

3・地方財政健全化への支援について

  税収の低迷により引き続き地方公共団体は厳しい財政運営が求めら
 れている状況であり、今後とも円滑かつ着実な財政健全化が図られる
 よう、財政健全化債の効果的な運用等を図ること。
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【吉井川フェスタ】

 今朝は、少しだけ、吉井川フェスタ2001に、立ち寄らさせて頂きました。西大寺青年会議所が中心になっての企画で、私自身、海水浴場としての吉井川という認識は、たいへんに薄かったのですが、その復活を掲げられる意義深いイベントで、午後1時現在も開催中です。

 岡山市の活性化のために、全国でも異例の2つの中心市街地の基本計画が示されているわけですが、それだけ西大寺という地域は、歴史も伝統も底力もあるところ。
 旭川荘誘致の構想もあるようですが、二眼レフの形で、西大寺が活性化することが、また岡山市全体の活力に繋がります。

 私にとっては、西大寺は選挙区外だ、などというのは、実にくだらない、取るに足らない個人的なことで、岡山市の活性化のため、西大寺を応援させて頂きたいと思います。


【岡山大学の整備充実】

 長寿社会において、高齢者の人権に配慮した医療を行うためには、高齢者の社会的立場や疾病の特殊性を考慮に入れる必要があり、治療から管理、介護の問題を総合的に捉えなければなりません。

 また、近年我が国では、生活習慣病をはじめとする種々の慢性疾患が増加しており、臨床医学・基礎医学・社会医学の観点より、包括的な検討が必要であり、行動医学的、衛生学・予防医学的なアプローチのみならず、臨床的観点から研究を推進していくことが必要です。

 そこで、医学・歯学の境界並びにそれぞれの専門領域を越えた医療と研究体制の具体的再編成の必要性から、平成13年度に岡山大学大学院医歯学総合研究科が、新設されたわけですが、今年度は、この岡山大学大学院医歯学総合研究科社会環境生命科学専攻(長寿社会医学講座)に、臨床的観点から研究を推進する教官を設置し、研究・教育体制の強化を図ることが、文部科学省に要望されます。
 などと書きながら、私は、十分にこの文章の内容を理解致しておりません。ちょっと勉強が必要です。


 加えて、農学部について、従前から、農学を総合科学として位置付けており、全国の大学に先駆けて、昭和61年度に従来の5学科制から総合農業科学科1学科制に改組しています。

 ところで、21世紀の農学には、食料増産と地球環境の修復・保全という相反する命題が課せられています。さらに、地域社会は岡山大学農学部に対し地域農業の牽引的役割を強く望んでおり、これまでの学部内の研究により、蓄積された成果の検証及び学内他学部及び地域社会との新たなプロジェクト研究などを実施する必要があると、されます。

 そのため、附属農場を総合科学実践の場(フィールド)として機能を大幅に充実強化させるとともに、技術支援などを行う地域連携機能も充実させる必要がある、とのことです。

 そこで、今年度は、この附属農場を「自然と人間をとりまく場」という大きな観点で見直し、山陽圏フィールド科学センターに改組することが、要望されます。
 これまた、私は、かなり理解不足です。

 私自身、教育学部の附属幼稚園、小中学校で、のべ11年もお世話になったわけですが、教育学部の今後も含めて、岡山大学の地域に果たす役割というのも、是非考えてみたいテーマです。


【道路特定財源】

 今回の参議院選挙でも、序盤の争点の一つとなりました道路特定財源ですが、我が岡山県の立場は、あくまで「堅持」です。

 岡山県における県道、市長村道の道路整備状況は、全国平均を大きく下回っています。
 国道は、実延長に対する改良済延長の割合(97.5%)が、国平均(92.7%)を越えていますが、県道は67.6%(国平均74.7%)、市町村道は、38.4%(国平均74.7%)で、国市長村道計は、43.7%(国平均55.4%)です。(平成11年4月1日現在)

 とりわけ、自動車交通への依存度が高い岡山県では、地元要望が強く、計画的・重点的な整備が切望されており、その要望に応え、活力ある地域づくり・都市づくりを進めていくうえにおいて、安定的な道路財源の確保は極めて重要とされます。

 したがって、岡山県は、国土交通省に対して、現行制度堅持の要望を提出します。



【国民文化祭の誘致・開催】

 昭和61年から全国各地において誘致・開催されている国民文化祭を、平成21年度以降の早い時期に、岡山県に誘致・開催することが、要望されます。

 既に、岡山県文化振興ビジョン(平成12年3月策定)に基づき、第38回を重ねる「岡山県芸術祭」を更に充実させ、近い将来に「県民文化祭」に、移行させるとともに、岡山県文化連盟(仮称)の創設など、条件整備に向けた取り組みがなされています。

 ちなみに、昨年度は、お隣、広島県。今年は、群馬県。既に、2年に愛媛県、S63年に兵庫県、9年に香川県。これから14年鳥取、18年山口、19年に徳島県で開催されます。
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【祝当選】

 自民党の圧倒的な勝利になりそうです。

 今、選挙事務所で、バンザイをしてきました。端っこの方で、ちょっとTVにも映ったようです。
 私にとっては、途中からは、本当に腹の立つことも多い選挙戦でしたが、終わりよければ、全て良し。
 ここから6年の長丁場。生意気な言い方ですが、これからのご健闘に期待させて頂きます。ここが、スタートなのですから。

 午後9時30分現在、比例候補も極めて順調です。

 皆様には、たいへんにお世話になり本当にありがとうございました。
 心より、感謝御礼申し上げます。

 明日からの自民党に期待します。

【WTO農業交渉と国内農政】

 農業・農村は、食料の安定供給、地域社会の活力の維持、国土・自然環境の保全等を通じて、我が国の経済社会の発展と国民生活の安定に重要な役割を果たしています。

 しかしながら輸入農産物の増大、担い手の減少や高齢化、過疎化など農業・農村を取り巻く環境は、たいへんに厳しい状況にあり、農業の多面的機能を維持できるような国内外の対策が、必要になります。


 とりわけ、米の輸入については、1995年からWTO農業協定に基づき、ミニマム・アクセス米を関税化の特別措置により輸入していましたが、輸入量を抑制する策として、1999年4月1日から、関税化に切り替えました。
 ちなみに、2000年のミニマム・アクセス数量は、76.7万t、二次関税率は、341円/kgです。


 現在、2001年以降の次期WTO農業協定については、WTO農業委員会特別会合で交渉が進められています。
 この点、日本は2000年12月に、「多様な農業の共生」を目指した日本提案を提出しましたが、アメリカなど、農産物輸出国派、一層の自由化を主張しています。
 この交渉においては、世界各国の農業の持続的発展が可能となり、かつ、「食料・農業・農村基本法」等の国内農政と整合性のある平等かつ公平な農産物貿易ルールが、確立されないといけません。


 ともあれ、国内の米を取り巻く環境は、過剰基調による米価の低迷等、厳しい状況にあり、さらに平成13年度は、過去最大規模の生産調整が実施されている中、国産米の需給や価格等に影響を与えないよう、過剰基調をさらに進めるミニマム・アクセス米の輸入量を抑制する必要があります。

 岡山県においては、農業農村整備事業をはじめ、農業構造改善事業、新規就農対策等、平成6年10月に決定された「ウルグァイ・ラウンド農業合意関連対策大綱」に基づく対策を積極的に取り組んできた、とされますが、そのさらなる推進と、ミニマム・アクセス米の輸入量の抑制が、農林水産省に要望されます。


 また、野菜等3品目についてのセーフガードに関する政府調査は、平成12年12月22日から行われていますが、現行制度は、政府調査が長期間にわたるため、輸入急増時に機動的かつ効果的に対応できるよう発動要件を見直し、運用の透明性を高めた、新たな制度の確立も、要望されます。

 ちなみに、岡山県では、知事と県議会議長の連名で、一般セーフガードの発動と機動的かつ効果的な制度の確立を求める要望書が、昨年11月28日に、農林水産大臣等へ提出されています。


≪ミニマム・アクセス米≫

 ガット・ウルグアイ・ラウンド農業交渉において、輸入制限などで、輸入がほとんどない品目について設定された最小限の輸入量をミニマム・アクセスと言います。
 輸入制限などを関税措置に切り換えれば、1995年に国内消費量の3%とし、2000年までに5%まで増やすことになりましたが、関税措置へ切り換えない場合は、これを4%から8%まで毎年0.8%ずつ増加させることになりました。
 ただし、途中で関税措置へ切り換えたため、それ以降の増加量は、毎年0.4%に半減しました。
 これにより輸入されたお米をミニマム・アクセス米といいます。

≪WTO農業協定≫

 WTOは、1995年1月1日に設立された。世界貿易機関(World Trade Organization)の略称。貿易に関する様々な国際ルールを定めるWTO協定の実施・運用を行います。
 農業協定は、ウルグアイ・ラウンド農業合意に基づき、農産物貿易に係るルール等を定めた協定で、WTO協定の一部をなすもの。
 各国が市場アクセス、国内助成、輸出競争の3分野において具体的かつ拘束力のある約束を作成し、実施期間中(1995〜2000年)に実施すること及びその実施に関する規定を定めたもの。

≪セーフガード≫
  
  緊急輸入制限措置。関税を引き上げたり、量を制限したりして輸入品の流入を抑えることをいいます。
 輸入増で国内産業が大きな被害を受けていることが世界貿易機関(WTO)の定めた発動の条件。条件を満たさずに発動すると、WTOが取り消しを命じる場合もあります。すべての品目を対象とする一般セーフガードと繊維だけを対象とする繊維セーフガードがあります。
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2001年7月29日(日)

【瀬戸大橋の通行料金】

 平成11年5月の西瀬戸自動車道開通により、本格的な瀬戸大橋3橋時代を迎え、それぞれの地域の個性を発揮した新たな発展と中四国エリアを中心にした新しい時代への展開が期待されていますが、他の高速道路の通行料金と比較しての割高感に加えて、最近の景気低迷の影響等で、交通量そのものが、減少傾向にあります。

 ちなみに、瀬戸大橋ルート早島ー坂出間は、普通車:片道6620円が、平成9年12月に、変更料金認可で、5700円に。さらに、5年間の2割引特別料金で、4600円になっています。

 ご案内の通り、国は、今年度から、本州四国連絡橋公団の経営健全化を図るため、本年度から800億円の無利子貸付を行うことを決定し、今後、経営計画の見直しを行うこととしています。
 さらに、国の特殊法人等改革推進本部は、本州四国連絡橋公団を事業の見直しを検討する対象法人とし、今後策定される「特殊法人等整理合理化計画」において、具体的方向性が示されることになっています。

 もっとも、本州四国連絡橋公団は、地域住民の生活や産業経済の発展に深く関わっており、その動向によっては、地方への財政的影響なども考えられます。

 ついては、利用しやすい瀬戸大橋通行料金の実現と、本四公団の経営計画見直しを行うに当たり、地方負担の軽減が、県から、国土交通省、本四公団に要望されます。



【ハイテク犯罪対策】

 高度情報化の進展により、コンピュータ・ネットワークを悪用した犯罪(ネットワーク利用犯罪)が急増し、国民の健全な日常生活を脅かしている状況にあります。

 ところで、インターネットでの情報通信を行うためには、プロバイダに加入する必要がありますが、偽名や他人名義でも申し込みが可能であり、ネットワーク犯罪者の犯行を容易にする要因となっています。

 また、プロバイダについても、一部業者のみが登録申請時に審査を受けますが、その他ほとんどの業者は届出のみで営業が可能であるため、暴力団等の犯罪組織が容易にプロバイダ業を営むことができる状態にあります。


 岡山県では、ネットワーク利用犯罪の未然防止等を図るため、平成12年4月、県内で営業するプロバイダ28社により、「岡山県インターネット・サービス・プロバイダ防犯連絡協議会」が、設立されています。
 しかし、この会には、県内にアクセスポイントのみがある大手プロバイダは、加盟していないほか、現在のプロバイダ業界は、組合等がなく、連携体制が弱いため、統一した自主規制を行いがたい状況にあります。

 また、零細のプロバイダ業者の中には、わいせつ画像等違法・有害情報が流通することを容認するような発言をするものがいるほか、加入者の身元確認を行っていない業者、自社サーバー内に蔵置されているホームぺージの内容を確認していない業者が多く、違法・有害情報の排除が困難な状況です。


 そこで、警察庁、総務省に対して、
1 暴力団党の犯罪組織がプロバイダ業を営むことができないようにするた
  めの法整備
2 プロバイダ業を営むものが加入者を厳しくチェックし、インターネット
  上に流通する情報が、健全に利用されるような対策を講じるように義務
  を課するための法整備が、要望されます。


【市街地再開発事業】

 岡山市駅元町地区(都市・地域整備局所管)の平成17年度の完成に向けた事業促進(第2工区)が、、国土交通省に要望されます。

 ご案内の通り、第一工区は、先般完成したフォーラムシティビルですが、第2工区は、その東で、現在ホテルが建っているあたりになります。
 既に、放送局(某国営放送)、デジタルミュージアム(岡山市)等、大規模な保留床処分先が決まり、建築物は当初の2棟から1棟へ変更されます。
 さらには、特定建築者制度を導入し、事業の円滑な推進を図る、とされます。

 現在は、事業計画変更に向けて作業中。平成13年度に管理所分計画認可後、平成14年度に建築工事着手、17年度の完成が目指されています。
 まさに、平成17年度「晴れの国おかやま国体」の玄関になるわけです。
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2001年7月30日(月)【岡山県立総合社会福祉センター】
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 本日は、個人で、岡山市平田の岡山県立総合社会福祉センターを訪ねました。
 その550で、国立吉備高原職業リハビリテーションセンターに伺った時に、中途障害者の方の職業リハビリテーションについて、同施設では、必ずしも力点が置かれていなかったことから、県の施策が気になっていました。

 実は、このセンターは、過去に2度、DVの関係で、相談部の女性相談部、児童虐待の関係で、施設内にある岡山県中央児童相談所に、いずれも個人で調査に来ています。


 さて、この岡山県立総合社会福祉センターは、いずれ岐路に立たされると思います。

 平成11年8月19日の石井知事の諮問に答えて、本年3月27日、岡山県社会福祉審議会、岡山県児童福祉審議会が、「21世紀を展望した社会福祉サービスのあり方と県の果たすべき役割について」というという答申を出しています。

 答申によれば、「総合社会福祉センターは、身体障害者及び知的障害児者の施設を統合し、さらに、身体障害者更生相談所及び知的障害者更生相談所などの相談機関を併設した施設として、昭和48年に設置され、県下の身体障害及び知的障害児者の福祉の向上に大きく寄与してきた。
 しかし、民間において施設整備やサービスの充実が図られており、県立施設が果たす役割も、その設立当時とは、大きく変化してきている。また、建物・設備の老朽化が進んでいる。」とのことです。


 地盤が緩いこともあり、特にひびが目立ち、築30年にしては確かに老朽化していますが、昭和52年には、皇太子殿下、皇太子妃殿下、浩宮殿下が、ご視察になられるほどの、全国に自慢できる豪奢な施設だったことが、今でも伺えます。

 敷地面積は、約5万7954uに、建物延べ面積が、1万4929u。真横を外環状(岡山西バイパス)が通過することになり、この規模の建物は、2度と再び、行政が造ることは出来ないと思います。


 総合社会福祉センター内には、身体障害者福祉法に基づく身体障害者更生相談所を窓口に、身体障害者更生援護施設が2施設に加えて、補装具制作施設。
 知的障害者福祉法に基づく知的障害者更生相談所を窓口に、知的障害児施設が1、知的障害者更生施設が1施設。
 売春防止法に基づく女性相談所を窓口に、「婦人」保護施設があります。


 このうち、肢体不自由者更生施設(職業課)の入所者は、定員の3分の1で、他の職業訓練施設が増えてきており、さらに減少傾向にあります。
 また、本来、中軽度の障害者の職業的自立を目的としたものですが、入所者の重度化・高年齢化により職業的自立になかなか繋がらず、入所期間が長期化していると言われています。
 さらに、入所の長期化に関しては、障害そのものの問題よりも、家庭での受入体制や地域の支援体制の問題に負うところも大きく、ケアマネジメント機能が、必要であるとも言われています。

 また、重度身体障害者更生援護施設(訓練課)の入所者も、定員の半数強で、近年、医療機関等におけるリハビリテーション機能の充実などにより、入所者は、減少傾向にあります。
 また、入所者の高齢化、障害の重度化、重複化が進んでいます。

 一方で、もとはといえば分離した向かいの西養護学校が手狭であること、さらに、女性相談所の一時保護機能や児童相談所の機能充実の要請もあります。


 知的障害児者部門を含めて、今回の答申では、施設の統合及び運営の民間委託を具体的に進めることが、提言されています。



 非常に崇高な理念を掲げられ、日夜激務に励まれる職員の皆様に、心からの敬意を払いつつも、やはり、ちょっと現行では、かなり厳しいものがあると判断せざるを得ませんでした。

 隣接した外郭団体の「健康づくり財団」の豪奢な施設が適切かどうかは、わかりませんが、やはり、委ねられるなら民間に委託をすべきではないか。
 老朽化したあれだけの施設、維持管理には、莫大な費用がかかります。
 施設そのものが、不要であるとは言いませんが、岡山県が、現状で維持管理するは、時代の趨勢からしても、もはや無理だと思います。

 間違いなく、今後の岡山の郊外の一等地になる地域であり、福祉拠点としては、良い場所だと思いますが、民間が手を挙げないでしょうか?


 なかなか、「福祉」という言葉が先に来ると、見直しが難しいのですが、入所者に皆さんのためにも、なにより、それを支える岡山県民のためにも、抜本的に岡山県立総合社会福祉センターを見直す時期に来ていると私は、思います。
 願わくば、岡山県立総合社会福祉センターをお尋ね頂き、皆様のご意見をお聞かせ下さい。


 なお、昨年度より、この地域挙げての素晴らしい夏祭がスタートしていることも付言させて頂きます。
 もっと開放されれば、この施設内に、かなりの美しい緑があるのがわかります。
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【敗戦の弁?】

 昨夜の岡山地方区の落選候補の信じられない敗戦の弁、「もう2度と選挙に出ない」という趣旨の発言は、私は、理解しかねます。TVのインタビューに応えて、今たんたんと言うことではないんじゃないか?

 そんな宣言よりも、もっと彼女には言うべきことがあります。御輿を思い切り担いで下さった方のご労苦が、彼女に投票した方の思いが、これでは浮かばれません。他人事のように、彼女は、選挙をされていたのでしょうか?
 これでは、死に票です。

 私は、怒りに近い気持ちを持っています。悔しいです。
 選挙って、そんなんか。そんなに、あっさりしたものなんか?票を貰うのは、そんなに軽いものなんか?20万人以上の方が、彼女にYESと言って下さったのに・・・・。
 候補者には、自分の意志で、言って良いことと悪いことがあると思います。

 いくら自民党に順風でも、ダブルスコア?本来こんなに差のつく選挙ではなかったはずです。不甲斐ないと、自民党から言わさせて頂きます。

 やはり、せめて2大政党が拮抗しないと駄目だと私は思います。
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2001年7月31日(火)
          【岡山県視聴覚ライブラリー連絡協議会担当者会】
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【暑中お見舞い申し上げます】

 それにしても、今年は、春夏秋冬に、もうひとつ、でーれー暑い季節が、増えたようです。日本は、本来こんなに暑い国だったのでしょうか?
 実は、一昨年は、日米青年政治指導者交流プログラムで、昨年は、財団法人世界青少年交流協会のスカンジナビア青少年派遣団で、この時期、日本におらなんだので、3年ぶりの猛暑に、半分死んでいます。

 皆様如何でしょうか?予定では、放っておけば秋になります。そこまでの辛抱です。ともに頑張りましょう!!


【岡山県視聴覚ライブラリー連絡協議会担当者会】

 本日は、岡山県視聴覚ライブラリー連絡協議会の担当者会があり、会長として出席させて頂きました。
 その551で、少し現場を見させて頂いたわけですが、本日は、13団体からの取り組みの発表がありました。ほぼ予想通りの動きでした。


 実際、生涯学習、社会教育、視聴覚教育、情報学習、という概念が、かなり混乱をし始めたように思います。
 少なくとも、視聴覚教育という言葉は、今後無くなっていく言葉の一つではないかと思います。
 その混乱をうまく市町村が、受けとめられていません。

 岡山市や倉敷市の活動は、それなりに活発で、「情報」あるいは「マルチメディア」がかなり意識されています。
 一方では、IT講習会が、国、県、市町村経由で、降りてきている団体もあります。そういう団体は、相当量のパソコン、潜在能力があります。
 しかし、公民館や図書館に付随してビデオや16mmフィルムの貸し出しだけしている団体は、じり貧は避けられないと思います。



 そもそも著作権法第38条第5項で、「ライブラリー」という形態を取ることで、例外的に、ビデオ等の貸し出しが無料でできるわけですが、そのため補償金を教育関係で、プラス2倍、娯楽では、プラス3倍も支払っているのです。
 しかも、個人的には、疑問に思うのですが、この貸し出しは、団体(任意で良いので、事実上は、家族でも良いのですが)にしか、行えません。

 イメージとしては、学校などの教育現場で人権啓発、道徳に関するもの、あるいは、地域の公会堂で、子供会や老人会が16mmフィルムで、「ああ野麦峠」などの映画を観るといったイメージです。
 それに、ビデオが加わってのライブラリーのわけですが、どうも前途洋々の事業というより、まるで山田洋次監督作品の西田敏之のようです。
 よく言えば、「ニューシネマパラダイス」?

 この事業は、もつでしょうか?


 いずれにせよ、やはりこのままでは、難しいと言わざるを得ないでしょう。
 どこまで、市町村が各々、作品を買い溜めていくのか、どう維持管理するのか、非常に大きく変わってくると思います。
 横たわる著作権という大きな問題はありますが、やはり、デジタル化して、ビデオもネットを流れる時代になると思います。
 ましてや、岡山情報ハイウエイ。先進的なデジタルライブラリー、岡山は、やれるはずです。


 ここは、県が方向を示さないといけないと思います。
 一つの文化として、16mmフィルムの風情も守りながら、「生涯学習と情報化」という大きなテーマで、先駆的な舵をきらないといけません。
 その推進役の一人になりたいと思います。
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【「おかやま観光特使」の募集について】

 県の外郭団体の案内ですので、県議会議員として、転送させて頂きます。

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 (社)岡山県観光連盟では、営業活動などで県外の方々と会う機会などを利用して観光PRを行っていただく「おかやま観光特使」を募集しています。
 PR用のパンフレットなどはご用意します。是非、皆様の力で岡山県の良さをPRしてください。
               記

1 募集対象
  ・県外の方々と会う機会に岡山県の観光PRをしていただける人
   (例)県外への営業活動などの多い人
      県内に本社がある企業の県外営業所の人
      県外に本社がある企業の岡山営業所の人
      県外に知人、友人などの多い人
  ・年齢、性別は問いません

2 活動内容
  ・県外の方々とお会いの際、岡山県の話題にも触れていただき、
   口コミによる岡山の観光PRをお願いします。(岡山県の観光
   の最新情報をお伝えするための観光セミナーを行います。)
  ・特使に提供するもの
   「おかやま観光特使」委嘱状
   名刺やパンフレットに貼る「おかやま観光特使」のステッカー
   PRに必要なパンフレット等
   新しい観光情報(年4回程度)

3 報酬謝礼等
  報酬、謝礼等はありません。

4 募集人員
  約100人

5 申込期限
  9月20日(木)

6 申込み方法・問合せ先
   次の様式により、e-mail 又は FAX でお申し込みください。


(社)岡山県観光連盟 福寄あて

【おかやま観光特使申込書】
(ふりがな)
氏   名
住   所
性   別
年   齢
電話番号
企業名:
 住 所:
 TEL:
 お役職:

(よろしければ続けてご記入ください)
 ○主にどの地域の方々にPRいただけますか。


 ○「おかやま観光特使」について何かご意見、ご質問などあれば
  お書きください。

「晴れの国おかやま観光キャンペーン2001開催」

  「フルーツフェア」、「晴れキャンウォーク」、「CAMP×CAMP
  キャンペーン」、「岡山ばらずしフェア」などイベントいっぱい。
  県内協賛観光施設での入場割引、プレゼントなど盛りだくさん
  の内容で皆様をお待ちしています。

 詳しくは  http://www.optic.or.jp/HarenokuniOkayama/harecam/index.htm

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