2000年9月1日(金)【総合防災訓練】
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 本日、平成12年度総合防災訓練が、内尾グランドで行われましたが、岡山県の音頭取りにもかかわらず、県議の出席は、私と共産党の議員の2人だけでした。

 大規模災害発生時における災害応急対策を防災関係機関が共同して実施することにより、県域の総合的な防災体制の一層の充実化と県民の防災意識の高揚を図ることを目的とするもので、災害対策基本法第48条並びに岡山県地域防災計画、岡山市地域防災計画および防災関係機関の防災業務計画に基づいて実施されたものです。

 陸上自衛隊も参加するかなり大規模なものであり、特に、台風災害、地震災害を想定して訓練が行われましたが、個人的には、ある種の騒乱が起きた場合、ライフラインとして通信情報網(光ファイバー)が断絶した場合(阪神大震災の逆)の他手段への連携の想定がないことに、危惧を感じました。特に、マスコミとの連携は、絶対に必要ですが、参加していない局がありますし、国・他自治体への連絡体制のマニュアルがあるのか、不安です。
 また、某知事では、ないですが、危機管理として、「有事」に応用できなくてはいけません。やればいいというものではないと思います。


 さて、本日、多くの議員が、防災訓練を欠席した本当の理由は、マスカットスタジアムで、中国地区県議会議員親善野球大会が、行われていたからです。
 これは、議会事務局が、大汗をかく、とても重要な会でした。

        略

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 共産党の議員が、「県議会議員に当選してから、結婚して、子どもができるんやこ珍しかろー、是非、子育て奮戦記を議場で聞かせて下さい。」と言って下さいました。そうなんです。「和して同ぜず」で、良いんだと思います。 自分にしかできないこと、佐藤だから言えること、を 私は、けっこう持っています。ある面、議員として幸せです。それを期待されているのだから、それに応えれば良いのではないか、そう思います。

 今の時代、従来の政治の世界からすれば、異端児と言われるぐらいで、ちょうど良いでしょう!?それが、市民・県民の皆さんの普通の感覚じゃないですか?
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2000年9月2日(土)【大問題の教科書採択】
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 本日、保守系の市議会・県議会議員で、「教科書を考える議員研修会」が、行われました。私は、好んで自由主義史観と言われる会に出席しますが、自分でも、右翼か左翼かわかりません。多分、右の方には右、左の方には左、ウッディアレンには、カメレオンマンと言われています。

 さて、文教委員会大荒れ必至の問題として、教科書採択の問題が、出てきそうです。まさに、日本の将来を賭けた政治的な戦いの様相を呈してきました。

 17才問題から、道徳教育の問題が浮上してきたのはお伝えした通りですが、ここに来て各教育委員会における教科書採択の問題が、からんできました。

               略

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2000年9月3日(日)【天命】
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 日曜日の戯れ言かもしれませが・・・・。

 今日は、京橋朝市や児島湖流域清掃大作戦、第18回世界Jrパワーリフィング選手権大会壮行会(パワリフは、岡山大学の三浦先生のご指導で、岡山が世界に通用する競技になっていますので、御見知り置き下さい。)、さらに、岡山が生んだ天才の一人だと思う大月先生のNPO法人設立念邦楽コンサートなど、実に刺激的な一日でした。

 とりわけ、自民党県連企画の「平沼通産大臣就任を祝う会」は、大盛況で議員はもちろん、県からも幹部クラスの方が、多く出席していました。大臣は、61才、ここから10年、政治家として様々な意味で、最高におもしろい位置におられます。7期20年、運輸大臣に通産大臣。総理大臣も充分ねらえます。
 ともかく、論理明解で、終始一貫、威厳とかカリスマ性のある政治家として、多くの地方議員は、ある種の憧れを持っています。特に、初出馬から連続落選2回が、ここにくると俄然光ってきます。政治家としてあるべき姿のひとつを体現されていると思います。
 個人的には、明かりを消した事務所で独り頭を抱えている姿や涙が想像できる、どん底を知っているから信頼できる、本当に困った時に会いたい、本当の答が返ってくる気がする、不気味な表現をすれば、男が男に感じる色気(任侠)というのがあると思います。

        略

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2000年9月4日(月)【岡山県産業支援ネットワークシステム】
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 遠い精神世界を旅して帰ってきました「こころ」ですが、最近話題のOPTIC主催の「岡山情報ハイウエー活用事例」のセミナーに行ってきました。早い、安い、が、売りのハイウエー、正直私も、充分に理解していません。が、なんかできそうだ、とは思えるのです。
 個人的には、インターネットを始めて、まだ5ヶ月で、用語もルールもわからんのをいいことに、無茶をさせて頂いておりますが、この分野は、例えば、必ずヒットさせるというより、「なぜかあたった」というケースが、多いように思います。どう時代を読むかの勝負ですね。

 新規産業創出のハード(ソフト)が、整っても、活かせるかどうかは我々県民次第、宝の持ち腐れにはしたくないものです。
 岡山情報ハイウエーについては、こちらをご覧ください。
ttp://www.pref.okayama.jp/kikaku/joho/joho.htm

 さて、その94で、ご紹介しました岡山県産業支援プラットホームの基盤ツールである岡山県産業支援ネットワークシステムが、動き出しました。やはり、岡山県は先駆的だと胸を張れるはずです。
http://ssn.optic.or.jp/
を是非ご覧ください。特に、経営に携われる方は、なかなかやるじゃん!とお感じになるのでは。
 また、OPTICからは、モニターのような形で、意見を下さいと言われています。システムのご感想をお聞かせ下さい。
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2000年9月5日(火)【求ム!!文化人】
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 本日、日本専門店会連合会のまちづくりセミナー(高松)で、専門店会青年会の準会員として、丸亀町商店街ならびに、高松市の中心市街地について、学んできますため、この後、岡山におりません。

 実は、今、岡山の「文化人」を探しているのです。その93,104で書いた再販価格維持制度の請願・陳情が、うまくいかないので、頭を抱えているのですが、突破するために、「文化人」が、どうしてもいるのです。

 小売り酒販の規制緩和に、延期の動きがあったり、本のネット販売が本格化しつつあるのは、ご案内の通りですが、規制緩和の流れの中で、書籍の再販価格維持の正当性が、やはりどうしても弱いのです。
 商工労働部が、採択は無理と難色を示し、教育委員会(文教委員会)で、請願突破(採択)を目指しているのですが、規制緩和を上回る「理由」が、どうしてもいるのです。それには、「文化」保護しかないのです。

 換言すれば、公正取引委員会(総務庁)に対して、文化庁(文部省)が、「戦う」につけても、ともかく「文化」保護を前面に押し出すしかないのです。

 ところで、今回請願・陳情が、詰まっていもう一つの原因は、要するに、小売り書店の組合が、自己防衛のために「文化」保護をうたうのはおかしいのではないか、という批判によるものです。規制緩和で苦しんでいるのは、書店だけではない、今まで再販価格維持で、保護されすぎていたのだという声がある中で、「文化」を持ち出すのは詭弁だ、というのです。
 せめて、「文化人」が、「文化」を守るために、書籍の再販価格を維持せよ、というのが筋だ、というわけです。

 小売り書店が、規制緩和に経済的理由で、反対する(対商工)のではなく、文化人が、文化保護のために、反対する(対教育)と組み替えるために、「文化人」が、主張する必要がある、ということです。

 そこで、規制緩和に対して、真剣に反対と思うか、むしろ腹芸のできる「文化人」を探しているわけです。しかし、概して、こうなると左翼になって、ややこしくなってしまうのが世の常です。まして、岡山の「文化人」は、どこにおられるのでしょうか。

 「継続」になる(採択にならない)という、「負け」が、わかっていて、請願の紹介議員になるのは、けっこう辛いです。
 残念ながら、全国的にも盛り上がりがなく、今議会では、請願提出に至らないかもしれません。辛いところです。
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2000年9月6日(水)【蘇る中心市街地 高松丸亀町商店街】
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 おっはー!!(・・・・・・・・。という挨拶は、二十歳までの方がしましょう!)さて、日本専門店会連合会の高松での2日にわたるセミナーは、中心市街地・商店街を地元とする議員としては、まさに「目からうろこ」でした。
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       ↓詳しくは

 中小企業庁の小売商業課長の講演から、丸亀町商店街の理事長以下9時間以上の実践的な話が、私には、あっという間でした。こんなに身近に、全国が注目する再開発事業の計画があることを恥ずかしながら、充分に認識していませんでした。
 同時に、中心市街地活性化法やTMOづくりが、岡山市の行政規模、商圏規模にはやや難しいのかな、と認識を改めました。逆に、もう少し、小規模で地道にやっていくグループが、連携しながら、いくつも存在しないといけないのだと思いました。

 特に、例えば、商工会議所が主導したTMOと実際に活動するまちづくりグループの認識の違いが、大きな街ほど顕著になる気がしました。やはり、まちづくりは、最初は地味でも、地をはって底から湧き上がる時、一番に強いのかもしれない。何より、お互いの顔が、はっきり見えないといけないのだと思います。

( ちなみに、全国で、現在330の基本計画が、提出され、91のTMOが、
  機能しています。

 ※市町村は、「中心市街地」を定め、その活性化のための方針、目標を定
  める「基本計画」を作成、核になる組織としてTMOを作ります。関係
  13省庁が、強力に計画推進の支援をします。
 ※TMO(タウン・マネージメント・オーガニゼーション:中心市街地の
  商業全体をひとつのショッピングモールとして捉え、一体的に運営する
  ための組織)
 ※高松は、商工会議所が、TMOを作り、丸亀町はそれと連携しています。)

 そして、全ては、街への「愛情」と「やる気」以外にない、と再認識しました。
 同時に、やっぱり、議員は、市民が本気になった時は、「百害あって一利無し」というのが、基本精神であるべきとも思いました。


 ご案内の通り、高松は、独特の地理的・風土的・制度的条件で、郊外大型店舗を拒んでいたところ、ここ5年で、急変。普通の街の25年分が、一挙に吹き出しました。新規、移転、撤退の目白押しです。さらには、来春には、ウォーターフロントのサンポート高松が、顔を見せ、外には、郊外大型店舗、内にはサンポートに、8つある商店街は囲まれてしまいます。しかも、商店街の体力も急激に落ちています。

 丸亀藩に端を発する470メートルの丸亀町商店街は、400年の歴史があり、言わば商店街のヘソに位置すると同時に、駐車場事業を成功させるなど、振興組合活動が盛んで、高松の商業の中心的存在という、自負と誇りを持っています。
 しかし、業種は衣料品等に著しく偏り、居住人口が減少し、商店主の3割が、不動産業化(老後の年金収入)し、しかも家賃が高く、新規参入が水が、難しいという、衰退する商店街共通の特徴を持っています。

 そこで、ヒューマンなスケールによる市民のための空間というイメージで、大型店に頼らず、自分達が、再開発後も商店街の主体として施設を利用・運営していくという、再開発を計画し、再開発後の床を管理する「町づくり会社」を昨年1月に作りました(後に、市が出資し、第三セクターに)。
 丸亀町商店街のこの新手法とスケールが、全国的に注目されているのです。
 これは、従来のアーケードの改修や、カラー舗装といった規模のものではありません。
 まず、AからGの7街区のうち、A街区、G街区が、動きますが、イメージは、福岡のキャナルシティを、商店街の形にし、つまりホテルや、(うどん)ミュージアム、シネコン、スポーツ施設があり、おまけに、最終的には、7〜800世帯の住居に、もちろん地下駐車場を造るといったものです。さらには、「街中に来る目的を多様化させる」ため、コミュニティ施設や、お祭り広場も作られます。
 都心は、「人が集まり住むところ」のまさに、実践であり、とりわけ、子どもやお年寄りといった「家族」に、目を向けたものです。
 そして、8つの商店街のへそで、起きる再開発の効果が、他の商店街、高松の中心市街地、高松、香川に、波紋のように広がることを期待したものです。
 間違いなく、丸亀町商店街は、高松の中心市街地にある老舗商店街として、ある種の使命感、責任感、そして誇りで動いています。

 いかも、ここに来て、森ビルが、参画してきましたが、実はワークショップから10年積み上げてきたのが、値打ちです。
 また、ある意味で「脱落者」が、出ることに「期待」し、しかも通行人を客にできるかは、結局のところ各店舗の努力次第である、というシビアな面を持っています。
 なお、土地の利用と所有者を分離させるために、地価を顕在化させないために、定期借地方式を採用しましたが、これについては、土地信託制度の採用の可能性が模索されています。

 もっとも、まだこの計画は着工していません。この1年半の勝負だそうですが、失敗すれば、ゆめタウンや、サンポートへの「脱出」が、始まるというところに来ています。5年後には、答が出ているでしょう。


 高松までは、JRで、片道約1500円、僅か1時間です。
 高松は、瀬戸大橋や、X(エックス)ハイウエーの開通をチャンスでなく、ピンチと捉えました。岡山は、交通の結節点と呑気に喧伝しますが、支店都市・高松の商業圏域にも入っていると認識しないと、例えば一番街すら安穏としておられないと思います。
 宇野の対岸で、何が起きているのか、やはり注目せざるをえません。
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2000年9月7日(木)【時代は、ラクロス】
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 来週から議会を控えて、一般質問する議員は、原稿提出の準備におわれる頃で、この時期に暇そうな議員は、疑ってみるべきかもしれません。にもかかわらず、「ラクロス」の普及の相談に、某女子校に出かけました。

 北米インディアンの格闘技に始まる「ラクロス」は、地上最速球技と言われ女性がやるには、最もハードなフィールドスポーツです。でかい箒で、球をまわしながら、スカートが、ひらひら(うっほほーい!)するあの競技、岡山では、岡山大学と川崎医療福祉大学が盛んで、岡山県青年館が、事務局的な役割をしています。

 実は、カナダでは、国技であり、オーストラリアにある岡山県と姉妹縁組みした南オーストラリア州では、クラブチームが、いくつもあり、アデレードという街には、毎年岡山から選手が、自費で遠征しています。
 ねらいは、平成17年岡山国体。体育協会に加盟した「ラクロス」が、アデレードのチームと国際親善試合を新装の県立競技場で、行うことです。そのために、すそ野の拡大を図るのです。まさに、これからの競技です。

 頑張れラクロス!!ん〜そうは言っても、多分、趣味もあるかな。
 ラクロスの問い合わせは、岡山県青年館(254−7722)・武市さんまで。
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2000年9月8日(金)【本会議前 一般質問とは】
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 来週の月曜開会の9月議会を控え、一般質問も6回目、いやがうえにも個人的には盛り上がります。ここからは、いわゆる当局との質問のすりあわせが、始まっています。
 月曜日には、岡山市内の県立普通科高校の激変の提言他について、知事が、所信表明演説(指針)をして、休会。所信を受け、水・木と3回派(党)の代表質問が、各々1時間。基本的には、県政の殆どの重要課題が、出尽くします。したがって、一般質問で、行財政改革を聞けば、まず重複質問です。
 5日間も休会して、翌火・水・木と一般質問に入り、これがいわゆる質問戦です。その後、特別委員会(翌金)、常任委員会(翌々月曜)で、請願・陳情の審査。議運を経て、翌々水曜日に、閉会です。

 もっとも、一般質問の原稿締め切り(事実上の通告)は、来週の代表質問初日の水曜日で、金曜日までには、深夜になろうとも定稿(もう質問事項等いじらない)します。そこまでが、個人的には事実上の議会です。来来週の何曜かは未定の一般質問当日は、できあがった原稿を読むセレモニーに、近いものがあります。
 但し、これは、自民党のケースで、基本的に再質問、再々質問をしないために、すりあわせを充分にしておくのです。担当者との、このすりあわせこそ、実質上の議論なのです。共産党などは、本会議場で知事に、直接勝負をかけますが、与党議員の勝負は、実は本会議場ではありません。
 ここで、ある種のかけひきもあるわけですが、重要なのは、実質的に前向きに進むかであり、批判・攻撃が目的ではありませんから、引きどころを知ることです。
 しかも、他党の代表質問、他議員の一般質問をかいくぐりながら、事を進める必要が、あります。重複質問は、議員の恥です。(先手を打って、他の議員に質問させない手もあります。その点でも、すり合わせが重要なのです。)
 当局の方との人間関係も、一番生まれる時期です。突っぱねると、長い目で見ると当局を敵に回すことになりかねません。

 ともあれ、昨日今日、月曜日、火曜日はすりあわせをする、ある意味で議員には、最もおもしろい、かつ忙しい、真剣勝負の時期です。また、質問の確認のため、「ネタ元」との議論が、深夜になることもザラです。

 今日の段階で、「落書きを暴走族に消させる」というアイデアは、消え、景観保護条例改正・新条例制定の検討の依頼に代わり、福祉産業機器、自転車道一般、吉備路自転車道についての質問が決まり、チボリについては、知事選挙の前にどこまで突っ込めるか、どう表現するか、議論中といったところです。

 成果は、一般質問当日に配布される、その日のメニュー(質問者・質問事項・答弁者の一覧)の時に、出ます。佐藤君は、自民党の「色物」かもしれません。かなり、自民党的でないメニューが、並び、一部に「佐藤節」と呼ばれ、固定ファン(?)が、います。共産党の議員には、たいがい誉められます。

 今回一般質問に、何人立つのかは不明です。しかし、一般質問こそ議会の華であり、また、当局に市民・県民皆さんの思いをお伝えする最大の場です。
 個人的には。一般質問に立たない議員が、この時期に何をしているのか、不思議でなりません。もっと、楽しいことがあるのでしょう。
 もっとも、当局の方と人間関係ができすぎると、聞けなくなるという側面も、否めませんが。
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2000年9月8日(土)【11分の1】
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 県議会で同期の真備町の高橋議員の石井知事を招いての後援会総会に、来賓として出席しました。自民党内会派(派閥)の政友会の1期・2期は、もちろん全員集合で、振興局長、三町村の首長、議長、議員も、勢揃いで、発表1400人という、すさまじい会でした。

 高橋議員は、34歳で、県議会では2番目に若く(私は3番目。川上郡の久徳議員が、31歳で一番若い)、亡くなった父親も、県議会議長を務めた2世議員で、実は、背の高い男前の僧侶です。
 彼の値打ちは、父親没後の補欠選挙で、落選。1年も経たない間にあった統一地方選で、議席を奪い返して初当選したことです。1年で2回選挙した男です。

 議場でも隣の席で、所属委員会にダブりもあり、なにより同じ派閥です。なんとも落ち着いた性格で、かなり私と違ったタイプの議員です。
 こういう人が、本来の議員で、ずっと、県議会にいて、順調に大きくなっていくんだろうなぁ、と思います。
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2000年9月10日(日)
       【議員の役目 点が線に、線が面に、面がうねりに】
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 高齢者の主張大会in岡山、62万人市民の集いに、僅かに顔を出しましたが、なんといっても選挙を手伝ってくれた女性の結婚披露宴に出席させて頂き、心がほくほくしています。なんとも幸せな気分になりました。
 親族でなくても、少し幸せを分けてもらえたり、例えば、心から尊敬できる人(肩書きにこだわらない人。お年寄りや、女性が多い気がします。)に、多く出会えるのは、議員特権かもしれません。

 最近長いのですが、今日は、特に長いです。お許し下さい。本気なもので、思いを止められません。重くしてすみません。ルール無視の無礼なメールです。お気に障りましたら、是非、今、削除して下さい。(本日分は、一部の方にしか、配信していません。)

                略

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2000年9月11日(月)【9月議会始まる】
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 いよいよ9月定例議会が、開会しました。今日は、知事の提案理由説明(いわば所信表明です。)のみで、質問は、中一日置いて、明後日からです。一般質問の原稿締め切りも、明後日です。どうか、今日明日は、佐藤をそっとしておいて下さい。かなり目つきが違うと思います。

 知事の目新しい提案説明のみ、お報せします。

 海砂の採取について、「建設骨材委員会」から、「海砂採取は、海域の環境や水産資源等に及ぼす影響が、大きいと判断し、できるだけ早い時期に禁止することが望ましい。」との提言を受け、禁止することが適当と判断。
 代替骨材の円滑な供給への移行期間等を配慮して、15年度から実施です。

 魅力ある学校づくりを進める一環として、中高一貫教育について、平成14年度までに、ひるぜん高校と、岡山操山高校が、中高一貫高校に、移行する方向です。
 伝統のある操山高校だけに、議論必至でしょう。文教委員会の担当です。

 なお、補正予算額等は、新聞をご覧ください。
 これから、当局との打合わに入ります。頭バクハツです。
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 【知事選挙の争点】
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 一般質問の検討中、民主党の代表質問および共産党の一般質問に、チボリ公園が来ることがわかりました。これで、私のチボリは、終わりです。来年度に、5年目の見直しがされ、来年のこの時期は、チボリ議会になると思われていたところ、知事選挙の争点として、ここでぶつけるようです。
 特に、吉備高原都市もからめるようで、当然の問題意識です。

 盛り上がらないと言われている今回の知事選挙。公共事業の問題から、チボリ公園、吉備高原都市の問題を無理から争点に、という思惑です。

 与党議員としては、一緒になってチボリの問題指摘は、できませんからわざわざ倉敷チボリやレオマに行ったのも、質問には、活かされません。資料集めもしていましたが、ひとまずパーです。(「こころ」が、ある!!)
 仕方ない。それだけです。今回「落書き」についで、2つ飛びました。

 次を探さねば!!過去5回、毎回こんなもんです。これもまた、本会議の醍醐味です。さーて、困ったぞっと。


 今日、議事録のH・Pが、更新されました!!衆議院選挙真っ最中の6月議会の一般質問の議事録が、入りました。あの時期に、よくやりました。
 NPO、福祉作業所関係の方は、是非ご覧ください。これが、一年生議員の戦いの跡です。
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2000年9月12日(火)【やっと草稿】
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 やっと、一般質問の草稿が、できました。自民党の色物の異名通り、今回もまたスーパーマーケットのようなラインナップになってしまいました。後楽園、イノシシ(!?)、吉備路自転車道・・・・・・。
 昨日、今日と土壇場でお知恵を下さった方(内緒!)に厚く御礼申し上げます。多分、次回の12月議会もこうです。宜しくお願いします。

 さて、この草稿は、明日の本会議前に、財政課の担当の方(私にあたった方は、けっこうあたりなんだそうです。わりと難しく言わないし。仕事は多いけど。)に、手渡します。財政課は、シーリングをするいわば大蔵省なので、県庁全体を知っていて、予算がからんでくるので、間に入るのでしょう。

 前回のように、答弁者9人(普通は、3〜4人)などという無茶をすると調整がたいへんそうですが、財政課で質問を項目ごとに担当課に振り分け、そこで勉強会。あまり無茶な質問だと向うから「打診」が、あります。
 常識的に考えると今回教育長は、蜂の巣にされるでしょう。(気の毒です。)所属委員会の質問はしないというのは、武士の情けかも?ともかく集中砲火の部が、たいていあります。

 共産党・民主党は、意地でも再質問、再々質問で勝負してきますから、当局は、予想答弁集を何倍も作り、戦いに備えるのでたいへんです。嫌われるわけです。
 自民党の場合は、すりあわせしますので、財政課とのやりとりで、消えるものがあります。特に、いい答にならない時は、自民党の先生に恥をかかせられません!と事前にアドヴァイスもあるのですが、私の場合、「ダメなら、ダメで、はっきり断って下さい」と申し上げるので、前回のように、目も当てられないような悲惨なことになることもあります。(特に、総務部長答弁!)

 要するに、ここが与党議員の中で、意地を張り、結果自分の首をしめるか、まぁまぁこりゃこりゃと融通をきかせるか、性格が、出るところです。几帳面な人は、気が狂うかもしれません。
 いくらやっても、おえんもんは、おえん。これがダメなら、こっちどう?
 代表質問や、他党や何人も出てくる自民党議員の質問をかいくぐって、しかも所属委員会の関連を避けて、一般質問を書いて、このすりあわせしていく時だけは、あまり馬鹿でも利口でも、議員はできんなぁ、と思います。
(重複質問を恥と思わなければ、ずいぶん楽でしょうが。やっぱり恥です。)
 党をあげて代表質問する場合は、かなり違うと思いますし、私は他の議員の密室のやりとりを見てみたいです。どうしてるのかしら?

 このドタバタが、私は、けっこう好きなのだから、不思議です。

 本会議が、すぐ休会するのは、こんなことをやっているからです。
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2000年9月13日(水)【たんたんと代表質問】
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 私の、質問は、9月20日(水)pm1;00頃から、と決まりました。1週間先です。お時間ありましたら、まずは、是非「見物」気分で、お越しください。

100億円の収支不足を続ける岡山県政ですが、3歳未満の乳幼児医療費補助を来年度から、窓口で無料の現物支給方式に変更するというのが、今日のトピックスです。この面で、大功績のある知事が、選挙前に、もう一歩前進させたことに、意義があります。が、予測のうちでした。
 思いの他、民主党のチボリ公園追求が緩く、たんたんと流れた本会議でした。どうしても、制度を論じる県議会なので、市議会ほど盛り上がりません。抽象論に終始し、あとは各市町村で個々に対応するというような話です。
 国会ほど、スケールが、でかくなく、さりとて市議会ほど身近でもなく、中間で、「国の方針に対してどうするのか。」「市町村にどう指導するのか。」という、話が、確かに多いです。つまらないかも?

 個人的には、明日の代表質問で、公明党が、質問項目として「落書き」をひいたため、急遽、質問項目に復活させるドタバタが、ありました。
 要するに、民法による不法行為による損害賠償請求という、民事訴訟を越えて、損害賠償を条例化できない、という一行答弁が、予想されたためです。
 これで、ひいては、何も変わりません。私としては、それならば、と別案を考えて復活させることにしたのです。(まだ、秘密)

 今日明日とドタバタは、続きます。こうしている間にも、電話が入ります。
 メールで、財政課とやりとりできるのは、実に便利ですが、殆どの議員が使えないようです。
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2000年9月14日(木)【知事選挙の足音】
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 代表質問2日目も低調で、たんたんと流れました。その間に、財政課との一般質問原稿の調整が進み、来週の月曜日が、定稿です。文面などにかなり変更が、入りました。
 その一方、知事選挙について、党の選対会議も行われ、10月22日投票の選挙(含倉敷、玉野補選)も動き出しました。9月30日には、大阪の太田府知事が、石井知事夫妻の応援に来岡、その他、大まかな選挙行程も、わかってきました。
 今後、自民党内での役割分担、貼り付けなどが、決まってきます。

 現段階で、10月9日(月)、14日(土)、18日(水)、19日(木)、20日(金)には、岡山市内で個人演説会の予定が入っていますが、場所はまだ、お報せできません。また、8日(日)は、選挙事務所に貼り付き当番になります。
 岡山市中心部に石井選対という明確なものはなく、しかし、結局は党あげての選挙のため、私も、動きたくても指示待ちといったところです。
 なにしろ、17日間の超ロングランの選挙です。岡山県は、やはりそれだけ広いということです。たいへんだ、としか言いようがありません。

 負ける選挙とはとても思えませんが、問題は、投票率です。
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2000年9月15日(金)【何もつくらない勇気】
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 もしかして、下記のような事態なのかもしれませんが、状況がわかりません。ご迷惑をお掛け致しておりましたら、OPTICになりかわりまして、心よりお詫び申し上げます。

 つれづれなるままに、ひぐらし、は、なんと鳴きましたっけ?

 それにしても、勝ったとはいえ、サッカー日本代表の髪型は、なんでしょうか。全員、高原のように坊主にせよ、とは言いませんが、せめて地毛で短くできないのでしょうか。私は、日本人として恥ずかしいです。私は、ですけど。


 操車場跡地について、皆様本当にあれでよろしいですか?市の事業ですから、県は応援という立場ですが。皆様納得、でしょうか。

 私は、かねがね、カジノが、造れないのなら、何も造らない方が良い、という独自説です。というより、子どもや、孫のために、森を残したいのです。本当に、ただの森です。湖があっても、ちょっとボートが、浮くだけの。ただただ森。何もない。何もなくていい。もう充分です。もう何も要らないです。
 物質に重きを置かない、心の時代だと言うのなら、自然に戻してほしいと思います。あるいは、経済効果はないかもしれない、でももっと大切なものを得られるはずです。何が、一番「豊か」なのか、皆もう気付いているはずなのに。目に見えないと駄目なのかな。全て金銭に換算しないといけないのかな。

 市民一人一人が、木を一本ずつ植えていく、やがて森になり、鳥が帰ってくる。100年経てば、もう我々は誰も生きてはいません。たかだか80年の人生。けれど、森は死にません。むしろ少しずつ育っていく。我々の思いは、朽ちることはないのです。
 若者にではなく、家族に一番ほしいものはなんですか、年老いてほしいものはなんですか。それは、「安らぎ」だと思います。それが、都心にあったら、なんと贅沢でしょう。これ以上にない、贅沢です。何が一番大切ですか?
 何も作らない、全て自然に戻すのは、勇気がいります。もうええ加減やめようで、と自民党らしからぬ意見を持っていますが・・・・夢でしょうね。本当に、夢だ。きっと、「なに」か作ってしまう・・・・・・・。岡山の街中に、大きな森が、あったら、森を残せたら、もっと岡山に誇りが、持てるでしょうに。・・・・・・・・夢ですね。


 今、議事録のH・Pで各県議の初登壇の質問を見るのに凝っています。小説家と同じで、第一作に全てが出ると思います。何が、したいのか、何に重きを置くのか、わかります。なかなかおもしろいです。
 お時間あったら見て下さい。
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OPTICインターネットユーザー各位
           OPTIC/(財)岡山県中小企業研修情報センター
 12日の未明よりオプティックのメールサーバーが不安定になっているため、メールの送受信に影響が出ており、9月15日午前2時10分現在、下記の状態です。
・OPTICユーザーが外部ユーザーからのメールを受信できません。
例) xxxxx@nifty.com ----> xxxxx@optic.or.jp (×)
 外部送信者には、エラーメッセージが返されます

皆様には大変ご迷惑をおかけしていますが、復旧いたしましたらお知らせいたしますので、よろしくお願いします。

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OPTIC/岡山県中小企業研修情報センター 住所 岡山市大内田675
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2000年9月16日(土)【国際交流センター5周年】
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昨日、OPTICの不具合で、確実に幾つかのメールが、届いておりません。申し訳ありませんが、跳ね返っている場合には、是非再送下さい。今度は大丈夫です。どうか宜しくお願い申し上げます。


 岡山午前2時出発、午前11時帰岡という、まるで体力勝負の広島での講演会に参加し、半分寝ぼけつつ、岡山国際交流センター(奉還町)5周年記念の「国際貢献フォーラム」に、遅刻して参加しました。
 県と交流協会、NGOが、企画段階から進めたそうで、盛況でした。特に、「企業と国際貢献」は、新趣向でした。

 NGO関係には、秘書時代からのお知り合いの方が、極めて多く、変な話が、気が休まるというか、そのまんまの自分でいられる気がして、実に好きな「場」です。ともかく、「なんでそこまで」タイプの個性的な方が多く、バイタリティ、知識、アイデアには、いつも圧倒され、いわば元気が、貰えるところです。特に、こういう会は、私にはオールスター戦のようです。

 阪神大震災(1月17日)の時、遅れて20日に、AMDAの2トントラックを運転して神戸入りしてからの俄ボランティアの私ですが、岡山には、本当に、世のため、人のために、地道に活動されておられる方が、物凄くたくさんいらっしゃるのです。特に、NGOの様々な分野の人材は、本当に豊富です。

 思い入れたっぷりの99年12月議会、00年6月議会の議事録を是非ご覧ください。トピアの会、NGOサミット等々、詳しく書いてます。私が、一番代弁したい!!と勝手に思うのが、NGO、NPOの方々なのです。
(今年の、第7回おかやま国際貢献NGOサミットは、「未来のための教育」をテーマに、10月13日(金)〜15日(日)に行われます。)

 NGOの活動拠点としての5周年の国際交流センターのあり方について、「産業支援ネットワーク」のような、情報ハイウエーを活かしたリンクが、NGOで、できないか。
 既に気持ちは、12月議会に飛んでいます。ともかく、議員として、NGOの役に立ちたいです。

 あ〜、それにしても、なぜかよくわかんないけど、アフリカに行きたい!!
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2000年9月17日(日)【政治家とカネ お金なら、ない!】
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 またまた、日曜日の戯れ言です。日曜日は不評です。
ご覧になるのが、月曜日の朝でしたら、心よりお詫び申し上げます。週始めに、本当にすみません。


本日は、先輩議員の御身内の葬式で、会派の若手は、立礼に立ちました。議員の御身内の方の心労が、身につまされるようでした。
 ありがたいことに、議会事務局も出て、県執行部も並びたいへんなことでした。(お願いだから、両親には、少なくとも私が議員を辞めるまでは、生きていてほしいです。)

 話変わって、先日、あるベテラン議員が、秘密裏に、これほど失礼、かつ、おもしろいものはないという「議員の金持ち順リスト」を作り、私は堂々貧乏の2位にランクされました。これを聞いた妻が、「悔しいね、絶対1位よね」と、胸を張り、トホホでした。(1位は、自慢かやー!?)

 実際、普通は、自民党の若手が一番貧乏になる仕組みになっているのですが、最貧乏にランクされた先輩議員と立礼に並んで立ちながら、グチグチ言いました。(やっぱり「早稲田」には、貧乏が似合うなぁ!)
 「 家が、大きな商売をしてるだの、2世でもない僕たちには、自ずと限界があるね。」という言葉に、少し黄昏ている私でした。

           略

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2000年9月18日(月)【定稿】
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 明後日の一般質問の質問項目、および答弁者が、以下のように決まりました。代表質問項目、文教委員会の案件、広域交通・物流対策委員会の付託事件、及び重複質問をかいくぐった結果です。
 したがって、行財政改革や教育問題は、出せません。それでも、一般質問らしく、かなり身近な話ばかりだと思います。

 なお、チボリ公園に関する質問、三菱自動車リコール問題に絡んでの地場企業の救済策については、当局の都合もあり、今回はできません。誠に、申し訳ありません。

 今回で6回目ですが、任期中合計16回質問に立てたら、どれだけの思いが届くでしょうか。あと、10回、これを繰り返します!!
 12月議会への課題が、国際交流センターがらみの話、IT関係、できれば、看護関係、少子化対策(こしんじ誕生!!)等々、浮かんできますが、是非ご意見をお寄せ下さい。


 一般質問        自由民主党        佐藤議員

1 おかやま後楽園300年祭について   (土木)[  知 事  ]

2 自転車と自転車道について

 (1)自転車道の整備     
   ア 歩行者道、自動車道との共存   (土木)[ 土木部長 ]
   イ 既存の緑道公園等の活用     (土木)[ 土木部長 ]
   ウ 福祉のまちづくり条例における位置づけ
                 保福協力(土木)[ 土木部長 ]

 (2)自転車の取締等          (警察)[ 警察本部 ]

 (3)吉備路自転車道
   ア 知事の思い           (土木)[  知 事  ]
   イ 起点の周知等          (土木)[  土木部  ]
   ウ カラー舗装化等         (土木)[  土木部  ]
   エ イベント            (商労)[商工労働部]

3 福祉機器関連産業の振興について    (商労)[商工労働部長]

4 有害鳥獣について
 (1)状況               (生環)[生活環境部長]
 (2)防御策と中国地方全体での対策
                 農水協力(生環)[  知 事  ]
 (3)カラス対策            (生環)[生活環境部長]

5 NPO活動の促進について       (生環)[  知 事  ]

6 落書き追放について      警察協力(生環)[  知 事  ]

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2000年9月19日(火)【請願採択】
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 一般質問初日、個人的には、明日新聞見出しは何になるのか、ちょっとわからない感じでした。教育問題は、初日から重複質問が出ました。

 実は、密かに注目しているのは、○○党の○○議員で、いつも庶民の声を聞いて拾ってきた、あるいはご自身で調査した、というのがわかり、執行部答弁も、まず空振りがない、ということで、本当に目標にすべき議員だと思います。今日も、やっぱり凄いなぁ、と思いました。
 明日の笠岡の○○先生も注目です。後輩が、生意気を言うようですが、このお二人の議員としての資質の高さは、まさに尊敬に値します。

 大上段から振りかざした議論や、批判を旨とすれば、案外質問は容易です。身の丈にあった提言型の生産的な質問は、難しい。私も、陰で何を言われているか、わかったもんじゃありません。


 さて、昼休みには、文教部会があり、教科書採択に関しての請願2通が、文教委員会で採択される方向になりました。保守王国岡山の面目躍如です。25日の委員会では、採決をしますが、殆ど議論は行われないと思います。
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2000年9月19日(火)【傍聴ご案内】
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 明20日(水)は、6回目の一般質問に立ちます。昨年の選挙で、県政に「shock、speed、shift」を持ち込みたいと叫び、supeedの実践として、「毎回質問して、その時々の声を議場に運びます!」との公約によるものです。

 明日は、3人目の登壇ですが、多分午後1時だと思います。
 議会は10時30分開会。通常20分の質問、約15分の答弁、野党は、そこからさらに再質問5分、5分答弁、5分再々質問、5分答弁となります。
 トップの自民党の川上郡・久徳大輔議員(最若手・31歳)が、35分、2番手共産党の岡田議員が、再々質問まで粘り約1時間。そこで、昼休みに入り、昼のトップバッターで、私が立つという流れかな、と思います。

 個人的には、参観日のようで、強い関心のある方へのお勧めですが、お時間の都合が、平日昼間につく方がいらっしゃいましたら、是非傍聴にお越しくださいませ。

 なお、駐車場は、通常の本庁側にしかありませんので、少し早めに来られるか、最寄りの駐車場に停められるほうが良いかと思います。議会棟は、本庁の東側、旭川の土手の側にあります。
 ただ、傍聴席入り口がちょっとわかりにくいので、守衛の方に聞いて下さい。佐藤の関係だと、言って頂くととかなり愛想がいいのでは、と思います。特に、よく太った「A君」に、「最近、青汁飲んでる!?」と聞いて下さい。喜ぶと思います。

 0時50分頃には、こしんじ君を隠し持つ私のかわいい妻が、そのあたりにいると思います。
 なお、私は、起こし頂いた方にご挨拶できないかもしれませんが、どうかお許し下さいませ。
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2000年9月20日(水)【とりあえず一般質問終わる】
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 6回目の一般質問が、終わりました。6月が、4勝16敗なら、今回は13勝7敗のような答弁でした。小さいことですが、そう遠くない将来、JR岡山駅西口から吉備路自転車道まで、案内表示は、つくでしょう。その他は、今日明日の話にもなりそうにありません。

 明朝の新聞で、どこが取り上げられるのかわかりませんが、あくまで一部です。御参考までに、質問原稿を添付しました。ただ、気分で少し表現が変わっています。それぞれに、丁寧な答弁を頂きました。
 とりあえず、明日の朝刊を待ちたいと思います。

 個人的には、共産党の議員のバクハツぶりは、シュールだと思います。燃え尽きる、おもろうてやがて悲しき、という言葉が、あてはまらなくもないのですが、知事と一番本気に戦っているのは、共産党です。代表質問がないだけに、割り当て1人の一般質問に全てをかける、その真摯さは見習わなくてはいけません。私たちは、平気で持ち時間を余らせますが、共産党は、1秒だに無駄にしません。やはり、共産党は、議会の華のひとつです。本当は、その通り!!と思うこともあるのです。

 さらに、6回目で初めて演壇の右端隅に、時計とランプがあるのを知りました。17分で、黄色が、点灯。20分で赤ランプ点灯。以後、赤ランプが、点滅。まるで、ウルトラマンのカラータイマーです。1年半気付きませんでした。


 昼食時には、政務調査会がありました。今会議で上がった陳情・請願の各委員会の処理の報告を受け調整する場です。今年から、私もメンバーです。総務会長、政務調査(政調)会長、幹事長は、中央では党三役ですが、他に幹部会もあり、それぞれの役割が、もうひとつ私も理解できていません。

 政調や幹部会の一番の話題は、あっせん利得罪と外国籍の方の地方参政権の問題です。中央は、地方無視で、勝手に決めるなという議論です。特に、参政権は、憲法問題と外交問題が絡んだ政治問題であり、今後かなり議論になると思います。

 明日で、一般質問が終わり、特別委員会、常任委員会を経て、来週水曜日に、閉会して、知事選挙モードに、一挙に突入!?といったところです。
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2000年9月21日(木)【教育議会】
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 今朝の山陽新聞で、昨日の私の一般質問は、6月に続いて、NPOの質問で、載っていました。今や、久徳議員(川上郡)は、「陥没議員」と言われていますが、あだなが「NPO議員」なら、最高ですね。

 今日で、一般質問が終わりましたが、予想通り、教育長への質問が連発、山陽新聞が、「教育議会」と命名したように、本日も質問者4人全員が教育問題を取り上げました。

 ただ、これだけ答弁があっても、これで教育の何が解決したわけでもありません。議会の議論で、現場が本当に変わるのでしょうか???
 注目すべきは、予想通り、議論の焦点が移行して、教科書の採択問題、偏向した歴史教科書問題が、正面から取り上げられたことで、「教育に対する政治の介入」との批判が、野党から出たことです。

 もっとも、歴史とは、要するに政治の流れであり、歴史教育と政治は本来切れるものではありません。ただ、17歳の問題と道徳教育はまだしも、17歳の凶悪事件と歴史教育との関係が、政治問題として議論されていくのが、やっぱりそうくるかな、という気が、しないでもありません。

 また、外国籍の方への地方参政権の問題は、歴史の話から、直接出てきますし、歴史の話は、教育問題だけでは終わりません。

 ところで、「地方」と言えば、地方の公共工事を中止するいわゆる「3党合意」の問題に、地方議員が大打撃を受けると言われる「あっせん利得罪」の議論など、これからの国会での論戦に注目です。地方参政権問題を含め、地方(の保守系議員)から火の手が上がる問題です。

 それにしても、市町村より泥臭くなく、かといって国ほど、ダイナミックでもない、高尚なような、宙に浮いたような、理念に終始するような、私には、いまだに謎の県議会です。最後は、やはり、国が、決めるんだな、としみじみ思います。


 一方、今日のAMDAの本部移転や、郡部への大学開設の動きですが、背景は分かりませんが、結果だけ見れば、「国際福祉都市」を基本理念とする岡山市の大ダメージの気もします。
 あくまで、私は与党、保守系議員ですが、以前からの小学校統廃合問題でも申し上げたように、最近ちょっと岡山市政全般に、疑問を感じることが、多くなってきました。こう書いても、私になんの得もないのですが、そんな悲しい巷の声が、本当に増えた気がします。とても残念です
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2000年9月22日(金)【モニターが入って】
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 本日の特別委員会より、情報公開の一環としてモニターTVが、入ることになりました。いろいろ報道もされるでしょうが、本会議ですら、傍聴席はまばらですから、多分いずれ閑古鳥が鳴くんだろうなぁ、と議員の間では、残念ながら全く話題になりませんでした。

 ただ、以前よりも少しでも開かれたことは確かです。ただ、重要な案件は、逆に密室へ行くことも考えられます。特に、委員会としての採択などの意思決定は、結局は自民党の部会で、決まりますから、委員会をオープンにしても・・・・・・・・。
 そして、部会は、まず、オープンになることは、ありませんし、すべきとも思いません。また、会派や部会内での他の議員の発言をオープンにするのは、ルール違反だと思います。

 文教委員会でもそうですが、委員会では、それなりの議論はありますから、おそらくそこからは、不自然なものは、なにも見えてこないと思います。モニターが入って豹変するほど、やわな議員はいないでしょう。


 こんな論調になっているのは、今回の一連の情報公開に関して、極めて特殊な動きをしている、極めて一部のマスコミがあるからです。ともかく、端から獲物を狙うような、あげつらうような姿勢が、見え隠れする、不快さがあります。よほど議員が、嫌いなんでしょう。

 本当に、議会制民主主義に資する情報を市民・県民の皆さんに提供し、是是非非で行くのならまだしも、ハイヤーで、議会に乗り付けてくる姿は、まるで、ハイエナのようです。
 なんのための情報公開なんでしょうか。議員の何かを暴きたいのでしょうか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・頼むから、一緒にせんでくれや。

 正義感や使命感でなく、あざけりや、からかいや、おちょくりを旨とする報道で、何がどう良くなると言うのでしょうか。悲しい気分で、見ています。
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2000年9月22日(金)【広域交通・物流対策特別委員会より】
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 本日の委員会では、岡山空港の滑走路3000メートル延長化(平成13年10月供用開始予定)の進捗具合と、この10月12日の水島港と台湾・高雄の国際定期コンテナ航路の開設(高雄で、積み替えることで、北米、欧州、豪州への定期航路が、確保されます。)などが、報告されました。

 特に、私が気になったのは、岡南飛行場整備と昨今話題のフリーゲージトレインについてです。

 スカイパーク構想のもとに、岡南飛行場の整備は、進んでいるわけですが、整備計画時に12000の発着回数だったものが、昨年は4310しかありません。エプロン(駐機場)の拡張は、需要があるようですが、格納庫用地については、これから利用促進のポートセールスが、必要です。
 また、航空ふれあいゾーンの予定地については、来年度、運動広場の整備が、行われます。
 安全性確保のために、定期便と小型機の空港を分けたので、満杯になっても黒字を目指しているわけではない(黒字にならない)とのことですが、ちょっと不思議です。
 もとより、止まりません。


 平成4年に設立されたJR伯備線新幹線化促進三県(岡山・鳥取・島根)県議会協議会は、昨年から、新幹線化も残しつつ、フリーゲージトレイン導入促進をうたい始めました。
 この4月には、国会議員の会も立ち上がり、11月には、三県協議会が設置される方向です。また、四国でも同様の動きがあります。

 では、導入して、岡山ー出雲市224kmが、どう高速化されるのでしょう。試算によると約520億円で、約17分の短縮です。一方、線形の改良や通過駅のポイント改良等だけでも、約280億円、約12分の短縮です。
 ちなみに、山形新幹線のように、標準軌に敷設し直すと約1200億円、約24分の短縮です。

 瀬戸大橋線も同様の構想があり、これはかなり議論が、必要だと思います。また、国が大きくからんできます。
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2000年9月23日(土・祝)【あっせん利得処罰法案について】
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 連日マスコミを賑わしている「あっせん利得罪(政治家が役所などに口利きをした見返りに報酬を受け取ることを禁止する)」ですが、個人的には、もっと厳しいものにすべきと思います。

 ただ、同時に、裁判官同様、国会議員なら少なくとも任期中、地方議員なら4年間の安定的な身分保障(いうまでもなく金銭面)にするか、いっそのこと地方議員については一切報酬がない代わりに、本会議、委員会等を土・日か平日の夜間に行うべきだと思います。
 裁判官同様、法的にも、制度的にも、現実的にも、己の良心に従い、「食える」ようにすべきです。あるいは、「全く食えない」ようにすべきです。
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       ↓詳しくは

 ご案内の通り、自民、公明、保守の与党3党は22日、「あっせん利得処罰法案」を衆院に提出ましたが、これを受け民主、自由、共産、社民の野党4党は、口利き行為を処罰する対象を私設秘書にも広げる内容の対案をまとめ、週明けにも共同提出する意向です。

 与党案は、政治資金規正法に基づいて「政治献金」として処理した金銭のやりとりについても、あっせん行為の対価であれば処罰の対象とすること、公共事業などの入札などでの「契約」と、交通違反などの「行政処分」に限定することとしています。
 それまでの与党内調整で処罰対象は、「公務員への口利き全般」とする方向でしたが、自民党が対象範囲を絞り込むよう主張、公明、保守党も受け入れた形ですが、これが口利き行為の「抜け道」となる可能性も出ています。 

 他に、与党案は、(1)処罰対象は国会議員、地方議員、地方自治体の首長、国会議員の公設・政策秘書(2)有罪が確定した場合は五年間の公民権停止(3)政治家らからあっせんを依頼される「公務員」には、政府や地方自治体が二分の一以上出資する公団や公社などの特殊法人や第三セクター職員を含める―といったものです。

 特に、地方議員が入っているので、例えばある団体の顧問になって、結果として、「あっせん」することもあるだろうし、マスコミの餌食になる、引っかけられるので、この法案は、問題だ、という主張があるわけですが、私には、理解できません。理解したくありません。
 そもそも、「契約」や「行政処分」に限定しようと言うのです。それでどこが、問題なのでしょう。普通の「お世話」は、させて頂けばいいのです。何をしたら、ビクビクすることになるんだろう。


 実は、私の思いは、もっと別の所にあります。それは、この法案は、一部の政治家の喉元に突きつけられただけでなく、それを「求める」有権者に向けられた両歯の剣だからです。これで、塀の上を歩くような「危険なマネ」をしなくていい、絶好の口実ができるのです。
 本当に困るのは、議員ではないかもしれません。「求める」有権者です。「できない・しない」議員を「力がない」と評する馬鹿な時代が終わるなら、この法案をもっともっと厳しくしても大賛成です。

 私が政策で勝負できているとは、全く思っていません。ただ、そのつもりのある議員には、反対するどころか、むしろ朗報です。
 同時に、直接特定の人間に利益を与えられない分、逐一有権者の方に「伝えていく」努力は、必要だと思います。
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2000年9月24日(日)
       【創造的破壊のために 晋作】  日曜日のひとりごと
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頑張れ!!山口衛里選手!!いよいよスタートです!!

 高杉晋作が、好きです。激動の時代にしか咲かない花があります。時代が晋作を呼んだのか、晋作が時代を呼んだのかわかりませんが、高杉晋作は、おそらくあの時代に生まれていなければ、風流な歌人にすぎなかったでしょう。

 竜馬は、周旋家にして政治家です。おそらく、どの時代でも立派な商人には、なっていたでしょう。彼ほどの類希なる大器に、愚かな私は、よう共鳴できません。

 あの時代の晋作は、間違いなく革命家です。過激派と言ってもいい。吉田松陰と響きあいながら、自らを純化するように「狂」を生きぬきました。人間的にもかなり問題がありそうな、半ば躁鬱気質がバクハツしたかのような彼の人生は、まるでハチャメチャなジェットコースターです。
 その中で作った、「見るもいやらしい」奇兵隊こそ、封建体制も幕藩体制も破壊した日本で最初の革命軍です。自ら血を流すことを厭わない実践的革命家こそ、高杉晋作その人です。

 「おもしろきこともなき世をおもしろく」晋作の辞世です。孤独癖があるのに、人間好き。ニヒルに冷めているようで、実はギラギラしている。郷士でもない彼は、別にじっとしていれば、そこそこに出世したろうに、何かせずにいられない。実は、ただのトラブルメーカーなのか。「とにかく走ってから考える」子どもじみた晋作に、どうして私はこう惹かれてしまうのでしょう。

 もし、高杉晋作が、この時代に生きていたら、彼は何をしているでしょうか。あるいは、松陰が生きていたら、今のヤマトをなんと言うでしょうか。
 結論を言えば、私は、この時代に、高杉晋作ならやるだろうことをしたい、それを地方議員としてやってみたいのです。すなわち、地方政治の「創造的破壊」です。

 私は、そのための武器として、インターネットを捉えています。
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2000年9月25日(月)【強行採決】
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 今日の文教委員会については、そこそこに報道があるかもしれません。 お伝えしたに日本会議岡山から提出された「県教育委員会に教科書採択の指導強化を求めることについて」の請願が、共産党、民主党の議論を遮り、一挙に強行採決。6対3の多数を持って、採択になったからです。

               略

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 【どうなる!?操山高校】
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 岡山県高等学校教育研究会協議会答申(本年2月)を踏まえ、特色ある中高一貫校教育を実施する学校の「全県」的な設置を推進する中で、来年度からは、連携型として蒜山高校が、14年度には、併設型として、操山高校が、中高一貫校に移行する方向にあるのは、お伝えした通りです。

 公立の中高一貫校を作っていくのは、もはや国の方針と言って良いと思いますが、蒜山高校は、地域事情で、事実上既に一貫校で、驚かないにしても、操山高校については、朝日高校と並ぶ県立普通科の伝統校で、意外に思われた方も多いと思います。
 ただ、今後どんどん登場する魁であるという認識が、今のところ正しいのだと思います。

 もっとも、本日の委員会での報告を受けても、今一つイメージが掴めません。
 「系統的指導による自己の生き方の探求と自己選択能力の育成、主体的な選択学習による生徒の個性と才能の伸長を図る」教育を目指し、新設の中学校を併設し、高校と接続(併設型)するそうです。

 操山中高一貫校の選定理由は、@同趣旨の教育の実践の実績A学校の積極姿勢B施設の余裕(専攻科の廃止による)、ということです。
 併設中学校へは、学力検査は行わず(面接、実技、推薦)、高校へは無選抜、ただ他の中学校からの生徒には、通常の選抜を行います。
 規模未定。学区未定。他中学校の生徒との調整不明。
 そもそも今まで通りの進学校なのかも、不明。全て、これからです。

 これは、けっこう大冒険です。

  操山高校卒業生の声を聞きたい!!
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2000年9月26日(火)【あるんです。知事選挙】
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 どうも噂で知事選挙があるらしいと聞いたが、本当にあるのか?秘密にしているんじゃないのか?という声が、チラホラしていますが、実は、あります。投票は、来月22日。17日間の選挙戦です。
 本日、岡山市内の大枠が、打合わせで決まりました。岡山市内の皆様、10月9日(月)午後7時30分に、ロイヤルホテル、12日(木)午後6時30分に、卸センター・オレンジホールに、集まりましょう!!大きくは、この2つです。

 それにしても、争点なき知事選挙の施行費として、8億9700万円、啓蒙費800万円が、予算計上されていますが、無投票になれば、うち4億円は、浮くという試算が、出ています。
 公明党、連合も支持しており、勝負が見えている気もしますが、税金4億円使っても、よほど共産党には訴えたいことがあるのでしょう。あるいは、経済効果もあるのかないのか、この不景気に。よくわかりません。
 「迷惑」を受けられる企業も多い気がします

 投票率は、40%越えるかどうか(5人に2人)という説があり、かなり低調な選挙になりそうです。

 倉敷の県議選挙の補選も、自民党の異例の新人「公認」となり、無投票当選という説もあります。私と同い歳の良く知る候補ですが、長い目で見れば、選挙をして当選する方が、複数選挙区議員の場合は、有利になるかもしれません。
 玉野補選は、荒れそうです。
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2000年9月26日(火)【委員長・副委員長】
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 明後日より、議会全体の公的なものは、10月13日(金)の常任委員会までは、ありません。特に、今年は、知事選挙がありますので、委員会視察なども比較的投票日22日以降に、ずらされる傾向があります。
 特に、10月下旬から11月上旬にかけては、岡山にいない日が連発し、個人的には、11月23日誕生予定のこしんじ君を待ちわびる日になり、12月早々の12月議会に突入し、今年も暮れるといった感じです。

              略

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2000年9月27日(水)【9月定例会終わる】
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 条例案等なく、結局は、国におつきあいして、大幅に公共工事を増やす補正予算や教科書採択に関する請願を採択して、第1期石井県政最後の定例会が、終わりました。
 党内的には、いろいろあるのですが、さすがに、なんでもかんでもお伝えはできず、終始たんたんとした議会でした。

 教科書採択他の請願は、「従軍慰安婦の削除」の意見書提出の比ではないほど、本当は大きな動きなのですが、予想した傍聴者の抗議もなく拍子抜けになりました。討論では、共産、民主、自民それぞれ立ったのですが、やや緊張感がなく、極めて不思議でした。


 ご案内の方も多いと存じますが、11月中旬の3日間、岡山に、天皇皇后両陛下行幸があります。久方ぶりの天皇皇后両陛下の御来岡で、備前や和気、井原、矢掛となぜかチボリ公園をまわられる予定ですが、日時は、すみません。まだ秘密です。
 県議会議員は、幹部クラスが空港で、あとは皆、岡山県庁で奉迎します。(共産党は????)並んで写真を撮ろうとかいう性質の方ではないので、皆緊張。岡山県警も、これからかなりたいへんです。

 どのくらい、おそばに行けるのでしょうか。何を召し上がるんだろう?お風呂は、どうされるのかな。トイレは和式が、お好きかな?
 「おっはー」をご存知かしら?・・・・・・考えることが、庶民だ・・
・・・。
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2000年9月28日(木)【笹が瀬川について】
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 本会議が終わったとたん、NPOや自転車に関する団体から偶然依頼があったり、知識のない、したがって勉強にもなる赤潮や農業用水に関しての相談があったり、一日とて同じ日がないのは良いことでしょう。

 本日は敢えて、笹が瀬川について皆様の感ずるところをお伺いさせて頂きます。百間川、旭川については、環境美化運動などの動きを聞きますが、笹が瀬川に関しては、個人的には、あまり聞きません。
 岡山県政最大の課題、児島湖の浄化について、いくら汚泥を浚渫しようが、元凶は流入する倉敷川と笹が瀬川(および旭川=西川・座主川)です。県議会議員であるからには、岡山市内を流れる県管理の笹が瀬川については、特に大きな責任があると思います。
 願わくば、児島湖浄化・市民による河川「管理」に向けた笹が瀬川流域ネットワークを将来的に作る裏方をしたく思います。お知恵をお貸し下さい。
 なお、本年6月議会で、笹が瀬川の防災面での危険性について触れています。(気のない執行部答弁をご覧ください。)
 まず、笹が瀬川勉強会をしようと思うんですが・・・。関心あられますか?


 昨夜、中学の先輩から、「最近メールを読んでいて、つまらん保守系議員に小さくまとまりそうで心配じゃ。県議会におって、偉うなるんじゃ、やこ思うとったら承知せんど!」という、厳しい愛情のあるありがたいお言葉を頂戴しました。
 肝に銘じております。
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2000年9月29日(金)【地味な日】   ( ^^)_旦~ 粗茶ですが
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 笹が瀬川について、多くの方からご返事を頂戴しました。本当に、ありがとうございました。意を強くいたしました。心から感謝申し上げます。
 近々に、必ずオープンの勉強会開催に持っていきたいと思います。

 後楽園がらみのややこしい話が飛び込んできました。一般質問の後は、質問項目に絡んで、けっこうこんなことが、起きます。

 さてさて、なにも議員に毎日ニュースがあるというわけではありません。真夜中に石井知事のビラを撒いたり、赤潮対策と市街化調整区域内に福祉作業所を作る方法についてやりとりしていた今日です。
 日中交流の会に出た後、個人的に教育関係の方と焼き鳥を食べにいくいたって地味な健全な日でございます。
 夕方は、なんとなくもの寂しくなる季節ですが、楽しい秋の夜長をお過ごし下さい。(獅子座は、秋には弱いのです。)
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2000年9月30日(土)【知事選挙選対会議より】
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 昨日の中華人民共和国建国51周年・国交正常化28周年慶祝祝賀大会の中で、在日中国人の方のたいへんさをうかがい身につまされるような思いでした。
 実は、この26日に、ある飲み屋さんで、4人の中国人女性が、不法滞在で入管の方に、「連行」されるのを目の前で見たからです。
 中国人も反省すべき点が多々あると言われていましたが、岡山は彼らにあたたかい街でしょうか。


 選挙戦の立ち上がりがあまりに低調なため、衆議院の第一選挙区の仕切りで、今朝緊急選対会議がありました。市議・県議が集いました。
 地元秘書の苦しみというのは、他の選挙をしがらみの中で支援することにもありますが、今回は低調すぎて「難しい」という変わった選挙です。

 実は、隣の会場で、連合の仕切りの知事支援集会もあったようですが、予想の半分の入りだったそうです。午後からは、太田大阪府知事も女性集会に帰岡されますが、新聞には盛り上がったように報道されても、実際はどうでしょう。長野県知事選挙のようにはいかないでしょう。

 さて、さっき深柢幼稚園の体育祭で、園長先生から聞いたのですが、公立幼稚園が現行では3歳児を受け入れられないと言う話、皆さん何かお感じですか?是非お知らせ下さい。
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【インターネットによる教育】
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 本年の2月議会一般質問で、小学校、中学校、高校、専門学校、高齢者、女性について、それぞれどのように情報教育が、行われるのか尋ねております。議事録のH・Pをご覧頂くとかなり県の動きがお分かり頂けると思いますが、本日は、岡山理大主催の教育工学シンポジウムで、「インターネットによる教育」の取り組みについて、伺いました。

 国の施策「ミレニアムプロジェクト」では、「教育の情報化プロジェクト」が掲げられ、端的には平成13年末には、全ての教員がコンピューター操作可能(岡山県では、教員情報リキュラシー向上プロジェクトと呼びます)に、また、平成17年度末には、特別教室にコンピューター42台、職員室6台、普通教室2台、プロジェクター1台の設置を求めています。

 実は、岡山県では、平成12年3月現在、操作可能教員が71.3%、指導可能教員が、32.3%で、5年後にはそれを100%にするがため、情報教育センターと教育センターの2施設で研修が進められています。
 ただ、週休2日や、総合的な学習の導入に加えて、17年国体と現場には無茶な負担がかかっているようです。

 さらに、導入するコンピュターの容量の問題、普通教室でなく特別教室に設置することへの疑問、また、オフサイトテクニシャン、情報化推進コーディネーターの必要性、何より高校の必須科目「情報課」は、センター入試の必須受験科目になるのか等々、課題も目白押しです。

 実際どう活かされるのか、事案も少なく、暗中模索ですが、最終的には、しっかりしたカリキュラム、マニュアルが、必要になるでしょう。
 教育現場のIT革命も避けられません。しっかり、支援させて頂きたいところです。

 一方、「企業とNPOの新たな連携」と称した「第2回県民啓発NPOセミナー」は、案内がされたにもかかわらず、企業側の出席が皆無でした。「不景気」とはいえ、誠に残念で、NPOサポートセンターの設立発起人の1人として、悲しいです。
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