2010年10月7日(木) 【今こそ宇宙戦艦ヤマト魂を】

 本日は、午前5時からの朝起き会で、演壇の学びを頂戴して、朝一で、福田で、街宣。
 私は、家業を継いでいませんし、議員が家業だと思いませんし、子供が継ぐ想定は一切ありませんが、我々が継ぐべき、日本や日本の心、倫理観というものが確かにあると思います。


 ところで、いわゆる学習発表会で、小4の子供の学年は、『宇宙戦艦ヤマト』を演奏するとの事。しかし、「宇宙戦艦ヤマト」が何たるかを知らずに、心がこもる演奏はできまいと、わざわざ入会金300円、旧作レンタル80円で、TUTAYAで、『宇宙戦艦ヤマト』の劇場版の第1作を借りて、とりあえずヤマトが、飛び立つまでを家族で鑑賞しました。

 子どもには、どう映ったか分かりませんが、同世代の夫婦的には、「やっぱりてーしたもんだね、昭和のヒーロー古代進。」という感じです。彼らは、気合の入り方が、違います。

 それにしても、かなり上から、「波動エンジンの作り方を教えちゃるけん、放射能除去装置(コスモクリーナー)をイスカンダルまで取りにおいでんせぇ」と言うスターシャの誘いに乗って、14万8000光年の旅に出るわけですが、地球滅亡まで、あと363日。これは過酷です。
 子どもには言っていませんが、最後の最後で、ガミラスとイスカンダルは、二重惑星と分かるわけですし。

 「自分達だけ逃げるのか!!」という罵詈雑言まで浴びせられながら、地球の未来を一身に背負った重い重い旅立ち。・・・・自己実現型、備わっていた未知の力を自分に発見する天才型の最近のヒーローには、ここまでの努力も、覚悟もないです。
 社会的にも重い宿命を背負った伊達直人の、星飛雄馬の、矢吹丈の人生の深みが、ありません。

 近頃のヒーローとコンピューターゲームよろしく、わけもなく意味不明の戦いを繰り広げる最近の政治家は、かなりかぶります。何を背負ってるのか?いかほどの覚悟があるのか?昭和のヒーローの爪の垢を煎じて飲みたいです。
 (余談ですが、以前、「私達は、爪の垢をともした暮らしをしてるのに!」と言われた方がありましたが、「爪に火をともす」より、事態が、かなり切実だと受け取りました。)


 『宇宙戦艦ヤマト』 http://www.youtube.com/watch?v=uvBeUkl1ZFQ&feature=related

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