2009年6月24日(水)
【東国原知事の問題提起に応えて欲しい】

 岡山市選管によると任期満了に伴う市長選の日程が、8月30日告示、9月13日投票となりました。政令市になると、選挙期間が14日間にもなるとは・・・。9月定例県議会は、9月7日開会・・。

 衆議院選挙もあるわけですから泣いても笑っても、このあと2ヶ月半は、選挙、選挙、選挙で、今年は、気がついたら秋なのでしょう。夏休みは・・・ないですね。


 ところで、「おちょくった気持ち」だったかどうかは知りませんが、東国原宮崎県知事は、たいした政治家です。

 地方議員としては、我が国の根本的な問題である国と地方の財源のアンバランスを5対5にしろと、我々の悲願をよくぞ言ってくれたと思います。党派を超えて、絶対に成さなくてはいけない改革です。

 いつも申し上げますが、我々の税金が6対4で、国と地方に支払われ、しかし、実際の事業は、4対6で、国と地方で使われる。6対4と、4対6、この国と地方の間の行って来いに、壮大なる無駄がある、永田町、霞ヶ関、天下り先の虎ノ門の中に無駄がある、外郭団体、国の出先機関、あるいは、その無駄には、県という機構も含まれます。
 せめて、配分を5対5にして、地方の自由度を高め、無駄を省き、様々な規制を排除する、それこそが、地方の悲願であり、日本を救う道なのです。

 しかし、一方で、自民党所属議員としては、総裁にするなら出ちゃるがなとまで言われて、屈辱的な気持ちがないでもないです。ある意味、ここまで、なめられる政党になったのか・・・。


 それでも、民主党が5対5を実現すると主張すれば、税源移譲を含めた地方分権が一挙に総選挙の争点にまでなるなら、東国原知事は、地方にとって、いや、我が国にとって、最高の仕事をしたことになります。

 もしも、東国原自民党総裁が、総理としてそれが本当にできるのなら、日本のために是非、自民党総裁になって欲しいぐらいです。その方が、我が国のためです。それだけの大きな話なのです。

 願わくば、自民党が、総裁云々ではなく、極めて重大な問題提起であったこの東国原知事の「おちょくり?」に、正々堂々と見事に応えて、誇り高く選挙戦を戦いたい、それが、地方の自民党所属議員の切なる願いです。
 この問題を馬鹿馬鹿しいなどというレベルで矮小化すると、とんでもないしっぺ返しを食います。


 今日は、議会は休会日で、南区に地味に看板をつけたり、地元の社協の総会もあったり、じめっとした季節が終わって、本来は獅子座生まれには嬉しいのですが、カンカン照りになるのが、待ち遠しいような待ち遠しくないような気持ちです。
 『ああエキセントリック少年ボウイ』のメロディーが心に染みます。
http://www.youtube.com/watch?v=6VIIaF1AstE

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