2008年2月20日(水) 【岩国航空基地】

 本日は、自民党青年部局の主催で、自衛隊の協力を頂き、岩国航空基地で研修。

 20数名の方の御参加を頂きましたが、正直なところ、防衛省をめぐる問題はもちろん、岩国市長選挙の余韻が冷めやらぬ中、沖縄海兵隊の少女暴行事件、海上自衛隊の事故等の重大な事態が続き、逆に、日本の国防を考える上で、実に考えることが多い研修になりました。


 海上自衛隊岩国航空基地は、旧海軍の航空基地でしたが、終戦とともに、米海兵隊が進駐し、その後、米空軍、英連邦軍、国連軍等が使用し、昭和27年4月以降、在日米軍の基地として、米海兵隊岩国基地と呼ばれています。

 日米地位協定に基づき、海上自衛隊の第31航空群は、米海兵隊と、航空基地を日米共同使用ということですが、基本的に、米海兵隊の管理している基地を自衛隊が借りているように、見えなくもありません。

 自衛隊が1600人に対して、海兵隊は、3000人。家族まで入れれば、6550人で、基地内は、米国の小さな街を形成しており、大学まであります。


 海上自衛隊航空群は、「海上交通の安全確保」、「洋上救難」、「訓練支援」、「機雷掃海」の役目を担っていますが、半島のみならず、中国やロシアの動きなど活発になっており、その役割は、益々重要になっています。

 米軍再編の中で、騒音問題もあり、沖合1kmに新しい滑走路が、数年先に完成しますが、課題も多いのだと思います。


 自衛隊の仕事の重要性や誇りを強く感じた一日ではありましたが、それらに言及するには、あまりに厳しい状況でもあり、今後、折々に、そのあたりは触れていきたいと思います。
 まずは、当面、早急に解決すべき課題があります。


 一方、自民党青年部局として、障害者自立支援法に関して、ある企画を立てようと考えましたが、これも後日。

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