2005年12月24日(土) 【『男たちの大和』】

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 私は、基本的には代々法華ですが、メリークリスマス!!
 今日は、桃太郎少年合唱団の恒例のX’Mas会で、これまた恒例の故三木知事ゆかりのサンタになって、プレゼントを配りました。
 また、同じ生涯学習センターでは、岡山市子どもセンターさん主催の「みんあであそぼう科学の世界」も賑っており、液体窒素に入れたボールが割れるのを見たりして、知的好奇心が刺激されましたが、科学や音楽も、良いタイミングで触れることができれば、子供達の可能性は無限です。
 児童館、生涯学習センターは、世代間交流も相俟って、そういうことが可能になる場になり得ます。
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 やれ我が家はクリスチャンではないから関係ないだの、悪い子のところにはサンタは来ませんよだの、クリスマスイブで、5才の子どもと遊んでおらるうちは幸せかもしれません。子どもは、サンタがいないことに、実は、とっくに気がついているのです。
 しかし、子どもを喜ばせようと努力している健気な親のために、子ども達は、サンタを信じているかわいい健気な子どもでい続けているんですよ、皆さん!

 なんで、持っていないレールスターのプラレール(しかも御丁寧に単三乾電池つき)をサンタが選んで、プレゼントで持ってくるのか?それは、いつか気づくでしょう。

 ただ、プレゼントを持ってこようがこまいが、見えようが見えまいが、サンタはいるんだよ、と教えたいものです。


 華やぐ街で、映画『男たちの大和』を観ました。今までの戦争映画以上に戦闘シーンがリアルではありますが、泣けるとか、感情移入するとか言うより、いろいろ考えさせられる作品でした。
 「で、ご覧になって、貴方ご自身は、どうされるのですか?」と。誰かがどう生きたかではなく、自分がどう生きるか、です。

 今年は、知覧特攻記念館にも行きましたが、戦後60年、日本再生のために、改めてしっかりと我が国の歴史を見据え、日本人の心を受け継ぐことができたのでしょうか。

 我々は、今の日本を守るために、故郷の山河のために、この国に暮らす人々のために、なによりも、これから生まれくる子ども達のために、誇りをもって戦う覚悟があるでしょうか。少なくとも、その気概をしっかりと引き継いでいるでしょうか。

 その時代のことと冷たく言い放つことがなんでできようか・・・。
 時代を目覚めさせるさきがけとして、敗れるための戦いがあるとしたら、それを引き継ぐ者が引き継がないから「無駄死に」になるのです。我々の責任です。絶対に無駄にしてはいけないのです。

 そして、我々も後生の幸せのために、我々の時代ですべき我々の戦いをしなくてはいけません。それは銃口を誰かに向けることではなく、まずは、己に向けることなのかもしれませんが。

 「散る桜 残る桜も 散る桜」。我々も必ず死にます。世の中に絶対はないですが、絶対に、長かろうが短かろうが、遅かれ早かれ、我々は、死にます。
 「あの頃の日本人」として後生が評価するでしょうが、いかように生きたか語られることすらない、つまらない生き方をしたくないものです。「無駄死に」議論以前の問題です。

 が、我々政治関係者にとっては、様々な意味で、さらにもっと情けない年でもありました。まさに、「死ニ方用意」が必要です。


 『男たちの大和』は、非常に快適な座席の福武ジョリー他で上映中。『三丁目の夕日』とともに、この時代に生まれた映画として、必見の映画です。(映画は映画館で。)

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