2008年11月9日(日) 【『明日に架ける橋』】

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 恥ずかしながら寒くて寝坊してしまった朝でした。寒いです。
 地域の三世代交流グラウンドゴルフ大会、岡山県呉服専門店会主催の後楽園での「岡山きもの園遊会」、平沼赳夫先生のお元気な姿を拝見した月参り、中央学区の総力が結集された地域のふれあい祭り、岡山県製本工業組合主催の第5回製本まつり、ウィズフェスティバル2008・・今日も日が暮れていきました。

 ある霊感が強い方によると、私は、ともかく、今は針の穴ほどの光を求めて、グルグル回っている時期で、もがくしかないらしいです。活路は、今考えていることではない方向から開かれるかも・・。でも、55歳からは良いらしいです!って、あと10年以上先かい!

 それでも、『BRIDGE OVER TROUBLED WATER』。そういう橋を求めるのではなく、己がならないと。
 http://jp.youtube.com/watch?v=Z6vzUv1UqiQ
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 岡山県教育委員会が、報道機関から受けた独自取材の内容を記録し、それが報道される前に、社名や記者名も含めて、文教委員会の各委員に、FAXで通知していたことが、全国ニュースでも問題になっています。
 情報公開先進県でも、情報公開先進議会でもないはずなのですが、なにゆえに、かように「丁寧」な公開だったのか???

 ひょっとすると、新聞に出た内容を誰かに問われて、自分が聞いてなかったと答えるのが議員として恥ずかしいということだったのか??マスコミ各社間の競争や、記者の努力もあろうになぁ。


 私は、常任委員会では、総務、産業労働警察、文教委員会の各委員長を、特別委員会では、行革特別を2回に、次世代育成男女共同参画特別委員会の委員長と計6回、委員長というものを務めて参りましたが、少なくとも、委員長として、執行部に対して、このようなことを求めたこともなければ、そもそも、そういう発想をしたこともありません。
 さらに、一委員としても、どの社のどの記者が、なんの取材に来たのか、その情報が必要だと思ったこともありません。
 自分の知らない話が報道された時には、単に、言って貰えなかった自分が恥ずかしいと思います。


 書かれた記事に腹が立つことがあっても、行政が発表した情報ソースまで遡ろうとはなかなか思いませんでした。議会軽視と知事に言いたいので知事部局に求めるのならまだしも、なんで教育委員会なんだろう?????なぜ、委員全員にFAXなんだろう?

 それが必要と思った経緯を含めて、誰がそれを求めたのか、本人から、はっきりと説明して頂きたいなぁというのが、正直な感想です。法とか権利とか言う以前に、不思議だから。


 もちろん、世代が近いこともあり、マスコミとの関係が重要だと思うからこそ、自民党の青年部局は、年に一度ですが、情報交換会(飲み会?)を行っているわけですし、早稲田大学政治経済学部政治学科は、マスコミ志望者が多かったこともあり、同級生が何人も新聞記者になっていて、彼らには、気概もあろうと信じていますから、逆に、今回の件は、議員も、つまらんことをするなぁ、と思っています。

 もっと言えば、まともな受け答えができないとか、情報バーターで、取材に来て貰えない議員は、値打ちがないんじゃないか?というのもひとつの考え方ですから、マスコミに迎合しなくとも、逆に、敵視しても仕方ないと思います。
 かえって、隠したり、逃げたりしては、本気の記者の熱い思いの前には、こちらが馬鹿にされるだけです。
 個人的には、一方的に責め上げようとか、茶化してやろうとか、いい加減な思いで、ペンを握っている記者というのには、会った事がありません。


 さらに言えば、マスコミに出て、「わしゃ聞いとらんぞ」と、行政を責めるのではなく、あの議員には言っておくべきだと、行政から先に相談を受けて、はるか前からとっくに知っているような、もっと言えば、情報になる内容を主体的に自分が作っていく議員になっていかないと、つまらんです。
 突きつめれば、そこです。

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