2004年10月21日(木) 【委員長のお仕事】

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 台風一過。悲しいほど大きな爪痕を残した台風で、さらなる被害が拡大しました。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。県下では5人の亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
 西川も溢れ冠水、気になる笠井山から金山の道を行けば、一部土砂崩れで通行止め。笹が瀬川も、米倉から白石にかけて、もう大惨事ギリギリで、やはり、堤防の早急な改良が必要です。
 岡山ドームでは、岡山市敬老会。まさに、戦火をくぐり抜け、日本と岡山の復興、発展に、ご貢献頂いた先輩方で、ご恩に報いるためにも、あらゆる意味で安心できる社会を作っていかねば・・・。
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 本日は委員長レク。
 委員長レクチャーというのは、ブリーフィングとも違い、要するに、常任委員会への協議または報告事項について、委員会の前に、委員長が、執行部から事前説明を受ける事を言います。

 文教委員長の委員長レクは、和気郡選出の内山登県議が始められたと聞いていますが、私は、基本的に、委員会開催日の前日の午前9時から、自民党応接室で行うこととしています。

 他の委員会の委員長は、委員会当日に受けたり、そもそも受けない方もおられますが、私が、当局には、一番きつい委員長だと思います。
 しかし、綿密な委員長レクがあるからこそ、委員会の内容的には、かなり勉強になり、かつ、おもしろく、ゆえに、教育行政に影響があるものと自負しています。


 委員長レクには、報告と答弁に立つ各委員長に、総務課長、財務課長と書記の議会事務局の方が来られ、時には、10人以上での会議になり、委員会配布資料や次第も事前に、チェックします。

 実際の委員会よりも、長時間になることもしばしばで、委員長の意向をかなり色濃くお伝えすることが出来ます。

 例えば、教職員不祥事に対して、教育委員会委員のコメントを求めたり(もっとも、先日は、不足と思い、「委員の自らのお言葉で御発言下さい。」と、委員会で、文教委員長が言うこととなりましたが。)、例年にない報告事項をしばしば求めます。
 また、委員会でも、共産党委員からの発言であれ何であれ、資料を当局に非常に多く求めます。


 各党の重鎮だらけの昨年の行政改革・国体等特別委員会の委員長としても、同様の「作戦会議」を行い、どの委員が、どんな発言を行うかを事前に予測し委員会に望んでおりました。
 その中から、異例の9月定例会の委員長中間報告を行い、それは、今年度も引き継がれました。

 個人的には、同じ議員ですから、委員長レク以上のものが、委員会で出ないようにする、議員としての感性の喧嘩だと思っています。基本的に、私は委員会で質問できないのですから。
 ですから、「なぜ質問しない?なぜ質問しない?わしがフロアなら黙っては通さんぞ」と思いながら、司会をしています。

 「あ、それは良い観点からの質問だ!気づかなかったな」と思うと、議員として悔しい、というのが本音ですし、ピントがずれていたら、「何考えとんじゃろう?」と、実は、「この課長さんとは、どんなエピソードがあったかなぁ」と、思いながら執行部を見るよりも、むしろ、委員を見ています。
 目で質問を促すことも多々あります。


 そういう思いは、県外調査や県内調査先にも、反映され、ともかく、委員長の思いで行くということで、夏の産業教育に観点を置いた岡山東商、水島工業高校、この秋には、烏城高校、長島愛生園資料館、フリースクール、笠岡・真鍋島の小・中学校、仁科記念館なども、委員長が、意図を持って選んでお邪魔させて頂きます。


 ただ、これもそれも、議会事務局に非常に信頼の出来る優秀な職員の方がおられるからこそ可能であって、委員長レクの後の打合わせが、また極めて重要であると思っています。
 ここで気持ちが繋がらなければ、絶対に、委員会は、まわりません。


 とは言うものの、委員会のメンバーの多くは、委員長レクの存在を知らないかもしれません。あるいは、意図も見えないかもしれません。特に言いません。
 私も、1期の時には、明確に意識していませんでしたし、おそらく委員長レクがない委員会も多かったように思います。

 ただ、しかし、委員長次第で、委員会は、恐ろしいほど変わることを痛感します。
 県民生活に直結です。


 委員長会議の私の発言で、委員会中の複数の女性職員によるお茶出し、牛乳出しが廃止になりましたが、やはり、ポストに就かねば、出来ないことが多いです。
 そのポストできないとできないことをやらねばなりません。

 もっと言えば、議員は、明確な意図を持ってポストに拘らないといけないということです。名前だけでなく、実質を取りに行く思いが必要であると思います。

 それゆえに、来年は、土木委員会の委員と決算特別委員会委員長を狙います。
 回数が多いと嫌がられる決算特別委員会ですが、その役割は、果てしなく重要です。是非、花形委員会に変えたいのです。


 それにしても、数の横暴と言われながら、我が自民党の素晴らしいところは、こうした委員長ポストを2期の議員に、惜しげもなく投げ出すということです。
 実際は、何も決められない1期の副委員長とは、重みが全く違います。

 ただのあて職にするのか、ポストに感謝し、最大限使い切るのか、私が議員を何年させて頂けるか分かりませんが、ここから数年の経験は、将来の物凄い糧になると思います。

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