2000年12月20日(水)【採決 世紀末議会終わる】

 今世紀最後の県議会が、閉会しました。議会最終日は、委員会報告と採決等が、行われます。
 朝の議員総会で採決の態度と議長選挙について確認した後の本会議は、お馴染みの儀式です。

 採決の方法は、反対がある場合は、起立で、反対のない場合は、簡易(「ご異議ありませんか?」「異議無ーし!!」)で行う2通りです。多くは、一括起立か、一括簡易で決せられるのですが、今日は、9回立ったり座ったりでした。TVや新聞によく映るシーンです。

 一括での採決は、端から党の態度が、明確だからなせる技で、野党にも、党議拘束がかかっている証左です。もし党議拘束を離れたい場合は、自ら「退場」するという手がありますが、自民党議員は、まず自ら退場しません。

 その議に利害関係がある議員は「除斥」と称して、いわば議長から退場が命じられることもあります。時には、議長が除斥されるケースもあり、その場合は、副議長が議長席につきます。


 個人的には、党議拘束をかけて行う採決は、ナンセンスだと思います。昨夏訪ねたアメリカの州議会では、各議案に対して各議員がどういう投票行動を行ったか、議場正面に、ランプで個々に表示される仕掛けでした。
 有権者は、まさに議員の投票行動を基準に、議員の評価ができるわけです。個々の予算案、条例、請願・陳情などに対する議員の態度が、一目瞭然なので、有権者が議員を監視できます。
 私は、日本の地方議会も、こうすべきだと思います。


 今は、自身が紹介議員になって請願が出された場合を想定したり、また、一般質問で、実を取ればいいと考えて、党議拘束に従っていますが、来世紀の議会は、こういう所から変えていかないといけません。

 ちなみに、本日の議長選挙では、自民党候補39:民主党候補16でした。この自民党票の中には、民主党系で出馬したにもかかわらず、会派を離れ、自民党入りを画策する議員の票が含まれ、民主党票は、公明・民主・共産の合計です。


 ご案内の通り、本日は平成13年度国の予算の大蔵原案の第一次内示がありました。ここからが、いわゆる復活折衝すなわち再チャレンジのスタートです。漏れた予算をゲットするサバイバルゲームの開始です。まさに、ここから先は、政治力がモノを言う世界です。
 知事以下皆上京。年末は、永田町と霞ヶ関が熱く燃えます。3人の大臣を輩出した岡山県に、どれだけ恩恵があるでしょうか。

 箇所付け等は、明朝の新聞等をご覧ください。

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