2000年9月22日(金) 【モニターが入って】

 本日の特別委員会より、情報公開の一環としてモニターTVが、入ることになりました。いろいろ報道もされるでしょうが、本会議ですら、傍聴席はまばらですから、多分いずれ閑古鳥が鳴くんだろうなぁ、と議員の間では、残念ながら全く話題になりませんでした。

 ただ、以前よりも少しでも開かれたことは確かです。ただ、重要な案件は、逆に密室へ行くことも考えられます。特に、委員会としての採択などの意思決定は、結局は自民党の部会で、決まりますから、委員会をオープンにしても・・・・・・・・。
 そして、部会は、まず、オープンになることは、ありませんし、すべきとも思いません。 また、会派や部会内での他の議員の発言をオープンにするのは、ルール違反だと思います。

 文教委員会でもそうですが、委員会では、それなりの議論はありますから、おそらくそこからは、不自然なものは、なにも見えてこないと思います。モニターが入って豹変するほど、やわな議員はいないでしょう。


 こんな論調になっているのは、今回の一連の情報公開に関して、極めて特殊な動きをしている、極めて一部のマスコミがあるからです。ともかく、端から獲物を狙うような、あげつらうような姿勢が、見え隠れする、不快さがあります。よほど議員が、嫌いなんでしょう。

 本当に、議会制民主主義に資する情報を市民・県民の皆さんに提供し、是是非非で行くのならまだしも、ハイヤーで、議会に乗り付けてくる姿は、まるで、ハイエナのようです。
 なんのための情報公開なんでしょうか。議員の何かを暴きたいのでしょうか。・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・頼むから、一緒にせんでくれや。

 正義感や使命感でなく、あざけりや、からかいや、おちょくりを旨とする報道で、何がどう良くなると言うのでしょうか。悲しい気分で、見ています。

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