2012年6月6日(水)
【三笠宮寛仁親王殿下御薨去】【内尾メガソーラー交渉】

 三笠宮寛仁親王殿下の御薨去にあたり、ご皇室をはじめご近親の方々の深いお悲しみをお察し申し上げ、謹んで心から哀悼の意を表します。

 6月6日といえば、オーメン。あるいは、雨ザーザー降ってきて、なのですが、今日は、暑いです!
 美しい天気の朝、水曜日恒例のモーニングセミナーからスタート。本日は、講話の講師を務めさせて頂きました。
 経営者のモーニングセミナーですから、私の経験談が、何のお役に立ったか分かりませんが、あとになって、講師を終えた満足感というよりも、恥ずかしさが、こみ上げてきます。

 その後、古新田で街宣。

 本来であれば、政策勉強会の県外研修に、昨日から行っているべきところ、今朝の講話に加えて、緊急の交渉事が入りました。


 ここから、後日加筆ですが、内尾グラウンドへのメガソーラー立地の話が、にわかに浮上。事業者の申請が出てきたことから、窓口になる環境文化センターで、9月以降の利用について、申し込みの受付をしない旨の方向が伝わったのが、先週の5月30日(水)です。

 そして、あの手この手を駆使して、5月31日(木)に、知事と直接、さしでお会いしました。ここで出された内容について、子ども会に戻して、本日、子ども会の代表の方々と知事の直接の面談と相成りました。
 必ずしも、知事の出された提案が、子ども会の理解を得られる確信が持てなかったので、直接、知事から、おっしゃっていただくという段取りでした。

 少なくとも、私は、それを是としてはおらず、知事の言葉を借りれば、「新たな提案」をして戻ってまいりました。
 そして、「検討する」との知事の答えを本会議に入っても、ずっと待ち続けておりました。

 結果として、何度督促をしても、返答が戻ってこず、結局、知事にしかできない政治的判断がないままに、私の期待は、裏切られ、本会議突入となりました。
 この度の本会議の質問までは、私は、何度も何度も交渉を重ねてきたのです。

 しかも、知事が本会議で、子ども会の代表の意見を聞いたという答弁をされましたが、まさに、それは、この日のことです。


 個人的には、秋の知事選挙に向けて、態度を表明されていない状態の知事に対して、こうした問題が、ことさら大きく取り上げられて、混乱するのを避けた私なりの配慮でした。
 残念ながら、それは、知事には、全く伝わっていなかったと、今となっては思います。




 特に、6月定例会では、一般質問登壇を予定しており、しかも、一問一答式導入の最初の議会ですから、この問題で、ガチンコ勝負になると、とことん知事を攻め上げ、なおかつ、私自身の知事選挙の対応も、決断せざるを得ない状況でした。
 その覚悟もしておりました。だからこそ、事前の協議を続けていたのです。

 しかし、知事は、突如として、退陣表明。

 加えて、個人的には、必ずしも、バックアップ体制がとられていない状況の中で、極めて孤独な戦いに突入することになりました。
 後に、この日の質問を『真昼の決闘』と書いたのは、子ども達の笑顔を守るためだけの極めて孤独な戦いであったからです。


 ともあれ、この日は、交渉ごとについて、決裂寸前をギリギリで、止めている感じです。

 馬場俊英=『明日に咲く花』
   http://www.youtube.com/watch?v=GHvjQ-2aSNM&feature=related


 夕刻前には、政策勉強会での研修に合流しました。その夜、久方ぶりに酔い心地の私は、嵐電に乗って、嵐山に向かいました。
 なにもかも暗いので、帰りました。

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