2002年10月23日(水)【SOHO支援について】

 さて、岡山市中心部爆音暴走族対策会議は、10月26日(土) 午後3時から5時。柳町1−4−8(旧出石小学校の南側)みのるガーデンセンタービル2Fイベントホールです。
 様々な意味で危険な企画ですが、一番危険なのは、参加者があるのか、ということです。既に、ドキドキしています。如何でしょう???


 本日は、大遅刻して、岡山県中小企業団体中央会他の主催の「SOHOビジネス・フォーラム2002 in 岡山」にお邪魔致しました。

 実は、岡山県には、県の肝いりのマイクロビジネス発注システムを構築した民間の「マイクロビジネスエージェント岡山推進協議会」があり、営業力・与信力の弱いマイクロビジネスの斡旋・仲介・共同発注等を行うマイクロビジネスエージェントの研究・実践がなされています。
ttp://mba-oka.optic.or.jp/

 結論から言えば、行政サイドの出来ることは、自立して行くSOHOを育てるために、競争力や開発力を補完しあうためのネットワークの構築・運営の支援であり、まさに、こうしたマイクロビジネスエージェントの支援ということになります。要は、受注機会の拡大、技術の向上の支援です。

 先日も記述致しましたが、この4月1日、岡山県が岡山市中心部と岡山リサーチパークの2ヶ所を「おかやまIT特別経済区」に指定し、通信費や資金の補助、インキュベーション施設の整備をし、IT関連企業の進出促進を図っているものの認知度がイマイチ。

 国の「IT特区」の指定で多少規制緩和されるよりも、要するに、固定資産税や法人税といった「税の減免」に加えて、業務の発注の支援こそが、求められているということです。


 ところで、本日のフォーラムで言うSOHOは、「業務でインターネットなどの情報通信を利用して仕事をしている在宅ワーカー・個人事業者または従業員5名以下の小規模事業者と定義していました。

 会場の半数近くは女性で、ITが、女性やシルバー世代、あるいは、障害をお持ちの方の就労機会を増やしていることを実感します。

 CADの講師が出来る方が、我が家で、子供にかかりっきりのようなこともあるわけです(妻ですが)が、例えば、社会経験を積んで来られた女性が、夫の都合で、振り回されて、その能力を持て余しているのを活用するためにも、あるいは、恐るべきネットワーク・情報量を持つ世の女性の才能を遺憾なく発揮するためにも、比較的投資が少なくて済むSOHOというのは、勝負が出来る場だな、と思えます。

 少なくとも、発注する企業側の意識に問題があるという指摘もありましたが、ITの世界は、男女の隔てがない実力の世界で、あるいは、逆に、特性を生かせるという意味でも、誰でも、打って出ることができるおもしろい世界だなぁ、とつくづく思いました。

 もっとも、大きな商売にしようと思えば、最終的には、外へ出る営業も必要になるとも思うのですが、スモール・オフィスで、ビッグ・ビジネスを目指すだけが道でもありません。


 一方で、硬直した組織を維持することを目的化することよりも、モジュール型組織を作るというのは、私も関心があるところです。コスト面の最適化のためには、必要な時に、必要な人材を集める、というのは、トップダウンはでなく、ネットワークの時代の要請でしょう。

 もっとも、こういったプロジェクトマネージャーのプランニングやコーディネートに正当なフィーを支払うという発想が日本にはない、という指摘はその通りだと思います。
 個人的には、RACDA(ついでに、落書き調査隊)などには、あぁ寄附したい、幾ら出しても惜しくないよなぁ、代理店に構想を頼んだら幾らだよ、と思わなくもありません。要は、発想・アイデアに対して、正当な評価がなく、お金が出にくい社会というのは、辛いところです。


 いずれにしても、どこか暗いイメージの内職ではなく、SOHOは、社会システムや意識が変わっていくにつれて、ますます、社会的重要度が増してくるように思います。

 ただ、個人的には、名簿入力など、結果的にSOHOへ発注しているように思いますが、セキュリティを考えても、結局は、顔が見えないと不安だなぁ、と思います。
 「こころ」にしても、最後は、顔を見て会わないと不安です。
 限界であり、しかし、そう思えるのは、救いでもあります。

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