2002年6月18日(火) 【請願・陳情について】

 本日は、13回目の一般質問に、雨の中、多くの方に傍聴におこし頂きまして本当にありがとうございました。

 岡山情報ハイウエイのIPv6システム対応のためには、約2億円。「研究する」という行政用語ではありましたが、非常に前向きの知事答弁であったと思います。
 ただ、商工部長がらみの答弁には非常に不満が残り、根本的なところで、大きなずれを感じてしまいました。
 また、答弁書を入手次第報告させて頂きます。


 本日は、私を含めて6人の質問でしたが、水資源確保とダム事業見直しについては、3人が、市町村合併がらみでは、4人が、取り上げ、初日から重複が目立ちました。が、それだけ、重要な課題であるということです。

 新聞には、多分出ないと思いますが、おもしろいところでは、阪神タイガースの「春」期キャンプ誘致は、どうかな?という議場の雰囲気。
 さらには、ある団体から提出された「ツイン・シティーズ(岡山・倉敷中枢拠点都市)構想」に絡んで、三木知事以来の岡山倉敷合併構想はどうか、という問いに対して、「話題にすら上っていない」と、知事が一蹴。確かに。

 他には、テニスグラウンド利用者の方なら、既にご存知だと思いますが、県営グラウンドの体育館建替えの検討が、明言されました。



 一方では、昼休みに、委員会に付託された県民の皆様からの請願・陳情の部会(自民党内)の審査。多数決ですから、この部会の決定が、明日の政務調査会で確認され、委員会で採決、本会議で採決という流れになります。

 生活環境保健福祉員会に係る請願・陳情は、数自体が多く、しかも、個別具体的で、予算が伴うものが多いだけに、かえって採択され難く、継続審査に付されて、宙ぶらりんの状態になってしまうことが多々あります。

 財政難の折り、全体とのバランスということが、執行部意見としてあるわけですが、本当に忍びないような申し訳ない気持ちになることが多いのが、この請願・陳情の審査です。

 やはり、一般質問等で議員をうまく「使う」方が、正直に書いて、穏便に前に行くことも多いかもしれません。特に、紹介議員を立てる「請願」は、かえって、ことが難しくなることがあります。

 いつも申し上げることですが、提出される側でも、十分な仕組みの理解をして頂かないと、かえって辛い思いをされることになるかもしれません。


 議会の方は、あと2日、一般質問が続きます。


 ところで、議会中も、話題になったワールドカップ・サッカーですが、どうも、今聞くと、現時点では、苦戦しています。なんでやねん!
 こうなると、負けるな、ニッポン!!

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