2001年10月24日(水)
【外郭団体・第三セクターについて】

                  略

《(株)岡山広域産業情報システム》


 (株)岡山広域産業情報システムは、いわゆる第三セクターで、平成12年度までの累積欠損額は、約6.8億円になります。

 この団体については、特に業界関係者の方から、ご意見を伺いたいと思います。個人的には、第三セクターたる団体の本来の設立趣旨からすると、役割は終わっているのではないか、民間を圧迫しているのではないか、という意見にも同調したくなります。

 そもそも、沿革としては、昭和58年に、国が、「ニューメディア構想」を策定し、昭和61年に岡山地域が、同構想のモデル地域に指定されたことに始まります。

 「ニューメディア構想」とは、地域間の情報化格差を是正するともに、地域の情報化を通じて、活力ある地域社会を創造するため、地域コミュニティーの産業、社会、生活の各分野におけるニーズに即応する情報システムの構築を国、地方公共団体、民間の密接な協力の下に行い、これにより高度情報化の円滑な実現に寄与することを目的としていました。

 そこで、昭和63年に、高度情報化に対応した岡山県経済の発展と県民生活の向上に寄与するため、国・県・市町村・産業界の協力のもとに、人材面や資金面で、立ち遅れている中小企業の情報化を支援するとともに、県民生活全般にわたる情報化の推進を図るために、設立されました。

 資本金は、10.8億円ですが、岡山県が、29.3%、国の特殊法人の基礎技術研究促進センターが、27.8%、その他10市1町、13商工会議所、金融機関、支援メーカー、NTTなど、株主は、47名に及びます。


 要するに、岡山情報ハイウエイネットワークの構築、全国住民基本台帳ネットワークの県内ネットワークの構築、通信放送機構ギガビットネットワークの運営管理などを業務として行っていますが、なぜか、システム・ソフトの開発・運営業務、オービスVAN事業なども行っています。

 資本金10.8億円で、売上高は、平成12年度、約6億3500万円。当期利益が、約920万円。累積損益が、6億8100万円。経営改善計画を立てているようですが、これは、普通の会社でしょうか。

 設立当初購入した、今は全く使えない5億円のコンピューターの償却をまだ行っているとのことですが、業界関係者の方のこの団体に対するご意見は如何でしょうか?
 公平・中立の第三セクターが、岡山情報ハイウエイの管理を行っているので、サーバーの数が多いのだ、という評価で、良いのでしょうか?
 また、岡山情報ハイウエイの基幹回線の話で良いのか、他県、他国との連携を強く考えるべきなのか?民間とどう連携すべきなのか?

  是非ご教示下さいませ。

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