2000年12月26日(火) 【IT施策について】

 本日は、国家的なプロジェクトとしてのIT革命に対応するための県の新しい施策を紹介させて頂きます。いずれも、詳細はこれからで、かつ一般参加の可能なものです。

<ITインキュベートセンター> incubate;卵を抱く、孵化するの意

 創業しようとする個人や創業間もない企業に対して、事業スペースの提供を行い、かつ経営面や技術面、助成制度等に関する助言を行うことにより、企業の成長を支援する施設で、この12月議会で、4200万円強の補正予算が、認められました。
 仮称は、「e−プラザ岡山」です。

 具体的には、岡山シンフォニービル9階に8室。平成13年度から5年間。使用期間は1年(最大2年)。使用料は、年額18000/u(1室20u:月額3万円)、電気料等は、実費。
 対象者は、以下の要件に該当する必要があります。
  @法人の場合は、申請時に法人設立1年以内であること。創業予定者
    は、使用開始後1年以内に法人化する予定であること。
  A岡山情報ハイウエイ等の優れた情報通信基盤を活用した事業を行う
    ものであること。

 今日の段階では、実際の募集は、2月頃からのようです。


〈IT講習〉

 自治省(来年1月6日より総務省)が、550億円かけてやる事業で、人口割で岡山県には、約9億5600万円降りてきています。来年度中に9万人の受講を目指しています。(その275参照)
 実際は、成人以上の定員20人、12時間の受講料無料の講習会に、1講習につき171000円から285000の事業費助成がある、といったイメージで、各市町村、各種団体が、岡山県から、分任あるいは委託されて行う事業です。

 講師の手配、パソコンの準備、会場費など実際は、受託団体がやらなくてはいけませんが、やり用だと思います。かなり自由がききます。

 基本的には、全くパソコンに触ったことが無い方を対象にしており、エクセルまでにはいかず、メールでやり取りできる基礎技能の修得を目指すものです。
 イメージとしては、特に中高年以上の方々を対象にしたものでしょうか。

 実は、本日各種団体の窓口になる県の各部局に、担当課から依頼が回っている段階で、動きは全くこれからです。

 岡山市の独自の動きも見なくてはいけませんが、手元に基礎技能講習委託事業実施要領(案)がありますので、団体等でご検討されるようでしたら、ご一報下さい。

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