2006年7月30日(日)
【続・吉備線LRT化沿線署名活動へ】

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 なんという猛暑!!朝一のスポ小ソフト招待試合でも、暑さからか(?)始球式でワンバウンド。続いて、びぜん一宮桃太郎フェスティバルでは、勧められたものは、全て飲まねば、暑さと肥満で、倒れそうでした。
 一宮地区の桃は、日本一ですが、もう1週間前にこの日照りなら、さらに、美味さが増していたでしょう。銀座岡山屋でも、清水白桃は、主力。
 表町紙屋町商店街では、ポレポレ苑さんと岡大ウエイトリフティング部の力自慢大会。福祉に加えて、スポーツの融合による新たな商店街活性化。
 今日は、さらに、町内の夏祭りや、弓道関係の方とビヤガーデンの親睦会など、まだまだ暑さは続きます。
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 さて、昨日に続いて、吉備線LRT化について。
 今日は、フェスティバル会場で行われていた吉備線LRT化沿線地域の署名活動ですが、今朝の山陽新聞が、大きな弾みに。

 JR三門駅高架事業につき、県が都市計画を変更し、LRTの通過を見越して、平面交差で行くと報じられたことから、この2日間で急展開の盛り上がり。

 先日、富山港線に現地調査に行かれた岡山商工会議所の岡崎会頭のLRT化を提言されたいとのご発言が、追い風になり、ここ1週間で、一挙に動き出した感じで、産業労働警察委員会の県外調査も、絶妙のタイミングになりました。
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      ↓ 詳しくは

 県は、高架事業に、90億円の事業費を見込んでいましたから、これが平面交差なら不要となるという話で、当座の都市計画変更とはいえ、変更の変更も難しく、ともあれ、大政策転換となる物凄い決断です。

 内々には、平面交差化には、知事のご判断もあり、この春以降、我々も、隠密に当局に働きかけてきた成果があったものと思います。なにか、リアルになってきました。

 ここから、吉備線の電化、LRT化の議論は、国・県・市・JRのシビアな費用分担の話にはなり、展開は分かりませんが、要は、いかなる名目であれ、国から事業費を取ってきて頂くのは、国会議員の先生方のお仕事であり、大いに期待させて頂くところです。

 あるいは、JRが整理対象にしているような地方の赤字ローカル線をLRTで蘇らせる、全国のモデルケースになるとすれば、国には、相当の支援を頂かなくてはいけません。



 ただしかし、JR三門駅高架事業についての6月議会土木部長の私の質問への答弁は、
 『JR備前三門駅付近の高架化についてであるが、米倉津島線の整備の一環として、JR吉備線を高架化する計画であり、この計画に基づき、現在、吉備線工区の道路部について、用地買収など鋭意整備促進に努めているところである』
 と、いうもので、高架事業を粛々と進めるということでした。

 おそらく、長年、高架事業の合意形成のため、議論を重ねてこられた地域の方には、予想外の展開となっているかもしれません。俄な県の方向転換については、最大限の誠意を持って、かなりの説明や協議も必要になるかもしれません。



 特に、私が気にしてるのは、高架事業の合意形成のため、故門木先生が、本当に尽力されていたということです。

 私自身は全く知らなかったのですが、ご生前に、私を評価して下さっていたようなご発言に、今になって、本当に救われているようなことが多く、改めて、大きさに圧倒されることがあります。なぜ評価して下さっていたのか、よくわかりませんが。

 だからこそ、先生が亡くなられたからどうである、というようなことは、個人的には、絶対に避けたいのが、本音です。

 ただ、門木先生がご存命であれば、この時代に現状維持を図るような真似をすることなく、総数としての議員定数が削減されていたような気がしてならないですし、例えば、昨年の夏の大混乱は、もっと違っていたような思えてならないのです。
 スケールが、ともかく違っていました。


 そういう意味では、時代の変わり目を読む「政治家」としての門木先生ならば、あるいは、全く違った答をここで出されるかもしれないとも、思えてもきます。

 どうあれ、門木先生ならば、どう考えられるだろう?という視点で物を考えると、いつも見えてくるものが違ってくるのです。例えば、自民党の議員総会や派閥の寄り合いで、門木先生の言葉を今も待っている自分がいます。


 自惚れを百も承知で書けば、佐藤が進めるのならそれも良し、と、思って下さるのではないか、と、勝手に思います。恩に報いるために・・・・。

 多分、こういう気持ちは、私にしか分からないと思いますが、晩年の門木先生の薫陶を受けたことを本当に幸せに誇りに思います。



 吉備線のLRT化とファジアーノ岡山FCのJリーグ昇格は、具体的に描くことができる、実現可能な、私達の愛する岡山の夢です。

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