2002年6月8日(土)
【岡山のシンボル「MOMO」に見合う街に】

 早朝から、渋川の「瀬戸内マリンホテル」で会合があり、もはや夏の日差しの中、やはり瀬戸内海の美しさには、改めて感動致しました。

 感動といえば、市内路面電車に、超低床LRT「MOMO」が、登場。本格運転は7月からですが、「路面電車の日」にあわせての試乗会(佐藤家は、明朝試乗させて頂く予定)で、まさに、水平のエレベーターの如く、街を滑るように走る姿は、実に、美しい!!こりゃぁ、非常に絵になります。

 間違いなく街の人気者です。思わず、江戸っ子のように、「よっ!粋だね、どうも、MOMOっ!よっ!!」と声をかけたくなります。まさに、岡山のシンボルの誕生です。岡山が、世界に誇ることができるものが、お目見えしました。
 岡山市民のひとりとして、本当に心から、感謝です。


 本日の「公共交通フォーラム」で、郷土出身で、JR九州の列車のデザインでも有名な「MOMO」のデザイナーの水戸岡さんのお話は、目から鱗で、岡山にもったいないような、この「MOMO」の勇姿に、しっかり見合う街に、これから岡山がなっていく、そんなスタートであると実感致しました。
 「MOMO」が走るのに、「ふうのわりぃ」街並みではいけません。

 まさに、RACDAという、市民の方の主導による、これだけ具体的に目に見える街づくりの大成果は、岡山の街づくりを非常に高い水準に押し上げました。

 その手法といい、環境、福祉(バリアフリー)の視点といい、「MOMO的には、どうなのよ」という、岡山の今後の街づくりのひとつの基準になったと思います。本当に素晴らしいっす。


 そして、「MOMO」を見れば、公共交通のあり方を考える、そこから街づくりを考える、そんな起爆剤、シンボルであると思います。

 公共交通に関しては、一連の中心市街地の記述や環状道路の話が全て絡んできます。これを機に、寄って集って、街づくりの機運を高めたいところです。


 なお、明日午前10時から午後4時まで、駅前広場で、低床路面電車をモデルにしたミニ電車試乗会や路面電車の駅前乗り入れを考えるパネル展示が行われます。

 今日・明日に、「MOMO」を見ていないと、多分、話題に乗り遅れますぜ。

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