2005年7月6日(水) 【期成会の合同総会】

 午後から、一般国道180号整備や笹が瀬川改修事業など11の期成会の合同総会。会場のママカリフォーラム周辺は、二期工事も竣工間近。

 この合同総会、以前は、バラバラに行われ、まとめられても数年前までは、会食もあったりしたのですが、今は、非常にシンプルになっています。
 つまりは、早期実現の国家予算獲得のために、関係省庁や国会議員の各先生に、今年もお願いするぞ!という決起大会のようなものです。

 ただ正直なところ、こうした道路整備や河川改修と言ったインフラ整備の陳情を地方から国にお願いに上がるようなことは、そろそろ辞めたらどうかしら?というのが地方分権の流れだと思います。
 実は、出席する誰もが、こういうやり方は、どうなんかなぁ?と、思っている会で、開催方法を主催者も、実はかなり悩まれているはずです。


 こうしたことが、毎年コンパクトになっていくのは良いことで、例えば、県執行部、各委員長を含む議会代表が大挙して、来週12日に国会議員の各先生方に、「お願い」するために、東京まで伺う県政懇談会のようなことは、そろそろ辞めるべきでしょう。

 個人的には、良識ある国会議員の各先生が、こうした行事を望んでおられるとはとても思えません。なにより、どういう形であれ、地元の要望には、応えて下さるものだろうと思います。


 いわんや、今日のように、平日の公共団体の主催行事の来賓挨拶で、郵政民営化法案をめぐる自民党の悪口を言いに、わざわざ公費を使い某党の国会議員が、永田町から帰って来られるようなことは、厳に慎んで頂きたいものです。個人演説会ならば何を言おうが自由ですが、主催者にも、出席者にも、失礼です。

 私は、こういう行為が、心の底から嫌いです。現職の無手勝流も、たいがいにしんさいや、と思います。

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