2004年4月30日(金) 【井原鉄道に新車両】

 今日は、小学校では、遠足が多い日らしいです。わかる!
 さすがに、明日からの5連休は、子供にとっては、玉野競輪の3連単大当たりでしょう。こんな時に、勉強は出来ません。

 しかし、たいへんなのは、親と、それでも参議院議員選挙を考える業界の者です。一挙に皆様の関心がなくなるような・・・。
 ちなみに、今日、私、年金を前納で払いました。


 さて、この頃の井原鉄道ですが、昨年度から「上下分離方式に準じた公的支援」を実施し、平成15年度は、経常損失が、前年に比べて1.2億円程度減少し、経営改善が進んでいます。

 ただ、沿線地域は、過疎化に加えて、県立高等学校の統合が進み、依然厳しい状況です。

 ところで、井原鉄道は、増収対策の一環として、斬新でユニークな特別企画列車の導入を計画していましたが、この度、1.3億円の(財)日本宝くじ協会の助成が決定、車両導入に取り組むことになりました。

 同協会の助成は、県を通じてということなので、補正予算として、議会の議決を経ることになりますが、これは、非常に良い話です。


 どうせ行けはしないのですが、GWの旅行パンフなど見ると、各地のトロッコ電車やノロッコ電車やSLや、余部鉄橋を渡ろう等々、意外に多い、鉄道物。
 一日バスツアーですら、体験型が増えています。

 しかし、ユニークなペイントの列車も、今時珍しくありませんし、車内で団体貸し切りで飲酒をする、いわゆるお座敷列車のようなものなら、現在でも、いつでもできる井原鉄道です。

 そこに、全国的に有名なJR九州の特急列車や、岡山では、低床路面電車MOMOや、最近では、岡電バスや、桃太郎スタジアムのデザインでお馴染みの郷土岡山出身の水戸岡さんが、お力を貸して下さるという話。

 井原鉄道をモチーフに、どんな新車両が生まれるのか、なにか、既に期待に胸が膨らみます。

 あるいは、全国から、井原鉄道に乗りたい!!という方が、来られるかもしれません。少なくとも沿線には、それだけの観光資源があります。
 県外からの一日バスツアー客が、もっともっと来られても良いはずです。願わくば、周遊して頂き、泊まって頂きたい!



 ところで、井原鉄道のこうした動きを見るにつけても、RACDAの存在を感じます。繋がっているのです。

 RACDAの地道な活動が、国のLRT推進議員連盟に直結していますし、まさに全国に、そして、様々な形で、岡山の公共交通に、良い意味で、大きな影響を与えています。
 そのことで、岡山のいわゆる民度や、街の品格が確かに上がっていると思います。

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