2008年9月23日(火・祝)【吉備中央町選挙始まる】

 秋空のもと、しかし、霧の中の吉備高原を抜けて、今日から5日間の選挙戦が始まった吉備中央町へ。

 まずは、町長候補の出陣式、さらに、名湯小森温泉のそばの青年部局でもお世話になっている町議候補の出陣式等へ。町長選挙については、今日の午後5時まで分かりませんが無投票が予想され、町議選挙は、数日前まで無投票が言われていましたが、新人候補の出馬もあり、選挙になりました。


 平成16年に、平成の大合併で県内で最初に合併したのが、吉備中央町。しかも、吉備高原都市を真ん中に、当時の上房郡賀陽町と御津郡加茂川町という、いわば国をまたぎ、新しい加賀郡を作ってできた町です。
 特に、岡山県の臍の部分にありながら、南高北低中部真空と言われたこともありますが、海が隆起してできた土地だけに、形状からも、いわゆる中山間地であり、俗に言う限界集落も多くあります。

 新たな過疎対策法の制定を国に求める陳情も、総務委員会でおそらく通りますが、まさに、国や県が、頼りにならない中、協働で、コミュニティを作り、故郷の山河を地域の方々と基礎自治体が守っています。

 中心市街地と抱えている問題は一見違うように見えますが、安全安心の観点からも、コミュニティの維持、再生、活性化の必要性という根本は同じです。

 麻生総理総裁は、地域間格差の是正に重きを置いてくれる物と信じますが、待ったなしの状況です。

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