2008年2月23日(土) 【都市と地方】

 その後、書道展を拝見して、JCの後輩の結婚式。結婚披露宴の出席自体が久々のような気もして、かなりくつろいで楽しまさせて頂きました。結婚披露宴は、無条件に幸せで、非常によいものです。

 分不相応の規模でしてしまった私達の披露宴では、大赤字になり、翌日に、ブライダルローンを借りて、返済に5年かかったのも、今となっては懐かしい思い出?で、結婚は、生涯に一度で十分でござる。


 そこから、岡山商科大学で、地域再生シンポジウム。岡山商大は、いわば地域活性化のシンクタンクとして、地域再生支援センターを立ち上げています。
 本日のテーマは、「都市と地方 格差をどうするか」。

 大学と県議会議員の先輩である真庭井手市長のお話は、非常に分かりやすかったです。

 平成11年に110億円あった地方交付税が平成18年には、99億円に。5年間で、人口が3000人減り、これだけで、交付税は、2億5000万円の減。三位一体改革は、地方財政を救うものではなかった。
 高齢化が50%以上で、19世帯以下のいわゆる「限界集落」が、市内に、96箇所。7000haの農地中、500haが、耕作放棄地。第一次産業の衰退が、格差の原因である。
 しかし、今回の地方再生対策費5.1億円は助かるし、補助金が交付金になって便利になった、とのこと。

 一方で、バイオマスタウン真庭、IP電話で無料になる真庭光ネットワーク、観光客400万人を500万人にする観光回廊真庭、子育て支援など、元気な地方の夢も語られました。


 地方議員から地方自治体の首長になられたこういった大先輩方のお話を本音ベースで伺える機会を是非つくりたいと思います。
 我々には、ビンビン伝わってくるモノがあります。

 シンポジウム中、外はまるで吹雪。県北は大丈夫かなぁ・・。

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