2005年4月20日(水) 【風に立つメルヘンの村】

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 本日は、午前中から岡山市役所を訪ね、国体がらみの「大計画(?)」について、関係者の理解と協力を求めました。地域に根回しを掛けており、公表まで今少し。
 午後からは、そのまま市役所で、岡山地区保護司会総会。講演会のみで失礼しました。岡山市役所も、行けば誰かおられて、楽しくもあります。できるだけ、ちょろちょろします。
 その後、岡山商大にお邪魔し、「岡山商科大学地域再生支援センター」発足式及び懇談会。様々な問題を抱える「地域」に対して、地域貢献機関として、「地域」の構成員メンバーである自治体や企業、地域住民の地域作りを支援する機関として設立されました。
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      ↓ 詳しくは

 「岡山商科大学地域再生支援センター」は、一方では、大学の側から地域に飛び込んでいくぞ!という表明であり、同時に、社会科学系の産学官連携の実践とも言えます。

 私は、社会セクターを市民、企業、行政、NPOそして、大学であると考えています。ゆえに、大学には、願わくば、NPO同様に、出入りしたいのです。

 そして、ここ数年で大学の敷居が非常に低くなったことを体感しています。議員だからではなく、社会人として、社会人だからこそ、積極的に、大学に入って行きたいものです。


 本日は、まさに市長・市議選挙が行われている新真庭市に、敢えて合流しなかった新庄村と同センターの協定調印が行われました。

 美しいメルヘンの里・新庄村の村長、議長とお話することができ、「地域」を思う情熱に胸が打たれました。新庄村への愛に溢れています。

 平成の大合併は、国と地方の財政危機からやむなく行われているものですが、冷静に考えれば、合併拒否が、時代に反旗を翻しているとは言えないかもしれません

 10市から15市になる大きなうねりの中で、市に組み込まれることなく、村で、自主自立するという厳しい道を選ばれたわけですが、個人的には、今後、人口減になっても、都市部と農村部の二重居住現象が起きるのではないか、さすれば、さしずめ岡山の桃源郷とも言える新庄村などは、かなり人気が出そうだな、生き残る道はきっとあるはずだ、と思います。自主自立が、自治ですから。
 役場の職員は三十数名、千人の村だからロマンがあります。
 正直、応援したくなるのです。


 おりしも、がいせん桜は、今が満開。真庭郡で、唯一選挙が行われていないブナの原生林がある源流の地域を訪ねてみたくなりました。
 雄々しく風に立つメルヘンの村です。

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