2009年2月4日(水) 【国と政令市の間で】

 今朝は、恒例の自民党青年部局の街頭演説。ともあれ、青年局長の任期いっぱいのあと3ヶ月は、続けます。


 その後、委員会の打ち合わせをして、総務委員会。

 平成21年度地方財政対策および当初予算要求ベースの概要が示されました。皆で、胸をなで下ろしました。
 国の思い切った予算組みもあり、地方譲与税や地方交付税が降りてきて、ありがたい臨時財政対策債も発行させて頂いて、僅かに、84億円の収支不足で、済んでいます。

 一時は、353億円の収支不足が見込まれていたため、人件費・内部管理経費の約57億円の削減を行う、乾いた雑巾を絞る厳しい行財政構造改革がなければ、なによりも、独自の職員給与カットの119億円の大削減がなければ、203億円の不足で、こうも、易々と予算は、組めませんでした。

 今後も、よほどのことがない限り、岡山県は、予算が組めます。109億円の臨時的経済対策も速やかに打てましたし、本当に、4年間で、396億円の財政効果を出すという、行財政構造改革の構想を進めて良かったです。


 足らずの臨時的歳入対策についても、行政改革推進債を発行することなく、遊休土地の売却10億円や、お馴染みの特定目的基金や企業会計から74億円借り入れれば、十分にクリア。

 もちろん、法人関係税は、44.3%減の約521億円ですが、大都市に偏在する法人事業税から、地方法人等特別譲与税がやってきて、なによりも、平成16年の交付税ショックの前の平成15年の2555億円の地方交付税等が、平成21年度は、なんと2076億円まで戻ってきており、税源移譲もバッチリで、今後も、安心!
 いざとなれば、減収補填債が、発行できるので大丈夫です。

 そういうことで、岡山県は、大丈夫ですから、御安心下さい。

 え?国の財源が、どこにあったかって?そんなことは、国に聞いて下さい。地方には関係ありません。日本国民としては、借金が増えますが、地方行政は、助かったんですから、岡山県民としては、それで良かったじゃないですか。

 あとのことは、永田町と霞ヶ関で、考えて下さることでしょう。

 いったい、地方って、なんなんだ???

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 一方で、岡山市の政令指定都市化に伴う話。

 財源等について、あれこれ考えますに、確かに、個人・法人県民税や法人事業税の4割は、岡山市民や岡山市の企業が負担していますが、これを県が貰っても、交付税が、国からその分降りてこないわけですから、トータルで言えば、なんとかなるんだろうなぁという理解に変わってきました。

 国と絡めて考えると、直の関係で降りてくる、それが、政令指定都市なのですから、悪いことには、ならないんだろう・・・対等な立場でしかない県が、とやかく言うこともないのだろうな、と思えてきました。
 心配に、及ばないのかもしれません。

 県議会議員、お呼びでない?こりゃまた失礼致しました???


 逆に、やはり、こうなると、政令指定都市を持つ都道府県で、そもそも、最も人口が少ない、47都道府県で、21番目の人口の岡山県は、70万人が抜けた、下位から10番目の人口の小規模の県になる、したがって、その行政規模から、職員が3600人になるという理解が正しいのだと思います。
 岡山県のサイズについての理解を変える必要があります。

 あるいは、各種団体が、岡山市は独立して、岡山市以外の岡山県と対等になる、そういうイメージです。


 問題は、かかる人口規模の本県において、少子高齢化の時代に、倉敷市と共に、人口が増えている岡山市が、一人勝ちする施策に走れば、27市町村は衰微の道を行くという危機的な状況であるという理解も必要です。

 もちろん、中国州、中四国州で、広島への一極集中をさせないという意味では、岡山市の政令指定都市化は、極めて重要ですが、県内の一極集中の可能性が、極めて高くなります。

 中山間地や農村部が疲弊すれば、実は、中心市街地も、へたってくるのですが、メガシティを目指すのか、コンパクトシティを目指すのか、岡山市は、大飛躍のチャンスではありますが、一方では、大ピンチと裏腹である、そういう認識は持つ必要があります。
 それは、岡山市以外の岡山県民、あるいは、岡山県にとっても、最大のチャンスであり、もっと大きなピンチであるということです。
 この責任は、限りなく大きなものがあります。

 利他の精神で、水平補完をする、情けは人のためならず、そういう発想が、岡山市には、実は今、一番望まれるところです。
 岡山県を補いながら、27市町村を岡山市が、引っ張るぞ!という気概が求められます。そういうスケールで、政治を行って頂きたいな。


 もっとも、県議会議員が、こんな事を言ったって、仕方がねぇんじゃねーか?岡山市のことは・・・・。岡山県は、続くのだから・・・。

 岡山市選出の県議会議員は、4月1日以降、どんな気持ちで生きて行くんだろう・・・もっとも、こうなると知っていたのですから、分かって進めてきたんだから。
http://www.youtube.com/watch?v=2QNYVBMWjwg

 心から愛しています、岡山市。

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