2005年12月19日(月)
【あくまで中心市街地で愛をさけぶ】

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 黒澤明の『夢』ならば、まさに「こんな夢をみた」。
中心市街地のことを考えていたら朝になりました。今日も寒いです。
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      ↓ 詳しくは

 過去の「こころ」において、中央小学校に関する記述に、一部不適切な表現がありました事を訂正し慎んでお詫び申し上げます。

 少なくとも、私は、「4つ」ではなく「5つ」の小学校が統合され、いわゆる越境で通ってくる子ども達を含めて、子ども達の健やかな成長と、その安全と安心を、そして何よりも、新しい小学校の歴史を作ろうと尽力されている保護者の方々を支援させて頂きたいと強く思っています。

 また、将来的に、教育施設としての旧内山下小学校については、再評価されてしかるべき時期が来るようにも感じています。



 加えて、病院に関してどう考えているのか?というご指摘もありましたが、私自身の考えを明確に致します。

 市立病院に対しては、言及する立場にはありませんが、私立総合病院については、亡父も人口透析で5年間通い、また、そこで亡くなり、時間外等で、しばしばお世話になっています。
 それゆえに、中心市街地に絶対に必要な施設であると強く認識しています。とりわけ、マンションの再開発で高齢者の方々が多く都心回帰されている状況を鑑みれば、間違いなく、最も必要度が高いインフラと言えると思います。
 また、失礼を承知で書けば、私自身の様々な体験から、願わくば、建替えがなされる必要性も強く感じています。詳細に言及致しませんが、老朽化は進んでいると一利用者として感じています。

 建替えについては、これまた様々なお考えもあろうかと思いますが、個人的には、少なくとも、ふれあいセンターや「中央」公民館も含めて、地域のコミュニティを維持、確保するための施設、さらには、中心市街地の避難場所の確保することと、あい矛盾しない方策を採ることは可能ではないか、少なくとも、ピンポイントで、二者択一的な考えにはそぐわないと考えます。
 ある種のまちづくりビジョンの中で、考えて行くこと、ひいては、そのことが地域の活性化に資すると思います。

 いずれにせよ、総合病院は、中心市街地に絶対に必要であるという立場であり、そのこと自体、終始一貫変わっていません。

 ただ、市立病院については、市の施設であり、私自身が、言及できる立場にないことは繰り返します。



 さらに、個人的には、岡山駅東口については、極端な開発が地域経済に与える影響は甚大であり、既存の経済地図とよほどバランスを考える必要があるのではないか、少なくとも、郊外型の大型店舗開発以上に共存共栄の確証が欲しいところではあります。
 少なくとも、これにより、現在の中心市街地の地図が大きく変わることは、望むところではありません。

 ただ、しかし、将来において、我々が描く、岡山市を中四国州の州都に、という夢の中で、岡山駅東口、操車場跡地、あるいは、吉備高原都市等に、官公庁街ができることは、素晴らしい事であると思います。


 こうした中で、現状の地図の中で、私自身が考える岡山駅東口の中心市街地の活性化策の夢を3つ語りたいと思います。
 私企業や私有地が多くあるところで、こうだったら良いのにな、という無責任な記述になることを端からお詫び致します。
 県議会議員というよりも、地域のあんちゃんが言っているというレベルのことかもしれません。


(商店街大回廊構想)

 JR岡山駅東口から、岡山駅前商店街から東上、桃太郎大通りの一本北の筋を野田屋町、天神町を抜け、南へ表町商店街、上之町、中之町、下之町、栄町、時計台を西へ新西大寺町、そこから、中央町、柳町を抜け、イトーヨーカドー、市役所筋を北上するアーケード大回廊を作るというものです。
 そして、中央の県庁通りも柳川筋も主線とし、要は、田んぼの田の字を商店街等のメインストリートとし、回遊性を強く持たせるというものです。
 できれば、一切雨に濡れず、一日中、1km四方をグルグル回ってしまうような「とっとり花回廊」ならぬ商店街大回廊です。

 特に、駅前商店街からの筋は、竹下通りのような風情で、直進していれば、黙っていも、文化ゾーンに入り、後楽園にも繋がる観光道路でもあります。
 「後楽園はどこですか?」と駅東口で聞かれたら、「この商店街をまっすぐです。」と言える道です。
 柳川あたりで、忘年会にお勧めの名店「割烹かどや」あたりを蛇行するのは、ご愛嬌。
 桃太郎大通りや市役所筋は、本来の雰囲気は、御堂筋で、オープンカフェも、もう少し建ち並ばないと普通ではありません。

 新西大寺町からイトーヨーカドーの道も、アーケードを意識した商店街なら、熊本の商店街のように、一本裏は、歓楽街です。
 この道の自動車通行を止めることは、現実的でないかもしれませんが、筋として意識することは重要だと思います。


 いずれにせよ、莫大な金が要る話ではなく、交通規制やゾーニング、意識、要は、誘導施策の話です。
 そして街の全てが活きる話だと思います。



(バスターミナル再編)

 全くをもって私企業私有地の話で恐縮ですが、天満屋のバスターミナルを中央郵便局やNTT付近に出して頂くというとんでもない話です。誰の了解を得とるんなら?という話ですが、得ていません。

 個人的には、大きな都市は、バスターミナルは、JR駅前と公共交通手段を持つ地元百貨店の二眼レフのようであり、岡山に天満屋バスターミナルがあること自体、歓迎すべきものだと思いますが、いかんせん混雑は気になるところ。
 周辺のターミナルと統合して、柳川筋側に出して頂ければ良いなぁ、という思いです。

 そして願わくば、ロマンチック大通りと言われる県庁通りの一部は、常時歩行者天国にするというイメージです。商店街大回廊のへそといっても良いでしょう。今のバスターミナルあたりが、噴水があって、豊かに緑溢れるショッピングモールであればなぁ・・・。

 行ったことはありませんが、オーシャンゼリーゼ〜と歌えるお洒落な通りにしたいものです。基本的に、一般車輌の乗り入れができないブロックがあっても良いのではないかと思います。

 そこをトランジットモールが走るわけです。



(だから路面電車環状化)

 商店街大回廊に沿う形で、路面電車が環状化しているので、疲れたら電車に乗れば良いわけです。
 もちろん、アートである吉備肥沃は気になりますが、JR岡山駅前乗り入れです。
 高齢者、障害者、子育て世代の誰もに優しい公共交通機関として。



 つらつら考えるに、

 10年以上も前に示された岡山商工会議所の『1kmスクエア構想』は今もって色褪せていない素晴らしい構想だと私は思います。「都心は人が集まり住むところ」、そのコンセプトに興奮や感動を覚えた気持ちは、今も変わりません。
 中心市街地活性化に関して、様々な方が、様々な提言をされていますが、岡山県民の癖とでもいうか、残念ながらそれぞれがバラバラかもしれません。まず批判が先に来てしまいます。
 しかし、今まで多くの方が考えてこられたことを一度繋ぎあわせて考えることで、都心再生の道は見えてくるのではないか、と強く思います。

 少なくとも、ピンポイントで考えていては、埒があきません。お互にせめぎあっても仕方ありません。
 今こうして、マンションの再開発が進む中で、必要なのは、短期中期長期の中心市街地活性化ビジョンです。

 「イマジン」、大好きな中心市街地の人達が笑顔でいられるために、私に何ができるだろう・・・。


 加えて、中心市街地を語る時、西口にも同じ熱い思いが必要です。なぜ、あれだけの学生がいるのに、奉還町が、吉祥寺にならないのか、どうすれば、吉祥寺になるのか?
 いずれにせよ、はっきりしているのは、今必要なのは、岡山は、もっとできるんだよ、素晴らしい街なんだよ、そう信じる強い気持ちと夢に向かって行く力です。

 持続可能な街にするには、もう時間がないのです。今、大好きな街が泣いています。

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