2002年11月20日(水) 【落書き注意報発令!】

 本日は、中央南小学校の学習発表会および音楽発表会で、保護者や地域の皆様と一緒に、子ども達の元気な歌声を聞かせて頂きました。ソプラノ笛を吹かなくなったのは、いつからだろう、としみじみ思いながら、うるうるしておりました。

 自分が子供だった頃を思うのか、自分を見ていた親の気持ちを思うのか、自分の子供や孫を思うのか、その全部なのか、よくわかりませんが、はっきりしているのは、地域コミュニティーは、やはり、学校や子ども達を核にしてできているのだなぁ、ということです。
 さもないと平日の午前に、大人があれだけ集まる理由がありません。

 妻を通して、子育て世代も、地域のネットワークに支えられているのが分かりますし、学校があるからこそ、子ども達や保護者や地域が、交流できるということだと思います。
 そして、ある意味、お互いの顔が見える適正な規模に、中心市街地の学校はあるような気もしてきました。

 17年中央小学校統合後の現在の小学校の利用については、様々な意見があり、今後の議論は必至です。しかし、とても短い中央南小学校の歴史の中で、地域にとって、なんとも暖かい、今日のような日があったことを胸に深く刻んでおきたいと思います。

 今、確かに、子ども達の歓声が、中心市街地のど真ん中で響いていること、そのことがどれだけ素晴らしいことであるか、効率だけが全てではなかったということに、やがて気付く時が来たとしても、その時には、懐かしい人達は、そこにはおられず、コミュニティーは、すっかり姿を変えてしまっているでしょう。
 時代の流れとはいえ、寂しくてやりきれません。

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 皆様の落書き調査隊からのお知らせです。

 落書き注意報発令!
(市街地中心部 1kmスクエア内 本町周辺 風力3)

 市民の一斉消去活動等で、一時下火になっていた市街地中心部とりわけ本町界隈にて、新たに、新しい壁面への落書きが再開され増加中。カメラ店シャッター(三面全部)、新規開店店舗正面、純白の店舗壁面等に数グループと思われる落書きが同時的に発生。
 権利者、テナントの方はかなり憤慨されています。原因は不明です。

 あくまで推測ですが、条例施行後、一名は逮捕されたものの(処分保留で釈放)第二号がいっこうに現れないため、安心した犯人の一部が、再び中心部に回帰しているためと考えられます。
 しかも暴走族追放条例施行後一時的に警備の強化された本町周辺で、警備が撤収された直後に落書き(や暴走・周回も)が始まるという事態は、防犯・摘発効果の低下をあざ笑う挑発的な行為で、今後の犯罪の増加が懸念されます。
 しかしながら、住民が集団にて「一斉消去」した壁面には未だ再犯はゼロです。落書きされた状態を放置すると周辺へ一気に広がり、手のつけようがなくなります。
 住民の皆様にも速やかな対応をお願い致しますと共に、警察機関の皆様に対しては、未だ最低でも十数グループ以上はあると思われる落書き犯の継続的な検挙へのご尽力をお願いする次第です。

注)

風力1 従来落書きが全くみられないエリアに新規で落書きが始まってい
     る状態
風力2 すでに落書きが微弱にされていたが、増加傾向のおさまっていた
     エリアに、追加で落書きが始まった状態
風力3 すでに落書きがかなりの規模で行なわれているエリアに相当の規
     模で落書きが増加されている状態
風力4 すでに落書きがかなりの規模で行なわれているエリアにかなりの
     規模で落書きが増加している状態
風力5 落書き多発地帯で、見境なく落書きが増加している手のつけられ
     ない状態

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