2002年6月5日(水) 【中心市街地にて】

 岡山市の中心部が大きく動き始めています。

 16年には、岡山県立図書館がオープン、平成17年には、文化芸術施設としての日銀跡地利用が本格化、さらには、再開発が続き、民間の高層マンションが建ち、城下地下駐車場が狭まるものの、民間の新駐車場が、続々とできています。

 再開発が続くJR西口の動きと相俟って、国体までのこの3年間が、岡山市中心部が大きく動きます。

 そういった中で、ポイントは、超一等地にある公立小中学校の処遇です。ご案内の通り、平成17年には、小学校の統廃合の流れにあるわけですが、公立幼稚園の統廃合も同時並行的に進んでいきます。


 中心部の幼稚園、小学校については、市教委の不手際もあり、ある意味で、混乱が続き、様々な意見があるのも事実です。

 しかし、平成17年というリミットが、刻々と近づいているのも、また事実であり、逆算すれば、なんらかの方向が示されないと、中心市街地再活性化の足かせともなりかねない状況です。もう後がありません。

 ここは、もはや、忌憚ない提言が地域から幾つも出て、その実現可能性をひとつひとつ精査していくべき時期になっています。

 おりしも、緊急総会など、地域の意見集約の動きも出てきました。

 願いはひとつ。子ども達の未来に、より良いものを残すということです。

 いかに調整ができるのか、中心市街地に住む議員にとっては、試練ではありますが、地域の方の情熱に決して負けない思いを持って、この問題、真正面から、ぶつかっていく所存です。

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