2002年3月14日(木) 【深柢幼稚園卒「業」式】

 本日は、先ほど岡山市立深柢幼稚園の卒「業」式に出席して参りました。涙が出るくらいかわいいなぁ、と思います。

 卒業生は、7人。少人数ゆえ、「教師」の目配り、気配りが届き、かつ非常に大らかに伸び伸びと育っているなと感じます。特に、地域への開放も進んでおり、来春は、10人以上の園児が入学します。

 問題は、3歳児保育や延長保育にあたるものがないことで、必ずしも、保護者のニーズには、応えられていないということ。
 もっとも、どこまで、公立がやるのか、民間への圧迫も予想され、民間並みというわけにはいきません。もっとも、民間のご努力も、並大抵ではありません。

 ご案内の通り、市内中心部の公立幼稚園5校は、最終的に1校に統合されることになる予定ですが、その場所は未定です。

 市内中心部には、公立の出石のように、幼保一元化の流れの中で、新しい取り組みをするところもあれば、私立内山下幼稚園のように、新時代に向け、動き出すところもあり、私立、公立、幼稚園、保育園、幼稚園・保育園一元施設等、少子化時代に、ある意味で、生き残りをかけた戦いをしていくことになります。

 あくまで、子どもにとって、なにが良いかということなのですが、実際は、保護者の都合で決めざるをえません。それは、我が家とて同じことです。悲しいかな、仕事や収入、家族構成等々を勘案して、一般的には、保護者の選択肢は、そうそう多いわけではないと思います。


 深夜に帰宅し、いかに我が子が、今日一日おかしかったか、妻から、報告を受けるような日が続いています。1歳4ヶ月の我が子は、まるで半魚人のように、ペタペタ歩いておりますが、最近、食べ物に対する卑しさが増し、こどもの森で、何か食べている人がいれば、誰彼とおかまいなしに、ねだっているようです。(誰に似たのか?)

 昨日は、煎餅を食べている学生の前に、物欲しげに煎餅を見つめながら立ち続け、あまりに動かないので、気がつけば、春の陽気の中、目を開けながら寝ていたという、怪奇事件を起こしたようです。トホホ・・・。

 親として、なにが残せるか、次の世代になにが残せるか、そのためにも、変えていかないといけないことが多いです。特に、学校がどうあるかは、本当に重要な問題です。


 一方、出石小学校では、再来週には、閉校式が、旧内山下小学校の空き教室には、岡山市の「協働のまちづくり条例」にそって、2つの作業所が、4月1日より入居します。
 こういった小学校の跡地の問題も、そぞろ出てくることでしょう。

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