2001年9月28日(金)
【中心部の新しい学校づくりについて】

 本日、中心部第2期の小学校「意見を聴く会」という名の会が、開かれて中心部の小学校のあり方について、PTAを中心にして真剣に議論されました。本日が、中央南、明日が、14:00〜15:30に中央北、10月3日(水)の14:00〜15:30まで、さんかく岡山で、順次開催されます。

 要するに、市教委の公聴会に近いものだと思います。

 市教委サイドから言えば、平成17年に、中央南と中央北の統合を図るためには、今年度、設計まで進まないといけませんが、そのためには、現在の旧弘西小学校校舎の取り壊しが必要で、さらに、そのためには、次回12月市議会で、取り壊しのための補正予算を通す必要がある、という、時間との戦いの様相も呈しています。


 ただ、既存の学校を残すというのが、現市長の選挙公約と受けとめられている方もおられ、(気の毒な側面も多々あるのですが、結果として)度重なる市教委の地元への対応のまずさも手伝い、地域をあげた取り組みになるには、まだ課題が残っているというのが、残念ながら、実際かもしれません。

 一方では、当面の課題は、旧弘西小学校校舎を増改築するか、全面建替えるか、という話になりつつもあるのですが、そもそも論の部分で、コンセンサスが取れていない、と見る方もおられます。

 ともかく、地元議員としては、地域の状況には、泣きたくなるような、頭を抱えたくなるような辛いこともあり、しかし、一人の父親としては、我が子が、将来通うかもしれない学校の話であり、参画する義務もある、とも思います。
 本当に誰も、悪くない、皆、本気なのです。


 子ども達のために、新しい学校づくりをする、というのは、親としては、非常に大きな責任もありますが、本当に夢もある話で、とにかく素晴らしい学校にしたい、という保護者の気持ちは、びんびん伝わってきます。
 ある面では、親としては、極めて大きなチャンスです。

 おそらく、中心部の幼稚園、保育園の問題、さらには、跡地利用の問題もからんで、ここから、5年で、中心部の教育・保育施設の姿が、一変するのは、必至でしょう。その中心課題です。


 いずれにせよ、市教委には、市長、連合町内会への連絡・報告も十分にとりながら、子ども達のために進めて欲しいものです。
 と、いうよりも、地域のレジデンスに、ご期待頂いたり、パブリックコメントをとるのも良いのですが、やはり、市長の明確なグランドビジョンが示されることを心から期待したいとも思います。

 ともあれ、もう、誰も、大好きな中心市街地の人達をこれ以上傷付けないで!!それを切にお願いしたいところです。

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