2008年10月29日(水)【総選挙延期】

 予想通り、総選挙は先送りになりました。時期未定です。
 秋葉原の麻生総理の街頭演説では、「太郎コール」があがり、後方300mで、わずか2人の「おたく」が、『アキバは、いつまでも、おめぇの味方じゃねーぞ』『とっとと解散しる!』とプラカードを掲げていて、翌日のスポーツ新聞には、それがデカデカと出ていました。私が見た限り、1万人中の2人だったのですが、サイレントマジョリティの象徴なのかなとも思いますが、やはり、解散はできないと、私も思います。

 実は、10月に入り、私の方にすら、中小企業の方々からの悲鳴が届くようになっており、ちなみに、信用保証協会についても、今回の改革プラン素案の俎上に上がっていたりで、知事選挙を終えて、総選挙を連続できる状況にはないのを肌で感じていました。いわゆる貸し渋りがあるのかも気になります。

 敢えて言えば、新卒の内定取り消しも伝えられる中で、いわば世の中は、議員の「就職活動」のお世話どころではなく、年末に向けて、相当厳しい社会情勢になることも予想されます。政治が停滞している場合ではありません。敢えて言えば、もはや、政局の混乱など迷惑な話です。
 当たり前のことですが、自民党の勝ち負けというレベルで、事は済まなくなっています。もともとが、そういうことで判断すべきではないのですが。


 一方、解散含みだったので、日程的に微妙でしたが、本日から、県議会議員の大半が特別委員会の県外調査に出ます。知事選挙の影響で、ここに集中しました。
 私は、解散であれば、公務であれ、不参加にならざるを得ないと考えていました。

 常任委員会では、総務委員長の私は、小倉委員長の下、子ども応援特別委員会に属していますので、いわゆる赤ちゃんポストについて熊本に、発達障害に関して佐賀大学に、子ども総合相談センターについて福岡などに参ります。

 財政危機のこの期に及んで行う調査ですから、委員長も、絶対に無駄にはできないと当然気合いが入っています。なにしろ、委員が、自民も公明も、子育て世代の40才代ばかりですから、我が事でありますし、なにしろ元気が良いです。

 しかし、自分が委員長だと、昼食のメニューまで考えますが、一委員ですと、そのあたりの気構えが緩く、昨日来の風邪が見事に悪化しており、既に声がかすれて出ません。絶不調・・・。
 経験上、この3日間は、どうしようもなく、かえって、ついて行きながらも、ぼーっとして大人しく過ごす以外無く、帰岡したら、復活!というおかしなことになりそうです。


 ところで、選挙期間中、某所で、街頭演説をする知事の真正面で、『児童会館を残して下さい』というプラカードを若い女性がニコニコしながら掲げていて、そのまわりを我が子が、駆けずり回っていた珍?風景は、生涯忘れられないと思います。

 岡山県立児童会館については、たちまち来年度から閉鎖ではなくて、今後を考えるための数年の猶予期間を頂戴したいというのが、私の思いです。所管であるこの委員会の判断も重いです。

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