2007年4月25日(水) 【情熱と冷静の間】

 朝には、幼稚園の総会で、やっと単Pと言われる幼稚園のPTA会長を卒業させて頂きました。単年度が原則のPTA活動は、短距離走者ではなく、駅伝のごとく、「思い」の引き継ぎがうまくできて初めて成果があったと言えるもの。

 今日の総会では唯一の男性でしたが、選挙の年度に、政治活動とは全く切り離して、我ながら実によく頑張ったと思います。副会長さんはじめ旧執行部のメンバーから花束が頂けたのは、かなり嬉しかったです。それにしても、ともかくPTAに関しては、1年が本当に長かったな〜。小Pは、少し休憩したいのが本音。

 とは言うものの、ブロック、市幼P、県幼P、三P(幼小中連絡協議会)の引き継ぎはこれから6月にかけて。しかし、前会長は、顧問というの立場で、実は卒業ができないのではないか?

 また、所属のライオンズクラブで、7月からの新年度の社会奉仕委員長に指名・承認されていたことが、今日判明・・・。こういうお役を経験することは、いろいろなことが見えて極めて重要です。



 ドイツのハノーバー・メッセ(国際産業技術見本市)への知事以下視察訪問団の皆様が帰朝。成果があったようですが、知事の渡航が、統一地方選挙期間中だったのが、我々としては少し気になります。きっとたまたまですが。

 岡山県が、県として、インドやベトナム、タイ、カンボジアとどんどんルートを作って行くことは確かに重要ですが、道州制の議論もしかりですが、景気回復が実感できない地場の中小零細企業の支援、活性化、特に、入札見直しにからむ問題等をそらされるようで、ピンと来ないところがあるのも事実。

 今日も現場の悲痛な声を聞くにつけ、もちろん悪かろうはずもありませんが、しかし、ことさら明るい話題づくりに、なにか違和感を感じています。

 産業労働委員長として、攻めて攻めて攻めまくる積極姿勢で頑張って欲しいと委員会の最後の挨拶はしましたが、経営支援や人権対策は、地に足のついた守りのものであって欲しいとも申しました。
 知事には、遠くの外国もさることながら、近くの商店街や中小零細の工場を一度じっくり歩いて頂きたいものです。

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