2002年1月25日(金) 【当初予算要求】

 本日は、常任委員会。商工労働警察委員会で、当初予算要求内容についての質疑がありました。この3年間、委員会質疑の結果、予算が増減するケースというのは見たことがないのですが、行政内の査定で、動くことがあり、むしろ、委員会所属議員は、事実上、各部の応援団と言えるかもしれません。ただ、族議員という言い方は、一概に県議会では当てはまりません。
 敢えて言えば、私は、NPO族議員かもしれません。


 商工関係では、中心市街地のロマンチック大通り商店街(クレド〜JTBのいわゆる県庁通り)の街路灯整備事業が、夢づくりプラン枠で、5771万円。

 その他、IT関係では、積極的に予算がついていますが、私が、関連質問として尋ねた(あぁ、委員会で、商工部に対しての久々の質問の気がします。)のは、経営改善計画策定支援事業について。

 これは、商工会議所・商工会や中小企業支援組織および中小企業診断士等の専門家と連携して行うもので、20人以下の企業なら、最寄りの商工会議所、商工会が、それ以上ですと、最寄りの中小企業支援センターが、下請企業については、岡山県産業振興財団が、組合員企業等は、岡山県中小企業団体中央会が、行うものです。
 昨年12月末に200社の枠で募集。さらに、来年度800社を拡大します。

 いわゆる赤字企業が対象ですが、起死回生をと、経営者も各窓口の方も、まさに命運をかけて取り組んでおられる、非常に良い事業だと思います。
 経営者の方には、たいへんな期待があります。

 ところで、マンパワーの問題もあり、一挙に拡大ということにはなりませんが、問題は、その計画策定後。企業経営者にとっては、端的には、融資があるか、どうフォローアップされるのかが問題であると思うのです。

 しかし、立ち上げたばかりの事業ですし、やや、これからという側面があるように思いました。
 保証協会を含めて、本気の企業には、最大のバックアップが必要です。そこまで含めての支援事業であることを切に願うところです。

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