2004年3月22日(月)【目指そう!天皇杯!!】

 本日午前中に、第60回国民体育大会岡山県競技力強化本部第13回本部委員会が開催され、行政改革・国体等特別委員会委員長として、出席させて頂きました。


 ちなみに、「晴れの国おかやま国体」に向けた選手力強化については、「競技力向上10ヵ年計画」に基づき推進されており、その結果、天皇杯(男女総合優勝)順位は、平成13年の宮城国体が24位、平成14年の高知国体が、18位、昨年の静岡国体が13位と、順調にその順位が上がってきています。

 よく説明に使われるのが、43回京都大会からの2順目国体以降の平均順位の表で、開催県は、開催5年前からの平均順位が、21.8位(岡山は、31位)、4年前が、18.8位(同24位)、3年前が、17.5位(同18位)、2年前が、13.2位(同13位)というもので、岡山県は、順調というものです。

 ただ、3年前の高知県が、開催県なのに、天皇杯を目指さず、過去17年で唯一、1位にならず、10位に終わった、その5年間の推移が、45位、46位、38位、31位、10位であり、これが、思い切り平均値を下げているのは事実です。


 しかし、3年間で、18位も順位が上がってきたのは、関係ご各位のたいへんなご努力の賜物です。
 私は、あと2年で必ず、岡山県が1位になると信じています。

 今年の埼玉県は、過去10年6位を下ったことのない強豪県で、まず天皇杯は堅いところです。
 岡山県は、37年国体でも、天皇杯を逃しており、過去17年で、高知県しかなしえなかった偉業を達成してはいけないと考えます。開催県は、1位にならなくてはいけないのです。

 どういう批判があれ、開催を受けたからには、あらゆる手を使い、汗を流し、県民一丸となって、天皇杯を目指す、それが、その地方の誇りであり、自信になります。



 強化策としては、選手強化、指導者養成、練習環境整備等々、平成15年度で、6億1233万4000円、16年度で、6億9838万4000円の予算が組まれています。
 財政超厳しき折り、どっと突っ込めない状況です。

 そもそも、監督・コーチ・選手の立場は様々で、時間やお金が自由になる方は、皆無かもしれません。特に、種目によっては、競技以前の逆境と戦っているような状況もあるかもしれません。
 あるいは、熱い熱い思いの方が、私財を擲って、時間を注ぎ込んで支えて下さっている、そんなこともあるかもしれません。


 もちろん、県内125社の岡山県企業スポーツ連絡協議会のような企業、財界の方々もしっかりと支えて下さっていますが、大切なのは、県民一人一人が、どういう形であれ、主体的に参加し、選手を激励、支援することだと思います。

 必ず、天皇杯を獲得する、県外からのお客様を暖かくおもてなす、県民の総力を結集する、それが国体です。
 目指そう!天皇杯!!

 そう思うと、やはり、所管の文教委員会に属したいわけです。



 父は、2週間前の月曜日に倒れて、先週の月曜日に亡くなりました。月曜日の今日の雨は、とても冷たいですが、それにしても、なんとまぁ、あとが、本当にたいへなことですら。きっつい・・・。

 自然でも、建造物でも、なにかとてつもなく阿呆な、どでかいものを見たい春雨です。

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