2002年11月1日(金)
【おもてなし天皇杯を目指そう!!】

 昨日終了した高知国体は、開催県でありながら、天皇杯を逃すという国体のあり方に一石を投じる歴史的な大会となりました。

 来年の静岡国体も必ずしも、天皇杯を目指していないような雰囲気が出てきてはおりますし、有望選手にとって国体が最高の大会とも言えず、財政厳しき折り、国体がらみの公共事業が望めない今日、無理をして、選手育成強化等をすることはないではないか、という風潮になっていくのは、やむを得ない面もあります。

 ただ、岡山県では、端的に、教育長が「天皇杯を目指す」と表現はされていますし、年々順位が上がってきており、県政規模からしても、高知県と同様に、論じられる状況ではないと思います。

 また、県・市の施策の目標が、明らかに国体を意識した平成17年というものも多く(一部に便乗整備と思えるものもありますが)、岡山県のアイデンティティーを確認する最大のイベントであることは間違いありません。

 極めて限られた予算の中で、選手の育成強化を求められる各団体のご努力に対して、しっかりと後押しをさせて頂くとともに、県民としては、県外の方を「おもてなしの心」でお迎えする準備が必要です。
 敢えて言えば、「おもてなし天皇杯」を県民一人一人が、目指していきたいものです。

 やるからには、どんな勝負であれ、負けてはいけません。

Copyright (c) 2002 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp