2005年2月27日(日) 【耳の日の集い】

 午後からは、日本耳鼻咽喉科学岡山地方部会や岡山県難聴者協会主催の「耳の日の集い」にお邪魔して、岡山大学のノートテークの取組みと、難聴と耳鳴りについての講演を拝聴致しました。

 平成12年12月定例会の私の質問から(ニュース・ステーションの報道と重なり)、県の新生児聴覚検査事業は始まり、要約筆記クラブ支援も含めて、ことさら強い関心を持っている分野です。


 ノートテークの制度的保障は進めていかなくてはいけない課題だと認識していますし、一方で、こういった催しに、健聴者が、もっと集まることの啓蒙も必要だと思います。

 なぜならば、少なからず、誰でも、総入れ歯のように、ある程度の難聴にはなるわけで、大切なのは、そういった状況を本人が克服するというよりも、まわりのちょっとした気遣いや工夫で、それを障害や困難というものに、してしまわない手もあるように思うからです。

 それを普通に知っておくべき事が何よりも肝要だと思うのです。

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《「こころ」に残る市井のあの言葉》

 意識しないから邪魔にならない
 邪魔にならないから困らない

             (情動反応する耳鳴りを克服するために)

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