2004年5月7日(金) 【西養護学校分離独立校】

 応援弁士の方が、年金について言及されるかは、私は、存じ上げません。是非、それを確かめにお越し下さいませ!
 大丈夫だと信じます。

 現在極めて手狭になっている岡山県立岡山西養護学校の分離独立学校の基本計画が、具体的に示されました。
 以前より保護者の方々の要望が強く、整備する方向は示されていましたが、19年開校を目指すとのことです。


 現在の収容可能人員は、16学級、98人ですが、平成15年度現在、229人の児童生徒がおり、いわばパンク状態。さらに、平成21年には、296人に達するという推計があり、かねがね拡張の要望がありました。

 ところが、もともと総合社会福祉センターからの通学が想定され、そもそもが狭かったことに加えて、センター運営が民間に委託された今、周辺に拡張する余地が無いため、分離独立校が求められていました。


 そこで、旧公衆衛生看護学校校舎を改修して、平成19年4月の開校を目指して、分離独立校(岡山南養護学校?)が整備される方向が示されました。

 事業費は、国庫補助金が5億4800万円、県債が11億3000万円、一般財源が3億7700万円の20億5500万円。
 耐震改修工事等は必要ですが、旧公衆衛生看護学校の利用で、15億3300万円の削減効果があるという試算です。

 ちなみに、PFI事業の手法は、整備手法として採用しないとの検討がなされています。


 全体としては、非常に歓迎すべきことだと思います。

 ただ、岡山南(?)養護学校は、学校敷地内にプールがあるわけですが、交通の利便性に優れ、病院が近接していることで安心も出来る岡山西養護学校ですが、体育施設については、まだ問題がありますし、周辺に、いわゆる福祉施設が集合しているにもかかわらず、教育委員会、障害福祉課、健康対策課と、施設管理が縦割り行政で、必ずしも、うまく連携していないように思います。

 一方で、内尾センターの扱いとの整合性も気になるところではあります。



 それにしても、母がもうすぐ、65歳で、国民年金が云々ということですが、政治家の年金未納の問題が、皮肉にも、年金問題を極めて身近にしたという限りにおいては、効果的(?)であったと思います。
 社会保険庁の年金の運用も気にしたいところです。


 個人的には、老後が益々不安になりました。というか、早くに落選して、65歳まで仕事ができない場合、末路は悲惨・・。
 もっと言えば、いっそのこと老後がない人生も良いような気すらします。でも、家族養わなくっちゃなぁ・・・。


 ただ、個人的には、相互扶助の保険ですから、果たすべき義務であるとしても、一般的には、払えないような時代、気がつけば払ってないような時代があるのも、また人生で、受給資格を得る25年という年数についても、もう少し議論があっても良いように思います。

 むしろ、義務なのに、そもそも申請しないといけないこと、気が付きませんでした、気付いた時には間に合いません、という事態が起こり得ることが制度的な不備なのだとも思います。


 ただ、年金制度に関わる者が、一方で議論しながら、どういう理由であれ、払えないこともないのに払っていないのは、やはり大問題だと思います。怒りというより、あほらしい話です。
 正直者が馬鹿を見るというのが、一番いけないことです。


 かといって、だから私も払いません、というのも、これまた違うと思います。突き詰めれば、自分自身のことですから・・・。
 しかし、やはり、いずれは消費税かなぁ・・。

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