2002年11月6日(水) 【要約筆記クラブについて】

 先週の附中55周年記念事業、手話によるシャンソンコンサートで、大活躍して頂いたのが、岡山要約筆記クラブの皆様です。朝倉まみさんの歌も素晴らしかったのですが、要約筆記も素晴らしかったように思います。
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 岡山要約筆記クラブについては、三木記念賞を受賞されたことで、記憶に新しいことと存じます。

 岡山県下には,聴覚障害者の方で身体障害者手帳の交付を受けている方が約7000人おられますが、このうち手話でコミュニケーションできる方は約1500人と言われています。

 聴覚障害と一口に言っても、生まれた時からといういわゆる「聾」の方と、中途失聴の方、さらには、難聴の方とあり、聞こえの不自由な方全てが、手話ができるわけではありません。

 中高度の難聴,途中失聴の方々には、相手の話すことを文字で書いて伝える要約筆記が必要です。特に、高齢化が進み、身体障害者手帳を持たない難聴の方も増加しており、潜在的な需要は、あるいは、手話通訳よりも、あるかもしれません。

 今回の附中の記念事業では、50名の聴覚障害の方をご招待させて頂いたのですが、こういった事情で、敢えて、実行委員会が、要約筆記をお願いさせて頂いたわけです。


 しかし、改めて本日お話を伺った中で、あくまでボランティアということで、財政面でも、機具の保管面でも、大変なご苦労をされています。

 ましてや、要約筆記は、たいへんなスキルが要求され、個人的には、ボランティアというよりも、「要約筆記士」のように、資格として認定すべきものだと思います。
 あるいは、バリアフリーというより、ユニバーサルデザインの領域における一つの専門職でも良いのではないかとすら思います。有償でしかるべき技術ではないかしら。

 平成17年の全国障害者スポーツ大会の円滑な運営と成功のために、大会に参加をする選手の手助けをされる介助ボランティアの方同様、聴覚障害者の方々に情報等を提供する手話通訳、そして、要約筆記等の専門ボランティアの養成も必要です。

 平成12年の12月定例会でも質問させて頂いたのですが、NPO法人化等も含めて、全面的にバックアップさせて頂きたいと存じます。

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