2001年6月15日(金) 【精神障害者の犯罪】

 本日の一般質問の中で、我が党の議員が、さかんに先の池田市の事件にからめて、「精神障害者の犯罪」という言葉を繰り返しました。

 「聖域なき構造改革」の中で、憲法改正も含めて、「精神障害者の犯罪」をタブー視せず議論しよう、という論調でした。
 改憲論議は堂々とすべきだと思いますが、この一種のブームの中ですることは、非常に危険を感じること、さらには、精神障害者、精神障害者というけれど、この議員には、精神障害者の知りあいや、そういった方々を支える人達が、具体的に思い浮かばないから、そんな言葉を平気で吐けるのだと思いました。
 きっとナイーブで優しすぎる人達に、接したことがないのでしょう。あるいは、ある方だけ見ているのかもしれません。

 社会防衛論は、理解しますが、なにもかもごっちゃに論ずるのは、如何なものでしょうか。私は、同じ議員として悲しくなりました。同時に反省もしました。

 いずれにせよ、今回の事件の影で、さらに自分自身を追い込み、苦しんでいる人がいることを忘れてはいけないと思います。

 今回の事件の犯人は、幼い子どもの命や心はもちろん、日々怯えるように生きている人の敏感な心まで踏みにじりました。不適切な表現かもしれませんが、万死に値する、そんな憤りをおぼえます。

Copyright (c) 2001 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp