2000年4月20日 【障害者スポーツについて】

 4月12日に、「岡山県障害者スポーツ協会」が、立ち上がりました。昭和38年頃から「岡山県身体障害者スポーツ振興会」という組織がありましたが、これが、実体がなくしかも身体障害だけが対象であったため、知的障害も対象にし、平成17年「おかやま国体」の年に行われるもう一つの国体、「第5回全国障害者スポーツ大会」に向け、選手強化・指導者育成のために設立されたものです。かなり大きな組織の連絡会であり、全てこれからです。身体と知的障害間の壁はかなり高いそうです。

 ちなみにいずれ県レベルでも統合すべきと思いますが、「岡山県身体障害者体育大会」(通称身スポ:1200人参加、全国大会は、10月)は、5月28日(日)に、また「岡山県知的障害者スポーツ大会」(通称ゆうあいピック;1200人参加、全国大会は11月)は、6月3日(土)に、それぞれ行われます。

 全国レベルで身体・知的が統合する予定の来年の「第1回全国障害者スポーツ大会(宮城)」の競技種目の中で、岡山でまだ行われていない競技が幾つかあり、その指導者育成・振興が急務になっています。
 例えば、個人知的障害の水泳、個人身体障害のフライイングデスク、団体知的障害のソフ トボール、サッカー、バレーボール、バスケット、団体身体障害のグランドソフ トボール、フットベースボール、サッカーといったところで、是非皆様のご協力をお願いいたします。

 6月議会の一般質問では、平成17年おかやま国体を世界に誇れる「バリアフリー国体」とすべく、厚生省の指導を破り、まず、障害者国体を国体の前に開催するよう、提言しようと、てぐすねをひいて待っているところです。パラリンピックをオリンピックより強くアピールするといったイメージです。
 また、「岡山県障害者スポーツネットワーク」という、民間組織も今日設立準備会を行い、障害者の方々へのスポーツ振興・親睦の輪が、少しずつ広がっています。

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