2006年1月29日(日) 【介護保険見直し現場】

 午前中は、川崎医療福祉大学で、「第3回地域リハビリテーション推進事業岡山県支援センター講演会」で、県内9つの広域支援センターの活動報告と、「今後の介護予防について」と題して、厚生労働省で直接立案されている方の講演を拝聴しました。
 地域リハについては、その重要性に鑑み、今年度まで国の補助事業でしたが、三位一体改革で一般財源に移っても、来年度、単県で行う予定です。
 介護保険見直しについては、実に難解です。しかし、議員の立場でも、たとえ雑駁でも理解は必要です。特に自民系は、かなり意識しないと、かえって情報が少なく、障害者自立支援法と並んで追います。
 おそらく理想は高いのですが、現場がなかなか追いついていけないのが実際です。いわば政治的に財務省が予算を決める中で、最前線の現場は、儲かるような仕組みには程遠く、「思い」で頑張られている私のまわりの業界関係者の方々を思うにつけ、なんとか、少しでも早く、分かりやすい説明をして頂きたいものです。
 もちろん大切なのは、高齢者の方々ですが、霞ヶ関と永田町では、制度論の議論が、現場では、文字通り、日々の生活がかかっている大変革に振り回されているようです。

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